JPS5814747B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPS5814747B2 JPS5814747B2 JP51121075A JP12107576A JPS5814747B2 JP S5814747 B2 JPS5814747 B2 JP S5814747B2 JP 51121075 A JP51121075 A JP 51121075A JP 12107576 A JP12107576 A JP 12107576A JP S5814747 B2 JPS5814747 B2 JP S5814747B2
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
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- G11C11/403—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells with charge regeneration common to a multiplicity of memory cells, i.e. external refresh
- G11C11/404—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells with charge regeneration common to a multiplicity of memory cells, i.e. external refresh with one charge-transfer gate, e.g. MOS transistor, per cell
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、絶縁ゲート形の半導体装置とPN接合を組み
合わせて得られる半導体記憶装置に関するものである。
合わせて得られる半導体記憶装置に関するものである。
従来から1トランジスタ1容量形の半導体記憶装置とし
て知られている素子の縦断面図を第1図に示す。
て知られている素子の縦断面図を第1図に示す。
第1図において、たとえば、10は低不純物濃度のP形
半導体基板であり、この表面にP形半導体領域20と酸
化膜領域30とをチャンネルストッパーとして形成し、
さらに、N形半導体領域60.61を形成する。
半導体基板であり、この表面にP形半導体領域20と酸
化膜領域30とをチャンネルストッパーとして形成し、
さらに、N形半導体領域60.61を形成する。
N形半導体領域60.61に一部重なるように半導体基
板10上に酸化膜を成長させてゲート酸化膜70,71
とし、ゲート酸化膜70.71上にそれぞれゲート金属
80.81を形成する。
板10上に酸化膜を成長させてゲート酸化膜70,71
とし、ゲート酸化膜70.71上にそれぞれゲート金属
80.81を形成する。
さらに、半導体表面を保護するためと多層配線を可能に
するために酸化膜90を形成する。
するために酸化膜90を形成する。
100はN形半導体領域60から取り出した電極である
。
。
この記憶装置は、ゲート金属80をワードライン、N形
半導体領域60をビットライン、ゲート金属81をスト
レイジラインとして用いる。
半導体領域60をビットライン、ゲート金属81をスト
レイジラインとして用いる。
ゲート金属81からなるストレイジラインは、N形半導
体領域61をドレインとし、ゲート金属81をゲートと
したMOS容量のゲート部に相当し、ストレイジライン
に、ゲート酸化膜71に接した半導体基板表面のしきい
値電圧より高い電圧を印加することにより、ゲート酸化
膜71の下のP形半導体基板10の表面に反転層を形成
させることができる。
体領域61をドレインとし、ゲート金属81をゲートと
したMOS容量のゲート部に相当し、ストレイジライン
に、ゲート酸化膜71に接した半導体基板表面のしきい
値電圧より高い電圧を印加することにより、ゲート酸化
膜71の下のP形半導体基板10の表面に反転層を形成
させることができる。
この反転層を一つの電極とするMOS容量を、記憶容量
とする。
とする。
また、N形半導体領域61をソース、N形半導体領域6
0をドレインとし、ゲート金属80をゲートとしたMO
