JPS58148833A - 高純度商品形態の4,2′,4′−トリクロロ−2−ヒドロキシジフエニルエ−テルの製造方法 - Google Patents
高純度商品形態の4,2′,4′−トリクロロ−2−ヒドロキシジフエニルエ−テルの製造方法Info
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- JPS58148833A JPS58148833A JP58019858A JP1985883A JPS58148833A JP S58148833 A JPS58148833 A JP S58148833A JP 58019858 A JP58019858 A JP 58019858A JP 1985883 A JP1985883 A JP 1985883A JP S58148833 A JPS58148833 A JP S58148833A
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、非常に純粋でほこりがなく且つほとんど無臭
の粒状化された商品形態の4゜2’、4’−トリクロロ
−2−ヒドロキシジフェニルエーテルの製造方法に関す
る。
の粒状化された商品形態の4゜2’、4’−トリクロロ
−2−ヒドロキシジフェニルエーテルの製造方法に関す
る。
ハロゲン化2−ヒドロキシジフェニルエーテルはすぐれ
た殺微生物作用物質として公知である。たとえば、米国
特許第3904696号、第3629477号および第
3800048号の各明細書ならびにスイス特許第43
2119号明細書に記載がある。4.2’、 ’−ト
リクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテルは、その
殺菌および殺真菌作用物質としてのすぐれた特性の故に
、すでに長い間商品として市販されている。この物質は
たとえばセッケン、洗剤、化粧品およびその他家庭用品
に消毒作用物質として配合されて使用される。かかる用
途のために、この作用物質には、きわめて高純度が要求
されている。したがって、4゜2 / 、 4 / −
トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテルをでき
るだけ純粋な形で、すなわちできるだけ副生成物を含有
していない形で製造すること、ならびにその高い純度を
、できるだけ合理的且つ工業的に最適な方法で達成する
ことが特に重要である。
た殺微生物作用物質として公知である。たとえば、米国
特許第3904696号、第3629477号および第
3800048号の各明細書ならびにスイス特許第43
2119号明細書に記載がある。4.2’、 ’−ト
リクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテルは、その
殺菌および殺真菌作用物質としてのすぐれた特性の故に
、すでに長い間商品として市販されている。この物質は
たとえばセッケン、洗剤、化粧品およびその他家庭用品
に消毒作用物質として配合されて使用される。かかる用
途のために、この作用物質には、きわめて高純度が要求
されている。したがって、4゜2 / 、 4 / −
トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテルをでき
るだけ純粋な形で、すなわちできるだけ副生成物を含有
していない形で製造すること、ならびにその高い純度を
、できるだけ合理的且つ工業的に最適な方法で達成する
ことが特に重要である。
この作用物質を製造するために使用可能な方法は、上記
引用特許明細書に記載されている。そして、従来工業的
に大規模に実用されてきた唯一の方法は原理的にドイツ
特許公報第1216882号(特に実施例1参照)に記
載されている方法である。この方法は次のようにして実
施される。
引用特許明細書に記載されている。そして、従来工業的
に大規模に実用されてきた唯一の方法は原理的にドイツ
特許公報第1216882号(特に実施例1参照)に記
載されている方法である。この方法は次のようにして実
施される。
4.2’ 、4’ −トリクロロ−2−7ミノジフエ
ニルエーテルを濃硫酸中でジアゾ化し、そして得られた
ジアゾニウム塩を、場合によっては0−ジクロロベンゼ
ンの添加後に、約50乃至80%の硫酸中で煮沸するの
である。
ニルエーテルを濃硫酸中でジアゾ化し、そして得られた
ジアゾニウム塩を、場合によっては0−ジクロロベンゼ
ンの添加後に、約50乃至80%の硫酸中で煮沸するの
である。
仕上げのためには、得られた4、2’ 、4’−トリク
ロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテルと2.4.8
−トリクロロジベンゾフラン(副生成物)との混合物を
強塩基性となし、そして場合によっては存在する有機溶
剤を水蒸気と共に蒸留除去する。副生成物をp別し、そ
してp液中の4.2’、 ’−トリクロロ−2−ヒ
ドロキシジフェニルをほぼ9以上のpHに調整すること
によって沈殿させる。
ロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテルと2.4.8
−トリクロロジベンゾフラン(副生成物)との混合物を
強塩基性となし、そして場合によっては存在する有機溶
剤を水蒸気と共に蒸留除去する。副生成物をp別し、そ
してp液中の4.2’、 ’−トリクロロ−2−ヒ
ドロキシジフェニルをほぼ9以上のpHに調整すること
によって沈殿させる。
この生成物をさらに精製するために、真空蒸留し、そし
て次に石油エーテルから再結晶する。
て次に石油エーテルから再結晶する。
ジアゾ化と煮沸との工程を通して製造する上記の製造方
法は、大量の上記した副生成物を伴なうが、これが工業
的に実用しうる唯一の方法と見られる。したがって、問
題は主として次の点にある。すなわち、仕上げができる
だけ目的生成物の損失を少なくして実施可能であること
、不純物を必要な程度にまで減少すること、仕上けが技
術的にできるだけ簡単であること、そして特に運転安全
性の点から受入れ可能なものであること、そして得られ
た生成物が商業的に使用可能な形態であることである。
法は、大量の上記した副生成物を伴なうが、これが工業
的に実用しうる唯一の方法と見られる。したがって、問
題は主として次の点にある。すなわち、仕上げができる
だけ目的生成物の損失を少なくして実施可能であること
、不純物を必要な程度にまで減少すること、仕上けが技
術的にできるだけ簡単であること、そして特に運転安全
性の点から受入れ可能なものであること、そして得られ
た生成物が商業的に使用可能な形態であることである。
これ壕で実用されてきだ上記の方法、特にそこで実施さ
