JPS58141164A - スキ−バインデイングの爪先保持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、靴底が切願先端部を有していて靴底エリ上方
の部分が靴底の該切頭先端部の前方へ突出している形■
のスキー靴のためのスキーパインティングの爪先保持装
置に関する。

本発明の爪先保持装置は、２つのアームから形成されて
靴底の切頭先端部を保持するジョ一部材を有するタイプ
の装置である。このジＮ　一部材は、少くとも１つの垂
直のピボットに励動自在に取り付けられ、調整自在の力
（ロックカ若しくは解除のこわさと称する）で通常は上
記アームをスキー靴保持位置にロックする弾発ロック機
構と共働する。

スキー靴の前部若しくは爪先端部に接触し、スキーヤ−
が転倒するとき上記弾発ロヴク撮構に作用して上記ロッ
クカ若しくは解除のこゎさを減少せしめるフィーう一装
置が上記タイプの爪先保持装置に設けられる場合がある
。

フランス特許＄　７１２２８５９号（公開第２０９９８
４９号）明細書は上記タイプの爪先保持装置を開示して
いる。この爪先保持装置は、その捩りこゎさく　ｔｏｒ
ｓｉｏｎａｌ　　５ｔｓｆｆｎｅａｓ　）がスキーヤ−
の前方転倒時に減少する工うに＊ｇされている、仁の捩
り仁わさの減少は、前方転倒時＃Ｃ庄じる抑圧力の増加
に反応するダイアフラム等の装置にょって達成される。

該装置はヌキーヤーの親指の下方に配設される。骸装置
内における圧力の増加は、上記捩りこわさを減少せしめ
るように該捩りこわさを調整する制御機構に伝達される
。

この構成は、靴底の底面と捩りこわさ調整機構との間に
複雑な伝動装置を要する。この装置、　の他の欠点は、
ジャンプをした後あるいは雪面の盛り上がった所を通過
した後スキーを装着しイｔミ た壕ま平Ｉｋ一層地した瞬間に、たとえスキーヤ−が危
険な状態になくても、足の押圧力に反応する装置が不可
避的に作動せしめられるという点にある。ロック力、す
なわち上記した解除のこわネ、の突然の減少は偶発的解
除を生せしめる危険がある。

西独公開公報第２９０５８５７号は、スキー靴のＦ方に
配設されて押圧力に反応するフィーラー装置を備えた爪
先保持装置を開示している。このフィーラー装置は、例
えば、パイプによって弾発徴徊に結合されて空気の満た
された柔軟なバック≠、又は、揺動部材と共働するリン
クロッドを駆動し得るクランクアームなどによって構成
され得るものである。該フイーラー装置は。

前方転倒時に解除のこわさを減少せしめるように弾発ロ
ック機構に作用する。

上記した従来装置は全て、雪面の盛り上がった所を通過
するとき偶発的に解除される具陳があるから、フランス
特許第７１２２８５９号のそれと同様の欠点を有する。

フランス特許第１２’０８１９号のｔｌｌＪｌの追加特
許第７８８０２号明細書は、弾性部材と共働するリンク
ロッドシステムを含むスキーパインディングを開示して
いる、このパインディングは、スキー靴の１ｌＩｋ部が
上昇するとｔｍ帰用の上記弾性部材の作用により上記リ
ンクロッドシステムが上昇すると共に、捩り保持部材ヲ
鉄スキーパインディングの先端に押圧する力が減少する
ように構成されている。

この構成は、スキー靴の下方に配役さるべき機構を要す
るため、複雑となっている。更に、スキー靴とスキーと
の間にＩＩ雑なリンクロッドシステムが配設されている
ため、雪が推横したり氷結したりすると作動し得なくな
りやすい。

本発明は、切頭先端部を有する＠底と、この切頭先端部
の上に突出してこれを榎う爪先端部とを有するスキー靴
と共働する爪先保持装置を提案し、上記した欠点の全て
を克服することを目的とする。従って、この爪先保持装
置は、構造が単純で極めて信頼性が高く、スキーが雪面
の凸部ないしこぶを通過するとき解除するおそれがない
。このタイプのスキー靴は１例えば、フランス特許第７
７５６２８１号（公開第７４ＩＱ４４７号）に記載され
ている、 本発明においては、フィーラー装置は、通常のスキー走
行時にはスキー靴の先端部の下方の前記先端部に極近い
位置に存在し、前方転倒時には垂直下方に移動自在で解
除のこわさを減少せしめる。