Sトランジスタをトランスファゲートとして用いる。
0をドレインとし、ゲート金属80をゲートとしたMO
Sトランジスタをトランスファゲートとして用いる。
“ハイレベル“を書き込む場合、ビットラインを高電位
にし、ワードラインをゲート酸化膜70と接した半導体
基板表面のしきい値電圧以上にする電圧を印加すること
によりゲート金属80をゲートとしたMOSトランジス
タは導通状態となり、N形半導体領域61は、N形半導
体領域60の電位から、ゲート酸化膜70と接した半導
体基板表面のしきい値電圧を引いた電圧となって、上記
の反転層にも電子が注入される。
にし、ワードラインをゲート酸化膜70と接した半導体
基板表面のしきい値電圧以上にする電圧を印加すること
によりゲート金属80をゲートとしたMOSトランジス
タは導通状態となり、N形半導体領域61は、N形半導
体領域60の電位から、ゲート酸化膜70と接した半導
体基板表面のしきい値電圧を引いた電圧となって、上記
の反転層にも電子が注入される。
この状態からワードラインの電圧をゲート酸化膜70と
接した半導体基板表面のしきい値電圧以下に下げれば、
トランスファゲートは非導通状態となりビットラインの
電圧の変化に関係せず、反転層内に注入された電子は固
定される。
接した半導体基板表面のしきい値電圧以下に下げれば、
トランスファゲートは非導通状態となりビットラインの
電圧の変化に関係せず、反転層内に注入された電子は固
定される。
ただし、ストレイジラインは、常にゲート酸化膜71と
接した半導体基板表面のしきい値電圧以上に保持しなけ
ればならない。
接した半導体基板表面のしきい値電圧以上に保持しなけ
ればならない。
また、“ロウレベル“を書き込む場合は、ビットライン
を低電位とした後、ワードラインにゲート酸化膜70と
接した半導体基板表面のしきい値電圧以上の電圧を印加
することにより、反転層内に蓄積されていた電子は、ビ
ットラインに引き抜かれ、その後、ワードラインをゲー
ト酸化膜70と接した半導体基板表面のしきい値電圧以
下にすれば、記憶容量部に“ロウレベル“が書き込まれ
たことになる。
を低電位とした後、ワードラインにゲート酸化膜70と
接した半導体基板表面のしきい値電圧以上の電圧を印加
することにより、反転層内に蓄積されていた電子は、ビ
ットラインに引き抜かれ、その後、ワードラインをゲー
ト酸化膜70と接した半導体基板表面のしきい値電圧以
下にすれば、記憶容量部に“ロウレベル“が書き込まれ
たことになる。
読み出しは、ビットラインの電圧を一定のフローテイン
グレベルに固定した後、ワードラインの電圧をゲート酸
化膜70と接した半導体基板表面のしきい値電圧以上に
して、ビットラインの電圧変位を検出することにより可
能となる。
グレベルに固定した後、ワードラインの電圧をゲート酸
化膜70と接した半導体基板表面のしきい値電圧以上に
して、ビットラインの電圧変位を検出することにより可
能となる。
この素子は、3トランジスタ、4トランジスタ、のダイ
ナミック型のMOS記憶素子に比べて、一素子の占有面
積を小さくすることができるが、大容量の記憶装置を指
向する点からは集積度を上げるのに十分でなく、マた、
ワードライン、ビットライン、ストレイジラインの3ラ
インを必要とし、ストレイジラインの配線とストレイジ
領域に多大な面積を費しやすいので集積度低下の欠点を
有すると共に、ストレイジ領域が半導体基板表面の反転
層を利用しているため、表面準位、トラップ等によるリ
ーク電流が増え、記憶情報のリフレッシュ間隔が短かく
なり、システム設計上の問題点となる可能性を有してい
る。
ナミック型のMOS記憶素子に比べて、一素子の占有面
積を小さくすることができるが、大容量の記憶装置を指
向する点からは集積度を上げるのに十分でなく、マた、
ワードライン、ビットライン、ストレイジラインの3ラ
インを必要とし、ストレイジラインの配線とストレイジ
領域に多大な面積を費しやすいので集積度低下の欠点を
有すると共に、ストレイジ領域が半導体基板表面の反転
層を利用しているため、表面準位、トラップ等によるリ
ーク電流が増え、記憶情報のリフレッシュ間隔が短かく
なり、システム設計上の問題点となる可能性を有してい
る。
上記の1トランジスタ1容量型の記憶素子の1部の欠点
を補ぎなった記憶素子の構造を第2図に示す。
を補ぎなった記憶素子の構造を第2図に示す。
