JPS58152079A - 接着剤の使用法 - Google Patents
接着剤の使用法Info
- Publication number
- JPS58152079A JPS58152079A JP3421182A JP3421182A JPS58152079A JP S58152079 A JPS58152079 A JP S58152079A JP 3421182 A JP3421182 A JP 3421182A JP 3421182 A JP3421182 A JP 3421182A JP S58152079 A JPS58152079 A JP S58152079A
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- Japan
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- urea
- formaldehyde
- adhesive
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は可使時間（ポットライフ）が長くて、熱圧成型
時間の短かい作業性と生産性の優れた接着剤の使用法に
関する。
時間の短かい作業性と生産性の優れた接着剤の使用法に
関する。
従来より、尿素樹脂、メラミン樹脂等のアミノ樹脂系接
着剤の使用法としては塩化アンモニウム、塩酸等の硬化
触媒を使用し、硬化速度を硬化触媒の種類、添加量を変
えることにょシ調整していた。
着剤の使用法としては塩化アンモニウム、塩酸等の硬化
触媒を使用し、硬化速度を硬化触媒の種類、添加量を変
えることにょシ調整していた。
従って、例えば合板製造等の様に熱圧成型時間を短時間
にして生産性を高めたい場合には、硬化時間を速めるた
めに調合糊のｐＨを強酸性にするのが一般的であり、結
果として常温における調合糊の可使時間（ポットライフ
、保存寿命）も短かくなり、増粘による塗布作業性の低
下、調合糊量の少量化による調糊回数の増加など作業性
に問題が生じた。他方、調合糊の可使時間′を長くする
目的でアンプニア、ヘキサメチレンテトラミン等の遅延
剤を添加すると、常温における調合糊の可使時間が長く
なり作業性は良くなるものの、熱圧成型時間が長くなり
生産性が低下する弊害を生じた。
にして生産性を高めたい場合には、硬化時間を速めるた
めに調合糊のｐＨを強酸性にするのが一般的であり、結
果として常温における調合糊の可使時間（ポットライフ
、保存寿命）も短かくなり、増粘による塗布作業性の低
下、調合糊量の少量化による調糊回数の増加など作業性
に問題が生じた。他方、調合糊の可使時間′を長くする
目的でアンプニア、ヘキサメチレンテトラミン等の遅延
剤を添加すると、常温における調合糊の可使時間が長く
なり作業性は良くなるものの、熱圧成型時間が長くなり
生産性が低下する弊害を生じた。
本発明の目的は、調合糊の常温時における可使時間が長
くて熱圧成型時間が短かい、作業性と生産性の優れた接
着剤の使用法を提供することにある０ 本発明は、アミノ樹脂系接着剤に、尿素およびホルムア
ルデヒドまたは尿素とホルムアルデヒドとの非樹脂状縮
合生成物を主成分とする第１成分と、硬化触媒とアルカ
リ金属ハロゲン化物を主成分とする第２成分とを調合糊
裂造時に添加することを特徴とする接着剤の使用法であ
る。
くて熱圧成型時間が短かい、作業性と生産性の優れた接
着剤の使用法を提供することにある０ 本発明は、アミノ樹脂系接着剤に、尿素およびホルムア
ルデヒドまたは尿素とホルムアルデヒドとの非樹脂状縮
合生成物を主成分とする第１成分と、硬化触媒とアルカ
リ金属ハロゲン化物を主成分とする第２成分とを調合糊
裂造時に添加することを特徴とする接着剤の使用法であ
る。
本発明で使用し得るアミン樹脂系接着剤としては、尿素
樹脂、メラミン樹脂、尿素−メラミン共縮合樹脂、尿素