れる仕上けと精製とは、下記のいくつかの難点を有して
いた。
れる仕上けと精製とは、下記のいくつかの難点を有して
いた。
(])所要の純度基準を達成するだめに、目的生成物の
真空蒸留後に再結晶工程(石油エーテルからの)を実施
する必要がある(これは工業的大量生産においては特に
コストが嵩む)。
真空蒸留後に再結晶工程(石油エーテルからの)を実施
する必要がある(これは工業的大量生産においては特に
コストが嵩む)。
生成物の静電帯電のために、この再結晶は安全上かなり
の危険をはらむものである。
の危険をはらむものである。
(2)真空蒸留の際に生成物は比較的高温に加熱されね
ばならないが、この真空蒸留の時に望ましくない反応が
起り、これによって再ひ望ましくない副生成物が導入さ
れて最終収率が低下してし捷う。
ばならないが、この真空蒸留の時に望ましくない反応が
起り、これによって再ひ望ましくない副生成物が導入さ
れて最終収率が低下してし捷う。
(3) 上記の高価な精製操作を行なった後において
も、得られた生成物はなお除去されることが望寸しいい
くつかの副生成物を含む。
も、得られた生成物はなお除去されることが望寸しいい
くつかの副生成物を含む。
(4)生成物は粉末形態で得られる。これは決して理想
的な商品形態ではない。なぜならば粉末のほこりが発生
し、捷だかたまりになる傾向があるからである。
的な商品形態ではない。なぜならば粉末のほこりが発生
し、捷だかたまりになる傾向があるからである。
(5)生成物は好ま[くない独特の臭いを持っている。
本発明の目的は、上記した基本的方法における仕上けと
精製とを改良して、上述した難点のない、あるいは上述
した難点が軽減され、しかもさらに付加的な技術的利点
をもたらす仕上げと精製の方法を提供することである。
精製とを改良して、上述した難点のない、あるいは上述
した難点が軽減され、しかもさらに付加的な技術的利点
をもたらす仕上げと精製の方法を提供することである。
本発明によれば、この目的はいくつかの特別な分離精製
工程を組合わせることによって予期されなかったような
効果をもって達成された。本発明の方法によって得られ
る利点は、特に次の点に見られる。
工程を組合わせることによって予期されなかったような
効果をもって達成された。本発明の方法によって得られ
る利点は、特に次の点に見られる。
(1)所要純度基準を完全に満たす格別に純粋な目的生
成物が得られる。
成物が得られる。
(2)技術的に問題を含む再結晶がもはや必要でなくな
る。
る。
(3ン 最終収率が大幅に向上される。
(4)生成物が、はこりのたたない且っほとんと無臭の
注入可能な、したがって容易に計量添加できる粒状形態
で得られる。これは商品形態としてきわめて好適である
。すなわち、4.2’ 、4’−トリクロロ−2−アミ
ノジフェニルエーテルをジアゾ化し、得られたジアゾニ
ウム塩を煮沸し、そして反応生成物としての4.2’
、4’−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテ
ルと2.4.8−トリクロロジベンゾフランとを含有す
る反応混合物を仕上は操作することによってきわめて純
粋でほこシがたたず且つほとんど無臭の粒状商品として
4゜2’、4’−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニ
ルエーテルを製造する本発明の方法は、仕上げと精製と
のために a)該ジアゾニウム塩の煮沸し、その水性酸相を分離し
た後に得られる4、2’、4’−トリクロロ−2−ヒド
ロキシジフェニルエーテルと2.4.8−トリクロロジ
ベンゾフランとを含有する混合物をアルカリ性となし、
そして ((4)該反応混合物中に有機溶剤が存在している場合
には該混合物を水蒸気蒸留にかけて該有機溶剤を除去し
、沈殿した2゜4.8−トリクロロジベンゾフランを戸
別し、そしてν液を水と非混和性の不活性な有機溶剤で
多数回抽出するか、或いは (ロ)該反応混合物中に全くあるいはほとんど溶剤が存
在していない場合には、該アルカリ性混合物を水と非混
和性の不活性な有機溶剤で直接多数回抽出し、 b)その強アルカリ性水性相を酸でpl(3乃至IOに
調整し、そして溶融物として得られた412’ l 4
’ −1リクロロー2−ヒドロキシジフェニルエーテル
を分離し、C)場合によっては難揮発性希釈剤を添加し
たのち、該溶融物から易揮発性成分を除去し、そして次
に該溶融物を分子蒸留にかけ、 d)蒸留された溶融物を結晶性4.2’ 。
注入可能な、したがって容易に計量添加できる粒状形態
で得られる。これは商品形態としてきわめて好適である
。すなわち、4.2’ 、4’−トリクロロ−2−アミ
ノジフェニルエーテルをジアゾ化し、得られたジアゾニ
ウム塩を煮沸し、そして反応生成物としての4.2’
、4’−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテ
ルと2.4.8−トリクロロジベンゾフランとを含有す
る反応混合物を仕上は操作することによってきわめて純
粋でほこシがたたず且つほとんど無臭の粒状商品として
4゜2’、4’−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニ
ルエーテルを製造する本発明の方法は、仕上げと精製と
のために a)該ジアゾニウム塩の煮沸し、その水性酸相を分離し
た後に得られる4、2’、4’−トリクロロ−2−ヒド
ロキシジフェニルエーテルと2.4.8−トリクロロジ
ベンゾフランとを含有する混合物をアルカリ性となし、
そして ((4)該反応混合物中に有機溶剤が存在している場合
には該混合物を水蒸気蒸留にかけて該有機溶剤を除去し
、沈殿した2゜4.8−トリクロロジベンゾフランを戸
別し、そしてν液を水と非混和性の不活性な有機溶剤で
多数回抽出するか、或いは (ロ)該反応混合物中に全くあるいはほとんど溶剤が存
在していない場合には、該アルカリ性混合物を水と非混
和性の不活性な有機溶剤で直接多数回抽出し、 b)その強アルカリ性水性相を酸でpl(3乃至IOに
調整し、そして溶融物として得られた412’ l 4
’ −1リクロロー2−ヒドロキシジフェニルエーテル
を分離し、C)場合によっては難揮発性希釈剤を添加し
たのち、該溶融物から易揮発性成分を除去し、そして次
に該溶融物を分子蒸留にかけ、 d)蒸留された溶融物を結晶性4.2’ 。
4′−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル
の水性分散物中に導入し、この際に該分散物を同時に湿
式粉砕し、そして e)かくして得られた粒状生成物をp過分離して乾燥す
ることを包含している。
