JPS58137526A - 電解複合加工による表面仕上方法 - Google Patents

電解複合加工による表面仕上方法

Info

Publication number
JPS58137526A
JPS58137526A JP1976882A JP1976882A JPS58137526A JP S58137526 A JPS58137526 A JP S58137526A JP 1976882 A JP1976882 A JP 1976882A JP 1976882 A JP1976882 A JP 1976882A JP S58137526 A JPS58137526 A JP S58137526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
abrasive
processing
workpiece
finishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1976882A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Horiuchi
堀内 一善
Etsuo Takeshita
竹下 悦男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1976882A priority Critical patent/JPS58137526A/ja
Publication of JPS58137526A publication Critical patent/JPS58137526A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H5/00Combined machining
    • B23H5/06Electrochemical machining combined with mechanical working, e.g. grinding or honing

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電解複合加工による表面仕とげを、高品位に行
いうる表面仕上カロエ方法に関するものである。
最近電解反応による加工金属物表面の金属の溶出と、砥
粒による機械研削を併用して表面の加工仕上げを行う、
所謂電解複合加工法が多〈実施されている。この方法は
例えば加工面が平面の場合には、第1図に示す一面図の
ように支持体(1α)を備えた電極(1)の下面に貼付
けた砥粒材(2(を、図中矢印の方向に回転される導電
性加工物(3)の加工表面に接して設け、電極(1)を
陰極、加工物(5)を陽極として、ノズル(4)から電
解液(5)を流しながら(電極(1)の中心部に図中点
線のように砥粒材(2)に達する穴(1b)を設けてノ
ズルとしてもよい。)、次の要領により表面仕上げ加工
を行う方法である。
即ち低電圧の印加により先づ第2図(a)に示す断面図
のように、電解処理により不動態化皮膜(6)を形成し
たのち、砥粒材(2)により表面を擦過して1、i2図
(b)に示すように不働態化皮膜(6)を突部(7)に
おいて除去して金属表面を露呈させる。しかるのち電圧
を高めて露呈金属部への電流の集中により金属を溶出さ
せて突部(7)を平滑化し、以下上記の一連の操作を反
覆して牙2図(C)のように表面をlJO工するもので
ある。
この方法によれば超仕上加工、超精密旋盤などによる機
械的研削法に比して次のような利点が得られる。■荒加
工、中間加工などの事前加工更には脱脂洗滌などの多く
の加工工程を必要とすることなく素材から直接仕上げる
ことがで遺る、■加工精度が加工装置の精度に従うこと
がない(母性系側)ので、精度高低い加工装置によって
精度の高い加工が可能である、■加工屑の処理に困難を
生じない、■自動チャック装置、取入れ、取出し装置と
の組合せにより容易に自動化が可能であって多量加工の
実施が容易である、などの加工上の各種の利点が得られ
る。また品質の大きな利点即ち、■金属の溶出により表
面を平滑化するので、機械的研削による表面がもつ矛3
図のような周期の小さい鋭角状の凹凸部分、所謂高周波
成分が除去される、■母材の結晶状態を損うことが少な
く、表面に変質部分を生ずることが少ないなどの利点が
得られ、粗面から鏡面までの品位の高い表面加工を行え
る。しかしこの方法による加工経験によれば、たしかに
上記各種利点を得ることができるが、その反面操作が難
かしく要求する品位に表面仕上げすることは容易ではな
い。しかも矛4図に示すように外乱振動などによりうね
りを生じて、一様な周期性をもつ品位の−高いあらさ状
態を実現できにくいなどの難点があり、未だ嶺足できる
ものでないことが明らかにされた。
本発明はその原因の究明に努めた結果砥粒材に原因があ
り、その原因を取除くことによって、簡単な操作で容易
に大きな周期のうねりなどのない一様な周期性のあらさ
状態をもつ高品質の加工を行えることを明らかにしてな
されたものである。
次に図面を用いてその詳細を説明する。
電解複合加工によって高品位の表面状態を実現するだめ
の条件として、所要の表面あらさに応じた適正な不働態
化皮膜(6)の擦過除去を行いうるように、砥粒材(2
)が常に加工表面に均一に作用し、かつ特定な接圧関係
が得られるように押付圧を調整できることが要求される
。また才2には電極(1)と加工物(3)間の間隙長を
、常に加工金属の溶出に最適な電流を供給できるように
、加工状況に応じて微細に調整できることが要求される
しかし従来の電解複合加工のように砥粒材(2)として
硬質のもの、例えば砥粒を結合剤などにより固めたもの
を用いる方法では、砥粒を一様な密度に固めることは困
難であり、また砥粒の粒度が選定されても砥粒の粒径、
形状などを完全に均一化することは困難である。従って
その表面あらさの状態を表面あらさの測定により観察し
た場合、砥粒材(2)の加工物(3)への接圧面は、牙
5図に示す断面図のように砥粒が不規則な間隔をおいて
、不規則な高さで突出したものとなる。そして擦過を開
始したとき、砥粒(8)の突出部(8りが加工表面を擦
過して摩耗し、以下次々^現われる突出部(8りによっ
て擦過が継続されることになる。その結果砥粒材(2)
