JPS5814332Y2 - 簡易望遠鏡 - Google Patents

簡易望遠鏡

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Publication number
JPS5814332Y2
JPS5814332Y2 JP7561278U JP7561278U JPS5814332Y2 JP S5814332 Y2 JPS5814332 Y2 JP S5814332Y2 JP 7561278 U JP7561278 U JP 7561278U JP 7561278 U JP7561278 U JP 7561278U JP S5814332 Y2 JPS5814332 Y2 JP S5814332Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
frame
frame member
wall
walls
Prior art date
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Expired
Application number
JP7561278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54177947U (ja
Inventor
保坂一郎
Original Assignee
保坂 一郎
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Publication date
Application filed by 保坂 一郎 filed Critical 保坂 一郎
Priority to JP7561278U priority Critical patent/JPS5814332Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は簡易望遠鏡、特に、折りたたみ可能な紙製の
箱状体をフレームとし、これにレンズを装着して構成し
た簡易望遠鏡に関するものである。
この種の簡易望遠鏡の構造の一例は第1図に示す如く、
フレーム2を備え、フレーム2は6面の壁部、すなわち
、前壁部3、後壁部4、上壁部5、下壁部6、右側壁部
γ及び左側壁部8とからなる略箱状体をなし、かつ上下
壁部5,6及び右左側壁部7,8には折れ目線9,10
が形成されてあ一す、この折れ目線9,10に沿ってフ
レーム2が折れることによって、対物レンズと接眼レン
ズとの距離を調整することができ、また携帯に便利な形
状に簡易望遠鏡1を折りたたむことができる。
フレーム2には前壁部3及び後壁部4−ヒにレンズ取付
孔(後述する)が穿設され、このレンズ取付は孔にレン
ズ12がレンズ取付部材13を介して装着される。
このような構造の簡易望遠鏡を製作する場合には、フレ
ーム部分2aを第2図に示す形状に厚紙から切り取って
使用する。
このフレーム部分2aは前壁部分3a、後壁部分4a、
上壁部分5a、下壁部分6a、右側壁部分7a及び左側
壁部分8aを備え、かつ、固着しろ14,15及び16
を備えている。
捷た、前壁部分3a及び後壁部分4aにレンズ装着孔1
7.18が穿設されている。
フレーム2を組み立てるためには、フレーム部分2aを
折すオげ、かつ固着しろ14,15,16を利用してス
テイプラ÷若しくは糊付等により各壁部分を固着させて
箱状体を形成するのであるが、ステイプラーによる固着
若しくは糊付は作業がきわめて煩雑であった。
芽た、厚紙から切り取るフレーム部材2aには固着しろ
14、左右壁部分8a、7a等が横方向に突出した形状
をなすために、切り取りの際に多量のスクラップ部分が
出るのを避けることができず、これらが原因して簡易望
遠鏡の価格が高価になっていた。
この考案は上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、製作が簡単で、厚紙材のスクラップの量を低減させ
ることができ、安価な簡易望遠鏡を提供することを目的
とするものである。
この目的に対応して、この考案の簡易望遠鏡は、前後左
右上下の6面の壁部を有するフレームを備え前後の壁部
にし/ズ取付部材を介してレンズを装着しかつ上下左右
の壁部が屈折するように構成した簡易望遠鏡であって、
フレームを前後上下の4面の壁部材を無端状に連続させ
て有する第1のフレーム部材と前後左右の4面の壁部材
を無端状に連続させて有する第2のフレーム部材とで構
成し、前面壁部材同志及び後面壁部材同志が重なり合う
ように第1のフレーム部材と第2のフレーム部材とを重
