JPS5815225B2 - 電子部品のリ−ド線溶接法 - Google Patents
電子部品のリ−ド線溶接法Info
- Publication number
- JPS5815225B2 JPS5815225B2 JP52142682A JP14268277A JPS5815225B2 JP S5815225 B2 JPS5815225 B2 JP S5815225B2 JP 52142682 A JP52142682 A JP 52142682A JP 14268277 A JP14268277 A JP 14268277A JP S5815225 B2 JPS5815225 B2 JP S5815225B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- welding
- tip
- electronic components
- lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコンデンサ等の電子部品のリード線溶接法の改
良に関するものである。
良に関するものである。
例えば第1図に示すようにコンデンサの電極となるアル
ミニウム素子1にリード線2を突合せ溶接する場合に、
従来アルミニウム素子1にアルミニウムのリード線2を
一定速度で近づけ、これらが接触する直前にアルミニウ
ム素子1とリード線2間に電圧を印加して両者間にアー
ク放電を起させ、その発熱によりナゲツトを形成してリ
ード線2をアルミニウム素子1に対し加圧することによ
って両者を溶接している。
ミニウム素子1にリード線2を突合せ溶接する場合に、
従来アルミニウム素子1にアルミニウムのリード線2を
一定速度で近づけ、これらが接触する直前にアルミニウ
ム素子1とリード線2間に電圧を印加して両者間にアー
ク放電を起させ、その発熱によりナゲツトを形成してリ
ード線2をアルミニウム素子1に対し加圧することによ
って両者を溶接している。
この従来の方法では、リード線を素子に近づける速度9
.リード線とリード線保持部分の質量、及び電圧印加の
タイミング等が溶接に影響を与え、これらの条件設定と
維持が困難であり、特に高速連続溶接の場合は安定した
溶接を行なうことはできなかった。
.リード線とリード線保持部分の質量、及び電圧印加の
タイミング等が溶接に影響を与え、これらの条件設定と
維持が困難であり、特に高速連続溶接の場合は安定した
溶接を行なうことはできなかった。
本発明はこれらの問題を解決するためのもので、溶接条
件の設定維持が容易で、高速連続溶接を安定して行なう
ことのできる電子部品のリード線溶接法を提供すること
を目的としている。
件の設定維持が容易で、高速連続溶接を安定して行なう
ことのできる電子部品のリード線溶接法を提供すること
を目的としている。
次に第2図乃至第4図に関連して本発明の詳細な説明す
る。
る。
第2図に本発明を実施するための装置を示す。
図中、11は素子クランプ、12は素子クランプ11に
クランプされたアルミニウム素子、13は板ばね固定部
材、14は一端を板ばね固定部材13に固定された板ば
ね、15は板ばね14の他端に固定されたリード線クラ
ンプ、16はリード線クランプ15にクランプされたリ
ード線、11はDC350〜450Vの電源、18は電
源11と素子クランプ11、リード線クランプ15とを
接続する回路、19は回路18の途中に設けられたスイ
ッチである。
クランプされたアルミニウム素子、13は板ばね固定部
材、14は一端を板ばね固定部材13に固定された板ば
ね、15は板ばね14の他端に固定されたリード線クラ
ンプ、16はリード線クランプ15にクランプされたリ
ード線、11はDC350〜450Vの電源、18は電
源11と素子クランプ11、リード線クランプ15とを
接続する回路、19は回路18の途中に設けられたスイ
ッチである。
板ばね固定部材13は矢印方向に進退可能で、またリー
ド線16の先端は第3図a、bに示すように先端が鋭く
とがった形状に加工されている。
ド線16の先端は第3図a、bに示すように先端が鋭く
とがった形状に加工されている。
アルミニウム素子11とリード線16の突合せ溶接は次
の方法により行なわれる。
の方法により行なわれる。
最初板ばね固定部材13は第2図に鎖線で示す位置にあ
ってリード線16はアルミニウム素子12より適轟距離
離れており、板ばね14は変形していない。
ってリード線16はアルミニウム素子12より適轟距離
離れており、板ばね14は変形していない。
この状態から板ばね固定部材13を左方に移動させ、リ
ード線16の先端がアルミニウム素子12に接した後更
に適当距離だけ移動を続行して図の実線の位置で停止さ
せる。
ード線16の先端がアルミニウム素子12に接した後更