工っで、フィーラー装置は弾発ロック機構の直上に配設
されるから、複雑な伝動装置部材を省略することが出来
、爪先保持装置の構造をかなり簡単化することが出来る
。

本発明の一実施例においては、前記弾発口・ツク機構は
箱体内に収納されてスキーの軸に沿って摺動し得るピス
トンを含み、このピストンは少くとも１つのスプリング
により前記ジョ一部材の平坦面に付勢され、前記フィー
ラー装置はスキーに対して横向きに伸びる９−り部材か
ら成る。前記ヨーク部材は、ピストンの側部上箱体との
間に介装されてピストンの側部突起と共働する２つの側
部アームを有する０通常のスギ−走行時にはこれら側部
突起はヨーク部材の側部アームに作用してヨーク部材を
上昇位置に維持する◎スキーヤーが前方に転倒するとき
は、スキー靴の上部構造（靴底より上の部分）の先端部
がヨーク部材をスキーに対して横向きの軸の回りに回動
せしめ、ヨーク部材の側部アーム通常のスΦ−走行に対
応する位置においては、弾発ロックＩｌ檜により押し戻
されているピストンはその側部突起にエリヨーク部材の
儒部アームに押圧力を定常的に作用させ、ヨーク部材の
ベタルを形成するクロスピース（スキーに対シて横力向
に伸びる部分）は水平面に対して傾斜させられてヨーク
部材全体の回動運動を可能ならしめる。

第２の実施例においては、ジョ一部材の平坦支承面に押
圧されるピストンの面には斜面を有する突起が設けられ
ており、この斜面には、該斜面に対応する斜面を有し前
記フィーラー装置を構成する押動部材が摺動自在に押圧
されており、この押動部材は不動のピボットに摺動自在
に取り付けられてこのピボットに沿って垂直に移動自在
でありかつピストンの突起により上昇位置に弾性的に付
勢されている。

前方転倒時には、ス中−靴の上部構造の爪先部位の先端
部は押動部材に押圧され、押動部材はピボットに沿って
下方に移動し、押動部材の斜面とピストンの突起の斜面
とが相対的にすべり移動し、よって突起を有するピスト
ンは上記平坦支承面から離隔され、解除のこわさが減少
する＠ この実施例も構造が極めて単純で信頼性が高く、雷や泥
が堆積しても作動が妨けられ難い。

本発明の特別の実施例においては、フイーラー装置の頂
面は、低摩擦係数を有する物質から成る着脱自在の小支
承板によって構成される。

厚みの異なる小支承板を数枚備えることによって、フィ
ーラー装置の表面が前方転倒時を除いて実際上スキー靴
による押圧力を受けることなくスキー靴の上部構造爪先
部の突出光外部にＩ！触することを確実にするため、ス
キー靴に対するフィーラー装置の高さを調節することが
出来る。

本発明の他の特徴は、以下の説明及び図面から明らかと
なる。

第１図ないし第４図は本発明の第１実施例スキーパイン
ディングの爪先保持装置をホす。この爪先保持装置は、
切頭先端部若しくは切願”爪先”端部２ａを有する靴底
２を備えたスキー＠１と共働する０スキー靴１の°上部
構造。

若しくは爪先キャップの先端部１ａは切頭爪先端部２ａ
の上でその前方に央出した位置にある。

スキーの先端部は図の左側に存在する。

この爪先保持装置は、スキー靴１の前部を保持するため
の２つのアーム４から成るジ冒一部材３を有する。これ
らアームは切頭爪先端部２ａを受容するように構成され
ている、ジＷ一部材５は、スキー６に固着された垂直の
ピボット５に回動自在に装着され、弾発ロック機構７と
共働する。弾発ロック機構７は、°解除のこわさ°と称
する調整可能な力でアーム４をス午−靴保持位置にロッ
クする。

この実施例においては、弾発ロック機構７はＵ字形のピ
ストニア９に配置された２つの螺旋形のスプリング８を
含む。ピストン９は、ジｍ一部材６に垂直に形成された
平坦な支承面１１にスプリング８にエリ押圧されるクロ
スピース９ａを＠する。スプリング８はピストン９の側
部アーム闇に配置された部材１２に支承されており、ス
プリングのこわさ苦しくは力を調節するためのねじ１５
が部材１２を貫通している。

