JPS58137443A - ガス吸着材 - Google Patents
ガス吸着材Info
- Publication number
- JPS58137443A JPS58137443A JP57019046A JP1904682A JPS58137443A JP S58137443 A JPS58137443 A JP S58137443A JP 57019046 A JP57019046 A JP 57019046A JP 1904682 A JP1904682 A JP 1904682A JP S58137443 A JPS58137443 A JP S58137443A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- activated carbon
- gas
- fiber
- fibers
- pressure loss
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガス中に含まれる微量のガス成分を吸着分離す
る際に用いるガス吸着材に関するものである。
る際に用いるガス吸着材に関するものである。
従来、ガスの吸着分離は、吸着材として活性炭をその万
能性から最も多く使用し、吸着塔にそのまま充填してガ
スを通過させて行っている。
能性から最も多く使用し、吸着塔にそのまま充填してガ
スを通過させて行っている。
活性炭をガス吸音材として使用する場合、吸着速度を上
げるため１通常、活性炭の表面積を増大させる処置、す
なわち粒径を小さくする方法が採用され９粒径としては
３ｆｌ以下が望ましいとされている。しかしながら、極
端に粒径を小さくすることは、活性炭塔の圧力損失を増
大させることになり、またガス中に存在する粉曝等の固
型物粒子が活性炭粒子間を閉塞してさらに圧力損失を高
めるため、塔内のガス通過速度を低下させることが必要
となる。したがって、実用上あまり活性炭粒子の粒径を
小さくできす、５〜５ｎの粒径のものが最も多く使用さ
れており、この程膚では吸ａ速度を著しく高めることは
困矯である。
げるため１通常、活性炭の表面積を増大させる処置、す
なわち粒径を小さくする方法が採用され９粒径としては
３ｆｌ以下が望ましいとされている。しかしながら、極
端に粒径を小さくすることは、活性炭塔の圧力損失を増
大させることになり、またガス中に存在する粉曝等の固
型物粒子が活性炭粒子間を閉塞してさらに圧力損失を高
めるため、塔内のガス通過速度を低下させることが必要
となる。したがって、実用上あまり活性炭粒子の粒径を
小さくできす、５〜５ｎの粒径のものが最も多く使用さ
れており、この程膚では吸ａ速度を著しく高めることは
困矯である。
本発明は、従来の粒状活性炭からなるガス吸着材におけ
る上記のごとき問題点を一挙に解決した。
る上記のごとき問題点を一挙に解決した。
吸着速度が大きく、かつ圧力損失の小さいガス吸音材を
提供することを目的とするものである。
提供することを目的とするものである。
すなわち１本発明のガス吸着材は、複数本の短繊維が互
いにからまり合い、かつ該短繊維間に粒状活性炭を包含
した繊維塊からなることを特徴とするものである。
いにからまり合い、かつ該短繊維間に粒状活性炭を包含
した繊維塊からなることを特徴とするものである。
第１図は本発明のガス吸着材の１例を示す構、青模式図
であり１本箔明のガス吸着材（すは多数の短繊維（２）
が互いにからまり合って形成した繊ＮＩＪｌ！の内部、
すなわち短繊維間に粒状活性炭（３）が２１１含された
Ｗ４造を有する。
であり１本箔明のガス吸着材（すは多数の短繊維（２）
が互いにからまり合って形成した繊ＮＩＪｌ！の内部、
すなわち短繊維間に粒状活性炭（３）が２１１含された
Ｗ４造を有する。
本発明のガス吸青月は、上記のごとく適当な太さと長さ
を存する短４１！碓群が互いにからまり合った繊維塊の
立体的網目構造の間・頃、すなわち矩繊維間に活性炭粒
子が保持されているため、活性炭によるガス吸着効率が
優れているとともに、繊維間隙による粉塵等の固型物粒
子の捕集性が良好で。
を存する短４１！碓群が互いにからまり合った繊維塊の
立体的網目構造の間・頃、すなわち矩繊維間に活性炭粒
子が保持されているため、活性炭によるガス吸着効率が
優れているとともに、繊維間隙による粉塵等の固型物粒
子の捕集性が良好で。
しかも活性炭の粒量を小さくしても圧力損失の増大を招
くような弊害は全く認められず、吸着速度を高めること
ができる。
くような弊害は全く認められず、吸着速度を高めること
ができる。
本宅明のガス吸着材を構成する繊維塊の形成はどのよう
な種類の繊維を用いてもよく、その形成される繊維塊の
構造も多種多様であるが、繊維塊の入きさ、形状、から
まり合いの状態は、繊維の太さ、長さ、ヤング率、剛さ
、密度、摩擦係数等の物理的性質や表面構造あるいはそ
の繊維の製造方ｌｋ等ｔこよって定まる。繊維素材とし
て、天然繊ルし 再生ｄ＆維１合成繊維等の有機繊維、
及びガラス繊維、金属繊維、鉱物繊維等の無機繊維から
必要に応じて１ｆ４類あるいは複数４１類を選択して用
いるが、特にガス処理における耐久性及び繊維塊の形成
の容易さから、ポリエステ〃、ナイロン。
な種類の繊維を用いてもよく、その形成される繊維塊の
構造も多種多様であるが、繊維塊の入きさ、形状、から
まり合いの状態は、繊維の太さ、長さ、ヤング率、剛さ
