JPS58135094A - デリツク式クレ−ン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデリック式クレーンに関する。

デリック式の甲板用クレーンは通常、船舶及び石油削井
装置において用いられるか、この甲板用クレー・ンは通
常、主構成部材か短い固定の柱体に取りつけられ、前記
柱体の頂部を回動する。前記主構成部材には該主構成部
材に枢支されるジブと、該主構成部材と前記ジブとの間
に結合される引込及びホイスト用ギヤとを設けている。

ａ起生構成部材の前記柱体への結合は、通常アウターリ
ング部材、インナーリング部材とから成るスラストベア
リングを用い、前記インナーリング部材を前記柱体に一
定するとともに、前記アウターリンク部材を１起生構成
部材に連結して該アウターリンク部材に駆動ビニオンと
係合するギヤーを設けている。

仁の種公知の構造では、スラストベアリングはジブによ
りもたらされる静止荷重及び動荷東のほとんどすべてを
受けることになるか、これら荷重は家さに、ジブ自体の
重量各ジブにより支持される別の荷重並びに旋Ｉ力、引
込力や蓚重加達力、荷重減速力などから成る偏心荷重と
なるので、前記したベアリングリングは前記柱体に対し
前記ベアリングリングをねじる傾向の継続的な負荷にさ
らされることとなる。＠記したねじり荷重以外にも＠　
ｆｊ￥ｌＩｌ　ｗ；＆＆は、風に対してのかなりの表面
積を有していることや当該クレーンに対しての強風の衝
突によって前記ベアリングリングに対するねじり力の増
加もしくは更に別の方向における新たなねじり力の導入
などにより応力条件は史に護雑化することとなる。これ
らの聞一点は、クレーンによる荷上げに際しクレーンの
フック′か該クレーンを設置した船舶上の一部もしくは
石油削井装置の一部にひつか−ったような場合、更に深
刻化することとなる。このような偶発事故はクレーンの
操縦者か知らない間に発生する”Ｊ飽性かあり操縦者か
気づいて修理にか＼るまで−こ装置全体のアンバランス
な状態か是正内輪なほどに極めて深刻になる場合もあり
得るのである。実際、ベアリング部分はクレーン構造全
体からみて最も弱い部分であり、前述した如くの状況下
ではベアリングのねじりにより、ジブを支持する（デリ
ックの可動部分及びクレーン構造中の中心柱以イ外のＴ
べての部分とか前記中心柱をねじりきってしまうことも
生じ中心柱とは別にクレーン構造かぐらついて、ついに
は前記船舶や石油削井障置土で倒壊するようなことも生
じるのである。このような事態発生のために人身事故に
つながった例か過去にいくつか見られている。

このような間−解決のためデリック式クレーンではこれ
まで２組の間隔をおいて設けるローラーベアリングによ
り中心柱のまわりを回動可能とした長いスリーブにジブ
を設けるという構成か提案されている。前記ローラーベ
アリングのうち一組は軸方向のスラストに対し抵抗し、
他の一組により半径方向のスラストに対し抵抗させよう
としたものである。

しかしなから、この構成の場合は構造か段線であるし、
コスト高となりまた作用性か悪かった、その理由は、前
記スリーブを上部甲板面より下へ延ばす必要かあつ丈か
らであり、ま鯰４この構成に右いてクレーン旋回をする
にはスリーブに巻回したケーブルをウィンチに接続して
行うため、旋回角度に制限があるし、かつこの構造では
回動可能とするスリーブを通すため上部甲板を切り欠い
て大きな孔を設ける必要かあり、また上部中板面以上に
前記スリーブを上方に伸ばす必要もめるので当該船舶な
転■させるような実質的な何本が生じる８ｉｍもある。

また、前記した２組のローラーベアリングについては、
このデリッククレーンか重荷を持上げる際持ち上げ始め
の時点または持ち上けたま＼停止する時点でクレーン構
造の一時的なねじれや摩耗からくる前記ベアリングの調
心の問題などか′しばしば生じるのである。

本発明の目的は、ねじりや摩耗により生ず・る問題の無
いデリック式クレーンであって構成上安価でしかも船舶
構造に干渉しないで船体と一体化して設けることを可能
とし、同程度の荷上げ能力を有する既知のデリッククレ
ーンに比し軽量で、かつ船舶もしくはその他の浮遊構造
物に対し加わる転覆重量か最少のものである。

