JPS5853733B2 - 試錐孔が貫通する地層の密度を測定する方法および装置 - Google Patents

試錐孔が貫通する地層の密度を測定する方法および装置

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JPS5853733B2
JPS5853733B2 JP51006559A JP655976A JPS5853733B2 JP S5853733 B2 JPS5853733 B2 JP S5853733B2 JP 51006559 A JP51006559 A JP 51006559A JP 655976 A JP655976 A JP 655976A JP S5853733 B2 JPS5853733 B2 JP S5853733B2
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density
borehole
calculating
measuring
gamma rays
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    • G01V5/04Prospecting or detecting by the use of ionising radiation, e.g. of natural or induced radioactivity specially adapted for well-logging
    • G01V5/08Prospecting or detecting by the use of ionising radiation, e.g. of natural or induced radioactivity specially adapted for well-logging using primary nuclear radiation sources or X-rays
    • G01V5/12Prospecting or detecting by the use of ionising radiation, e.g. of natural or induced radioactivity specially adapted for well-logging using primary nuclear radiation sources or X-rays using gamma or X-ray sources
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は試錐孔が貫通する地層の密度のガンマ線測定1
こ関し、更1こ詳しくいえば試錐孔の壁1こ付着してい
る泥壁の存在1こ対してはできる限り感じないような測
定を行う方法と、その方法を実施するための装置に関す
る。
ガンマ線を地層1こ照射して、その地層中で拡散させら
れたガンマ線を検出すること1こより、その地層の密度
を測定することは知られている。
地層密度に比例する密度の検出されたガンマ線が主と□ して電子と相互作用すると、それらのカウントレートは
その量に比例し、したがって地層密度を決定できる。
地層中で拡散されたガンマ線のカウントレートから演え
きされる密度は、試錐孔の壁1こ付着している泥壁の密
度1こよる影響を受けて、実際1こは見かけの密度1こ
すぎない。
泥壁の密度は普通は地層の密度とは異なる。
ガンマ線源から検出器へガンマ線が動くまで1こ、ガン
マ線は泥壁の中を2回貫通する。
この余計な層が存在するために生ずるこのような誤差を
補正するため1こ、泥壁の中で拡散されたガンマ線を主
として受けるよう1こガンマ線源の比較的近く1こ配置
されるガンマ線検出器と、地層中で主として拡散された
ガンマ線を主として受けるよう1こガンマ線源から比較
的遠く1こ設けられるガンマ線検出器との、2つのガン
マ線検出器を使用することが提案されている。
更1こ、ガンマ線を拡散した媒体の平均原子番号の影響
をなくすために、2つの検出器のカウントレートはスペ
クトル全体にわたって測定されず、主としてコンプトン
効果1こよってのみ弱められたガンマ線をカバーするエ
ネルギー帯1こ含まれるスペクトルだけを測定する。
更1こ、ガンマ線源に近い方の検出器1こより与えられ
