JPS5815049Y2 - コレツトチヤツク - Google Patents
コレツトチヤツクInfo
- Publication number
- JPS5815049Y2 JPS5815049Y2 JP1980144473U JP14447380U JPS5815049Y2 JP S5815049 Y2 JPS5815049 Y2 JP S5815049Y2 JP 1980144473 U JP1980144473 U JP 1980144473U JP 14447380 U JP14447380 U JP 14447380U JP S5815049 Y2 JPS5815049 Y2 JP S5815049Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collet chuck
- tightening
- spring
- sleeve
- tightening ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ドローバツク型のコレットチャックの改良
に関するものである。
に関するものである。
従来、この種ドローバツク型コレットチャックは把握部
に加えられる軸方向の突入力（以下スラストロードと称
す）に対し、締昔り勝手になるので、ボール盤等の工作
機械の上面に装着して使用されることがある。
に加えられる軸方向の突入力（以下スラストロードと称
す）に対し、締昔り勝手になるので、ボール盤等の工作
機械の上面に装着して使用されることがある。
然るときは、締着された工作物は締り勝手方向の力を加
えられながら加工されるので、締付けに要する力が小さ
る場合に於ても、その把握力が強い利点を有する一方、
該コレットチャックは締付機構を弛緩しても該把握部が
開口せず、依って工作した材料を該コレットチャックか
ら取外す為に相当の力を必要とすることがあり、作業能
率を著しく低下せしめる等の欠陥があった。
えられながら加工されるので、締付けに要する力が小さ
る場合に於ても、その把握力が強い利点を有する一方、
該コレットチャックは締付機構を弛緩しても該把握部が
開口せず、依って工作した材料を該コレットチャックか
ら取外す為に相当の力を必要とすることがあり、作業能
率を著しく低下せしめる等の欠陥があった。
この考案は、かかる欠陥を解消せんとして提案せられた
ものであり、その目的とせると−ころは、コレットチャ
ックをドローバツクする引締りングを常にゆるみ勝手方
向に押上げるスプリングを設けることによりコレットチ
ャックの把握部を強制的に弛緩せしめんとするにある。
ものであり、その目的とせると−ころは、コレットチャ
ックをドローバツクする引締りングを常にゆるみ勝手方
向に押上げるスプリングを設けることによりコレットチ
ャックの把握部を強制的に弛緩せしめんとするにある。
以下、この考案の一実施例を別紙添付図面に従って詳述
する。
する。
図に於て、１はベース、２は円筒状筐体、３はスリーブ
、４はコレットチャック、５は引締リング、６はスプリ
ングである。
、４はコレットチャック、５は引締リング、６はスプリ
ングである。
ベース１の上面に円筒状筺体２を固着し、該円筒状筐体
２の上縁に設けた円形状の鍔２ａの上方からスリーブ３
を嵌入する。
２の上縁に設けた円形状の鍔２ａの上方からスリーブ３
を嵌入する。
該スリーブ３は前記円筒状筐体２の側面に設けたスリー
ブ取付穴２ｂに挿入したテーパーピン８で固着されてい
る。
ブ取付穴２ｂに挿入したテーパーピン８で固着されてい
る。
更に、コレットチャック４は前記スリーブ３の上方から
挿入して内嵌され、且つ、前記円筒状筐体２の内側に上
下自在に嵌合した引締りング５に螺着されている。
挿入して内嵌され、且つ、前記円筒状筐体２の内側に上
下自在に嵌合した引締りング５に螺着されている。
又、該引締りング５はスプリング６により常に上方に押
上げられている。
上げられている。
又、該引締リング５の外周部には上方に向って突起部５
ａ 、５ａが設けてあり、該突起部５ａ 、５ａは前記
円筒状筐体２の上縁の鍔部２ａに設けたコ字形切欠部２
ｃ 、２ｃを貫通して該鍔部２ａの上方に突出している
。
ａ 、５ａが設けてあり、該突起部５ａ 、５ａは前記
円筒状筐体２の上縁の鍔部２ａに設けたコ字形切欠部２
ｃ 、２ｃを貫通して該鍔部２ａの上方に突出している
。
又、前記スリーブ３の外周に締付ナツト７が螺着され、
更に、該締付ナツト７の下縁面は前記引締りング５に設
けられた突起部５ａ 、５ａの上端に接している。
更に、該締付ナツト７の下縁面は前記引締りング５に設
けられた突起部５ａ 、５ａの上端に接している。
図中符号９はスプリング受金物、１０はスナップリング
、１１はハンドル、ｄは把握部である。
、１１はハンドル、ｄは把握部である。
上述の構造を有するコレットチャックのスプリングによ
る戻り機構を設けたチャッキング装置全ボール盤、フラ
イス盤等の切削機械に装着し、且つ、該チャッキング装
置のコレットチャック４の把握部ｄに、棒状の工作物を
挿入し、更に締付ナツト７に設けたハンドル１１で締付
ナラ）７を螺回する。
る戻り機構を設けたチャッキング装置全ボール盤、フラ
イス盤等の切削機械に装着し、且つ、該チャッキング装
置のコレットチャック４の把握部ｄに、棒状の工作物を
挿入し、更に締付ナツト７に設けたハンドル１１で締付
ナラ）７を螺回する。
然るときは、該締付ナツト１の下面が引締りング５の外
周に設けた突起部５ａ 、５ａを押下する。
周に設けた突起部５ａ 、５ａを押下する。
従って該引締リング５に係合されているコレットチャッ
ク４は下方にドローバツクされ、把握部ｄは緊締し、工
作物を締着する。
ク４は下方にドローバツクされ、把握部ｄは緊締し、工
作物を締着する。
次に、該工作物を取外す場合はハンドル１１にて締付ナ
ツトＴを螺回し、該締付ナツト１を戻すと、コレットチ
ャック４を支持している引締リング５は該引締リング５
