JPS58141667A - デイスク型半導体モ−タ - Google Patents

デイスク型半導体モ−タ

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JPS58141667A
JPS58141667A JP2337682A JP2337682A JPS58141667A JP S58141667 A JPS58141667 A JP S58141667A JP 2337682 A JP2337682 A JP 2337682A JP 2337682 A JP2337682 A JP 2337682A JP S58141667 A JPS58141667 A JP S58141667A
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JP
Japan
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circuit board
printed circuit
type semiconductor
disk
armature coil
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Application number
JP2337682A
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English (en)
Inventor
Norimitsu Hirano
平野 紀光
Hiromitsu Kawabe
河辺 弘充
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Original Assignee
Individual
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/06Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
    • H02K29/08Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices using magnetic effect devices, e.g. Hall-plates, magneto-resistors

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気感知素子や駆動回路用等の電気部品を電機
子コイルと同一平面上に配設して尚且つ軸方向に極めて
偏平なディスク型の半導体モータとし得、半田付は作業
を容易にし得、又、当該モータを利用したディスク型半
導体(直流)ファンモータをも安価に量産できるように
するために考案されたディスク型半導体モータに関する
最近においては、ディスク型整流子モータが小型カセッ
トテープレコーダ等に使用され出し、その有用価値が見
い出されている5、シかし、整流子モータに比較して寿
命その他の点で半導体モータの方の性能が良いことは周
知である。ここにおいて、ディスク型の半導体モータを
得ることは、省エネルギー政策上多くのメリットがある
が、当該モータを駆動するための駆動回路用等の電気部
品をも合理的に組み込めることが望ましい。しかし、こ
のように工夫されたものは従来においてもあまり出現し
ておらず、しかも、以下で明らかと々る本発明のディス
ク型半導体モータのようなものは皆無である。また、従
来のディスク型半導体モータに上記電気部品を組み込め
ば、界磁マグネットと電機子コイルとによって形成され
るエアーギャップも増長されてしまい、強いトルクが得
られず、高効率モータとならないという欠点を有する。
まえ、ディスク型半導体モータは小型にし得、安価に量
産できて、高性能のものでなくてはならない。
更にまた、小型であって、ディスク型半導体ファンモー
タの主要構成要素として利用できるようにすることが可
能であることが望ましい、Jしかるに最今出現したディ
スク型半導体ファンモータは、電機子コイルを巻回装備
するためのコア(鉄芯)を必要とするため、極めて軸方
向に偏平なディスク型のものが得られず、高価となって
いる。また、かかる構成のため、必要な駆動回路用等の
電気回路構成部品を組み込むのに十分なスペースを具備
しないことから、一方向に厚みのあるディスク型半導体
ファンモータとなっている。
本発明は上記欠点を解決するためになされたもので、以
下図面を参照しつつ本発明の一実施例を説明していくこ
ととする。
第1図を参照して、本発明の一実施例としてのディスク
型半導体モータMの構成を説明する。ディスク型半導体
モータMの本体は、最近ある大手メーカーから市販され
たディスク型半導体ファンモータの主要本体部をそのま
ま利用し、本発明を適用した場合の縦断面図を描いたも
のである。後記において更に説明するが、この第1図か
ら本発明のメリットがあることが明らかにわかる6即ち
、本発明によれば、符号1で示すように、大きな空間部
が得られる。このことは、空間部1の軸方向の厚みを薄
くすれば、極めて軸方向に偏平なディスク型の半導体モ
ータM1あるいはディスク型半導体ファンモータが得ら
れることを意味する。本発明では、この空間部1を利用