弾発ロック機構７は箱体１４内に収納されている０ジ曹
一部材の平坦な支承面１１がピストン９と接触し得るよ
うにするため、箱体１４のジ曹一部材３に近接した部分
に、ジ智一部材の貫通する開口部が形成されている。好
ましくは良好なすべり特性を有するプラスチックから成
る小板１５がピストン９の側部アームと箱体１４の壁と
の間に介装されている。この爪先保持装置のベースプレ
ートと一体の垂直仕切り壁によって小板１５を構成する
ことが出来るｏ　／１％板１５内に細長い長孔１６が形
成されている。

長孔１６の機能については後述する。

箱体１４は、スキー６に取り付けられた保−クーｙング
１７に内包されている。

本発明の爪先保持装置は、スキー靴１の上部構造の先端
部１ａの下方に設けられたフィーラー装置１８を有する
。フィーラー装置１８は、通常のスキー走行時には該先
端部１ａにほとんど接触する位置にある。フィーラー装
ｒＩＩｔ１８は、スキーヤ−が前方に転倒するときには
、爪先突出部１ａにエリ加えられる押圧力によって垂直
に下方に移動して弾発ロック機構７の解除のこわさ管減
少せしめることが出来る。

この実施例にあっては、フイーラー装置１８はスキー６
に対して横向きに伸びるヨーク部材から成っており、こ
のヨーク部材１Ｂは長孔１６内に保合した２つの側部ア
ーム１９を有する。ピストン９は、長孔１６内に突出し
て側部−／−Ａ１９（！：接触する２つの突起２１を有
するＯスプリング８により加えられる力により、突起２
１は側部アーム１９に定常的に押圧力を加え。

ヨーク部材１８の上昇位置に対応する第１図のほぼ無直
な位置に側部アーム１９を維持する。

↓っで、ヨーク部材１８は、側部アーム１９を挿通する
ための開口部會備えた箱体１４のカバーによって担持さ
れる０匈部アーム１９は箱体１４のカバーの高さの位置
に凹部２２を有し、この凹部内に箱体１４の縁が挿入さ
れている。

凹部２２を有するが故に、ヨーク部材１８から成るフイ
ーラー装置は、スキー靴の先端部１ａがヨーク部材を押
圧するとき、スキー６に対して直角の軸の回りに回動す
ることが出来る、ヨーク部材（フィーラー装置）１Ｂの
横方向に伸びる部分（すなわちフットペダルクロスピー
ス）と保謙ケーシング１７との間や箱体１４内に雪や氷
が入るのを防ぐため、ベローズシール等の適轟な７一ル
手段（図面を簡潔にするため図示せず）を設けることが
出来る〇 靴底２の先端部は、爪先保持装置のベースプレートに担
持された低摩擦係数の爪先板２３上に支承される。

ヨーク部材１８の頂面には、同様に低ｌＩＩ擦保数を有
する小支承板２４（例えば、ポリテトラフルオロエチレ
ン等から成る）が固層されている・例えばクリップ取り
付はシステムなどを用いることによって、支承板２４を
着脱自在とするこさが出来る。その場合、様々のスキー
靴の寸法の差や摩耗の程度の差を考層して、支承板２４
を厚みの異なる他の支承板と容易に交換することが出来
る。実際に、ヨーク部材（フイーラー装置）１８が通常
のスキー走行時には駆動されずただスキーヤ−が前方に
転倒する際をこのみ駆動されるようにすることは重要で
ある。

上記実施例の作動の態様は以下の如くである。

通常のスキー走行時には、フイーラー装置及びスキー靴
１はそれぞれ第１図に示す位置にある。ヨーク部材（フ
イーラー装置）１８は水平面に対して傾斜し、その頂部
の縁はスキー靴の先ｆｉｍ１Ｈにほとんど接している。

前方転倒時には（第３図及び第４１！１に示すように）
、スキｌＬ１の先端部１ａはヨーク部材１８に下向きの
押圧力を加え、ヨーク部材１Ｂは両凹部２２間に伸びる
横軸の回りに回動して第３図及び第利 ４図に示す位置に肴達する０ ヨーク部材１８が１動する際、その側部アーム１９も回
動してスキーの先端に向かう力を突起２１に加え、第３
図及び第４図に示すようにスプリング８を圧縮しつつピ
ストン９を平坦な支承面１１から僅かに前方に移動させ
るＯよって、ジ璽一部材４は所定角度だけ自由に回ｍ　
ｔ、。