本発明デリッククレーンは、座台により支持されるベア
リング装置における可動部割に対し水平方向の枢支部に
より枢支的に連結されるジブと、前配水平枢支部を中心
に前記ジブを上げ下げする引込ギヤ機構と、前記ジブの
吊荷を上げ下げするホイスト用ギヤ機構と、前記座台を
中心に前記ジブを揺動させる旋回ギヤ機構とから成り、
前記座台は前記ベアリング装置より上に伸びて中心柱を
形成するとともに、前記引込ギヤ機構の引込ケーブルを
前記中心柱と前記ジブの上端との間に結合し、また前記
べＴリング装置は移動自由のボールを持つ単一のリング
を持ち、前記ボールは内方及び外方のベアリングリング
に設ける部分円形環状凹部に動きばめされる。また１記
内方ベアリングリングは前記中心柱に連結され、かつ前
記ベアリング装置は、前記ジブか１記外方リングに連結
される前記枢支部に対し垂直になるようにＭｉＪ記中心
柱に配置され、この配置により前記枢支部を通る前記ジ
ブのスラスト直線か、前記ボールを有する前記リングの
ピッチ円直径内を通過する如く成したものである。

前記旋回ギヤ機構は、前記外方ベアリングリングに支持
される旋１゛ウィンチを持ち、またビニオンを持った駆
動軸を有し、該ピニオンは前記中心柱をＳ繞し、かつ該
中心柱に対し固定される歯付きリングと係合する如く成
す。

前記歯付きリングは前記中心柱に固定してもよい。

前記内方ベアリングリング及び外方ベアリングリングの
筒状面には半円形の環状凹部を設け、該口部における互
いに対向する内側はそれぞれ與ことにより、前記ポール
を有する前記リングにおける互いに対向する側の内方及
び外方リングの間のクリアランスギャップか半径方向に
おいて互いにオフセットする如く成す。

前記内方ベアリングリングは、前記中心柱構造のうち少
なくとも上方部分を囲繞する環状ブラケットに取り付け
てよく、前記環状ブラケットは前記中心柱構造とは別体
に形成する一方、該中心柱構１Ｍにおける少なくとも上
方部分に対する一体的な部分を形成する如く成してよい
。

この環状ブラケットは前記中心柱と同一内径、同一外径
として形成し前記環状ブラケットを１記中心柱に嵌め、
該環状ブラケットに隣接し、且つ該環状ブラケットと同
軸の中心柱部分に対し溶接止めして前記中心柱を形成す
べく成してよい。

前記ベアリング装置は、分割体により形成して例えば半
分部分同士と成し、容易に組合せもしくは分解し得る如
くなしてもよい。

前記中心柱は座台により囲繞し、該座台には孔を設けて
この孔を介して前記中心柱か座台を貫通する如くしてよ
い、この座台は１紀ベアリング装置より上方に位置させ
、前記外方ベアリングリングに連結する。末た前記座台
には、前記ジブをこの座台および旋回ウィンチに連結す
るための前記枢支部を支持すべきブラケットを保持させ
る。

前記座台の外部形状は矩形とし、また前記中心柱を囲繞
する内部形状は円形とするのか好ましい、この座台も半
分部分同士の分割体としてよいこのプリッタ式クレーン
の全操作が行なわれる操縦室は前記座台における前記ジ
ブを該座台に取り付けるための前記枢支部の設置面の一
側乃至該設置面より下方の位置に取りつける如く成す。

図面において符号（１）は、硬質で静止状に取り付ける
中心柱であり、（２）及び（６）は内方ベアリングリン
グ及び外方ベアリングリングであって前記内方ベアリン
グリング（２）は＠ｒｊ　配中心柱（１）と一体と成し
た環状ブラケット（４）に支持される。＠記名ベアリン
グリング（２）。

