JPS58143944A - 金型加工システムの機械制御装置 - Google Patents

金型加工システムの機械制御装置

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JPS58143944A
JPS58143944A JP57020695A JP2069582A JPS58143944A JP S58143944 A JPS58143944 A JP S58143944A JP 57020695 A JP57020695 A JP 57020695A JP 2069582 A JP2069582 A JP 2069582A JP S58143944 A JPS58143944 A JP S58143944A
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眞 佐藤
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    • G05B19/418Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS] or computer integrated manufacturing [CIM]
    • G05B19/4181Total factory control, i.e. centrally controlling a plurality of machines, e.g. direct or distributed numerical control [DNC], flexible manufacturing systems [FMS], integrated manufacturing systems [IMS] or computer integrated manufacturing [CIM] characterised by direct numerical control [DNC]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 複数台のNC工作機械へ、システム統括運転指令装置に
記憶したNC加工情報を送出して金型を能率よく加工す
るDNCシステムにおいて、前記システム統括運転指令
装置から送出されfcN’c加工情報を前記NC工作機
械に入力し得る形態で送出する、前記システム統括運転
指令装置と前記NC工作機械との中間に設けた機械制御
装置に関する。
一般的に金型加工は、多品種単品生産が多く、かつ形状
が複雑なため、NCプログラムの作成が難かしく、倣い
工作機械で加工する場合が多かった。また、ワークが難
加工材料であり、かつ、ワ(7) −り形状が複雑であることにより工具径路が急変する箇
所゛が多いため、工具破損、切削抵抗の過大等を作業者
が監視しながら工作機械を運転操作する必要があった。
このような理由で金型加工は自動化、更にはシステム化
しにくいものであった。
しかし、最近複雑な三次元曲面を加工するためのNCプ
ログラムを自動的に作成する自動プログラミング装置の
開発、また、NC工作機械においては、自動工具破損検
出装置や工具寿命検出装置により検知した異常工具の予
備工具との自動交換、最適加工条件にて加工が行える加
工状態監視装置、自動的にワークを交換する自動パレッ
ト交換装置等の自動化機能の発達により、金型加工は、
NC工作機械で自動化して行えるようになりつつある。
一方、複数台のNC工作機械と、これらNC工作機械の
間を連結するワーク搬送ラインとを、システム統括運転
指令装置により無人で運転制御する、工作機械の群管理
システムはすでに開発されており、多品種牛少量生産に
対して効果を上げている。
この従来の群管理システムは、金型加工に比較しく8) て量産品で、加工形状が複雑でなく、加工しやすいワー
ク材質を対象にしたものであり、無人化しやすい条件下
にあった。そしてシステム統括運転指令装置に用いるコ
ンピュータや、各NC工作機械や、ワーク搬送ラインを
システムに適合する形式にそれぞれ特別設計して用いて
いた。この従来のシステムをそのまま金型加工に適用す
ると、次のような問題点がある。金型のNC加工は、加
工形状が複雑なので、NC装置が短時間にNC加工情報
を多数ブロック受は入れて演算処理しなければならない
。従来のシステムにおいて、1台のシステム統括運転指
令装置から、複数台のNC装置へ短時間に多数ブロック
のNC加工情報を、中間処理を行う機械制御装置の中継
なしに送出することは、システム統括運転指令装置に使
用しているコンピュータの信号通信能力の点で不可能で
ある。
これをそのまま金型加工に用いると、NC加工情報が連
続的にNC装置へ送出されず、金型加工中に工具の送り
動作が停止して、ワーク加工表面にカンタマークと称す
る段差が生じたり、加工時間(9) が長くかかり過たりする。また、生産計画により作成さ
れたシステム統括運転指令装置の加工順序の登録は、容
易に変更できず、加工順序が登録されていない緊急度の
高いワークの飛び込み作業や、ワークの手配遅れによる
生産計画の変更に対して、迅速に対処できなかった。ま
た、既存の汎用NC工作機械をシステムに組み込む必要
がある場合も、従来のシステムは特別に設計されたNC
工作機械とワーク搬送ラインとで構成されているので、
既存の汎用NC工作機械をシステムに組み込む余地がな
かった。更に、金型加工は単品加工が主なので試し加工
ができず、作業者が加工状態を監視することが必須であ
る。場合によっては、NC加工途中で運転を中断して加
工状態を検査し、その後NC加工を再開するということ
が行われる。従来のシステムは無人加工を前提としてい
るため、NC工作機械で加工中のワークに接近しにくく
、また、加工を中断してワークを検査し、しかる後に中
断した箇所から加工を再開するといった、個々の工作機
械の操作を任意の時間に、作業者が自由(10) に中断、再開することが難かしかった。
本発明はこのような観点に立ってなぎれたものであり、
