JPS5814661B2 - スライドマガジン - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスライドマガジン、さらに詳細には多数のスラ
イド枠を収納し平行に並べて保持でき、またスライド枠
を引き出しあるいは携帯できるスライドマガジンに関す
る。

従来のプロジェクターに装填されるスライドマガジンは
マガジン内に保持すべきスライド枠の枚数の厚さに比較
して場所をとりすぎる。

すなわち前記スライドマガジンは規格化された最大厚さ
３．２ｍｍのスライド枠を収納するために従来のマガジ
ンプロジェクターの送りステップに応じた５．２ｍｍ幅
の区画を有する。

従来のマガジンにおいては各々の区画は側壁ないしは区
切壁によって両側から区切られている。

したがって３６枚のスライド枠装填用のマガジンは、体
積は６３０ｃｍ３であり、それに対してマガジンの中に
装填すべき最も厚いスライド枠の一組の体積は２８８ｃ
ｍ３しかない。

従来のマガジンにスライド枠を装填する場合には、使用
するマガジンの体積が所属の層をなしたスライド枠の体
積に比較して大きくなり過ることは本質的に不利である
。

厚さ２ｍｍのスライド枠３６枚は１８０ｃｍ３の体積に
しかならない。

スライド枠マガジンがこのように不釣合に場所をとるこ
とによって特に不都合な影響を受けるのは、大きな体積
のマガジンで間に合わせなげればならないアマチュア写
真家である。

それぞれモデュールから構成された公知のスライドマガ
ジン（ドイツ公開公報第１９０１０９１号）あるいは互
いに結合されたバネ性のスライド保持装置（ドイツ公開
公報第２１４５９２７号）ではスライド陽画を収納した
り替えたり、移送したりするのが困難であり、場合によ
っては特別なプロジェクターのスライド切替Ｌぃし交換
機構を必要とする。

しかし従来の装置はスライドマガジンの空間を減少させ
るには適していない。

それに対してスライド枠を収納する場合に主として適当
な容器あるいはマガジンを使わずにスライド枠を互いに
結合することによって収納場所を節約しているものがあ
る。

ドイツ公開公報第２０３１４８４号に記載されているス
ライド枠パッケージでは、等間隔で一列に配置されてい
るスライド枠の角に穴が形成されており、一列に配置さ
れた穴に通した鋲形のピンを介してスライド枠が揺動可
能に互いに結合されている。

このような一つのパッケージにまとめられたスライド陽
画を映写するためには原則的に特殊なプロジェクターが
必要であり、そのプロジェクターは通常のスライド陽画
を少なくとも半自動的に映写するのには適していない。

さらにドイツ特許公報第１２９６８２０号に記載のスラ
イド枠は他のスライド枠と一緒に一つの枠パッケージに
まとめることかり能であり、その場合に各々のスライド
枠をパッケージから引き出し再び戻すことによってプロ
ジェクターで映写することができる。

その場合に閉じた枠の各々の平面側には互いに向き合っ
て傾斜している断面軸を有する平行な上下の突条が設け
られており、それらの突条は隣接するスライド枠の対向
する平面に設けられた突条とすべり係合する。

この公知のスライド枠の実施例も本質的に従来のプロジ
ェクターと異なる送りシステムを使わなければ映写、と
《にスライドの入れ替えや連続映写ができない。

この公知のスライド枠は枠の平面から外部に突条が突出
しているのでそのまま普通に区切られたマガジンやスラ
イドホルダーに入れることができない。

斜面を必要とするためにダイカスト型を傾けないと閉じ
たり外したりできないので、この公知のスライド枠の製
造は非常に高《つく。

本発明の課題は、上記の欠点を解決し収納されるスライ
ド枠が従来のマガジン、あるいは普通のプロジェクター
にも使用でき、従来のスライドマガジンよりも場所をと
らずに引き出し、収納し、あるいは持ち運びできるよう
に構成されたスライドマガジンを提供することである。

本発明によれば、各スライド枠を収納する手段が設けら
れ、その収納手段は各スライド枠を保持するために設け
られた少なくとも一つの凹凸部によって形成され、その
凹凸部はスライド枠面に垂直方向に延びる少な《とも一
つの突条あるいは欠切部によって形成され、その凹凸部
はスライド枠に設けられた対応する凹凸部と相補的に係
合する。