ね合わせ、前面壁部材同志または後面壁部材同志をレン
ズ取付部材によって固着させたことを特徴としている。
以下この考案の詳細を、一実施例を示す図面について詳
細に説明する。
第3図に示すように、この考案に係る簡易望遠鏡21は
略箱形のフレーム22を備えている。
フレーム22は6面の壁部、すなわち、前壁部23、後
壁部24、上壁部25、下壁部26、右側壁部27及び
左側壁部28とからなる略箱状体をなし、かつ上下壁部
25.26及び右左側壁部27゜28には折れ目線29
.30が形成されてトリ、この折れ目線29,30に沿
ってフレーム22が屈折することによって、対物レンズ
と接眼レンズとの距離を調整することができ、オた携帯
に便利な形状に簡易望遠鏡を折りたたむことができる。
フレーム22には前壁部23及び後壁部24−ヒにレン
ズ取付孔(後述する)が穿設され、このレンズ取付孔に
レンズ32がレンズ取付部材33を介して装着される。
フレーム22は内側フレーム部材35と外側フレーム部
材36とから成っている。
内側フレーム部材35は第4図Aに示す如く、前壁23
c、後壁24c、上壁25c及び下壁26cを有する左
右端開口の角形筒状をなし、前壁23c及び後壁24c
にレンズ取付孔37c 、38cが穿設されている。
この内側フレーム部材35は第4図Bに示す如き略矩形
に切取り成形された素材39cを折れ線41 c、42
c、43c及び44cから折り曲げ、かつ両端45c及
び46cを糊付けして形成したものである。
一方、外側フレーム部材36は第5図Aに示す如く、前
壁23d、後壁24d、右側壁27d及び左側壁28d
を有する上下端開口の角形筒状をなし、前壁23d及び
後壁24dにレンズ取付孔3rd、38dが穿設されて
いる。
この外側フレーム部材36は第5図Bに示す如き略矩形
に切取り成形された素材39dを折れ線41d、42d
、43d及び44dから折り曲げ、かつ両端45d及び
46dを糊付けして形成したものである。
内側フレーム部材35と外側フレーム部材36とは筒形
に形成された後に、第3図及び第6図に示すように重ね
合わされてフレーム22を構成する。
この両フレーム部材35,36を重ねる場合には、両者
の前壁23cと23dとが重なって両者のレンズ取付孔
37cと3rdとが一致するようにし、渣た、後壁24
cと24dとが重なって両者のレンズ取付孔38cと3
8dとが一致するようにする。
内側フレームの左右の開口端は外側フレームの左右壁2
8d、27dによって閉じられるが、この左右壁28a
、27aを折れ目線30に沿って屈折させた場合には、
この左右壁28 d 、27dが内側フレーム部材35
の内側に入り込むことができるように構成する。
このように構成されたフレーム22のレンズ取付孔には
、フレーム22の外側からレンズ取付部材33及びレン
ズ32を装着する。
レンズ取付部材33はレンズ32を保持するとともに、
前壁23cと23d、及び後壁24cと24d、とを一
体的に固着させ、これによって内側フレーム部材35と
外側フレーム部材36とを一体的に固着させる。
この場合に使用するレンズ取付部材33として好昔しい
一例は、この考案の考案者と同一人によって考案され、
かつ出願された昭和53年5月20日提出の実用新案登
録願(考案の名称:簡易望遠鏡におけるレンズ装着部構
造)の明細書及び図面に詳細に示されているが、それを
以下に簡単に述べる。
フレーム22に形成されるレンズ取付孔37を第7図に
示す如く、円形の孔の上下に凹部を付加した形状の非円
形とする。
一方、レンズ保持部材33は第8図及び第9図に示すよ
うに、円環状のレンズ保持部48を有し、レンズ保持部
48の内側でレンズ32の周縁部を保持している。
レンズ保持部48の外側には一対の係合片49.51が
レンズ保持部48の軸方向に間隙りを置いて延出形成さ
れている。
この間隙りの大きさは内側フレーム部材35の前壁23
cの厚さと外側フレーム部材36の前壁23dの厚さの
和にほぼ等しく、寸たは、後壁24cと後壁24dの厚
さの和にほぼ等しい。
係合片49は円形であってレンズ取付孔31よりも大き
く、!た、保合片51はレンズ取付孔とほぼ同等の形状
をなし、かつレンズ取付孔よりもわずかに小さい。
このようなレンズ保持部材33をレンズ取付孔37に装
着する場合には、まず、レンズ取付孔37に係合片51
が一致するようにレンズ保持部材33を位置させ、つい
でレンズ取付孔37に係合片51を押し込み、最後にレ
ンズ保持部材32を角度900若しくは所要の角度だけ
回転させる。
これによって第9図に示すように、レンズ保持部材33
は係合片49と係合片51との間に前壁23c、23d
