JPS5814872Y2 - 電気浮子 - Google Patents

電気浮子

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JPS5814872Y2
JPS5814872Y2 JP6547280U JP6547280U JPS5814872Y2 JP S5814872 Y2 JPS5814872 Y2 JP S5814872Y2 JP 6547280 U JP6547280 U JP 6547280U JP 6547280 U JP6547280 U JP 6547280U JP S5814872 Y2 JPS5814872 Y2 JP S5814872Y2
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JP
Japan
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prism
light
float
water
light source
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Application number
JP6547280U
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English (en)
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JPS56167880U (ja
Inventor
横川征二
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP6547280U priority Critical patent/JPS5814872Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は友釣りに最適な電気浮子に関するものである。
夜釣りにおける代表的な対象魚としては黒鯛があるが、
この魚は光に対する警戒心が強いため、これらの魚釣り
用として、魚が餌にくいつき浮子が水中に沈み込んだ時
に光源を消灯させることにより、まき餌で集まっている
他の魚を逃がさないように工夫した水中消灯の電気浮子
が発売されており、また一般の夜釣りにおいて、釣り人
が魚のあたりを明確に認知できるように、浮子が水中に
沈み込んだ時に光源を消灯させたり、点滅させたり、あ
るいは変色させたりするようにしたものが種々提案され
ている。
このように光源を消灯、点滅、変色させる方法として、
従来は魚のあたりによる引張り力で浮子内部の光源スイ
ッチを動作させる機械的な方法、あるいは魚のあたりに
よって浮子が水中に沈み込んだ時に、浮子の表面に露出
させた電極に、水や海水を導体として電流を流し、かつ
半導体回路により光源を制御する電気的な方法を採用し
ていた。
しかしながら、これらの方法は次のような欠点を有して
いた。
まず前者の機械的な方法はスイッチの動作圧と浮子の浮
力の関係から微妙なスイッチの感度調節が必要であり、
動作が不確実である。
また後者の電気的な方法は電極が海水等に触れるため、
錆の発生が問題となる。
さらに前記した2つの方法ともスイッチ操作のための部
品を浮子本体の内部から外部へ出したり、あるいは合成
樹脂製の浮子本体に金属の電極を露出させたりしなげれ
ばならず、その結果、防水に難点を有するものであった
本考案は、プリズムによる光の屈折、反Nの原理を利用
した光学的検知手段を採用することにより1上記従来の
欠点を解消するとともに、前記プリズムの保護が確実に
行なえるようにしたもので、以下、本考案をその実施例
を示す図面にもとづいて説明する。
第1図〜第3図においてXlは浮子本体で、この浮子本
体1は上ケース2と下ケース3を着脱自在に螺合するこ
とにより構成し、かつこの螺合部にはOリング4を配設
して防水構造となしている。
また上ケース20頂部5の先端部は、透明アクリル樹脂
等よりなる全反射式のプリズム6により気密対重し、か
つプリズム6の下方には赤外発光ダイオードからなる発
光素子7と、ホトトランジスタからなる受光素子8とを
並べて配設している。
9は発光素子7の光が受光素子8に直接入らないように
するた妬の遮蔽板である。
10は発光夕゛イオードからなる可視光源でへこの可視
光源10は前記発光素子7と発光素子8の下方に位置し
ている。
また前記上ケース20頂部5は水出部となるもので、プ
リズム6、発光素子7、受光素子8、可視光源10は常
時大気中にある。
11は半導体制御回路で、この半導体制御回路11には
前記発光素子1、受光素子8、可視光源10の各々のリ
ード線が結線されちかつその下部には電源電池12を保
持する保持部13を設け、電源電池12との電気回路を
形成している。
14はプリズム6を覆うように上ケース20順部5の先
端に装着した保護カバーで、この保護カバー14は岩や
テトラポットなどにプリズム6が当たって傷つくことが
ないようにするために設けられたものであり、またこの
保護カバー14はプリズム60反射面に水あるいは海水
が浸入するように格子状に形成している。
第4図は電気回路を示したもので、前記半導体制御回路
11は2個の抵抗R1,R2と、2個のトランジスタT
r1.Tr2 を有している。
その接続関係は、抵抗R1と発光素子Tとを直列に接続
しマタ抵抗R2と受光素子8とを直列に接続し、かつそ
の接続点は初段のPNP )ランジスタTr1のベース
に接続し、そしてPNP)ランジスタTr1のエミッタ
は前記抵抗R1,R2および可視光源10の一端と電源
電池12の陽極に接続している。
またPNP )ランジスタTr1のコレクタは次段のN
PN)ランジスタTr2のベースに接続し、かつ次段の
NPN)ランジスタTr2は、コレクタを可視光源10
の他端に接続し、エミッタを前記発光素子1と受光素子
8の他端および電源電池12の陰極に接続している。
上記構成において動作を説明する。
まず浮子が水面に浮いている時の動作状態を説明すると
、発光素子1には抵抗R1を通じて電流が電源電池12
より流れて、発光素子1は常時発光している。
そしてこの光は発光素子7の直上にあるプリズム6の底
辺6cに直角に入射し、かつ第2図に示すようにプリズ
ム6内を直進し、プリズム6の一方の反射面6aに当た
る。
ここでプリズム6をM角プリズムとすると、一方の反射
