JPS581398Y2 - 車両用ブレ−キ倍力装置およびパワ−ステアリング装置におけるポンプ駆動用モ−タの制御装置 - Google Patents

車両用ブレ−キ倍力装置およびパワ−ステアリング装置におけるポンプ駆動用モ−タの制御装置

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JPS581398Y2
JPS581398Y2 JP1976140912U JP14091276U JPS581398Y2 JP S581398 Y2 JPS581398 Y2 JP S581398Y2 JP 1976140912 U JP1976140912 U JP 1976140912U JP 14091276 U JP14091276 U JP 14091276U JP S581398 Y2 JPS581398 Y2 JP S581398Y2
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vacuum
switch
vehicle
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power steering
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JP1976140912U
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JPS5359241U (ja
Inventor
市川時彦
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株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はバッテリを動力源とする車両に装備されたブ
レーキ真空倍力装置およびパワーステアリング装置にお
けるポンプ7駆動用モータの制御装置に関するものであ
り、上記モータを真に必要な時期以外には運転しないよ
うに制御することによって消費電力を節減し、バッテリ
の充電回数もしくは充電時間を減少させたものである。
バッテリ式フォークリフト等のバッテリを動力源とする
車両においては、ブレーキ真空倍力装置用のバキューム
ポンプおよびパワーステアリング装置用のオイルポンプ
は1個又は個々専用の電動機によって、駆動されており
、その電動機の動力源はバッテリである。
一般にバッテリ式車両においては、−充電当りの車両使
用時間の延長もしくは一日当りの充電時間の短縮が重要
な課題となっている。
これらがバッテリ式車両の稼動率に直接影響を及ぼすか
らである。
しかるにブレーキ真空倍力装置およびパワーステアリン
グ装置は車両の走行中においてはいつでも作動し得る状
態にあることが是非とも必要なものであるが、車両が停
止している場合にはその必要がないのにもかかわらず従
来のバキュームポンプおよびオイルポンプ駆動用のモー
タ(以後単にモータという)は、キースイッチの開閉に
よってその発停が制御されていたため、キースイッチが
入っている間はたえずモータが回転し無駄に電力を消費
していたのである。
特にフォークリフト等の産業車両においては荷物昇降作
業時等作業遂行上キースイッチは入っているが、車両は
停止しているという時間が多く、電力のロスが軽親し得
ない量にのぼる。
この考案は上記従来技術の欠点を解消することを目的と
してなされたものであり、その要旨とするところは、キ
ースイッチを入れたのみではモータが回転せず車両の進
行方向を決定するディレクションスイッチが前進または
後進に倒されるか、もしくはブレーキ真空倍力装置のバ
キュームタンク内の圧力が予め定められた値より大気圧
に近くなった場合に、始めでモータが回転するようにし
た点にある。
以下この考案の一実施例を示した図面に基づき、その構
成および効果を明確にする。
図において、1はモータであり、モータ1の両端にはパ
ワーステアリング装置用のオイルポンプ16とブレーキ
真空倍力装置用のバキュームポンプ2とが取付けられて
いて、一体となって作動する。
オイルポンプ16はオイルタンク18から管路1γによ
って作動油を吸引し、図示はしないがパワーステアリン
グシリンダへ圧送する。
バキュームポンプ2は吸気管3a、3bおよび逆止弁4
を経て、バキュームタンク5から空気を吸引する。
バキュームタンク5は連結管3cによってブレーキ真空
倍力装置6に連結されている。
以上は周知の構成であって例等新規性・進歩性を有する
構成ではない。
モータ1はケーブル14a・14bおよび14cによっ
てバッテリTに接続されているが(これをモータ回路と
総称する)ケーブル14aと同14bとの間には電磁接
触器13の接点が挿入されている。
電磁接触器13の接点を開閉作動させるコイル回路は、
該接触器13内のコイル(図示せず)と、キースイッチ
20の接点とディレクションスツチ11の接点とケーブ
ル12a、12b、12c。
12d及びバッチIJ 7とを直列に接続して形成され
ている。
ディレクションスイッチ11は車両駆動用の図示しない