（６）４こは、互いに対応する部分的に円形の四部（５
）、（６）かそれぞれ設けられ、１配回部内には移動自
由とし千−組の表敷のポール（７）を設け、該門部内を
循環可能と成す、＠記両凹部か一体となって前記ポール
のためのはり完全な円形の溝を形成し、このベアリング
番こより、軸方向や半径方向などのいずれの方向からの
荷重であっても支持可能となる。また前記ベアリング用
の部材をポールと成したことにより前記ぺ；リングは十
分な軸受支持か可能である。また、このベアリングに対
しての軸方同荷朧に対する抵抗は、前記各ベアリングリ
ング（２）、（！ｌ）間に設けるクリアランスギャップ
（８）、（９）を互いにオフセットさせることにより強
化されるので、前記ポールに対する圧ＩＩ！ｅ重の率か
増加されるとともに、剪断荷重は減少せられる。この効
果は、前記べＴリングリング（２〕における四部（５）
の−側の筒状ｆｌ［ｌ（２ム）の径を前配回５（５）に
おける他側の筒状ｊｌ（２追）より小径と成すとともに
、１記ベアリングリング（５）における凹部（６）の−
側の筒状面（３Ａ）の径を１記凹部（６）における他側
の筒状面（３！Ｉ）より小径と成すことにより得られる
。また、符号（１０）はジブであって該ジブの一端は、
前記中心柱（１）を囲繞し且つブラケットリング（１３
）により前記外方ベアリングリング（６）に連結される
座台（１２）に対し、枢支結合部（１１）を介して連結
されるので、前記ジブ（１０）は最終的には前記ベアリ
ングリング（３）に対し枢支されることとなる。符号（
１４）は引込ギヤ機構であって該引込ギヤ機構は部分（
１５）において前記ジブ（１０）の他端に対し連結され
る一方、前記引込ギヤ機構は前記中心柱（１）の頂部に
位置する枢支結合部（１６）に対し連結される。符号（
１７）はホイスト用ウィンチであってケーブル（１８）
を介してホイスト用フッタ（１９）と連結する。前記ケ
ーブル（１８）は前記ジブ（１０）の外方端に設けるガ
イドプーリーを通過する。ＩＲ記ホイスト用ウィンチ（
１７）もまた、前記座台（１２）に支持するので該ウィ
ンチの場合も１記外方べＴリングリング（３）に支持さ
れることとなる。符号（２０）は、ＭｉＪ記中心柱（１
）を囲繞し且つ１゛記環状ブラケツト（４）に設けられ
る歯付き旋回リングであって該旋回りング（２０）は、
駆動ビニオン（２１）と係合する。＠記駆動ピニオン（
２１〕は、前記座台（１２）に設けられたエンヂン室（
２４）に収納される旋回ウィンチ（２５）における駆動
軸（２２）に支持される。

前記エンヂン室（２４）はまた、前記引込ギヤ機構を操
作するための駆動装置を内包する。符号（２５）は前記
座台により支持される操縦室である。符号（２６）は、
ジブ（１ｏ）からのスラスト直線であり、また（２７）
はボール（７）のピッチ円直径である。

前記フックかどこか別の部材に引っか〜ったり、また過
度の荷重を持ち上げようとしたりした結果生じる当該ク
レーンをぐらつかせる傾向を有する荷重はすべて直接的
に前記中心柱（１）に伝達されるか、このｉｋ電伝達経
路は一部は前記引込機構（１４）を介し、また一部は前
記枢支結合部（１１）を介しての伝達となる。仁の場合
、前記枢支結合部はビン結合と成しているので、この枢
支結合部を介して伝達される荷重はいずれも直接荷重で
あり、曲げ荷重か伝達されることは無いのである。

また前記枢支結合部（１１）からのスラストは一前−ｌ
ジブ（１０）に沿ったものとなる。この傾斜荷重は前記
ベアリングの開方向に不均等に負荷をかけたり、幾分か
ねじりの要素を導入する傾向かある。しかしなから、前
記ボールはそのはゾ全面に亘って支持されるので前記し
たような伺らかのねじり要素から成る傾斜荷重に対して
は抵抗可能であるし、また、ボールの場合はローラーに
比べて移動性か高いので前記ベアリングリングのねじれ
には、前記ベアリングか前記ボールを保持する保持性能
に対しての逆効果性は少ないのであり、またボールの場
合、ねじり荷重に対しても抵抗度合が強い、すなわち、
前記筒状面（６Ａ）の直径を前記筒状面（２Ｂ）の直径
と等しくすることにより前記ボールには、めったに生じ
ない純粋の軸方向荷重によってのみ最大剪断力か係るこ
とになるか、この剪断力か係るのは前記ボールの最大横
断面積に対して係るのである。従って、前記ボールに対
する荷重の大部分は圧縮荷重であり、該ボールか損なわ
れてしまう可能性は極めて少ないのである。