従来のマガジンの場合には区画を設ける性質上、スライ
ド枠の最大肉厚部分でもスライド枠を互いに分離し、そ
れによってスライド枠を脇から支えるためには平らな側
壁を比較的広く高く設けねばならないが、本発明に係る
マガジンでは比較的短い側壁がスライド枠の下方の凹凸
のある縁部分のみを捕促し、ガイド溝に堅固にかつ緊密
に保持する。

このことによって従来直接まとめること以外に達成でき
なかったスライド枠パッケージのやり方でスライドマガ
ジン内に保持されるすべてのスライド枠をほぼ密接した
状態でマガジン内にまとめて保持し、収納し、携帯する
ことが可能になる。

従来の区画の中にスライド枠を平行に保持するマガジン
に比較して本発明の本質的な利点は特に、新しいマガジ
ンにまとめて保持されたスライド枠がスライドマガジン
の固定突条とガイド溝に捕促されたスライド枠の側縁部
に設けられた凹凸部とによって形成される係合面によっ
て抜け落ちが防止されることである。

したがってスライド枠をいっぱいに入れたマガジンのあ
いている上部をもって逆さにしてもこの装置に保持され
たスライド枠は抜け落ちることがない。

さらに本発明ではスライド枠の縁と弾性係止する係止片
が基板に設けられているので、挿入方向からの抜けが防
止できる。

また収納されるスライド枠の各側縁部に沿って凹凸部が
設けられているので、スライド枠をどの方向からでも挿
入することができるという利点も得られる。

したがって本発明は次の二つの利点、すなわち従来では
直接結合する以外達成できなかったスライド枠パッケー
ジのみが有する場所をとらずかつ個々のスライド枠が意
に反して抜け落ちるのを防止できるという利点と、スラ
イド枠を容易にばらばらにすることができ、かつ製造コ
ストを安くできるという利点とをあわせて持つものであ
る。

本発明の好ましい実施例においては、側壁からガイド溝
に入り込む少なくとも一本の突条が基板面に平行なリブ
状の突条として形成されており、それによりガイド溝の
上方を狭くしているが、しかしその突条はガイド溝に差
し込まれるスライド枠の縁の薄い凹凸部分が摺動し得る
僅かの余裕を残して向かい合う側壁にそれぞれ形成され
ている。

さらに本発明の他の好ましい実施例においては、側壁が
ラミネート状に形成され挿入すべきスライド枠の縁の凹
凸部の高さのあたりで基板面上に突出しており、またマ
ガジンの凹凸部は側壁の上縁に沿って走るスライド枠ガ
イド溝を形成するリブ構造である。

さらに他の好ましい実施例の場合には、側壁の一端は基
板面並びに側壁に直角に延び、かつガイド溝の後端に位
置する背壁と結合し、また前記側壁の他端は基板と結合
しており、その場合にガイド溝の上方はリブ状の突起に
よって狭くなっており、前記ガイド溝は下方に向かって
開放された形状になっている。

さらにスライド枠の縁と係止しあるいは直接スライド枠
の縁を把握する係止突起あるいはばね性の係止片が基板
に設置されている。

側壁断面形状は丁字形、Ｌ字形あるいは燕尾形であって
もよい。

側壁の両側に突条が設けられている場合、たとえば基板
に平行な突条が係合保持部材として設けられている場合
には、互いに向き合う面に形成されている突条は異った
形状、たとえば異なる位置あるいは異なった形状を有す
る。

それによって片方に突条が設けられている場合、（Ｌ字
形断面）と全く同様に相補的な凹凸のある縁を有するス
ライド枠を横方向にガイド溝に挿入させることができる
。

本発明の他の実施例においては、マガジン内にスライド
枠を特に正確に平行に保持し、またスライド枠に横力が
かかる場合スライド枠の縁部分だけと係合する側壁の負
担を軽減するために、背壁の前面で測壁の上縁の上の位
置に薄い平行な突条が形成されており、その突条は基板
面に直角に延び隣接する二本の突条の間に所定のガイド
溝に挿入されるスライド枠の縁を受け入れる溝が形成さ
れている。