る情報が、試錐孔の壁のすぐ近くに存在する物質中で拡
散されたガンマ線をより高い硬度で表すようにするため
1こは、この検出器のカウントレートはコンプトン効果
により1回だけ弱められたエネルギーを有するガンマ線
をカバーするバンド内で測定される。
次1こ、下記の式を用いて表層の近似密度dLと、試錐
孔の壁のすぐ近<1こ存在する物質の密度dcを、ガン
マ線源1こ近くに設けられた検出器と、遠く1こ設けら
れた検出器とのカウントレートNL。
Noからそれぞれ計算される。
ここに、dO、dO’ 、’ A t A’は定数であ
る。
各種の厚みの泥壁1こついて行った測定から得られた校
正曲線を、カラントレー)NLから求めた近似密度dL
が含む誤差△dを、差dL−doの関数として定めるた
め1こ使用できる。
地層の補正された密度のため1こ採用される値は である。
ガンマ線の近く1こ設けられる検出器1こ対しては、コ
ンプトン散乱を1回受けたガンマ線だけ、すなわち、試
錐孔のすぐそばの物質中にあまり深く浸透しないガンマ
線だけを検出するように構成されていることから、先1
こ説明した補償技術はそれらのガンマ線の浸透法さすな
わち約30mm以下の厚みの泥壁に対して優れた結果を
与えるが、それより厚い泥壁1こ対しては補償は明らか
に不満足なものである。
しかし、この従来の方法における限界は、30馴をこえ
る泥壁はまれであるから比較的限定されたものである。
この従来の方法が不適当である唯一の場合というのは、
変質した頁岩の場合である。
かなりの厚さ、しばしば30rIL7ILの限界以上の
厚さ、1こわたって頁岩1こ水が吸収されると変質が起
り、頁岩の通常の密度よりも低密度の層ができるが、そ
の影響は補正できない。
そうすると測定した頁岩の密度は低すぎること1こなり
、試錐孔で行った測定の結果を解釈するための技術にお
いて、頁岩に付された重要性を考慮する場合に重大な欠
点となる。
この欠点を解消する1つの方法はすぐにわかるであろう
厚さが30間以上あって、数回のコンプトン拡散1こよ
りガンマ線のエネルギーを弱める余分な物質層の密度を
考慮に入れることは、ガンマ線源に近い方の検出器のカ
ウント窓を低エネルギーの方へ拡げること1こより全く
簡単1こ行うことができる。
実際1こは、この解決法では厚みの薄い層1こ対する補
正が良く行われず、これは泥壁は比較的厚みが薄いのが
常態であるから許容できないため1こ、この解決法はあ
まりうまいものではない。
本発明は測定すべき地層の密度とは異なる密度を有する
物質の厚い層が、試錐孔の壁のすぐ近くに存在すること
1こより生ずる問題1こ対して、はるか1こ満足できる
解決法を提供するものである。
本発明1こよれば、ガンマ線を地層に照射する段階と、
その地層中で主として拡散させられ、かつコンプトン効
果1こよりエネルギーが弱められたガンマ線のカウント
レートを測定する段階と、試錐孔の壁のすぐ近く1こ存
在する物質中で主として拡散され、コンプトン効果によ
りエネルギーが1回だけ弱められたガンマ線のカウント
レートを測定する段階とを有する、試錐孔が直通する地
層の密度を測定する方法において、試錐孔の近く1こ存
在する物質中で主として散乱され、コンプトン効果1こ
より1回以上エネルギーが弱められたガンマ線のカウン
トレートを測定する段階と、それら3種類のカウントレ
ートを用いて、試錐孔のすぐ近くに存在する物質の影響
と、試錐孔の壁のすぐ近くではないが近く1こ存在する
物質の影響との両方を補償した地層の密度を決定する段
階とを備えることを特徴とする。
試錐孔が貫通している地層の密度を測定する方法が得ら
れる。
したがって、厚い厚さ1こ対する補償がより良好である
よう1こするため1こ、薄い厚さの補償の質を落すこと
1こたよる代り1こ、試錐孔の近くの領域内で拡散され
たが、コンプトン効果1こより1回以上エネルギーが弱
められたガンマ線1こ対して、カウントレートを別々に
測定する。
したがって、試錐孔の壁のすぐ近くではないが近くに存
在する物質の密度を表すこのカウントレートは、それら
の物質1こより影響を補償できるが、試錐孔の壁のすぐ
近くに存在する物質の影響は、1回のコンプトン散乱に
よりエネルギーが弱められたガンマ線のカウントレート
の測定結果を用いて補償される。
