JPS58144753A - インデツクスラベル付試料容器の移送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、インデックスラベル付の試料容器を用いる生
化学分析装置において、試料分注のための試料容−の移
送と、ラベル読み取りのための試料容器の移送とを、同
一機構により行なうようにした試料容器の移送装置に関
するものである。・従来、インデックステペル（以下ｒ
ＩＤラベル」という。）付試料容器を用いる生化学分析
装置の試料移送装置では、試料容器の搬送路に沿う試料
分注機と試料容器のＩＤラベル読み取り装置のそれぞれ
の位置に、試料容器を保持したラックを一時停止させて
間欠的に移送するための係止装置を設けていた。すなわ
ち、従来は、試料容器のＩＤラベル読み取りのための間
欠、的移送用保止機構と、試料分注のための間欠的移送
用係止機構を、各独立に試料容器の搬送系路中に設けて
いたので、試料移送装置全体の構成がｗＩ維となる欠点
があった。

本発明の目的は、ＩＤラベル読み取りのための試料容器
係止機構の役目を、分注のための試料容器係止機構に担
わさせることによってＩＤラベル付試料容器の移送機構
を簡素化し、鳴って原価性および信頼性の向上を図った
ＩＤラベル付試料容器を用いる生化学分析装置の試料移
送装置を提供しようとするものである。

本発明のインデックスラベル付試料容−の移送ｋＭｌ１
１は、各々がインデックスラベルを有するｗ象ｍ、の試
料容器を等間隔に配列して保持するラックの８個を縦続
的に当接させたとき、その当接部を境にして隣り合う試
料容器の間隔が、同一ラック内の試料容−の間隔の整数
倍に等しくなるように構成した複数個のラックと、その
ラックを少なくとも８個以上ｌ！ぜて試料分注機の位置
へ搬送するためのラック搬送装置と、そのラック搬送装
置に前記ラックをｌｉｌづつ順次送り込むためのラック
送り出し機構と、前記ラック搬送装置により移送されて
１１たラックを前記試料分注機の位置で停止させて、試
料容器の間隔のピッチで順次移送するためのラック係止
機構と、前記ラック搬送装置の前記ラック係止機構の位
置より上流側に、そのラック係止機構により停止中のラ
ックに保持した試料容器が前記試料分注機の位置にある
とき、当該ラックの後方の試料容器の一つに対向して、
当該試料容器のインデックスラベルを読み取り得るよう
に設定したラベル読み取り装置とを具えて成り、前記ラ
ック係止機構により間欠的に移送されるラックまたは、
このラックに当接して間欠的に追随移動する後続のラッ
クにおける試料容器のインデックスラベルの読み取りを
、そのラック係止機構による解鴬ｍ止輸構にム蚤移送停
止期間毎に順次行なうように構成したことを特徴とする
鴨のである。

以下本発明を図面にもとづいて詳細に説明する。

第１図は、本発明装置において移送の対象となるＩＤラ
ベル付試料容器の一例を示す斜視図である。同図におい
て、１は検体を入れる試料容器であり、８はその検体を
識別するためのＩＤラベルで、試料容器１の周側面の所
定の位置に貼付されている。

ＩＤラベルとしては、バーコードラベル、光学文字読み
取り装置用文字ラベル等が使われ、検体麺別情報たとえ
ば検体番号、氏名、性別、年令あるいは測定項目等が表
示されている。図示の例では、それらの情報をパーフー
ドで表示した場合を示している。　　　　　　　　　・ 第２図は、本発明装置の実施例の構成の一例を斜視図で
示したものである。この第８図において、ａ、ｓ’、δ
１は第１図に示したＩＤラベル付試料容器１をＩｌＩ数
個等間隔に一列に保持する閤−構成のラックであって、
図示の例では、各ラックδ。

ｓｌ、ｓｌに７個の試料容器ｌが保持されている状Ｓ′
＃：示す。

しかして第ｉ＠に示したように各ラックδ′。

８′は、各ラック８′、８ｇに保持した１　、　ｌ’で
代表される試料容器が一列状に並ぶように８個のフック
を当接したとき、当接部４を境にして隣り合う試料容器
１′間の相互の間隔Ｌ工は、８′または８′で示した同
−曳ラツク内における試料容器ｌ。