の水性分散物中に導入し、この際に該分散物を同時に湿
式粉砕し、そして e)かくして得られた粒状生成物をp過分離して乾燥す
ることを包含している。
4.2’ 、4’−トリクロロ−2−7ミノジフエニル
エーテルのジアゾ化ならびに対応するヒドロキシ化合物
に導くためのジアゾニウム塩の煮沸は、文献から公知の
従来使用されてきた方法たとえば前述した特許明a書に
記載されている方法に従って実施することができる。有
利には4’、2’、4’ −トリクロロ−2−アミノジ
フェニルエーテルを硫酸中ニトロシル硫酸を用いてジア
ゾ化することができる。ジアゾニウム塩の煮沸は、たと
えば、所望の場合には高沸点溶剤(例えば0−ジクロロ
ベンゼン)を添加した後、100℃以−ヒの温度におい
て実施することができる。これについては、たとえばド
イツ特許公報第1216882号の実施例1が参照され
る。
エーテルのジアゾ化ならびに対応するヒドロキシ化合物
に導くためのジアゾニウム塩の煮沸は、文献から公知の
従来使用されてきた方法たとえば前述した特許明a書に
記載されている方法に従って実施することができる。有
利には4’、2’、4’ −トリクロロ−2−アミノジ
フェニルエーテルを硫酸中ニトロシル硫酸を用いてジア
ゾ化することができる。ジアゾニウム塩の煮沸は、たと
えば、所望の場合には高沸点溶剤(例えば0−ジクロロ
ベンゼン)を添加した後、100℃以−ヒの温度におい
て実施することができる。これについては、たとえばド
イツ特許公報第1216882号の実施例1が参照され
る。
得られた反応混合物は強酸性である。まず、この酸性水
性相を4.2’、 ’−t−リクロ0−2−ヒドロキ
シジフェニルエーテルと2゜4.8−トリクロロジベン
ゾフランとを含有する混合物から分離する。煮沸工程の
ために有機溶剤が添加された場合には、この混合物はそ
の有機溶剤中に溶解されつる。本発明による第1工程(
工程a)においては、この混合物はまず最初に強アルカ
リ性とされ、そして第1の実施態様においては水蒸気蒸
留にかけられて、場合によって存在する前記ジアゾニウ
ム塩煮沸の際の溶剤(たとえば0−ジクロロベンゼン)
が除去される。水蒸気蒸留の残留物中に2.4.8−
トリクロロジベンゾフランが沈殿するので、これを沢過
して除く。
性相を4.2’、 ’−t−リクロ0−2−ヒドロキ
シジフェニルエーテルと2゜4.8−トリクロロジベン
ゾフランとを含有する混合物から分離する。煮沸工程の
ために有機溶剤が添加された場合には、この混合物はそ
の有機溶剤中に溶解されつる。本発明による第1工程(
工程a)においては、この混合物はまず最初に強アルカ
リ性とされ、そして第1の実施態様においては水蒸気蒸
留にかけられて、場合によって存在する前記ジアゾニウ
ム塩煮沸の際の溶剤(たとえば0−ジクロロベンゼン)
が除去される。水蒸気蒸留の残留物中に2.4.8−
トリクロロジベンゾフランが沈殿するので、これを沢過
して除く。
このF液を、水と非混和性の不活性な有機溶剤で多数回
、好ましくは少なくとも3回、たとえば5乃至10回、
特に好ましくは3乃至7回抽出する。ジアゾニウム塩の
煮沸後、その反応混合物中に、すなわち粗生成物を含有
する混合物中に、全くまたはほとんど有機溶剤が含捷れ
ていない場合には、もちろん水蒸気蒸留は不必要である
。この場合には、その混合物(溶融物の形態の粗生成物
混合物)を強アルカリ性に調整したのち、沈殿した2゜
4.8−)ジクロロジベンゾフランを直接的にp過除去
し、そしてそのF液を上記のごとく抽出する。
、好ましくは少なくとも3回、たとえば5乃至10回、
特に好ましくは3乃至7回抽出する。ジアゾニウム塩の
煮沸後、その反応混合物中に、すなわち粗生成物を含有
する混合物中に、全くまたはほとんど有機溶剤が含捷れ
ていない場合には、もちろん水蒸気蒸留は不必要である
。この場合には、その混合物(溶融物の形態の粗生成物
混合物)を強アルカリ性に調整したのち、沈殿した2゜
4.8−)ジクロロジベンゾフランを直接的にp過除去
し、そしてそのF液を上記のごとく抽出する。
煮沸後の反応混合物中に全くまたはほとんど溶剤が存在
しなかった場合には、第2の実施態様においては、この
水性酸性相を4.2’。
しなかった場合には、第2の実施態様においては、この
水性酸性相を4.2’。
4′−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル
と2.4.8−トリクロロジベンゾフランとを含有する
粗生成物混合物(溶融物)(これは場合によってはなお
微量の溶剤を含んでいることがある)から同様に分離し
、そしてこの粗生成物混合物を強アルカリ性とする。こ
のあと、このアルカリ性溶融物(粗生成物混合物)を水
と非混和性で不活性な有機溶剤で多数回抽出する。この
方法により、副生成物の2.4.8−t−ジクロロジベ
ンゾフランはその他の不純物と一緒にほとんど除去され
る。この場合、抽出は好ましくは3回以上、たとえば3
乃至10回、特に好ましくは3乃至7回行なう。
と2.4.8−トリクロロジベンゾフランとを含有する
粗生成物混合物(溶融物)(これは場合によってはなお
微量の溶剤を含んでいることがある)から同様に分離し
、そしてこの粗生成物混合物を強アルカリ性とする。こ
のあと、このアルカリ性溶融物(粗生成物混合物)を水
と非混和性で不活性な有機溶剤で多数回抽出する。この
方法により、副生成物の2.4.8−t−ジクロロジベ
ンゾフランはその他の不純物と一緒にほとんど除去され
る。この場合、抽出は好ましくは3回以上、たとえば3
乃至10回、特に好ましくは3乃至7回行なう。
得られた溶剤抽出物を、その溶剤相中に存在する目的生
成物を回収するために、好ましくはカセイソーダ溶液で
洗う。次にこのアルカリ性洗浄液を、まだ抽出されてい
ないアルカリ性粗生成物溶液の新規部量に加えて一緒に
する。
成物を回収するために、好ましくはカセイソーダ溶液で
洗う。次にこのアルカリ性洗浄液を、まだ抽出されてい
ないアルカリ性粗生成物溶液の新規部量に加えて一緒に
する。
上記した412’ l 4’ −トリクロロ−2−ヒ
ドロキシジフェニルエーテルと2,4゜8−トリクロロ
ジベンゾフランとを含有する溶融物ないしはこの溶融物
を含有する有機相の酸性水性反応媒質からの分離は、好
ましくは高められた温度例えば約100乃至120℃の
温度で実施するのが好適である。
ドロキシジフェニルエーテルと2,4゜8−トリクロロ
ジベンゾフランとを含有する溶融物ないしはこの溶融物
を含有する有機相の酸性水性反応媒質からの分離は、好
ましくは高められた温度例えば約100乃至120℃の
温度で実施するのが好適である。
既に記載I〜たように、工程aに従って酸性水性相を分
離した後に得られる粗生成物混合物は、強アルカリ性に
される。特に4.2’。