本発明の目的は、システム統括運転指令装置から複数の
NC工作機械へNC加工情報を休止することなく連続的
に送出して、迅速でかつ仕上面が良好に加工できる金型
加ニジステムの機械制御装置を提供することである。他
の目的は、作業者が、生産計画によりあらかじめ作成さ
れたシステム統括運転指令装置の加工順序の登録を変更
すること々く、運転モード選択手段の選択だけで、刻々
変化する状況に迅速に対処し得る金型加ニジステムの機
械制御装置を提供することである。他の目的は、システ
ム統括運転指令装置に汎用のコンピュータを用い、NC
工作機械に既存の汎用NC工作機械を用いて実現し得る
金型加ニジステムの機械制御装置を提供することである
。他の目的は、金型加工は長時間にわたるので、残存す
る加工時間を把握することが可能な金型加ニジステムの
機械制御装置を提供することである。他の目的は、作業
者が任意の時間に加工を中断したり、捷(11) たNC加工情報の任意の箇所から加工を再開したりする
ことが可能ガ金型加ニジステムの機械制御装置を提供す
ることである。
そこで本発明によると、複数台のNC工作機械へシステ
ム統括運転指令装置に記憶したNC加工情報を送出して
金型を加工するDNCシステムにおける前記システム統
括運転指令装置から送出されたNC加工情報を前記NC
工作機械に人力し得る形態で送出する機械制御装置にお
いて、前記システム統括運転指令装置から一時に多数の
NC加工情報を受は入れて前記NC工作機械が受は入れ
られる速度で徐々に該NC加工情報を送出する一時記憶
手段を複数個有した一時記憶装置と、前記NC工作機械
で加工すべきワークのコード番号を入力し前記システム
統括運転指令装置へそのコード番号を送出するワークコ
ード番号人力手段と、前記NC工作機械へ送出すべきN
C加工情報のコード番号を入力し前記システム統括運転
指令装置へそのコート番号を送出するNC加工情報コー
ド番号人力手段と、前記システム統括運転指令装置(1
2) からの指令を断ち前記NC工作機械自体が有しているN
C装置によってその工作機械を単独で運転する第1運転
モード、前記ワークコード番号人力手段で人力したワー
クコード番号に対応したNC加工情報を前記システム統
括運転指令装置から送出させる第2運転モード、前記N
C加工情報コード番号入力手段で入力した順序で前記シ
ステム統括運転指令装置から該当NC加工情報を送出さ
せる第3運転モードの前記三つの運転モードを含む複数
個の運転モードの中から一つの運転モードを選択し得る
運転モード選択手段と、前記ワークコード番号人力手段
で入力したワークのコード番号、前記NC加工情報コー
ド番号人力手段で人力したNC加工情報のコード番号、
前記システム統括運転指令装置から受は入れたNC加工
情報の内容などを表示する表示手段とを具備し、前記シ
ステム統括運転指令装置と前記NC工作機械との中間に
設けた金型加ニジステムの機械制御装置が提供される。
更に加えて、前記システム統括運転指令装置から受は入
れているNC加工情報のコード番号(]3) に対応したNC加工情報の総加工工数と該S N C加
工情報によって前記NC工作機械が処理した処理工数と
から残存する加工工数を割り出して表示する残存加工工
数表示手段を具備した金型加ニジステムの機械制御装置
が提供される。
以下本発明を添付図面に示した実施例に基づき詳細に説
明する。第1図は、本発明になる金型加ニジステムの信
号の流れを示した概念図である。
システム統括運転指令装置1から送出した指令信号は、
機械制御装置3で一時的に記憶され、NC工作機械MT
からの要求に応じてその信号をNC装置NCおよび強電
制御盤MTCにそれぞれ入力し、NC工作機械MTを動
作させる。捷た、NC装置NCから発せられた種々のア
ラーム信号や強電制御盤において検知したワークコード
番号、工具破損検出、工具寿命検出等の信号は、機械制
御装置3の表示手段に伝達されてその表示を行い、更に
、システム統括運転指令装置1にも伝達されてその履歴
管理手段に記憶したりする。従来のDNCシステムは、
この機械制御装置3がなく、シ(14) ステム統括運転指令装置からすぐにNC工作機械に信号
が伝達されていた。本実施例においては、システム統括
運転指令装置1と機械制御装置3との間の信号の伝達は
、シリアル伝送で行い、機械制御装置3とNC装置NC
または強電制御盤MTCとの間の信号の伝達は、パラレ
ル伝送で行っている。
第2図は、本発明の一実施例による金型加ニジステムの
概略を示した平面図である。システム統括運転指令装置
】と、NC装置NCI、NC2、NC3をそれぞれ有し
た複数台のNC工作機械MTI、MT2、MT3とがそ
れぞれ機械制御装置3を介して接続されている。これら
NC工作機械は、工具マガジンTM1.1M2.7M3
が付属して工具主軸との間で自動工具交換が行える。
NC工作機械MTIは、パレットマガジン9との間で自
動的にパレットの交換が可鮭な自動パレット交換装置1
1が付属している。更にパレットマガジン9のパレット
交換位置にあるパレットが割り出されたとき、パレット
交換に先立って該パレ(15) アト上のワーク取付具103に堆付けであるワークのコ
ード番号を自動的に読み取る自動ワークコード番号読取
装置13を有している。NC工作機械MT2は、自動パ
レット交換装置が付属しないNC工作機械であり、ワー
クコード番号を手動で読取る手動ワークコード番号読取
装置15を有している。NC工作機械MT3は、自動パ
レット交換装置もワークコード番号読取装置も有さない
汎用のNC工作機械である。システム統括運転指令装置
1は、更に複数のNC工作機械と適宜接続可能である。
システム統括運転指令装置1は、それぞれの機械制御装
置3へ該当するNC加工情報を送出する。そして各機械
制御装置3は、それぞれのNC工作機械が有しているN
C装置が受は入れることができる速度でこのNC加工情
報を送出する。
このようにして金型加ニジステムが稼動するのである。
        (□ 第3図は、システム統括運転指令装置1、機械制御装置
