JPS58147650A - カール―フィッシャー試薬 - Google Patents

カール―フィッシャー試薬

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JPS58147650A
JPS58147650A JP58019872A JP1987283A JPS58147650A JP S58147650 A JPS58147650 A JP S58147650A JP 58019872 A JP58019872 A JP 58019872A JP 1987283 A JP1987283 A JP 1987283A JP S58147650 A JPS58147650 A JP S58147650A
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ゲオルク・ザイツ
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N31/00Investigating or analysing non-biological materials by the use of the chemical methods specified in the subgroup; Apparatus specially adapted for such methods
    • G01N31/16Investigating or analysing non-biological materials by the use of the chemical methods specified in the subgroup; Apparatus specially adapted for such methods using titration
    • G01N31/168Determining water content by using Karl Fischer reagent

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  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塩と二酸化硫黄とヨウ素とを含有する水分の測
定に使用する改善されたカールーフイツンヤー試薬なら
ひ(てこの試薬を使用する水分の測定方法に関する。
カール−フィッシャー試薬において、ビリノ/の代りに
その他の物質を使用する多くの提案が文献から既知であ
る。、JAnal、Chim、Acta、 94、39
5 (1977年)では、ピリノンの代用物質として酢
酸ナトリウムが使用されている。しかしながら、この代
用は成る欠侭を伴う。この酢酸塩は、たとえば浴i?1
1としてアルコールを用いて生成させる°−と、水が苛
離し、これが水分の測定方法に干渉することは明白であ
る。この理由で、この浴液は不安定であり、それらの空
試験値は連続的に増加する。
英国特許第728,947号はビリノンの代用物質とし
て、酢酸塩の他アルコレート、フェルレートおよび弱有
機酸の金属塩をあげている。この特許明細書に列挙され
ている物質を再検討してみると、成る場合には溶解度が
不適当である点で、また成る場合には、供使用溶液の安
定性が不十分な点で、ビリゾ/の代用物質として不適当
であることが判った。さらにまた、ぼりノンの代りにア
ミンを使用すると、滴定に際して、安定な最終生成物を
得ることができないことが知られている[ Anal、
Chem、28.1166 (1956年)〕。
これらの欠点を回避するために、極く最近に、ピリノン
の代りに脂肪族アミンを二酸化硫黄に対して特定のモル
比で使用する提案〔西ドイツ国公開特許出願第3.01
0.436号(特開昭56−147064号)公報〕が
なされ、まだ、ヘテロ環式化合物を使用する提案(ヨー
ロツzJ?特許第35,066号)がなされている。し
かしながら、このビリノン代用物質も、最終滴定点の安
定性が滴定される水の量とともに変わることから、望ま
しい結果を与えない。
本発明は、安定で、正確な分析結果を与え、しかも水の
量が変化しても最も安定な終点を示すことのできる改善
されたカール−フィッシャー試薬を提供することを目的
とするものである。
驚くべきことに、慣用のカール−フィッシャー試薬にお
いて、ピリノンの代りに窒素含有化合物の弱有機酸、好
