JPS5815087B2 - 牛の鼻輪 - Google Patents

牛の鼻輪

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JPS5815087B2
JPS5815087B2 JP51049448A JP4944876A JPS5815087B2 JP S5815087 B2 JPS5815087 B2 JP S5815087B2 JP 51049448 A JP51049448 A JP 51049448A JP 4944876 A JP4944876 A JP 4944876A JP S5815087 B2 JPS5815087 B2 JP S5815087B2
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JP
Japan
Prior art keywords
nose ring
ring
cow
nose
locking hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP51049448A
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English (en)
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JPS52136780A (en
Inventor
龍野日吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WANTATSUCHI CHIKUSAN SHIZAI KENKYUSHO KK
Original Assignee
WANTATSUCHI CHIKUSAN SHIZAI KENKYUSHO KK
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Publication date
Application filed by WANTATSUCHI CHIKUSAN SHIZAI KENKYUSHO KK filed Critical WANTATSUCHI CHIKUSAN SHIZAI KENKYUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明の牛の鼻輪は、C字状環体を牛の鼻隔に挿通し
たのち、両端をつき合わせれば結合されて輪を形成する
から着装は容易かつ迅速に行うことができ、従って牛に
苦痛を与えることが少なく、かつ取付作業者の労力が少
なくてすむもので、すなわち弾性体よりなるC字状環体
の一端に係合部を備えた穿刺杆を設け、他端に穿刺杆の
係合部と係合する係止部を備えた係止孔を設け、C字状
環体の弾性に抗して係止孔に穿刺杆を挿入することによ
り、穿刺杆の係合部と係止孔の係止部とが係合してC字
状環体の端を閉じるようにしたものである。
従来鼻隔の孔のあけられていない仔牛に鼻輪を着装する
には、まず穿孔具をもって鼻隔へ孔をあけ、1対の金属
製半弧杆の一端を相互に軸着して鼻輪を作り、これを用
いて先端を鼻隔の孔に挿通したのち閉じ、両端をネジで
連結しているが、穿孔時と鼻輪挿通時の2回牛に苦痛を
与え、ついで鼻輪の両端を連結する作業も牛があばれる
ために時間を要し、かつ牛は苦痛を感じるものである。
そして、穿孔具は多数匹の仔牛に使用するために病気が
感染する恐れもある。
また、鼻隔に孔のあけられている牛に鼻輪を着装するに
も、鼻輪を孔に挿通したのち、鼻輪の両端をネジで連結
しているから、鼻輪の着装に時間がかかり、牛があばれ
で作業者に危険をおよぼすことがある。
この発明の鼻輪はC字状環体の両端を相互につき合わせ
るだけで、鼻隔に挿通されるとともに両端が結合されう
る鼻輪を提供するさとにより、牛に苦痛を与えることを
少なくし、かつ鼻輪の取付作業を容易にしかも短時間で
行えうるようにしたものである。
また、本発明によれば、鼻隔の孔明けは鼻輪によって行
われるため、従来の一つの穿孔具でもって多数匹の牛の
鼻隔の孔明けを行う場合に起りがちな病気の感染の恐れ
がない。
以下、図面を参照し本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例を示し、第1
図において、鼻輪を構成するC字状環体1は硬質プラス
チックのような可撓性材料で作られている。
C字状環体1の一端には係合部2aを備えた穿刺杆2が
設けられており、また他端には、係止部3aを備えた係
止孔3が設けられていて、C字状環体1の弾性に抗して
係止孔3に穿刺杆2を挿入することにより、穿刺杆2の
係合部2aと系止孔3の係止部3aとが係合し、いわゆ
るスナップアクションによりC字状環体1の端が閉じら
れる。
第2図は前記鼻輪を取付ける時に、あまり力を要せず、
かつ容易にするために使用する鼻輪取付具を示し、鼻輪
取付具4は1対の杆5,6の中央部を相互に軸着して鋏
状に形成し、その開閉部NBを鼻輪の形状に合わせると
共に、第3図に示すように断面半円弧状となして内面に
沿って溝7゜8が設けられている。
次に鼻輪取付具を使用して、鼻隔に孔のあけられていな
い牛に鼻輪を取付ける場合の使用法について説明すると
、鼻輪取付具4の開閉部A、Bを開き、その内面の溝7
,8内に鼻輪のC字状環体1を装着する。
その際、第2図に示すように、穿刺杆2を有する端部を
開閉部Aの先端よりも突出させ、また係止孔3を有する
端部を開閉部Bの先端より没入させておく。
この状態で鼻輪取付具4の中央部9を片手で握り、鼻輪
を装着した開閉部A、Bを牛の左右の鼻孔内にそれぞれ
挿入し、中央部9を軽く握って開閉部A、Bを閉じ、鼻
輪の両端を鼻隔の鼻輪を取付けようとする個所へ当てか
う。
次に、鼻輪取付具4の杆5,6の把手部を両手で強く握
れば、穿刺杆2は鼻隔を刺貫いたのち係止孔3に挿入さ
れこの時、係止孔3は弾性変形し、穿刺杆2の係合部2
aと係止孔3の係止部3aとが係合して鼻輪の端は相互
に固く結合される。
次いて、鼻輪取付具4の開閉部A、Bを開けば鼻輪のC
字状環体1は鼻輪取付具4の開閉部A、Bの溝7,8か
ら離れ、鼻輪を牛の鼻隔に取付けることができる。
なお、鼻隔に孔のあけられている牛に鼻輪を取付ける場