得ル。垂直ピボ９ト５の回りのジヲ一部材のこの初期回
動の自由度により、スキーヤ−の前傾の結果としてスキ
ー靴先端部及びジロ一部材４間並びにスキー靴先端部及
び爪先板２３間にそれぞれ生じる寄生的摩擦力が補整さ
れ、捩り応力を受けている爪先保持装置の解除のこわさ
がスキーヤ−の身体の前傾の程度とは無関保に＃１ぼ一
定に保たれる仁とが試験の結果判明した〇従って、本発
明の爪先保持装置は、前傾運動　　゛及び□捩り運動の
双方からなる複合的転倒運動の際高度の安全性を提供す
るものであるＣ前方転倒時においてのみ、ヨーク部材１
８（フィーラー装置）は押し下げられ、１保持装置（図
示せず）からのスキー靴の離脱に対する抵抗が無くなる
。

スキー走行中に生じた異常な応力が消滅し又はスキー靴
がパインディングから外れると、スプリング８は直ちに
突起２１を介して側部アーム１９Ｍ：力を加えてヨーク
部材（フィーラー鉄置）１８を第１図及びｌ［２図に示
した初期位置へ復帰させる。

ヨーク部材１８の上昇位置への復帰を促進するために小
さな付加的スプリングを設けることが出来る。

本発明によるフィーラー装置は、爪先保持袋に結合され
るものではないから、極めて単純で効果的であるととも
に安価に製造し得るものである。

第５図ないし第８図に示す＄２の実施例においては、フ
ィーラー装置は、不動のピボット２８に摺動自在に取り
付けられて該ピボットに沿って垂直に移動し得る押動部
材２７によって構成される。よって、押動部材２７は第
５図に示す如く中空構造であり、ピボット２８のａｍに
は押動部材２７に対してストッパーとして作用する環状
突起縁２９が設けられている。

押動部材２７及びピボット２８は、ジ璽一部材２６内に
形成されてスキーの先端部に向かって広がる凹部３１内
に収納されている。この工うにして形成された２つの先
端部は垂直なカム面ないしは支承面３６で終端しており
、ピストン９のグロスピース９ａはスプリング８の作用
する力によって該支承面に押圧されている。

ジ璽一部材２６は、保持アーム４と同様の２つのス命−
靴保持アーム５２を備えている。

ピストン９は、平坦な支承面３３に押圧される面に、傾
斜面５４ａを有する中央突起３４を備えている・この傾
斜面５４ｍには、押動部材２７の（例えば円錐形の）下
端部に形成された対応傾斜面２７ａが摺動自在に接して
いる。

本実總例のその他の部分の構成は第１図ないし第４図に
示す実施例と同一である。

押動部材２７と接触すべきスキー＠を上部構造の突出し
た先端部１ａには、＠該箇所におけるスキー靴先端部の
如何なる変形をも防ぐよう１乙押動部材２７に接触する
補強挿入材１ｂが設けられている０補強伸人材１ｂは、
良好なすべり特性を有することが望ましい。

第５図ないし第８図の実施例爪先保持装置の作動態様は
次の通りである。通常のス命−走行時には、押動部材２
７は、ピストン９に固着された突起３４によって上昇位
置に維持される。

この維持は、相対する傾斜面５４ｍ、２７ａを介して達
成される。

前方転倒時には、スキー靴の突出した先端部１ａは補強
挿入材１ｂを介して押動部材２７に゛　　　抑圧される
。押動部材２７は、ピボット２８に沿って垂直に下方に
摺動する。斜面２７ｍはピストンの中央突起３４６ｃ担
持された斜面３４ｍをスキーの先端部へ向けて移動させ
、その結果ピストン９は平坦な支承面５３から離隔され
る＠この運動が完了したとき、押動部材２７、ピストン
９及びスキー靴１は第７１ｇ及び第８図に下す位置にあ
る。この状態では、ピストン９は第７図及び第８図に示
すように最早支承面３３に押圧されていないから、弾発
ロック様構の口・・グ解除のこわさは減少している＠こ
れにより寄生的摩擦力を相殺することが出来、爪先保持
装置のロック解除のこわさが実際上一定に保たれる。