第2図において、たとえば、10は低不純物濃度P形半
導体基板であり、この表面にP形半導体領域20と酸化
膜領域30とをチャンネルストッパーとして形成し、さ
らに、N形半導体領域60 .61を形成する。
導体基板であり、この表面にP形半導体領域20と酸化
膜領域30とをチャンネルストッパーとして形成し、さ
らに、N形半導体領域60 .61を形成する。
N形半導体領域60.61に一部重なるように半導体基
板上に酸化膜を成長させてゲート酸化膜70とし、ゲー
ト酸化膜70上にゲート金属80を形成したものである
。
板上に酸化膜を成長させてゲート酸化膜70とし、ゲー
ト酸化膜70上にゲート金属80を形成したものである
。
さらに、半導体表面を保護するためと、多層配線を可能
にするため酸化膜90を形成する。
にするため酸化膜90を形成する。
100はN形半導体領域60から取シ出した電極である
。
。
この記憶素子はN形半導体領域60をビットライン、ゲ
ート金属80をワードラインとして用いる2ライン方式
であり、記憶容量はP形半導体基板10とN形半導体領
域61との接合容量を用いる。
ート金属80をワードラインとして用いる2ライン方式
であり、記憶容量はP形半導体基板10とN形半導体領
域61との接合容量を用いる。
また、N形半導体領域60をドレイン、N形半導体領域
61をソースとし、ゲート金属80をゲートとしたMO
Sトランジスタをトランスファゲートとして用いる。
61をソースとし、ゲート金属80をゲートとしたMO
Sトランジスタをトランスファゲートとして用いる。
“ハイレベル“を書き込む場合、ビットラインを高電位
にし、ワードラインをゲート酸化膜70と接した半導体
基板表面のしきい値電圧以上にすることにより、トラン
スファゲートを導通状態とし、N形半導体領域61はN
形半導体領域60の電位からゲート酸化膜70と接した
半導体基板表面のしきい値電圧を引いた電位となり、P
形半導体基板10とN形半導体領域61との接合部と酸
化膜90にはさまれたポテンシャル井戸に電子が注入さ
れる。
にし、ワードラインをゲート酸化膜70と接した半導体
基板表面のしきい値電圧以上にすることにより、トラン
スファゲートを導通状態とし、N形半導体領域61はN
形半導体領域60の電位からゲート酸化膜70と接した
半導体基板表面のしきい値電圧を引いた電位となり、P
形半導体基板10とN形半導体領域61との接合部と酸
化膜90にはさまれたポテンシャル井戸に電子が注入さ
れる。
この状態からワードラインの電圧をゲート酸化膜70と
接した半導体基板表面のしきい値電圧以下に下げれば、
トランスファゲートは非導通状態となり、ビットライン
の電圧の変化に関係せず、ポテンシャル井戸に注入され
た電子は固定される。
接した半導体基板表面のしきい値電圧以下に下げれば、
トランスファゲートは非導通状態となり、ビットライン
の電圧の変化に関係せず、ポテンシャル井戸に注入され
た電子は固定される。
また、“ロウレベル“を.書き込む場合は、ビットライ
ンを零電位にした後、ワードラインをゲート酸化膜70
と接する半導体基板表面のしきい値電圧より高電位にす
ることによ9、ポテンシャル井戸に注入されていた電子
をビットラインに引き抜き、その後、ワードラインをゲ
ート酸化膜70と接した半導体基板表面のしきい値電圧
以下にすれば、“ロウレベル”が書き込まれたことにな
る。
ンを零電位にした後、ワードラインをゲート酸化膜70
と接する半導体基板表面のしきい値電圧より高電位にす
ることによ9、ポテンシャル井戸に注入されていた電子
をビットラインに引き抜き、その後、ワードラインをゲ
ート酸化膜70と接した半導体基板表面のしきい値電圧
以下にすれば、“ロウレベル”が書き込まれたことにな
る。
読み出しは、ビットラインの電位を一定のフローテイン
グレベルに固定した後、ワードラインの電圧をゲート酸
化膜70と接した半導体基板表面のしきい値電圧以上に
して、ビットラインの電圧変位を検出することにより可
能となる。
グレベルに固定した後、ワードラインの電圧をゲート酸
化膜70と接した半導体基板表面のしきい値電圧以上に
して、ビットラインの電圧変位を検出することにより可
能となる。
この素子は、低不純物濃度のP形半導体基板10とN形
半導体領域61との接合容量を記憶容量として用いるた
め、単位面積当りの容量が小さく、記憶容量部の面積を