、密度、摩擦係数等の物理的性質や表面構造あるいはそ
の繊維の製造方ｌｋ等ｔこよって定まる。繊維素材とし
て、天然繊ルし 再生ｄ＆維１合成繊維等の有機繊維、
及びガラス繊維、金属繊維、鉱物繊維等の無機繊維から
必要に応じて１ｆ４類あるいは複数４１類を選択して用
いるが、特にガス処理における耐久性及び繊維塊の形成
の容易さから、ポリエステ〃、ナイロン。
ビニロン、レーヨン等が好ましい。短繊維の繊維長は、
からまりやすさの点から５〜５０ ｎのものが好ましく
、また直径は繊維素材のヤング率にもよるが、１０〜１
００ミクロン程度のものが良好である。
からまりやすさの点から５〜５０ ｎのものが好ましく
、また直径は繊維素材のヤング率にもよるが、１０〜１
００ミクロン程度のものが良好である。
繊維の断面形状は円形のほか、三角杉、星形、中空等の
異形断面のａｍも使用できる。また、繊維は捲縮の無い
ものが球状になりやすく好ましい。
異形断面のａｍも使用できる。また、繊維は捲縮の無い
ものが球状になりやすく好ましい。
＊、＊塊としては最大直径が５〜１００Ｈの球、楕円球
又は円板状のものが好ましい。
又は円板状のものが好ましい。
絨１１＆塊中に氾含させる粒状活性炭は、繊維間への保
持されやすさから６〜１４５メツシユの粒径のものが好
礪である。６メツシユより径の大きい粒子では吸着速度
が小さく１本発明のとと＃構成に１商用する鍜接が認め
られない。また、１４５メツシユより径の小さい粒子で
は繊維間での保持性が悪く、使用中にも非常に脱落しや
すく、不適当である。
持されやすさから６〜１４５メツシユの粒径のものが好
礪である。６メツシユより径の大きい粒子では吸着速度
が小さく１本発明のとと＃構成に１商用する鍜接が認め
られない。また、１４５メツシユより径の小さい粒子で
は繊維間での保持性が悪く、使用中にも非常に脱落しや
すく、不適当である。
本発明のガス処理材は１次に述べる手段ｅこより芥易に
製造することができる。すなわち、所定の短繊維群と粒
状活性炭とを水等の液体中に混合分散させ、１０〜８０
℃の範囲の所定の温度に保持しつつ、気体吹込みによる
水流攪拌又は羽根等による喘械的攪拌を１０分間以上続
けることにより。
製造することができる。すなわち、所定の短繊維群と粒
状活性炭とを水等の液体中に混合分散させ、１０〜８０
℃の範囲の所定の温度に保持しつつ、気体吹込みによる
水流攪拌又は羽根等による喘械的攪拌を１０分間以上続
けることにより。
時間の経過とともに短繊維が互いにからまりきいながら
それらの繊維間に６Ｌ状活性炭を保持した最大径５〜１
００ ｍの多数の繊維塊が得られる。次いで該繊維塊を
液中から取り出し、１００〜１５０℃の温度で乾燥する
。
それらの繊維間に６Ｌ状活性炭を保持した最大径５〜１
００ ｍの多数の繊維塊が得られる。次いで該繊維塊を
液中から取り出し、１００〜１５０℃の温度で乾燥する
。
上記の方法に町いて１分散液としては水のほかエチレン
グリコール、エタノール等の有機溶媒も用いつるが、活
性炭の特性あるいは経済性等を考慮すると水の使用が最
適である。また、′Ｏ＆維塊の乾燥は通常の熱風乾燥機
等により行うが、乾燥用の気体としては空気のほか必要
に応じて窒素、ヘリュウム等の不活性ガスを用いる。
グリコール、エタノール等の有機溶媒も用いつるが、活
性炭の特性あるいは経済性等を考慮すると水の使用が最
適である。また、′Ｏ＆維塊の乾燥は通常の熱風乾燥機
等により行うが、乾燥用の気体としては空気のほか必要
に応じて窒素、ヘリュウム等の不活性ガスを用いる。
本発明のガス吸ｆｉｌ材を用いてガスを吸着するには、
従来の活性炭吸着塔、その他涌常の筒状の充ｉＡ塔に該
吸着材を充填しガスを通過させればよりＮ本定明のガス
吸着材は、従来の活性炭のみの場合に比べ、圧力損失が
非常に少なく、 ｇＩＬ埋ガス量を多くすることができ
る。また、繊維塊中の活性炭は粒径の小さいものを用い
て吸着表面積を大きくすることができるため、吸着速度
を高め、吸着効率を増大させることができる。また、彼
処叩ガス中に存在する粉塵等の固型物粒子を繊維塊の網
状構造内に捕捉するため圧力損失の増大が非常に少ない
。
従来の活性炭吸着塔、その他涌常の筒状の充ｉＡ塔に該
吸着材を充填しガスを通過させればよりＮ本定明のガス
吸着材は、従来の活性炭のみの場合に比べ、圧力損失が
非常に少なく、 ｇＩＬ埋ガス量を多くすることができ
る。また、繊維塊中の活性炭は粒径の小さいものを用い
て吸着表面積を大きくすることができるため、吸着速度
を高め、吸着効率を増大させることができる。また、彼
処叩ガス中に存在する粉塵等の固型物粒子を繊維塊の網
状構造内に捕捉するため圧力損失の増大が非常に少ない
。
本発明のガス吸着材は前記のごとく、優れた特性を有し
ているため広範な用途に利用することができる。すなわ
ち、工場排ガス中の有害ガス成分例えば亜硫酸ガス等の
除去、あるいは有機溶剤を含んだガス中の該有ｉ４溶剤
の吸着分離等に極めて効県的に利用することができる。
ているため広範な用途に利用することができる。すなわ
ち、工場排ガス中の有害ガス成分例えば亜硫酸ガス等の
除去、あるいは有機溶剤を含んだガス中の該有ｉ４溶剤
の吸着分離等に極めて効県的に利用することができる。
次に本発明を実施例により説明する。
実施例
パドル型攪拌羽根を備えた直径１ｍ、高さ１．５ｍの円
筒状の攪拌槽に水５００１を入れ１次に平均直径４５ミ
クロン、長さ２０ｆｌのポリエステル繊維ｉｏｋｇと２