を侠圧し、内側フレーム部材35と外側フレーム部材3
6とを一体的に固着する。
後壁24C224dについても同様である。
以−ヒのように構成されるこの考案の簡易望遠鏡におい
ては、フレームを組立てるに当って、その都度、糊付け
やステイプラーによる固着作業を必要とせず、予め無端
状に形成された内側フレーム部材35と外側フレーム部
材36とを重ね合わせるだけであるから、フレームの組
立がきわめて簡単になる。
しかも、内側フレーム部材35と外側フレーム部材36
とを形成する場合の素材39c・39dは略矩形をなし
て釦す、第2図に示す従来の素材2aのように横方向に
突出する部分が少ないので、素材39c、39dを切り
出す場合に発生するスクラップ部材を少なくすることが
できて経済的にも有利である。
しかも、レンズの装着はフレームの外側から行うことが
でき、その装着作業がきわめて簡単になる。
また、前壁23cと23dの間には他の紙材等をはさみ
込むことができ、このはさみ込んだ紙材を利用して特殊
なデザインを採ることができ、また、この紙材を広告宣
伝媒体として利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は簡易望遠鏡を示す斜視図、第2図は第1図に示
す簡易望遠鏡のフレームを開いた状態を示す平面図、第
3図はこの考案の一実施例に係る簡易望遠鏡を示す斜視
図、第4図Aは内側フレーム部材を示す斜視図、第4図
Bは第4図Aに示すフレーム部材を開いた状態を示す平
面図、第5図Aは外側ル−ム部材を示す斜視図、第5図
Bは第5図Aに示す外側フレーム部材を開いた状態を示
す平面図、第6図Aは第3図におけるA−A部断面図、
第6図Bは第3図に釦けるB−B部断面図、第1図はレ
ンズ取付孔を示す平面図、第8図はレンズ取付部材の底
面図、及び第9図はレンズ取付部材の部分断面側面図で
ある。 21・・・・・・簡易望遠鏡、22・・・・・・フレー
ム、23・・・・・・前壁部、24・・・・・長壁部、
25・・・・・・土壁部、26・・・・・・下壁部、2
7・・・・・・右側壁部、28・・・・・・左側壁部、
32・・・・・・レンズ、33・・・・・・レンズ取付
部材、35・・・・・・内側フレーム部材、36・・・
・・・外側フレーム部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後上下左右の6面の壁部を有するフレームを備え前記
    前後の壁部にレンズ取付部材を介してレンズを装着しか
    つ前記上下左右の壁部が屈折するように構成した簡易望
    遠鏡であって、前記フレームを前後上下の4面の壁部材
    を無端状に連続させて有する第1のフレーム部材と前後
    左右の4面の壁部材を無端状に連続させて有する第2の
    フレーム部材とで構成し、前面壁部材同志及び後面壁部
    材同志が重なり合うように前記第1のフレーム部材と前
    記第2のフレーム部材とを重ね合せ、前記前面壁部材同
    志または前記後面壁部材同志を前記レンズ取付部材によ
    って固着させたことを特徴とする簡易望遠鏡。
JP7561278U 1978-06-05 1978-06-05 簡易望遠鏡 Expired JPS5814332Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7561278U JPS5814332Y2 (ja) 1978-06-05 1978-06-05 簡易望遠鏡

Applications Claiming Priority (1)

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JP7561278U JPS5814332Y2 (ja) 1978-06-05 1978-06-05 簡易望遠鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54177947U JPS54177947U (ja) 1979-12-15
JPS5814332Y2 true JPS5814332Y2 (ja) 1983-03-22

Family

ID=28990170

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JP7561278U Expired JPS5814332Y2 (ja) 1978-06-05 1978-06-05 簡易望遠鏡

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