JPS5815083Y2 - ベルトサンダ−機の踏圧パツド装置 - Google Patents
ベルトサンダ−機の踏圧パツド装置Info
- Publication number
- JPS5815083Y2 JPS5815083Y2 JP1980165001U JP16500180U JPS5815083Y2 JP S5815083 Y2 JPS5815083 Y2 JP S5815083Y2 JP 1980165001 U JP1980165001 U JP 1980165001U JP 16500180 U JP16500180 U JP 16500180U JP S5815083 Y2 JPS5815083 Y2 JP S5815083Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- elastic plate
- elastic
- belt
- pressure pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はサンディングベルトの加工材に接触する部分に
対応させて設けた踏圧パッドの弾性板の前後側に沿って
、定材方向と直交する方向に硬質の長尺規制板を配設し
たベルトサンダー機の踏圧パッド装置に係る。
対応させて設けた踏圧パッドの弾性板の前後側に沿って
、定材方向と直交する方向に硬質の長尺規制板を配設し
たベルトサンダー機の踏圧パッド装置に係る。
ベルトサンダー機の踏圧パッドはサンディングベルトの
内面を踏圧して加工材表面を均一に研削研摩するために
設けられたものであるが、その踏圧力が弱いから表面塗
装板材の艶出し研摩をする場合等に、加工材eの表面に
第1図に誇張して示すように塗粒の塊や、塵、砂粒等が
付着して隆起Xを生じていると、その隆起Xがサンディ
ングベル)d及び踏圧パッドaの耐摩性被覆布b、弾性
板Cを部分的に窪1せ、かつサンディングベルトdが前
記隆起Xに乗上げて擦過するため、隆起Xを完全に除去
することができないで該隆起の周囲に未研摩部分を生ず
る。
内面を踏圧して加工材表面を均一に研削研摩するために
設けられたものであるが、その踏圧力が弱いから表面塗
装板材の艶出し研摩をする場合等に、加工材eの表面に
第1図に誇張して示すように塗粒の塊や、塵、砂粒等が
付着して隆起Xを生じていると、その隆起Xがサンディ
ングベル)d及び踏圧パッドaの耐摩性被覆布b、弾性
板Cを部分的に窪1せ、かつサンディングベルトdが前
記隆起Xに乗上げて擦過するため、隆起Xを完全に除去
することができないで該隆起の周囲に未研摩部分を生ず
る。
また加工材表面に硬い年輪、節等があって硬度が均一で
ない場合には、硬度の大きい年輪、節を残して、年輪間
等の木質の柔らかい部分が研摩されるため、研摩表面に
凹凸を生じたりする。
ない場合には、硬度の大きい年輪、節を残して、年輪間
等の木質の柔らかい部分が研摩されるため、研摩表面に
凹凸を生じたりする。
さらにまた、従来の踏圧パッドには加工材を踏圧する際
、弾性板Cの弾縮量を規制する部材がないため第2図に
示すようにサンディングベル)dと共に弾性板Cの下面
が図のように撓んで加工材eの進行方向前端縁を研摩す
るので、前垂れと称する角落ちyが生ずることがある。
、弾性板Cの弾縮量を規制する部材がないため第2図に
示すようにサンディングベル)dと共に弾性板Cの下面
が図のように撓んで加工材eの進行方向前端縁を研摩す
るので、前垂れと称する角落ちyが生ずることがある。
本考案は前記の欠点を除去することを目的としたもので
あって、その一実施例を添付図面について説明する。
あって、その一実施例を添付図面について説明する。
第3図において1は本体フレーム、2はハンドル30回
転で昇降ねじによって上下動する昇降短材テーブルであ
って、その前部に従動ローラ5を、同後部に駆動ローラ
6を夫々軸架し、これらに無端送材ベルト7を掛渡す。
転で昇降ねじによって上下動する昇降短材テーブルであ
って、その前部に従動ローラ5を、同後部に駆動ローラ
6を夫々軸架し、これらに無端送材ベルト7を掛渡す。
8は送材テーブル2上に臨んでフレーム1の上部に設け
られるサンディングフレームであって、その下側前部に
駆動ローラ9を軸架し、同後部に従動ローラ10を軸架
し、上部には上下動可能の舵取りを兼ねたテンションロ
ーラ11を設け、前記の駆動ローラ9、従動ローラ10
及びテンションローラ11からなる駆動案内機構にサン
ディングベルト12を掛渡す。
られるサンディングフレームであって、その下側前部に
駆動ローラ9を軸架し、同後部に従動ローラ10を軸架
し、上部には上下動可能の舵取りを兼ねたテンションロ
ーラ11を設け、前記の駆動ローラ9、従動ローラ10
及びテンションローラ11からなる駆動案内機構にサン
ディングベルト12を掛渡す。
13は駆動ローラ9と従動ローラ10間においてサンデ
ィングベルト12の上面に臨1せた踏圧パッド装着部で
あって、その装着部に横方向から差し込んで固定するパ