離した後に得られる粗生成物混合物は、強アルカリ性に
される。特に4.2’。
4’−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル
が塩として浴液中に移るようにアルカリ性に調整される
。好捷しくに〉11のpH価に調整される。このpHの
調整は例えばアルカリ金属水酸化物、特に水酸化ナトリ
ウムの水溶液を用いて実施される。
が塩として浴液中に移るようにアルカリ性に調整される
。好捷しくに〉11のpH価に調整される。このpHの
調整は例えばアルカリ金属水酸化物、特に水酸化ナトリ
ウムの水溶液を用いて実施される。
抽出のために工程aにおいて使用される溶剤は、混合物
中に宮まれている生成物に対して不活性のものでなけれ
ばならず、水とは非混和性であり、且つアルカリ性媒質
によって作用を受けないものでなければならない。かか
る浴剤としては、例えは芳香族または脂肪族炭化水素、
ハロゲン化芳香族または脂肪族炭化水素、水と非混和性
のエーテル及びケトン等が考慮され、特に芳香族または
脂肪族炭化水素またはハロケン化芳香族または脂肪族炭
化水素の使用が考慮される。好ましいのは、芳香族炭化
水素またはハロゲン化(たとえば塩素化)芳香族または
脂肪族炭化水素である。
中に宮まれている生成物に対して不活性のものでなけれ
ばならず、水とは非混和性であり、且つアルカリ性媒質
によって作用を受けないものでなければならない。かか
る浴剤としては、例えは芳香族または脂肪族炭化水素、
ハロゲン化芳香族または脂肪族炭化水素、水と非混和性
のエーテル及びケトン等が考慮され、特に芳香族または
脂肪族炭化水素またはハロケン化芳香族または脂肪族炭
化水素の使用が考慮される。好ましいのは、芳香族炭化
水素またはハロゲン化(たとえば塩素化)芳香族または
脂肪族炭化水素である。
かかる溶剤の例を挙げれば、塩化メチレン、クロロホル
ム、四塩化炭素、塩化エチレン、テトラクロロエタン、
l、2−ジクロロエタ−/ 、I + 1 + 1
− トリクロロエタン、ペルクロロエチレン、トリクロ
ロエチレン、1.I。
ム、四塩化炭素、塩化エチレン、テトラクロロエタン、
l、2−ジクロロエタ−/ 、I + 1 + 1
− トリクロロエタン、ペルクロロエチレン、トリクロ
ロエチレン、1.I。
2−トリクロロ−トリフルオロエタン、ジクロロベンゼ
ンたとえば1.2−ジクロロベンゼン、トリクロロベン
ゼン、トルエンおよびキシレンである。ジクロロベンゼ
ンたとえば1.2−ジクロロベンゼン、トルエンまたは
キシレン(たとえばキシレン異性体混合物)の使用が特
に有利である。
ンたとえば1.2−ジクロロベンゼン、トリクロロベン
ゼン、トルエンおよびキシレンである。ジクロロベンゼ
ンたとえば1.2−ジクロロベンゼン、トルエンまたは
キシレン(たとえばキシレン異性体混合物)の使用が特
に有利である。
■程aによる抽出は、好ましくは室温から約95℃まで
の間の温度で実施される。45゜乃至85℃の温度が特
に好ましい。もちろん、抽出温度はかなりの程度まで使
用される溶剤の種類に依存する。
の間の温度で実施される。45゜乃至85℃の温度が特
に好ましい。もちろん、抽出温度はかなりの程度まで使
用される溶剤の種類に依存する。
抽出により得られた精製された強アルカリ性水性相は、
次いで工程すに従って任意の酸で3乃至ioのpHに調
整され、4.2’、4’−トリクロロ−2−ヒドロキシ
ジフェニルエーテルが沈殿させられる。溶融物として得
られた生成物が分離される。この沈殿は8乃至10、特
に9乃至9.5のpH範囲で実施するのが好捷しい。
次いで工程すに従って任意の酸で3乃至ioのpHに調
整され、4.2’、4’−トリクロロ−2−ヒドロキシ
ジフェニルエーテルが沈殿させられる。溶融物として得
られた生成物が分離される。この沈殿は8乃至10、特
に9乃至9.5のpH範囲で実施するのが好捷しい。
次に筐ず、工程すで得られた生成物溶融物から溶剤残分
のごときまた残存する易揮発性不純物が除去される。こ
れは常用の蒸留装置で実施され得る。好ましくは流下フ
ィルム蒸発器を用いて実施される。別の仕方として、易
揮発性成分全分子蒸留装置における付加的蒸留段階にお
いて直接的に分離することもできる。
のごときまた残存する易揮発性不純物が除去される。こ
れは常用の蒸留装置で実施され得る。好ましくは流下フ
ィルム蒸発器を用いて実施される。別の仕方として、易
揮発性成分全分子蒸留装置における付加的蒸留段階にお
いて直接的に分離することもできる。
蒸留前に溶融物に少量の難揮発性希釈剤たとえばポリエ
チレングリコールを添加するのが好ましい。これにより
蒸留残留物を液状に保持することができ、蒸留装置の清
浄が実質的に容易となる。
チレングリコールを添加するのが好ましい。これにより
蒸留残留物を液状に保持することができ、蒸留装置の清
浄が実質的に容易となる。
易揮発性成分を除去したのち、生成物溶融物は工程Cに
従って分子蒸留にかけられる。
従って分子蒸留にかけられる。
分子蒸留装置(分子蒸発器)は文献に記載されており、
たとえばウルマンのエンサイクロペデア(Ullman
ns Encyklopadiedertechnis
chen Chemic) 、第4版、第2巻、657
頁および658頁に記載されている。
たとえばウルマンのエンサイクロペデア(Ullman
ns Encyklopadiedertechnis
chen Chemic) 、第4版、第2巻、657
頁および658頁に記載されている。
このような一般に公知の分子蒸留装置がこの目的に使用
される。
される。
4.2’ 、4’−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェ
ニルエーテルの精製のために分子蒸留は特別な利点があ
る。すなわち、この蒸留では、蒸留中に非常に高い温度
を使用する必要がなく、そして生成物は非常に短時間だ
け高温にさらされるだけである(分子蒸留の場合、その
蒸留行程長は、はぼ分子の平均自由行程の範囲である)
。このようにして、通常の蒸留の場合には生じてしまう
望ましくない分解生成物訃よび縮合生成物(たとえばジ
ベンゾジオキシン)の形成は、この方法においてはほと
んと避けられる。この利薇を最大限に利用するためには
、蒸留を超低圧下で実施するのが好ま(7い。fJlo
−3ミリバ一ル程度の低圧の使用が望せしい。
ニルエーテルの精製のために分子蒸留は特別な利点があ
る。すなわち、この蒸留では、蒸留中に非常に高い温度
を使用する必要がなく、そして生成物は非常に短時間だ
け高温にさらされるだけである(分子蒸留の場合、その
蒸留行程長は、はぼ分子の平均自由行程の範囲である)
。このようにして、通常の蒸留の場合には生じてしまう