3およびNC工作機械MTの各構成要素間の信号伝達系
統図である。便宜上この実施例で(16) は、システム統括運転指令装置1と、第2図における機
械制御装置3と、NC工作機械MT2との間の接続だけ
を示したものであり、他の機械制御装置および他のNC
C工作機械工T1MT3などの各構成要素との信号のや
り取りも同様にして接続されているが省略した。第4図
ないし第8図は、システム統括運転指令装置1のNC加
工情報貯蔵手段17、必要工具リスト19、加工順登録
記憶手段21、NC加工情報任意箇所検索手段23およ
び不足工具表示手段25の詳細な構成図である。
第9図は、機械制御装置3における一時記憶装置27の
詳細な構成図である。
システム統括運転指令装置1は、NC加工情報貯蔵手段
17、必要工具リスト貯蔵手段19、加工順登録記憶手
段21、NC加工情報任意箇所検索手段23および不足
工具表示手段25とで構成されている。このシステム統
括運転指令装置1のNC加工情報貯蔵手段17には、P
ROGRAMOOIからPROGRAM 100という
コード番号を付した100種類のNC加工情報が記憶さ
れている。NC(17) 加工情報のコード番号に対応した一つ一つのNC加工情
報は、最初に総ブロック数が入力され、次いでNC加工
情報の内容が入力されて構成されている。コード番号P
ROGRAM001のNC加工情報の総ブロック数は、
15000ブロツクである。このブロックどは、NC加
工情報の一単位のことであり、NC装置はNC加工情報
を1ブロツクずつ受は入れて工具経路を演算しては工作
機械の動作を制御するのである。第4図における例えば
G91CRや、GOOX100000Y50000CR
が1ブロツクである。必要工具リスト貯蔵手段】9には
、TOOL LIST旧からTOOL LIST3oと
いうコード番号の付した30種類の必要工具リストが記
憶されている。例えばTOOL LISTOIには、T
O旧からT 030というコード番号の30本の工具が
登録されている。加工順登録記憶手段21は、各NC工
作機械について加工順序とNC加工情報のコード番号、
ワークのコード番号および必要工具リストのコード番号
との対応関係を、生産計画に従ってあらかじめ登録し記
憶する手段である。
(18) 例えばNC工作機械MTIの加工順登録記憶手段は、1
番目にNC加工情報コード番号PROGRAM001の
NC加工情報を用いて、ワークコード番号W00】のワ
ークを、必要工具リストのコード番号TOOL LIS
TOIに登録した工具を用いて加工し、次いで2番目に
NC加工情報コード番番号 ROG−R,AM 003
のNC加工情報を用いて、ワークコード番号W 005
のワークを必要工具リストのコード番号TOOL LI
STloに登録した工具を用いて加工することを示して
いるのである。なお、加工順序が未定のワークでも加工
順序を付けずに該当するNC加工情報のコード番号、必
要工具リストコード番号およびワークコード番号の対応
関係だけを記憶しておくこともできる。
NC加工情報任意箇所検索手段23(第7図参照)は、
後述の検索文字入力手段53からの文字列を読み取り一
時記憶する検索文字レジスタ31と、NC加工情報貯蔵
手段17から該当するNC加工情報コード番号に対応し
たNC加工情報の内容を逐次読み取るNC加工情報レジ
スタ33と、(19) 検索文字レジスタ31の内容とNC加工情報レジスタ3
3の内容とを比較して一致信号37が出る丑で検索を行
う比較器35とで構成されており、一致信号37が出力
されると前記NC加工情報の中で検索すべき文字の記入
されている箇所が特定されるのである。不足工具表示手
段25(第8図参照)は、必要工具リスト貯蔵装置19
から、該当する必要工具リストの内容を読み取る必要工
具レジスタ39と、後述の現在工具リスト29から送ら
れて来た現在工具リストの内容を読取る現在工具レジス
タ41と、必要工具レジスタ39の内容と現在工具レジ
スタ41の内容とを比較して不足している工具を判定す
る比較器43とで構成されている。比較器43は、不足
していると判定した工具番号を表示する不足工具番号表
示信号45を出力するとともに、システム統括運転指令
装置1から機械制御装置3への次の信号の送出を保留す
る。
次に、本実施例における機械制御装置3の構成は、一時
記憶装置27、現在工具リスト29、ワ(20) 一りコード入力手段47、NC加工情報コード番号入力
手段49、運転モード選択手段51、検索文字入力手段
53、表示手段55、送出済ブロック数計数手段57お
よび加工経過時間計測手段59からなる。一時記憶装置
27(第9図参照)は、一時記憶単位Aを一度に複数個
記憶する容量を持つリングバッファ61でなる。本実施
例においては、NC加工情報を256文字からなる一時
記憶単位Aに分割して、1000文字の容量を有するリ
ングバッファ61に、システム統括運転指令装置1から
最初3個分768文字を一時記憶させる。
リングバッファ6】は、NC加工情報を受は入れるとす
ぐにNC装置へその情報を1ブロツクずつ送出すること
かできる。そして24文字送出し終わるとリングバッフ
ァ61の余白部63は232文字分から256文字分に
なるので、次の一時記憶単位A (256文字)を受は
入れることができる。このように、一時記憶装置27を
リングバッファ61によって構成する態様の他に、バッ
ファを複数枚重ねて構成する態様もある(回路)。例え
ば、(21) ]000文字の容量を持つバッファを3枚重ねるような
使い方をしても良い。この一時記憶装置27は、一度に
多数のNC加工情報を受は入れ一時記憶するとともに、
NC装置が受は取れる速度でそのNC加工情報を1ブロ
ツクずつ送出し、もってNC装置が休止することなく工
具経路の演算処理が行えるようにするためのものである
。現在工具リスト29は、機械制御装置3が制御してい
る工作機械(本実施例ではMT2)から送られて来°る
現在有している工具のうち、使用可能な工具の番号を記