面6aは入1を光に対し45度の角度となる。
この一方の反射面6aの外表面側は大気中であるため、
光の屈折、反射の原理から光は全反射されるもので、一
方の反射面6aで90度の角度で反射されて他方の反射
面6bに当たり、そしてこの他方の反射面6bで一方の
反射面6aと同様90度の角度で反射されて、底辺6c
に直角に当たり、かつそのまま透過しプリズム6から出
て受光素子8で受光される。
受光素子8はホトトランジスタにより構成されており、
受光するとオンとなるため、抵抗R2に電圧が生じ初段
のPNP )ランジスタTr1がオンとなる。
このオンにより、次段のNPNトランジスタTr2のベ
ースにも電流が流れて次段のNPN)ランジスタTr2
はオンする。
このオンにより発光ダイオードからなる可視光源10が
点灯する。
次に浮子が魚のあたりによって第3図に示すように水中
に沈んだ時の動作状態を説明する。
発光素子7から出た光は第3図に示すように、プリズム
6内を直進し一方の反射面6aに到達する。
この場合\一方の反射面6aの外表面は水または海水に
変わっているため、プリズム6と水とのE折率に差がな
くなり、光はそのまま一方の反射面6aを透過して水中
に逃げてしまう。
その結果、ホトトランジスタよりなる受光素子8には光
が入らないため、受光素子8はオフとなる。
これにより、初段のPNP )ランジスタTrINよび
次段のNPNトランジスタTr2はオフとなるため、発
光ダイオードからなる可視光源10は消灯する。
このように浮子が水面に浮いている時は可視光源10は
点灯し、そして魚のあたりによって浮子が水中に沈むと
可視光源10は消灯するものである。
第5図は本考案の他の実施例を示したもので1すなわら
、プリズム6を上ケース2の中間部に位置させるととも
に、このプリズム6が水出部となるよ1うに設計し、か
つ上クース3の頂部5の先端に可視光源10を位置させ
たものである。
この場合、プリズム6が岩やテトラホットなどに当たっ
て傷つくことがないように、格子状の保護カバー14a
でプリズム6を保護している。
この実施例においては、魚のあたりで浮子がわずかに沈
むとプリズム6は水面下になりち上記実施例と同様の動
作を行なうものである。
なお、前記半導体制御回路11の電気回路を工夫すれば
、可視光源10を点滅させたり、あるいは異色の光源を
切り換えて変色させることも可能である。
第6図は本考案のさらに他の実施例を示したもので、す
なわちプリズム6を常時水没部となる下ケース3に位置
させたものである。
この場合、プリズム6は常時水没しているため、上記し
た第4図の回路であれば、可視光源10は浮子が水面に
浮いている時も、また水中に沈んでいる時も消灯してい
ることになる。
したがって電気回路としては、第1図に示すように初段
のトランジスタTr1を、第4図に示した初段のPNP
)ランジスタからNPN)ランジスタに変えることに
より、次段のNPN)ランジスタTr2は反転してオン
となるため、可視光源10は点灯する。
すなわち\上記した実施例とは逆の動作を行なうもので
ある。
このようにした場合−大気中の陸上において釣り仕掛け
や針に餌をつげている時は可視光源10は消灯しており
、浮子を水面に投下して浮かべると、可視光源10は点
灯するもので、電源電池12の無駄な消費をなくす、つ
まり電源電池12の節約を期すことができる。
またこの実施例においては、第6図に示すように、プリ
ズム6が岩やテトラポットなどに当たって傷つくことが
ないように、浸水孔15を有する保護カバー14bでプ
リズム6を保護している。
以上のように本考案によれば、プリズムによる光の昭折
、反射の原理を利用した光学的検知手段により、光源を
変化させるようにしているため、従来のようにスイッチ
操作のための部品を浮子本体の内部から外部へ出したり
、あるいは合成樹脂製の浮子本体に金属の電極を露出さ
せるという必要はなくなり、その結果、従来の浮子とほ
とんど変らない形状に形成できるとともに1防水が確実
となるものである。
また浮子本体の表面に露出させたプリズムの反射面を、
浸水孔を有する保護カバーで覆っているため、プリズム
の反射面が岩やテトラポット等に当たって傷つくという
ことはなく、その結果、常に良好な動作を行なわせるこ
とができるという実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
、第1図は本考案の一実施例を示す電気浮子の縦断面図
、第2図および第3図は大気中あるいは水中におけるプ
リズムの動作状態を示す要部断面図−第4図は同浮子の
電気回路図、第5図および第6図は同浮子の他の実施例
を示す縦断面図、第7図は第6図に示した他の実施例に
おける電気回路図である。 1・・・・・・浮子本体、6・・・・・・プリズム、I
・・・・・・発光素子、8・・・・・・受光素子、10
・・・・・・光源、11・・・・・・半導体制御回路、
14= 14a、14b・・・・・・保護カバー 1
5・・・・・・浸水孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発光素子と、この発光素子から出た光を反射させる全反
    射式のプリズムと、このプリズムで反射された光を受け
    る受光素子と、この受光素子を検知部として浮子の水中
    への沈み時に光源を変化させる半導体制御回路とを有し
    、前記プリズムの反射面を浮子本体の表面に露出させ、
    かつプリズムの露出部を、浸水孔を有する保護カバーで
    覆ったことを特徴とする電気浮子。
JP6547280U 1980-05-12 1980-05-12 電気浮子 Expired JPS5814872Y2 (ja)

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JP6547280U JPS5814872Y2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12 電気浮子

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JPS56167880U JPS56167880U (ja) 1981-12-11
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