本発明に係るスライドマガジンに収納されたスライド枠
を自動あるいは半自動のスライドプロジェクターにおい
て映写するためには、送りステンプの長さを調節できる
ようにしなげればならない。

プロジェクターは従来のマガジンの区画から区画へ移送
する切換え設定ができるとともに上述したマガジンに収
納されたスライド枠の移送も行えるものが適当である。

次に本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明す
る。

第１図から第４図においてスライド枠を緊密に収納する
マガジンは、基板６と間隔をおいて互に平行に設置され
ガイド溝８を形成する測壁１０と、さらにガイド溝と基
板６の背後を区切る背壁１２とを有する。

側壁１０の上縁に沿ってリブ状の突条１４が延びており
、そのリブ状の突条１４は関連するガイド溝８に突出し
、そのガイド溝８の中を摺動するように挿入されるスラ
イド枠４に相補的に形成された凹凸側縁部１６の溝１５
と係合する。

溝１５はスライド枠の側縁側に側縁と平行に形成された
突条１８によって区切られており、その突条１８はスラ
イド枠が挿入された状態になるとガイド溝を形成する側
壁１０のリブ状の突条１４と係合する。

背壁１２の前面には平行な複数の突条１９が縦方向に設
けられており、それぞれの突条は側壁１０の存在する面
で基板６０面に対して直角に延びている。

隣接する２本の突条１９の間に受け溝が形成され、その
受け溝とスライド枠の側縁部が係合する。

それによってずでにガイド溝８に捕促されているスライ
ド枠４をさらに保持し、凹凸側線部と背後で保持されて
いる側縁部が上下に動いたり横に歪んだりすることが避
けられる。

リブ状の突条１４を有する側壁並びに突条１９はスライ
ド枠の縁の比較的薄い凹凸部と係合するだけなので、複
数のスライド枠を基板６に直角にかつ関連するガイド溝
に比較的間隔をつめて整合させることが可能である。

その場合に隣接する一対のガイド溝８ないしは側壁１０
（ならびに隣接する突条１９）の平均間隔はガイド溝で
保持されるスライド枠４の最犬の厚さよりわずかに大き
くつくられている（第３図）。

側壁１０間のガイド溝８はマガジンの底部２０に向って
開放しているので、マガジン２をプラスチックで一体成
形することには問題はない。

側壁の後端は背壁１２にそして側壁の前端は基板６に《
るようにそれぞれ形成されている。

スライド枠を各々の側壁に差し込むときに差し込みやす
いように枠と係合する突条１４には丸み２１がつげられ
る。

基板６の側壁１０から離れた位置にばね性の係止片２２
が設置ないしは好まし《は一体成形される。

各係止片はガイド溝と整合し、スライド枠を収納した状
態ではスライド枠の角のうしろから捕促し、それによっ
てスライド枠を収納状態に保つ。

各々のスライド枠は両矢印Ｐ方向（第１図）に摺動可能
であり、係合したスライドの縁部分１６を側壁間のガイ
ド溝から外せば収納状態から引き出すことが可能である
。

その場合にはスライド枠４を収納状態に堅持していた係
止片２２は基板６内に形成されている空間２６に押され
る。

その空間２６の領域には切替えないし送り歯２７を有す
るラックが形成されている。

従来のマガジンでは不可能であったが、前記スライドマ
ガジン２によって中間壁による分離が発生せずごくわず
かな余裕を必要とするだけでスライド枠を平行に並べる
ことができる小型のスライドマガジンが可能となった。

スライドマガジン２はまた従来のマガジンあるいはスラ
イド容器と同様に投影マガジンとしても使用することが
でき、その場合にスライド交換器は差し替えるスライド
枠の上部の余白を捕促して、次のスライド枠を両矢印Ｐ
方向に摺動させて投影面に移動させる。

マガジン２内のスライド枠は従来のものに比較してより
緊密に隣接して収納されるので、スライドを次のスライ
ドに移すステップを従来のマガジンに比較して短かくし
ないと上記スライド枠の利点を利用することができない
。

このことからプロジェクターを種々の送りステップの幅
に応じて切り替える適当な装置が必要となる。

第５図〜第１１図においてはスライド枠の種々の実施例
が図示されており、それらは収納したり持ち運んだりあ
るいは引き出したりする場合に場所をとらないように側
縁に凹凸部が設けられているので第１図〜第４図で説明
したマガジン内に保持することが可能である。

