JPS5814028Y2 - 下注用上広鋼塊 - Google Patents

下注用上広鋼塊

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Publication number
JPS5814028Y2
JPS5814028Y2 JP1980171095U JP17109580U JPS5814028Y2 JP S5814028 Y2 JPS5814028 Y2 JP S5814028Y2 JP 1980171095 U JP1980171095 U JP 1980171095U JP 17109580 U JP17109580 U JP 17109580U JP S5814028 Y2 JPS5814028 Y2 JP S5814028Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel ingot
ingot body
bottom pouring
outer circumferential
wide steel
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980171095U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5792445U (ja
Inventor
喬一 横山
良克 石原
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、下注用上広鋼塊の改良に関するものである。
従来の下注用上広鋼塊Bにあっては、第1図に示すよう
に、鋼塊本体1の下端より突設せる絞り部2の外周面を
先細りとなった円錐状に形成してあって鋼塊本体1側面
と絞り部2の円錐状の斜面との交叉部分をわずかR50
〜100で面取りしていた。
このような下注用上広鋼塊Bは鋼塊本体1の下部から絞
り部2にかけての部分において、その断面形状が正方形
から円形まで急激に変化することになって凝固時におい
て鋼塊本体1と絞り部2との間に収縮量の差が生じ、横
方向の割れが発生し易くなり、圧延後の切捨量が多くな
って歩留が低下するという欠点があった。
また、別の下注用上広鋼塊Cは第2図に示すように、絞
り部2の外周面が球面状となっていて鋼塊本体1から絞
り部2にかけて断面形状が正方形から円形迄緩く変化し
ているため、鋼塊本体1と紋り部2との境界に横割れが
生じない代りに第3図に示す交叉線で示す範囲が無駄肉
部5となってこの部分が第4図に示す分塊圧延時に中心
部より半円状に突出し、この半円状突出部6が鋼塊のか
ぶりきすとなって切捨量の増大を招くことになっていた
本考案は、かかる従来例の欠点に鑑みてなされたもので
、その目的とするところは、鋼塊の横割れもかぶりきす
も発生せず、歩留りの非常に優れた下注用上広鋼塊を提
供するにある。
以下、本考案を図示実施例に従って詳述する。
鋼塊本体1は角柱状のもので、鋼塊本体1下端より下方
に行くに従って次第に幅狭となる絞り部2を形成してあ
り、この絞り部2の上部外周面3は外方に膨出した断面
円弧状に形成してあり、下部外周面4は円錐面状に形成
しである。
紋り部2の最下端の円盤状部7は鋳型底部の湯上り部に
て形成された部分である。
ここで本考案における各部の寸法の一例を第5図及び第
6図に従って示す。
鋼塊本体1の幅d=404 (単位mm)絞り部2の
高さh=240 上部外周面3の半径R=200 鋼塊本体1の下隅と絞り部2の上部とのコーナ部分の半
径r=100 本考案にあっては、斜上のように角柱状の鋼塊本体の下
端より下方に行くに従って直径が次第に細くなる絞り部
を突設し、角柱状の鋼塊本体と絞り部との境いを鋼塊本
体の長手方向と直交する一直線上としたので、鋼塊の下
端より所定の高さまで絞り部でそこから上は全部同じ断
面で分塊圧延がスムーズにできるものであり、しかも絞
り部の上部外周面を外方に膨出した断面円弧状に形威し
であるので、鋼塊本体から絞り部にかけての断面減少率
が緩やかであって鋼塊の凝固時に鋼塊が鋳型に拘束され
るということがなく、鋼塊本体と絞り部との境界部分に
横割れが生じないという利点があり、さらに加えて紋り
部の下部外周面を円錐状に形成しであるので、円柱状面
となっているのは絞り部の上部外周面のみであって無駄
肉部分が非常に少なく、分塊圧延時にこの無駄肉部分が
半円状に突出するということがなく、鋼塊のかぶりきす
を生ずることがない。
即ち、このように本考案では横割れやかぶりきすが生じ
たりしないのであるため切捨量が皆無となり歩留りが格
段に向上するという利点がある。
さらに付言すれば絞り部の上部外周面が断面円弧状に形
成され、下部外周面が円錐面状に曲成されているので、
溶鋼は絞り部を形成する鋳型の底部(上部内周面が断面
円弧状となっており、下部内周面が円錐面状に形成され
ている)に沿って滑らかに且つ静かに上昇し、介在物の
巻き込みによる下注用上広鋼塊の内部欠陥の発生を著し
く減少させることができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は絞り部が円錐状である従来の鋼塊の斜視図、第
2図は絞り部の外周面全面が球体面状となった従来の鋼
塊の斜視図、第3図は第1図に示す鋼塊に対して第2図
に示す鋼塊の無駄肉部を表わす正面図、第4図は第2図
に示す鋼塊を分塊圧延した時の斜視図、第5図は本考案
の一実施例の斜視図、第6図は第5図におけるX−X断
面とY−Y断面とを重ね合せた説明図で、1は鋼塊本体
、2は絞り部、3は絞り部の上部外周面、4は絞り部の
下部外周面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 角柱状の鋼塊本体の下端より下方に行くに従って直径が
    次第に細くなる絞り部を突設し、角柱状の鋼塊本体と絞
    り部との境いを鋼塊本体の長手方向と直交する一直線上
    とし、絞り部の上部外周面を外方に膨出した断面円弧状
    に形成すると共に絞り部の下部外周面を円錐状に形成し
    て成ることを特徴とする下注用上広鋼塊。
JP1980171095U 1980-11-28 1980-11-28 下注用上広鋼塊 Expired JPS5814028Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980171095U JPS5814028Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 下注用上広鋼塊

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JP1980171095U JPS5814028Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 下注用上広鋼塊

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JPS5792445U JPS5792445U (ja) 1982-06-07
JPS5814028Y2 true JPS5814028Y2 (ja) 1983-03-18

Family

ID=29529464

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JP1980171095U Expired JPS5814028Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 下注用上広鋼塊

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5245528A (en) * 1975-10-09 1977-04-11 Kobe Steel Ltd Mold for metal ingot

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5245528A (en) * 1975-10-09 1977-04-11 Kobe Steel Ltd Mold for metal ingot

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Publication number Publication date
JPS5792445U (ja) 1982-06-07

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