JPS5815046B2 - 容積型流量計 - Google Patents
容積型流量計Info
- Publication number
- JPS5815046B2 JPS5815046B2 JP7975378A JP7975378A JPS5815046B2 JP S5815046 B2 JPS5815046 B2 JP S5815046B2 JP 7975378 A JP7975378 A JP 7975378A JP 7975378 A JP7975378 A JP 7975378A JP S5815046 B2 JPS5815046 B2 JP S5815046B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotors
- positive displacement
- tooth profile
- tooth
- displacement flowmeter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、回転子の回転が静的無脈動で而かも両回転子
間のエネルギー授受がなく、歯面力が零となり更に理論
吐出量を最大にした容積型流量計に関する。
間のエネルギー授受がなく、歯面力が零となり更に理論
吐出量を最大にした容積型流量計に関する。
従来、平歯車を用いた容積型流量計として例えばルーツ
型流量計が知られるが、斯かる流量計はパイロット歯車
を必要とし、而かも回転子の不等速回転に伴と脈動とい
う不都合のあることは広く知られている処である。
型流量計が知られるが、斯かる流量計はパイロット歯車
を必要とし、而かも回転子の不等速回転に伴と脈動とい
う不都合のあることは広く知られている処である。
而して、回転子をハスバ歯車となし最適捩れ角を与える
ことにより、脈動がなく、更にパイロット歯車の必要の
ない容積型流量計を構成し得る事も周知の事柄である。
ことにより、脈動がなく、更にパイロット歯車の必要の
ない容積型流量計を構成し得る事も周知の事柄である。
本発明は紙上の点に着目して成されたもので、パイロッ
ト歯車という附属的構成を無くし得られることは勿論の
こと、歯形曲線に閉じ込み現象を起さない連続接触歯車
を用い、捩れ率iを1又は1近傍の値と定め且つ歯数を
三葉として理論吐出量を最大にした一対同形同大の回転
子として構成;し、該回転子を無脈動で回転できるよう
にすると共に両回転子間のエネルギー授受を無くして歯
面力を零に保ち得るようにした容積型流量計を提供する
にある。
ト歯車という附属的構成を無くし得られることは勿論の
こと、歯形曲線に閉じ込み現象を起さない連続接触歯車
を用い、捩れ率iを1又は1近傍の値と定め且つ歯数を
三葉として理論吐出量を最大にした一対同形同大の回転
子として構成;し、該回転子を無脈動で回転できるよう
にすると共に両回転子間のエネルギー授受を無くして歯
面力を零に保ち得るようにした容積型流量計を提供する
にある。
以■に、本発明の理論的根拠を添附図面の一実施例と共
に説明する。
に説明する。
第1図に示す容積型流量計の一実施例は、軸直角断面の
歯形曲線図であって、1,2は一対の互いに噛合する同
形同大の・飄スバ歯車より成る回転子で、三葉の歯数を
以って形成され、所望の流量・針本体のケーシング内で
軸心3,4を中心として回転可能に設けられている。
歯形曲線図であって、1,2は一対の互いに噛合する同
形同大の・飄スバ歯車より成る回転子で、三葉の歯数を
以って形成され、所望の流量・針本体のケーシング内で
軸心3,4を中心として回転可能に設けられている。
5,6は回転子1のピッチ円と歯先円、7,8は回転子
2のピッチ円と歯先円、9,10は両回転子1,2の歯
底円を夫々示す。
2のピッチ円と歯先円、9,10は両回転子1,2の歯
底円を夫々示す。
而して、回転子1の曲線A、B1C1及び回転子2の曲
線A2B2C2は夫々アデンダムに形成される歯車曲線
で、曲線A1B1及び曲線A2B2は両回転子1,2の
ピッチ円5,7上に中心を持つ円弧歯形で形成され、又
曲線B1C1及び曲線B2C2は夫々サイクロイド歯形
で形成される。
線A2B2C2は夫々アデンダムに形成される歯車曲線
で、曲線A1B1及び曲線A2B2は両回転子1,2の
ピッチ円5,7上に中心を持つ円弧歯形で形成され、又
曲線B1C1及び曲線B2C2は夫々サイクロイド歯形
で形成される。
又曲線C1D1及び曲線C2D2は、両回転子1,2の
デデンダムに形成される歯形曲線で、両回転子1,2の
ピッチ円5,1上に中心を持つ円弧歯形を以って形成さ
れる。
デデンダムに形成される歯形曲線で、両回転子1,2の
ピッチ円5,1上に中心を持つ円弧歯形を以って形成さ
