JPS5814918B2 - 切羽閉鎖式シ−ルドによる掘削管理方法および装置 - Google Patents

切羽閉鎖式シ−ルドによる掘削管理方法および装置

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JPS5814918B2
JPS5814918B2 JP15789178A JP15789178A JPS5814918B2 JP S5814918 B2 JPS5814918 B2 JP S5814918B2 JP 15789178 A JP15789178 A JP 15789178A JP 15789178 A JP15789178 A JP 15789178A JP S5814918 B2 JPS5814918 B2 JP S5814918B2
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JP
Japan
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shield
weight
outside
excavated object
detector
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JP15789178A
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JPS5585800A (en
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近藤義正
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Aoki Construction Co Ltd
Original Assignee
Aoki Construction Co Ltd
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は切羽閉鎖式シールドによる掘削管理方法および
それに使用する装置に関するものである。
シールド工法においては、切羽を常に安定させることに
より、地表面の沈下や陥没を防止して効率よく掘削を行
うことが要望されている。
しかしながら従来のシールド工法において、山留めに重
点をおけば掘削の効率が落ち、掘削の効率を上げるよう
にシールドを設計すると山留めが不安定となる傾向があ
った。
このため切羽閉鎖式シールドが開発され、しかもそのシ
ールドによる掘削管理方法として下記の方法が現在試み
られている。
(a) 掘削土砂をシールド機内の圧力室内に満たし
、この圧力室内の圧力(土圧)を土圧計で測定し、あら
かじめ設定してある静止士圧になるようにしながら掘削
管理を行なう圧力管理方式。
(b) 被掘削土と掘削搬出される土の体積変化率を
経験により決めて、掘削搬出された土の体積を測定する
ことにより掘進量を管理する体積管理方法。
しかしながら(a)の圧力管理方式は、静止土圧係数の
算定や、回転している圧力室内の土圧測定に問題がある
例えば静止土圧係数は通常50〜100m毎に行なうポ
ーリング結果より算定するが、土の性質は50mの間で
も複雑に変化するから実用に耐えられるだけの精度の静
止士圧係数を算定することはむずかしい。
また(b)の体積管理方法において経験によって定める
土の体積変化率は、0.8〜1.4の間の数値であるが
、実用に耐えられるだけの精度を持った体積変化率を経
験によってのみ決めることは困難なことである。
本発明は上述の従来試みられている切羽閉鎖式シールド
による掘削管理方法の問題点を解消するためなされたも
ので、ラジオアイソトープ密度計またはラジオアイソト
ープ水分計をシールド前端外側部に設け、シールドの推
進量検出計を推進ジャッキに設け、重量検出計をシール
ドのベルトコンベヤに設け、これらの計測器により検出
した数値を演算回路および比較回路を介して処理するこ
とにより得られた吐出ゲート開口率制御信号およびスク
リューコンベヤ回転数制御信号によりシールドのスクリ
ューコンベヤを制御するようにしたもので、切羽閉鎖式
シールドの切羽の崩壊を防ぐと共に、地表面の沈下や陥
没を防止して能率のよいシールド掘削を行うことを目的
とするものである。
以下図面につき本発明の実施例を説明する。
図中1は切羽閉鎖式シールド装置のシールド、2はシー
ルドの前端部で回転する円盤状のカッター、3は圧力室
、4はカッター駆動用モータ、5はシールド推進ジャッ
キ、6はセグメント、7は隔壁8はスクリューコンベヤ
、9はスクリュー駆動用モータ、10はスクリューコン
ベヤ8の吐出ゲート、11は吐出ゲート開閉用ジャッキ
、12はベルトコンベヤ、13はレール、14は運搬台
車である。
本発明においては、まずラジオアイソトープ(以下RI
と称する)密度計15をシールド1の前端外側部に取り
つける。
このRI密度計15の取りつけ位置は、第1図および第
2図に示すようにシールド1の前端外側部の上面A、側
面B、および下面Cのいずれでもよく、さらにシールド
1の前方に突出させた位置Dでもよい。
なお本発明ではこのRI密度計の代りに第4図に示すよ
うにRI水分計16を使用することもできる。
またシールドの推進ジャッキ5に推進量検出計17(第
3図および第4図参照)を取りつけ、ベルトコンベヤ1
2に重量検出計18を取りつける。
そしてRI密度計15を使用する場合は第3図に示すよ
うに、RI密度計15によって検出した土の湿潤密度γ
t(t/m3)より土の湿潤密度の平均値γt ( t
/m3)を算出する演算回路19を設け、R■水分計1
6を使用する場合は第4図に示すように、RI水分計1
6によって検出した土の含水量M(t/m8)より含水
量の平均値M(t/m3)を算出し、さらに7’ t=
( 1 −GS ) M十Gsの数式より土の湿潤密
度の平均値(t/m3)を算出する演算回路20を設け
る。
なお前記数式中のGSは土の比重である。
また本発明においては第3図および第4図に示すように
、推進ジャッキ5に設けた推進量検出計17によって検
出したシールド1の推進量7(m)から単位時間におけ
る推進量の合計Σl(m)を算出する演算回路21を設
け、他方ベルトコンベヤ12に設けた重量検出計18に
よって検出した土の重量Ws(t)と水の重量Wy(t
)との和より単位時間において搬出された土と水の合計
重量Σ(Ws+Ww)=W2(t)を算出する演算回路