１′藺の間隔り、に等しいか、その整数倍となるよう構
成されている。第８図において、器は以上のように１１
成したラック８をまとめて分析ａｍにセットするための
トレイである。このトレイ６は、ラック送り出し機構６
と一体に使用される。フはラック８　、８’　、　８’
を図中左方に移送するためのラック搬送装置、たとえば
搬送ベルトであって、前記送り出し機構６によってトレ
イ５から送り出されたラック３　ｇ”、　、　ａ　ｚを
乗ぜ、搬送ベルト送りモ−夕８の回転により図中左方向
に移送する０９は搬送ベルトフによるラック８．８’　
、８’の搬送路中に設けたラック係止機構であって、ラ
ックの移送路を遮ることにより一時的にラックを停止さ
せ、吸引ノズル１０およびその移送駆動装置１１等から
なる試料分注−によって、その吸引ノズル１０の位Ｗに
移送されてきた試料容器の中の試料を分取する間、前配
試料分注機の位置にその試料容器が位置するようラック
を停留させる０そのラック保止機構９としては、たとえ
ばラック８の側面に、試料容器の位置に対応して設けた
突起１８にソレノイドフィル等により作動する爪（図示
破ず）を順次係合させることにより、各試料容器の間隔
のピッチで順次移送、停止させるように構成した周知の
ものを用いればよい。１８は、ラックの搬送路の前記チ
ック係止機構の上流側に設けたラベル読み取り装置たと
えば、バーフードラベルを光学的に読み取るようにした
周知のラベル読み取すヘッドで、ラックに保持された試
料容器が当該ヘッドの位置へ移送され、前記ラック係止
機構９により間欠的に移送されているランクδ′、また
は一つ前に移送されてラック係止機構９により停留して
いるチック８′に突き当って、前記ラック８′に追随し
て同一ステップで間欠的に移送されている後続のラック
８ｒの何れかの一つの試料容４！ｉｉｔ　Ｉに対向して
、その試料容器１／のＩＤラベルのパターンを読み取り
得る位置に設定しである。なお１４は前記ＩＤラベル読
み取りヘッドを走査方向に駆動するための走査駆動機構
である。また１６は５Ｅ応管で、ターンテーブル１６上
に円周状に載置されており、試料分注機の吸引ノズルＩ
Ｏによってラック８′に保持された所定位置の試料容器
から分取した試料を注入し、化学反応を起させるための
容器である。

以上のような構成において、分析装置が始動する前の状
部においては、ラック８．８’、８’はすべてトレイＳ
の中にセットされている。装置が始動すると、先−のラ
ックδはラック送り出し機構によって搬送ベルトフ上に
送り出される。同時にその搬送ベルト７は、ベルト送り
モータ８の回転によって図中左方向へ送られるので搬送
ベルトフ上に送り出されたラック８Ｉも左方向に移送さ
れ、吸引ノズル１０とその移送装ｗｌｌで代表される試
料分注機の位置に達し、ここでラック係止機構９によっ
て、吸引ノズル１０の位置に試料容器の位置か一致する
関係に停止する。仁の間にも搬送ベル）７は移動してい
るので、ラック８′は搬送ベルトフ上でから清りして停
止していることになる。ラック８′の停止後、吸引ノズ
ル移送駆勧装Ｗ１１１の作用によって吸引ノズルが下降
し、その吸引ノズルｌＯの位置に対応する位置に移送さ
れてきている試料容器の中から試料を分取し、ターンテ
ーブル上の所定位置に載置した反応管１６に吐出する。

一方、試料容器からの試料の分取が完了すると、チック
係止機構は、ラック８′の停止を解除するので、先頭の
ラック８′も左方向に移動する。ラック８′が試料容器
の位置の１ピッチ分だけ左方向へ移送されたとき、再び
ラック係止機構９によって当該ラック８′が停止し、次
の試料容器内の試料が吸引ノズルｌＯによって分取され
るＯこの間にターンテーブル１６も反応！９１６の位置
の１ピッチ分だけ回転しているので、第Ｓ回目に分取さ
れた試料は、次の反応管に分注される。このような動作
を繰返して、ラック８Ｉは試料容器の開−のピッチで次
々に左方向に移動する。

ラベル読み取りヘッド１８は、さ自に記述したように吸
引ノズルｌＯとその移送駆動装置１１よりなる試料分注
機の上流側に設けられていて、当該試料分注−により前
記吸引ノスル１０の位置にある試料容器から試料を分取
している間に、正対する試料容器のＩＤラベルを読み取
り得る関係に位置設定されている。従って、ラック係止
装置・によって、間欠的に移送されるラック８′の後半
の試料容器のＩＤラベルを次々に読み取ることがで會る
。なお、第３図に示した実施例の構成の１のでは、先頭
のラック８′の前・方にセットされた、試料容器のＩＤ
ラベルは読み取ることがで亀ないが、このことは通常、
分析装置始動直後の先頭のラックの試料容器内の試料は
分析装置の各部較正用に使用されることから、ＩＤラベ
ルを読み取る必要がないので実際上はそれ程Ｉｌ！題に
はならない。

