JPS58136664A - 紫外線硬化性樹脂組成物 - Google Patents

紫外線硬化性樹脂組成物

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JPS58136664A
JPS58136664A JP1768682A JP1768682A JPS58136664A JP S58136664 A JPS58136664 A JP S58136664A JP 1768682 A JP1768682 A JP 1768682A JP 1768682 A JP1768682 A JP 1768682A JP S58136664 A JPS58136664 A JP S58136664A
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JP
Japan
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ultraviolet ray
compound
film
resin composition
tinted
Prior art date
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Pending
Application number
JP1768682A
Other languages
English (en)
Inventor
Matsuo Hashimoto
橋本 松男
Jun Fujii
純 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は。
a)塩基性ポリマー囚 b)  1分子中の末端にアクIJ 5イルfi (C
H2=CH−Co−)2個以上有する化合物(ハ)C)
任意成分としての光反応開始剤0 d)溶剤(ト)より成る紫外線硬化性樹脂組成物に於い
て、化合物(5)と化合物(至)の使用割合が。
化合物(A):、化合物CB)=25〜80ニア5〜2
0(重量比)であることを特徴とする紫外線硬化性樹脂
組成物 に関するものである。
本発明は、ガラス、プラスチックス等の透明な基材を任
意な色調に容易に着色するに際してアニオン染料により
優れた濃色に着色され易い紫外線硬化性樹脂組成物を提
供するものである。
従来基材としてガラス、プラスチックス等の透明な基材
はサングラス、ショーウィンドーや各種ディスプレイ用
品等に着色されて使用されており、又最近では各種固体
撮像素子等の分野に於いても需要が起きている。しかし
これら需要分野に於ける使用目的に適った着色用樹脂が
開発されていない。即ち従来ガラス、プラスチックスな
このような目的で着色するには定められた形状に成型す
るに先立つ工程に於いて着色剤を加えた後、成型して着
色物を得るのが最も安易な方法として適用されているが
、この方法では一度に多量の同じ色調の成型物を得るに
は適していても色調を異にする部分を同一成型物上に保
持させる事は出来ないし、又色調を異にする多数の着色
物を得るには極めて不経済である。
これらの目的の為には基材表面に薄膜状の合成樹脂を設
け、この合成樹脂皮膜を着色する方法が考えられている
が、従来この合成樹脂皮膜はイオン性に欠け、イオン性
を有しない着色剤。
即ち1分散染料によってのみしか着色できない。
又−この分散染料の着色機構は固体の薄膜状樹脂へ略分
散染料が拡散し固溶体を形成することにあるとされ、あ
る程度高温で長時間染色を必要とする為にプラスチック
スの基材の透明性が失われ、商品価値が着るしく低下す
る。更に対象となる着色剤が分散染料に限定される為1
選択の対象が限定され、光学特性として要求されるシア
ン色が合成化学的に得られ難いという本質的欠点がある
本発明者等は、これらの欠点を改良すべく鋭意研究を重
ねた結果、これらガラス、プラスチックス等基材表面に
塗布溶剤を揮散させたあと紫外線照射により硬化させる
と色調の豊富なアニオン性染料にて極めて容易に濃色に
着色され易い紫外線硬化性樹脂組成物を発明するに到っ
た。
本発明の紫外線硬化性樹脂組成物を基材に塗布し、光照
射(紫外線照射)を行い硬化させタッチ、アニオン性染
料により着色すると豊富な色調の満足し得る濃色着色基
材を得る事が出来る。
本発明に用いられる塩基性ポリマー(5)としては下記
の塩基性モノマーを構成単位成分として含むポリマーが
望ましい。即ちジメチルアミノエチルアクリレート、ジ
エチルアミノエチルアクリレート、ジプロピルアミノエ
チルアクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリレー
ト。
ジエチルアミンプロピルアクリレート、ジメチルアミノ
エチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリ
レート、ジエチルアミノエチルアクリレート、ジメチル
アミンプロピルメタクリレート、4−ビニールピリジン
等が挙げられるが、これら塩基性ポリマー囚はアニオン
性染料に対して着色性を付与するものであるから、化合
物(5)と化合物03)の使用割合は、化合物(5):
化合物に)=25〜80: 75〜20(重量比)であ
ることが必要である。化合物(5)の割合が25重量係
以下では本発明の濃色着色の為の目的に合致しなくなる
。又80重量係以上このポリマーが含有されていると膜
の強度が低下し剥離し易くなるので好筐し、くない。ポ
リマー(5)の分子量は特に限定されず、広範囲のもの
が使用出来る。
又化合物CB)としてはエチレングリコールジアクリレ
ート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエチ
レングリコールジアクリレート。
ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレン
グリコールジメタクリレート、ポリプロピレングリコー
ルジアクリレート、ポリプロピレングリコールジメタク
リレート、ブチレングリコールジアクリレート、ブチレ
ングリコールジメタクリレート、ネオペンチルグリコー
ルジアクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリ
レート、1.4−ブタンジオールジアクリレート、1.
