JPS58150587A - 大環状エステル化合物の製造方法 - Google Patents

大環状エステル化合物の製造方法

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JPS58150587A
JPS58150587A JP3243782A JP3243782A JPS58150587A JP S58150587 A JPS58150587 A JP S58150587A JP 3243782 A JP3243782 A JP 3243782A JP 3243782 A JP3243782 A JP 3243782A JP S58150587 A JPS58150587 A JP S58150587A
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北村 悟志
Takashi Hida
飛田 俊
Senki Kanazawa
金沢 泉樹
Masahiro Shiosaki
潮崎 昌弘
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は大環状エステル化合物の改良された製造方法に
関する。
エチレンゾラシレートに代表される大環状エステル化合
物は一般、にジャ香様の香気を有しムスク香料として有
用な化合物である。この化合物は周知のように骸当する
脂肪族ジカルボン酸もしく扛その低級アルキルエステル
とアルキレングリコール、又は脂肪族ジカルがン酸とア
ルキレンオキシドを反応させて線状ポリエステルとし、
しかる後このポリエステルを熱解重合閉濃させることに
より得られており、この熱解重合閉環反応は通常触媒の
存在下加熱減圧下に行なわれてきた。更に、上記の如き
、先行技術にあっては、目的とする解重合閉環反応と併
行して反応系内の糊状がジエステルの重縮合及び分子間
の架―反応が起って残留物の粘度が着しく上昇して攪拌
が非常に困難になって伝熱が著しく急くなり、その結果
収率の低下や、不均一加熱による変化、分解ガスの発生
が起り、留出大環状エステル化合物の匂い、色などの品
質1に急くする勢の種々の欠点があった。
これらの解重合に伴い残留物が高粘度化する欠点1に解
決する方法として、高沸点の不活性溶剤を解重合時に県
加するという例(特開昭53−56681号公報、特開
昭55−81875号公報、tW156−51472号
公報等)が見られるがこの方法において実質的に用いら
れる溶媒は流動・母うフイ/、固体パラフィンであり、
これら社周知の如く前述の線状?ジエステルを溶解する
ものではなく高粘度のポリマーが比較的低粘度の媒体に
分散せしめる効果のみで、従って場合によってはボFも リマーが凝集して大きな構になつ喪9、多量の媒体を使
用するために反応器の利用効率が著しく低下した9する
。あるいは留出大環状エステル化合物と溶剤が互いに溶
解し合うために分離する九めの煩雑な操作を必要とする
。あるいは、ポリオキシアルキレ/グリコール及びその
誘導体又は高沸点の一価アルコール、−価脂肪敵および
これらの誘導体音存在せしめて解重合する方法(特開昭
55−120581号公報)が提案されているがこの方
法においては、添加した−りオキシアルキレングリコー
ルのエーテル結合が分解して種々の分解生成物を生成し
えり分解ガスが着しく発生して真空度の低下を招いたり
大環状エステル化合物の品質t−急くする。あるいは−
価了ルコール、−価脂肪酸及びその誘導体の匂いが留出
大環状エステル化合物に混入して香料としての香気に悪
影響を与えたヤする等の欠点があった。
本発明者らは、先に線状の脂肪族ポリエステルと特定の
重縮合11もつ同種のオリがエステルを用い本発明方法
と同様の方法を用いて濃状エステル化合物を製造する方
法を提案(4111g昭56−7279号公報)したが
、以後、更に詳しく検討したところ線状エステル系化合
