JPS58152563A - 医用機器のホルマリン自動消毒方法 - Google Patents

医用機器のホルマリン自動消毒方法

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JPS58152563A
JPS58152563A JP57033405A JP3340582A JPS58152563A JP S58152563 A JPS58152563 A JP S58152563A JP 57033405 A JP57033405 A JP 57033405A JP 3340582 A JP3340582 A JP 3340582A JP S58152563 A JPS58152563 A JP S58152563A
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JP
Japan
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formalin
gas
disinfection
clean air
medical equipment
Prior art date
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Pending
Application number
JP57033405A
Other languages
English (en)
Inventor
理行 積木
修一 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Senko Medical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Senko Medical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Senko Medical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Senko Medical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP57033405A priority Critical patent/JPS58152563A/ja
Publication of JPS58152563A publication Critical patent/JPS58152563A/ja
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は大lj・様々な医用機器をまるごと消毒する
ことのできるホルマリン自動消毒装置における医用機器
のホルマリン自動消毒方法に関するものである。
近年、多くの病院では清潔区域・不潔区域の分離、バイ
オクリーン・ルーム、ディスポーザブル製品の採用など
、衛住面の管理が充実してきており、院内での汚染の拡
散および2次感染をある程度減らすことに成功している
。しかし、院内で使用される保育器、麻酔器、手術台、
酸素テント、配膳車などの大/」・様々な医用機器の多
くは、未だ消毒できないtま、多くの患者に使用されて
おり、これら医用機器を介して汚染の拡散および感染の
起こる危険性が残されている。
そこで、従来、ホルマリンを使って上記のような医用機
器をまるごと消毒することのできる大型示すような構造
のものか知られている。図中、符号lは消毒室、2はド
アであり、このドア2を開閉して消毒室1内に医用機器
が搬入、搬出されるようになっている。上記消毒室l内
のドア2近傍には、消毒用ホルマリンおよびホルマリン
中和用のアンモニアを蒸発さ虻るための蒸発皿3が設け
られている。この蒸発皿3にポルマリン(ホルムアルデ
ヒ)”10%溶a)、アンモニア(アンモニア20チ溶
液)を供給するポルマリンタンク、アンモニアタンク、
送液ポンプ、およびチューブ類は、84を介して装置の
外部へ開口する薬液タンク収納部5中に納められている
。消毒室1内の蒸発皿3の上部には、クリーンエア排出
口6が設けられている。このクリーンエア排出口6は装
置の外部に設けられているクリーンエア吸込ロアと連通
しており、これらクリーンエア吸込ロアークリーンエア
排出口6を介して消毒室l内にクリーンエアか導入され
るようになっている。上記クリーンエア排出口6の上部
には室内ガス排出口8が設けられており、消毒室l内の
上記ドア2と逆側のコーナ近傍には上記室内ガス排出口
8と連通し、室内のガスを吸い込む室内ガス吸込口9が
設けられている。この室内ガス吸込口9と上記室内ガス
排出口8との間のパネルには、上記室内ガス排畑口8と
連通する複数の接続口10・・・が突設されている。こ
の接続口10・・・はとの接続口10・・・に消毒時に
おいて医用機器に付属する蛇管やバッグ、その池内部流
路を有する医用機器をパイプを介して接続し、蛇管や上
記医用機器内に室内に充満すルカス(ホルマリンガスま
たはアンモニアガス)を吹き込むだめのものである。ま
た、装置の上部には排気筒11か設けられている。この