このよう1こして行われる2種類の補償は相互1こ干渉
せず、地層の密度を全く満足できるやり方で測定できる
本発明は有利な実施例1こ従って、地層をガンマ線で照
射する段階と、主として前記地層中で拡散され、かつエ
ネルギーがコンプトン効果1こより弱められたガンマ線
のカウントレートを測定する段階と、この第1カウント
レートから地層の近似密度を計算する段階と、試錐孔の
すぐ近く1こ存在する物質中で主として拡散され、エネ
ルギーがコンプトン効果により1回だけ弱められたガン
マ線のカウントレートを測定する段階と、この第2カウ
ントレートから試錐孔のすぐ近く1こ存在する物質の密
度を計算する段階と、このよう1こして算出した2種類
の密度の差を決定する段階と、前記すぐ近く1こ存在す
る物質がその密度で地層の近似密度に与える第1誤差を
前記差の関数として、実験データにより決定する段階と
、前記第1誤差を前記近似密度1こ加えて地層の補償さ
れた密度を得る段階とを備える、試錐孔が貫通する地層
の密度を測定する方法1こおいて、試錐孔の近く1こ存
在する物質中で主として拡散され、エネルギーがコンプ
トン効果により1回以上弱められたガンマ線のカウント
レートを測定する段階と、この第3カウントレートから
試錐孔の近くに存在する物質の密度を計算する段階と、
試錐孔の近くとすぐ近くとにそれぞれ存在する2種類の
物質の算出された密度の差を決定する段階と、それらの
物質1こより前記補正された密度に更1こ生ずる第2誤
差を上記差の関数として実験データにより決定する段階
と、地層の密度として最終的1こ保持される補償された
密度を得るため1ここの補正された密度1こ前記第2誤
差を加える段階とを備えることを特徴とする、試錐孔が
貫通している地層の密度を測定する方法も含む。
本発明は上記方法を実施するための装置であって、地層
1こ照射するためのガンマ線源と、主として地層中で拡
散されたガンマ線を受けるように試錐孔から比較的遠く
に設けられる第1ガンマ線検出器と、試錐孔の壁の近く
に存在する物質中で主として拡散されたガンマ線を受け
るよう1こガンマ線源の比較的近くに配置される第2ガ
ンマ線検出器と、エネルギーがコンプトン効果1こより
主として弱められたガンマ線をカバーする窓の中の第1
検出器からの出力パルスのカウントレートを測定するた
めの第2回路と、試錐孔のすぐ近く1こ存在する物質の
密度の影響を補正された地層の密度を、測定された2つ
のカウントレートから決定するための計算装置とを備え
る前記方法を実施するための装置において、コンプトン
効果により1回以上エネルギーが弱められたガンマ線を
カバーする窓の中の第2検出器の出力パルスのカウント
レートを測定するための第3計算回路と、試錐孔の壁の
すぐ近くではないが近く1こ存在する物質の密度の影響
を更に補償された地層の密度を第3測定回路1こより測
定されたカウントレートを用いて決定するための計算装
置とを更に備えることを特徴とする装置も含む。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図において、地層11を貫通している試錐孔10の
内部1こはケーブル13!こよりゾンデ12が吊り下げ
られる。
ケーブル13はゾンデ12を地表の装置141こ接続す
る。
試錐孔10の内部とく1こ、興味のある浸透性の部分に
面する部分には油、水、泥、ガス、またはそれらの混合
物が満されて、試錐孔の壁が泥壁15で覆われるよう1
こする。
弾力的に作動されるアーム16により試錐孔10の中で
一方に片寄せられているゾンデ12は、このアーム16
とは反対側tこスキッド17を含む。
このスキッド17は弾力的に作動させられる2本のアー
ムによって試錐孔10の壁1こ押しつけられ、壁のどの
ような凹凸にもスキッド17ができるだけ追従できるよ
うになる。
第1図1こは1個しか断面で示されていない滑材17は
、ゾンデ12のアーム16とは反対側の同じ母線1こ沿
って整列されたガンマ線源19と、このガンマ線源19
から異なった距離の位置1こ設けられる2台のシンチレ
ーション検出器20 、21とを含む。
ガンマ線検出器19は660Kevのガンマ線を発生す
るセシウム137で作られ、ゾンデ12の中心軸1こ対
して垂直で、ガンマ線に対して透明な材料たとえばエポ