電動モータの回転方向を決定して、車両の走行方向、す
なわち前進・後退を指令するために設けられるものであ
り、このディレクションスイッチの前進位置及び後退位
置で閉じる接点が、車両が走行する状態にあるか否かを
検知する手段として利用されるのである。
キースイッチ20の接点から分岐したケーブル10aは
バキュームタンク5に取付けられた圧力スイッチ9に接
続され、圧力スイッチ9はケーブル10bによってバキ
ュームブザー8に接続され、バキュームブザー8はケー
ブル10cによってバッテリγに接続されている。
バキュームブザー8に対して並列にリレー21のコイル
が接続されており(以上の回路構成を警報回路と総称す
る)、そのリレー21のリレースイッチ21aが前記デ
ィレクションスイッチ11に対して並列に接続されてい
る。
次に作動を説明する。
オペレータによってキースイッチ20が入れられた時に
、バキュームタンク5内の負圧力がスイッチ90セツト
圧(たとえはゲージ圧が−400mmHg )より大気
圧に近かったと仮定すれば、圧力スイッチ9が閉じてい
るため、警報回路のケーブル10a、10bおよび10
cに電流が流れ、バキュームブザー8が鳴ってこれをオ
ペレータに報知するとともに、リレー21のコイルが励
磁されてリレースイッチ21aが閉じる。
リレースイッチ21aが閉じれば、ディレクションスイ
ッチ11の接点が開状態にあってもリレースイッチ21
aを通るコイル回路のケーブル12d、12aおよび1
2cに電流が流れ、電磁接触器13のコイルが励磁され
て電磁接触器13が閉じる。
その結果モータ回路のケーブル14a、14bおよび1
4cに電流が流れてモータ1が回転し、バキュームポン
プ2が作動する。
ポンプ2の作動によりバキュームタンク5内の圧力がゲ
ージ圧−400mmHg以下に達すると、圧力スイッチ
9が開き、警報回路のケーブル10b。
10cには電流が流れずバキュームブザーが鳴り止むと
同時にリレー21のリレースイッチ21aが開く。
その結果コイル回路のケーブル12cには電流が流れず
電磁接触器13が開き、モータ1が停止する。
これでブレーキ真空倍力装置6がいつでも作動し得る状
態となり、車両を走行させても良い状態となったわけで
ある。
車両を走行させる場合には必ずディレクションスイッチ
11が中立位置から前進あるいは後退位置へ倒される。
ディレクションスイッチ11が倒されている間はそのデ
ィレクションスイッチ11のコイル回路に直列に接続さ
れている接点が閉じるため、コイル回路のケーブル12
d、12a。
12bおよび12cに電流が流れ、電磁接触器13のコ
イルが作用しモータ回路を閉成する為モータ1が回転を
継続する。
したがってディレクションスイッチ11が前進または後
進位置へ倒されている間は、オイルポンプ16とバキュ
ームポンプ2とは必ず回転しており、ブレーキ真空倍力
装置とパワーステアリング装置はいつでも作動し得る状
態となっている。
車両を停止させる場合にはディレクションスイッチ11
が中立位置へ戻されるため、電磁接触器13が開き、モ
ータ1は停止−1−する。
本実施例装置は以上詳記したように、車両の走行中は必
ず前進または後進位置へ倒されるディレクションスイッ
チの接点をモータ1の発停を制御するスイッチ手段とし
て使用したものであるため、オペレータにはなんら余分
な負担をかけることなく、車両停止中はモータ1の回転
を停止させることができ、無、駄な電力消費を回避し得
る利点を有している。
またディレクションスイッチ11と並列に、バキューム
タンク5内の負圧力が不足な場合に閉じるリレースイッ
チ21aを接続したため、キースイッチを入れた時バキ
ュームタンクの負圧力が不足している場合には、ディレ
クションスイッチ11の作動とは無関係に自動的にモー
タ1が回転してバキュームポンプが作動し、バキューム
タンク内の負圧力を充分な状態とすることが可能である
したがって、バキュームタンク内の負圧力が不足でハイ
ドロマスタ6が充分に作動しない状態のまま発進し、発
進直後にブレーキ操作を行なったが、ブレーキが効かず
事故を起こしたなどという事態の発生を防止し得る効果
が生ずる。
本実施例装置においてはまた、バキュームタンク5の負
圧力の不足を知らせるバキュームブザー8が設けられて
いるため、何らかの原因で充分な負圧力が得られていな
いのに気付かず、車両を運転する危険が回避し得る。
さらにバキュームポンプ2とオイルポンプ16とが同一
のモータ1によって駆動されているため、電気回路、モ
ータ1等の故障によってモータ1が回転しない場合には
、バキュームタンク内の負圧力が圧力スイッチの設定圧
より大気圧に近くなってくる為バキュームブザー8が鳴
ることになり、この意味においてバキュームブザー8は
パワーステアリング装置の不作動を報知する手段でもあ
り得るのである。
本実施例装置は上記のように多くの効果および利点を有
するものであるが、この考案は必ずしも本実施例に限定
されるものではない。
たとえは、ディレクションスイッチ11に並列に接続さ
れるスイッチはリレースイッチに限定されるものではな
い。