6ヘキサンジオールジアクリレート。
1.6−ヘキサンシオールジメタクリレート、ペンタエ
リスリトールジアクリレート、ペンタエリスリトールト
リアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレ
ート、トリメチロールノ プロパントリメタクリレート1%ボラック系エポキシア
クリレート、ビスフェノールA系エポキシアクリレート
、アルキレングリコールジェポキシアクリレート、グリ
シジルエ不テルアクリレート、ポリエステル系ジアクリ
レート、ビスフェノールA系ジアクリレート、ウレタン
系ジアクリレート等が挙げられる。
これらは一種でも二種以上の混合系でも良い。
一般に本発明に用いられる塩基性ポリマー囚は水溶性ポ
リマーであり膜を、形成するが、染色時に膜の脱落が起
り易いので、これら架橋剤である化合物の)を使用する
ことにより化合物(B)が塩基性ポリマーを巻き又は絡
み込み膜の脱落を防止する役割を果す。
又本発明に用いられる活性光線の照射によって重合を開
始させる光反応開始剤(qとしては2−エチルアントラ
キノン、2−1−ブチルアントラキノン、などのアント
ラキノン類、ベンゾイン、そのアルキルエーテル誘導体
などのアシロイン類、ベンゾフェノン、ミヒラーケトン
等のベンゾフェノン類、ベンジル、ジアセチル等のケト
アルドニル化合物などである。これらは1種又は2種以
上の混合系でも良く、前記化合物(B)100重量部に
対して2〜200重量部使用する事が望ましい。光反応
開始剤(C)は最初から樹脂組成物中に入れておいても
よい。又、実際に使用する際に光反応開始型(C)を樹
脂組成物中に“加えることも出来る。
又本発明に用いられる溶剤(至)としては化合物内、但
)、(qを良く溶解するものが好ましく、メトキシエタ
ノール、エトキシエタノール、トルエン、キシレン等が
挙げられる。溶剤−の紫外線硬化性樹脂組成物中に占め
る割合は、化合物(3)、化合物(B)の性質によって
異なるが、紫外線硬化性樹脂組成物の粘度が500 c
ps以下となるような割合とすることが好ましい。
本発明は化合物穴、(B)、及び任意成分として(qを
溶剤(至)に良く混合溶解し、これを樹脂組成物とする
ものであるが、この樹脂組成物に更に場合によっては共
重合可能な他のモノマー、粘度調節剤、脱泡剤等を含ま
せても良い。か\る紫外線硬化性樹脂組成物を基材に塗
布すると塗布後浴剤は揮散し、後に樹脂膜が出来る。こ
の樹脂膜は一般に粘稠乃至固体であるから活性光線照射
迄の間に容易に変形したりしない。塗布後活性光線を照
射して硬化させる。この樹脂を用いると、膜厚が例えば
0.5ミクロンへ100ミクロンの任意の扉さの膜を形
成させることが出来る。
次に硬化゛させた樹脂をアニオン性染料にて着色するア
ニオン性染料としては、酸性染料、直接染料、反応性染
料等が挙げられるが、特に酸性染料が好ましい。これら
を用いて着色する方法は公知の染色法又は印捺法を用い
て実施し得るが水溶液を用いた浸漬染色法が好ましい。
実施例1゜ 光学ガラス表面をアセトンで洗滌し乾燥後シランカップ
リング剤KBM503(信越化学工業■)10%エタノ
ール溶液を塗布し風乾後110c。
5分間加熱乾燥を行い更にこの表面をアセトンで洗浄乾
燥したものを塗布用基材とする。この塗布用基材表面に
表2に記載したポリマーを用いた表1記載の樹脂液(樹
脂組成物)を塗布し、紫外線180 watt /cm
 4秒を照射し、塗膜を硬化させる。
次に酢酸酸性(pH4)の水溶液にCC0l−Ac1d
YellO38を0.12%となるように溶解させ。
75〜80Cに昇温し、この液に前記表面に塗膜を形成
させた光学ガラスを30分間浸漬すると鮮明な黄色に着
色された表面を有するガラスが得られた。
表1 樹脂液(樹脂組成物)組成 表2 各種ポリマー (註) 表中数字は重量部 A;ジメチルアミンエチルアクリレートB;ジメチルア
ミノエチルメタクリレートC;4ビニールピリジン D;メチルメタクリレート 実施例2〜6゜ 実施例1の要領で表3の樹脂液を用いて行った結果実施