広くしなければ、読み出し時のビットラインの電圧変位
が大きくならず、記憶装置の設計上特別な注意を必要と
すると共に、記憶素子の面積を大きくすることは大容量
・高集積化には適さない欠点を有する。
半導体領域61との接合容量を記憶容量として用いるた
め、単位面積当りの容量が小さく、記憶容量部の面積を
広くしなければ、読み出し時のビットラインの電圧変位
が大きくならず、記憶装置の設計上特別な注意を必要と
すると共に、記憶素子の面積を大きくすることは大容量
・高集積化には適さない欠点を有する。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたので、小面積で、
リーク電流が少なく、大きな記憶容量を持ち、なおかつ
、2ライン方式である半導体記憶装置を提供することを
目的としたものである。
リーク電流が少なく、大きな記憶容量を持ち、なおかつ
、2ライン方式である半導体記憶装置を提供することを
目的としたものである。
第3図は、本発明の一実施例の縦断面図である。
10は低不純物濃度のP形半導体基板であり、この表面
にP形半導体領域20と酸化膜領域30とをチャンネル
ストッパーとして形成し、酸化膜領域30以外の半導体
基板表面部の適当な部分にP形半導体領域40を形成し
、さらにN形半導体領域60を形成する。
にP形半導体領域20と酸化膜領域30とをチャンネル
ストッパーとして形成し、酸化膜領域30以外の半導体
基板表面部の適当な部分にP形半導体領域40を形成し
、さらにN形半導体領域60を形成する。
P形半導体領域40と半導体基板表面との間にP形半導
体領域40側から順次、N形半導体領域50、P形半導
体領域41を形成する。
体領域40側から順次、N形半導体領域50、P形半導
体領域41を形成する。
この場合、N形半導体領域50はN形半導体領域60に
近い部分で半導体基板表面に露出し、P形半導体領域4
0とP形半導体領域41とはPN接合を介さずに電気的
に接続されているようにする。
近い部分で半導体基板表面に露出し、P形半導体領域4
0とP形半導体領域41とはPN接合を介さずに電気的
に接続されているようにする。
以上のようにして、半導体基板内部に二重のPN接合を
形成する。
形成する。
N形半導体領域50,60に一部重なるように半導体基
板10上に酸化膜を成長させ、ゲート酸化膜70とし、
ゲート酸化膜70上にゲート金属80を形成する。
板10上に酸化膜を成長させ、ゲート酸化膜70とし、
ゲート酸化膜70上にゲート金属80を形成する。
さらに半導体表面を保護するためと多層配線を可能にす
るために酸化膜90を形成する。
るために酸化膜90を形成する。
100はN形半導体領域60から取り出した電極である
。
。
この記憶素子は、N形半導体領域60をビットライン、
ゲート金属80をワードラインとして用いる2ライン方
式であり、記憶容量は、P形半導体領域40.41とN
形半導体領域50との接合容量を用いる。
ゲート金属80をワードラインとして用いる2ライン方
式であり、記憶容量は、P形半導体領域40.41とN
形半導体領域50との接合容量を用いる。
また、N形半導体領域60をドレイン、N形半導体領域
50をソースとし、ゲート金属80をゲートとしたMO
Sトランジスタをトランスファゲートとして用いる。
50をソースとし、ゲート金属80をゲートとしたMO
Sトランジスタをトランスファゲートとして用いる。
記憶容量部に“ハイレベル“を書き込む場合は、N形半
導体領域60を高電位にし、ワードラインをゲート酸化
膜70と接した半導体基板表面のしきい値電圧より高い
電圧にすることにより、トランスファゲートを導通状態
にし、N形半導体領域50に電子を注入する。
導体領域60を高電位にし、ワードラインをゲート酸化
膜70と接した半導体基板表面のしきい値電圧より高い
電圧にすることにより、トランスファゲートを導通状態
にし、N形半導体領域50に電子を注入する。
N形半導体領域50は、P形半導体領域40.41とP
形半導体基板10とで囲まれたポテンシャル井戸を形成
し、このポテンシャル井戸内に電子を注入し、固定させ
“ハイレベル“を記憶容量に書き込む。
形半導体基板10とで囲まれたポテンシャル井戸を形成
し、このポテンシャル井戸内に電子を注入し、固定させ
“ハイレベル“を記憶容量に書き込む。