22を設ける。
また前記演算回路19または20によって算出した土の
湿潤密度の平均値7tと演算回路21によって算出した
推進量の合計Σノとより、W1=Ac・Σl・γt 但し、Ac:シールドの掘削断面積(ml上式によって
被掘削土の重量W1(t)を算出する演算回路23を設
け、この被掘削十の重量W1 と、前記演算回路22
によって算出した搬出土の合計重量W2とを比較して吐
出ゲート開口率制御信号aとスクリューコンベヤ回転数
制御信号bとを出力する比較回路24を設ける。
なお25は上記各演算回路およびそれらのコントロール
盤等をまとメタコントロールユニットである。
そして比較回路24は、W2−W,の場合スクリューコ
ンベヤ8の現状の開口率および回転数を維持する信号を
出すようにし、W2>W,の場合は開口率および回転数
を下げる信号を出すようにしW2<W1の場合は開口率
および回転数を上げる信号を出すようにする。
上述の如く構成した装置によって本発明方法は次のよう
に実施する。
すなわち第3図に示す装置を使用する場合は、RI密度
計15によりシールド1の前端外側部の土の湿潤密度γ
tを検出すると共に、推進量検出計17によってシール
ド1の推進量lを検出し、これらの検出値より演算回路
19,21,23を介してシールド1の前端外側部の被
掘削士の重量W1を算出し、他方ベルトコンベヤ12に
設けた重量検出計18および演算回路22により掘削搬
出十の重量W2を計測し、前記シールド前端外側部の被
掘削十の重量W1 と掘削搬出十の重量■とを比較回路
24により比較して、その結果出力ざれれる吐出ゲート
開口率制御信号aを吐出ゲート開閉用ジャッキ11に入
カして吐出ゲート10を開閉制御すると共に、スクリュ
ーコンベヤ回転数制御信号bをスクリューコンベヤ8の
モータ9に入力してスクリューコンベヤ8の回転数を制
御することにより、被掘削土の重量W1 と掘削搬出士
の重量W2とを常に等しくなるようにして切羽の崩壊を
防ぎ地表面の沈下および陥没を防止するようにする。
また第4図に示す装置を使用する場合は、R1水分計1
6によりシールド1の前端外側部の土の含水量Mを検出
すると共に、推進量検出計17によってシールド1の推
進量lを検出し、これらの検出値より演算回路20,2
1,23を介してシールド1の前端外側部の被掘削十の
重量W1を算出する。
以下は第3図の装置を使用する場合と全く同一であるた
め省略する。
本発明によれば上述のように、掘削管理に必要なデータ
を連続的に測定して被掘削士の重量W1と掘削搬出士の
重量W2とが常に等しくなるように自動的に調整される
ため、切羽が安定して崩壊するおそれがない。
したがって地表面の沈下や陥没が起るおそれもなく、能
率よく掘削できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る切羽閉鎖式シールド装置の縦断側
面図、第2図はその正面図、第3図は本発明に係る掘削
自動制御装置の系統図、第4図はその変形例図である。 1…切羽閉鎖式シールド装置のシールド、2…カッター
、3…圧力室、4…カッター駆動用モータ、5…シール
ド推進ジャッキ、6…セグメント、7…隔壁、8…スク
リューコンベヤ、9…スクリュー駆動用モーク、10…
吐出ゲート、11…吐出ゲート開閉用ジャッキ、12…
ベルトコンベヤ、13…レール、14…運搬台車、15
…ラジオアイソトープ密度計(RI密度計)、16…ラ
ジオアイソトープ水分計(RI水分計)、17…推進量
検出計、18…重量検出計、19,20,21,22,
23…演算回路、24…比較回路、25…コントロール
ユニット。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ラジオアイソトープ密度計によりシールド前端外側
    部の土の密度を検出すると共に、シールドの推進量を検
    出し、これらの検出値よりシールド前端外側部の被掘削
    士の重量を算出し、他方シールドによる掘削搬出十の重
    量を計測し、前記シールド前端外側部の被掘削十の重量
    と掘削搬出十の重量とを比較して、これら被掘削十の重
    量と掘削搬出士の重量とが等しくなるように、吐出ゲー
    トの開口率を制御すると共に、スクリューコンベヤの回
    転数を制御することにより、切羽の崩壊を防ぎ地表面の
    沈下および陥没を防止することを特徴とする切羽閉鎖式
    シールドによる掘削管理方法。 2 ラジオアイソトープ密度計を切羽閉鎖式シールドの
    前端外側部に取りつけ、シールドの推進ジャッキに推進
    量検出計を取りつけ、シールドのベルトコンベヤに重量
    検出計を取りつけ、前記密度計による検出値と推進量検
    出計による検出値よりシールド前端外側部の被掘削士の
    重量を算出する演算回路を設けると共に、前記重量検出
    計による検出値より掘削搬出十の重量を算出する演算回
    路を設け、前記両演算回路による算出値を比較して吐出
    ゲート開口率制御信号およびスクリューコンベヤ回転数
    制御信号を出す比較回路を設け、これらの信号によって
    制御されるスクリューコンベヤを具備してなる切羽閉鎖
    式シールド装置。
JP15789178A 1978-12-20 1978-12-20 切羽閉鎖式シ−ルドによる掘削管理方法および装置 Expired JPS5814918B2 (ja)

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JPS5585800A JPS5585800A (en) 1980-06-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5869097U (ja) * 1981-10-28 1983-05-11 三菱重工業株式会社 シ−ルド式トンネル掘削機
JPS5935856U (ja) * 1982-08-31 1984-03-06 三井造船株式会社 シ−ルド掘進機
JP2533811B2 (ja) * 1990-04-27 1996-09-11 大豊建設株式会社 シ―ルド機
JP6405198B2 (ja) * 2014-11-13 2018-10-17 西松建設株式会社 シールド機の切羽地山緩み検出方法

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