憶しておく記憶装置である。新規に加工を開始する際は
、NC工作機械MT2の工具マガジンTM2に装着した
すべての工具が現在工具リスト29に記憶されるが、使
用中にNC工作機械がそれぞれ有している工具破損検出
器や工具寿命検出器によって使用不可と判定された工具
は、その番号が消去され現在工具リスト29には常に使
用可能な工具番号だけが記憶される。
ワークコード番号入力手段47は、NC工作機械に取り
付けたワークのコード番号をシステム統(22) 括運転指令装置1の加工順登録記憶手段21に送出する
ものである。自動ワークコード番号読取装置13または
手動ワークコード番号読取装置15で読取ったワークコ
ード番号も、このワークコード番号人力手段47を経由
して加工順登録記憶手段21に送出される。ワークコー
ド番号読取装置が付属しないNC工作機械MT3の場合
は、取り付けたワークのコード番号をこのワークコード
番号人力手段47から直接キーインプットするのである
。NC加工情報コード番号入力手段49は、加工順登録
記憶手段21に加工順を登録したり、捷たは受は入れを
希望するNC加工情報のコード番号をシステム統括運転
指令装置1へ知らせる働きをし、キーインプントにより
行う。
運転モード選択手段51は、本実施例では四つの運転モ
ードから一つの運転モードを選択するスイッチでなって
いる。捷ず第1運転モードは、システム統括運転指令装
置1からの指令を断って、NC工作機械自体が有してい
るNC装置にNCテープを装填して、そのNC工作機械
を単独で運転(23) するモードである。第2運転モードは、ワークコード番
号入力手段47で入力したワークコード番号に対応した
NC加工情報を加工順登録記憶手段21から検索し、シ
ステム運転指令装置lから機械制御装置3を通してNC
装置へ送出し運転するモードである。第3運転モードは
、加工順登録記憶手段21に登録された順序に従って、
NC加工情報をシステム統括運転指令装置1から機械制
御装置3を通して、NC装置へ送出し運転するモードで
ある。第4運転モードは、NC加工情報コード番号入力
手段49によって人力したコード番号に対応するNC加
工情報を、その都度システム統括運転指令装置1から機
械制御装置3を通してNC装置NC2へ送出し運転する
モードである。
検索文字人力手段53は、NC加工情報任意箇所検索手
段23と共働して作用する。例えば、加工面状態が悪い
のを癌見して加工を途中で中断し、工具を新品と交換し
た後再起動するためには、NC加工情報のうち、交換し
た工具が担当していた加工の開始箇所を長いNC加工情
報の中から検索(24) して、その箇所以降のNC加工情報をシステム統括運転
指令装置1から送出させる必要がある。このときNC加
工情報任意箇所検索手段23に、検索させるべきNC加
工情報の文字列を指示する手段が検索文字入力手段53
である。長いNC加工情報の中で特異な情報、例えば工
具番号であるとか、主軸回転数であるとか、どんな文字
列でも検索文字になり得る。
表示手段55は、本実施例においてはCRT (陰極線
管)でなり、一時記憶装置27からNC装置へ送出した
NC加工情報の内容を逐次表示したり、ワークコード番
号入力手段47で入力したワークのコード番号、NC加
工情報コード番号人力手段49で入力したNC加工情報
のコード番号、運転モード選択手段51で選択した運転
モード、不足工具表示手段25から出力された不足工具
のコード番号等を表示したりする。
送出済ブロック数計数手段57は、一時記憶装置27か
らNC装置へ送出したNC加工情報をブロック単位で計
数するカウンタで、その結果を刻(25) 々に表示手段55へ出力する。加工経過時間計数手段5
9は、一時記憶装置27からNC装置へのNC加工情報
の送出が開始したのを受けて時間計測を開始し、その結
果を刻々表示手段55に出力し、一時記憶装置27から
NC装置へのNC加工情報の送出の終了を受けて、時間
計測を停止する。
この送出済ブロック数と加工経過時間との表示に加え、
更に一時記憶装置27からNC装置へ送出するNC加工
情報の内容のうち、総ブロック数を表示手段55に常に
表示しておくことにより、ワークの加工が完了するまで
の時間、つまり残存加工時間を知ることができる。例え
ば、総ブロック数15000、送出済ブロック数500
0、加工経過時間40分という表示の場合、送出ブロッ
ク数と加工経過時間とはほぼ比例関係にあると仮定すれ
ば、残存するブロック数10000を加工するのには今
の加工経過時間40分の2倍の時間、つまり80分が必
要であることがわかる。この総ブロック数の表示、送出
済ブロック数を計数して表示および加工経過時間を計測
して表示する手段をまとめて残(26) 存加工工数表示手段という。もちろんこの比例計算を自
動的に行わせて残存加工時間だけを表示することもでき
る。残存加工工数表示手段の別の態様として次の構成で
なるものもある。NC加工情報を作る際、送り軸の移動
距離と移動速度とから計算した送り軸の移動時間、工具
交換時間、回転ワークテーブルの割り出し時間等を合計
した総加工時間をあらかじめ計算によって求め、NC加
工情報の先頭に入力しておく。また、NC加工情報が、
一時記憶装置27からNC装置へ送出を開始したのを受
けて時間計測を開始する時間計測手段を設ける。NC加
工情報の中から、前記総加工時間を読み取り、前記時間
計測手段で計測した時間を前記総加工時間から刻々減算
して、その結果を表示手段55に表示するようにした構
成でなる残存加工工数表示手段である。。
次に本実施例における自動ワークコード番号読取手段1
3および手動ワークコード番号読取手段15の構成を、
第10図および第1I図に基づいて説明する。自動ワー
クコード番号読取手段13(21) は、自動パレット交換装置が付属するNC工作機械MT
Iに設けられ、パレットマガジン9のパレット交換位置
において、NC工作機械との間でパレット交換するのに
先立ってワークのコード番号を自動的に読み取る装置で
ある。ワーク1旧はワーク取付具103に取り付けられ
