JPS58141521A - アルミ電解コンデンサ - Google Patents

アルミ電解コンデンサ

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JPS58141521A
JPS58141521A JP2536082A JP2536082A JPS58141521A JP S58141521 A JPS58141521 A JP S58141521A JP 2536082 A JP2536082 A JP 2536082A JP 2536082 A JP2536082 A JP 2536082A JP S58141521 A JPS58141521 A JP S58141521A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum electrolytic
fluorine
rubber
fluorinated
copolymer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2536082A
Other languages
English (en)
Inventor
中田 卓美
米田 一
出雲井 隼麻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2536082A priority Critical patent/JPS58141521A/ja
Publication of JPS58141521A publication Critical patent/JPS58141521A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塩素系有機溶剤で洗浄し,た場合でも極めて腐
食しにくいアルミ電解コンデンサを提供するものである
一般に、アルミ電解コンデンサは、第1図に示す」:う
に高純度アルミニウム箔をエツチングし、その表面に陽
極酸化により誘電体となる絶縁性の酸化アルミニウム皮
膜を形成し7て陽極箔1とし7、ぞしてこれに対向する
導電性金属箔2との間に電解紙3を介在させで巻き取っ
た素子に、エチレンクリコールエチレングリコールモノ
メチルエーテル、N 、Nジメチルフ」ルムアミドなど
の有機溶媒に硼酸,アジピン酸々どの無機・有機の弱酸
アンモニウムを溶解したものからなる駆動用電解液を含
浸してコンデンザ素子4とし、このコンデンザ素子4を
第2図に示すようにケース5に収納することにより構成
されている。またコンデンザ素子4からの引出し,リー
ド4a 、4bは、封1]材6に取付けた外部罐1子7
a 、7bと接続され、そしてJ1口材6 (ljケー
ス6に封着される。なお、封口拐6として大写(11°
のアルミ電解コンデンサの場合にC[、第2図に,1<
すようにスチレンブタジエンラバー(以下、SBRと略
す)貼りベークライトが用いられ、小容晴のアルミ電解
コンデンサの場合には、第3図に示すようにSBRなど
のゴトが用いられる。なお、この場合には引出しり一ド
4a。
4bがそのま捷外部に引出される。
このような構成によるアルミ電解コンデンサr[、有害
イオン、特に塩素イオンが内部に少[7ても入ると、次
に示す化学反応が起り、陽極アルεニウム電極、陽極引
出しタブを腐食させるため、信頼性を極端に低下させる
原因となる。従って、有害物質の侵入は絶体避けねばな
らない。
〔腐食反応式〕
e− (陽極)  An→3cfl−→ Al!、CI!、3
(溶解)AuCρ3+3H20−4Al(oH)3↓ 
(析出)+3CQ ’−+ 3)(” しかるに、近年電解コンデンサの使用さ才する電子回路
が高密度化するにつれて、半1’l’l付けさt]/ζ
プリント基板の信頼性をより向1ニさせるために、プリ
ント基板に電解コンデンサなどの部品を取り+1け完成
させたものを洗浄するようになってきている。
この洗浄に用いl’) 11る洗浄液は、はとんどが塩
素系有機溶剤で、コンデンサの内部に入ると程度の差こ
そあわ、遊離塩素を必らず発生させるものばかりである
また、プリント基板を洗浄していくと、半田付は時使用
したフラックスが溶剤中に溶は出して、これらからも大
IMの塩素イオンが発生してくると考えられる。
この洗浄により、腐食が発生する原因は、洗浄液が封口
部のゴム内を拡散浸透、あるいは封口部からの浸透など
によりコンデンサ内部に到達し腐食発生に至るものであ
る。
この対策として、封口部に樹脂を盛り、洗剤のコンデン
サ内への侵入を阻止するか、またはコンデンサを後句け
とし、その後部分的にブラシ洗浄を行うなどの提案がな
されているが、いずれも高価になる上、生産性が低下す
るなどの問題があり、全面的には実施し難い。
従って、通常のアルミ電解コンデンサを洗浄する場合、
必らず洗剤の侵入を伴い、程度の差はあるが、腐食を発
生させると考えるべき状況にあった0 従来、この問題を解決するために、耐溶剤性の極めて優
れたフッ素ゴムの封口体で封止されたアルミ電解コンデ
ンサが考案されたが、このアルミ電解コンデンサでは塩
素系有機溶剤に対する抵抗性は強いものの、駆動用電解
液として用いられるエチレングリコール、N、N−ジメ
チルホルノ、アミドなどの極性溶媒に対する抵抗性が弱
いため、この溶媒を駆動用電解液の溶媒として用いた場
合、駆動用電解液は容易に乾燥してし捷い、コンデンサ
の機能を失りてし捷うという欠点がありた。
本発明はこのようなフッ素ゴムの欠点を解決し1、塩素
系有機溶剤に対する優れた抵抗性を・生かし2て、アル
ミ電解コンデンサの洗浄による腐食問題をWf決しよう
とするもので、エチレングリコール、工溶媒に対して抵
抗性の強いゴム状弾性を中にして、その外周部のみにフ
ッ素ゴムを密着接合した封口体を用い、この封[1体で
封口部を封止することにより、特性を安定にするととも
に、塩素系有機溶剤の侵入を阻正し、洗浄に対して極め
て強い抵抗性を有するアルミ電解コンデンサを得るもの
であるO 以下、実施例により詳細に説明する。
ごく一般的に使用される溶剤の中でアルミ電解コンデン