れる。
尚、両回転子1,2の歯先部分及び歯底部分tと位置す
る円弧歯形の端部は、夫々回転子1,2の軸心3,4を
中心とする円弧を以って隣り合う歯膨曲線と連続するも
のである。
る円弧歯形の端部は、夫々回転子1,2の軸心3,4を
中心とする円弧を以って隣り合う歯膨曲線と連続するも
のである。
鼓に於て、之等の歯形曲線の反対側は半径方向の軸を中
心として夫々対称に表われるためその説明は省く。
心として夫々対称に表われるためその説明は省く。
而して、斜上の構成を備えた一対の同形同大な回転子1
が滑ることなく接触して回転する時、両者の接触点の軌
跡は、四つの円弧PMQ、P’MQ’P RQ 、 P
’R’Q’として表わすことができる。
が滑ることなく接触して回転する時、両者の接触点の軌
跡は、四つの円弧PMQ、P’MQ’P RQ 、 P
’R’Q’として表わすことができる。
今、斯かる両者の接触点即ち、両回転子1,2の噛合い
シール線を丈方向に、展開して示したのが〉*第2図で
ある。
シール線を丈方向に、展開して示したのが〉*第2図で
ある。
鼓に於て、回転子1,2を夫々構成するハスバ歯車の捩
れ角をβ、歯車丈をL、歯数をZ、モジュールをMとし
て 2π L = i R−/ t anβ−i Mπ/ t a
nβ −・・(1)〔但し、R:ピンチ円の半径〕 とする1を捩れ率とすれば、i = 1の場合、両回転
子1,2の回転トルクT1. T2は となる。
れ角をβ、歯車丈をL、歯数をZ、モジュールをMとし
て 2π L = i R−/ t anβ−i Mπ/ t a
nβ −・・(1)〔但し、R:ピンチ円の半径〕 とする1を捩れ率とすれば、i = 1の場合、両回転
子1,2の回転トルクT1. T2は となる。
即ち、各噛合位置に於て回転トルクは両回転子1.2と
も一定である。
も一定である。
尚、鼓に、於て
Rr:歯底円の半径
Ro:歯先円の半径
Rc:軸心よりサイクロイド曲線B1C1までの距離
田:歯先円上の隣り合う円弧端A1同士が形成する軸心
との中心角 同様にi=1±△i(△i:微小値)の場合、即ち1と
近傍の値に就いてもT1+T2=一定となって働く。
との中心角 同様にi=1±△i(△i:微小値)の場合、即ち1と
近傍の値に就いてもT1+T2=一定となって働く。
而かもT1−T2=0であるから、回寧子1,2の回転
は無脈動で等速であり、而かも両回転子間のエネルギニ
授受が全くなく従って歯面力がかからず所謂理想形が得
られる。
は無脈動で等速であり、而かも両回転子間のエネルギニ
授受が全くなく従って歯面力がかからず所謂理想形が得
られる。
次に理論吐出量qに就いて考察して見る。
理論吐出量qは次式によって近似的に与おられる。
R。
q二2πR2L ((−)2−1 ) ・・・・・・
(3)O 従って、理論吐出量qは−が大きい程大きくなって有利
であることは分るが、以下にその関係を計算してみるに (Ro/R)max=1+28in −”−(4)’Z であるから 0 Z=2のとき −二1.7654 0 Z=3のとき −=1.5176 0 Z=4のとき −=1.3902 となる。
(3)O 従って、理論吐出量qは−が大きい程大きくなって有利
であることは分るが、以下にその関係を計算してみるに (Ro/R)max=1+28in −”−(4)’Z であるから 0 Z=2のとき −二1.7654 0 Z=3のとき −=1.5176 0 Z=4のとき −=1.3902 となる。
Z=2のときがRo/Rが最大であることは当然である
が、回転子の構造上、必らず軸及び軸受けを必要とする
ので、回転子の谷径はあまり小さくできない。
が、回転子の構造上、必らず軸及び軸受けを必要とする
ので、回転子の谷径はあまり小さくできない。
従ってRo/R=1.5程度が最適であると謂うことが
できる。
できる。
即ち、本発明に於ける等数三枚Z、=3を備えた一対の
回転子1,2が最適であると認められる。
回転子1,2が最適であると認められる。
他方、本実施例に於けるハスバ歯車の場合、ケーシング
からの筒抜は現象を考慮しなければならない。
からの筒抜は現象を考慮しなければならない。
即ち捩れ角βには制限があり、捩れ率iに関して次式を
満足しなければならない。
満足しなければならない。
Z RZ
i ((Z−1) −−cos−’ −+−w−=・・
−(5))π Ro 2π (5)式を計算して図示したのが第3図である。
−(5))π Ro 2π (5)式を計算して図示したのが第3図である。
この第3図から明らかであるように、Z−2では捩れ率
iを1とするためにはRo/Rを大巾に小さくする必要
があり、実用的ではない。
iを1とするためにはRo/Rを大巾に小さくする必要
