JPH06209681A - 電気浮子 - Google Patents

電気浮子

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Publication number
JPH06209681A
JPH06209681A JP559493A JP559493A JPH06209681A JP H06209681 A JPH06209681 A JP H06209681A JP 559493 A JP559493 A JP 559493A JP 559493 A JP559493 A JP 559493A JP H06209681 A JPH06209681 A JP H06209681A
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JP
Japan
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float
light
prism
receiving element
light emitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP559493A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Yokogawa
征二 横川
Miho Shirakawa
美帆 白川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP559493A priority Critical patent/JPH06209681A/ja
Publication of JPH06209681A publication Critical patent/JPH06209681A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作性・防水性・耐落下性にすぐれ、かつ単
純な配線となる電気浮子を提供するものである。 【構成】発光素子と、この発光素子から出た光を反射さ
せる全反射式のプリズムと、このプリズムで反射された
光を受ける受光素子と、この受光素子を検知部として浮
子の水中の沈み時に光源を変化させる半導体制御回路を
有し、前記プリズムを浮子本体の水出部における細い突
出部の側面に配置し、前記プリズムに相対した位置に前
記受光素子を配置する。これにより、丈夫でコンパクト
な電気浮子とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は夜釣りに最適な電気浮子
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】夜釣りにおいて、釣り人が魚のあたりを
明確に認知できるように、浮子が水中に沈み込んだ時に
光源を消灯させたり、点滅させたり、あるいは変色させ
たりするようにしたものが種々提案されている。
【0003】このように光源を消灯、点滅、変色させる
方法として、従来は魚のあたりによる引張力で浮子内部
の光源スイッチを動作させる機械的な方法、あるいは魚
のあたりによって浮子が水中に沈み込んだ時に、浮子の
表面に露出させた電極に、水や海水を導体として電流を
流し、かつ半導体回路により光源を制御する電気的な方
法、またはプリズムを浮子の水出部の先端に設けて発光
素子から出た光を反射させ、反射された光を受ける受光
素子を検知部として、半導体回路により光源を変化させ
る光学的な方法を採用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、機械的な方法
はスイッチの動作圧と浮子の浮力の関係から微妙なスイ
ッチの感度調節が必要であり動作が不確実であると共に
スイッチ操作のため部品を浮子本体の内部から外部へ出
さなければならず防水に難点を有していた。また電気的
な方法は電極が海水などに触れるため、錆の発生が問題
となると共に合成樹脂の浮子本体に金属の電極を露出さ
せなければならず防水に難点を有するものであった。光
学的な方法では動作は確実であり防水性も確保できるが
プリズムが先端にあるため落下などにより傷がつきやす
く、また発光素子と受光素子を基板に実装できないため
配線が複雑となり作業性も悪く、浮子本体は大きくなっ
てしまうという欠点があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、動作
性・防水性・耐落下性にすぐれ、かつ単純な配線となる
電気浮子を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ため、発光素子と、この発光素子から出た光を反射させ
る全反射式のプリズムと、このプリズムで反射された光
を受ける受光素子と、この受光素子を検知部として浮子
の水中への沈み時に光源を変化させる半導体制御回路と
を有し、前記プリズムを浮子本体の水出部における細い
突出部の側面に配置させ、前記プリズムに相対した位置
に前記受光素子を配置させるという構成を備えたもので
ある。
【0007】
【作用】この構成によれば、プリズムは落下による傷が
つきにくく、またプリズムが基板上にあるため発光素子
及び受光素子は短い配線で基板に実装することが可能と
なる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照しな
がら説明する。図1〜図4において、1は浮子本体で、
この浮子本体1は上ケ−ス2と下ケ−ス3を着脱自在に
螺合することにより構成し、かつこの螺合部にはOリン
グ4を配設して防水構造をなしている。また落下等に対
して傷のつきにくい位置である上ケ−ス2における細い
突出部5の側面部には、透明アクリル樹脂等よりなる略
三角柱状とした全反射式のプリズム6を有し、かつプリ
ズム6に相対して赤外発光ダイオ−ドからなる発光素子
7と、ホトトランジスタからなる受光素子8とを並べて
配設している。9は発光素子7からの光が受光素子8に
直接入らないようにするための遮蔽板である。
【0009】なお、発光素子7、受光素子8、遮蔽板9
とを一体とした素子を使えば、組み立ては楽になる。1
0及び11は発光ダイオ−ドからなる可視光源で、浮子
が水中に沈み込んだ時に光源を変色させて釣り人に魚の
あたりを認知させる。この可視光源10及び11は上ケ
−スの細い突出部5の先端部に位置している。また傷の
つきにくい位置である前記上ケ−ス2の細い突出部5な
らびにプリズム6、発光素子7、受光素子8、可視光源
10及び11は通常浮子が水面に浮いている時は水出部
となり大気中に面している。12は半導体制御回路で、
