JPS5814077A - アナログ電子時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電池寿命が切れたことが判るようにしたアナ
ログ電子時計に関する。

従来、電池の寿命切れを表示できるようにしたアナログ
電子時計としては、秒針を２秒運針にするものが知られ
ている。

しかし、これによる場合でも、運針停止したとき、その
原因が内部機構の故障によるものなのか、あるいは電池
寿命が切れたことによるものなのか、外見上判断できな
い。したがって、たとえ故障で市まった場合でも、電池
を新しいものに交換してからでないと、そう判断できな
いため、無駄な電池交換作業を必要とする。また、使用
者自身が自分で電池交換を行える型のものでは、せっか
く購入した電池が無駄になるという憂いがあった。

本発明の目的は、運針停止の原因が故障によるものなの
か電池寿命切れによるものなのかを一見して知ることが
できるアナログ電子時計の提供にある。

以下には本発明を図面を参照して詳細に説明する。

第１図に示すように、本アナログ電子時計は、電池１、
発振回路２、分周回路３、波形合成回路４、駆動回路６
、モータ６、輪列７、指針８のほか、電池電圧検出回路
９、メモＩＪＩＯを有する一致回路１１．停止回路１２
及び指針検出回路１３を備えている。モータ６、輪列７
、指針８を除く上記の回路には、電池ｌの電圧が印加さ
れている。

電池１の電圧は常に電池電圧検出回路９により検出され
、これにて検出された電圧値が、第２図に示すＶホール
ド電圧ＶＨ（発振が停止してしまう電圧値）よりやや高
く設定されたスレショルド電圧Ｖｓまで下がると、この
電池電圧検出回路９より一致回路１１を作動させるため
の信号が出力される。

ここに、上記スレショルド電圧ｖ８は、その電圧からＶ
ホールド電圧ＶＨまでの電圧降下時間が、指針停止設定
時刻まで運針するに要する時間以上でなければならない
。すなわち、 （１）秒針を所定の表示時刻、例えば「００秒」におい
て停止させて電池寿命切れの表示を行う場合には、５９
秒以上、 （２）分及び秒の所定の表示時刻、例えば１時。

２時・・・・・・の正時の表示時刻において指針を停止
させて電池寿命切れの表示を行う場合には、５９分５９
秒以上、 （３）時９分９秒の所定の表示時刻、例えば０時ＯＯ分
００秒の表示時刻において指針停止させて電池寿命切れ
の表示を行う場合には、１１時間５９分５９秒以上、 それぞれ必要である。

なお、上記（２）・（３）の場合には、正常の秒刻み運
針させて停ｉｈを行うのが好ましいが、早送りで０時に
進めて停止を行うようＫしてもよい。

そこで、以下には上記（１）による場合について述べる
と、指針検出回路１３は秒針の位置を検出するもので、
それは、従来のこの種アナログ電子時計に訃けるリセッ
ト回路内のカウンタと同じ動作をするカウンタを有して
いる。

一致回路ｌｌ内のメモリ１０には、秒針を停止させる時
刻、例えば「００秒」のデータが記憶されている。

電池１の電圧が設定されたスレショルド電圧Ｖｓまで下
がり、電池電圧検出回路９より信号が出力されて一致回
路１１に入力されると、その一致回路１１は作動開始す
る。この作動中において、指針検出回路１３よりの秒針
の位置を表す信号が、メモリ１０に記憶されている「０
０秒」と一致すると、−を回路１１より信号が出力され
て停止回路１２に人力される。すると、停止回路１２は
駆動回路５に停止信号を送ってモータ６を停止ヒさせ、
秒針を００秒の位置で停止させるものである。

かくして、秒針が００秒の位置で丁度停止しているため
、予め説明書等で秒針が００秒で停【ヒしているのは電
池寿命切れであることを記載しておけば、使用者にとっ
てもまだ販売店にとっても電池寿命切れであることを一
目瞭然に知ることができる。

なお、上記においては指針検出回路１３を秒針の位１ｔ
を検出するものとし友が、その構成を変えることにより
、分及び秒の所定の表示時刻、例えば毎時００分００秒
で停止させたシ、時２分２秒の所定の表、示時刻、例え
、ば０時ｏｏ６ｏｏ秒で停止ヒさせることができること
明らかである。

デた、故障による停止が上記のよう如設定された、停止
と一致する確率は、秒だけの設定の場合で１／６０＝０
．０１６７、分及び秒の設定の場合で１／６０Ｘ６０＝
０．０００２７３、時９分９秒の設定の場合で１／６０
ｘ６０ｘ１２　＝　０．００００２３１であり、秒だけ
の設定の場合でも１００回のうち２同根度であるので、
実用上問題はない。

叙上のように本発明アナログ電子時計は、電池電圧が所
定電圧以下にドがったとき、予め設定された表示時刻ま
で指針を運針させ、その表示時刻で運針停止を行うこと
ができるもので、電池寿命切れを簡単に表示でき、また
運針停止の原因が故障によるものなのか電池寿命切れに
よるものかを−４して知ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロックダイアグラム
、第２図は電池の電圧特性図である。 １・・・・・・電池、２・・・・・・発振回路、３・・
・・・・分周回路、４・・・・・・波形合成回路、６・
・・・・・駆動回路、６・・・・・・モータ、７・・・
・・・輪列、Ｓ・・・・・・指針、９・・・・・・電池
電圧検出回路、１Ｇ・・・・・・メモ！ｊ、１１・・・
・・・一致回路、１２・・・・・・停止回路、１３・・
・・・・指針検出回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくとも発振回路、駆動回路、モータ、輪列、指針及
   び電池を有するアナログ電子時計において、上記電池の
   ｒＥを検出する電池電圧検出回路と、この検出回路にて
   検出された電池電圧が所定電圧以下に下がったとき、予
   め設定された表示時刻まで上記指針を運針させ、その表
   示時刻で運針停止を行うべく上記駆動回路を制御するモ
   ータ制御回路とを備えてなることを特徴とするアナログ
   電子時計。