があり、実用的ではない。
之れに対してZ=3ではi=1.Z=4ではi=1.i
=2が可能であるが、Z=3とZ==4の(4)式に於
ける(Ro/R)maxのときの理論吐出量の相異は4
0係も異なるので連続接触歯形を用いた容積型流量計の
最適実施例の諸元は、本実施例に於けるが如き両回転子
1,2の歯数を3葉とし、更に捩れ率iを1又は1近傍
の値とすることである。
=2が可能であるが、Z=3とZ==4の(4)式に於
ける(Ro/R)maxのときの理論吐出量の相異は4
0係も異なるので連続接触歯形を用いた容積型流量計の
最適実施例の諸元は、本実施例に於けるが如き両回転子
1,2の歯数を3葉とし、更に捩れ率iを1又は1近傍
の値とすることである。
本発明は、斜上の構成及び作用を呈するものであるから
、ハスバ歯車の如き歯形曲線に閉じ込み現象を起さない
連続接触歯車を用いた歯車を一対の同形同大回転子とな
し而、す)も捩れ率1を1又は1近傍の値として形成す
ることにより、無脈動で面力)も両回転子のエネルギー
負荷を零となし之れにより歯面力を零となした流量計測
可能であり更にその上理論吐出量を最大にして高精度の
製品が提供できると共に、必要に応じて油圧モータ、ポ
ンプその他の流体機器に対しても実施できる効果を有す
るものである。
、ハスバ歯車の如き歯形曲線に閉じ込み現象を起さない
連続接触歯車を用いた歯車を一対の同形同大回転子とな
し而、す)も捩れ率1を1又は1近傍の値として形成す
ることにより、無脈動で面力)も両回転子のエネルギー
負荷を零となし之れにより歯面力を零となした流量計測
可能であり更にその上理論吐出量を最大にして高精度の
製品が提供できると共に、必要に応じて油圧モータ、ポ
ンプその他の流体機器に対しても実施できる効果を有す
るものである。
第1図は本発明に係る容積型流量計の一実施例を示す要
部構造の軸直角断面(こ7於ける歯形曲線図、第2図は
同上の歯形シール線の、展開図、第3図は理論吐出量と
捩れ率との関係を、歯数との関係を加えて示した図表で
ある。 1.2・・・・・・一対の同形回転子、5,7・・・・
・・回転子1,2のピンチ円、6,8・・・・・・回転
子1,2の歯先円、9,10・・・・・・回転子1,2
の歯底円、曲線A1B、C1、曲線A2B2C2・・・
・・・両回転子1,2のアデンダムに形成される歯形曲
線、曲線C1D1゜曲線C2D2・・・・・・両回転子
1,2のデデンダムに形成される歯形曲線。
部構造の軸直角断面(こ7於ける歯形曲線図、第2図は
同上の歯形シール線の、展開図、第3図は理論吐出量と
捩れ率との関係を、歯数との関係を加えて示した図表で
ある。 1.2・・・・・・一対の同形回転子、5,7・・・・
・・回転子1,2のピンチ円、6,8・・・・・・回転
子1,2の歯先円、9,10・・・・・・回転子1,2
の歯底円、曲線A1B、C1、曲線A2B2C2・・・
・・・両回転子1,2のアデンダムに形成される歯形曲
線、曲線C1D1゜曲線C2D2・・・・・・両回転子
1,2のデデンダムに形成される歯形曲線。
Claims (1)
- 1 歯形曲線に閉じ込み現象を起さない連続接触歯形を
用い、正面モジュールM、歯車丈L、捩れ角βとしたと
き、LtyLβ/Mπで示される捩れ率iを1又は1近
傍の値と定め、且つ歯数を三葉として理論吐出量を最大
にした一対同形同大の回転子として構成し、該回転子を
無脈動で回転できるようにすると共に、両回転子間のエ
ネルギー授受を無くして歯面力を零に保ち得るようにし
た容積型流量計。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7975378A JPS5815046B2 (ja) | 1978-07-03 | 1978-07-03 | 容積型流量計 |
FR7916984A FR2430602A1 (fr) | 1978-07-03 | 1979-06-29 | Debitmetre volumetrique |
DE2926566A DE2926566C2 (de) | 1978-07-03 | 1979-06-30 | Strömungsmesser |
GB7922997A GB2024948B (en) | 1978-07-03 | 1979-07-02 | Rotarypositive-displacement fluid-machines |
US06/053,716 US4329130A (en) | 1978-07-03 | 1979-07-02 | Flow meter with helical toothed rotors having no pulsation and zero contact pressure |