キシ樹脂製の窓23で覆われた円筒形規準凹部22の底
部に設けられる。
ガンマ線源19は、2台の検出器20,21がガンマ線
源19からガンマ線を直接受けないよう1こするために
、タングステンのように密度の高い遮へい物質24によ
り囲まれる。
検出器20はシンチレータ25と光電子増倍管26とを
組合わせて構成される。
シンチレータ25はスキッド17のほぼ中心軸上で、凹
部22の中心軸から11cfrL離れた位置で、ガンマ
線源191こ対して45度の傾斜をなしてタングステン
遮へい部材28を貫通する規準導管27の底部1こあた
る位置1こ配置される。
タングステン遮へい部材28は試錐孔の壁1こ面するス
キッド17のほぼ全面を覆う3検出器21もシンチレー
タ29と光電子増倍管30とで構成される。
シンチレータ29は、タングステン遮へい部材28を貫
通して構成されている、ガンマ線tこ対して透明な保護
窓31のすぐ後ろ1こ設けられる。
この位置は凹部22の中心軸から36CrrL離れた位
置である。
先に述べたスキッド17の構造は、ガンマ線源19に近
い方の検出器20が、試錐孔10の壁1こ比較的近いと
ころ1こ存在する物質、とくに泥壁15の中で拡散され
たガンマ線1こ対して主として感度を有し、ガンマ線源
19から遠い方の検出器21は地層中で拡散されたガン
マ線1こ対して主として感度を有する。
これらの検出器1こより発生された信号はゾンデ12の
電子装置部32へ送られる。
この電子装置部32は、第2図に詳細を示す解析部33
と、この解析部33で発生された情報を地表の装置14
へ送るための送信機部34とで構成される。
第2図に示すよう1こ、ガンマ線源19(こ近い方の検
出器20の光電子増倍管26は、その増幅器を介して信
号をしきい値比較器36,37,38に与える。
これらのしきい値比較器36,37゜38は検出された
エネルギE1.E2.E31こそれぞれ対応するパルス
振幅基準をそれぞれ有する。
エネルギーE1−E2はセシウム137ガンマ1m19
からのガンマ線のうち、コンプトン効果によりエネルギ
ーが1回以上弱められたガンマ線をカバーする窓の終り
を定め、エネルギーE2−E3はコンプトン効果により
エネルギーが1回だけ弱められたガンマ線をカバーする
窓の終りを定める。
比較器36の出力端子は2人カアンドゲート39の一方
の入力端子1こ直結され、比較器37の出力端子はイン
パーク40を介してゲート39の第2の入力端子1こ接
続され、比較器38の出力端子はゲート39の第2入力
端子1こインバータ42を介して接続される。
エネルギーE1よりも低い検出されたエネルギー1こ対
応する振幅を持つ増幅器35の出力パルスは、電圧比較
器36,37,38に対しては何の作用も及ぼさず、し
たがってそれらの比較器の出力レベルはO状態1こ保た
れることは容易にわかるであろう。
その場合1こは、アンドゲート39と41は閉じたまま
である。
また、エネルギーE3よりも高い検出エネルギーに対応
する゛振幅を持つ増幅器35からのパルスは、比較器3
6〜38を同時1こトリガするが、インバータ40,4
2の作用1こよリアンドゲート39と41は再び閉じら
れる。
これとは対照的1こ、エネルギーE1とE2の中間のエ
ネルギー1こ対応する振幅を有するパルスは比較器36
はトリガするが、比較器37はトリガしない。
しかし、インバータ40の作用1こよってアンドゲ−ト
39はそれらのパルスを通過させる。
同様に、エネルギーE2とE3の中間の円ネルギーを有
するエネルギーに対応するパルスは、比較器36と37
はトリガするが比較器38はトリガしない。
これら3つの比較器36〜38とインパーク40゜41
との動作の組合わせにより、アンドゲート39は閉じた
状態を保つが、ゲート41は開く。
要約すると、アンドゲート39は、増幅器35の出力パ
ルスのうちエネルギーE1とE2の中間のエネルギー1
こ対応する増幅器35からの全てのパルスに対してパル
スを発生し、ゲート41はエネルギーE2とE3の中間
のエネルギーに対応する増幅器からの全てのパルスに対
してパルスを発生する。
ガンマ線源から遠い方の検出器21の光電子増倍管30
は、増幅器43を介して電圧比較器44゜45に出力パ
ルスを与える。
これらの比較器4445は検出されたエネルギーE1′