して、駆動・制御回路等の電気部品を組み込めるように
し、量産工程を簡単にし、安価で性能の良いディスク型
半導体モータMやディスク型半導体ファンモータを得る
ことができるようにしている。軸方向に偏平な、例えば
プラスチックで形成されたカップ体2は中心透孔部3を
有し、該透孔部3の内周部は上方向へ伸びた突出体2a
を有する。該透孔部3の内周部には、内周部に軸受5を
有!る円筒体6が垂直に立設固定されている。該軸受5
によって、ディスク型半導体モータM本体の略々中心部
に回転軸7が回動自在に軸支されている。回転軸7の下
部にはE IJング8が装着されている。カップ体2の
突出体2aの頂部には、中心透孔部を有する円環状の磁
性体ヨーク10がサラタッピングビス11によって固設
されている。この磁性体ヨーク1oは鉄粉及びプラスチ
ック粉を主原料に形成したものを用いると、本発明を更
に量産化のために好都合となる。
従って、鉄粉及びプラスチック粉を主原料にした磁性体
ヨーク10の説明を第2図及び第3図を参照して、゛そ
の説明を行々うこととする。第2図は磁性体ヨーク構成
材料の拡大図を示し、符号12は鉄粉、13はプラスチ
ック粉を示している。この第2図における状態では、微
少な鉄粉12を適宜な手段で更に微少なプラスチック粉
13内を通過させることで、鉄粉12の周囲に更に微少
なプラスチック粉13を付着させた状態を示している。
尚、このような状態にするためには、例えば、予め鉄粉
12を熱であたためておく必要がある。そのためには、
例えば、鉄粉12を高周波で加熱しておき、その後、プ
ラスチック粉13末の中を通過させてやれば、第2図に
示方状態にできる。第3図は、第2図で示すように鉄粉
12にプラスチック粉13が付着したものを圧縮成形し
、加熱炉で加熱することで形成された磁性体ヨーク10
の拡大した断面図を示している。この第3図から明らか
なように、鉄粉12が圧縮されて変形し、同図で符号1
2′に示す状態になると同時に、プラスチック粉13も
、この時に発生する熱で液化し、鉄粉12/の近傍−面
に同図で符号13′で示すような状態で付着する。この
ため、鉄粉12と12が圧縮されたときにおいて、プラ
スチック粉13’が絶縁材であるため、各鉄粉12/は
それぞれ絶縁状態となっている。このような材料で形成
された特殊磁性材は加工が容易で、鉄材よりも透磁率は
劣るが、それでも十分な透磁率を有しており、逆に鉄損
、ヒステリシス損をあまり生じさせないという利点があ
る。従って、このような特殊磁性材にて、上記ヨーク1
0を形成するのが望ましい。上記ヨーク10は界磁マグ
ネット16の磁路を閉じるためのものである。上記磁性
体ヨーク10は第4図に示すように切欠部9(尚、凹部
としても良い)をその周囲の一部に形成している。符号
10&はヨーり10の中心部に形成された透孔、4はサ
ラタッピングビス挿入孔である。回転軸7の上端部はポ
ス14に圧入又は接着等の手段で固着されている。ボス
14は、界磁マグネット16の磁路を閉じるためのフラ
ットな円環状ヨーク15の中心部に設けられた透孔に、
プレスによるカシメで固着されている。
上記ヨーク15の上面には、上記空間部1と対向する凹
部17を有する軸方向に偏平なプラスチックで形成され
たカップ体18が固設されて、ヨーク15と一体してい
る。ヨーク15の中心透孔部近傍には、小孔が複数設け
られており、カップ体18の内面に形成された突部18
aを上記小孔に挿入突出させて、この突出部をかしめる
ことで、ヨーク15とカップ体18とを一体化させてい
る。またカップ体18の内面には、ヨーク15の外周と
嵌合する円筒状の突出部18bが設けられており、この
突出部18bによって、ヨーク15のズレ等を防ぐため
の位置規制をし極のフラットな円環状の界磁マグネット
16が固設されて、固定側に設けられた円板状の中心透
孔部を有するプリント基板19に面対向している。界磁
マグネット16としては、例えば、第5図に示すように
6極のものを用いることとする。プリント基板19の下
面には、シート状接着剤を介して、例えば、第6図に示
すように、発生トルクに寄与する導体部21aの開角が
界磁マグネット16の磁極の(2n−1)(nは1以上
の正の整数)倍に巻回形成された電機子コイル21を3
個互いに重畳しないように平面密接して隣接配置してい
る。尚、第6図に示す電機子コイル21はn−1、即ち
、界磁マグネット16の磁極と略等しい開角で巻回形成
したものを用いている。このようにすることで、ホール
素子やホールIC等の磁気感知素子22や駆動回路用の
電気部品23(トランジスタ) 、 24(抵抗)、2
5’(コンデンサ)をプリント基板19面に合理的に配
設できるようにしている。尚、1配電機子コイル21の
導体部21bは発生トルクに寄与しないため、この導体
部21bの幅の分だけ半径方向に小さな界磁マグネット
16を用いれば良いことに彦る。尚、界磁マグネット1
6は6極のものを用いたので、電機子コイル21は発生
トルクに寄与する導体部21aの開角を60度のものに
形成している。また電機子コイル21は3個用いたが2
以上であれば目的は達成でき、その個数は、目的によっ
て異なるがプリント基板19面に電機子コイル21が互
いに重畳しないように配設でき且つ上記電気部品23.