物として、従来周知の脂肪族ポリエステルなる表現で示
される為重合体以外に、一般に高重合体特有の物性を示
さない低重縮合体を用いても、同種のオリゴマー轡を添
加すれば大環状エステル化合物の製造が可能であること
、及び添加するオリゴマー等として、諌エステル系化合
物の構成成分の1つであるグリコール及び/又社j骸グ
リコールと他の構成成分であるジカルM7flとのモノ
エステルジエステル、オリがエステルを用いても前述の
如き欠点なく、大環状エステル化合物を製造しうろこと
を見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は下記一般式[1] %式% 〔ここにR,R’は、水素、メチル基、エチル基を示し
、11I′16〜14 Offi (り整数を示す。〕
なるくり返し単位を有する線状エステル化合物から下記
一般式〔ム〕 〔ここにR,R’、tは一般式(1)と同じ〕にて示さ
れる大環状エステル化合物會製造するに当り、製造の任
意の段階で、一般式〔朧〕0     0 〔ここ6CR,R’、tは一般式t:t〕と同じ。mは
0又#i加以下の平均重縮合度を示す正数。RIは0 
     0 にて示されるジオール及び/又はオリがエステル化合物
を添加することt特徴とする大褒状エステル化合物の製
造方法である1一 本発明方法に於て、大環状エステル化合物の原料となる
前述一般式〔目にて示されるエステル化合物は、従来公
知のポリエステルの製法を用いて製造することが出来る
。例えば、HOOOぞ(H,−)、0OOHなるゾカル
がン酸又はこれのエステル形成性誘導体と HO−OH−OH−OHなるジオール又はこれのエステ
ル形成性誘導体ti料とし、必費ならば公知の触媒の存
在下エステル化あるいはエステル交換反応により、該ジ
カルカ/#のビスグリコールエステル又は低重縮合体と
なし、公知の1合触媒の存在下、たとえば270℃1!
度迄加熱し反応を進めるにつれ、減圧とし、最終的には
0.1〜艶■Hf@度の減圧下に重縮合を進めることに
よって該エステル化合物を製造することが出来る。
鋏エステル化合物は前述の如く、周知の如11^分子に
特有の粘性、弾性尋の性質を示さぬ低重縮合体から、上
記の性質を示す高重縮合体を含む。上記低重縮合体の重
縮合度については、原料として使用するジカルがン酸、
ジオ−k O組み合せによp変化し、明示は出来ないが
、骸エステル化合物製造時にあって重縮合を進めるため
、230〜260℃の温度範囲でジオール奮発生回収す
るに必l!な圧力が30−50■■2に至った時点以降
の段階のものが好ましい。
本発明で使用する線状エステル化合物の原料01つであ
るジカルプン酸としてはスペリン駿、アゼライン酸、セ
パシン酸、ノナメチレン−1゜9−ジカル?ン酸、デカ
メチレン−1,1o−ジカルボンm(ドデカンニ酸)、
ウンデカメチレン−1,11〜ジカル!I’7@(7”
ラシル@)、タグシンll轡を例示することが出来、こ
れらのエステル形成性誘導体としてはメチル、エチルエ
ステル等が例示出来る。これらの酸成分は1@又は29
以上の混合物として使用することが出来る。
他方の原料であるジオールとしてはエチレング\ リコール、プロピレングリコール、1,2−ブチレンク
リコールを具体例としてあげるこトカ出来、これらの1
種又は211[以上を用いて線状エステル化合物を製造
すればよい。
上記の如く、製造される線状エステル化合物から、前述
の一般式〔麗〕÷示される大禦状エステル化合物【製造
する方法においては、従来法におっては上記線状エステ
ル化合物から更に重縮合を進め、いわゆる高重縮合度に
なった時点以降で適当な解重縮合触媒を添加し、加熱、
減圧状態で解重合、環化して系外へ留置してくる大環状
エステル化合物を捕集することによって製造されてきた
が、仁の方法だと、前述し皮様に、大環状エステルが発
