JPS5814893A

JPS5814893A - 演奏記録制御装置

Info

Publication number: JPS5814893A
Application number: JP56114246A
Authority: JP
Inventors: 大江　一郎
Original assignee: Nippon Gakki Co Ltd
Current assignee: Nippon Gakki Co Ltd
Priority date: 1981-07-21
Filing date: 1981-07-21
Publication date: 1983-01-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、映像信号を記録するビデオ装置を用いて、
ディジタル状にした演奉データを記録し、映像再生と共
に楽器の自動演奏が行なわれるようにする演奏記録制御
装置に関する。

従来より、例えば画像情報１チヤンネルに対して音声情
報２チヤンネルを含む映像信号を形成することが知られ
ており、このような映像信号は、ビデオテープレコーダ
、あるいはビデオディスク装置に対して記録することが
行なわれている。例えば、オーケストラ演奏等の音楽演
奏の場合には、その演奏風景の画像と共に、演奏音がス
テレオ的に再生されるようになるもので、音楽教育等に
おいても効果的に利用される。

しかし、このようなビデオ装置を用いた音響再生は、あ
くまでも電子的≦二再生され、スピーカから発音される
ものであり、実際の楽器そのものの演奏音を直接的に聴
取するようなことはできない。

この発明は、上記のような点に瀦みなされたものであり
、例えば楽器の演奏風景、演奏音を再生する状態であり
ながら、少なくとも特定される楽器の演奏データをも記
録し、再生時において自動演奏楽器を駆動して、直接的
な楽器演奏音を含む状態で聴取し得るようにする演奏記
録制御装置を提供しようとするものである。

すなわち、この発明に係る演奏記録制御装置は、演奏操
作に伴ない演奏データを発生する楽器、および演奏風景
等を撮像する手段を有し、この撮像された映像信号の非
直ブランキング部分に、を記演奏データを混合して混合
映像信号を形成してこれをビデオ装置に記録するように
してなり、再生時には映像信号の垂直ブランキング部か
ら演奏データを分離抽出して、この演奏データにもとす
き楽器の自動演奏等を行なわせるようにするものである
。

以下図面を珍魚してこの発明の一実施例を説明する。第
１図は記録部の構成を示すもので、演奏家によって演奏
される自動演奏ピアノ１１を備えるもので、このピアノ
１１からは鍵の操作に伴ない例えばその操作鍵音高に対
応する音高データが発生される。この場合、自動演奏ピ
アノ１１にあっては、両手によって鍵操作がされるもの
であるため、複数の鍵が同時操作されるものであり、こ
のような場合には、これら操作された鍵にそれぞれ対応
する音高データが並列的に発生され、チャンネルプロセ
ッサでなるキーコーダ１２に供給されるようになる。こ
のキーコーダ１２（二おいては、複数のチャンネルが設
定され、自動演奏ピアノ１）で発生される音高データを
、その発生順次に対応して空きチャンネルに分配設定し
、バッファメモリ１３において、その複数チャンネルの
音高データをそれぞれバッファ記憶させるようにする。

第２図は、上記キーコーダ１２およびバッファメモリ１
３部の１つのチャンネルに対応する部分の構成例を示す
もので、自動演奏ピアノ１１の鍵操作に伴ない発生され
分配された音高データは、クロックφ１で駆動される第
１のシフトレジスタ１４に記憶される１、そしてこの第
゛１のシフトレジスタ１４に記憶された音高データは、
次のクロックφ１で第２のシフトレジスタ１５にシフト
記憶され、この第２のシフトレジスタ１５で記憶された
音高データは、位相の異なる他のクロックφ２に対応し
てバッファ１６に記憶される状態となる。