24.25又は更に磁気感知素子舘をも配設できる数で
あれば良い。
尚、半径2〜3センチメートルのディスク型半導体モー
タMの場合には、電機子コイル21の個数は界磁マグネ
ット16の磁極の2分の1あるいは3分の1個とすると
有用的なものとなる。磁気感知素子22は駆動回路の構
成によっては1個以上とすることができるが、いま電機
子コイル21−1 、21−2 。
21−3  と同数の3個用いている。磁気感知素子2
2−1 、22−2 、22−3は発生トルクに寄与す
る導体部21a上に配設するのが望ましいが、このよう
にすると素子22−1.・・・、22−3の分だけ厚み
が増加するので、界磁マグネット16と電機子コイル2
1との間のエアーギャップが増長し、強いトルクを得ら
れな口 いし、配設上非常にやっかいで量産に適さないものとな
る。従って、本発明では素子22−1.・・・、22−
3は導体部21aと均等位置にある当該導体部21a外
位置のプリント基板19面に配設している。このことを
第7図を用いて説明する。第7図は電機子コイル21−
1.・・・、21−3と界磁マグネット16との展開図
を示すものでミ電機子コイル21−1.・・・、21−
3の−の端子はそれぞれ公知の半導体整流装置27に接
続され、他の端子は共通接続されている。半導体整流装
置27からは、それぞれプラス電源端子26−1.マイ
ナス電源端子26−2が引き出されている。
素子22−1.・・・、22−3の出力端子は半導体整
流装置27に接続されている。素子22−1は電機子コ
イル21−1の−の導体部21a上に、素子22−2は
電機子コイル21−2の−の又は他の導体部21a上に
、素子22−3は電機子コイル21−3の−の導体部2
1a上に、即ち、点線囲い部列、29又は29’ 、 
30に配置するのが一般的なわけだが、゛このよ−うに
すると上記した欠点が生ずるっそこで点線囲い部列、2
9又は29#、30と均等関係にある点線囲い部28’
、 29/、30/に対応するプリント基板19の下面
にそれぞれ素子22−1.・・・。
22−3を配置するようにしている(第7図)。素子n
→、・・・、22−3を囲い部28.29.30と均等
位置にある電機子コイル21−1.・・・、21−3の
粋内空胴部に配置させても良いが、このようにすると素
子22−1゜・・・、22−3の端子の配設処理におい
てやっかいになるので、囲い部列’ 、 29/、 3
0/に素子22−1.・・・、22−3を配置するのが
望ましい。電機子コイル21−1.・・・。
21−3、素子22−1.・・・、22−3を配設した
残りのプリント基板19の下面で且つ電機子コイル21
−1.・・・。
21−3の占領位置外に上記電気部品23,24.25
群を配設してやる。このようにすると、素子22−1.