また、“ロウレベル“を記憶容量に書き込む場合には、
ビットラインを低電位にした後、ゲート酸化膜70に接
した半導体基板表面のしきい値電圧以上にワードライン
の電位を上げることにより、トランスファゲートを導通
状態にし、電子をビットラインへ引き抜き、その後、ワ
ードラインの電位を、ゲート酸化膜70と接した半導体
基板表面のしきい値電圧以下にすることにより、トラン
スファゲートを非導通状態とれば、N形半導体領域50
のポテンシャル井戸内に電子は注入されておらず“ロウ
レベル”が書き込まれる。
ビットラインを低電位にした後、ゲート酸化膜70に接
した半導体基板表面のしきい値電圧以上にワードライン
の電位を上げることにより、トランスファゲートを導通
状態にし、電子をビットラインへ引き抜き、その後、ワ
ードラインの電位を、ゲート酸化膜70と接した半導体
基板表面のしきい値電圧以下にすることにより、トラン
スファゲートを非導通状態とれば、N形半導体領域50
のポテンシャル井戸内に電子は注入されておらず“ロウ
レベル”が書き込まれる。
読み出しは、ビットラインを一定のフローテイングレベ
ルに固定した後、ワードラインにゲート酸化膜70と接
した半導体基板表面のしきい値電圧以上の電位を与える
ことにより、N形半導体領域50に蓄積されていた電子
がビットラインに引き抜かれるか、または、N形半導体
領域50に注入されるかで、ビットラインの電位が変化
し、その変位を検出することにより可能となる。
ルに固定した後、ワードラインにゲート酸化膜70と接
した半導体基板表面のしきい値電圧以上の電位を与える
ことにより、N形半導体領域50に蓄積されていた電子
がビットラインに引き抜かれるか、または、N形半導体
領域50に注入されるかで、ビットラインの電位が変化
し、その変位を検出することにより可能となる。
この半導体記憶装置は、内部の接合容量を用いているた
め、ゲート酸化膜を利用した記憶装置より表面の結晶の
不均一性や表面準位のトラップなどが問題とならずリー
ク電流が少ないので、記憶保持時間の長い記憶素子が得
られること、また、比較的濃度の高い半導体領域の接合
が用いられており、接合が基板の垂直方向に対して2重
になっているので、ゲート酸化膜を利用した記憶容量と
比べ、単位面積当り2倍程度以上の容量値が容量に得ら
れるため、高集積化・高密度化に適した記憶素子が得ら
れること、2ライン方式のため、表面に自由度が得られ
ることの特徴を有する。
め、ゲート酸化膜を利用した記憶装置より表面の結晶の
不均一性や表面準位のトラップなどが問題とならずリー
ク電流が少ないので、記憶保持時間の長い記憶素子が得
られること、また、比較的濃度の高い半導体領域の接合
が用いられており、接合が基板の垂直方向に対して2重
になっているので、ゲート酸化膜を利用した記憶容量と
比べ、単位面積当り2倍程度以上の容量値が容量に得ら
れるため、高集積化・高密度化に適した記憶素子が得ら
れること、2ライン方式のため、表面に自由度が得られ
ることの特徴を有する。
第4図は、他の実施例の縦断面図である。
記憶素子としての動作原理は、全く同じである。
第3図に示した実施例では、マスク合わせずれのため、
実効的な記憶容量面積の低減をまねくが、本実施例では
、このような欠点を除去するために、トランスファゲー
トとして動作するMOSトランジスタのゲート酸化膜直
下までP形半導体領域40を形成する。
実効的な記憶容量面積の低減をまねくが、本実施例では
、このような欠点を除去するために、トランスファゲー
トとして動作するMOSトランジスタのゲート酸化膜直
下までP形半導体領域40を形成する。
しかし、この状態でも記億素子として動作するが、ゲー
ト酸化膜70に接したP形半導体領域表面のしきい値電
圧が高くなるために、ゲート金属80に極めて高電位を
与えなければ、トランスファゲートを導通状態にするこ
とができない。
ト酸化膜70に接したP形半導体領域表面のしきい値電
圧が高くなるために、ゲート金属80に極めて高電位を
与えなければ、トランスファゲートを導通状態にするこ
とができない。
この欠点を補うためには、P形半導体領域40の半導体
基板表面に接する領域42の不純物濃度を実効的に低下
させる必要があるが、これは通常よく知られているよう
に、N形不純物をP形半導体領域42に適当量注入する
ことにより達成される。