ましくは芳香族カルボン酸の塩を使用すると、改善され
たカール−フィッシャー試薬が得られることが見出され
た。これらの物質は試薬溶液中に非常に容易に溶解し、
特にアルコールと反応してエステルを形成することがほ
とんど無く、貯蔵に際して非常に安定性があり、しかも
広範囲の水含有量にわたる滴定においてさえも安定な終
点を示す。
カール−フィッシャー試薬に酸を追加使用することはコ
ーロツパ特許第35,066号に記載されでいるが、こ
の特許に述べられている酸は本発明による試薬に使用し
得る塩を提供せず、(硫酸またはコラ化水素酸を用いた
場合)あるいはその試薬はその酸の添加により不安定に
なる(ギ酸、シュウ酸または酢酸を使用した場合)。
本発明は塩と二酸化硫黄とヨウ素とを含有する水分の測
定に用いるカール−フィッシャー試薬に関し、この塩が
有機塩基の弱有機酸との化合物として存在することを特
徴とする。PKB <t。
の塩基性度を有する窒素含有化合物のpKDiss〉2
を有する芳香族カルボン酸による塩が好適である。
本発明は、また、上記カールーフィッシャー試薬を用い
る水分の測定方法に関する。
本発明によるカール−フィッシャー試薬は2種の溶液、
すなわち溶解剤と滴定剤よりなるか、または全構成成分
を1つの溶液中に含有する、いわゆるオール−イン−ワ
ン形(−深型)溶液かのどちらかである。溶解剤は溶剤
中に二酸化硫黄および塩を含有し、水含有量を検査しよ
うとする試料を取り込む働きをする。滴定剤は溶剤中の
ヨウ素の溶液であって、この溶液は一定の滴定量に調整
されている。しかしながら、溶解剤および滴定剤はまた
すでに前記したように一液型溶液として存在する。こと
もできる。これは滴定液として慣用の方法で使用するの
に光分な安定性を有する。−深型溶液は被験物質が溶解
剤中に含まれる溶剤よりも別の溶剤に対してより可溶性
である場合に、特に有利である。この場合、反応速度は
また溶解速度とは無関係である。
本発明による塩生成に適当な有機塩基としては、1級、
2級または3級脂肪族または脂環族アミン、たとえばエ
タノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノール
アミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、ツインプ
ロピルアミン、トリーローブチルアミン、エチレンジア
ミン、モルホリン、N−メチルモルホリン等マたは少な
くとも1個の窒素原子を有するヘテロ環式化合物、たと
えばイミダゾール(1)KB=7)、ピリジン−(pK
B = 8−8 )キノリン(pKB = 9 )等が
好ましい。
適当な弱酸の例としては、たとえば安息香酸のような芳
香族カルボン酸およびその2−アルキルまたは2.6−
ジアルキル誘導体がある。
ジェタノールアンモニウムベンゾエート、トリエタノー
ルアンモニウムベンゾエートおよびイミダゾリウムベン
ゾエートは本発明の試薬に用いるの1(特に好適なもの
である。
塩の二酸化硫黄に対するモル比は10 : ]〜1:1
、好ましくは3.1〜1:1の範囲である。
溶解剤および滴定剤の両方に適当な溶剤はこの目的に文
献に記載された全ての溶剤であり、アルコールおよび(
まだは)グリコール、特にメタノール、エタノール、プ
ロパツール等のような低級アルコールおよびエチレンダ
リコールおよび□エチレングリコールモノアルキルエー
テルが好ましい。この溶剤は学独でもまたは所望の混合
比で使用することができる。すなわち、たとえば、本発
明による塩をアルコールに、またはグリコールに、また
は所望の混合比のアルコール、グリコールまたはこの2
種の溶剤の混合物に溶解させ、そこに必要量の二酸化硫
黄を加えることができ、あるいは、いわゆる−深型溶液
の場合には捷だヨウ素を加えることができる。
本発明による上記の塩の使用により多くの利点が得られ
る。すなわち、当量点での転換が慣用のカール−フィッ
シャー試薬よりも明瞭であり、安定である。また本試薬
は可溶性が一層大きく、そして、より広範囲に使用する
ことができる。そして総体的に、環境上許容することが
できるものであって、かつ、コストもほどほどである。
本発明によるカール−フィッシャー試薬を使用すると、
滴定式水分測定の終点が視覚的に光度測定的にまたは篭
側的(デノドーストノグ法またはクーロン法)に測定す
ることができる。