・・・。
22−3、電気部品23−1.・・・、23−3、電気
部品24−1゜・・・、24−3のそれぞれのプリント
基板19への接続端子31は上記界磁マグネット16の
中心透孔部又は及び外周部対応位置に容易に臨ませるこ
とができる。
従って、端子31と当該位置に臨ませた位置のプリント
基板19の上面に突出させ、この位置のプリント基板1
9の上面部で半田付けして素子22−1.・・・。
22−3、電気部品列〜25をプリイト基板19の下面
に配設装備させる(第1図参照)。このようにすること
で、第1図から明らかなように端子31の半田付は部(
点線囲い部)32は界磁マグネット16と接触対向しな
い部分に位置するので、上記したエアーギャップを増長
させることがなく、また素子22−1.・・・、22−
3、電気部品23〜25を容易に量産的にプリント基板
19面に配設できる。尚、上記場合において、電気部品
23〜25のうち両側に端子のある抵抗のような電気部
品24にあってはプリント基板19上に寝かせるように
固設しても良いが、一方にのみ端子があるようなトラン
ジスタやコンデンサのような電気部品23 、25のよ
うなものにあっては、該電気部品23 、25のプリン
ト基板19上に寝かせて配設しなければならない。そこ
で、第1図及び第6図で示すように、電気部品n、25
は立てた状態でプリント基板19上に配設するのが好ま
しい。このようにした場合に、ヨークl?に切欠部9を
設けているので、電気部品23 、25を切欠部9に臨
ませてプリント基板19に配設しても、障害物がないた
め、及び空間部1があるため、当該電気部品s3゜25
を反界磁マグネット16方向に突出させても、当該モー
タMの厚みを増すことなく、また効率や品質を劣化させ
ないですむ。符号おけ、プラスチックで形成した電機子
コイル21の巻枠である1、プリント基板19に上記の
ように電機子コイル21−1.・・・。
21−3、電気部品23〜25を装備した(第6図参照
)ものを、第1図のように電機子コイル21−1.・・
・、21−3面を下面にして、ヨーク10上に絶縁シー
トを介して電機子コイル固定用螺子調によって固設する
このようにすると、界磁マグネット16と直接対向する
のはプリント基板19であるため、界磁マグネット16
が回転することによる振動を直接受けるのはi板19と
なるため、及び基板19によって電機子コイル21−1
.・・・、21−3の形状破損を防止できるので、当該
ディスク型半導体モータMを実用製品化のための品質向
上を期待できるものとなる。尚、素子22−1.・・・
、22−3U界磁マグネツト16のS極。
N極を検出すると、その出力端、子から駆動出力電工が
発生して!ト導本整流装置27の構成要素を駆動して、
フレミングの左手の法則に従って、界磁マグネット16
を含む回転子を所定の方向に回転させるに適した励磁電
流を電機子コイル21−1.・・・、21−3に流すの
で、当該回転子はスムーズに回転することになる。次に
半田付は作業をより容易にして、電機子コイル21、素
子22及び電気部品22〜24を簡単にプリント基板1
9に配設できるようにすることで、本発明のディスク型
半導体モータMをより量産的に製造し得ることになる部
分の説明をする。
第6図に示すように、プリント基板19の下面には、電
機子コイル21、素子22及び電気部品23〜25が配
設装備されている。符号20はプリント基板19の略略
中心部に設けられた中心透孔部である。第6図を参照し
て、プリント基板19の外周部には、電機子コイル21
の巻き終り端子35を通すための切欠部36を3箇所設
けている。該切欠部36は電機子コイル21の外周部に
対応するプリント基板19に設けても良いが、このよう
にするとプリント基板19としては、半径の大きなもの
を用いなければならず、結果として半径の大きなものと
なって不都合であるっ従って、第6図に示すように電気
部品23〜25の位置するプリント基板19の外周部に
当該切欠部36を設けるのが望ましい。尚、切欠部36
は必ず設けなければならないというものではなく、巻き
終り端子35をプリント基板19の外周を介して該基板
19の上面に引き出しても良いが、このようにすると、
プリント基板19の外周を回っているロータ(例:カッ
プ体18)によって、巻き終り端子35を構成する導線
がロータの回転振動による接触で断線する危険性があり
、このようなことは品質劣下を招き好ましくない。従っ
て、このようなロータの回転振動によるも、当該ロータ
と巻き終り端子35を構成する導頑とが接触することに
よる断線が生じないようにするためにも、上記切欠部3
6を設けることが望ましい。また該切欠部36を設ける
ことで半径の小さいモータMが形成されて都合良い。こ
の部分についての説明を第8図乃至第11図を用いて以
下に詳説していく。第8図はブリ、ント基板19の下面