基板表面に接する領域42の不純物濃度を実効的に低下
させる必要があるが、これは通常よく知られているよう
に、N形不純物をP形半導体領域42に適当量注入する
ことにより達成される。
P形半導体領域40のゲート酸化膜70と接する部分を
低不純物濃度のP形半導体領域42とすることにより、
低電圧で動作する記憶素子が得られると共に、P形半導
体基板10のゲート酸化膜70に接する部分11に上記
のN形不純物を導入することにより、トランスファゲー
トの実効チャンネル長を低減させることができ、高速動
作も可能にすることができる。
低不純物濃度のP形半導体領域42とすることにより、
低電圧で動作する記憶素子が得られると共に、P形半導
体基板10のゲート酸化膜70に接する部分11に上記
のN形不純物を導入することにより、トランスファゲー
トの実効チャンネル長を低減させることができ、高速動
作も可能にすることができる。
第5図は、本発明のさらに他の実施例の縦断面図である
。
。
この実施例では、P形半導体領域40のN形半導体領域
50と反対側にN形半導体領域50と一部接するように
N形半導体領域51を設けている。
50と反対側にN形半導体領域50と一部接するように
N形半導体領域51を設けている。
従って、PN接合が3重になっており、この3重のPN
接合の接合容量が記憶容量となる。
接合の接合容量が記憶容量となる。
その他の動作は、第3図、第4図に示した実施例と同様
である。
である。
さらに、PN接合を4重以上にしても同様の働きをする
。
。
本発明においては、半導体各部分の導電形を実施例と反
対の導電形にし、印加電圧の極性を逆にしても、同様の
記憶装置が得られることはいうまでもない。
対の導電形にし、印加電圧の極性を逆にしても、同様の
記憶装置が得られることはいうまでもない。
また、各酸化膜も酸化膜に限られるわけでなく、窒化膜
その他の絶縁膜で置換可能である。
その他の絶縁膜で置換可能である。
以上詳述したように、本発明による半導体記憶装置にお
いては、1トランジスタ1容量形の記憶素子のトランス
ファーゲートとなるMOSトランジスタのソース領域部
に導電形が順次逆になる少くとも三つの半導体領域を設
け、これら少くとも三つの半導体領域により形成される
PN接合の接合容量を記憶容量として利用するので、リ
ーク電流が少なくて記憶保持時間が長く、記憶容量が大
きい記憶装置が得られる効果がある。
いては、1トランジスタ1容量形の記憶素子のトランス
ファーゲートとなるMOSトランジスタのソース領域部
に導電形が順次逆になる少くとも三つの半導体領域を設
け、これら少くとも三つの半導体領域により形成される
PN接合の接合容量を記憶容量として利用するので、リ
ーク電流が少なくて記憶保持時間が長く、記憶容量が大
きい記憶装置が得られる効果がある。
また、2ライン方式のため、表面の自由度が大きい効果
がある。
がある。
第1図は従来の半導体記憶装置の代表的部分の縦断面図
、第2図は従来の他の半導体記憶装置の代表的部分の縦
断面図、第3図は本発明の一実施例の半導体記憶装置の
代表的部分の縦断面図、第4図および第5図はそれぞれ
他の実施例の代表的部分の縦断面図である。 図において、10はP形の半導体基板、40,41はP
形半導体領域、50はソース領域であるN形半導体領域
、60はドレイン領域であるN形半導体領域、70はゲ
ート酸化膜である。 なお、図中同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示
す。
、第2図は従来の他の半導体記憶装置の代表的部分の縦
断面図、第3図は本発明の一実施例の半導体記憶装置の
代表的部分の縦断面図、第4図および第5図はそれぞれ
他の実施例の代表的部分の縦断面図である。 図において、10はP形の半導体基板、40,41はP
形半導体領域、50はソース領域であるN形半導体領域
、60はドレイン領域であるN形半導体領域、70はゲ
ート酸化膜である。 なお、図中同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示
す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1の導電形の半導体基板の表面部に設けられた第
1の第2導電形領域、この第1の第2導電形領域と所定
間隔をおいて上記半導体基板の表面より内部へ向って設