望ましくない分解生成物訃よび縮合生成物(たとえばジ
ベンゾジオキシン)の形成は、この方法においてはほと
んと避けられる。この利薇を最大限に利用するためには
、蒸留を超低圧下で実施するのが好ま(7い。fJlo
−3ミリバ一ル程度の低圧の使用が望せしい。
1回の蒸留で必要純度は十分に達成されるであろうが、
生成物溶融物を2回蒸留するのが好ましい。これにより
、より純粋な目的生成物が得られる。1回目の蒸留後に
場合によってはまた多少黄色味を帝ひている留出物も2
回目の蒸留によって実際上無色となる。
生成物溶融物を2回蒸留するのが好ましい。これにより
、より純粋な目的生成物が得られる。1回目の蒸留後に
場合によってはまた多少黄色味を帝ひている留出物も2
回目の蒸留によって実際上無色となる。
4.2’ 、4’−t−リクロロー2〜ヒドロキシジフ
ェニルエーテルの融点は比較的低イ(55〜60℃)の
で、従来法ではこの浴融物の結晶化にかなりの困難があ
った。しかも得られた結晶粉末は商品形態として最適の
ものではなかった。なぜならば、その粉末はほこりが立
ち易く、且つかたまりを形成する傾向があった。本発明
による工程dにおいては、工程Cによって得られた留出
物が同時的に結晶化され、且つ粒状の商品形態壕で仕上
けられる。この目的のために、留出物は結晶性4゜2’
、4’ −トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエ
ーテルの水性分散物中に導入され、そ12てこの際にそ
の分散物は同時に湿式粉砕にかけられる。
ェニルエーテルの融点は比較的低イ(55〜60℃)の
で、従来法ではこの浴融物の結晶化にかなりの困難があ
った。しかも得られた結晶粉末は商品形態として最適の
ものではなかった。なぜならば、その粉末はほこりが立
ち易く、且つかたまりを形成する傾向があった。本発明
による工程dにおいては、工程Cによって得られた留出
物が同時的に結晶化され、且つ粒状の商品形態壕で仕上
けられる。この目的のために、留出物は結晶性4゜2’
、4’ −トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエ
ーテルの水性分散物中に導入され、そ12てこの際にそ
の分散物は同時に湿式粉砕にかけられる。
結晶・粒状化工程dは、好ましくは10’乃至50℃、
特に好ましくは30乃至45℃のの温度で実施される。
特に好ましくは30乃至45℃のの温度で実施される。
その中に蒸留された生成物が導入される分散物は、結晶
性4.2’。
性4.2’。
4′ −トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルの含量
がきわめて低くてもよい。非常に少量である場合、結晶
水を実現するために生成物留出物の導入をゆっくりと徐
々に行なうのが好ましい。水性分散物は、生成物留出物
の導入開始時に少なくとも約0,01重量%、特に少な
くとも約0.1重量%、たとえば少なくとも約06重量
係の結晶性4.2’ 、4’ −トリクロロ−2−ヒド
ロキシジフェニルエーテルを官有しているのが好ましい
。結晶化されるべき生成物の導入と共に分散物中の結晶
性生成物の含有量は増7Jtlする。ただし実際には2
、分散物がなお容易に攪拌可能である限りは増加する。
がきわめて低くてもよい。非常に少量である場合、結晶
水を実現するために生成物留出物の導入をゆっくりと徐
々に行なうのが好ましい。水性分散物は、生成物留出物
の導入開始時に少なくとも約0,01重量%、特に少な
くとも約0.1重量%、たとえば少なくとも約06重量
係の結晶性4.2’ 、4’ −トリクロロ−2−ヒド
ロキシジフェニルエーテルを官有しているのが好ましい
。結晶化されるべき生成物の導入と共に分散物中の結晶
性生成物の含有量は増7Jtlする。ただし実際には2
、分散物がなお容易に攪拌可能である限りは増加する。
例えば、分散物中の結晶性生成物の割合が約30乃至4
0%に達したなら、その時点でそれ以上の生成物溶融物
の導入を中断し、そして結晶性粒状4.2’ 、4’
−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテルをF
別する。
0%に達したなら、その時点でそれ以上の生成物溶融物
の導入を中断し、そして結晶性粒状4.2’ 、4’
−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテルをF
別する。
結晶化の量分散物は湿式粉砕されるから、結晶化工程は
常用の湿式粉砕装置中で実施するのが有利である。適当
な装置は多数のものが文献から公知であり、市販されて
いる。たとえは、この湿式粉砕は通常のボールミルで実
施することができる。しかし、好ましくは湿式粉砕はコ
ロイドミル、特にローターステータ方式のコロイドミル
あるいはキャー・タイプのコロイドミルの中で実施され
る。
常用の湿式粉砕装置中で実施するのが有利である。適当
な装置は多数のものが文献から公知であり、市販されて
いる。たとえは、この湿式粉砕は通常のボールミルで実
施することができる。しかし、好ましくは湿式粉砕はコ
ロイドミル、特にローターステータ方式のコロイドミル
あるいはキャー・タイプのコロイドミルの中で実施され
る。
工程dによって得られる粒状生成物は、濾過し、そし、
て常法により乾燥する。このようにして得られた乾燥し
た純粋な白色粒状結晶は、流動性があり、またかた1り
を形成する傾向がなく、実際上無臭である。
て常法により乾燥する。このようにして得られた乾燥し
た純粋な白色粒状結晶は、流動性があり、またかた1り
を形成する傾向がなく、実際上無臭である。
以下に、本発明の方法をさらに詳細に説明するだめの実
施例を記す。実施例中における部およびパーセントは特
に別途記載のない限り重量部および重量パーセントであ
る。これは特許請求の範囲の記載および明細書の他の個
処の記載についても該当する。
施例を記す。実施例中における部およびパーセントは特
に別途記載のない限り重量部および重量パーセントであ
る。これは特許請求の範囲の記載および明細書の他の個
処の記載についても該当する。
実施例に
トロシル硫酸(100%)92gを濃硫酸720gに溶
解し、そして5o乃至55℃において よく攪拌しなか
ら4+ 2’ + 4’−トリクロロ−2−アミノジフ
ェニルエーテル200gを2時間かけて添加する。この
混合物を、室温でさらに3時間攪拌する。ついで、この
混合物を氷冷水で冷却しながら、水210−を加える。
解し、そして5o乃至55℃において よく攪拌しなか
ら4+ 2’ + 4’−トリクロロ−2−アミノジフ
ェニルエーテル200gを2時間かけて添加する。この
混合物を、室温でさらに3時間攪拌する。ついで、この
