JPH0120045Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0120045Y2 JPH0120045Y2 JP1982087691U JP8769182U JPH0120045Y2 JP H0120045 Y2 JPH0120045 Y2 JP H0120045Y2 JP 1982087691 U JP1982087691 U JP 1982087691U JP 8769182 U JP8769182 U JP 8769182U JP H0120045 Y2 JPH0120045 Y2 JP H0120045Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radius
- curvature
- steel ingot
- mold
- troughs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 12
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 5
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鋼塊の割れを防ぐために鋼塊表面に波
付けをする鋼塊用鋳型に関する。
付けをする鋼塊用鋳型に関する。
従来の鋼塊用鋳型は、内周壁がフラツトである
ために鋼塊表面に収縮に伴う割れが生じやすいと
いう問題があつた。そこで第１図及び第２図のよ
うに鋳型本体１′の内周面に波付けをして鋼塊の
割れの発生を防止するものが提案され、波形面
２′の谷部３′の曲率半径R1を山部４′の曲率半径
R2と同じ若しくはそれよりも小さくすることに
より、（即ち鋼塊の山部の曲率半径を小さくする
ことにより）鋼塊の割れを極力おさえていた。し
かしこれだと鋳型の谷部に熱応力が集中して第３
図のように縦割れ５が生じやすくなり、鋳型の耐
久性に問題が生じていた。
ために鋼塊表面に収縮に伴う割れが生じやすいと
いう問題があつた。そこで第１図及び第２図のよ
うに鋳型本体１′の内周面に波付けをして鋼塊の
割れの発生を防止するものが提案され、波形面
２′の谷部３′の曲率半径R1を山部４′の曲率半径
R2と同じ若しくはそれよりも小さくすることに
より、（即ち鋼塊の山部の曲率半径を小さくする
ことにより）鋼塊の割れを極力おさえていた。し
かしこれだと鋳型の谷部に熱応力が集中して第３
図のように縦割れ５が生じやすくなり、鋳型の耐
久性に問題が生じていた。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであつ
て、その目的とするところは鋼塊の割れが防げる
と同時に耐久性の低下も防げる鋼塊用鋳型を提供
するにある。
て、その目的とするところは鋼塊の割れが防げる
と同時に耐久性の低下も防げる鋼塊用鋳型を提供
するにある。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳述す
る。鋳型本体１の縦壁６の内周面は波形面２に形
成されてあり、波形面２の周方向を進行方向とし
て谷部３および山部４が縦方向に走つている。谷
部３の曲率半径R1は山部４の曲率半径R2よりも
大きくしてある。第５図は従来例との熱応力分布
の比較図を示してある。同図ａは谷部３′の曲率
半径R1が山部４′のそれよりも小さい従来例を示
してあり、谷部３においてはノツチ効果の増大に
より最大応力σmaxが同図ｂの本考案に較べて大
きくなつている。このことにより本考案の鋳型は
鋼塊の割れ防止効果は多少低下するものの谷部３
の縦割れの時期を遅らせることができるのであ
る。
る。鋳型本体１の縦壁６の内周面は波形面２に形
成されてあり、波形面２の周方向を進行方向とし
て谷部３および山部４が縦方向に走つている。谷
部３の曲率半径R1は山部４の曲率半径R2よりも
大きくしてある。第５図は従来例との熱応力分布
の比較図を示してある。同図ａは谷部３′の曲率
半径R1が山部４′のそれよりも小さい従来例を示
してあり、谷部３においてはノツチ効果の増大に
より最大応力σmaxが同図ｂの本考案に較べて大
きくなつている。このことにより本考案の鋳型は
鋼塊の割れ防止効果は多少低下するものの谷部３
の縦割れの時期を遅らせることができるのであ
る。
本考案は叙述のように、波形面の谷部の曲率半
径を山部の曲率半径よりも大きくしたので、谷部
への熱応力の集中を緩らげることができて谷部で
の割れの発生時期を遅らせることができ、耐用回
数が向上するという利点がある。
径を山部の曲率半径よりも大きくしたので、谷部
への熱応力の集中を緩らげることができて谷部で
の割れの発生時期を遅らせることができ、耐用回
数が向上するという利点がある。
第１図および第２図は従来例の平面図、第３図
は同上の谷部の割れを示す斜視図、第４図は本考
案の平面図、第５図ａ，ｂは熱応力分布の比較図
であつて、１は鋳型本体、２は波形面、３は谷
部、４は山部、R1は谷部の曲率半径、R2は山部
の曲率半径である。
は同上の谷部の割れを示す斜視図、第４図は本考
案の平面図、第５図ａ，ｂは熱応力分布の比較図
であつて、１は鋳型本体、２は波形面、３は谷
部、４は山部、R1は谷部の曲率半径、R2は山部
の曲率半径である。
Claims (1)
- 鋳型本体の内周壁面を波形面に形成し、この波
形面の谷部の曲率半径を山部の曲率半径よりも大
きくして成る鋼塊用鋳型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8769182U JPS58189053U (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 鋼塊用鋳型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8769182U JPS58189053U (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 鋼塊用鋳型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58189053U JPS58189053U (ja) | 1983-12-15 |
| JPH0120045Y2 true JPH0120045Y2 (ja) | 1989-06-12 |
Family
ID=30096391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8769182U Granted JPS58189053U (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 鋼塊用鋳型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58189053U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS582529U (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-08 | 三菱電機株式会社 | 送風機のグリル取付装置 |
-
1982
- 1982-06-11 JP JP8769182U patent/JPS58189053U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS582529U (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-08 | 三菱電機株式会社 | 送風機のグリル取付装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58189053U (ja) | 1983-12-15 |
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