−７工ノール共縮合樹脂など合板やバーチクルボード等
を製造する際に使用する通常のアミノ樹脂系初期縮合物
からなる接着剤である。次に第１成分となる尿素とは工
業用尿素でよく、ホルムアルデヒドは、３５〜４０チ水
溶液からなるホルマリン、固形状のパラホルムアルデヒ
ドでよく、尿素とホルムアルデヒドとの非樹脂状縮合生
成物とは、ホルマリン中に尿素を添加したのみの未反応
生成物でシロップ状のものである。また第２成分となる
硬化触媒とは、塩化アンモニウム、塩酸などの有機酸、
無機酸でアミノ樹脂の硬化剤となる成分のものをいう。
樹脂、メラミン樹脂、尿素−メラミン共縮合樹脂、尿素
−７工ノール共縮合樹脂など合板やバーチクルボード等
を製造する際に使用する通常のアミノ樹脂系初期縮合物
からなる接着剤である。次に第１成分となる尿素とは工
業用尿素でよく、ホルムアルデヒドは、３５〜４０チ水
溶液からなるホルマリン、固形状のパラホルムアルデヒ
ドでよく、尿素とホルムアルデヒドとの非樹脂状縮合生
成物とは、ホルマリン中に尿素を添加したのみの未反応
生成物でシロップ状のものである。また第２成分となる
硬化触媒とは、塩化アンモニウム、塩酸などの有機酸、
無機酸でアミノ樹脂の硬化剤となる成分のものをいう。
アルカリ金属ハロゲン化物とは、塩化ナトリウム、塩化
カリウム、塩化カルシウム等があるがこのうちでも塩化
ナトリウム（食塩）が最も適している。調合糊製造時と
は合板工場、ボード工場等で、アミノ樹脂初期縮合物か
らなる接着剤中に、小麦粉、木粉、大豆粉などの増量剤
、ポリビニルアルコール（ポバール）、メチルセルロー
ズ、カルボキシメチルセルローズなど水溶性高分子化合
物からなる初期接着力付与剤、粘度調整剤としての水、
及び硬化剤、硬化促進剤、硬化遅延剤などの変性剤を添
加する時期のことをいう。
カリウム、塩化カルシウム等があるがこのうちでも塩化
ナトリウム（食塩）が最も適している。調合糊製造時と
は合板工場、ボード工場等で、アミノ樹脂初期縮合物か
らなる接着剤中に、小麦粉、木粉、大豆粉などの増量剤
、ポリビニルアルコール（ポバール）、メチルセルロー
ズ、カルボキシメチルセルローズなど水溶性高分子化合
物からなる初期接着力付与剤、粘度調整剤としての水、
及び硬化剤、硬化促進剤、硬化遅延剤などの変性剤を添
加する時期のことをいう。
次に第１成分となる尿素およびホルムアルデヒドまたは
尿素とホルムアルデヒドとの非縮合状樹脂縮合生成物の
、尿素とホルムアルデヒドの添加割合は重量部で尿素１
００に対してホルムアルデヒド３０〜１５０であり、接
着剤成分となるアミノ樹脂のモル比、遊離ホルムアルデ
ヒド量等により適宜決定される。またアミン樹脂系接着
剤に対する添加量としては樹脂固型分換算値で０〜１５
部であり要求する可使時間及び熱圧硬化時間により適宜
決定される。次に第２成分となる硬化触媒とアルカリ金
属ハロゲン化物との配合比率は全く任意であるが、アミ
ノ樹脂系接着剤に対する添加量としては硬化触媒は調合
糊のｐＨが７．０以下、好ましくはｐＨ４〜５になる様
に硬化触媒の種類によシ決定される。アルカリ金属ハロ
ゲン化物の添加量は任意であるがアミノ樹脂系接着剤固
型分重量換算値で１〜１５チが適している。
尿素とホルムアルデヒドとの非縮合状樹脂縮合生成物の
、尿素とホルムアルデヒドの添加割合は重量部で尿素１
００に対してホルムアルデヒド３０〜１５０であり、接
着剤成分となるアミノ樹脂のモル比、遊離ホルムアルデ
ヒド量等により適宜決定される。またアミン樹脂系接着
剤に対する添加量としては樹脂固型分換算値で０〜１５
部であり要求する可使時間及び熱圧硬化時間により適宜
決定される。次に第２成分となる硬化触媒とアルカリ金
属ハロゲン化物との配合比率は全く任意であるが、アミ
ノ樹脂系接着剤に対する添加量としては硬化触媒は調合
糊のｐＨが７．０以下、好ましくはｐＨ４〜５になる様
