JPS5814409A - コンデンサ - Google Patents

コンデンサ

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Publication number
JPS5814409A
JPS5814409A JP11201881A JP11201881A JPS5814409A JP S5814409 A JPS5814409 A JP S5814409A JP 11201881 A JP11201881 A JP 11201881A JP 11201881 A JP11201881 A JP 11201881A JP S5814409 A JPS5814409 A JP S5814409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
sample
resin
dielectric
complex salt
Prior art date
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Pending
Application number
JP11201881A
Other languages
English (en)
Inventor
向井 貞喜
英敏 喜多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP11201881A priority Critical patent/JPS5814409A/ja
Publication of JPS5814409A publication Critical patent/JPS5814409A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 仁の発明はコンデンサI【関する。   、近呻電気機
器の小wiやにとへない、そこに使用されるコンデンサ
としても小型化、・高性能化が要求されるようになって
きた。従来のコンデンサでは、たとえばIリブロビジン
、lリスチジン等の高分子材料が薄葉−電体として広く
使用されているが、−電率が2〜4といった低い値であ
るた、め、これをもってしては、コンデンサの充分な小
型化は来し得ない。
仁の発明は上述の事柄に鑑みて提案されたも、の、で、
誘電率が大基な高分子誘電体を用いた新規なコンデンサ
である。
この発明は1.3−ジチアシクロヘキサン−2−イにウ
ムカチオン−7,7,8,8−テトラシアノキノジメタ
ン複雑塩を、絶縁性ポリマーに分散してなる高分子誘電
体を備えたことを特徴とする。
前記1.3−ジチアシクロヘキサン−2−イミニウムカ
チオン7、7. a 8−テトラシアノキノジメタン複
雑塩(以下ξ、れを単に褌雑塩と略称する。)の一般式
を示せば次の通りである。゛ ・   ■ま ただし、几はアルキル基又はフェニル基を、又TCNQ
は一般式 %式% ブージンドする絶縁性ポリマーとしては、熱可田性又は
熱硬化性樹脂のい量れ!もよい。熱硬化性樹脂としては
、耐すエチレン、ポリブ四ピレン等のポリオレフィン樹
脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レート等のプリエステル樹謄或いはポリ塩化ビニル、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリスチ
レン、ナイロン、ポリメチルペンテン、ポリスルホン等
が使用できる。又熱硬化性樹脂としてはポリエステル樹
脂、フェノール樹脂、工4キシ樹脂等が使用できる。
複雑塩を熱可塑性樹脂にブレンドするには、複雑塩のみ
を溶解する溶剤を用い熱可塑性樹脂の溶融物あるいは溶
解物と混合してもよいし、又両者を溶解し得る溶剤を用
い、両者の所定量を混合しキャスト法、インフレーショ
ン法、テンター法等によりフィルム状の高分子誘電体を
得ればよい。
前記溶剤としては、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド系の溶媒、ジクロルメタンなどのハロゲン系
有機溶剤を単独又は混合して用いるとよい。要は前記両
成分を混合できるものであれば何れのものでもよい。熱
硬化性樹脂にブレンドするには、溶剤たとえばジメチル
ホルムアミドで前記複雑塩を溶解し、これを樹脂に混入
し、かく拌混合してから、加熱減圧で溶剤を飛散除去し
、そのあと樹脂硬化剤を添加して所定の高分子誘電体を
得ればよい。
なお、複雑塩の混合割合は、これとブレンドする絶縁性
ポリマーの種類や、高分子誘電体を用いるコンデンサの
用途定格なi融縫違するが、一般的暑ζは0.5〜4w
t%の範囲とするのが好ましい。こnは、その混合割合
がo、s vrt *未満では誘電率向上効果が少なく
、又4.OWt*を越えると比抵抗が101Oオーム1
未満に低下してしまい誘電体として好ましくなるためで
ある。
次にこの発明の実施例について説明する。以下に示すよ
うな構造式をもつ複雑塩とポリプロピレン樹脂とを第1
表に示した配合割合で添加し、均一に混合したのち、イ
ンフレーション法によす作った厚さ18μmの高分子誘
電体を3枚重ね合わせて薄葉誘電体層とし、これとアル