に適当距離だけ移動を続行して図の実線の位置で停止さ
せる。
この状態では板ばね14は適轟量だけ弾性変形しており
、リード線16はこの板ばね14に賦勢されてその先端
がアルミニウム素子12に微小圧力で接している。
、リード線16はこの板ばね14に賦勢されてその先端
がアルミニウム素子12に微小圧力で接している。
次にスイッチ19をONにしてアルミニウム素子12、
リード線16間に直流電圧を印加すると、リード線16
の先端のとがった部分がとげ散って消失し両者間にアー
ク放電が起り、その発熱によりナゲツトが形成されて溶
接が行なわれる。
リード線16間に直流電圧を印加すると、リード線16
の先端のとがった部分がとげ散って消失し両者間にアー
ク放電が起り、その発熱によりナゲツトが形成されて溶
接が行なわれる。
この溶接時にリード線16は板ばね14の復帰力でリー
ド線先端の消失に伴ないほぼ一定の速度でアルミニウム
素子12に近づき溶接が行なわれる。
ド線先端の消失に伴ないほぼ一定の速度でアルミニウム
素子12に近づき溶接が行なわれる。
この場合、両者の接触圧力は、板ばね固定部材13の移
動量を適当に選定することによって所定の値に保つこと
ができ、また通電のタイミングは両者が接触した時点と
すればよい。
動量を適当に選定することによって所定の値に保つこと
ができ、また通電のタイミングは両者が接触した時点と
すればよい。
従ってこれらの管理すなわち溶接条件の管理は容易であ
る。
る。
加圧力が強すぎる場合、またはリード線先端形成が第3
図c、dのように鋭くとがっていない場合はアーク放電
は起らず溶接できない。
図c、dのように鋭くとがっていない場合はアーク放電
は起らず溶接できない。
この溶接法では、従来のようにアルミニウム素子にリー
ド線を一定速度で近づける操作を必要とせず、リード線
の先端を直接アルミニウム素子に接触させて溶接するた
め、作業の高速化をはかることができ、高速連続溶接に
適している。
ド線を一定速度で近づける操作を必要とせず、リード線
の先端を直接アルミニウム素子に接触させて溶接するた
め、作業の高速化をはかることができ、高速連続溶接に
適している。
第4図に適用例を示す。
図中、21はアルミフープリール、41はり一ドリール
である。
である。
アルミフープリール21にはアルミニウム素子12の素
材となるアルミフープ22が巻回され、リードリール4
1にはリード線16の素材となるリードフープ42が巻
回されている。
材となるアルミフープ22が巻回され、リードリール4
1にはリード線16の素材となるリードフープ42が巻
回されている。
アルミフープリール21よりテンションローラ23によ
り間欠的に送られるアルミフープ22は、ローレソタ2
4の微拡面処理用加圧ローラ25゜25′の間を通る間
に表面に微拡面処理を施され、カッターユニット26に
より所定長さに切断されアルミニウム素子12となって
落下し、押出ユニット27により押出されて図中点線で
示すように溶接位置にセットされる。
り間欠的に送られるアルミフープ22は、ローレソタ2
4の微拡面処理用加圧ローラ25゜25′の間を通る間
に表面に微拡面処理を施され、カッターユニット26に
より所定長さに切断されアルミニウム素子12となって
落下し、押出ユニット27により押出されて図中点線で
示すように溶接位置にセットされる。
一方リードリール41よりリードドライバーユニット4
3にクランプされて間欠的に送られるリードフープ42
は、カッターユニット44内に進入して先端が鋭くとが
った形状に切断されてリード線16となり、このリード
線16はリードクランパーユニット45によりクランプ
されて溶接位置に送られる。
3にクランプされて間欠的に送られるリードフープ42
は、カッターユニット44内に進入して先端が鋭くとが
った形状に切断されてリード線16となり、このリード
線16はリードクランパーユニット45によりクランプ
されて溶接位置に送られる。
この状態で、リード線16はり一ドクランパーユニット
45の板ばね46に賦勢されて先端がアルミニウム素子
12に微小圧力で接している。
45の板ばね46に賦勢されて先端がアルミニウム素子
12に微小圧力で接している。
ここでアルミニウム素子12、リード線16間に直流電
圧を印加して両者を溶接する。
圧を印加して両者を溶接する。
この溶接時にリード線16は板ばね46の復帰力でリー
ド線先端の消失に伴ないほぼ一定の速度でアルミニウム
素子12に近づき溶接が行なわれる。
ド線先端の消失に伴ないほぼ一定の速度でアルミニウム
素子12に近づき溶接が行なわれる。
溶接された製品はリードクランパーユニット45により
引出されてシュート47上に落され、該シュート47に
沿って落下してボックス48内に収納される。
引出されてシュート47上に落され、該シュート47に