合は、C字状環体の弾性力に抗して穿刺杆を係止孔に挿
入するだけであり、あまり力を要しないから、取付具を
使用しなくても鼻輪を取付けることができる。
また、鼻輪をさらに完全に結合するには、係止孔3内に
接着剤を塗り穿刺杆2と係止孔3とを結合するとよく、
なお結合後、結合部を加熱して両者を溶着してもよい。
さらに、C字状環体1を着色しておけば、牛の年令や所
有者の識別が容易となり、またC字状環体1にそれらの
識別用刻印を施すこともできる。
第4図および第5図は本発明の第2実施例を示し、楕円
形のC字状環体1′の一端に第1実施例のものと同様に
係合部12aを備えた穿刺杆12が、また他端に係止部
13aを備えた係止孔13が設けられている。
またC字状環体1′の各端部近くには、鼻輪取付具14
の開閉部A′、B′に設けた係合部15.16と係合す
る係合部17゜18が設けられている。
さらに係合部19を大径にしてその部分に牛を区別する
刻印を施すようにしたものである。
ノ この実施例によれば、C字状環体1′を鼻輪取付具
14の開閉部A′、B′の内周溝へ装着すれは、C字状
環体1′の保合部17.18が鼻輪取付具14の係合部
15,16に係合し、この結果、鼻輪が取付具14の溝
内で回動するのが確実に阻I止されると共に、穿刺杆1
2の先端と係止孔13のセンターと力狛動的に一致しよ
り一層確実に鼻輪の取付けを行うことができる。
また、C字状環体1′を楕円形状とすることにより、常
態では鼻隔を挿通しているC字状環体1′ノの直線部2
0がC字状環体1′を引張ることにより曲線部21の方
へ移動しようとして牛に苦痛を与え、牛の取扱いが容易
になる。
さらjこ楕円形状とすることにより鼻輪が回動せず、常
に大径結合部19が外部に露出していてその個所に施し
た刻1印が見やすい。
第6図は本発明の第3実施例を示し、C字状環体1“の
直線部20′に牛の鼻孔の形状に適合した屈曲部22が
形成されている。
この屈曲部22が鼻隔に合致して鼻輪の回動を一層防止
する。
ν 第7図は穿刺杆12として補強針23を埋込んだ例
で、このようにすることにより新生のような堅い鼻隔て
も容易に穿孔することができる。
以上説明したように、本発明の牛の鼻輪によれば、C字
状環体を牛の鼻隔に挿通したのち、外側から押圧して両
端の結合部を相互に結合するだけで輪を形成するから、
従来の鼻輪による場合に比べて鼻輪取付作業を迅速かつ
容易に行うことができ、かつ牛に与える苦痛も少なくな
る。
特に、本発明の牛の鼻輪は、保合部を有する穿刺杆と、
そ・の穿刺杆の係合部と係合する係止部を有する係止孔
を備え、かつ鼻輪を構成するC字状環体が弾性体よりな
っているので、いわゆるスナップアクションにより一旦
結合されたC字状環体は、それが原形に復帰しようとす
る弾性力により一層強固に結合され、結合部が外れるな
どの事態を生じることはない。
また構造もいたって簡単なものであって、従来の牛の鼻
輪に比べ安価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例を示し、第1
図は一部を断面で示す鼻輪の平面図、第2図は同様に一
部を断面で示す鼻輪を装着した状態の鼻輪取付具の平面
図、第3図は第2図のX−X線断面図である。 第4図および第5図は本発明の第2実施例を示し、第4
図は一部を断面で示す鼻輪の平面図、第5図は同様に一
部を断面で示す鼻輪を装着した状態の鼻輪取付具の平面
図である。 第6図は本発明の第3実施例を示し、一部を断面で示す
鼻輪の平面図である。 第7図は一部を断面で示す穿刺杆の平面図である。 1.1’、1“・・・・・・鼻輪を構成するC字状環体
、2.12・・・・・・穿刺杆、3,13・・・・・・
係止孔、4・・・・・・鼻輪取付具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 弾性体よりなるC字状環体の一端に係合部を備えた
    穿刺杆を設け、他端に穿刺杆の係合部と係合する係止部
    を備えた係止孔を設け、C字状環体の弾性に抗して係止
    孔に穿刺杆を挿入することにより、穿刺杆の係合部と係
    止孔の係止部とが係合してC字状環体の端を閉じるよう
    にしてなることを特徴とする牛の鼻輪。
JP51049448A 1976-04-30 1976-04-30 牛の鼻輪 Expired JPS5815087B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP51049448A JPS5815087B2 (ja) 1976-04-30 1976-04-30 牛の鼻輪

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JP51049448A JPS5815087B2 (ja) 1976-04-30 1976-04-30 牛の鼻輪

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JPS52136780A JPS52136780A (en) 1977-11-15
JPS5815087B2 true JPS5815087B2 (ja) 1983-03-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5754619Y2 (ja) * 1978-04-19 1982-11-26
JP4964939B2 (ja) * 2009-12-03 2012-07-04 株式会社ワンタッチ畜産資材研究所 牛の鼻輪
JP5993050B2 (ja) * 2015-03-06 2016-09-14 株式会社ワンタッチ畜産資材研究所 牛の鼻輪取付具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4823912U (ja) * 1971-07-27 1973-03-19

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JPS4823912U (ja) * 1971-07-27 1973-03-19

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