に硬化触媒の種類によシ決定される。アルカリ金属ハロ
ゲン化物の添加量は任意であるがアミノ樹脂系接着剤固
型分重量換算値で１〜１５チが適している。
本発明では、未反応の尿素とホルムアルデヒド、及び水
溶性ハロゲン化アルカリ金属を使用時に調合糊中に添加
することを特徴とし、これら添加物の相互作用により、
木材などの被着体の性質を劣化させたシ接着力を低下さ
せることなく、高温時の硬化速度を増加させ、熱圧成型
時間を短縮させる反面、室温においては調合糊の硬化速
度は増加させない作用効果があり、作業性と生産性の向
上をもたらすことである。また相対的にアミノ樹脂の使
用量が減少するので、合板やボードの製造に際して遊離
のホルムアルデヒドの量をかなり減少できる。
溶性ハロゲン化アルカリ金属を使用時に調合糊中に添加
することを特徴とし、これら添加物の相互作用により、
木材などの被着体の性質を劣化させたシ接着力を低下さ
せることなく、高温時の硬化速度を増加させ、熱圧成型
時間を短縮させる反面、室温においては調合糊の硬化速
度は増加させない作用効果があり、作業性と生産性の向
上をもたらすことである。また相対的にアミノ樹脂の使
用量が減少するので、合板やボードの製造に際して遊離
のホルムアルデヒドの量をかなり減少できる。
なお、未反応の尿素とホルムアルデヒドとハロゲン化ア
ルカリ金属を同一に混合したものは貯蔵安定性が悪く、
１週間程で白濁沈澱するが、本発明の分割添加法では貯
蔵安定性の問題も解決した接着剤の使用法である。
ルカリ金属を同一に混合したものは貯蔵安定性が悪く、
１週間程で白濁沈澱するが、本発明の分割添加法では貯
蔵安定性の問題も解決した接着剤の使用法である。
以上の如く本発明の接着剤の使用法は多くの利点がある
ので、合板や各種ボードの製造など熱圧接着成型を併う
木材加工業界に多くの利益をも走らす。
ので、合板や各種ボードの製造など熱圧接着成型を併う
木材加工業界に多くの利益をも走らす。
次に本発明を実施例により説明する。
実施例１及び比較例１
アミノ樹脂系接着剤として市販の尿素樹脂接着剤ティ力
・ユリＵＮ−８０１Ｗ（固型分５０％、アイカニ業ＫＫ
ｉ）を用いた。次に工業用尿素１６重量部（以下、部と
いう）と３７％ホルムアルデヒド含有のホルマリン４０
部との混合物を第１成分とした。また硬化触媒としての
２０チ塩化アンモニウム水溶液１０部とアルカリ金属ハ
ロゲン化物としての塩化ナトリウム１０部との混合物を
第２成分とした。
・ユリＵＮ−８０１Ｗ（固型分５０％、アイカニ業ＫＫ
ｉ）を用いた。次に工業用尿素１６重量部（以下、部と
いう）と３７％ホルムアルデヒド含有のホルマリン４０
部との混合物を第１成分とした。また硬化触媒としての
２０チ塩化アンモニウム水溶液１０部とアルカリ金属ハ
ロゲン化物としての塩化ナトリウム１０部との混合物を
第２成分とした。
次にアイ力・ユリＵＮ−８０１Ｗ１００部に、第１成分
１５部、第２成分２０部及び水１５部を加え実施例（１
）とした。他方比較例としてアイ力・ユリＵＮ−８０１
Ｗ１００部に２０チ塩化アンモニウム水溶液１０部を加
えたものを比較例（１）とし、それぞれの各温度におけ
るゲル化時間（可使時間及び熱圧成型時間の目安）の測
定値を第１表に示す。次に実施例（１）の接着剤に小麦
粉３４部と水２１部を加え実施例１の調合糊とし、同様
に比較例（１）の接着剤に小麦粉２５部と水１５部を加
え比較例１の調合糊とした。調合糊の経時粘度及び調合
糊を用いて下記の接着条件で合板を作成し、ＪＡＳ規格
（第２類合板）に基すいて接着力を測定した結果を第１
表に示す０また日本合板工業組合連合会の測定法（アセ
チルアセトン法）に準じた合板中のホルムアルデヒド量
の測定値を第１表に示す。
１５部、第２成分２０部及び水１５部を加え実施例（１
）とした。他方比較例としてアイ力・ユリＵＮ−８０１
Ｗ１００部に２０チ塩化アンモニウム水溶液１０部を加