が加工表面に均一に作用せず、擦過の度合も加工表面に
現われる砥粒(8)の状況によって変る。
このため常に適正かつ一定な押付圧に設定しにくは く、一定にするために絶えず調整する必要がある。
へ またこの場合要求される押付圧とすると、砥粒の突出部
(8α)が極めて薄い不働態化皮膜(6)を貫通して、
加工物(5)の表面に達1.て傷つけたり、これによる
加工物表面の電解液中への露出により、電極(1)と加
工物(5)間の短絡を招いて、不働態化皮膜(6)の形
成を阻害したり、不必要な部分の金属の溶出を招いたり
することが明らかにされた。
また電極(1)と加工物(6)間の間隙長の微少調整は
押付圧と密接に関連し、間隙長を調整すると押付圧が変
って、即座に砥粒の切込量に関係する。そのためこのま
までは適正な間隙長を得ることは困難であって、その解
決のためには例えば砥粒材による研削時と、金属の溶出
時とにおいて間隙長を変える面倒な操作が必要となる。
また従来のような硬質の砥粒材(2)では、外乱振動が
直接加工表面に作用するなどして、うねりのない表面仕
上げが不可能であり、また砥粒の切込量を深めて加工物
に傷を与えたりすることがあり、結局従来のような硬質
の砥粒材による加工では、所望の表面あらさをもった高
萌位の表面仕上げ加工は難かしいことが明らかにされた
本発明は以上の研究結果に着想してなされたもので、砥
粒材(2)が粘弾性をもつようにしたことを特徴とする
ものである。即ち本発明においては砥粒材(2)を、例
えば絶縁性をもち、しかも通水性を偏見たウレタンスポ
ンジなどの不織布中に砥粒を含ませたり、適当な厚さの
不織布の一面に接着することにより形成して、砥粒が不
織布のもつ粒性減衰系と、弾性ばね系とによって保持さ
れるようにする。そして等制約に矛6図に示す断面図の
ように、砥粒(8)と粘性減衰系(9)および弾性ばね
系(10)とよりなる単−系が無数かつ多層(図では一
層)に存在した砥粒材(1りが、通水性を阻害しないよ
うに電極(1)に例えば接着されて、加工物(3)との
間に介在するようにしたものである このようにすればウレタンスポンジなどの粘弾性を適正
値に選定することにより、砥粒材(2)が加工物(5)
の表面に押付けられたとき、突出した砥粒は不織布内に
沈んで他の砥粒と頭をならべる。従って加工表面に対す
る擦過作用は各部においてほぼ均一となって加工面を傷
付けることもなく、また絶えず押付圧の調整を必要とす
ることなく、所望の表面あらさを得るに必要なはソ一定
な押付圧に非常に容易に設定できる。
また本発明の砥粒材(2)は粘弾性であって伸縮性を有
するため、電極間の間隙長が広くなったときには張出し
、また狭くなったときには縮少して間質えうる。しかも
間隙長の調整量は微細であって砥粒材の伸縮量は小さく
、押付圧への影響は小さいので、硬性の砥粒材を用いる
従来方法に比して切込量への影響を殆ど無視できる。こ
のため押付圧を必要量にはソ一定に保持しながら、電極
(りと封圧と電極間隙長をうるために、不働態化皮膜の
擦過時と電流溶出時とにおいて、調整する面倒かつ時間
のかかる操作を要することなく、所望の押付圧と間隙長
をもって加工することができ、仕上げ精度を向上できる
また本発明では砥粒材(2)が粘弾性をもつことがら、
外乱振動を吸収するので、太き・な周期のうねりを生じ
たり、砥粒の切込み深さが変ったりするのを防ぐことが
できる。従って以上と併せて簡単な操作により高品位の
表面仕上げが可能となる。
ウレタンスポンジに砥粒を含ませた粘弾性砥粒材を用い
て、次に示す矛1表の条件の下にアルミニウム材の表面
仕上げを行ったところ、a005〜10μm Rmax
の表面あらさを実現でき、また周期の太きいうねり成分
を従来より2桁以上少ない値にできた。また押付圧の設
定および電極間隙長牙1表 の調整を容易に行うことができることが確かめられた。
また砥粒の粒度をl 6 D O(Sin)、電流密度
を一定として表面あらさと押付圧の関係を求め九ところ
牙7図を得、また同一砥粒粒度において押付圧を一定と
して、表面あらさと電流密度の関係を求めたところ矛8
図の結果を得た。なお矛9図は表面あらさ計により計測
して得られた、本発明による加工表面の一例を示す図で
あって、これから高周波成分やうねりがなく、しかもめ
らさが均一な周期性をもった良好な仕上り面が得られる
ことが判る。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば砥粒材
の押付圧の設定、電極間隙長の微細調整の容易化と振動
の吸収を図って、電解複合加工による表面仕上げを更に
高品位化したものであって、電解複合化合の利用の容易
化、利用範囲の拡大などに著しい効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
才1図(α)(b)は電解複合加工装置の説明図。第2
図は加工工程を示す図、矛5図、オ・4図は機械的研削
における表面仕上げ状態の説明図、矛5図は従来の電解
複合加工に使用されている砥粒材の部分拡大断面図、1
・6図は本発明に使用される粘弾性砥粒材の等測的断面
図、矛7図、牙8図は表面あらさと押付圧の関係例図、
および表面あらさと電流密度の関係例図1.l’l−9
図は本発明による加工表面の一例を示す図である。 (1)・・・電極、 (2)・・・砥粒材、 (5)・
・・導電性加工物、(4)・・・ノズル、 (5)・・
電解液、 (6)・・・不働態化皮膜、(7)・・・突
部、 (8)・・・砥粒、 (8す・・・突出部、(9
)・・・粘性減衰系、 (10)・・・弾性ばね系、 
(1す・・・粘弾性砥粒材。 特許出願人  新電元工業株式会社 代理人弁理士大塚 学 外1名 斥 10 冷 2圏 ヤ3図 ッ、IV ア ラ 一押封圧(’Qf/cm2) 手続補正書Chi> 昭第1157年6月14日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 l 事件の表示 特願昭57−19768号 2、発明の名称 電解複合加工による表面仕上方法 3 補正をする者 事件との関係 出願人 新電元工業株式会社 4、代理人 東京都新宿区西新宿1−23−1 昭和57年5月25日 (冗送) 6、補止の対象  明細曹の「図面の簡単な説明」の欄
7、補正の内容