ここで、第１および第２のシフトレジスタ１４．１５の
記憶音高データは、排他的オア回路１７に供給され、こ
の両レジスタ１４，１１５の記憶データの内容１＝差異
の存在する時に、この排他的オア回路１７から１１」の
出力信号が発生される。すなわち、当該チャンネルに対
して新しい鍵操作によって新しい音高データが入力され
た時、あるいはそれまで入力されていた音高データに対
応する鍵が離され、入力音高データが消滅した時に、こ
の排他的オア回路１７から出力信号「１」が発生され、
イベント検出回路１８で、鍵操作状態変化（イベント）
を検出するようになる。

上記バッファ１６で記憶されている音高データは、上記
イベント検出信号と共に合成回路１９に供給され、また
この合成回路１９にはクロックパルスＣＰで計数駆動さ
れる計数回路２０からの計数値データ、すなわち時間デ
ータをも供給する。そして、この合成回路１９からイベ
ントに対応する時間データを検知し、そのイベン）Ｃ対
応する音高データと共に演奏データを形成するもので、
この演奏データは各チャンネル毎に演奏データ形成回路
２１Ｃ＝おいて形成される。すなわち、自動演奏ピアノ
１１における鍵操作の各押鍵、離鍵の時間データと共に
押鍵時の音高データを含む圧縮された状態の演奏データ
が各チャンネルそれぞれに対応して発生され、その各チ
ャンネルのデータは順位性をもってメモリ２２に記憶さ
れる状態となる。

ここで、演奏データは全てディジタルデータで構成され
るもので、例えば音高データは２ビツトのオクターブデ
ータと、４ビツトのノート（音名）データとの組み合わ
せで構成される。

そして、各チャンネルにおけるデータは、例えばイベゾ
ト相互間の時間データおよびイベントにつづく範囲の音
高データ（離鍵に伴なうイベンＦにつづく範囲は、演奏
音は存在しないのでオール「０」の音高データ）で構成
される。

前記自動演奏ピアノ１１１＝おける演奏風景は、ビデオ
カメラ２Ｊによって撮像され、その映像信号は画直閏同
期抽出回路２４に導かれる。そして、この回路２４で抽
出された垂直同期信号は、読み出し制御回路２５を駆動
して、メモリ２２から垂直同期信号のブランキング期間
ζ″一対応して記憶された演奏データを読み出し、垂直
同期信号抽出回路２４を通過した映像信号と、混合回路
２６で混合する。

ここで、混合回路２６で演奏データの混合された混合映
像信号のフォーマットは、第３図に示すようになるもの
であり、演奏データは同図に拡大して示す垂直（Ｖ）同
期に対応するブランキング期間に、アドレス情報ライン
を避けて１う。

インあるいは数ラインで設定されるよう（＝混合される
。すなわち、演奏データは、画像情報１ニ同期して挿入
され、リールタイム処理が可能とされるもので、演奏デ
ータのサンプリング数は、６０Ｈｚとなる。すなわち、
このサンプリングは１７′ｒｌ′Ｌ秒毎になるので、４
ｍ秒毎にサンプリングした４サンプル分を１垂直間期に
対応して入れるようにしてもよい。

そして、このようにして混合回路２６で得られた第３図
で示したような混合映像信号は、記録制御回路２７によ
って、ビデオテープあるいはビデオディスク等を使用す
るビデオ装置２８に記録される。

第４図は、上記のようにしてビデオ記録された混合映像
信号の再生部を示すもので、ビデオ装置２８から再生回
路２９により再生された混合映像信号は、垂直同期検出
回路３０で垂直同期信号が検出され、この検出垂直同期
信号（二よって、制御回路３１を駆動する。この制御回
路３１では、この−出垂直同期信号にもとすき、演奏デ
ータ除去回路３２で混合映像（ｇ号から演奏データを除
去し、ビデオカメラ２３で撮像された映像をＣＲＴモニ
タ３３で画像再生する。