圧力スィッチ9自体をディレクションスイッチ11に並
列に接続しても同様に目的を達し得るのである。
また、ブレーキ倍力装置も真空倍力装置に限定されるも
のではなく、空気倍力装置の場合でも同様にこの考案を
適用し得る。
本考案は以上詳記したように、ブレーキ真空倍力装置用
バキュームポンプとパワーステアリング装置用オイルポ
ンプとの両方を1個で駆動する電動モータの発停を制御
する電磁接触器のコイル回路に、車両の前進・後退を指
令するディレクションスイッチの接点を直列に接続する
とともに、その接点に並列に、ブレーキ真空倍力装置用
バキュームタンク内の圧力が予め定められた値より大気
圧に近くなったとき閉じられる接点を接続して、ディレ
クションスイッチが前進位置または後退位置へ操作され
て、車両が現に走行状態にある場合と、バキュームタン
ク内の負圧が現に不足した場合とに電動モータを作動さ
せるものである。
従って、電動モータは作動する必要がある時期には必ず
作動する一方、必要のない時期には作動せず、無駄な電
力消費が回避できる。
特に、フォークリフトトラックのようにキースイッチが
ONにされている時間と車両が現に走行している時間と
の差が大きい車両において、この効果が顕著である。
しかもこのような効果を得るために、運転者はバキュー
ムポンプ及びオイルポンプ1駆動用モークの発停制御の
ために意識的な操作を行なう必要が全くなく、かつ装置
も極めて簡単なものでよいのである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す回路図である。 1・・・・・・モータ、2・・・・・・バキュームポン
プ、5・・・・・・バキュームタンク、8・・・・・・
バキュームブザー、9・・・・・・圧力スイッチ、11
・・・・・・ディレクションスイッチ、13・・・・・
・電磁接触器、16・・・・・・オイルポン7’、21
・・・・・・リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両に装備されたブレーキ倍力装置用バキュームポンプ
    2およびパワーステアリング装置用オイルポンプ16の
    両方を駆動する1個の電動モータ1とバッテリγとを接
    続して成るモータ回路中に、電磁接触器13の接点を直
    列に接続するとともに、該接点を制御するコイルとキー
    スイッチ20とバッテリγとを接続して成るコイル回路
    中に、車両前進・後退指令用ディレクションスイッチ1
    1の前進位置及び後退位置において閉じる接点を直列に
    接続し、かつ該ディレクションスイッチの接点に対して
    並列に、前記バキュームポンプに接続されたバキューム
    タンク内の圧力が予め定められた値より大気圧に近くな
    ったとき閉じられる接点21aを接続し、前記ディレク
    ションスイッチが前進指令位置または後退指令位置へ操
    作された場合、及び前記バキュームタンク内の負圧が不
    足した場合に前記電動モータを作動させるように構成し
    たことを特徴とする車両用ブレーキ倍力装置およびパワ
    ーステアリング装置におけるポンプ駆動用モータの制御
    装置。
JP1976140912U 1976-10-20 1976-10-20 車両用ブレ−キ倍力装置およびパワ−ステアリング装置におけるポンプ駆動用モ−タの制御装置 Expired JPS581398Y2 (ja)

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JPS5359241U JPS5359241U (ja) 1978-05-20
JPS581398Y2 true JPS581398Y2 (ja) 1983-01-11

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ID=28749682

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827589U (ja) * 1981-08-18 1983-02-22 三菱電機株式会社 真空ポンプ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3057425A (en) * 1961-04-28 1962-10-09 Milton A Proett Self-propelled electric wheelchair
JPS50106340A (ja) * 1973-08-03 1975-08-21

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US3057425A (en) * 1961-04-28 1962-10-09 Milton A Proett Self-propelled electric wheelchair
JPS50106340A (ja) * 1973-08-03 1975-08-21

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