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電解複合加工において、砥粒な粘弾性体に保持させた砥
    粒材を用いることを特徴とする電解複合加工による表面
    仕上方法。
JP1976882A 1982-02-12 1982-02-12 電解複合加工による表面仕上方法 Pending JPS58137526A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976882A JPS58137526A (ja) 1982-02-12 1982-02-12 電解複合加工による表面仕上方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976882A JPS58137526A (ja) 1982-02-12 1982-02-12 電解複合加工による表面仕上方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58137526A true JPS58137526A (ja) 1983-08-16

Family

ID=12008511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976882A Pending JPS58137526A (ja) 1982-02-12 1982-02-12 電解複合加工による表面仕上方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58137526A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS629823A (ja) * 1985-07-05 1987-01-17 Hitachi Zosen Corp 電解複合研摩方法
JPS62188329U (ja) * 1986-05-20 1987-11-30
JPS63288620A (ja) * 1987-05-22 1988-11-25 Kobe Steel Ltd アルミニウムの電解複合超鏡面加工方法
CN104827146A (zh) * 2015-04-17 2015-08-12 江苏华耀机械制造有限公司 一种激光诱导轮对表面强化与光整加工方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4913992B1 (ja) * 1971-08-09 1974-04-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4913992B1 (ja) * 1971-08-09 1974-04-04

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS629823A (ja) * 1985-07-05 1987-01-17 Hitachi Zosen Corp 電解複合研摩方法
JPS62188329U (ja) * 1986-05-20 1987-11-30
JPH0451940Y2 (ja) * 1986-05-20 1992-12-07
JPS63288620A (ja) * 1987-05-22 1988-11-25 Kobe Steel Ltd アルミニウムの電解複合超鏡面加工方法
JPH0460766B2 (ja) * 1987-05-22 1992-09-29 Kobe Steel Ltd
CN104827146A (zh) * 2015-04-17 2015-08-12 江苏华耀机械制造有限公司 一种激光诱导轮对表面强化与光整加工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0576937A2 (en) Apparatus for mirror surface grinding
US5868607A (en) Electrolytic in-process dressing method, electrolytic in process dressing apparatus and grindstone
JPS58137526A (ja) 電解複合加工による表面仕上方法
JP2009136926A (ja) コンディショナおよびコンディショニング方法
TW419411B (en) Electrode generating hydrodynamic pressure
US3287862A (en) Abrasive articles and method of making abrasive articles
US6322424B1 (en) Electrolytic integrated polishing method for metal workpieces using special abrasive materials
JPS62193777A (ja) 線状研磨体及び研磨方法
JPH0411861B2 (ja)
JPH08243927A (ja) 研削工具とその製造方法及び研削装置
Shanawaz et al. Characteristics of electrolysis in-process dressing grinding of Al/SiCp composite materials
JPS58137527A (ja) 電解複合加工による表面仕上方法
JP3259350B2 (ja) 切削工具の製造方法
US3287861A (en) Abrasive articles and method of making abrasive articles
JPS6044228A (ja) 電解複合加工方法
JP4132591B2 (ja) 超砥粒工具の製造方法
CN208496776U (zh) 一种基于吸附防二次划伤技术的研磨砂皮
JPS59166464A (ja) 研磨用定盤およびその製造方法
JPS59232766A (ja) 円盤状工作物の鏡面加工装置
JPS629823A (ja) 電解複合研摩方法
JPS6099557A (ja) アルミニウムおよびその合金の鏡面加工方法
JPS6048216A (ja) 電解複合研摩方法
JP2950064B2 (ja) 電解ドレッシング式研削装置
JPS6171922A (ja) 電解複合円筒鏡面加工方法
Xu et al. ELID Grinding and Polishing