ミニウム酒を巻回したコンデンサ素子に鉱物油を含浸し
て電力用のオールフィルムコンデンサである供試品(ム
1〜6)を製作した。
第1表 第1表の右欄には、前記−試品(lI&1〜6)の誘電
率、10’秒後における交流耐電圧電位傾度(人CL)
及びコンデンサ素子の体積比を示す。なお、同表には参
考のために複雑塩を添加していない従来のポリプロピレ
ンフィルムを用いた電力用のオールフィルムコンデンサ
(従来例)の特性も併示した。又、表中のコンデンサ素
子の体積比は、JNi″(ただし、B=ACL)で計算
した値を求め、従来例(JK7 )を100%とし、前
記供試品(41〜6)の比率を明示したものである。
第1表から理解されるように複雑塩を添加した高分子誘
電体を用いた供試品(I&1〜46)は、従来例(轟7
)に比べACLが低いが、誘電率が大きいことから、コ
ンデンサ素子の体積をきわめて小さくすることができる
次に乙の発明の他の実施例について説明する。
前記した構造式(1)、(b)の複雑塩とポリプロピレ
ン樹脂とを第2表に示した配合割合で添加し、均一に混
合したのち、インフレーション法によす作った厚さ18
μmの高分子誘電体を3枚重ね合わせて薄葉誘電体層と
し、これとアルt−fウム箔を巻回したコンデンサ素子
に鉱物油を含浸して直流用のオールフィルムコンデンサ
である供試品(Aへ°9)を製作した。
第2表 第2表の右欄には、前記供試品(Aa9)の誘電率、非
振動波形を104回印加時の直流充電電位傾度(DCL
)及びコンデンサのエネルギー密度比を示す。なお、同
表には参考のために複雑塩を添加していない従来のポリ
プロピレンフィルムを用いた直流用のオールフィルムコ
ンデンサ(従来例)の特性も併示した。又、表中のコン
デンサのエネルギー密度比は、glii″(ただし、1
!=DCL)で計算した値を求め、従来例(410)を
1.0とし、前記供試品(Aa9)の比率を明示したも
のである。
第2表から理解されるように複雑塩を添加した高分子誘
電体を用いた供試品(Aa9)は、従来例υ10)に比
べてDCLが低いが、誘電率が大番いことから、コンデ
ンサのエネルギー密度が大きくなる。逆にそのエネルギ
ー密度を従来と同一とすれば、この種コンデンサの小型
化が図れる。
次にこの発明の更に他の実施例について説明する。前記
した構造式(1)、(b)の複雑塩とポリエチレンテレ
フタレート樹脂とを第3表に示した配合割合で添加し、
均一に混合したのち、キャスト法により作った厚さ6μ
mの高分子誘電体にAJを蒸着し、これを巻回したコン
デンサ素子からなる金属蒸着コンデンサである供試品(
411,12)を製作した。
隋3表 !1!3表の右欄には、前記供試品(411,12)の
誘電率、人CL及びコンデンサ素子の体積比を示す。
なお、同表には参考のために複雑塩を添加していない従
来のポリエチレンテレフタレートを用いた金属蒸着コン
デンサ(従来例)の特性も併示した。
又、表中のコンデンサ素子の体積比は、1が(ただし、
I=ACL)で計算した値を求め、従来例(A13)を
100%とし、前記供試品(A11.12)の比率を明
示したものである。
第3表から理解されるように複雑塩を添加した高分子誘
電体を用いた供試品(JKll、12)は、従来例(&
 15 )に比べλCLが低いが、誘電率が大きい仁と
から、コンデンサ素子の体積をきわめて小さくする仁と
ができる。
以上詳述の通り、この発明によれば複雑塩を絶線性ポリ
マーに分散してなる高分子誘電体を用いることにより、
この種コンデンサの小型化あるいはエネルギー密度の向
上を図ることができる。
特許出願人 日新電機株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.6−シチアシクロヘキサンー2−、イミニウムカチ
    オン−7、7,、a 8−テトラシアノキノジメタン複
    雑塩を、絶縁性ブリ、マー修ζ分散してな・る高分子誘
    電体を備えたコンデンサ。        −
JP11201881A 1981-07-16 1981-07-16 コンデンサ Pending JPS5814409A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11201881A JPS5814409A (ja) 1981-07-16 1981-07-16 コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11201881A JPS5814409A (ja) 1981-07-16 1981-07-16 コンデンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5814409A true JPS5814409A (ja) 1983-01-27

Family

ID=14575913

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11201881A Pending JPS5814409A (ja) 1981-07-16 1981-07-16 コンデンサ

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