とE3′にそれぞれ対応するパルス振幅基準をそれぞれ
有する。
それら2つのエネルギーレベルはガンマ線源19からの
ガンマ線のうち、エネルギーがコンプトン効果により主
として弱められたガンマ線をカバーするエネルギーの窓
の終りを定める。
比較器44の出力端子は2人カアンドゲート46の一方
の入力端子に直結され、比較器45の出力端子はインバ
ータ47を介してゲート46の第2入力端子に接続され
る。
回路要素43,44,45,46,47で構成されたこ
の論理回路の動作は、回路要素35,36゜37.38
,39,40,41,42で構成された論理回路の動作
に類似するから、アンドゲート46は、エネルギーE、
′とE3′の中間の検出エネルギーに対応する振幅をを
有する増幅器43の全ての出力パルスに対して、パルス
を生ずることが直ちにわかるであろう。
エネルギーE1.E2.E3.E1′、E3′に対して
採用される値については、以上の説明から下記のことが
わかる。
すなわち、2つのエネルギー下部領域E1とE1′は、
媒体の平均原子番号に依存するスペクトルの低エネルギ
一部分、すなわち、一般に120KeV以上のエネルギ
ーを持たねばならない。
2つのエネルギー上部類域E3.E3′はガンマ線源に
より発生されるガンマ線のエネルギー(セシウム137
の場合には660KeV)よりも低くなければならない
一エネルギー中間領域E2はガンマ線源19と、ガンマ
線源19とそれに近い方の検出器との距離と、その検出
器のコリメーションとの関数である。
たとえば、セシウムガンマ線源の場合には上記エネルギ
ーE1〜E3′は次のような値を有する。
ElとElは100KeVと200KeVの間、E2
は 300KeVと300 KeVの間E3とE3は
450KeVと600KeVの間。
これらの範囲内のある特定の値の選択は単に最適化の問
題にすぎない。
与えられた種類のゾンデに対しては、コンプトン散乱を
1回行ったガンマ線と、1回以上コンプトン散乱を行っ
たガンマ線と、コンプトン散乱のみによってエネルギー
か弱められたガンマ線とに対して、可能な最適の感度を
得るように上記の5種類の値を調整することが重要であ
る。
アンドゲート39,41,46の出力は送信機部34に
加えられる。
この送信機34は受けた出力をケーブル13を通じて地
表の装置14へ送られ、それらの出力を受けた受信機4
8はデジタルコンピュータ49に出力を与える。
このコンピュータ49はアンドゲート46,41,39
によりそれぞれ発生されたパルスのカウントレートNL
Eo、Noから、スキッド17のすぐ近くの地層の密度
を決定する。
計算および補償された密度の値は記録器50に与えられ
る。
コンピュータ49がカウントレートN L 7 N O
?Nc′について行う処理の詳細を説明する前に、測定
原理を説明することが適当である。
ガンマ線源19から遠い方の検出器21により、エネル
ギーの窓E1′−E3′内で測定されたカウントレート
NLは、エネルギーが主として1回だけのコンプトン散
乱により弱められたガンマ線を表す。
したがって、このカウントレートは媒体の平均原子数に
より影響は受けず、密度のみに関係する。
検出器21はガンマ線源19から比較的遠くに離れてい
るから、検出器21が受けるガンマ線は近くの地層の中
で散乱させられるとともに、それよりもはるかに程度は
低いが、スキッド17から地層を分離する泥壁15の中
でも散乱させられる。
そのために、カラントレー)NLから算出された密度d
Lは地層の近似密度にすぎず、その誤差は泥壁15の厚
みと密度との関数である。
ガンマ線源19に近い方の検出器20により測定された
カウントレートNoは、この泥壁層15の影響による誤
差を補償するための第1補償において使用される。
このカウントレートNOはスキッド17に比較的近い場
所に存在する物質中で散乱したガンマ線を表す。
また、カウントレートNOはエネルギがコンプトン効果
により1回だけ弱められたガンマ線をカバーするエネル
ギーの窓E2−E3の中で測定されるから、カウントレ
ートNcは試錐孔のすぐ近くで、スキッド17から30
間以下の距離の位置に存在する物質の密度を表す。
そうすると、カウントレートNoに対応して近似密度d
が算出された場合には、ガンマ線源19から遠い方の検