第９図、１０図及び１０８図に示す第３の実施例におい
ては、ジ璽一部材３５は爪先保持装置の胴部材！１６に
固着されており、弾発ロック機構７．９はこの胴部材３
６内に収納されている。胴部材３６は、平坦部５７ｍを
有する不動の垂直ピボット３７に回動自在に取り付けら
れている＠ピストン９のクロスピース９ａがこの平坦部
５７ｍに押圧されている。胴部材３６内に螺着された調
整ねじ１３は、弾発ロック機構７を構成するスプリング
８の作用によるロック解除のこわさを調整するために用
いられる。

不動のピボット３７内には、スキーの軸方向に案内され
て移動し得る横形の摺動部材３８さともに、＊＊部４１
を有する押動部材３９から成るフィーラー装置が配設さ
れている。押動部材３９は、ピボット３７の軸に沿って
垂直に移動することが出来る。

押動部材５９の下端部には傾斜面５９ｍが設けられてお
り、この傾斜＠　５９　ａは、摺動部材６８に形成され
た相補的傾斜面３８１に接している。

前方から見ると摺動部材３Ｂは丁字形であり。

その拡大熾部は平坦部５７１内でス中−の先端部に向か
って伸びてピストン９のクロスピース９ａに相対する。

この水準において、摺動部材３Ｂの暢岳は第１０ａ図に
示した如く平坦＄　５７　ｍの幅りより小さい。

前方転倒時には、スキー靴上部構造の突出した先端部１
ａは押動部材３９の膨頭部４１を押圧し、押動部材３９
はピボット３７内で１直下方に摺動して傾斜面５９ｍ、
５８ｍを介して摺動部材３８を前方に移動させる。従っ
て、ピストン９は−りの平坦部５７ａから離隔されて摺
動部材５８の＠ｄの前面に押圧される。メカニカルアド
バンテージが減少するから（Ｄから豆へ）、爪先保持装
置の解除トルクが減少し、摩擦力から生じる寄生的応力
が補整される。

第１１図及び第１２図に示した実施例は、垂直軸４３に
それぞれ回動自在に取り付けられた２つの独立のアーム
４２を有する０アーム４２はそれぞれ鼻状突端部４４を
有する０これら突端部４４は相対する位置に存在し、ス
キー６の軸に沿って配置された結合ボルト４７の頭部に
形成された環状溝４５内に保合している。

結合ボルト４７の幹部４８は、不動の支承体４９の後端
部ζこ形成されたカラ一部５１内に案内されている・幹
部４８の前部は、ねじ山を有しており、スキーの軸方向
に並進運動し得る工うに支承体４９内に案内された部材
５３に螺着固定されている。支承体４９内に収納されて
その杼端部に轟接する圧縮スプリング５２は、該部材５
３に力を加え、結合ボルトの頭部４６をカラ一部５１に
強く押圧してアーム４２をスキー靴保持位置に維持する
・ このタイプの爪先保持装置は周知であり、重態されてい
る。本発明の実施例爪先保持装置にはフィーラー装置が
設けられている。このフイーラー装置は、環状＃＄４５
の上方で支承体４９に担持されたクロスピン５５に回動
自在に取り付けられたペダル部材５４から成っている。

ペダル部材５４は、支承体４９の力／（−の上の所定＾
さの位置に存在してスキー靴の先端部１！Ｉに接するク
ロスピース５６を有する。ペダル部材５Ａは、環状溝４
５内に係合した鼻状の下方伸長部５７をも有するＯ 既述の実施例と同様に、摩擦価数の小さな素材から成っ
ていて必要があれば交換することの出来る支承板５８を
ペダル部材５４の頂面に装着するのが有利である。

この実施側番こあっては、通常のスキー走行時１１図及
び第１２図に示す箱／Ｐ４９の上方の位置にあり、スキ
ー靴からの押圧力を全く受けない。前方転倒時には、ス
キー靴の突出した先端部１ａはペダル部材５４を押圧し
、ペダル部材５４はクロスビン５５の回りに回動し、よ
って、下方伸長部５７はピストン４７の頭部４６を、ス
キー靴の方へ、すなわち両アームの分離及びス命−靴の
解放を容易にする方向へ移動させる。