本発明は構造か簡単であって、構成及び組立てに際し安
価であり、かつ維持管理のための点検も容易である。前
記ベアリングリング（２）、（３）を手分部分同士の分
割体で形成した場合は特にこれら特徴点を見い出せる。

単一のリングとボールとを使ったボールベアリング構成
の場合比較的柔軟性かあるので、小さなねじりは吸収し
てしまうか、はゾ全体的ｌｃ囲纏した締めばめ式のボー
ルとベアリングリングとの組み合わせの場合は過負荷に
対しての大きな強度を備えたはゾ固形のリングと同じ効
果を有することとなるので、通常の形式で十分堅締され
た硬質の中心柱に対してか＼るようなりレーンをぐらつ
かせる傾向の主たる荷重をもってしても該クレーンのぐ
らつ會は実質的に不可能となる。

デリック式クレーンにおけるスイベルベアリングか、荷
重や応力など極めてきびしい条件のもとで作用する部分
であり、またクレーン構造において通常最も経費のか＼
る部分であることを考えあわせれば前記した如くの本発
明の構成によりもたらされる格別の利点は容易に理解さ
れるであるう。

本発明の各特級点は下記の条件により生ずるものである
。まず、前記座台かごくわずかな傾動力（ｔｉｌｔｌｉ
ｉｇ　　ｍｏｗ・ｎｔＪ以上のものを受けないようにす
る。そＱ理由は、引込ｍｌ＃にの荷重のすべてかか−る
からである。また、ジブからのスラスト１ｉａｉｉはい
つでも前記ボールのピッチ円内を通過するので当該ポー
ルベアラングを傾向 動させる軸着は全くないかもしくはほんのわずかである
。尚、前記ジブのスラスト直−と前記中心柱の軸心とを
食む平面に対し平行となる前記ポールのピッチ円におけ
るいずれかの弦において生じる荷重系を変位させても、
実質的には端部支持部間において下方向にか−る荷重を
ともなうような、簡単に支持した梁部材に生じる荷重系
とほり同一であって、前記端部支持部それぞれに対する
反作用は上方向のものであることにより前記梁部材はほ
とんどもしくは全く傾動させる傾向を見せないのである
。従って、前記リングにおける各弦にも傾動させる傾向
はほとんどもしくは全くないのでリング全体も傾動させ
る傾向はほとんどもしくは全くないのである。

前記ボールと該ボールに対応するベアリング向との間に
必然的に設けられるクリアランスにより前記ボールには
幾分か半径方向の動作か許されるか、対応のベアリング
向と同一の半径を有するボールの場合は前記ベアリング
面と線接触するので、前記クリアランスか小さい場合は
、ｉｉ］記ベアリング面の大きな円弧をカバーするため
に前記ボールは小さな半径方向動作のみか必要となる。

こまたデリック式クレーンの操作時には、ジブの角度は
常に変化するので、それにつれてジブからのスラスト直
線も常に変化する。

本発明の構造においては、このスラストは前記ジブ乃至
スラスト直線の変化に応じて変化した方向における前記
ベアリングのボールに対しかけられるか、ボールは曲げ
モーメント万全偶力などの要素は何ら伝達し得ないので
、スラストについての種々の方向に対するボールは前記
ベアリングリングのベアリング向に対して新しい半径方
向位置へ移動し、新たなスラスト方向へと同調すること
になる。前記した如くの小さなクリアランスという特徴
点により前記ベアリング向の円弧に沿った１記ボールの
動作は幾分か認められるのでボールの摩耗はベアリング
面に対し十分分与されるとともにそれによるベアリング
の寿命の延びも認め　　、られるのである、既知のタイ
プのボールスラストベアリングの場合には、このような
望ましい特徴点は見られな−い。

既知のタイプの場合は、ふたつのカップ形状の重合式ベ
アリングリングを用い、これらベアリングリングとボー
ルの間には、ボールか′ベアリング向と接触するための
ボールの直径方向に詔番する対向する２つの箇所を除い
て大きなりリアランスを設けている。この構成の場合は
ボールかきつしり詰まらない限りボールの半径方向の動
きかほとんどないので摩耗はすべてベアリング面に沿っ
た狭い直線範囲に集中することになる。