排気筒11は上記室内ガス吸込口9と連通しており、室
内のガスを排出するためのものである。なお、図中符号
12はこの装置の電気室内に消毒用ガスが異常時でも侵
入し橙いように、電気室内を陽圧にしておくためのクリ
ーンエア導入口であり、このクリーンエア導入口12内
には陽圧ファンか設けられている。また、符号13は電
源スィッチ、消毒動作スタートスイッチ、フラッシュ(
ガス排出)動作スイッチ、各種表示ランプ類などが装着
されている操作パネルである。
次に、この装置を使って行なわれる従来の医用機器のホ
ルマリン自動消毒方法を図を参照して説明する。なお、
以下に述べる消毒方法は、一度動作を開始させるとタイ
マーなどによりその全行程か自動的に進行されるように
なっているものである、。
榛ず、消毒室1内に医用機器を搬入し、蛇管、バッグな
ど内部流路を有するものは、蛇管やパイプを介して接続
口10に接続する。次に、ポルマリンタンクから蒸発皿
3にポルマリンを移し、加熱蒸発させ、ホルムアルデヒ
ド(ポルマリンガス)排出することにより一定時間(消
毒すべき対象の駒によって異なる)強制循環させる。ポ
ルマリンガスを一定の時間強制透徹させたら、室内ガス
吸込口9−排気筒11を介して外気に排出する。この時
、クリーンエア吸込ロアークリーンエア排出口6を介し
て消毒室1内に外気が導入される。ポルマリンガスの排
出が終ったら、アンモニアタンクから蒸発皿3にアンモ
ニアを移し、加熱蒸発さぜ、ガスを循環させて消毒室1
内に残留しているホルマリンを中和無毒化する。この中
和工程が終ったら、クリ−エアを導入しつつアンモニア
ガスを排出して、全消毒工程を終了する。
ところで、上記従来の医用機器のポルマリン自動消毒方
法では、ホルマリンガスをそのまま排出し次に残留ホル
マリンの中和をアンモニアガスを消毒室内に充満さtて
行なう関係上、次のような問題点を避けることができな
かった。
(イ)濃度の高いホルマリン及びアンモニアガス(共に
5000PPM程度)か外気に排出されてしまい、環境
への悪影響があり、この悪影響を防ぐために排出ガスを
無毒化しようとするとそのための設備が複雑かつ大きな
ものになり、又消毒器自体も複雑化することになる。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は無毒化のための設備を設けることなく、かつ消毒器を
複雑にすることなく有毒ガス(ホルマリンガス及びアン
モニアガス)の排出を防止するとともに短時間での医用
機器のホルマリン自動消毒方法を提供することにあり、
消毒室内にホルマリンガスを循環させた後、ホルマリン
ガスの排出、中和用アンモニアの加熱蒸発およびクリー
ンエアの導入を同時に行なうようにしたものである。
以下、この発明を図を参照して!12明する。第2図は
この発明を実施するに好適なホルマリン自動消毒装置を
示すものであり、まず、この装置の説明をする。このホ
ルマリン自動消毒装置は消毒室20と電気室21との2
室から構成されている。
消毒室20への出入はドア22によって行なわれるよう
になっている。消毒室20と電気室21との隔壁の下部
には蒸発皿23か設けられており、この蒸発皿23は電
熱ヒータで加熱されるようになっている。この蒸発皿2
3に供給されるホルマリンは、電気室21の下部に設置
されているホルマリンタンク24からチャージタンク2
5にその所要量をポンプ26によって汲み移され、この
チャージタンク25からバルブ27を介して蒸発皿23
に移されるようになっている。同様に蒸発皿23に供給
されるアンモニアは、上記ホルマリンタンク24に隣接
して設置されているアンモニアタンク28からポンプ2
9−チャージタンク30−パルプ31を介して蒸発皿2
3に移されるようになっている。上記蒸発皿23の上方
には電気室21内を通り、上端部が外気に開口している
排気管32の下端部が開口している。この排気管32の
途中には逆止弁33、排気ファン34が設けられており
、上記逆止弁33の下方には電気室21内のクリーンエ
アを開閉パルプ35を介して導入する導入管36が連結
されている。また、上記消毒室20内の上記排気管32
の開口部の上方には、接続口37・・・が突設されてお
り、この接続口37・・・の下部に設けられているファ
ン38によって室内のガスを噴出できるようになってい
る。この接続口37・・・の上方にはクリーンエア排出
口39が設けられており、このクリーンエア排出口39
には上記電気室21内のクリーンエアを開閉パルプ40
を介して導入する導入管41が連結されている。消毒室
20の上部中央には循環ファン42が取りつけられてお
り、消毒室2o内のガスの循環が行なえるようになって
いる。また、上記電気室21の側部には電気室21内に
クリーンエアを導入するためのクリーンエア吸込口43
が設けられている。このクリーンエア吸込口43の電気
室21側の開口部には、開閉弁44が設けられており、
上記排気ファン34の駆動によって電気室21内が陰圧
になった時に開くようになっている。上記クリーンエア
吸込口43の上方には、外気からのクリーンエアを電気
室21内に導入し電気室21内を陽圧にしておくための