この結果は、回動軸を成す〃ロスビン５５に対してペダ
ル部材５４のクロスピース５６がスキーの先端部の万へ
伸長していることによって可能となっている。

スキー靴の解放後、圧縮スプリング５２はロック機構及
びペダル部材（フィーラー装置ｊＩｔ）５４を初期位置
へ復帰させる。

本発明は上記実施例に限定されるものではなく、様々の
異なる態様で実施し得るものである。

フィーラー装置は、スキー靴上部構造の前方へ突出した
端部から加えられる押圧力にエリ＊直に移動して爪先保
持装置の解除のこわさを減少させることが出来るならば
、如何なる＃ＡＩ造であってもよい。

よって、例えば、フィーラー装置に垂直−こ７Ｊｌ］ら
れる力と、この垂直な力から作られて弾発ロック機構に
加えられる水平な力との間のメカニカルアドバンテージ
を調整し得るように構成することが出来る。上記第１の
実施例にあっては、この調整は２例えば各側部アーム１
９に複数の凹部２２を設けるなどして、フィーラー装置
１日の箱体１４へ向かう回動運動の軸を変更するための
手段を設けることによって、達成される。

すべり板すなわち支承板のかわりに、ころがり部材（ビ
ン又はローラー）をフィーラー装置の頂面に設けること
も出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例爪先保持装置を第２図の
ＩＩ線に沿って切断して示す長手方向断面図であり１本
図においてはフィーラー装置は上昇位置にある。 第２図は第１図のト」−に沿って上記実施例を部分的に
切断して示す平面図である。 ８ｇ６図は第４図の厘」Ｎ線に沿って上記実施例を切断
して示す長手方向断面図である。本図においては、フィ
ーラー装置は前方転倒時の下第４図は第３図のＩＶ−Ｉ
Ｖ線に沿う部分断面平面図である。 第５図は本発明のｗＸ２の実施例爪先保持装置を第６図
の■−■線に沿って切断して示す長手方向断面図である
。本図ではフィーラー装置け上昇位置に示されている。 第６Ｉ！！はＩＪｇＳ図のＷ−Ｗ巌に沿う部分断面平面
図である〇 第７図は第８図の■−■特に沿う長手方向断面である０
本図においては、押動部材は前方転倒時の下降位置にあ
り、ピストンは平坦支承面から離隔されている。 第８図は第７図の■−１線に沿う部分断面半面図である
。 第９図は本発明の第３の実施例爪先保持装置を第１０図
のＩＸ−ＩＫｍに沿って切断して承す長手方向断面図で
ある。フィーラー装置は上昇位置にある。 第１０図は第９図のＸ−Ｘ線に沿う部分断面半面図であ
る。 第１０ａ図は第１０図の一部を詳細に示す図であり、ピ
ストンはスキーヤ−の前方への転倒の結果として平坦な
支承面から離隔されている。 第１１図は第１２図のＸＩ−Ｎ線に沿って本発明の第４
の実施例爪先保持装置を示す長手方向断面図である。 第１２図は第１１図の刈−）Ｑｌ線に沿う部分断面平面
図である。 １・・・スキー靴、２・・・靴底、５，２６．５５・・
・ジッ一部材、５．２８．５７．ＡＳ・・・ピボット、
６・・・スキー、７・・・弾発ロック機構、８．５２・
・・スプリング、９・・・ピストン、１４．４９−・・
箱体、１７・・・保護ケーシング、１Ｂ、２７．５９．
５４・・・フィーラー装置、２４・・・支承板、３８・
・・摺動部材、４７・・・結合ボルト ％軒出願人　　ステ　ルック ３４− 第１頁の続き ０発　明　者　ダニエル・し・フォラ フランス国エフー５８６４０ヴアレ ンヌ・ヴオゼイユ・クーランジ 工・し・ヌヴエール・エパース ・フロラベール７ ０発　明　者　アンリ・ペイル フランス国エフー５８０００ヌヴ工 −ル・アヴエニュ・コルベール