から見た一部省略した斜視図を示すもので、電機子コイ
ル21の巻き終シ端子35は上記切欠部あを通して、プ
リント基板19の上(表)面部に端子35ヲ導くことを
示すものである。また第9図は切欠部側部分を拡大した
図である。この第8図及び第9図から明らかなように、
基板19に小孔を設けて、この小孔に巻き終り端子35
を通し、該端子35を基板19の上(表)面に導くとい
う面倒な操作をしなくて済む。また巻き終り端子35は
、プリント基板19の外周より出ていないため、当該基
板19の半径を巻き終り端子35を形成する導線の太さ
分だけ大きなものを用いることができる。逆に言うと、
その分だけ半径の小さな基板19を用いることができる
ので、半径の小さなモータMが形成できて有用となる利
点がある。第10図は第8図のものを上面方向から見た
場合の斜視図、第11図は第10図における切欠部4分
の拡大図を示すものである。第10図及び第11図を参
照して、上記のように切欠部36を通した巻き終り端子
35は、基板19の上面に導き、当該基板19の上面に
突出)した近傍の電気部品(例:コンデンサ25)の接
続端子31に巻き付けた後、この部分を半田付けしてや
る(第11図)。尚、当然のことながら、余分に突出し
た端子31は切断し−てやる。このようにすることによ
って、基板19の作成に当って、基板19に形成するプ
リント配線導体部370作業と半田付は作業とを完全に
分離でき、かつ、半田付は作業が簡易になる。また半田
付けが正確に行なわれているのか、容易に確認できる。
尚、巻き終り端子35を切欠部加に通した理由を説明す
ると、第6図に示すように枠状の電機子コイル21ヲ巻
回形成してやると、形成されたコイル21の外周部に巻
き終り端子35を形成するのが、最も簡便な電機子コイ
ル21作成法による。従って、電機子コイル21の外周
部に形成され念巻き終り端子35酬そのまま、プリント
基板19の外周部に設けられた切欠部36に通すように
するのが製作りにおいて有用であることが明らかとなる
。上記プリント基板19の上面には、第10図に示すよ
うにプリント配線導体部37が形成されており、該導体
部37の適宜箇所には、素子22、電気部品23−25
の端子31をプリント基板19の上面に挿通突出させる
ための挿入孔側が形成されている。尚、プリント基板1
9の表面(第1図に示す例にあっては、界磁マグネット
16に対応する面)には、第12図に示すようにプリン
ト配線導体部37がエツチング等の手段により導箔によ
って形成されている。このプリント配線導体部37を表
面に有し、裏(下)面に電機子コイル21を具備するプ
リント基板19ヲ裏面側から見た場合を示す図が第13
図である。第14図は第6図のものを下面方向から見た
図である。第15図は巻き始め端子挿通用透孔を説明す
るだめの図である。
第12図乃至第14図を参照して、プリント基板19の
表面部に形成されたプリント配線導体部37のうち、導
体部37−1は磁気感知素子22−1.〜.22−3の
配設位置決めパターンを形成している。この導体部37
−1の導線分離部39について説明すると、分離部39
が形成されていないで接続されていると、1つの閉回路
を形成し、界磁マグネット16の回転運動により、うず
電流積を生じてしまうことを防ぐために上記分離部39
を設けている。さて、プリント基板19としては、表面
に形成したプリント配線導体部37を裏面から透かし゛
て見ることのできる材質、例えばガラスエボキスの様な
半透明材質のものを用いる。このようにすることで、第
12図乃至第14図に示すように形成されたプリント配
線導体部37を、電気の通シ道以外に、電機子コイル2
1、素子22−1.〜.22−3、トランジスタ路、抵
抗U、コンデンサ25の配設位置決め用として活用でき
るようにしている。導体部37−2は、磁気感知素子2
2の端子の接続導体部として機能している。導体部37
−3は、電機子コイル21の位置決めパターンとして機
能している。導体部37−4は、電機子コイル21の巻
き始め端子40の接続導体部として機能するほか、巻き
始め端子挿通用透孔41の穿孔指示部として機能する。
電機子コイル21の巻き始め端子旬は、該コイル21の
内周部に形成されるのが普通である。
従って、コイル21の内周部対応位置のプリント基板1
9部に、上記コイル21の巻き始め端子40を通すため
の透孔41を設けている。この透孔41を介して、上記
端子40をプリント基板19の表面部に導き、上記導体
部37−4に半田付けするようにしている。
次に、上記構成からなるディスク型半導体モータM’を
用いた、ディスク型半導体ファンモータを形成する場合
の一例を示す。
上記カップ体18の側面に、第1図で示すように、直接
フ′アン42を形成するか、または、カップ体18の上
面に、第16図で示すような、周囲にファン42を有す