出器により与えられたカウントレートから算出された近
似密度dLに及ぼされるそれらの物質の影響を補正する
ことが可能である。
この補正は、厚みと密度が既知の層について行われた測
定から、実験的に得たカーブを用いて行うことができる
この補償は密度の差(dLdc)の関数として、近似密
度dLが含む誤差△dを与える。
このカーブはもちろんガンマ線源と検出器とに関係する
が、その全体的な形は第3図に示すようなものである。
コンピュータ49を用いて誤差△dを決定できるように
するために、このカーブをサンプリングしてサンプリン
グ値を記憶装置に記憶させる。
そうすると、密度差(dL da)とを計算し、この
差に対応する補正項△dを記憶装置から読出すことで十
分である。
先に説明したように、この第1補正は、試錐孔の壁のす
ぐ近くに存在する物質の厚みが30IILmをこえない
限りは、それらの物質の密度の影響を補償する。
次に、30皿よりも厚い余計な物質の厚みに対して、密
度dLを補償するために第3のカウントレートNo’が
使用される。
ガンマ線源に近い方の検出器により測定されるがエネル
ギーの窓E1−E2の中に含まれるこのカウントレート
は、試錐孔の近くに存在する物質の中で主として散乱し
たが、エネルギーは1回以上のコンプトン効果により主
として弱められたガンマ線を表す。
この事実から、カラントレーt−N。
′は試錐孔の壁の近くではあるが、スキッド17のすぐ
そばではない位置に存在する物質の密度を表す。
そのカラントレー)NO’は第1補償によってはカバー
されない領域内に位置する。
したがって、密度d(3は式%式%(3 から計算され、第2補償のために用いられる。
これは、差(dc−da’)の関数として、第1補正を
施された密度が含む誤差△d′を与える第2の実験カー
ブを用いて行われる。
第4図に全体的な形状を示すこのカーブはサンプリング
されてから記憶装置に記憶される。
そうすると、前記したように、差(da da’)を
計算し、それに対応する補正項△d′を記憶装置からと
り出すだけで十分である。
それから、地層の補償された密度として最終的に得られ
る密度dは、次式から計算される。
この二重補償法により、約60rrL11Lまでの厚さ
を持ち、試錐孔の壁の近くに存在する物質の密度の影響
をなくすことが可能である。
この約60rILmという厚さは、変質した大部分の頁
岩をカバーする値である。
次に第5図を参照する。
第5図は3個の測定されたカウントレートから地層の密
度dを、以上説明した技術に従って決定するように構成
されているコンピュータ49の構成部品を示す。
前記カウントレートは受信機48に含まれている分解回
路によりコンピュータ49に逐次加えられる。
ブロック51はカウントレートNLから式 により近似密度dI、の計算と記憶を行う計算サブユニ
ットである。
上の式でdoとAは実験により得られる定数で、デジタ
ルメモリ52に貯えられている。
ブロック52はカウントレートNoから式 d 0=
(io’+A’ log(N(3/di、)により、試
錐孔dcのすぐ近くに存在する物質の密度dcの計算と
記憶を行うための計算サブユニットである。
上式でdo′とA′は実験により得られる定数で、デジ
タルメモリ54に貯えられている。
計算サブユニット53においては、差(aL−dc)が
計算されて、サブユニット56にデジタル的に貯えられ
ている実験値のサンプルから、補正項△dを計算して、
それをデジタル的に貯えるように構成されている計算サ
ブユニット56に加えられる。
ブロック57はカウントレートNOから式 d c’=
d □’+ A’ l o gN(3’により、試錐
孔の近くの位置に存在する物質の密度dc′を計算して
それを貯える計算サブユニットである。
上式でdo“とにはデジタルメモリ58に貯えられてい
る実験的な定数である。
計算サブユニット59においては、差(da−da’)
の計算が行われ、その差は計算サブユニット60に加え
られる。
このサブユニット60はそれに貯えられている実験値の
サンプルから補正項△d′を発生し、それをデジタル的
に貯えるように構成されている。
このようにして発生され、貯えられた3種類の値dL、
△dおよび△d′は加算ユニット61に加えられる。
この加算ユニット61は式に従って、補償された密度の