ｉ＝のラック８ＩのＩＩｋ後部の試Ｎ容Ｗ（７）　Ｉ　
Ｄ　５ペルが読み取られると、ラック送り出し機構６が
作動して次のラック８′をトレイかう搬送ベルトγ上に
送り出す。送り出された後続のラック８′は、搬送ベル
ト７に乗って左方向に送られ、そのラック８′のｉ［！
ｆｆに移送されてラック係止機構９により間欠移送され
ている先頭のラック８′の後ｆ！ｉ５に突き当って停止
するが、搬送ペルトチは依然ラック８′および８′の底
面を情動して左方向に回動しているので、以後先行する
ラック８′の移送に′ｍ随して間欠的に左方向に移送さ
れることとなる。

すなわち、直前に先行するラック８′が、一つの試料容
器から試料の分注が終ると、搬送ベルト７の送りとラッ
ク係止機構９による制御とによって次の試料容器か吸引
ノズル１１の位置に達するｌピッチ分だけ左方向へ移動
すれば、このラック３′に当接して後続するラック８′
も、直前のラック８′に追随して前記ｌピッチ分左方向
に移動する。それらラックは、さきに第８図で説明した
ように、ラック８を２個縦続的に当接させたとき、その
当接部鳴を境にして隣り合う試料容ａｌｌ闇の間隔りが
、同一ラック内の試料容器ｌ、１′間の間隔−に等しく
なるよう構成しであるので、先行する直前のラックに当
接した後続のラックに保持した各試料容器のＩＤラベル
を、前記ラベル読み取りヘッドによって次々に読み取る
ことがで自る０ また、直前のラック８′に保持された試料容器に収容さ
れた試料の分取が全部完了すると、このラック８′はラ
ンク係止機構９から解放されて分取完了ラックとして左
方向に移送され、それまでその解放されたラック８′の
後部に突き当って追随していたラック８′がラック係止
機構９により間欠的に移送側（資）されるようになる。

この時点では、ラック係止機構９により新たに間欠的に
移送制御されるようになったラックには、まだ後続のラ
ックが当接しておらず、第４図Ｂに示すように同一ラッ
ク８′の前方に保持された試料容器１に対して試料の分
取が行なわれ、後方にセットされた試料容器に対しては
１ｐラベルの読み取りが行なわれる。

そのラック８′の最後尾の試料容器のラベルカミ読み取
られた時点で、さきに説明したようにラック送り出し４
１ＩＩ横６が作動し、次のラックがトレイ６から搬送ベ
ルトフ上に送り出されて、第４図ムに示したように先行
する前記ラック８′に突き当って停止し、さｔＩに説明
した動作を繰返えすＯこのようにしてトレイｂにセット
した多数のラック８が次★に搬送ベルトフ上に送り出さ
れ、これら各ラックに保持したＩＤラベル付試料容器が
、ラベル読み取りヘッドおよび分注機の各位置に順次移
送される。すなわち、第４図は、ラックに対する試料分
注機およびラベル読み取りヘッドの位置の開俵を図示し
たもので、第４図ムは、一つ前に移送されているランク
８１に保持されている試料容器から、試料分注機の吸引
ノズル１０により試料か分取されていると１１そのラッ
ク８Ｉに突き当って追従移送されている後続のラック８
′の前方に保持された試料容器が、吸引ノズル１０とり
、なる間隔を隔て、・て設けたラベル読み取りヘッド１
８に正対し、よりラベルが読み取られる様子を、また第
番図Ｂは、前記先行するラックδ′がラック係止機構９
から解放されて左方に移送された直後、いままで先行す
るラック８′に追従していた後続のラック８′が、ラッ
ク係止機構９により制御されるにいたった状態のとき、
そのフッタ８１の前方のたとえば１で示した試料容器が
吸引ノズルｌＯに対向している場合には、その後方のた
とえばｌで示した試料容器のＩＤラベルにラベル読み出
しヘッドＵが正対している様子をそれぞれ示したもので
ある。なお第４図のム、Ｂにおいて、第ｓｖ！Ｊと同一
符号を付した部分は、第Ｓ図のそれと同一部分を示す。