混合物を氷冷水で冷却しながら、水210−を加える。
この時に温度が70Cまで上昇する。0−ジクロロベン
ゼン370―を添加した後、この混合物を油浴内で、ジ
アノ化合物がもはや検出されなくなるまで200℃で沸
騰させる。そして、まだ熱いうちに、その上側の有機相
を分離する。水460 mlを加え、そして次に30%
水酸化ナトリウム溶液でpHを≧11に調整する。この
あと、〇−ジクロロベンゼンを除去するために、この混
合物を水蒸気蒸留にかける。水性残留物内に沈殿した2
、4.8−トリクロロ〜ジベンソフランを許別し、洗浄
する。
ゼン370―を添加した後、この混合物を油浴内で、ジ
アノ化合物がもはや検出されなくなるまで200℃で沸
騰させる。そして、まだ熱いうちに、その上側の有機相
を分離する。水460 mlを加え、そして次に30%
水酸化ナトリウム溶液でpHを≧11に調整する。この
あと、〇−ジクロロベンゼンを除去するために、この混
合物を水蒸気蒸留にかける。水性残留物内に沈殿した2
、4.8−トリクロロ〜ジベンソフランを許別し、洗浄
する。
1つに1とめたFlをフラスコに入れ、1゜2−ジクロ
ロベンゼン50m1を加え、コノ混合物を50℃まで加
熱する。これを10分間激しく攪拌する。攪拌器を止め
ると、20〜30分間で相分離が起る。下側の1,2−
ジクロロベンゼン相全分離し、そして水性相に新しくl
、2−ジクロロベンゼン50rnlを加えて50℃で攪
拌する。この抽出操作を四回くり返す。次いで、この水
性相を65%の硫酸でp119〜95に調整する。得ら
れた乳濁液をさらに30分間攪拌する。そのpH価を再
度調整したのち攪拌器を止める。4.2’、4’−チル
の油状溶融物が析出してくるので、これを分離して取り
出す。
ロベンゼン50m1を加え、コノ混合物を50℃まで加
熱する。これを10分間激しく攪拌する。攪拌器を止め
ると、20〜30分間で相分離が起る。下側の1,2−
ジクロロベンゼン相全分離し、そして水性相に新しくl
、2−ジクロロベンゼン50rnlを加えて50℃で攪
拌する。この抽出操作を四回くり返す。次いで、この水
性相を65%の硫酸でp119〜95に調整する。得ら
れた乳濁液をさらに30分間攪拌する。そのpH価を再
度調整したのち攪拌器を止める。4.2’、4’−チル
の油状溶融物が析出してくるので、これを分離して取り
出す。
分離した溶融物にポリエチレングリコール600を3g
加える。続いて、なお残存する易揮発性成分を流下フィ
ルム型蒸発器を用い100℃の温度、15〜30ミリバ
ールの圧力下で除去する。この脱気した粗生成物を約1
0−3ミリバールの圧力下で分子蒸発器内において蒸留
する(外套温度は約140〜160℃)。この蒸留にお
いては、難揮発性不純物はポリエチレングリコールと共
に残留する。
加える。続いて、なお残存する易揮発性成分を流下フィ
ルム型蒸発器を用い100℃の温度、15〜30ミリバ
ールの圧力下で除去する。この脱気した粗生成物を約1
0−3ミリバールの圧力下で分子蒸発器内において蒸留
する(外套温度は約140〜160℃)。この蒸留にお
いては、難揮発性不純物はポリエチレングリコールと共
に残留する。
得られたすでに純粋な、ただしなおわずかに黄色を帯び
ている留出物をもう一度蒸留する(外套温度120〜1
30℃)。この精製工程の残留物を、次の4+2’+
’ −トリク0ロー2−ヒドロキシジフェニルエーテ
ルの蒸留の際に再びそのバッチに加える。
ている留出物をもう一度蒸留する(外套温度120〜1
30℃)。この精製工程の残留物を、次の4+2’+
’ −トリク0ロー2−ヒドロキシジフェニルエーテ
ルの蒸留の際に再びそのバッチに加える。
蒸留された溶融物を加熱可能な滴下漏斗に入れ、そして
35〜45℃の温度において、脱イオン水300−に結
晶412’+4’−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェ
ニルエーテル5gを分散[7だ分散物中に徐々に導入す
る。この際に、その分散物全ローターステータ方式のコ
ロイドミル〔たとえばウルトラーツアルックス(Ult
ra −Turrax■)、ポリトロン(Polytr
on(g))等〕内で激しく攪拌スル。
35〜45℃の温度において、脱イオン水300−に結
晶412’+4’−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェ
ニルエーテル5gを分散[7だ分散物中に徐々に導入す
る。この際に、その分散物全ローターステータ方式のコ
ロイドミル〔たとえばウルトラーツアルックス(Ult
ra −Turrax■)、ポリトロン(Polytr
on(g))等〕内で激しく攪拌スル。
この時の攪拌速度によって最終的に得られる粒状生成物
の粒子サイスを制御することかできる。すなわち、攪拌
の速度が高速度の場合には粒子サイズは小さくなり、低
速の場合には粒子サイズは粗大となる。得られた粒状物
をp別し、乾燥する。この粒状生成物はほとんとほこり
を立てることがなく、実際上無臭であり、そして長期間
貯蔵してもかたまシを形成しない。
の粒子サイスを制御することかできる。すなわち、攪拌
の速度が高速度の場合には粒子サイズは小さくなり、低
速の場合には粒子サイズは粗大となる。得られた粒状物
をp別し、乾燥する。この粒状生成物はほとんとほこり
を立てることがなく、実際上無臭であり、そして長期間
貯蔵してもかたまシを形成しない。
・ガスクロマトグラフィーの分析結果によれば、このよ
うにして得られた生成物は99.5%以上の4.2’、
’ −トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエー
テルを含有し、2゜4.8−トリクロロージベンソフラ
ンの含量は1 ppm以下、そして2.8−ジクロロ−
p−ジベンンジオキシンの含量は2 ppm以下であっ
た。
うにして得られた生成物は99.5%以上の4.2’、
’ −トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエー
テルを含有し、2゜4.8−トリクロロージベンソフラ
ンの含量は1 ppm以下、そして2.8−ジクロロ−
p−ジベンンジオキシンの含量は2 ppm以下であっ
た。
抽出工程において、溶剤としての1,2−ジクロロベン
ゼンの代りに、■、2−ジクロロエタン、1.1.2.
2−テトラクロロエチレン、四塩化炭素、l、1.2−
トリクロロ−トリフルオロエタン、トルエン、O−キシ
レン、m−キシレン、p−キシレンまたはキシレン異性
体混合物を使用して上記の方法をくり返し実施した場合
にも同様に上記に示したごとき純粋な目的生成物が製造
された。
ゼンの代りに、■、2−ジクロロエタン、1.1.2.