の下面に設けられたスプリング６によす強制的に押上げ
られ、コレットチャック４の把握部ｄは弛緩する。
ツトＴを螺回し、該締付ナツト１を戻すと、コレットチ
ャック４を支持している引締リング５は該引締リング５
の下面に設けられたスプリング６によす強制的に押上げ
られ、コレットチャック４の把握部ｄは弛緩する。
従って、該把握部ｄが緊締した侭戻らない状態を呈する
ことはなく、工作物は容易にコレットチャック４の把握
部ｄから取外すことが出来る。
ことはなく、工作物は容易にコレットチャック４の把握
部ｄから取外すことが出来る。
叙上に詳述せる如く、この考案の一実施例に係るコレッ
トチャックによれば、スラストロードに対して締昔り勝
手になるドローバツク型コレットチャックの欠点である
支持材料の取外しの困難性がスフ” ＩＪング６を設け
たことで除去されるので、作業能率の向上が計られ、且
つ、構造が簡単で、締付けに要する力が小さく、芯出し
が容易に出来る等の該コレットチャック本来の利点と相
俟って優れたドローパック型コレットチャックの提供を
可能にしている。
トチャックによれば、スラストロードに対して締昔り勝
手になるドローバツク型コレットチャックの欠点である
支持材料の取外しの困難性がスフ” ＩＪング６を設け
たことで除去されるので、作業能率の向上が計られ、且
つ、構造が簡単で、締付けに要する力が小さく、芯出し
が容易に出来る等の該コレットチャック本来の利点と相
俟って優れたドローパック型コレットチャックの提供を
可能にしている。
図はこの考案の一実施例に係るコレットチャックのスプ
リングによる戻シ機構の縦断面図である。 符号説明、１・・・・・・ベース、２・・・・・・円筒
状筐体、２ａ・・・・・・鍔、２ｂ・・・・・・スリー
ブ取付穴、２ｃ・・・・・・コ字形切欠部、３・・・・
・・スリーブ、４・・・・・・コレットチャック、５・
・・・・・引締り／グ、５ａ・・・・・・突起部、６・
・・・・・スプリング、１・・・・・・締付ナツト、８
・・・・・・テーパービン、９・・・・・・スプリング
受金物、１０・・・・・・スナップリング、ｄ・・・・
・・把握部、１１・・・・・・ハンドルＯ
リングによる戻シ機構の縦断面図である。 符号説明、１・・・・・・ベース、２・・・・・・円筒
状筐体、２ａ・・・・・・鍔、２ｂ・・・・・・スリー
ブ取付穴、２ｃ・・・・・・コ字形切欠部、３・・・・
・・スリーブ、４・・・・・・コレットチャック、５・
・・・・・引締り／グ、５ａ・・・・・・突起部、６・
・・・・・スプリング、１・・・・・・締付ナツト、８
・・・・・・テーパービン、９・・・・・・スプリング
受金物、１０・・・・・・スナップリング、ｄ・・・・
・・把握部、１１・・・・・・ハンドルＯ
Claims (1)
- スリーブ３に内嵌するドロー・ゝツク型のコレットチャ
ック４に於て、ベース１の円筒状筐体２の内側に設けた
引締りング５の中心部に前記コレットチャック４を螺着
し、更に、前記引締りング５の下方にスプリング６を設
けると共に、この引締りング５の上方周縁に突起部５ａ
、５ａを突設し、この突起部５ａ 、５ａがスリーブ
３の外側に螺合した締付ナツト７に当接できるようにし
、且つ、該締付ナツト７を螺回して前記コレットチャッ
ク４を弛緩せしめたとき、前記スプリング６に押上げら
れてコレットチャック４の把握部ｄが開口することを特
徴とするコレットチャック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980144473U JPS5815049Y2 (ja) | 1980-10-09 | 1980-10-09 | コレツトチヤツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980144473U JPS5815049Y2 (ja) | 1980-10-09 | 1980-10-09 | コレツトチヤツク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5768710U JPS5768710U (ja) | 1982-04-24 |
| JPS5815049Y2 true JPS5815049Y2 (ja) | 1983-03-26 |
Family
ID=29504176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980144473U Expired JPS5815049Y2 (ja) | 1980-10-09 | 1980-10-09 | コレツトチヤツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5815049Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5137674B2 (ja) * | 1971-10-06 | 1976-10-16 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4835476U (ja) * | 1971-08-30 | 1973-04-27 | ||
| JPS5137674U (ja) * | 1974-09-14 | 1976-03-19 |
-
1980
- 1980-10-09 JP JP1980144473U patent/JPS5815049Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5137674B2 (ja) * | 1971-10-06 | 1976-10-16 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5768710U (ja) | 1982-04-24 |
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