JPS58144074A - エレベ−タの呼登録用押ボタン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は押ボタン装置に関するもので、特にエレベー
タの乗場呼び、かご呼び等の呼びを登録する押ボタン装
置として有効なものである。

エレベータの乗場に設置された乗場ボタンを操作すると
乗場呼びが登録され、かご内に設置された行先階ボタン
を操作するとかご呼びが登録され、これらの呼びによっ
てエレベータのかごが運転されることはよく知られてい
る。これらの乗場ボタン及び行先階ボタンには押圧式の
ものと接触式のものとがある。押圧式のものは従来から
広く用いられ、押ボタンが押されたことによって生じる
動きを利用して接点を開閉するものである。また接触式
のものは例えば人体がボタンに接触したとき誘起される
電圧や容量の変化を検出してリレーを駆動する等により
、ボタンを押さなくても動作できるものである。

ところでこうした従来の押圧式や接触式のボタンによる
と、接点の溶着や断線、或いは電線の接触等により誤動
作を引き起こし、その結果エレベータが勝手な運行を行
ない、予期しない階床に移動する事態が生じることがあ
った。

この発明は上記欠点を改良するもので、接点の溶着や断
線、電線の接触や関係素子の破壊等によっても誤った呼
びを発生することのない押ボタン装置を提供するもので
ある。

以下本発明を図面により詳細に説明する。

第１図及び第２図は本発明によるエレベータの呼び登録
用押ボタン装置の構成の一実施例を示したもので、第１
図は押ボタンを押していない時の状態、第２図は押ボタ
ンを押した時の状態を示す図である。図中、１は押ボタ
ンで透明部分１ａと不透明部分１ｂとを備えている。

２は支持板、６は復帰用バネであるが、ここでは押ボタ
ン１の支持機構、復帰機構は本発明に直接関係がないの
で簡単に省略して表わしている。４は常時連続のパルス
状の信号４ａを発生するパルス発生回路、５は発光素子
で５ａはその出力信号、６は受光素子で６ａはその出力
信号、７はパルス検出回路で連続のパルス状の信号を検
出した時のみ呼び登録信号７ａを出力する。

以上の構成において、まず第１図のように押ボタン１が
押されていない場合は、発光素子５と受光素子６との間
に不透明部分１ｂが位置しているため、パルス発生回路
４より出力された連続のパルス状の信号４ａは発光素子
５により光信号５ａに変換されるが、゛受光素＋６には
到達せず、従ってパルス検出回路７から呼登録信号７ａ
は出力されない。次に第２図のように押ボタン１が押さ
れると、発光素子５と受光素子６との間には透明部分１
ａが位置することになり、連続のパルス状の光信号５ａ
はこの透明部分１ａを介して受光素子６に入力され、従
って信号６ａこの説明から明らかなように受光素子の出
力信号６ａが連続のパルス状となるのは押ボタン１が押
されたときのみであり、例えば発光素子５や受光素子６
の破壊、断線、他の線との接触等がパルス発生回路４か
らパルス検出回路７に至゛る間で生じた場合には、信号
６ａは連続のパルス状とはならず、従って誤って呼び登
録信号７ａが発せられることはない。

以上のように、本発明によれば押ボタンを押した時のみ
呼び登録信号を発し、断線や電線の接触或いは関係素子
の破壊等によっても誤まった呼び登録信号を発すること
のない極めて信頼性の高い押ボタン装置を提供すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の構成の一実施例を示す図で
ある。 １１９．押ボタン １ａ・・、透明部分 １ｂ、、、不透明部分 ４０９．パルス発生回路 ５・・・発光素子 ６１１．受光素子 ７１０．パルス検出回路 ７ａ、、、呼び登録信号 特許出願人　フジチック株式会社 第　１　（２）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 透明部分と不透明部分とを有する押ボタンと、常時連続
   のパルス状の信号を発生するパルス発生回路と、該パル
   ス状の信号を光信号に変換する発光素子と、該光信号を
   電気信号に変換する受光素子と、該電気信号が連続のパ
   ルス状のときこれを検出し呼び登録信号を発するパルス
   検出回路とからなり、前記光信号は前記押ボタンが押さ
   れたときのみ前記透明部分を介して通過可能な構成とし
   たことを特徴とするエレベータの呼び登録用押ボタン装
   置。