さらにまた、試料分注機の吸引ノズルｌＯとＩＤラベル
読み取りヘッド１８間の間隔り、は、試料容器相互の間
隔の整数倍に設定してされている。

なお、本発明において、ラックをｚｆａ縦続して当接さ
せたときの当接部を介して隣り合う前記のラックの試料
容器の間隔は、必らずしも同一ラック内の試料容器の配
列ピッチに等しくする必要はなく、そのピッチの整数倍
であればよい。またラックに収容する試料容器の列も一
列に限定されるものではないことは勿論である。

以上絆記したように本発明装置によれば、ラック搬送装
置によって試料分注機の位置に移送されるラックに保持
されたＩＤラベル付試料容器のＩＤラベルを＃Ｊみ取る
に当り、試料分注機の位置に近接して、前記ラックの移
送方向の上流側に設けたラベル読み取り装置により、前
記試料分注機の位置に間欠的移送中のラックの後方に保
持された試料容器のＩＤラベル、または、そのラックに
当接してそのラックの間欠的移送に追随して移送される
後続のラックに保持した試料容器のＩＤラベルを間欠的
移送に関連して順次読み取るようにした構成であるから
、試料容−のＩＤラベル読み取りのための専用のラック
一時停止機構を設ける、必要がない。従って、試料の移
送装置の構成も簡素化し得るばかりではなく、信頼性も
向上し、また生産コス）上も有利である等の効果がある
・

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の移送対象であるインデックスラベル
付試料！￥器の一例を示す斜視図、第８図は、本発明装
置の構成の一例を示す＃ｌＩ！図、 第８図は、本発明装置に用いる試料容器保持用ラックの
構成図、 第１図は、本発明装置における試料分注器とＩＤラベル
読み取りヘッドのラックに対する位置関係説明図である
。 １　、１’・・・ＩＤラベル付試料容器２・・・ＩＤラ
ベル　　　　ａ　、ａ’　、ａ’・・・ラック会・・・
ラックの当接部　　ｂ・・・トレイ６・・・ラック送り
出し機構 ７−・搬送ヘルド　　　　８・・・モータ９・・・ラッ
ク係止機構　　ｌＯ・・・吸引ノズル１１・・・吸引ノ
ズル移送駆動装置 １２・・・突起　　　　　　１８・・・ラベル読み取り
へｌラド　　　　　　　　　１４・・・走査駆動機構１
６・・・反応ｗ　　　　　　１６・・・ターンテーブル
特許出願人　　　オリンパス光学工業株式会社第１１”
１ ヤ　　　第？図 手続補正書 昭和５７年７月３０日 １、事件の表示 昭和５７年　特　許　願第２８２５９　　号２、発明の
名称 インデックスラベル付試料容器の移送装置３、補正をす
る者 ・１１件との関係　特許出願人 （０３υオリンパス九学工猶株式会社 １、明細書第１８頁第７行の「ラック」を「ラック８」
に訂正し、また第９行、第１８行および第ｓＯ行中の「
ラック８′」をそれぞれ「ラック８′」と訂正する。 ８、同第１４頁第１行の「ラック８′」を「ラック３」
と訂正する。 １図面中、第４図Ａを別紙訂正図に采配したとおり、「
δ′」を「８′」に、また「８′」を「８」にそれぞれ
訂正する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 Ｌ　各々がインデックスラベルを有する複数個の試料容
   器を等間隔に配列して保持するラックの８個を縦続的に
   当接させたとき、その当ｍ部を境にして隣り合う試料容
   器の間隔が、同一ラック内の試料容器の間隔の整数倍に
   等しくなるように構成した複数個のラックと、そのラッ
   クを少なくとも２個以上載せて試料分注位置へ搬送する
   ためのラック搬送装置と、 そのラック搬送装置に前記ラックをＮＭＩづつ順次送り
   込むためのラック送り出し機構と、前記ラック搬送装置
   により移送されて自たラックを前記試料分注位置で停止
   させて、試料容器の間隔のピッチで順次移送するための
   ラック係止機構と、 前記ラック搬送装置の前記ラック係止機構の位置より上
   流側に、そのラック係止機構によう係止中のラックの前
   方に保持した試料容器が前記試料分注位置にあるとき、
   当該ラックの後方の試料容器の一つに対向して当該試料
   容器のインデックスラベルを読み取り得るように設定し
   たラベル読み取り装置とを具えて成り、 前記ラック係止機構により間欠的に移送されるラックま
   たは、このラックに当接して間欠的に追随移動する後続
   のフッタにおける試料容−のインデックスラベルの読み
   取りを、そのラック係止機構による移送停止期間毎に順
   次行なうように構成したことを特徴とするインデックス
   ラベル付試料容器の移送装置。