例1と同様の塗膜を有する光学ガラスが得られた。次に
実施例1の要領で酢酸酸性(pH3,8)17)水溶液
にC,1,Direct Blue 86を0.3%と
なるように溶解させ80〜95Cに昇温し、この液に前
記光学ガラス板を20分間浸漬すると鮮明な帯緑青色に
表面着色されたガラス板が得られた。
(i) 表中数字は重量部 実施例1の要領で表4の樹脂液を用いて行った結果実施
例1と同様の塗膜を有する光学ガラスが得られた。次に
実施例1の要領で酢酸酸性(pi−(3,4)(7)水
溶液にC,1,Ac1d Red 266を0.5%と
なるように溶解させ80Cに昇温し、この液に前記光学
ガラス板を20分間浸漬すると鮮明な赤色に着色された
表面を有するガラス板が得られた。
表4樹脂液組成 (註)R,−166(日本化薬■製エポキシ系ジアクリ
レート)(り表中数字は重量部 実施例11゜ 透明塩化ビニール板表面を洗剤にて洗浄し乾燥後下記樹
脂液を塗布後紫外線180 watt /cm +10
秒間照射し塗膜を硬化させる。この膜厚は約50μであ
った。次に酢酸酸性(p)(3,5)の水溶液にC,1
,Ac1d Yellow 38を0.03%となるよ
うに溶解させ、70Cに昇温し、この液に前記表面樹脂
形成塩ビ板を10分間浸漬すると鮮明な黄色に着色され
た表面を有する塩化ビニール板が得られた。
(註)表中数字は重量部 実施例12゜ 下記の樹脂液を用いて実施例11に従って行った結果同
様の結果が得られた。
樹脂液組成表 (註)表中数字は重量部 TMPTA・・・トリメチロールプロパントリアクリレ
ート 手続補正書 昭和5’7年3月17日 特許庁長官 島 1)春 樹殿 東京都千代田区丸の内−丁U2番1号 (40B)日本化薬株式会社 代表者 取締役社長 坂 野 常 和 5 補正命令の日付 (自 発) 6 補正により増加する発明の数 なし 8補正の内容 別、−紙 の 通 リ         、ぐ;ニー≧
、補  正  の  内  容 (1)  明細書第9頁下から7行目において、「18
0Jとあるを「80」と訂正する。
(→ 同第13頁3行目において、「180Jとあるを
「80」と訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l。 a)塩基性ポリマー囚 b)  1分子中の末端にアクリロイル基(CH2=C
    H−C0−)2個以上有する化合物(ロ)C)任意成分
    としての光反応開始剤(Qd)溶剤0より成る紫外線硬
    化性樹脂組成物に於いて、化合物内と化合物の)の使用
    割合が。 化合物(A):化合物CB)〜25〜80 : 75〜
    20(重量比)であることを特徴とする紫外線硬化性樹
    脂組成物。
JP1768682A 1982-02-08 1982-02-08 紫外線硬化性樹脂組成物 Pending JPS58136664A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040169A (ja) * 1983-08-15 1985-03-02 Nippon Steel Corp 塗装金属板の製造方法および塗料組成物
JPS63264679A (ja) * 1986-12-19 1988-11-01 Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd コーティング剤

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6040169A (ja) * 1983-08-15 1985-03-02 Nippon Steel Corp 塗装金属板の製造方法および塗料組成物
JPH0218708B2 (ja) * 1983-08-15 1990-04-26 Shinnippon Seitetsu Kk
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