けられ導電形が順次反対になり同一の導電形の領域は一
部において連続しており、表面より1番目の第2導電形
領域(第2の第2導電形領域)は少くとも一部が上記第
1の第2導電形領域側において上記半導体基板の表面に
露出している少くとも三つの半導体領域、および上記第
1および第2の第2導電形領域の間の上記半導体基板の
表面を覆って設けられた絶縁膜を備え、上記第2の第2
導電形領域をソース領域、上記第1の第2導電形領域を
ドレイン領域、上記絶縁膜をゲート絶縁膜とするMOS
トランジスタをトランスファーゲートとし、導電形が順
次反対になる上記少くとも三つの半導体領域により形成
されるPN接合の接合容量を記憶容量とすることを特徴
とする半導体記憶装置。 2 第2の第2導電形領域に半導体基板の内側において
接する第1導電形領域がゲート絶縁膜に接する部分を有
することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導
体記憶装置。 3 第2の第2導電形領域に半導体基板の内側において
接する第1導電形領域のゲート絶縁膜に接する部分の実
効不純物濃度を低下させたことを特徴とする特許請乗の
範囲第2項記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51121075A JPS5814747B2 (ja) | 1976-10-07 | 1976-10-07 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51121075A JPS5814747B2 (ja) | 1976-10-07 | 1976-10-07 | 半導体記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5345940A JPS5345940A (en) | 1978-04-25 |
JPS5814747B2 true JPS5814747B2 (ja) | 1983-03-22 |
Family
ID=14802216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51121075A Expired JPS5814747B2 (ja) | 1976-10-07 | 1976-10-07 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5814747B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6325034U (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-18 | ||
JPS63118841U (ja) * | 1986-10-30 | 1988-08-01 | ||
JPH01256919A (ja) * | 1988-04-07 | 1989-10-13 | Toto Ltd | トイレブース用収納ボックス |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60214559A (ja) * | 1984-04-10 | 1985-10-26 | Nec Corp | Mos型メモリ装置 |
-
1976
- 1976-10-07 JP JP51121075A patent/JPS5814747B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6325034U (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-18 | ||
JPS63118841U (ja) * | 1986-10-30 | 1988-08-01 | ||
JPH01256919A (ja) * | 1988-04-07 | 1989-10-13 | Toto Ltd | トイレブース用収納ボックス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5345940A (en) | 1978-04-25 |
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