生する解重合反応と重縮合反応が競争して起り、反応器
内に残存するポリエステルの重縮合度が極度に上昇し、
しかも上記2種の反応に加え、線状ポリエステルの架橋
化反応が生じ、やがて攪拌も不能となるはかりでなく、
大環状エステル化合物の発生が実質的にとまり、しかも
、他の分解ガスの発生が起る。一方、本発明方法によれ
ば、前述の一般式(II) t)−/オール及び/又は
オリゴニス・チル化合物を皺解重合時に加えることによ
り、反応系内の線状エステル化合物の重縮合度が必要以
上に上昇することなく、鋏反応の初期から終期迄架橋す
ることなく、大環状エステル化合物を発生せることが出
来る。一般式〔鳳〕のジオール及び/又はオリがエステ
ルとしては、前述の線状エステル化合物の原料であるエ
チレ/グリコ−ル、グロピレングリコール、1.2−ブ
チレングリコール更に他の原料であるHooo−fOH
,−)tOOOHと上記グリコールとの反応生成物の如
何なるものでもよく、例えばモノグリコールエステルビ
スグリコールエステル、グリコールカルボキシレートか
らなるオリゴマーでこのオリゴマーの平均重縮合度が加
以下のものが好ましく用いられる。これらは1種又は2
種以上のグリコール混合物、あるいはこれらとlfi又
は2m1以上のノカルボ/alとの反応生成物として使
用することが出来る。
本発明方法を実施するに当っては、まず前述の線状エス
テル化合物is融、攪拌下、(資)−Tlf以下の減圧
状態におくと、鉄化合物を構成するのと同機のグリコー
ルの発生がはじまる。この段階か反応開始前に添加され
る公知の解重合環化触媒の効果により系の減圧[t O
,1〜1mHf程匿に徐々に上昇させると、大環状エス
テル化合物とグリコールが留出しはじめ、線状エステル
化合物の粘度の上昇がmisとなるので例えば反応器の
底部から上記一般式〔門〕にて示される化合物を留出物
の留出速度に合せて連続的あるいは間けつ的に混入させ
ると、線状エステル化合物の粘度がこれ以上上昇するこ
となく、大環状エステル化合物とグリコールが同時に1
奉してくる。オリゴエステルを用いる場合、この混入を
続ける限り、大環状エステルの留出はとどまることは°
ないが必要ならば、任意の段階で中断することが出来る
。以上の如く、本発明方法を用いれば解重合反応器の利
用効率を著しく高めることができる他、必要ならば任意
の段階で解重合を終了し、残留ポリマーを排出するに際
しても必要ならば、前述のアルキレングリコールで例示
できる化合物を追加添加することKより極めて容易に溶
解排出できる。この溶解排出したグリコール分解物には
前述の一般式〔l)なる線状エステル化合物の構成成分
であるジカルl/酸のビスグリコールエステルが含まれ
ており、従って、この分解物から触媒の分解物等の不溶
物tvi別することによって再び前述一般式(jJにて
示される線状エステル化合物の原料の一部又は全部とし
て使用出来る。
本発明の方法における効果の作用機構は詳しくは明らか
でないが、前述のグリコール又は/及ヒオリゴエステル
の添加によシ、線状エステル化合物の低重合不均化が起
って添加前よシ重縮合度が上昇することなく攪拌、伝熱
が容易になると同時に従来考えられていたように、閉環
解重合が必らずしも充分高分子量のポリエステルを必要
とせずに、はるかに低重縮合度の線状エステル化合物で
も極めて容易に環化解重合するためと思われる。
本発明方法に於て、一般式(1)にて示される線状エス
テル化合物から犬猿状エステル化合物を製造するにあた
っては従来公知の解重合場化触謀が全て使用できる。例
えば硝酸鉛、ホウ酸鉛等の鉛化合物、ジアルキルスズオ
キシド、炭酸鉛、(ii識鉛等の無機鉛化合物とアルカ
リ(アルカリ土類、アルミニウム)アルコキどドの複合
触媒、アルミニウムアルコキシド、炭酸根を有する了ル
ミニウム化合物、チタニウムアルコキシド*を例示する
ことができる。これら触媒の使用量は、通常原料として