陽圧ファン45が設けられている。
次に、上記構造のホルマリン自動消毒装置を使って行な
われるこの発明の医用機器のホルマリン自動消毒方法を
説明する。まず、消毒室20内に消毒すべき医用機器を
入れ、蛇管や内部流路を有するものは、接続口37・・
・にその蛇管を連結したり、パイプを介して連結してお
く。次に、循環ファン42を駆動しく以下、全工程終了
時まで駆動しつづける)、所要量のホルマリンを蒸発皿
23に入れ、ホルマリンガスを発生さ虻る。この時、駆
動しているファンは上記循環ファン42と、ファン38
および陽圧ファン45だけであり、開閉パルプ35.4
0は閉じられている。この状態(消毒工程)で所要時間
(消毒する対象の菌によって異なる)経たら、中和・排
気工程に移る。この中和・排気工程はこの発明の最も特
徴のあるところであり、ホルマリンガスの排出とこのホ
ルマリンガスの中和を同時に行なう工程である。所要量
のアンモニアを蒸発皿23に入れ、加熱蒸発させるとと
もに排気ファン34を駆動し、開閉パルプ35.40を
開ける。すると、外部からのクリーンエアはクリーンエ
ア吸込口43、陽圧ファン45を介して電気室21内に
吸い込まれ、開閉パルプ40、クリーンエア排出口39
を介して消毒室2.−θ内に吸い込まれるとともに開閉
パルプ35を介して排気管32に吸い込まれる。ここで
、消毒室20内のホルマリンガスは、クリーンエア排出
口39から入ってきたクリーンエアと共に、消毒室20
内の排気管32中に吸い込まれてゆく。
上記ホルマリンガスは排気管320入口近傍で蒸発皿2
3から発生するアンモニアガスと混合されつつ排気管3
2内に吸い込まれる。従って、排気管32内でホルマリ
ンとアンモニアか混合され、中和される。排気管32内
でアンモニアによりほとんど中和されたガスは、さらに
開閉パルプ35を介して排気管32内に人ってくるクリ
ーンエアにより希釈され、逆止弁33−排気ファン34
を弁じて外気に排出される。このように外気に排出され
るホルマリンガスは、アンモニアガスにより中和される
とともに空気により充分に希釈されるので、環境に悪影
響を及ぼす心配がない。この時、すべてのファン、すな
わち排気ファン34、ファン38、循環ファン42、陽
圧ファン45は駆動状態にある。この状態で消毒室20
内のほとんどのホルマリンガスが排出されたら、短時間
(15〜20分)排気ファン34を停止し、アンモニア
ガスを消毒室20内に拡散させて医用機器の表面や消毒
室20内の壁面に付着しているホルマリンを中和する。
ホルマリンの中和か終ったら、再び排気ファン34を回
して消毒室20内の微量のアンモニアガスが完全に排出
されるまで、中和・排気工程を行なう。このようにして
中和・排気工程が終ったら、すべてのファンを止め、全
工程を終了する。なお、上記全工程はタイマー、スイッ
チなどの組み合わせにより全自動的に行なわれるもので
ある。
上記のようにこの発明によれば、ホルマリンをその11
排出するのではなく、中和しながら排出するので環境に
悪影響を及ぼすことかなく、また、排出工程と中和工程
を同時に行なうので、消毒のための全行程を短時間に終
了させることができる。
以上説明したように、この発明の医用機器のホルマリン
自動消毒方法は、消毒室内にホルマリンガスを循環させ
た後、ホルマリンガスの排出、中和用アンモニアの加熱
蒸発およびクリーンエアの導入を同時に行なうものなの
で、排出ガスの無毒化のための設備を設けることなく、
かつ消毒器を複雑にすることなく次の様な効果が得られ
る。
(1)ホルマリンはアンモニアで中和されるとともに空
気により希釈されて排出され、排出ガスか環境に悪影響
を及ぼすことかない。
(2)排気工程と中和工程を同時に行なうことができ、
短時間で消毒のための全行程を終了することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の医用機器のホルマリン内勤消毒方法を実
施するのに使用されていたホルマリン自動消毒装置の一
部切欠いfcIjpF視図、第2図はこの発明を実施す
るのに好適なホルマリン自動消毒装置の構成図である。 20・・・消毒室、23・・・蒸発皿、24・・・ポル
マリンタンク、28・・・アンモニアタンク、32・・
・排気管、34・・・排気ファン。 出願人泉工医科工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 医用機器を収納した消毒室内にガス状のホルマリンを充
    満、循環して上記医用機器の消毒を行なった後、上記消
    毒室内のホルマリンの排出と中和を行なう医用機器のホ
    ルマリン自動消毒方法において、上記ホルマリンをアン
    モニアガスと排気管中で混合、中和させながら排出する
    ことを特徴とする医用機器のホルマリン自動消毒方法。
JP57033405A 1982-03-03 1982-03-03 医用機器のホルマリン自動消毒方法 Pending JPS58152563A (ja)

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