これらの間融はローラーベアリングを間隔を持って設は
半径方向のスラスト及び軸方向のスラストを支持するよ
う構成したものに対してはあてはまらないか、１述した
如く、この構成においては必然的にスリーブを用いるの
で、装置の重量か重く、構成上コスト高となりまた維持
管理や修理も困難かあるとともに豐用か高くつくことと
なる本発明の構造の場合は、間隔を持たせて設けるロー
ラーベアリングにおける良い点のすべてを備えることを
目的とし、軽量で構成も安価であり維持管理や修理も容
易であるもの１提供出来る。

実際に当該ベアリングを半分部品同士の分−１体で構成
すればベアリングの寿命も実際容易に２倍に出来る。ま
た、ベアリングに負荷のか＼る場ソ 合でもジブのスラストの方向性によｆ１荷重のす・べて
もしくはほり全部か前記外方ベアリングリングのベアリ
ング面の下手分及び内方ベアリングリングの上牛分に対
してか＼るので、摩耗のすべてもしくはほとんどすべて
がこれら各半分部分において生じるのである。

崗、摩耗の量が受は入れかたい量になった場合は前記ベ
アリングリングを実質的に新しいものと取り換えも可能
であるか、ジブに対して一時的な支持具をあてかって宰
きベアリングリングの各分割体を互いに離脱させて、ベ
アリングリングのもとの頂部か今度はｔｃになるよう前
記分割体の一組を逆転させて設置する方法もある。この
ようにすればそれまで全熱摩耗していないもしくはほと
んど摩耗していないベアリング面の各半分か荷重に対す
る仁とになる。尚、望ましい場合には、この入れ替んと
同時にボールの入れ替えも可能である。

尚、本発明の単一ベアリングの場合はクレーンにおける
それ以外の部分を分解せずに客易に維持管理及び修理可
能であり前記した各操作か簡単かつ迅速に行なえる。

前記ベアリングリングにおける通常荷重のかからない部
分についての少しく見込まれる摩耗量について述べると
、外方アウターリング（３）のベアリング面の上部及び
内方ベアリングリング（２）のべＴラング面の下方部分
についても最大半径に対して見込み以外の荷重のか＼る
ような例外的な条件の場合に少しく摩耗か生じる。この
場合前記中心柱はベアリングをねじるに十分な程度−が
りジブに対向するベアリングの一側にボールを移動させ
、ベアリング面における通常荷重のか＼らない部分とボ
ールとを一時的に接触させるのである。このような状況
は通常短い時間だけであり摩耗は全く無いかもしくは無
視出来る程度のものしか生じないのである。

図面に示したものは本発明の実施例であって、第１図は
デリック式クレーンの側面図、第２図は第１図２−２！
Ｉ断面図、第３図は＄２図３−６Ｉｉｌｉ！１ｌＴｉｊ
ｉ図である。

（１）−中心柱 （２）−内方ベアリングリング （３）−外方ベアリングリング （４）−環状ブラケット （５）、（６）一部分円形凹部 （７）−ボール （１０）　−・・ジブ 代理人　弁理士　津　１）１　人 手続補正書（方式〕 昭和５８年６月２３日 特許庁長官殿 １、事件の表示 昭和５７年特許願第１８２０２４号 ２、発明の名称 デリック式クレーン ３、補正をする者 事件との関係　出願人 氏名（代表者〕　モーチマー　ハルム　リグビー６籍】
　英国 ４、代理人 住所〒５９０　　大阪府堺市住吉橋町１丁９番９号米沢
ビル氏名（６７００）弁理士　津１）直入 ５、補正命令の日付　　昭和５８年２月２日６、補正の
対象 １図　面」