基板15上に発光素子7、受光素子8および可視光源1
0、11とともに実装されている。かつその下部には電
源電池13を保持する保持部14を設け、電源電池13
と電気回路を形成している。図5は電気回路を示したも
ので、前記半導体制御回路12は6個の抵抗R1,R
2,R3,R4,R5,R6,と3個のトランジスタT
R1,TR2,TR3を有している。上ケ−スはプリズ
ムと同材質にすれば、一つの部品で構成することが可能
である。
【0010】上記構成において動作を説明する。まず図
3、図5において浮子が水面に浮いている時の動作状態
を説明すると、発光素子7には抵抗R1を通じて電流が
電源電池13より流れて発光素子7は常時発光してい
る。そしてこの光は発光素子7の真上にあるプリズム6
の底辺6cに直角に入射し、かつ図3に示すようにプリ
ズム6内を直進し、プリズム6の一方の反射面6aに当
たる。ここでプリズム6を直角プリズムとすると、一方
の反射面6aは入射光に対し45度の角度となる。この
一方の反射面6aの外表面側は大気中であるため、光の
屈折、反射の原理から光は全反射されるもので、一方の
反射面6aで90度の角度で反射されて他方の反射面6
bで一方の反射面6aと同様90度の角度で反射され
て、底辺6cに直角に当たりかつそのまま透過しプリズ
ム6から出て受光素子8で受光される。
【0011】受光素子8はホトトランジスタにより構成
されており、受光するとオンとなるため、抵抗R2に電
圧が生じPNPトランジスタTR1はオンとなる。この
オンによりNPNトランジスタTR2のベ−スにも電流
が流れてNPNトランジスタTR2はオンする。このオ
ンにより赤色発光ダイオ−ドからなる可視光源10が点
灯する。しかし、NPNトランジスタTR3のエミッタ
−ベ−ス間は電位が0でベ−スには電流が流れないため
トランジスタTR3はオフとなっており緑色発光ダイオ
−ドからなる可視光源11は点灯しない。
【0012】次に浮子が魚のあたりによって図4に示す
ように、水中に沈んだ時の動作状態を説明する。発光素
子7から出た光は図4のように、プリズム6内を直進し
一方の反射面6aに到達する。この場合、一方の反射面
6aの外表面は水または海水に変わっているため、プリ
ズム6と水との屈折率に差がなくなり、光はそのまま一
方の反射面6aを透過して水中に逃げてしまう。
【0013】その結果、ホトトランジスタよりなる受光
素子8には光が入らないため、受光素子8はオフとな
る。これにより、PNPトランジスタTR1及びNPN
トランジスタTR2はオフとなるため、赤色発光ダイオ
−ドからなる可視光源10は消灯する。トランジスタT
R2がオフのため、トランジスタTR3のベ−ス−エミ
ッタ間は電位が上がりNPNトランジタTR3は抵抗R
6よりベ−スに電流が流れてオンする。このオンにより
緑色発光ダイオ−ドからなる可視光源11が点灯するも
のである。なお、プリズム6は三角柱状としたが、円錐
状あるいは角錐状としても同様の動作を行うものであ
る。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は発光素子から出た
光を反射させる全反射式のプリズムを浮子本体の水出部
における細い突出部の側面に配置させることにより、岩
場やコンクリ−ト上に落ちても浮子本体あるいは突出部
の先端部が先に当たり、プリズムに傷がつくことを防ぐ
ことができ、また発光素子と受光素子を基板上に実装で
きるため、動作性・防水性・耐落下性・加工性にすぐ
れ、かつコンパクトな電気浮子を提供することが実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における電気浮子の縦断面図
【図2】本発明の実施例における外観図
【図3】大気中におけるプリズムの動作状態を示す要部
横断面図
【図4】水中におけるプリズムの動作状態を示す要部横
断面図
【図5】本発明の実施例における電気浮子の電気回路図
【符号の説明】
1 浮子本体 5 細い突出部 6 プリズム 7 発光素子 8 受光素子 10 可視光源 11 可視光源 12 半導体制御回路 15 基板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子と、この発光素子から出た光を
    反射させる全反射式のプリズムと、このプリズムで反射
    された光を受ける受光素子と、この受光素子を検知部と
    して浮子の水中への沈み時に光源を変化させる半導体制
    御回路とを有し、前記プリズムを浮子本体の水出部にお
    ける細い突出部の側面に配置させ、前記プリズムに相対
    した位置に前記受光素子を配置させたことを特徴とする
    電気浮子。
  2. 【請求項2】 同一基板上に発光素子、受光素子、光源
    および半導体制御回路を搭載することを特徴とする請求
    項1に記載の電気浮子。
JP559493A 1993-01-18 1993-01-18 電気浮子 Pending JPH06209681A (ja)

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JP559493A JPH06209681A (ja) 1993-01-18 1993-01-18 電気浮子

Applications Claiming Priority (1)

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JP559493A JPH06209681A (ja) 1993-01-18 1993-01-18 電気浮子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06209681A true JPH06209681A (ja) 1994-08-02

Family

ID=11615563

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP559493A Pending JPH06209681A (ja) 1993-01-18 1993-01-18 電気浮子

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JP (1) JPH06209681A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220169372A (ko) * 2021-06-18 2022-12-27 신진형 낚시용 스마트 케미 라이트 장치

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