また、制御回路３１は演奏データ抽出回路３４を駆動し
、混合映像信号から演奏データのみを抽出し、データ再
生駆動回路３５に供給し、自動演奏ピアノ１１を、その
演奏データにもとすき例えば機械的に演奏駆動して、こ
のピアノ１１自体からの直接の演奏音を、ＣＲＴモニタ
３３の画像に対応して聴取し得るようにしてなる。

すなわち、ビデオ装置を使用しながら、その演奏風景の
再生と同期して、自動演奏ピアノ１１からの直接的な演
奏音が聴取できるものであり、スピーカ再生した演奏音
とは異なり、非常に迫力のともなった自動演奏再生が実
現できるようになる。

尚、上記実施例では演奏される楽器を自動演奏ピアノの
みに限定して示したが、実際には他の楽器群によるオー
ケストラ演奏を伴なう場合がある。

このような場合には、ビデオカメラ２３でこれら楽器群
の演奏風景大も撮像すると共に、自動演奏ピアノ１１の
演奏音を除く他の楽器群の演奏音を、ステレオ的に２チ
ヤンネルマイクロホンで集め、この２チヤンネルの演奏
音信号を、従来のビデオシステムと同様に適宜変調して
ビデオ装置に映像信号と共に記録する。そして、。

再生時においては、この楽器群の演奏音を２チヤンネル
スピーカシステム等で高品質（＝再生し、自動演奏ピア
ノ１１の演奏と合わせるようにすれば、より効果的な画
像を伴なった音楽演奏再生が実現できる。

さらに、この場合混合映像信号から抽出された演奏デー
タは、適宜五線譜状のテロップデータに変換して、ＣＲ
Ｔモニタ３３で表示させることができる。このよう（二
五線譜データをモニタ表示した場合には、自動演奏ピア
ノ１１の自動演奏状態を断ち、その表示された五線譜に
もとずき、ピアノ演奏練習を行なうことができ、例えば
オーケストラ演奏をバックにしたピアノ演奏練習が効果
的に実行され、特に高度な演奏練習を行なう場合にその
練習効果は著るしいものである。

以上のようにこの発明によれば、テープあるいはディス
ク等によるビデオ装置によって、迫力に富む音楽演奏を
、映像を伴なって再現できるものであり、さら（＝高度
な演奏練習も効果的に実行できるもので、特に音楽教習
等において効果的Ｃ二利用できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係る演奏記録制御装置の
記録部を説明する構成図、第２図は上記記録部における
演奏データ形成手段の例を説明する園、第３図は上記記
録部で形成される混合映像信号のフォーマットを説明す
る図、第４図は上記混合映像信号にもとすく再生部を説
明する構成図である。１１・・・自動演奏ピアノ、１２・・・キーコーダ、１
３・・・バッファメモリ、２１・・・演奏データ形成回
路、２３・・・ビデオカメラ、２４・・・垂直同期信号
抽出回路、２５・・・読み出し制御回路、２６．・・混
合回路、２７・・・ビデオ装置、３０・・・掴直同期検
出回路、３２・・・演奏データ除去回路、３３・・・Ｃ
ＲＴモニタ、３４・・・演奏データ抽出回路。

Claims

【特許請求の範囲】

少なくとも演奏操作に伴ない滴水データを発生する楽器
と、楽器演奏に対応する風景等を撮像する手段と、上記
楽器の演奏操作に伴なう演奏データをディジタル状で記
憶する手段と、を記撮像された映像信号から垂直同期信
号を抽出しこの垂直同期信号に対応して上記記憶された
演奏データを読み出し制卸する手段と、この読み出され
た演摩データを１記映像信号の垂直同期信号に対応する
ブランキング部に合成し混合映像信号を形成する手段と
、この混合映像信号を記録するビデオ装置とを具備し、
このビデオ装置の再生時に垂直同期ブランキング部から
上記演奏データを分離抽出し、このデータにもとすき自
動演奏楽器を演奏駆動し得るようにしたことを特徴とす
る演奏記録制御装置。