ッド枠14に下面開放の装置溝15を形成してその前後
の対応内壁面下端を係合類16とする。
ィングベルト12の上面に臨1せた踏圧パッド装着部で
あって、その装着部に横方向から差し込んで固定するパ
ッド枠14に下面開放の装置溝15を形成してその前後
の対応内壁面下端を係合類16とする。
前記装置溝15内には、断面四角形の空気袋17を装着
し、その側部に圧力空気補給パイプ18を接続する。
し、その側部に圧力空気補給パイプ18を接続する。
前記空気袋17の下面には送材方向に並列状に並べられ
た複数個のピン19の上下を薄いばね板20.20で挾
んで配設し、さらにその下方にスポンジ、ゴム、フェル
ト等の弾性板21を当て、その弾性板21の前側面に木
片などの硬い長尺規制板22を当て、弾性板21と長尺
規制板22の各下面を帆布などの滑りのよい耐摩可撓性
被覆板23で覆い、その被覆板23を前後の係合類16
の各下面に掛けてポルト24で固定して踏圧パッド25
を形成する。
た複数個のピン19の上下を薄いばね板20.20で挾
んで配設し、さらにその下方にスポンジ、ゴム、フェル
ト等の弾性板21を当て、その弾性板21の前側面に木
片などの硬い長尺規制板22を当て、弾性板21と長尺
規制板22の各下面を帆布などの滑りのよい耐摩可撓性
被覆板23で覆い、その被覆板23を前後の係合類16
の各下面に掛けてポルト24で固定して踏圧パッド25
を形成する。
前記において空気袋17に替えてコイルばね等の他の押
圧作用部材を使用することもある。
圧作用部材を使用することもある。
長尺規制板22は上面をばね板20の下面に接触し、か
つ下側縁22aを弾性板21の下面より少し上方にして
、前記弾性板21の前縁に一定高さの弾縮量りを設ける
。
つ下側縁22aを弾性板21の下面より少し上方にして
、前記弾性板21の前縁に一定高さの弾縮量りを設ける
。
本考案の作用を説明すると、耐摩可撓性被覆板23及び
サンディングベルト12を介して加工材に圧接する弾性
板21は硬質の長尺規制板22によって規制して弾縮量
りだけ収縮するようにしたから、弾性板21と、長尺規
制板22の下端縁22aとはほぼ面一となって加工材面
に圧着される。
サンディングベルト12を介して加工材に圧接する弾性
板21は硬質の長尺規制板22によって規制して弾縮量
りだけ収縮するようにしたから、弾性板21と、長尺規
制板22の下端縁22aとはほぼ面一となって加工材面
に圧着される。
このため表面塗装板材の塗装面を艶出し研摩をする場合
等には、弾縮量りの復元力によって弾性板21が塗装面
を均一に踏圧して研摩を施すと共に、塗装面に生じた塗
粒の固りや、砂粒等によって生ずる隆起Xは長尺規制板
22に衝突して、該下端縁22aによって削り取られる
。
等には、弾縮量りの復元力によって弾性板21が塗装面
を均一に踏圧して研摩を施すと共に、塗装面に生じた塗
粒の固りや、砂粒等によって生ずる隆起Xは長尺規制板
22に衝突して、該下端縁22aによって削り取られる
。
さらに年輪、節等によって加工材表面の硬度が不均一な
場合には、規制板22によって弾性板21の踏圧力が弾
縮量り分の復元力に制限されているから、年輪間等の木
質の柔らかい部分を過剰に研摩することはなく、また、
年輪、節等の硬い部分は規制板22の下端縁22aに内
面を接触するサンディングベルト12によって削り取ら
れる。
場合には、規制板22によって弾性板21の踏圧力が弾
縮量り分の復元力に制限されているから、年輪間等の木
質の柔らかい部分を過剰に研摩することはなく、また、
年輪、節等の硬い部分は規制板22の下端縁22aに内
面を接触するサンディングベルト12によって削り取ら
れる。
前記隆起X及び年輪、節等の硬度が下端縁22aに接す
るサンディングベルト12によっては削り取りが不能な
程硬い場合には空気袋17等の弾力によって長尺規制板
22は弾性板21と共に上刃に逃げながら研削するので
、前記下端縁22aの破損や加工材の送り不能を生ずる
ことはない。
るサンディングベルト12によっては削り取りが不能な
程硬い場合には空気袋17等の弾力によって長尺規制板
22は弾性板21と共に上刃に逃げながら研削するので
、前記下端縁22aの破損や加工材の送り不能を生ずる
ことはない。
また弾性板21の弾縮量は弾縮量りの範囲内に制限され
ているから、加工材の前端縁上面の過剰な削りすぎを抑
止できる。
ているから、加工材の前端縁上面の過剰な削りすぎを抑
止できる。
本考案は前記の説明で明らかにした様に、長尺規制板2
2を弾性板21の前側若しくは前後両側に設けて弾性板
21と共に耐摩可撓性被覆板23により下面を覆い、弾
性板21のサンディングベルト12の内面による圧縮の
程度を規制板22により制限できるようにしているので
、加工材面の柔らかい部分にサンディングベルトにより
生ずる過剰研摩や、加工材の前端縁上面の弾性板下面の
撓みによって生ずる角落ちyを防止でき、さらに弾性板
210弱い踏圧力によっては除去できない加工材面に生
じた隆起Xや硬度の大きい年輪、節等は規制板22の下