2−テトラクロロエチレン、四塩化炭素、l、1.2−
トリクロロ−トリフルオロエタン、トルエン、O−キシ
レン、m−キシレン、p−キシレンまたはキシレン異性
体混合物を使用して上記の方法をくり返し実施した場合
にも同様に上記に示したごとき純粋な目的生成物が製造
された。
実施例2
ニトロシル硫酸(100φ)92gを濃硫酸720gに
溶解し、よく攪拌しながら40乃至45℃の温度におい
て4+2’+4’ −トリクロロ−2−アミノジフェニ
ルエーテルzoo9を2時間かけて力0える。この混合
物を室温でさらに3時間攪拌する。次に氷冷水で冷却し
ながら210−の水を加える二この際、温度が70℃−
まで上昇する。このあと、その混合物を油浴内で、ジア
ソ化合物がもはや検出されなくなるまで200℃で沸騰
させる。二相分離した反応混合物を120℃とし、そし
て4.2’ 、4’ −1リクロロ−2−ヒドロキシジ
フェニルエーテルと2.4.8−トリクロロジベンソフ
ランとを含有する溶融物を、硫酸を含む水性反応媒質か
ら分離する。
溶解し、よく攪拌しながら40乃至45℃の温度におい
て4+2’+4’ −トリクロロ−2−アミノジフェニ
ルエーテルzoo9を2時間かけて力0える。この混合
物を室温でさらに3時間攪拌する。次に氷冷水で冷却し
ながら210−の水を加える二この際、温度が70℃−
まで上昇する。このあと、その混合物を油浴内で、ジア
ソ化合物がもはや検出されなくなるまで200℃で沸騰
させる。二相分離した反応混合物を120℃とし、そし
て4.2’ 、4’ −1リクロロ−2−ヒドロキシジ
フェニルエーテルと2.4.8−トリクロロジベンソフ
ランとを含有する溶融物を、硫酸を含む水性反応媒質か
ら分離する。
すりガラス・ジヨイント、下部出口、アンカー攪拌器、
温度計、pHメータおよび還流冷却器を具備した形二重
壁フラスコに30受の水酸化ナトリウム溶液83−2水
720d及びトルエン230m1を加えて80〜83℃
まで加熱する。激しく攪拌しながら、これに上記におい
て分離された生成物溶融物を加える。
温度計、pHメータおよび還流冷却器を具備した形二重
壁フラスコに30受の水酸化ナトリウム溶液83−2水
720d及びトルエン230m1を加えて80〜83℃
まで加熱する。激しく攪拌しながら、これに上記におい
て分離された生成物溶融物を加える。
この二相混合物のpHを測定し、そして必装な場合は水
酸化ナトリウム溶液を用いて〉110所定pH価にする
。この混合物を15分間攪拌し、そのpHを再度調整し
たのち攪拌器を止める。す9カラス・ジョイトを有する
二重フラスコ内へ15分後にその水性相を分離し、そし
て50〜60℃に冷却する。この水性アルカリ性溶液に
、さらにトルエン50−f:加えて10分間よく攪拌す
る。攪拌器を停止させてから20〜30分後に、下側の
水性相を分離する。この抽出操作を全部で5回くり返す
。得られたトルエン相を1つにまとめて50℃の温度に
オイテ、INのNaOH100mで3乃至5回抽出する
。この水性抽出物を、また抽出されていないアルカリ性
粗生成物溶液の新規バッチに添加する。
酸化ナトリウム溶液を用いて〉110所定pH価にする
。この混合物を15分間攪拌し、そのpHを再度調整し
たのち攪拌器を止める。す9カラス・ジョイトを有する
二重フラスコ内へ15分後にその水性相を分離し、そし
て50〜60℃に冷却する。この水性アルカリ性溶液に
、さらにトルエン50−f:加えて10分間よく攪拌す
る。攪拌器を停止させてから20〜30分後に、下側の
水性相を分離する。この抽出操作を全部で5回くり返す
。得られたトルエン相を1つにまとめて50℃の温度に
オイテ、INのNaOH100mで3乃至5回抽出する
。この水性抽出物を、また抽出されていないアルカリ性
粗生成物溶液の新規バッチに添加する。
抽出された水性相を65%硫酸でpH9,2〜9.5に
調整し、そして6oc以下の温度に保持する。得られた
乳濁液を50〜55℃で30分間攪拌し、そのpHを再
び測定し、そして必要な場合には補正を行なう。このあ
と、攪拌器を停止させ、そして析出してくる4、2’。
調整し、そして6oc以下の温度に保持する。得られた
乳濁液を50〜55℃で30分間攪拌し、そのpHを再
び測定し、そして必要な場合には補正を行なう。このあ
と、攪拌器を停止させ、そして析出してくる4、2’。
4′〜トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル
の油状溶融物を約30分後に分離する。
の油状溶融物を約30分後に分離する。
分離した溶融物に3.9Qポリエチレングリコール60
0を添加する。次いで、なお残存する易揮発性成分を1
00℃の温度、15〜30ミリバールの圧力下において
流下フィルム蒸発器により除去する。この脱気された粗
生成物を約10−3ミリバールの低圧下分子蒸発器によ
り蒸留する(外套温度は約140〜160℃)。この蒸
留の際に、難揮発性不純物はポリエチレングリコールと
共に残留する。
0を添加する。次いで、なお残存する易揮発性成分を1
00℃の温度、15〜30ミリバールの圧力下において
流下フィルム蒸発器により除去する。この脱気された粗
生成物を約10−3ミリバールの低圧下分子蒸発器によ
り蒸留する(外套温度は約140〜160℃)。この蒸
留の際に、難揮発性不純物はポリエチレングリコールと
共に残留する。
かくして得られたすでに純粋であるか、なおわずかに黄
色を帯びた留出物をもう一回蒸留する(外套温度120
〜130℃)。この精粉工程の残留物を、次に行なわれ
る別のバッチの粗製4.2’ 、4’ −トリクロロ−
2−ヒドロキシジフェニルエーテルの蒸留の際に、再ひ
加える。
色を帯びた留出物をもう一回蒸留する(外套温度120
〜130℃)。この精粉工程の残留物を、次に行なわれ
る別のバッチの粗製4.2’ 、4’ −トリクロロ−
2−ヒドロキシジフェニルエーテルの蒸留の際に、再ひ
加える。
蒸留された溶融物を、次に加熱可能な滴下漏斗に入れ、
そして脱イオン水300m1に結晶4.2’ 、4’
−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル5g
を分散した分散物中に35〜45℃の温度で徐々に導入
する。
そして脱イオン水300m1に結晶4.2’ 、4’
−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル5g
を分散した分散物中に35〜45℃の温度で徐々に導入
する。
この時に、その分散物をローターステータ方式のコロイ
ドミル(たとえばウルトラーツア■ ルックス 、ポリトロンR等)内で激しく攪拌する。こ
の時の攪拌速度によって最終的に得られる粒状結晶・の
粒子サイズが決定されうる。すなわち、高速攪拌の時に
は小さい粒子サイズの粒子が得られ、そして低速攪拌時
には粗大粒子が得られる。得られた粒状生成物をP別し
、乾燥する。かくして得られた粒状生成物はほとんど粉
塵をたてず、実質的に無臭であり、そして長期間貯蔵し
ても全くかたまυを形成しない。
ドミル(たとえばウルトラーツア■ ルックス 、ポリトロンR等)内で激しく攪拌する。こ
の時の攪拌速度によって最終的に得られる粒状結晶・の
粒子サイズが決定されうる。すなわち、高速攪拌の時に
は小さい粒子サイズの粒子が得られ、そして低速攪拌時
には粗大粒子が得られる。得られた粒状生成物をP別し
、乾燥する。かくして得られた粒状生成物はほとんど粉
塵をたてず、実質的に無臭であり、そして長期間貯蔵し
ても全くかたまυを形成しない。
ガスクロマトグラフィーの分析結果によれば、得られた
生成物は99.54以上の4.2’。
生成物は99.54以上の4.2’。
4′ −トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテ
ル、1 ppm以下の2.4.8−トリクロロ−ジベン
ゾフラン、および2 ppm以下の2.8−ジクロロ−
p−ジベンゾジオキシンを含有する。