０〜４８メツシユの粒状活性炭１０幻とを分散させつつ
投入し、水温５０℃で攪拌羽根を８５し傍の速さで回転
させ、約１時間攪拌を続けると１粒状活性炭を含有した
直径１５〜３５ ｎの多数の繊維塊が得られた。この活
性炭含有繊維塊を脱水後、１０５℃の熱風乾燥機で乾燥
し、水分をほとんど含まない活性炭含有繊維塊からなる
本発明のガス吸着材を得た。
筒状の攪拌槽に水５００１を入れ１次に平均直径４５ミ
クロン、長さ２０ｆｌのポリエステル繊維ｉｏｋｇと２
０〜４８メツシユの粒状活性炭１０幻とを分散させつつ
投入し、水温５０℃で攪拌羽根を８５し傍の速さで回転
させ、約１時間攪拌を続けると１粒状活性炭を含有した
直径１５〜３５ ｎの多数の繊維塊が得られた。この活
性炭含有繊維塊を脱水後、１０５℃の熱風乾燥機で乾燥
し、水分をほとんど含まない活性炭含有繊維塊からなる
本発明のガス吸着材を得た。
前記の活性炭含有繊維塊を直径３０ｆｆｉのステンレス
スチール製円筒カラムに高さ１ｍまで充填しスチレン２
００ ｐｐｍを含有する排ガスを通した。カラムを通過
したガス中にはスチレンは全く検出されなかった。
スチール製円筒カラムに高さ１ｍまで充填しスチレン２
００ ｐｐｍを含有する排ガスを通した。カラムを通過
したガス中にはスチレンは全く検出されなかった。
第１図は本発明のガス吸着材の１例を示す構造模式図で
ある。 （１）・・・本発明のガス吸着材、（２）・・・短繊維
、（３）・・・粒状活性炭 特、作出願人 ユニチカ株式会社 ７− 等１１閉 ２５９−
ある。 （１）・・・本発明のガス吸着材、（２）・・・短繊維
、（３）・・・粒状活性炭 特、作出願人 ユニチカ株式会社 ７− 等１１閉 ２５９−
Claims (1)
- （１）複数本の短繊維が互いにからまり合い、かつ該短
俄Ｓ：間に粒状活性炭を包含した繊維塊からなるガス吸
着材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57019046A JPS58137443A (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | ガス吸着材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57019046A JPS58137443A (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | ガス吸着材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58137443A true JPS58137443A (ja) | 1983-08-15 |
| JPH0224584B2 JPH0224584B2 (ja) | 1990-05-30 |
Family
ID=11988471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57019046A Granted JPS58137443A (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | ガス吸着材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58137443A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6273938B1 (en) | 1999-08-13 | 2001-08-14 | 3M Innovative Properties Company | Channel flow filter |
| JP2008086865A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Yamatoyo Sangyo Kk | フィルター及びフィルター製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49116440U (ja) * | 1973-02-01 | 1974-10-04 |
-
1982
- 1982-02-08 JP JP57019046A patent/JPS58137443A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49116440U (ja) * | 1973-02-01 | 1974-10-04 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6273938B1 (en) | 1999-08-13 | 2001-08-14 | 3M Innovative Properties Company | Channel flow filter |
| JP2008086865A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Yamatoyo Sangyo Kk | フィルター及びフィルター製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0224584B2 (ja) | 1990-05-30 |
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