えたものを比較例（１）とし、それぞれの各温度におけ
るゲル化時間（可使時間及び熱圧成型時間の目安）の測
定値を第１表に示す。次に実施例（１）の接着剤に小麦
粉３４部と水２１部を加え実施例１の調合糊とし、同様
に比較例（１）の接着剤に小麦粉２５部と水１５部を加
え比較例１の調合糊とした。調合糊の経時粘度及び調合
糊を用いて下記の接着条件で合板を作成し、ＪＡＳ規格
（第２類合板）に基すいて接着力を測定した結果を第１
表に示す０また日本合板工業組合連合会の測定法（アセ
チルアセトン法）に準じた合板中のホルムアルデヒド量
の測定値を第１表に示す。
接着条件
単板の種類 ラワン材
単板構成 １．２ ｘ ８．４ ｘ ８．４ ｘ
８．４ ｘ １．２％単板含水率 ４％以下 調合糊塗布１ ３８ｒ／尺２ コールドブレス １０”ｆ／−・２０分間堆積
時間 １６〜１８℃・３０分間熱圧成型
１０吻／ｄ・１１５〜１１８℃・２分３分 ４分 第１表 性能測定値 ＊０内は打破率チを示す 特許出願人 アイカニ業株式会社
８．４ ｘ １．２％単板含水率 ４％以下 調合糊塗布１ ３８ｒ／尺２ コールドブレス １０”ｆ／−・２０分間堆積
時間 １６〜１８℃・３０分間熱圧成型
１０吻／ｄ・１１５〜１１８℃・２分３分 ４分 第１表 性能測定値 ＊０内は打破率チを示す 特許出願人 アイカニ業株式会社
Claims (1)
- アミノ樹脂系接着剤に、尿素およびホルムアルデヒドま
たは尿素とホルムアルデヒドとの非樹脂状縮合生成物を
主成分とする第１成分と、硬化触媒とアルカリ金属ハロ
ゲン化物を主成分とする第２成分とを調合糊製造時に添
加することを特徴とする接着剤の使用法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3421182A JPS58152079A (ja) | 1982-03-04 | 1982-03-04 | 接着剤の使用法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3421182A JPS58152079A (ja) | 1982-03-04 | 1982-03-04 | 接着剤の使用法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58152079A true JPS58152079A (ja) | 1983-09-09 |
Family
ID=12407819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3421182A Pending JPS58152079A (ja) | 1982-03-04 | 1982-03-04 | 接着剤の使用法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58152079A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109355046A (zh) * | 2018-11-01 | 2019-02-19 | 浙江裕华木业有限公司 | 一种环保型胶黏剂及其制备方法 |
-
1982
- 1982-03-04 JP JP3421182A patent/JPS58152079A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109355046A (zh) * | 2018-11-01 | 2019-02-19 | 浙江裕华木业有限公司 | 一种环保型胶黏剂及其制备方法 |
| CN109355046B (zh) * | 2018-11-01 | 2021-07-20 | 浙江裕华木业股份有限公司 | 一种环保型胶黏剂及其制备方法 |
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