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１切願先端部を有する靴底と、前記切願先端部の上
   に突出して前記切願先端部を覆う爪先突出部とを有する
   スキー靴と共働するスキーパインディングの爪先保持装
   置てあって、２つの保持アームより形成されて前記靴底
   の前記切願光ｙｓ部を保持するジ曹一部材を含んでおり
   、前記保持アームは、少くとも１つの垂直のピボット１
   ζ回動自在に取り付けられ、調整自在のロック力で通常
   は前記アームをスキー靴保持位置にロックする弾発ロッ
   ク機構と共働するように構成されており、前記爪先保持
   装置は、前記スキー靴の前記爪先突出部Ｋｍ触しスキー
   ヤ−が前方に転倒するとき前記弾発ロック機構に作用し
   て前記ロック力を減少せしめるフィーラー装置を更に営
   んでおり、前記フィーラー装置は、通常のスキー走行時
   には前記爪先突出部の下方の前記爪先突出部に極近い位
   置に存在し、スキーヤ−が前方に転倒するときには前記
   爪先突出部により加えられる押圧力によって垂直下方に
   移動自在で前記ロック力を減少せしめることを％ｆｆｉ
   とする爪先保持装置。 （２）前記弾発ロック機構はスキーの軸に沿って摺動し
   得るように箱体内に収納されたＵ字状のピストンを含ん
   でおり一前記ピストンは少くとも１つのスプリングにエ
   リ前記ジョ一部材の平坦支承面に定常的に付勢されてお
   り、前記フィーラー装置はスキーに対して横向きに伸び
   るヨーク部材から成っており、前記ヨーク部材は前記ピ
   ストンの側部と前記箱体との間に介装された２つの側部
   アームを有し、前記側部アームは、前記ピストンの側部
   突起と共働して、通常のスキー走行時には前記側部突起
   が前記ヨーク部材の前記側部アームに作′用して前記ヨ
   ーク部材を上昇位置に維持するととも・にスキーヤ−が
   前方に転倒するとぎには前記スキー靴の前記爪先突出部
   が前゛記ヨーク部材をスキーに対して横向きることを特
   徴とする特許請求の範８第１項記載の爪先保持装置□ （３）前記弾発ロック機構はスキーの軸に沿って摺動し
   得るように箱体内に収納されたＵ字状のピストンを含ん
   でおり、前記ピストンは少くとも１つのスプリングによ
   り前記ジョ一部材の平坦支承面に定常的に付勢されてお
   り、前記ピストンの前記ジ胃一部材の前記平坦支承面に
   押圧される面には斜面を有する突起が設けられており、
   前記斜面には、前記斜面に対応する斜面を有し前記フイ
   ーラー装置を構成する押動部材が摺動自在に押圧されて
   おり、前記押動部材は不動のビデ９トに摺動自在に取り
   付けられて前記ビデ９トに沿って垂直に移動自在であり
   かつ前記ピストンの突起によって上昇位置に弾性的に付
   勢されていることを特徴とする特許請求の範囲編１項記
   載の爪先保持装置＠ （４）スキー靴を保持するための前記ジ璽一部材は箱体
   に固着され、前記爪先保持装置の全体は前記垂直のピボ
   ットに回動自在に取り付けられており、前記ピポーＩト
   は前記弾発ロック機構のピストンの押圧される平坦な部
   分を有しており、前記フィーラー装置は前記ピボットに
   垂直に摺動し得るように取り付けられた押動部材から成
   っており、前記押動部材は前記ビボ−，ト内で前記押動
   部材と前記ピストンとの間に配設された摺動部材と共働
   するよう構成されており、前記押動部材の下端部には傾
   斜支承面が設けられ、この傾斜支承面は前記摺動部材の
   対応傾斜支承面に摺動自在に押圧されていることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の爪先保持装置、饅）
   　前記摺動部材の前記ピストンに押圧される面の幅は、
   前記ピボットの前記平坦な部分の−より小さいことを特
   徴とする特許請求の蛇囲納４項記載の爪先保持装置〇 （６）前記ジョ一部材はそれぞれ垂直軸に回動自在に取
   り付けられた２つのアームからｈｙっており、前記アー
   ムは弾発部材によって駆動される結合ボルトに係合して
   おり、前記フィーラー装置は前記弾発部材を内包したケ
   ーシングによって担持されたグロスピンに回動自在に装
   着されたペダルから成っており、前記ペダルには前記結
   合ボルトに係合した下方弧長部分が設けられており、ス
   キーヤ−が前方に転倒する際の前記べ々ルの下方への回
   動運動、が、前記ペダルの前記下万処長部分にエリ、前
   記アームの開方を容Ｊ４にこする方向すなわち前記スキ
   ー靴へ向かう方向への前記結合ボルトの移動を生せしめ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の爪先保
   持装置。 （７）前記フィーラー装置の頂面に着脱自在の小摺動板
   が装着されていることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の爪先保持装置。