第５図の平面図と第６図の断面図が示すスライド枠４に
は四つの側縁にそれぞれ丁字形の凹凸部１６が設けられ
る。

したがってスライド枠の両側のとの側縁を使っても第１
図〜第４図で図示したガイド溝８に挿入できる。

凹凸部の両側には細長い溝１５が形成されており、スラ
イド枠を収納した状態のときにリブ状の突条１４と係合
する。

細長い溝１５は外側を走るリブ状の突条１６と内側のス
ライド枠の肩２７によって形成されている。

スライド枠の角の部分２３の厚さは溝１５の領域にあっ
てスライド枠の凹凸部の最も薄い部分にほぼ等しい。

溝１５はまたスライド枠の角の部分にまで延びているの
で、スライド枠なガイド溝に挿入するときに平らな角部
分から容易に挿入することができる。

第９図は第６図において丸印をつげて×の記号を付した
スライド枠の縁の凹凸部１６の拡大図である。

図から、側縁の凹凸部（リブ状の突条１８の領域内）の
最も広い場所の厚さａは溝１５の領域における厚さｂよ
りも犬であるがスライド枠自体の最犬の厚さＣよりも明
らかに小さいことが理解できる。

たとえば突条１４が突出している領域におけるマガジン
の側壁間の突出がＣとｂの差である場合には、スライド
枠はマガジン内に密に並べて収納することができる。

第７図と第８図にはスライド枠４′が図示されており、
スライド枠４′の周囲にある側縁の凹凸部は枠の前面と
裏面とでは異って形成されている。

１５ａと１５ｂの二本の細長い溝は平行に設けられてい
るが、それぞれ側縁からの距離が異なっている。

スライドマガジン２のリブ状の突状１４がスライド枠４
′の溝と相補するような形に形成されている場合にはそ
のスライド枠は一方向にしか、すなわち横方向にしかガ
イド溝８に挿入できない。

第１０Ａ図、第１０Ｂ図及び第１０Ｃ図はスライド枠側
縁の凹凸部の種々の実施例を図示している。

第１０Ａ図に示されたスライド枠側縁には片方に凹凸部
がつけられており、第１０Ｂ図に示されたスライド枠側
縁には燕尾のような形に凹凸がつげられており、第１０
Ｃ図に示されたスライド枠側縁には対称な丸みをつけた
細い溝１５がつけられている。

