JPS58138873A - キイシリンダの保持構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、車両のドアやトランクリッド等に装着され
るキイシリンダの保持構造に係り、特にキイシリンダの
軸回シ方向への回転を規制する性能を向上できるキイシ
リンダの保持構造に関する。

従来におけるキイシリンダの保持構造としては、第２図
と第３図に示すように、ドアやトランクリッド等のアウ
ターパネル１に開設した取付孔２にキイシリンダＫを嵌
挿し、このキイシリンダにの鍔部６をシーリングワッシ
ャ４を介してアウターパネル１の外表面に係止させる一
方、アウターパネル１の内面とキイシリンダにの胴部５
に突設されｆｃスＩ・ツバ６との間にクリップＣを圧入
してキイシリンダに’にアウターパネル１に弾性保持す
ると１（に、上記鍔部６と胴部５との接続部位には、キ
イシリンダにの軸回りの回転を規制する爪片７を突設し
、この爪片７金、特に第３図に示すように、アウターパ
ネル１の取付孔２に連続して開設された保合ｆＭ４８と
嵌合して係止することにより、キイシリンダＫが軸回り
にｌ！？１転しないようアウターパネル１に保持されて
いた。

それ故、上記従来のキイシリンダにの保持構造にあって
も、キイシリンダにの軸回りの回転に対する規制は、確
保されているが、このＮ転規制は、アウターパネル１の
板厚分だけの強度で確保していることから、不正解錠入
力が上記強度より大きい場合、キイシリンダＫが軸回り
に回動して、ロック装置が解錠作動してしまうという嘴
れも有しており、またキイシリンダにの胴部５葡保持す
るアクタ−パネル１の断面積が小さいのでガタ付が発生
し易いという不具合を有していた。

この発明は、かかる現状に鑑み１１」束されｋものであ
って、その目的とするところは、Ｉ特に、キイシリンダ
の軸回りの回転規制性能を大幅に向上でき、しかもキイ
シリンダの保持精度も向上することができるキイシリン
ダの保持ｖ４Ｊｔ造を提供しようとするものである。

かかる目的を達成するため、この兄明にあっては、車体
外板に開設した取付孔にキイシリンダを嵌挿し、かつ取
付孔には、キイシリンダの胴部に突設した複数の回転規
制用爪片と係合する保合溝倉連設するとともに、上記車
体外板の取付孔開設部位の裏面側には、キイシリンｌ°
の上記爪片と係合する保持部を配設することに工υ、キ
イシリンダを車体外板に保持する。【う構成したもので
ある。

以下、添付図面に示す実施例にもとづき、この発明の詳
細な説明する。

第４図及び第５図に示す第１実施例において、キイシリ
ンダにば、従来と同様にクリップＣを介してアウターパ
ネル１に開設された取付孔２に従来と同様に嵌挿保持さ
Ｉしているが、従来と異なり上記取付孔２ＶＣ１ｒ１．
、不正解錠入力によるキイシリンダにの回転を強力に規
制する保持部としてのフランジ１０がドア内方ＩＣ向は
折曲形成されている。すなわち、この実施例においてフ
ランジ１０は、係合、溝８の開設部位を除く取付孔２の
１８間縁をドア内方に向は折曲し、このフランジ１０の
両端部１０ａが一ヒ記爪片７の側部７ａと密に当接し、
該爪片７を挾持するよう形成されている。

第６図と第７図は、この発明の第２実施例を示し、この
実施例において一ヒ記第１実施例と異　　　　ｌなるの
は、保持部１０が側部４′Ａで形成さ九ている点にある
。すなわちこの実施例に係る保持部１０は、アウターパ
ネル１の裏面に固着されるブラケット１１にアウターパ
ネル１の取付孔２と同一形状の取付孔２０と係合溝８０
ヲ開設し、この増刊孔２０の係合溝８０の開設部位を除
く周縁をドア内方へ折曲して形成したもので、その作用
は、上記第１実施例と全く同様であるので、ここではそ
の詳細な説明を省略する。

それ故、上記各実施例に係るキイシリンダの保持構造に
あっては、キイシリンダにの胴部５に突設された爪片７
が取付孔２の板厚分に加えて保持部１０により挾持され
ているので、その保持面積音大きく確保でき、その結果
、キイシリンダＫに加わる嘴噸１軸まわりの不正解錠人
力が非常に大きい場合でも充分対抗することができる他
、キイシリンダにの軸方向に対する傾倒不正解錠入力に
対する強度も向上するとともに、キイシリンダにの保持
面積も広く確保できるので、ガタ付が生ぜず異音の発生
を有効に防止できる。

この発明は以上の構成を含むので、キイシリンダの軸ま
わシの回転規制の剛性を向上でき、しかもキイシリンダ
取付後のガタ付きを有効に防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、自動車のドアに取り付けられたキイシリンダ
の配役位置を示す自動車の側面図、第２図は、従来のキ
イシリンダの取付孔を示す正面図、第３図は、従来のキ
イシリンダの保持構造を示す第２図１−１１Ｉ線相当断
面図、第４図はこの発明の第１冥施例に係るキイシリン
ダの保持構造における取４’ＪｆＬ　ｋ示すＩＦ面図、
第５図は同保持構造ケ示す第４図ｖ−ｖ線相当断１百図
、第６同はこの発明の第２実施例に係るキイシリンダの
保持構造における取付孔全示す正面図、第７図は同保持
構造ケ示す第６図■−■線相当断面図である。 ■（・・・キイシリンダ　　１・・・アウターパネル２
．２０・・・　取１・」孔　　　５・・・胴部７・・・
爪片　　　　　　７ａ・・・爪片側部８．８０・・・係
合溝　　　１０・・・保持部第４図 １　　−■ ｊ−＝１ 第５図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車体外板に開設しまた取付孔にキイシリンダを嵌挿し、
   かつ取付孔には、キイシリンダの胴部に突設した複数の
   回転規制用の爪片と係合する係合溝を連設して々るキイ
   シリンダの保持構造において、上記車体外板の取付孔開
   設部位の裏面側には、キイシリンダの上記爪片と係合す
   る保持部を設けたことを特徴とするキイシリンダの保持
   構造。