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 《１　デリック式クレーンであって、座台に支持される
   ベアリング装置における可動部材に対し水平枢支部（１
   １）を介して枢支的に連結されるジブ（１０）と、前記
   水平枢支部（１１）を中心に前記ジブ（１０）を上げ下
   げするための引込ギヤ機構（１４）と、＠紀ジブの吊１
   ｋをヂ上けＦげＴるためのホイストギヤ機構（１８）と
   、ｉｔＪｉｄ座台を中心に前記ジブを揺動させるための
   旋回ギヤ機構（２３）とを有し、前記座台はｉｒｉｌ記
   ベアリング装置より上に伸びて中心柱（１）を形成し、
   また前記引込ギヤ機構の引込ケーブルは前記中心柱（１
   ）の頂部と前記ジブ（１単一リングを有し、前記ボール
   は内方及び外方ペアリングリング（　２　、５）に設け
   た互いに相応する部分円形環状凹部（５．６）に動きば
   めされ、前記ベアリングリングのうち、内方ベアリング
   リング（２）は前記中心柱（１）に結合され、また前記
   ベアリング装置は前記ジブ（１０）か前記外方べＴ９ン
   ダダンダ（３〕に連結される前記枢支郎（１１）６ｃ対
   し垂直となるように前記中心柱上に配置され、この配置
   により前記枢支部（１１）を通る前記ジブのスラスト直
   線（２６）か前記ポール（７）を有する前記単一リング
   のピッチ円直径（２７）内を通過する如く成したもの。 （２Ｉ　　特許請求の範囲第１項記載のデリック式クレ
   ーンであって、前記旋回ギャか前記外方ペアリングリン
   グ（３）に支持された旋回ウィンチ（２３）を有し、且
   つ齢記旋ーギャは、ビニオン（２１）を保持した駆動軸
   （２２）を有し、前記ビニオンか前記中心柱を――し、
   且つ該中心柱に対し固定される歯付きリング（２０）と
   係合する如く成したもの。 《ん　特許請求の範ｍ第２項記載のデリック式クレ−ン
   であって前記歯付きリングか前記中心柱に固定されてい
   るもの。 （４特許請求の範囲第１項記載のデリック式クレーンで
   あって、前記部分円形環状凸部（５，６）を設けた前記
   内方ペアリンン♀４）及び外方ベアリングリング（６）
   にお６する筒状面（２ム、２Ｂ）及び（３ム、３Ｂ）は
   、前記凹部（５，６）の両側部においてそれぞれ異なる
   半径を有していることにより、前記内方ベアリングリン
   グ（２）における小さめの半径を有した罰記餉状面（２
   ム）か、前記外方ベアリングリング（３）における小さ
   めの半径を有した前記筒状面（３ム〕に対向するととも
   に、大きめの半径を有した前記筒状ｉｉｉＣ２Ｂｍ６Ｂ
   ）も互いに対ち 回し、これにより前記ボール（７）を有しｌ＠記単−リ
   ングにおける両ｍ５ｔｓに位置する前記内方ベアリング
   リング（２）と外方ベアリングリング（３〕との間のク
   リアランスギャップか、半径方向において互いにオフセ
   ットする如く成したもの。 （５１特許請求の範囲第１項記載のデリック式クレーン
   であって、前記内方ベアリングリングか、環状ブラケッ
   ト（４）に取りつけられていて、前記環状ブラケットは
   前記中心柱構造のうち少なくとも上方部分を囲繞し、か
   つ前記環状ブラケットは前記中心柱構造とは別体−こ形
   成する一方、前記環状ブラケットか１記中心柱１／ｓ′
   １ｉｌの少なくとも上方部分に対する一体的な部分を形
   成する如く成したもの。 （θ　特許請求の範囲１３１項記載のデリック式クレー
   ンであって、前記環状ブラケットヲ１記中心柱（１）と
   同様の内径及び外径で形成して距Ｊ記環状ブラケットを
   前記中心柱に嵌め、該環状ブラケットに隣接し且つ該環
   状ブラケットと同軸の中心柱部分に対し該環状ブラケッ
   トを溶接止めして前記中心柱を形成する如く成したもの
   。 （乃　特許請求のｌＮ１ｆｉ第１項記載のデリック式ク
   レーンであって、前記ベアリング装置を分銅体により形
   成したもの。 （ａ　特許請求の範囲＄１項記載のデリック式クレーン
   であって、前記中心柱か座台（１２）により囲繞されて
   いて、且つ前記座台には孔を形成し前記中心柱かｔＲ記
   孔を通過する如く成すとどともに、前記座台をｉｉｌ記
   ベアリング装置より上に位置させ、該座台を前記外方ベ
   アリングリング（６）に連結させ、また前記座台は前記
   枢支部（１１）を支持するブラケットを保持し、前記枢
   支部を介して前記ジブを前記座台に且つまた前記旋回ギ
   ヤ（２３）に連結させる如く成したもの。