端縁22aがサンディングベルト12と共に衝突して削
り取られるから、加工材面を滑らかにできて、良好な研
削、研摩を施し得るすぐれた効果がある。
2を弾性板21の前側若しくは前後両側に設けて弾性板
21と共に耐摩可撓性被覆板23により下面を覆い、弾
性板21のサンディングベルト12の内面による圧縮の
程度を規制板22により制限できるようにしているので
、加工材面の柔らかい部分にサンディングベルトにより
生ずる過剰研摩や、加工材の前端縁上面の弾性板下面の
撓みによって生ずる角落ちyを防止でき、さらに弾性板
210弱い踏圧力によっては除去できない加工材面に生
じた隆起Xや硬度の大きい年輪、節等は規制板22の下
端縁22aがサンディングベルト12と共に衝突して削
り取られるから、加工材面を滑らかにできて、良好な研
削、研摩を施し得るすぐれた効果がある。
第1,2図は従来装置による研摩を示す説明図、第3〜
5図は本考案の一実施例を示し、第3図はベルトサンダ
ー機の一例を示す側面図、第4図は踏圧パッド装置の縦
断面図、第5図は第4図AA線断面図である。 12・・・・・・サンディングベルト、15・・・・・
・装置溝、17・・・・・・空気袋、21・・・・・・
弾性板、22・・・・・・長尺規制板、22a・・・・
・・下端縁、23・・・・・・耐摩可撓性被覆板、25
・・・・・・踏圧パッド。
5図は本考案の一実施例を示し、第3図はベルトサンダ
ー機の一例を示す側面図、第4図は踏圧パッド装置の縦
断面図、第5図は第4図AA線断面図である。 12・・・・・・サンディングベルト、15・・・・・
・装置溝、17・・・・・・空気袋、21・・・・・・
弾性板、22・・・・・・長尺規制板、22a・・・・
・・下端縁、23・・・・・・耐摩可撓性被覆板、25
・・・・・・踏圧パッド。
Claims (1)
- ベルト駆動案内機構に掛渡されたサンディングベルトの
加工材に接触する部分に対応させた下部開放の装置溝内
に空気袋、コイルバネ等の押圧作用部材と、ゴム、スポ
ンジその他の弾性板を装着し、該弾性板の前記装置溝か
ら突出する下面を耐摩可撓性被覆板で覆ってなる踏圧パ
ッドにおいて、前記弾性板21の前側のいずれか若しく
は前後の両側に沿って走行方向と直交する方向に硬質の
長尺規制板22を、鉄板22の下端縁22aが弾性板2
1の下面よりも少し上方になる様にして配設し、耐摩可
撓性被覆板23により弾性板21と共にその長尺規制板
22の下面を覆ったことを特徴とするベルトサンダー機
の踏圧パッド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980165001U JPS5815083Y2 (ja) | 1980-11-18 | 1980-11-18 | ベルトサンダ−機の踏圧パツド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980165001U JPS5815083Y2 (ja) | 1980-11-18 | 1980-11-18 | ベルトサンダ−機の踏圧パツド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5786743U JPS5786743U (ja) | 1982-05-28 |
JPS5815083Y2 true JPS5815083Y2 (ja) | 1983-03-26 |
Family
ID=29523715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980165001U Expired JPS5815083Y2 (ja) | 1980-11-18 | 1980-11-18 | ベルトサンダ−機の踏圧パツド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5815083Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53144089A (en) * | 1977-05-20 | 1978-12-15 | Shigeru Hasegawa | Lumber surface working and polishing machine |
-
1980
- 1980-11-18 JP JP1980165001U patent/JPS5815083Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53144089A (en) * | 1977-05-20 | 1978-12-15 | Shigeru Hasegawa | Lumber surface working and polishing machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5786743U (ja) | 1982-05-28 |
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