沿って落下してボックス48内に収納される。
以下この作業を繰返して高速連続溶接を行なうことがで
きる。
きる。
以上述べたように、本発明によれば、電子部品の素子に
リード線の鋏くとかった先端部を微小圧力で接触させた
後両者間に直流電圧を印加して溶接を行なうようになっ
ており、両者の接触圧力は板ばね駆動部材の移動距離を
適当に選定することにより管理でき、溶接タイミングは
両者の接した時点とすればよい。
リード線の鋏くとかった先端部を微小圧力で接触させた
後両者間に直流電圧を印加して溶接を行なうようになっ
ており、両者の接触圧力は板ばね駆動部材の移動距離を
適当に選定することにより管理でき、溶接タイミングは
両者の接した時点とすればよい。
従ってこれらの溶接条件の管理は極めて容易である。
また、従来のようにリード線をアルミニウム素子に一定
速度で近づける必要がないため作業速度を上げることが
でき、高速連続溶接に適している。
速度で近づける必要がないため作業速度を上げることが
でき、高速連続溶接に適している。
第1図はアルミニウム素子にリード線を溶接した状態を
示す斜視図、第2図は本発明に係る電子部品のリード線
溶接法を実現するための装置の概要を示す正面図、第3
図はリード線先端形状を示す正面図、第4図は本考案に
係る溶接法の適用例を示す正面概要図である。 図中、11は素子クランプ、12はアルミニウム素子、
13は板ばね固定部材、14は板ばね、15はリード線
クランプ、16はリード線、17は電源、19はスイッ
チである。
示す斜視図、第2図は本発明に係る電子部品のリード線
溶接法を実現するための装置の概要を示す正面図、第3
図はリード線先端形状を示す正面図、第4図は本考案に
係る溶接法の適用例を示す正面概要図である。 図中、11は素子クランプ、12はアルミニウム素子、
13は板ばね固定部材、14は板ばね、15はリード線
クランプ、16はリード線、17は電源、19はスイッ
チである。
Claims (1)
- 1 電子部品の素子にリード線先端部を接触させた後、
両者に直流電圧を印加し前記リード線先端部を消失させ
てアーク放電を起させ、その発熱によりナゲツトを形成
させて溶接を行なう電子部品のリード線溶接法であって
、前記リード線先端部を鋭くとがった形状にすると共に
該リード線をばねにより支持させ、該ばねは前記素子と
前記リード線との接触により状勢されて両者を微小圧力
で接触させ、且つ該ばねの復帰力が前記リード線先端部
の消失に伴なって該リード線をほぼ一定の速度で前記素
子に近ずけるように作用することを特徴とする電子部品
のリード線溶接法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52142682A JPS5815225B2 (ja) | 1977-11-30 | 1977-11-30 | 電子部品のリ−ド線溶接法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52142682A JPS5815225B2 (ja) | 1977-11-30 | 1977-11-30 | 電子部品のリ−ド線溶接法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5476456A JPS5476456A (en) | 1979-06-19 |
JPS5815225B2 true JPS5815225B2 (ja) | 1983-03-24 |
Family
ID=15321063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52142682A Expired JPS5815225B2 (ja) | 1977-11-30 | 1977-11-30 | 電子部品のリ−ド線溶接法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5815225B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS514273U (ja) * | 1974-06-17 | 1976-01-13 |
-
1977
- 1977-11-30 JP JP52142682A patent/JPS5815225B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS514273U (ja) * | 1974-06-17 | 1976-01-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5476456A (en) | 1979-06-19 |
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