使用するノカルlンlIK対して0.1−10重量%で
ある。この触媒は最初の仕込時の線状エステル化合物に
添加し、添加するグリコールあるいにオリゴエステルは
、無添加で使用してもよいし、一部の触at仕込線状エ
ステル化合物に添加し、一部の触at添加グリコールあ
るいはオリがエステル中に添加して使用しても、どちら
でも本発明の効果は岡じである。
こうして留出した製品留分t6beに応じ精留すること
によ)、高純度の好ましい香気會有する大環状エステル
化合物を得ることが出来る。
前述エステル化合物の製造時、大環状エステル化合物の
製造時、及び上記轡留中に留出するグリコール等會循濃
使用することも出来る。
このように本″f!明の方法によれに、事実上任意の粘
度下で大環状エステル化合物を製造することができ高収
率、かつ高能率で大濃状エステル化合物を得ることが出
来る。
以下に実施例、比較例t−あげ本発eAm礫【jl!に
詳しく11!明するが本発明はこれらに限定されない。
なお、以下に示す部は特に明記のない限り、重量St示
す。
実施例1 (II状エステル化合物の製造) 楕城塔及び攪拌装置をつけ九反応器にブラシル酸244
s、エチレングリコール124部【加え常圧下、攪拌し
ながら加熱をはじめた。内温150〜220℃に3時間
保ち、水35.7部が発生した段階で内温を最高230
℃まであげ、系を徐々に減圧となし、敵終圧40m11
 Hfとし計招部のエチレングリコールが流出した所で
、反応を終えた。
蛾終温tは245℃であった。この内容物はまだ低重縮
合体であり、溶融状態では粘性を示さなかった。
(大環状エステル化合物の製造) 前述のエステル化合物14’2部、ジプチルスズオキシ
ド0.2部を攪拌器付高減圧用反応器に入れ、徐々に加
熱し系内を減圧とした所240℃、5箇Hfでエチレン
グリコールと共にエチレンブラシレートの留出がはじま
った。これらは2層に分離するので、下層のエチレング
リコールを留出量にほぼ合せて反応器の底部より連続的
に添加した。この間内温は260〜270℃であり、ト
ルクは1.5〜2.0 Kf−am(100rpm )
とほぼ一定であった。この反応t8時間続けた所、留出
したエチレンブラシレートは合計129部であり使用し
たブラシル酸に対して95.6%の収率であった。
比較例1 実施例1(大環状エステル化合物の製造)記載の方法に
於て、留出エチレングリコールの添加を一切行わず、加
熱を続けた所、エチレンブラシレートが1時間にわたっ
て10部留出したがトルクが徐々に上昇し最終的には9
−・am(1100rp )となったので攪拌を停止し
た。更に攪拌停止の状態で反応t−7時間続けた所、内
容物は発泡しながら、架橋、着色し、更に5部のエチレ
ンブラシレートが留出したが、これ以上の留出は実質的
になかった。エチレンブラシレートの収率は出路たブラ
シル酸に対して111%であ、つ友。
実施例2 (添加用オリゴマーの製造) 蒸留設゛備及び攪拌機を付した反応器にブラシル酸24
40部、エチレングリコール134011St入れ、1
50〜220℃に2時間加熱してエステル化を進め、水
355部が発生した段階で内温を最高230℃迄あげ、
脱エチレングリコールを行い、オリゴマーを製造し九。
このオリゴマーの平均分子量は脱エチレングリコール量
、及び水酸基価の測定により約400と推定された。
(大環状エステル化合物の製造) 実施例1で用いたと同じ線状エステル化合物142部、
硝酸鉛0.4部季を攪拌器付高減圧用反応器に入れ徐々
に加熱し系内を減圧とし、た所、240℃5■Htテエ
チレングリコールと共にエチレンブラシレートの補出が
はじまり、系内の粘度が徐々に上昇しはじめた。この段
階で、内容物の重量が一定となるように前述のオリゴマ
ー残量全部を溶解して反応器の底部より連続的に添加し
た。この間内温を270〜280℃に保ち、圧力を0.