る。ワーク取付具103には、ワーク番号のコーティン
グドッグプレ=l−105を抜き差し自在に装着するた
めのプレート受け107が設けられる。ワーク取付板1
03はパレット109上に取付けられる。一方パレット
交換位置にパレット109が割り出されたとき、コーテ
ィングドッグプレート1050ドツグ有無のパターンを
検知するコードセンサ111が、進退自在に設けられて
いる。例えば、コードセンサ111は16連のリミット
スイッチ113で構成されており、コーディングドッグ
プレート105のドッグにエアシリンダ115によう1
て押し当てられると、16個のドッグの有無のパターン
を検知できるようになっている。手動ワークコード番号
読取手段15は、自動パレット交換装置が付属しないN
C工作機械(28) に設けられ、作業者の手作業によってワークコード番号
を読み取る装置である。ワーク1月はワーク取付具10
3に取付けられ、このワーク取付具103にはワーク番
号のコーディングドッグプレート105を抜き差し自在
に装着するためのプレート受け】07が設けられる。ワ
ーク数句板103はNC工作機械のテーブル117上に
取付けられる。一方コードセンサ取付台119は、NC
工作機械の例えばベッド129前面に設けられ、コーデ
ィングドッグプレート】05の差し通口121と、差し
通口】21にコーディングドッグプレート105を差し
込んだとき、このコーディングドッグプレート105に
押し当たりそのドッグ有無のパターンを検知するコード
センサ123とから構成される。コードセンサ】23は
、例えば16連のリミットスイッチ】25で構成すれ、
テーブル117」二のワーク取付具103のプレート受
け107から、コードセンサ取付台119の差し通口1
21にコーディングドッグプレート〕05を差し換えて
から、レバー127でこのコードセンサ123をコーデ
ィングドッグプレートに押しく29) 当てると、ドッグ有無のパターンを検知できるようにな
っている。
次に本実施例の金型加ニジステムの各要素間の信号のつ
ながりおよび動作シーケンス(第12図)を説明する。
加工を開始するのに先立って各NC工作機械の工具マガ
ジンには所定の工具を装着し、現在工具リスト29には
その工具のコード番号を記憶させておく。!、た、各パ
レットマガジン9には所定のワークを取り付け、ワーク
取付具103にコーディングドッグプレート105をそ
れぞれ装着する。システム統括運転指令装置】の加工順
登録記憶手段21に、生産計画に従って加工順序、NC
加工情報のコード番号、このNC加工情報のコード番号
と対に々っだ必要工具リストのコード番号およびワーク
のコード番号を登録して記憶する。
この作業は機械制御装置3ONC加工情報コ一ド番号人
力手段49およびワークコード番号人力手段47から入
力することもできるし、システム統括運転指令装置1が
独自に有する端末装置(回路)から入力することもでき
る。一方、NC加工情報(30) 貯蔵手段17に各NC加工情報を自動プログラミング装
着等で作成してあらかじめ人力しておく。
各NC加工情報の先頭には、そのNC加工情報のコード
番号と、総ブロック数または総加工時間を人力しておく
。必要工具リスト貯蔵手段19には必要工具のリストを
登録しておく。これらの準備の後、機械制御装置3の加
工開始のスイッチを入れると、まずどの運転モードが選
択されているかが判断される。表示手段55には第1運
転モードないし第4運転モードのいずれかの運転モード
が表示される。第1運転モードを選択した場合は、NC
工作機械が有しているNC装置にNCテープを装填して
、作業者がNC工作機械を単体で運転する。この場合、
システム統括運転指令装置1からのNC加工情報の送出
はない。第2運転モードを選択した場合は自動ワークコ
ード番号読取装置13のエアシリンダ115が作動しミ
コ〜ドセンザ111が前進してコーディングドッグプレ
ートに押し当たり、ワークコード番号を自動的に読み取
るか、手動ワークコード番号読取装置15によって(3
1) 作業者が、コーディングドッググレート]05をワーク
取付具103からはずしてコードセンサ数句台119に
差し込んでレバー127の操作によってコードセンサ1
23をコーディングドッグプレート1o5に押し当てて
ワークコード番号を読み取るが、または、ワークコード
番号読取装置が付属しないNC工作機械MT3の場合に
は、ワークコード番号入力手段47から作業者が直接ワ
ークのコード番号をキーインプットする。このワークコ
ード番号の信号は、システム統括運転指令装置1の加工
順登録記憶手段21に伝達される。すると加工順登録記
憶手段21は、ワークのコード番号に対応するNC加工
情報コート番号と必要工具リストのコード番号とを指定
する。第3運転モードが選択されている場合は、加工順
登録記憶手段21が記憶している加工順1番目のNC加
工情報コード番号と必要工具リストのコード番号とが指
定される。
第4運転モードが選択されている場合は、作業者がNC
加工情報コード番号入力手段49によって人力すること
によってNC加工情報コード番号が(32) 指定され、それと同時に、このNC加工情報コード番号
に対応した必要工具リストのコード番号が加工順登録記
憶手段21によって指定される。このようにして第2ま
たは第3または第4の各運転モード別に従って必要工具
リストのコード番号が指定され、そして必要工具リスト
貯蔵手段19から該当する必要工具のリストが読み込1
れる。これと同時に現在工具リストが現在工具リストレ
ジスタ41に読み込1れる。これら二つのレジスタ39
および41のリストは比較器43によって比較され、不
足工具有無の判定がなされ、不足工具がある場合は、そ
の工具番号を表示手段55に表示する。この場合作業者
はその工具をNC工作機械に補充すると同時に現在工具
リスト29の内容を更新する。すると再度不足工具判定
が行われ、不足工具がない場合は前述の加工順登録記憶
手段2】によって指定されたNC加工情報のコード番号