ル、1 ppm以下の2.4.8−トリクロロ−ジベン
ゾフラン、および2 ppm以下の2.8−ジクロロ−
p−ジベンゾジオキシンを含有する。
溶融物の抽出用の溶媒として、トルエンの代りに他の芳
香族炭化水素たとえばキシレンを使用して上記実施例を
くり返したところ、上記に示したごとき純粋な目的生成
物が同様に得られた。
香族炭化水素たとえばキシレンを使用して上記実施例を
くり返したところ、上記に示したごとき純粋な目的生成
物が同様に得られた。
抽出はたとえば1.2−ジクロロベンゼン、1、l、2
.2−テトラクロロエタン、テトラクロロエチレン、四
塩化炭素、クロロホルムまだは1.1.2−1−ジクロ
ロトリフルオロエタンを用いても同様に実施できる。
.2−テトラクロロエタン、テトラクロロエチレン、四
塩化炭素、クロロホルムまだは1.1.2−1−ジクロ
ロトリフルオロエタンを用いても同様に実施できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 4.2’ 、4’ −トリクロロ−2−アミノジ
フェニルエーテルをジアン化し、得られたジアンニウム
塩を煮沸し、そして反応生成物としての4.2’ 、4
’ −1リクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル
と2.4.8−1’リクロロジベンソフランとを官有す
る反応混合物を仕上げ操作することによってきわめて純
粋でほこりがたたず且つほとんど無臭の粒状商品として
4 、2’。 4′−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル
を製造する方法が、仕上げと精製とのために a)該ジアンニウム塩に煮沸し、その水性酸相を分離し
た後に得られる4、2’、4’−−−トリクロロ−2−
ヒドロキシジフェニルエーテルと2.4.8−t’リク
ロロジベンゾフランとを含有する混合物をアルカリ性と
なし、そして ((4) 該反応混合物中に有機溶剤が存在している場
合には該混合物を水蒸気蒸留にかけて該有機溶剤を除去
し、沈殿した2゜4.8−トリクロロジベンソフランを
ν別し、そして涙液を水と非混和性の不活性な有機溶剤
で多数回抽出するか、或いは @ 該反応混合物中に全くあるいはほとん溶剤が存在し
ていない場合には、該アルカリ性混合物を水と非混和の
不活性な性有機溶剤で直接多数回抽出し、 b)その強アルカリ性水性相を酸でpH3乃至10に調
整し、そして溶融物として得られた4、2’ 、4’−
トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテルを分離
し、C) 場合によっては難揮発性希釈剤を添加しだの
ち、該溶融物から易揮発性成分を除去し、そして次に該
溶融物を分子蒸留にかけ、 d)蒸留された溶融物を結晶性4.2’。 4′−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル
の水性分散物中に導入し、この際に該分散物を同時に湿
式粉砕し、そして e)かくして得られた粒状生成物をp過分離して乾燥し
てなることを特徴とする方法。 2、 前記工程aにおいて、4.2’ 、4’ −トリ
クロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテルと2.4.
8−トリクロロジベンゾフランとを含有する混合物のp
nを)11の値に調整することを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載の方法。 3、 前記工程aのαまたはaのβにおける伸出のため
に、脂肪族または芳香族炭化水素またはハロゲン化、好
ましくは塩素化された脂肪族または芳香族炭化水素を使
用することを特徴とする特許請求の範囲第】項捷だに2
項に記載の方法。 4、 抽出のために芳香族炭化水素またはハロゲン化、
好ましくは塩素化された脂肪族まだは芳香族炭化水素を
使用することを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載
の方法。 5、抽出のために塩化メチレン、クロロホルム、四塩化
炭素、塩化エチレン、テトラ90口1り:/、1.2−
ジクロロエタン、1゜1、1−トリクロロエタン、ペル
クロロエチレン、トリクロロエチレン、l、1.2−ト
リクロロ−トリフルオロエタン、ジクロロベンゼン、ト
リクロロベンゼン、トルエンまたはキシレン好ましくは
1.2−ジ−クロロベンゼン、トルエンまだはキシレン
を使用することを特徴とする特許請求の範囲第4項に記
載の方法。 6、前記工程aのαまたはaのβにおける抽出を、3乃
至10回好ましくは3乃至7回実施することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項乃至5項のいずれかに記載の方
法。 7、 前記工程aのαまたはaのβにおける抽出を、室
温乃至95℃の温度において実施することを特徴とする
特許請求の範囲第1項乃至6項のいずれかに記載の方法
。 8、45乃至85℃の温度において抽出を行なうことを
特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の方法。 9、 前記工程すにおいて、水性相のpHを8乃至10
好ましくは9乃至9.5に調整することを特徴とする特
許請求の範囲第1項に記載の方法。 10、前記工程Cにおいて、蒸留前に溶融物にポリエチ
レングリコールを添加することを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載の方法。 11、前記溶融物から易揮発性成分を、分子蒸留前に流
下フィルム蒸発器内で除去することを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載の方法。 12、前記溶融物から易揮発性成分を、該分子蒸留装置
内で付加的蒸留工程において直接に除去することを特徴
とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 13、前記分子蒸留を、高度の低圧下好ましくは約10
−3ミリバールの低圧力下で実施することを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載の方法。 14、前記工程Cにおいて該溶融物を分子蒸留装置内で
2回蒸留することを特徴とする特許請求の範囲第1項に
記載の方法。 15、前記工程dにおいて、結晶性4.2’。 4′−トリクロロ−2−ヒドロキシジフェニルエーテル
の水性分散物中への該溶融物の導入を、10乃至50℃
、特に30乃至45℃の温度において実施することを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 16、前記工程dにおける該水性分散物が結晶性4.2
’ 、4’ −)ジクロロ−2−ヒドロキシジフェニル
エーテルを少なくとも0.1係、特に少なくとも0.5
%含有していることを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載の方法。 17、前記工程dをロータ・ステータ方式のコロイドミ
ルの中で実施することを特徴とする特許請求の範囲第1
項に記載の方法。 18、反応混合物中に溶剤がほとんとまだは全く存在し
ていない場合に、前記工程aのαを水蒸気蒸留なしに実
施することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
方法。
Applications Claiming Priority (2)
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CH853/82-6 | 1982-02-11 | ||
CH85382 | 1982-02-11 |
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