値を発生し、それを次の順序まで貯えるためのユニット
である。
記録器50により深さに関して記録されるのはこの値で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置に用いられるゾンデの略図、第2
図は本発明の装置の解析部を示すブロック図、第3,4
図は実験的に得られたグラフ、第5図は測定した3種類
のカウントレートから密度を計算するための計算装置の
ブロック図である。 19・・・・・・ガンマ1L20,21・・・・・・シ
ンチレーション検出器、25,29・・・・・・シンチ
レータ、26.30・・・・・・光電子増倍管、32・
・・・・・電子装置部、33・・・・・・解析部、36
,37,44,45・・・・・・比較器、49・・・・
・・コンピュータ、51,52゜53.54,55,5
6,57,59,60・・・・・・計算サブユニット、
61・・・・・・加算ユニット。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 地層lこガンマ線を照射する段階と、近似密度を計
    算するための主信号を得るために、主として前記地層内
    で拡散され、かつコンプトン効果1こより全体的1こ弱
    められたエネルギーを有する前記ガンマ線1こより発生
    された第1カウントレートを測定する段階と、試錐孔の
    すぐ近くに存在する物質1こ関連する第1密度補正を計
    算するための第1補助信号を得るために、試錐孔のすぐ
    近く1こ存在する物質内で主として拡散され、かつコン
    プトン効果1こより1回だけ全体として弱められたエネ
    ルギーを有すをガンマ線1こより発生された第2カウン
    トレートを測定する段階とを備える、試錐孔が貫通する
    地層の密度を測定する方法lこおいて、試錐孔の壁のす
    ぐ近くではないがその壁の近くに存在する物質1こ関連
    する第2密度補正を計算するための第2補助信号を得る
    ために、その物質中で主として拡散され、かつコンプト
    ン効果1こより1回以上全体として弱められたエネルギ
    ーを有するガンマ線1こより発生された第3カウントレ
    ートを測定する段階を備えることを特徴とする試錐孔が
    貫通する地層の密度を測定する方法。 2、特許請求の範囲の第1項1こ記載の方法lこおいて
    、前記主信号から地層の近似密度を計算する段階と、前
    記第1補助信号から前記すぐ近く1こ存在する物質の密
    度を計算する段階と、このよう1こして計算した2種類
    の密度の差を決定する段階と、第1の実験的関係から、
    前記すぐ近くの物質がそれ自身の密度のため1こ地層の
    近似密度を狂わす第1誤差を前記差の関数として決定す
    る段階とを備える方法であって、前記第2補助信号から
    前記近く1こ存在する物質の密度を計算する段階と、試
    錐孔の近くとすぐ近く1こそれぞれ存在する物質の計算
    して得た密度の差を決定する段階と、第2の実験的関係
    から、近く1こ存在するそれらの物質が前記近似密度を
    狂わす第2誤差を前記差の関数として決定する段階と、
    地層の実際の密度として最終的1こ得られる補償された
    密度を得るため1こ前記密度と前記第1誤差と第2誤差
    を組合わせる段階とを備えることを特徴とする方法。 3 試錐孔が貫通する地層を照射するためのガンマ線源
    と、地層内で拡散されたガンマ線を主として受けるよう
    1こガンマ線源から比較的長い距離の位置1こ配置され
    る第1ガンマ線検出器と、試錐孔の壁1こ近い物質中で
    拡散されたガンマ線を主として受けるようにガンマ線源
    から比較的短い距離の位置1こ設けられる第2ガンマ線
    検出器と、コンプトン効果1こより主として弱められた
    エネルギーを有するガンマ線をカバーする窓の中の第1
    検出器の出力パルスのカウントレートを測定して、地層
    の近似密度を決定するための主信号を発生するための第
    1回路と、コンプトン効果1こより1回だけ全体的1こ
    弱められたエネルギーを有するガンマ線をカバーする窓