に対応するNC加工情報を、256文字ずつ一時記憶装
置27へ送出する。このときNC加工情報任意箇所検索
の要求があるかを判別し、ある場合(33) は検索文字入力手段53によって人力された検索すべき
文字列は検索文字レジスタ31に読み込外れ、また、N
C加工情報はNC加工情報レジスタ33に逐次読み適寸
れ、比較器35で一致信号が出る壕で検索が続けられる
。一致信号によってNC加工情報の中で検索文字のある
箇所が特定されたら、それ以降のNC加工情報を256
文字ずつ一時記憶装置27へ送出する。一時記憶装置2
7は、NC装置から要求があるたびに1ブロンクずつ該
NC加工情報をNC装置へ送出し、いよいよNC工作機
械の動作が開始するのである。このときNC加工情報の
先頭に入力しである総ブロック数は表示手段55に表示
されるとともに加工経過時間計測手段59も計測を開始
し、その加工経過時間の計i1’ll+結果も併せて表
示される。更にNC装置へ送出したNC加工情報の内容
が1ブロツクずつ表示手段55に表示される。NC装置
へNC加工情報を1ブロツク送出するたびに送出済ブロ
ック数計数手段57はlずつカウントを増して行き、そ
の結果が逐次表示手段55に表示される。このよ(34
) うにしてNC加工情報は最後まで送出されて加工は完了
するのである。
第3図の各要素間の信号の通信は、実際にはシステム統
括運転指令装置1側にも、機械制御装置3側にも入出力
装置が設けられており、この入出力装置を介して行われ
る。システム統括運転指令装置】は、通常は機械工場で
各NC工作機械とは隔離された部屋に設置されることが
多く、一方機械制御装置3は各NC工作機械MT近傍の
操作しやすい位置に設置されることが多い。従ってシス
テム統括運転指令装置1と機械制御装置3とはかなり離
れることになり、ノイズを拾う危険性が生じる。また、
NC工作機械としてNC放電加工機を使用することもあ
り、これ捷だノイズを拾う危険性がある。従って、シス
テム統括運転指令装置1と機械制御装置3との通信は、
光ファイバを用いて行うことが望捷しい。本実施例にお
いては機械制御装置3からNC装置へのNC加工情報の
送出は、NC装置が受は入れることができる信号形態に
変換するタイミング回路(回路)を介して行(35) われている。また本実施例においては、NC加工情報任
意箇所検索手段23をシステム統括運転指令装置1の一
つの構成要素としていたが、機械制御装置3の一つの構
成要素とすることも可能である。′″)まり一時記憶装
置27に一時記憶したNC加工情報を読み取るレジスタ
と、検索文字レジスタと、それら二つのレジスタの内容
を比較する比較器とを設ければよい。
更に、本実施例においては、ワークコード番号入力手段
47、NC加工情報コード番号人力手段49、運転モー
ド選択手段51等の操作は、表示手段55とソフトキー
との組み合せによる対話形式で行っている。これは金型
加ニジステムに精通していない熟練者にもたやすく操作
可能にするためである。
次に本金型加ニジステムの作用効果について説明する。
本金型加ニジステムの通常の運用方法は、生産計画に従
い、各NC工作機械MT毎に加工順登録記憶手段21へ
加工スケジュールを登録し、第3運転モードで運転する
方法である。このとき(36) パレットマガジンの付属したNC工作機械MTIは、該
当するワークを自動ワークコード番号読取装置13で自
動検索して無人で加工することができる。パレットマガ
ジンの付属しないNC工作機械MT2、MT3は、加工
すべきワークのコード番号が機械制御装置3の表示手段
55に表示されるので、作業者が該当するワークをNC
工作機械MT2、MT3のテーブル117上に取付けて
加工するのでおる。第2運転モードは、生産計画による
加工順序を無視し、NC工作機械に取付けられたワーク
を優先的に加工する場合に用いる。自動パレット交換装
置の付属するNC工作機械MTIでは、パレットマガジ
ン9に取付けられたワークの並んだ順に加工することに
なる。この運転モードは生産計画が立たない場合、ワー
クの手配が生産計画通りできなかった場合等に用い、い
ちいち加工順登録記憶手段21の順序を変更しなくても
遠心できる利点がある。第4運転モードは、通常の生産
創面による運転を一時中断して、生産計画にない緊急性
のある加工を飛び込ませて行う場合、(3″t) 試し加工の場合等に用いる。これも加工順登録記憶手段
2】の順序を変更し々くても遠心できる利点がある。第
1運転モードは、非常時たとえばシステム統括運転指令
装置1が故障した場合、システム統括運転指令装置1と
機械制御装置3との間の通信が不可能となった場合等に
用い、金型加ニジステムにおける加工がすべて停止して
しまうのを防止している。このように機械制御装置3の
運転モード選択手段51によって、あらゆる状況変化に
適切に遠心することができる。
機械制御装置3の一時記憶装置27は、本実施例におい
てはシステム統括運転指令装置1から、例えば1文字1
ミリ秒の速度でNC加工情報を受は取り一時記憶するリ
ングバッファ61で構成されている。つまりリングバッ
ファ61の最大容量である1000文字の情報を一時記
憶するのに約1秒かかる。一方、NC装置が受は入れる
ことができる最大のNC加工情報受入れ速度は、1文字
につき33ミリ秒である。更に、通常数十文字からなる
1ブロツクのNC情報を演算処理して工作機(38) 械を動作させた後、次の1ブロツクの情報を受は入れる
捷でにはかなりの時間がかかる。従って、システム統括
運転指令装置1は、1台の機械制御装置3の一時記憶装
置27へ一担NC加工情報を送出して、そのリングバッ
ファ61を満たすと、他の機械制御装置3の一時記憶装
置へ別のNC加工情報を送出する時間的余裕が生まれる
。最初に送出した一時記憶装置27のリングバッファ6
1に記憶しである文字数が330文字まで減じるころま
でには、他のすべての機械制御装置3の一時記憶装置に
NC加工情報を満たし終え、再度最初の一時記憶装置2
7へNC加工情報を送出することかできる。今仮に一時