本発明の試薬は自動滴定で使用するためにも、またフィ
ールド法として使用するためにも適している。フィール
ド法ではメタノールの代りに、低い蒸気圧を有する前記
溶剤を使用することにより非常に迅速に測定できる。
一般に、滴定は大気中の水分を排除して行なう。今日で
は、篭側滴定法、特にいわゆるデッド−ストップ滴定法
が好適である。この方法は2個の同一の白金電極に生じ
せしめた分極によるものである。小さい電位差を用いる
と、分極により生じた電圧が補償され、電流が流れなく
なる。この場合の滴定の終点は検流計が大きく振れ、次
いで完全に動かなくなることにより示される。これは1
方の電極の分極または復極から両方の電極の完全な復極
捷たは分極に、鋭敏な移行が生じることによる。
本発明を以下に掲げる実施例によりさらに詳。
細に説明する。
例  l 特定の物質を適当な溶剤に溶解して、溶解剤および滴定
剤を調製した。
a)溶解剤 メタノールlt中、ジェタノールアンモニウムベンゾエ
ート(1,5M ) 341 fおよび二酸化硫黄(1
M)64t。
b)滴定剤 メタノールLt中、ヨウ素5o?。
水含有1を検査しようとする物質を溶解剤加rnl中に
その推定水含有針に該当する程度に容解し、一定の攪拌
を行ないながら大気中の水分の排除下に、滴定剤で終点
まで滴定した。
例  2 次のカールーフイツンヤー溶液を調製した。
a)溶解剤 エチレングリコールモノメチルエーテルlt中、トリエ
チルアンモニウムベンゾエート(1,5M)4079お
よび二酸化硫黄(0,5M)2f0 b)滴定剤 エチレングリコールモノメチルエーテルlt中、目つ素
502゜ これらの溶液を使用して、例1による溶液の場合と同じ
結果を得た。さらに、この結果はエチレングリコールモ
ノメチルエーテルの代りに、部分的にまたは完全に7メ
タノールを使用した場合でも変わらない。
例  3 次のカールーフイソンヤー溶液を調製した。
a)溶解剤 エチレングリコールモノメチルエーテル0.5を中、イ
ミダゾリウムベンシェード(0,75M)1431およ
び二酸化硫黄(0,5M ) 32 f。
b)滴定剤 メタノールlt中、ヨウ素!50f0 これらの溶液を使用して、例1および例2による溶液の
場合と同じ結果を得だ。
例  4 エチレングリコールモノメチルエーテル0.5を中、イ
ミダゾリウムベンゾニー) (1,5M )286り、
二酸化硫黄(IM)64fおよびヨウ素70りの一液型
溶液を調製した。
水含有量を検査しようとする物質を溶剤20 mlに溶
解し、この−酸型溶液で滴定した。この溶液のldは水
約6■に相当する。
例  5 エチレングリコールモノメチルエーテルlt中、ノエタ
ノールアンモニウムベンゾエート(1,5M ) 34
19 、二酸化硫黄(IM)64rおよびヨウ素702
の一液型溶液を調製した。
水含有量を検査しようとする物盲を溶剤20 wteに
溶解し、この−酸型溶液で滴定した。この溶゛液1 m
lは水約3 Jngに相当する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 il+  塩と二酸化硫黄とヨウ素とを含有する水分測
    定用カールーフイソ/キー試薬であって、前記の塩が有
    機塩基と弱有機酸との化合物として存在することをvf
    徴とするカール−フィッシャー試薬。 (2)前記の有機塩基がpKB < 10の塩基性度を
    有する窒素含有化合物であり、そして前記の弱有機酸が
    pKDiss > 2を有する芳香族カルボッ酸である
    、特許請求の範囲第1項に記載のカールーフイソ/キー
    試薬。 f31  l1J8eの塩がノエタノールアンモニウム
    ベ/:/’j−−ト、)リエタノールア/モニウムベ/
    シェードまたはイミダゾリウームベンゾエートとして存
    在する、特許請求の範囲v、1項または第2項に記載の
    カール−フィッシャー試薬。 (4)  有、隈塩基と弱a磯1賃との化合物として存
    在する塩と二酸化1itf、にとヨウ素とを含有するカ
    ール−フィン/キー試薬を使用する水分の測定方法。
JP58019872A 1982-02-12 1983-02-10 カール―フィッシャー試薬 Granted JPS58147650A (ja)

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