る軸方向に偏平なディスク型のファン付カップ体43を
固設するなどしてやる。このようにカップ体43を有す
るディスク型半導体(ファン)モータを、更に実゛用化
に適するようにするためには、例えば、第17図に示す
ように下部に透孔44を有する角型のプラスチックで成
形されたディスク型ファンモータ本体45の凹部46に
内蔵させる。このようにすることで、軸方向に極めて偏
平で、高効率のディスク型半導体ファンモータが得られ
る。
上記場合は、電機子コイル21の数を界磁マグネット1
6の磁極数の2分の1個とした場合であるが、3分の1
個としても良い。
本発明のディスク型半導体モータは上記構成、効果から
明らかなように、(イ)磁気感知素子や電気部品を電機
子コイル面に配設して、即ちモータに組み込んでも尚か
つ小型で軸方向に偏平なディスク型の半導体モータが得
られ、(ロ)磁気感知素子や電気部品を電機子コイル面
に配設しても、界磁マグネットと電機子コイル間のエア
ーギャップが増長しないので、強いトルクが得られ高効
率のディスク型半導体モータが得られ、(ハ)界磁マグ
ネットと面対向する面にプリント基板を配設し、その下
面に電機子コイル、磁気感知素子及び電気部品を配設し
ているので、即ち、プリント基板で保護しているので界
磁マグネットの回転による振動や外部振動によって、電
機子コイルの形状破損や電機子コイル、磁気感知素子及
び電気部品の半田はずれが少なくなり、当該モータの耐
久寿命を増長させることができ、C−)また半田付けを
界磁マグネットと面対向するプリント基板の面で行なう
ようにしているので、半田付けが正確に行なわれている
かどうかを容易に確認でき、。量産に適する、(ホ)ま
たに)のような半田付けを行なうに当って、電気部品を
プリント基板に寝かせるようなことをしなくて済み、し
かもこのようにしても効率の低下、エアーギャップの増
長がないので、当該電気部品をプリント基板に容易に配
設でき、従って量産の面において単時間に組み立てるこ
とができ、(へ)電機子コイルの巻き終り端子や巻き始
め端子をプリント基板の他面のプリント配線導体部に容
易に導けて生産作業において有用となり、())上記(
へ)の結果、プリント基板は半径の小さいものを用いる
ことができて、半径の小さなディスク型半導体モータが
得られ、(イ)上記(へ)のような手段を採用しても、
電機子コイルの巻き終り端子の断線を生じさせる可能性
を全くなくさせて品質向上を期待できるようにでき、(
す)また上記(イ)〜(チ)の効果を有するモータを安
価に量産できて、高性能で且つ極めて軸方向に偏平なデ
ィスク型半導体モータあるいは軸方向f偏平なディスク
型半導体ファンモータを世に提供できるという効果を有
する。
このように本発明のディスク型半導体モータは、世に出
現して十分に社会に寄与できる有効な効果を有するもの
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例としてのディスク型半導体モータ
の縦断面図、第2図及び第3図は本発明に用いた一例と
しての磁性体ヨーク形成の説明図、第4図は電機子コイ
ルの下面部に配設する磁性体ヨークの一例を示す平静図
、第5図は一例としての6極の界磁マグネットの平面図
、第6図は電機子コイル群、磁気感知素子群及び電気部
品群を装備したプリント基板の斜視図、第7図は界磁マ
グネットと電機子コイルとの展開図、第8図乃至第11
図は電機子コイルの巻き終り端子の処理説明図、第12
図は表面に導箔によってプリント配線処理を行々つだプ
リント基板の平面図、第13図は第12図のプリント基
板を裏面から見た場合の平面図、第14図は第6図のも
のを下面方向から見た斜視図、第15図(a) 、 (
b)はプリント基板に設けた電機子コイルの巻き始め端
子挿通用透化を説明するだめの図、第16図はファン付
カップ体の斜視図、第17図はディスク型ファンモータ
本体の斜視図を示す。 M・・・ディスク型半導体モータ、1・・・中間部、2
・・・カップ体、3a・・・突出体、3・・・中心透孔
部、4・・・サラツタピングビス挿入孔、5・・・軸受
、7・・・回転軸、8・・・E IJ 7グ、9・・・
切欠部、10・・・磁性体ヨーク、11・・・サランタ
ビングビス、12・・・鉄粉、13・・・プラスチック
粉、14・・・ボス、15・・・円環状ヨーク、16・
・・界磁マグネット、17・・・凹部、18・・・カッ
プ体、18a・・・突部、18b・・・突出部、19・
・・プリント基板、加・・・中心透孔部、21・・・電
機子コイル、22・・・磁気感知素子、23・・・トラ
ンジスタ、24・・・抵抗、25・・・コンデンサ、2
6−1・・・プラス電源端子、26−2・・・マイナス
電源端子、27・・・半導体整流装置、28 、29 
、30・・・点線囲い部、31・・・接続端子、32・