NL7905192A NL7905192A (nl) | 1978-07-03 | 1979-07-03 | Stromingsmeter met een positieve verplaatsing van het medium, die is voorzien van rotoren met schuine tanden. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7975378A JPS5815046B2 (ja) | 1978-07-03 | 1978-07-03 | 容積型流量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS557617A JPS557617A (en) | 1980-01-19 |
JPS5815046B2 true JPS5815046B2 (ja) | 1983-03-23 |
Family
ID=13698976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7975378A Expired JPS5815046B2 (ja) | 1978-07-03 | 1978-07-03 | 容積型流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5815046B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100694848B1 (ko) * | 2006-06-21 | 2007-03-14 | 주식회사진영정기 | 연삭기의 새들 |
-
1978
- 1978-07-03 JP JP7975378A patent/JPS5815046B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS557617A (en) | 1980-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4155686A (en) | Hydrostatic intermeshing gear machine with substantially trochoidal tooth profile and one contact zone | |
US4329130A (en) | Flow meter with helical toothed rotors having no pulsation and zero contact pressure | |
US4224015A (en) | Positive displacement flow meter with helical-toothed rotors | |
US4210410A (en) | Volumetric type flowmeter having circular and involute tooth shape rotors | |
JP2001519013A (ja) | 歯車形状構成 | |
KR0165654B1 (ko) | 계합 로터 | |
JPS5815046B2 (ja) | 容積型流量計 | |
JP3310239B2 (ja) | ヘリカルギヤ式容積流量計 | |
JP3529209B2 (ja) | ハスバ歯車 | |
JPS5832649B2 (ja) | 容積型流量計 | |
US5135373A (en) | Spur gear with epi-cycloidal and hypo-cycloidal tooth shapes | |
JPS648193B2 (ja) | ||
JPS5815047B2 (ja) | 容積型流量計 | |
JP2654373B2 (ja) | 内接歯車式流体装置 | |
JP3596961B2 (ja) | 容積型流量計 | |
JPS60166775A (ja) | 非円形歯車 | |
JPS6229730B2 (ja) | ||
CN1132002C (zh) | 容积型流量计 | |
JPS58155288A (ja) | 改良型クインビ−ポンプ | |
JPH05296159A (ja) | 容積式回転機用ロータ | |
JP4203531B1 (ja) | 容積流量計 | |
JP3620997B2 (ja) | 非円形歯車の改良及びそれを用いた非円形歯車式流量計 | |
JPH083435B2 (ja) | 容積流量計 | |
JPS6347618A (ja) | 不等歯形平歯車による流体機械回転子 | |
JPS6359031B2 (ja) |