第１１図はマガジンとスライド枠の他の実施例の断面図
を示している。

この場合にマガジンの側壁はそれぞれレール形に形成さ
れており、その上にスライド枠のフォーク状の凹凸部が
かぶさる。

したがって二つの側壁の間には二つのスライド枠の各々
半分ずつ入ることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のスライドマガジンおよびそのスライド
マガジンに挿入されるスライド枠の破断断面図、第２図
は第１図に図示したスライドマガジンの一部平面図、第
３図は第１図ｍ−ｍ線に沿った断面図、第４図は第２図
の■の方向からみたスライドマガジンの一部立面図、第
５図は本発明のスライドマガジンに挿入されるスライド
枠の平面図、第６図は第５図の■一■線に沿ったスライ
ド枠の断面図、第１図はスライド枠の変形例を示すスラ
イド枠の一部平面図、第８図は第１図の■一■線に沿っ
たスライド枠の断而図、第９図は第６図のＸで示した部
分の拡大図、第１０図Ａ〜Ｃぱそれぞれスライド枠の凹
凸部の変形例を示した断面図、第１１図はスライドマガ
ジンと凹凸部とスライド枠の凹凸部の係合状態を示した
断面図である。 ４……スライド枠、６……基板、８……ガイド溝、１０
……側壁、１２……背壁、１４……突条、１５……溝、
１６……凹凸部、２２……係止片。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 互いに平行に挿入される複数のスライド枠を収納す
   るマガジンでそれぞれ各スライド枠に対して互いに独立
   してスライド枠を収納する収納手段を備えたスライドマ
   ガジンにおいて、前記収納手段は少な《とも基板６と、
   背壁１２と、スライド枠の挿入方向に平行に延びるガイ
   ド溝８を形成する側壁１０を有し、各側壁１０の少なく
   とも一つの側面には挿入方向に延びスライド枠の凹凸部
   と相補的に係合する突条１４が形成されており、その場
   合スライド枠の凹凸部はスライド枠の各四辺の側縁部に
   沿って設けられており、さらに側壁１０ないし突条１４
   の間隔はスライド枠４が隣接する二つの側壁ないし突条
   間に挿入され前記相補的な係合により隣接するスライド
   枠に接触することなく保持されるような間隔であり、ま
   たスライド枠の縁と弾性係止する係止片２２が基板に設
   けられることを特徴とするスライドマガジン。 ２ 各々の側壁の両側に少な《とも一本の突条が側壁を
   支えている基板向から距離を隔てて配置されていること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のスライドマ
   ガジン。 ３ 突条１４と基板面６との距離がスライド枠に設けら
   れた相補的な凹凸部１６の高さにほぼ等しいことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項又は第２項に記載のスライ
   ドマガジン。 ４ 前記突条１４の断面の形状がＴ形あるいは燕尾形で
   あることを特徴とする特許請求の範囲第１項、第２項、
   又は第３項に記載のスライドマガジン０ ５ 側壁の一方の側に設けられた各々の突条と基板面と
   の間の距離が側壁の他方の側に設けられた各々の突条と
   基板面との間の距離と異なることを特徴とする特許請求
   の範囲第２項に記載のスライドマガジン。 ６ 異なる側壁の互いに向き合っている二本の突条間、
   あるいは一本の突条とその突条に向き合っている側壁間
   の距離がスライド枠の突条１４と係合する溝１５の厚さ
   よりわずかに広いことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項から第５項までのいずれか１項に記載のスライドマガ
   ジン。 ７ 前記側壁１０はラミネート状に形成され、挿入すべ
   きスライド枠凹凸部１６の高さまで基板面上に突出して
   おり、またマガジンの突条は側壁の上縁に沿って走るス
   ライド枠ガイド溝８を形成するリブ構造であることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項から第６項までのいずれ
   か１項に記載のスライドマガジン。 ８ 側壁１０の一端は基板面並びに側壁に直角に延び、
   かつガイド溝の後端に位置する背壁１２と結合し、また
   前記側壁の他端は基板と結合しており、その場合ガイド
   溝８の上方は、リプ状の突起によって狭くなっており、
   前記ガイド溝は下方に向かって開放された形状になって
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１項から第７項
   までのいずれか１項に記載のスライドマガジン。 ９ 背壁１２の前面で側壁の上縁の上の位置に薄い平行
   な突条１９が形成され、その突条は基板百６に直角に延
   び隣接する二本の突条の間に所定のガイド溝に挿入され
   るスライド枠の縁を受け入れる受け溝を形成すもことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項から第８項までのいず
   れか１項に記載のスライドマガジン。 １０ 前記側壁１０の突条は挿入口端部へ向ってくさび
   状に先が細《なることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項から第９項までのいずれか１項に記載のスライドマガ
   ジン。 １１ 前記スライト粋凹凸部の最大肉厚はスライド枠の
   肉厚より小さくなるようにした特許請求の範囲第１項か
   ら第１０項までのいずれか１項に記載のスライドマガジ
   ン。 １２ 前記スライド枠凹凸部の断面は燕尾形あるいは丁
   字形状である特許請求の範囲第４項に記載のスライドマ
   ガジン。 １３ 前記スライド枠凹凸部の断面は短かい脚部を互い
   に対面した二つのＬ字形状を有し、その短かい脚部間に
   は間隔が設けられる特許請求の範囲第１項から第４項ま
   でのいずれか１項に記載のスライドマガジン。 １４ 前記スライド枠凹凸部はスライド枠両面に非対称
   に設けられる特許請求の範囲第５項に記載のスライドマ
   ガジン。 １５ 前記スライド枠凹凸部断面はＬ字形である特許請
   求の範囲第１項、第２項又は第３項に記載のスライドマ
   ガジン。 １６ 前記スライド枠凹凸部の一方の枠面をのぞむ溝１
   ５ａと枠中心線間の距離は他方の枠面をのぞむ溝１５ｂ
   と枠中心線間の距離とは異なるようにした特許請求の範
   囲第１４項に記載のスライドマガジン。