5〜2vmHtに保った。父、系の粘FILはオリゴマ
ー添加前よプむしう低く保たれ、エチレングリコール及
びエチレンプラ、シレートモ遅続的に留出した。
オリゴマー添加開始後終了迄6時間を費し、添加終了後
更に同ff1ll、同圧力で反応を続は攪拌がむずかし
くなる程粘度が上昇し九時点で反応を終了した。この間
2時間を要した。留出し九エチレンブラシレート量は2
600部あり、反応に用いたブラシル酸成分に対する収
率は96.3−であった。
実施例3 (オリゴマーの製造) 蒸誓装置及び攪拌機を付した反応器にドアカイ二923
00部、エチレングリコール1300部を人れ、150
〜210℃に2時間加熱しエステル化を進め水が356
部発生した段階で内温を最高230℃迄あげ、脱エチレ
ングリコールを行い、オリゴマーを製造した。このオリ
ゴマーの平均分子量は約800であった。
(大環状エステル化合物の製造) 前述のオリゴマー280部を攪拌器付高減圧用反応器に
入れ、徐々に加熱し、オリゴマーが溶解し死所でチタン
テトラブトキシド1.0部を加え、攪拌しながら系内を
徐々に減圧とした所、240℃、5霞Hfでエチレング
リコールド共にエチレンドデカンジオエートの留出がは
じまり、拓 系内のli&が徐々に上昇し友。内圧が0.7■HPに
なった時点での留出エチレンドデカンジオエして反応器
の底部よシ、内圧が0.3〜0.7■Ht又は内温を最
高280℃になるよう保ち、更に内容物の重量が一定と
なるよう連続的、に添加し友。
このオリゴマーの添加開始直後以降、系の粘度はオリゴ
マー添加前よりむしろ低下していた。
オリゴマー添加に費した時間は14時間であった。
添加終了後内圧、を常圧にもどし反応を直ちに停止した
所、この時点で得られたエチレンドデカンジオエートは
2260部であった。系の温度を220℃迄下げ、エチ
レングリコール200@、II酸ソーダ2部を加え、還
流温度迄の加熱を3時間続けた所、系内の残存エステル
化合物は分解したので僅かに残る不溶物をP別した所、
ドrカンニ酸ビスヒドロキシエチルエステル284 @
ヲ含むエチレングリコール浴液が得られた。
このビスエステルの酸成分を勘案したエチレンドデカ/
ジオエートの使用したドデカン二酸成分に対する収率は
97.0−であった。
実施例4 実施例3に於て回収され九ドデカンニ識ビスヒドロキシ
エチルエステル284部ヲ含むエチレングリコール溶液
にチタンテトラブトキシド1.0部を加え、実施例1(
大環状エステル化合物の製造)と同様の反応を行った所
、220部のエチレンドデカ/ジオエートが得られ用い
た酸成分に対して95.491の収率であり九。
比較?I12 比較例1の反応終了後の着色、架橋した残渣の存在する
鋏反応器を僅かに冷却し、210℃でエチレングリコー
ル100部と炭酸ソーダ1部を入れた所、残渣は徐々に
分解し、4時度後に不溶物の多量混入したエチレングリ
コール溶液カ得られ′た。不溶物をP別した所、ブラシ
ル酸ビスヒドロキシエチルエステル1361St’含t
Fエチレングリコール溶液が得られた。このエチレング
リコール[[にジブチルスズオキシド0.2部を加え、
比較例1に記載されたと同様の反応を6.9sの収率で
あった。
実施例5 (オリゴマーの製造) セパシンallO1O部、エチレングリコール620部
を用い、実施例3(オリゴマーの製造)に記載の方法と
同様の方法でオリゴマーを製造し九このオリゴマーの平
均分子量は約500であった。
(大環状エステル化合物の製造) 上記オリゴマー230部を攪拌器付高減圧用反応器に入
れ徐々に加熱し、チタンテトラグトキシド0.5部を加
え攪拌しながら系内を徐々に減圧とした所、240℃、
4霞Hfでエチレングリコールド共にエチレンセパケー
トの留出がはじまり、系内の粘度が上昇しはじめたので
、減圧をすすめながら、前述のオリゴマー残量全部を溶
解して反応器の底部より内容物の重量が一定になる−よ