記憶装置27が1000文字の容量を持つバッファ1枚
からなっていたとする。
これは] OO(1文字すべてをNC装置へ送出し終ら
ないと新しいNC加工情報の一時記憶ができない。
従って、NC装置へ情報をすべて送出し終えてしまい、
更に、すぐ次の情報を送出しなければ々らない場合は、
システム統括運転指令装置Iから約1秒の時間を要して
バッファに1000文字分のN(39) C加工情報を一時記憶してからでないとNC装置へ送出
できない。この約1秒の間NC工作機械は、工具が回転
しながら送り動作が停止しているという状態になり、カ
ッタマークと称する段差が加工表面にできるので好捷し
くない。捷だ、加工完了までの時間が必要以上に長く々
る欠点もある。従って複数個の一時記憶装置Aを受は入
れるリングバッファ61や複数枚のバッファを有する一
時記憶装置27によって、金型加工表面に段差を生じさ
せることなく加工精度が良くなり、また、加工中の送り
動作休止時間がなくなるので能率の良い金型加工が可能
となる効果がある。
機械制御装置3の残存加工時間表示手段は、現在性われ
ている加工があと何時間で終了するかを知ることができ
、特に自動パレット交換装置の付属しないNC工作機械
MT2、MT3の場合に、作業者は次の段取り準備の計
画が立ち、能率の良いワーク交換作業が可能となる。こ
のように機械制御装置3は、システム統括運転指令装置
1と各NC工作機械MTとの中間の工作機械の運転作業
(40) 者が直接操作できる場所に置くことによって、刻々の各
工作機械の状況を表示手段によって把握でき、スケジュ
ールの変更や工具の異常等にも運転モードの選択によっ
て迅速に対処でき、場合によってはNC加工情報登録記
憶手段21の登録変更もこの機械制御装置3から行うこ
とができるのである。1だ、機械制御装置3によって自
動パレット交換装置の付属するNC工作機械MTIでも
、自動パレット交換装置が付属しないNC工作機械MT
2、MT3でも、iJ、た、自動ワークコード読取装置
13や手動ワークコード読取装置15が付属したNC工
作機械MTI、MT2でも付属しないNC工作機械MT
3でも、一つの金型加ニジステムに組み入れて稼動させ
ることができるのである。
更に、機械制御装置3によって、システム統括運転指令
装置1として汎用のコンピュータを用いることが可能に
なり、NC工作機械MTにも汎用のNC装置付の工作機
械を用いることができるので、金型加ニジステムを組み
上げる場合、システ(旧) ム統括運転指令装置1、NC装置、工作機械、ワーク搬
送装置等を特別に設計したり、製作したりする必要が々
いという効果がある。
システム統括運転指令装置1のNC加工情報任意箇所検
索手段23によって、何らかの理由で加工を中断したと
き、一般的にブロック数の多い金型用NC加工情報を最
初からNC装置へ送出してNC工作機械を空送りし、所
定の箇所捷で空送りしたことを機械の動きから作業者が
判断して実切削運転に切換えるという能率の悪い作業を
せずに済む。捷た、不足工具表示手段25によって、工
具管理の自動化を図ることができる。更に、機械制御装
置3とNC装置とを一体的に一つの框体に絹み込んで製
作することによって、金型加ニジステムをコンパクトに
構成することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる金型加ニジステムの概念図、第2
図は本発明の一実施例による金型加ニジステムの概略構
成図、第3図はシステム統括運転(42) 指令装置、機械制御装置およびNC工作機械の各構成要
素間の信号伝達系統図、第4図はNC加工情報貯蔵手段
の構成図、第5図は必要工具リスト貯蔵手段の構成図、
第6図は加工順登録記憶手段の構成図、第7図はNC加
工情報任意箇所検索手段の構成を示すブロック線図、第
8図は不足工具表示手段の構成を示すブロック線図、第
9図は一時記憶装置の構成図、第1O図は自動ワークコ
ード番号読取装置の構成図、第11図は手動ワークコー
ド番号読取装置の構成図、第12図は本金型加エノステ
ムの動作シーケンス図である。 l・・・・・システム統括運転指令装置、3・・・・・
機械制御装置、9・・・・・パレットマガジン、13・
・−・・・自動ワークコード番号読取装置、15・・・
−手動ワークコード番号読取装置、NC・・・・・NC
装置、MT・・・・NC工作機械、MTC強電制御盤、
□ TMI 、TM2 、TM3・・・工具マガジン。 特許出願人 株式会社牧野フライス製作所 (43)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数台のNC工作機械へシステム統括運転指令装置
    に記憶したNC加工情報を送出して金型を加工するDN
    Cシステムにおける前記システム統括運転指令装置から
    送出されたNC加工情報を前記NC工作機械に入力し得
    る形態で送出する機械制御装置において、前記システム
    統括運転指令装置から一時に多数のNC加工情報を受は
    入れて前記NC工作機械が受は入れられる速度で徐々に
    該NC加工情報を送出する一時記憶手段を複数個有した
    一時記憶装置と、前記NC工作機械へ送出すべきNC加
    工情報のコード番号を入力し前記システム統括運転指令
    装置へそのコード番号を送出するNC加工情報コード番
    号人力手段と、前記システム統括運転指令装置からの指
    令を断ち前記NC工作機械自体が有しているNC装置に
    よってその工作機械を単独で運転する第1運転モード、
    ワ(1) 一りコード番号に対応したNC加工情報を前記システム
    統括運転指令装置から送出させる第2運転モード、前記
    NC加工情報コード番号入力手段で人力した順序で前記
    システム統括運転指令装置から該当NC加工情報を送出
    させる第3運転モードの前記三つの運転モードを含む複
    数個の運転モードの中から一つの運転モードを選択し得
    る運転モード選択手段と、ワークのコード番号、NC加