・・点線囲い部、33・・・巻枠、34・・・電機子コ
イル固定用螺子、35・・・巻き終り端子、36・・・
切欠部、37・・・プリント配線導体部、38・・・挿
通孔、39・・・導線分離部、40・・・巻き始め端子
、41・・・巻き始め端子挿通用透孔、42・・・ファ
ン、43・・・ファン付カップ体、44・・・凹部。 特許出願入  高 橋 義 照 代理人 弁理士  市之瀬宮夫 第 2 図      第 30 第 4 回 第5図 ′87 図 I眞 第 8 回 第10図 第 13国 第14図 −3: v、15図(0) 第15図(b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 回動自在に軸支された回転軸にS極、N゛磁極の
    磁極を交互に有する2n(nは2以上の正の整数)極の
    フラットな円環状の界磁マグネットを垂設し、該界磁マ
    グネットと面対向する固定側位置にプリント基板を設け
    、該プリント基板に発生トルクに寄与する導体部の開角
    が界磁マグネットの磁極幅の(2n−1)(nは1以ヒ
    の正の整数)倍に巻回形成した電機子コイルを2以上配
    設し、1以上の磁気感知素子を上記電機子コイル群側に
    配設し、駆動回路等の電気部品を上記電機子コイルの占
    領位置外のプリント基板面に配設し、前記電機子コイル
    の端子を該電機子コイルを配設していないプリント基板
    面側に設けたプリント配線導体部に導くための透孔や切
    欠部を当該プリント基板に設けたことを特徴とするディ
    スク型半導体モータ。 2、上記透孔は電機子コイルの巻き始め端子を通すため
    に該電機子コイルの内周部対応位置のプリント基板部に
    設けたものであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のディスク型半導体モータ。 6、上記切欠部は電機子フィルの巻き終り端子を通すた
    めにプリント基板外周部に設けたものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載のディスク型半導体モ
    ータ。 4、上記プリント基板は一方の面に形成したプリント配
    線導体部を他面から透かして見ることのできる材質のも
    のを用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至
    第3項いずれかに記載のディスク型半導体モータ。 5、上記プリント基板は、プリント配線導体部面に導箔
    で磁気感知素子配設位置決めパターンを形成したもので
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項
    いずれかに記載のディスク型半導体モータ。 6、上記磁気感知素子は電機子コイルの発生トルクに寄
    与する導体部と均等関係にある当該導体部外位置のプリ
    ント基板面に配設しであることを特徴とする特許請求の
    範囲第5項記載のディスク型半導体モータ。 Z 上記電機子コイル群はプリント基板の下面に配設し
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第6
    項いずれかに記載のディスク型半導体モータ。 8、上記電機子コイルは互いに重畳しないようにプリン
    ト基板面に配設してなることを特徴とする特許請求の範
    囲第7項記載のディスク型半導体モータ。 9 上記電気部品及び磁気感知素子のいくつかのプリン
    ト基板への接続端子は一ヒ記界磁マグネットの中心透孔
    部及び外周部対応位置に臨ませて上記プリント基板に半
    田付してなることを特徴とする特許請求の範囲第7項記
    載のディスク型半導体モータ。 10、上記電機子コイルはプリント基板面に互いに重畳
    しないように配設でき且つ上記電気部品を、又は更に磁
    気感知素子をも配設できるような数としたことを特徴と
    する特許請求の範囲第7項記載のディスク型半導体モー
    タ。 且 上記電機子コイルの数は界磁マグネットの磁極数の
    m (mは2又は3の正の整数)分の1個であることを
    特徴とする特許請求の範囲第10項記載のディスク型半
    導体モータ。 12、上記磁気感知素子及び上記電気部品は電機子コイ
    ルの厚みと略等しいかそれ以下の高さに収まるよう0に
    プリント基板面に配設されたものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第7項記載のディスク型半導体モータ
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