うに連続的に5時間にわたって添加しもこの間内圧を0
.3〜0.7■HP 、内温を最高280℃になるよう
保った。添加終了後、災に2時間同温度同圧力に保った
所、着千のエチレンセパケートが留出し九が、攪拌が不
能になる根糸の粘度が上昇したので、内圧を常圧に戻し
、反応を停止し九。この間留出したエチレンセパケート
の総量は910部であつ九。実施例3と同様の方法で換
算した使用ヤパシン酸成分に対する収率は97.3%で
あり、反応器内の残渣は前述と同様再使用可能であつ九
実施?116 (オリゴマーの製造) 蒸貿俟置膚及び攪拌器を付した反応器にドデカ/二酸1
150部、プロピレングリコール760部、チタンテト
ラブトキシド1.5部を入れ、150〜200℃の温度
で射水し、はばあ部の水が留出し良おとついで210〜
220℃で脱ゾロピレングリコールを行いオリゴマーを
製造した。前述と同様の方法で一定し九平均分子量は5
50であった。
(大環状エステル化合物の製造) 上記のオリゴマー280部を攪拌器付高減圧用反応器に
入れ、徐々に加熱し攪拌しながら系内を徐々に減圧とし
死所、240℃、3■Bfでプロピレングリコールと共
にプロピレンドデカンジオエートの留出がはじまった。
しばらくそのまま留出を続けた所、内部の粘度が上昇し
てきたので、内置を260℃迄あけ、内圧を0.3〜0
.5■Hf迄下げ溶解させたI前述のオリゴマー残量全
部を内容物の重量が一定になるよう添加し、グロピレ/
ドデカンジオエートの製造を続けた。
オリゴマーの添加には6時間を資し、添加終了後置に1
時間反応を続けた所、攪拌が不能となつ良ので系の圧力
を常圧にもどし反応を終了し良。4られ九プロピレンド
デカンジオエートの収量は1094部であシ、反応器内
に残留するドデカンニ酸成分を実施例3と同様に勘案し
た、ドr力/二酸成分に対する収率は98.8%であつ
も出 願 人  日1油化工業株式会社 代理人 伊 藤 晴 之

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 下記一般式[1) 〔ここにR,R’は水素、メチル、エチル基を示し、t
    F16〜14の正の整数を示す。〕なるくり返し単位を
    有する線状エステル化合物から下記一般式CI) R′ 〔ここKR,R’、Lは一般式El)と同じ〕にて示さ
    れる大環状エステル化合物′に製造するに尚り製造の任
    意の段階(該反応系に一般式〔鳳〕 〔ここにR,R’、tは一般式〔1〕と同じ。mは、0
    又は加以下の平均重縮合[を示す正改にて示されるジオ
    ール及び/又はオリゴエステル化合物を添加することを
    特徴とする大環状エステル化合物の製造方法。 2、前記R,R’両者が水素原子、又はR1彬のどちら
    か一方が水素原子で他方がメチル又はエチル基である特
    許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3、前記R,R’両者が水素で69、tが8〜11であ
    る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の製造方法。
JP3243782A 1982-03-03 1982-03-03 大環状エステル化合物の製造方法 Granted JPS58150587A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020517768A (ja) * 2017-04-21 2020-06-18 ズルツァー マネジメント アクチエンゲゼルシャフト 環状オリゴマーを製造するプロセス、それにより得ることができる環状オリゴマー、及びそれを重合するプロセス

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