    の中の第2検出器からの出力パルスのカウントレートを
    測定して、試錐孔の壁のすぐ近く1こ存在する物質1こ
    関連する第1密度を決定するための第2回路とを備える
    、試錐孔が貫通する地層の密度を測定するための装置1
    こおいて、コンプトン効果1こより1回以上弱められた
    エネルギーを有するガンマ線をカバーする窓の中の第2
    検出器からの出力パルスのカウントレートを測定して、
    試錐孔の壁のすぐ近くではないが近く1こ存在する物質
    1こ関連する第2密度補正を決定するための第2補助信
    号を発生する第3回路を更1こ備えることを特徴とする
    試錐孔が貫通する地層の密度を測定する装置。 4 特許請求の範囲の第3項1こ記載の装置であって、
    試錐孔のすぐ近く1こ存在する物質の密度に対して補正
    された地層密度を計算するための装置と前記主信号から
    地層の近似密度を計算するための装置と、前記第1補助
    信号から地層のすぐ近く1こ存在する物質の密度を計算
    するための装置と、第1の実験的関係から、前記近似密
    度と前記非常1こ近く1こ存在する物質の密度との差の
    関数として、前記近似地層密度lこ対して施すべき第1
    補正を決定するための装置とを備える装置1こおいて、
    試錐孔の壁のすぐ近くではなくて近くに存在する物質の
    密度を前記第2補助信号から決定するための計算装置と
    、第2の実験的関係から、近くと非常に近くとfこそれ
    ぞれ存在する前記物質の密度の差の関数として、前記近
    似密度1こ施すべき補正を決定するための装置と、前記
    近似密度と前記第1および第2の補正とから補償された
    地層密度を計算するための装置とを更1こ備えることを
    特徴とする装置。 5 特許請求の範囲の第4項1こ記載の装置1こおいて
    、第1測定回路と、第2測定回路と、第3測定回路と1
    こより測定されるカウントレートはそれぞれNL、N0
    2N′oという記号がつけられ、地層の近似密度dLを
    計算するための装置は、doとAを実験的1こ決定され
    る定数として、 式aL=cio+ A I o、NLを解くよう1こ構
    成され、第1密度補正項△dを発生するための装置は計
    算された信号dLとdcを受けて、実験式△d=f(d
    L da)!こより決定される信号△dを与えるよう
    に構成される前記装置tこおいて、完全1こ補償された
    密度を発生するために、近くの物質の密度d′cを計算
    するためにd″oとにを実験1こより決定される定数と
    して、式d′o−dllo+に、1o2NICを解くよ
    う1こ構成された装置と、前記信号d とd′oを受け
    て実験式△d′−f(do−d′o)1こより決定され
    る信号△d′を発生する第2密度補正項を発生するため
    の装置と、式d−dL+△d+△d′を解くよう1こ構
    成され、完全1こ補償された情報密度dを計算するため
    の装置とを備えることを特徴とする装置。 6 特許請求の範囲の第3項または第4項1こ記載の装
    置1こおいて、ガンマ線源はセシウム137であり、前
    記第1、第2および第3測定回路は、第■下部領域E1
    ′と第1上部領域EZの間、第2上部預域E3と中間領
    域E2の間、中間領域E2と第2下部領域E、との間の
    エネルギーであって、前記E1.F;。 E2.E3.E3のエネルギー範囲は 100 KeV< ElおよびEl< 200 KeV
    300 KeV< E2 < 300 Ke
    V450KeV<E3およびEa <600KeVであ
    るようなエネルギー1こ対応する振幅を有するパルスカ
    ウントレートをそれぞれ与えるようニ構成されることを
    特徴とする装置。 7 特許請求の範囲の第3項または第4項lこ記載の装
    置1こおいて、第2検出器はガンマ線源の方向1こ約4
    5度の傾斜をなす規準導管の底1こ配置されることを特
    徴とする装置。
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