JPS58137670A - 主蒸気弁装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く発−の技術分舒〉 本発明は、蒸気原動所における蒸気タービンに使用され
る主蒸気弁装置に関する。

〈発明の技術的背景および間層点〉 一般に、蒸気原動所にｓ？％／％て、例えばボイラ等の
蒸気発生器から蒸気−一ビンに連通する主蒸気管には、
蒸気を瞬時に遮断する主蒸気止め弁や蒸気流量管制御す
る蒸気加減弁等による蒸気弁装置が設置されている。

従来、この種主蒸気弁装置は、８１１図に示されるよう
に、蒸気の流入ロａ１流出ロｂ’ｌ有する弁本体（１）
の中央に弁孔ｄを形成する弁座（７）を設け、この弁座
（７）に円筒状のストレーナ（５）を立設し、このスト
レーナ（５）の上部に位置する１部蒸気富Ｃに弁蓋（２
）を取付ポシト働で固定し、他方、流出口ｂＯ近傍で６
って下部蒸気ｉｌ　ｅ　Ｋガイド筒体（９）を植設し、
このガイド筒体（９）にブツシュＱｌ’に巻装して弁棒
（８）が軸懺されている。この弁棒（８）はｌルト（２
）によってガイド筒体（９）に固定された接続片組υを
通して因示畜れない油圧クリングに接続される一方、他
端部に弁体（６）が螺着されてｉる。したがって、弁棒
（Ｊｋ）と接合する弁体（６）は油圧シリンダの作動で
図示の貴簡の位置から二点鎖線の位置に移動し、この開
弁によって蒸気発生器からの高温・高圧蒸気は矢印ｆの
ように流れる。

一方、上部蒸気室Ｃに立設されたストレーナ（５）の近
傍に突出片（４）が設けられていて、この突出片（４）
はストレーナ（５）を通して蒸気かに、部蒸気室Ｃに流
れ込むよう形成されている。すなわち、突出片（４）Ｆ
ｉ、＃２図に示すよ５に１流入口１から最遠部に位置し
、流入口ａからの蒸気は弁本体（１）の内周１１に沿っ
て流れ込み、該突出片（４）に衝突した後、矢印のよう
（弁体（６）の中心に向うよう形成されている。

ところで、近時、蒸気厘動所の効率を上げる次め、蒸気
圧力、温度ｔ＃！来よシも上昇させ、熱効率の向上を図
ることが考光られて−る。しかしながら、使用蒸気が高
圧・高温になった場合、主蒸気弁装置は次のような問題
を呈する。すなわち、ストレーナ（５）を通して上部蒸
気室ｃＫ流れ込む蒸気の圧力・温Ｉ１．が高くなってく
ると、従来よシも弁体（６）に与える衝撃力が高くな少
、開弁中に、ガイド筒体ｅ）、プツシ＆俣ａｔ支点に弁
体（６）が流入口１の方ｆｉｔｌＫ傾き、こＯ結果、弁
棒（８）はプツシ瓢α〔に対して摺動が棗好く行なわれ
なくなるといういわゆるスティックが発生し、いざと４
うときに弁体（６）を閉成できなくなる不具合が発生す
る。また弁棒（８）に曲シが生ずると、弁体（６）は弁
棒（８）に螺着しているため螺着部が切損し、この種弁
の保修・交換に多くの労力′に要する等の不具合がある
。

く発明の目的〉 そこで、本発明は上記の事情にもとづき、従来のよりも
蒸気の圧力・温度が高くなっても弁棒に衝撃を与えるこ
となく、蒸気が良好に流れるようにした主蒸気弁装置を
提供するものである。

〈発明の概要〉 本発明Ｆｉ流入口および流出口を備えた弁本体の内周壁
に沿って溝部を刻設し、該溝部で蒸気の衝撃力をやわら
げてからストレーナを通して蒸気室に流し込むようにし
九ものである。

〈発明の実施例〉 以下本発明の実施例を添付図に基づいて説明するが、第
１ｒＩＡおよび第２図と同一構成部分には同一符号を付
す。

第３Ｉｉ乃ｊｉ第６図において、弁本体（１）の内周壁
に溝部ｓ、ｔ、ｕ、ｖが刻設され、これら溝部魯、ｔ、
・・・は、足の長さをそれぞれ異ならしめると共に、溝
部の出目端１Ｋｅｆｌ＊ｕｌ＊マ１は８１１図に示す弁
座（７）Ｋ向くよう罠形成されている。纂５図は溝部＄
、ｔ、・・・Ｏ拡大図であシ、この図からも理解される
ように流れの進行に向ってｌｌｌ率が大きくなるよう弁
本体（１）に刻設されてお）、これら鉱不連続な一面管
有するように形成されている。したがって、弁本体（１
）の流入口ｍｆ通り九蒸気は第４図に示すように溝部魯
、ｔ、・・・に入った後、ζこで反転し、矢印のごとく
ストレーナ（５）を通過して弁体（６）の下方、つまシ
弁座の方向に集められる。

’　　８６図オヨび＠ｙ！！Ｉａ、　本発ＷＡＣ）他の
実施例を示すもので、上述１ｌｌｓの代シに一定の曲率
を有する仕切板−を設け、蒸気がストレーナ（５）ｔ−
通して弁体（６）と当接する弁座に向うよう流路として
の機能を有するものでらるが、このように構成しても上
述と同じような作用を奏する。

〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば弁本体の内周壁に
沿ってｌＩｓ會刻設し、この＊ｍの出口趨は弁座に向う
ように形成したから、従来よりも蒸気の圧力・温度を高
くしたとしても、弁棒の変形は緩和されるし、また弁棒
と弁本体との螺着ｓｖｃも損傷を与えることなく、この
種弁の開閉が円滑に行なわれる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の主蒸気弁装置の縦断面図、第２図は第１
図のト」方向矢視からの横断面図、菖３図は本発明の主
蒸気弁装置の部分断面図、第４図は第３図の■−■方向
矢視からの横断面図、第５図は溝部の、拡大図、第６図
は本発明の他の実施例を示す図、第７図は第６図の■−
■方向矢視からの横断面図。 １・・・弁本体　　　　　９・・・ガイド筒体４・・・
突出片　　　　　１３・・・仕切板５・・・ストレーナ
　　　ａ・・・流入口６・・・弁体　　　　　　ｂ・・
・流出口＄・・・弁棒　　　　　　ｓ、ｔ、ｕ、マ・・
・溝部（７＄１７）代理人弁理士　則　近　憲　佑（ほ
か１名）第１図 第２図 第４図 第５図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　流入口および流出口を備えた弁本体の内周壁
   に沿って溝部ｔ−刻設し、この溝部の出口端はストレー
   ナ通過後の蒸気が弁体と轟接する弁座に向うように形成
   したこと１＊做とする主蒸気弁装置。
2. （２）　　弁本体の内周壁に創設した溝部は足の長さを
   それぞれ変えていることを特徴とする特許請求の範囲第
   １現記ｌ！Ｏ主蒸気弁装置。
3. （３）弁本体の内周ｌｌＫ刻設した溝部は仕切板に代え
   たこと管特徴とする特許請求の範１！１ｊ１１項記載の
   主蒸気弁装置。