サにと−りて最も有害性が高いものとして、1・1・1
)IJジクロルタン(クロロセン)カあるが、これを用
いてゴム封止あるいはゴム貼りベークライト端イ板封止
のアルミ電解コンデンサを洗浄した場合、クロロセンは
ゴム中を拡散透過してコンデンサ内へ侵入すると考えら
れる。
本発明においては、第4図(a) 、 (b)に示すよ
うにクロロセンなどの塩素系有機溶剤に対して強い抵抗
力を有するフッ素ゴノ、を封口体の外周部に密着接合さ
せて、洗剤が封口体中を透過し7て内部に入らないよう
にしたものである。なお、第4図(a)。
(b)において、8はゴム状弾性体、9はフッ素ゴム、
1oは支持体である。
表1に示す材質条件の封口体において、直径15聴、厚
さ66陥dji r’1体を用いて160V、100μ
F(16晒φX328f!、)のアルミ電解コンデンザ
ヲ試作し、次に示す洗浄条件で洗浄した後、定格電圧印
加の86℃、1000時間の高温負荷試験を行って腐食
発生率を調べた。この結果を表2に示している。
(試料数) 各条件20個 (洗浄条件) ℃に加温し、この中に供試コンデンサを浸漬し7.28
 KHzの超音波をかけ洗浄する。洗浄時間は10分、
20分、30分の3水準。供試コンデンサし1、所定の
時間洗浄後、洗剤から取り出し、室温で24時間風乾後
、85′Cで定格電圧印加の高温負荷試験を実施する。
表   2 0 この表2の結果から、外周部にフッ素ゴムを密着接合し
た封1]体を用いて封口部を封止すれば、塩素系有機溶
剤による洗浄に対して極めて強いアルミ電解コンデンサ
が得られるということが分る0ことで、前記例では、ゴ
ム封口体について説明したが、ゴム貼り合わせフェノー
ル樹脂積層板で封口する場合のゴムについても同様の効
果が得られる。
また、フッ素ゴムとしては、フッ素化ビニリデンの共重
合体、テトラフルオロエチレンの共重合体、含フツ素シ
リコンゴムの他に、含フツ素ビニルエーテルの共重合体
、含フッ素フオニトリルの共重合体、含フッ素アクリレ
ート重合体、含フッ素二1−口メタンの共重合体、含フ
ッ素ポリエステルゴム、含フツ素トリアジンゴムにても
同様の効果が得られる。
さらに、洗剤i1′(ついては、アルミ電解コンデンサ
に対して最も有害性の高い1・1・1−トリクロルエタ
ンについでのみ述べたが、これ以外にこンなどの塩素系
有機溶剤に対[−でも同様の効果が得られることは言う
までもない。
以上述べたように本発明は、アルミ電解コンデンサの封
口体の外周部にフッ素ゴムを密着接合させることにより
面j洗浄特性の向−」―を図ったもので、塩素系有機溶
剤なかでも特に有害な1・1・1−トリクロルエタンで
洗浄しても極めて腐食を起こしに<<、アルミ電解コン
デンサの性能の向に、長寿命化が達成されるだけでなく
、アルミ電解コンデンサを用いた電子機器の信頼性の向
1−に貢献することができ、さらには従来の設備の1−
マで生産できるため、樹脂封口部よりも極めて高い生産
性を有するなど工業的に大きな価値を有するものである
【図面の簡単な説明】
第1図は一般のアルミ電解コンデンサに用いるコンデン
サ素子を示す斜視図、第2図および第3図はそれぞれ一
般のアルミ、電解コンデンサを示す/#側面図第4図(
a) 、 (b)は本発明によるアルミ電解コンデンサ
の封[1体の一実施例を示す断面図である0 4・・・・・・コンデンサ素子、5・・・脅・・ケース
、8・・・・・・ゴム状弾+/1 体、9・・や・・・
フッ素コム、1゜・・・・・・支持計。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
因 第2図    第3図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  ゴム状弾性体またはコ゛ム状弾性体とこ;i
    + J゛J、1−の硬さを有する支持体とを貼り合わせ
    て々るJ’t l 1体の外周部にフッ素ゴムを密着接
    合し、その−j>J ITI体でケースの開口部を封止
    したことを特徴と′−J−るアルミ電解コンデンサ。
  2. (2)フッ素ゴムとして、フッ素化ビニリデンの共重合
    体、含フツ素シリコンゴム、テトラフルオロエチレンの
    共重合体、含フツ素ビニルエーテル合体,含フツ素フォ
    スフオニトリルの共重合体。 含フツ素アクリレート重合体,含フツ素ニトロメタンの
    共重合体,含フッ素ポリエステルコ゛ノ・、含フツ素ト
    リアジンゴムの中から選ばれる/しなく−も一種類を用
    いたことを特徴とする特π1請求σ)範囲第1項に記載
    のアルミ電解コンデンサ、。
JP2536082A 1982-02-18 1982-02-18 アルミ電解コンデンサ Pending JPS58141521A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002299167A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Nippon Chemicon Corp 電解コンデンサ用封口体およびその製造方法
JP2002299190A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Nippon Chemicon Corp 電解コンデンサ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5522107B2 (ja) * 1975-09-26 1980-06-14

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2002299167A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Nippon Chemicon Corp 電解コンデンサ用封口体およびその製造方法
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