    工情報のコード番号、前記システム統括運転指令装置か
    ら受は入れたNC加工情報の内容などを表示する表示手
    段とを具備し、前記システム統括運転指令装置と前記N
    C工作機械との中間に設けた金型加ニジステムの機械制
    御装置。 2 複数台のNC工作機械へシステム統括運転指令装置
    に記憶したNC加工情報を送出して金型を加工するDN
    Cシステムにおける前記システム統括運転指令装置から
    送出されたNC加工情報を前記NC工作機械に入力し得
    る形態で送出する機械制御装置において、前記システム
    統括運転指令装置から一時に多数のNC加工情報を受は
    入れて(2) 前記NC工作機械が受は入れられる速度で徐々に該NC
    加工情報を送出する一時記憶手段を複数個有した一時記
    憶装置と、前記NC工作機械で加工すべきワークのコー
    ド番号を人力し前記システム統騙:運転指令装置へその
    コード番号を送出するワークコード番号人力手段と、前
    記NC工作機械へ送出すべきNC,加工情報のコード番
    号を入力し前記システム統括運転指令装置へそのコード
    番号を送出するNC加工情報コード番号入力手段と、前
    記システム統括運転指令装置からの指令を断ち前記NC
    工作機械自体が有しているNC装置によってその工作機
    械を単独で運転する第1運転モード、前記ワークコード
    番号人力手段で入力したワークコード番号に対応したN
    C加工情報を前記システム統括運転指令装置から送出さ
    せる第2運転モード、前記NC加工情報コード番号人力
    手段で入力した順序で前記システム統括運転指令装置か
    ら該当NC加工情報を送出させる第3運転モードの前記
    三つの運転モードを含む複数個の運転モードの中から一
    つの運転モードを選択し得る運転モード(3) 選択手段と、前記ワークコード番号入力手段で人力した
    ワークのコード番号、前記NC加工情報コード番号入力
    手段で入力したNC加工情報のコード番号、前記システ
    ム統括運転指令装置から受は入れfrNc加工情報の内
    容などを表示する表示手段とを具備し、前記システム統
    括運転指令装置と前記NC工作機械との中間に設けた金
    型加ニジステムの機械制御装置。 3 複数台のNC工作機械へシステム統括運転指令装置
    に記憶したNC加工情報を送出して金型を加工するDN
    Cシステムにおける前記システム統括運転指令装置から
    送出されたNC加工情報を前記NC工作機械に入力し得
    る形態で送出する機械制御装置において、前記システム
    統括運転指令装置から一時に多数のNC加工情報を受は
    入れて前記NC工作機械が受は入れられる速度で徐々に
    該NC加工情報を送出する一時記憶手段を複数個有した
    一時記憶装置と、前記NC工作機械で加工すべきワーク
    のコード番号を人力し前記システム統括運転指令装置へ
    そのコード番号を送出するワ(4) 一りコード番号入力手段と、前記NC工作機械へ送出す
    べきNC加工情報のコード番号を入力し前記システム統
    括運転指令装置へそのコード番号を送出するNC加工情
    報コード番号入力手段と、前記システム統括運転指令装
    置からの指令を断ち前記NC工作機械自体が有している
    NC装置によってその工作機械を単独で運転する第1運
    転モード、前記ワークコード番号入力手段で入力したワ
    ークコード番号に対応したNC加工情報を前記システム
    統括運転指令装置から送出させる第2運転モード、前記
    NC加工情報コード番号入力手段で人力した順序で前記
    システム統括運転指令装置から該当NC加工情報を送出
    させる第3運転モードの前記三つの運転モードを含む複
    数個の運転モードの中から一つの運転モードを選択し得
    る運転モード選択手段と、前記ワークコード番号人力手
    段で入力したワークのコード番号、前記NC加工情報コ
    ード番号入力手段で人力したNC加工情報のコード番号
    、前記システム統括運転指令装置から受は入れたNC加
    工情報の内容などを表示する表示子(5) 段と、前記システム統括運転指令装置から受は入れてい
    るNC加工情報のコード番号に対応したNC加工情報の
    総加工工数と該NC加工情報によって前記NC工作機械
    が処理した処理工数とから残存する加工工数を割り出し
    て表示する残存加工工数表示手段とを具備し、前記シス
    テム統括運転指令装置と前記NC工作機械との中間に設
    けた金型加ニジステムの機械制御装置。 4 特許請求の範囲第3項に記載の金型加ニジステムの
    機械制御装置において、前記残存加工工数表示手段は、
    前記NC加工情報のコード番号に対応したNC加工情報
    からあらかじめ求めた送り軸の移動距離と移動速度とか
    ら計算した送り軸の移動時間、工具交換時間、回転ワー
    クテーブルの割り出し時間等を合計した総加工時間から
    前記NC工作機械が運転を開始してからの経過時間を刻
    々減算してその結果を表示する残存加工時間表示手段で
    なる金型加ニジステムの機械制御装置。 5 特許請求の範囲第3項に記載の金型加ニジステムの
    機械制御装置において、前記残存加工工(6) 数表示手段は、前記NC加工情報のコード番号に対応し
    fcNc加工情報の総ブロック数と前記NC工作機械へ
    送出したブロック数を計数した送出済ブロック数および
    該送出済ブロックを送出するのに要した時間とを表示す
    るブロック数表示手段と経過時間表示手段とからなる金
    型加ニジステムの機械制御装置。
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