JPS5813163Y2 - 緩衝器の減衰力調整機構 - Google Patents

緩衝器の減衰力調整機構

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Publication number
JPS5813163Y2
JPS5813163Y2 JP14835178U JP14835178U JPS5813163Y2 JP S5813163 Y2 JPS5813163 Y2 JP S5813163Y2 JP 14835178 U JP14835178 U JP 14835178U JP 14835178 U JP14835178 U JP 14835178U JP S5813163 Y2 JPS5813163 Y2 JP S5813163Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adjuster
piston
damping force
adjustment mechanism
valve
Prior art date
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Expired
Application number
JP14835178U
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English (en)
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JPS5564541U (ja
Inventor
今井清典
Original Assignee
カヤバ工業株式会社
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Publication date
Application filed by カヤバ工業株式会社 filed Critical カヤバ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、アジャスターを回転して所望の減衰力を得
る緩衝器の減衰力調整機構に関する。
この種の調整機構として第1図に示すものが従来から知
られている。
この第1図に示す調整機構は、インナーチューブ1の所
要位置にスナップリング2をがん着し、このスナップリ
ング2の下方にアジャスター3、バルブストッパー4、
ピストン5を順次挿入するとともに、最後にナンド6で
締めつげるようにしたものである。
しかしこの場合には、ナンド6を締めつげる際にその回
転力がピストン5を介してバルブストッパー4に伝わり
、そのために当該ストッパー4も回転してしまうので、
インナーチューブ1、アジャスター3及びバルブストッ
パー4の三者の相対位置合せが非常にむずかしいもので
あった。
またアジャスター3をスナップリング2の一点で止める
ので、ナツト6を締めつげるときに、ややもするとアジ
ャスター3が傾くことがあり、そのために減衰力値が狂
うことがあった。
この考案は、上記従来の欠点を解消するために案出した
もので、以下にはこれを図示の実施例について説明する
アウターチューブ11内に挿入されるインナーチューブ
12の下側部、すなわちその段部13より下方の外径を
上側部より細くしている。
そして上記段部13にワンシャー14を掛止するととも
に、このワンシャー14の下方にハ、アらかじめアジャ
スター15をがん合したバルブストンパー16、バルブ
17を備えたピストン18をがん合し、最下端にナツト
19をも着して、上記各要素を保持している。
上記のようにアジャスター15をあらかじめかん合させ
たバルブストンパー16は、筒部20の外側部に鍔部2
1を形成してなるもので、この鍔部21上方の筒部20
にアジャスター15を回転自在にかん合している。
そしてこのバルブストッパー16の筒部20には、第3
,4図からも明らかなように、前記インナーチューブ1
2に形成のコンスタントオリフィス22と一致する連通
孔23を形成している。
また鍔部21の上面には、円周方向に所要の間隔を保持
して複数の凹部24を形成している。
一方前記アジャスター15には、その下面にクリック2
5を設け、しかもその周囲には前記連通孔23と一致し
うる複数のオリフィス26を形成するとともに、このオ
リフィス26とは別に、前記コンスタントオリフィス2
2及び連通孔23と略同径の調整孔27を形成している
そして前記のようにアジャスター15をあらかじめかん
合したバルブストンパー16をインナーチューブ12に
かん合すると、そのストンパー16の筒部20が直接当
接し、そのストンパー16を強い力でワッシャー14に
押しつげても、その押圧力がアジャスター15に伝達さ
れない関係を維持している。
換言すれば、ワンシャー14と鍔部21との間隔に対し
てアジャスター15の上下中をほんの僅かに小さくして
いる。
したがってナンド19を緊締してもその回転力がアジャ
スター15に伝わらず、アジャスター15を所定の回転
位置に維持しうる。
また前記のコンスタントオリフィス22、連通孔23及
び調整孔27をすべて一致させ、第2図に示すように、
これらに位置決めピン28を挿通し、組みつげ完了後に
その位置決めピン28を抜けば、インナーチューブ12
、アジャスター15及びバルブストンパー16の三者の
相対位置が狂うことは絶対にない。
上記のようにして組みつげれば、その後はアジャスター
15を回転させてそのクリック25を所要の凹部24に
一致させれば、アジャスター15に形成の所望のオリフ
ィス26が、連通孔23を介し、てコンスタントオリフ
ィス22K 一致し、そのオリフィス26に応じた減衰
力を得ることができる。
以上の説明から明らかなように、請求の範囲第(1)項
記載の減衰力調整機構によれば、ナンドの回転力がアジ
ャスターに伝わることがないので、ナツトの緊締の際に
あらかじゆ定めたアジャスターの回転位置が一定となり
、インナーチューブ、アジャスター及びバルブストッパ
ーの相対位置合せが簡単になる。
また従来のようにアジャスターがスナップリングの一点
で支持されるのとは異なり、ワンシャーで保持し、しか
もアジャスタ・−にはナンドの推力が伝わらないので、
当該アジャスターが傾くようなこともない。
請求の範囲第(2)項記載の減衰力調整機構によれば、
位置決めピンを用いることができるので、組みっけの際
に前記三者の相対位置がずれたりすることが絶対にない
【図面の簡単な説明】
図面第1図は従来の要部断面図、第2〜6図はこの考案
の1実施例を示すもので、第2図は要部断面図、第3図
はバルブストッパーの平面図、第4図は第3図のIV−
IV線断面図、第5図はアジャスターの平面図、第6図
は第5図の■−■線断面図である。 12・・・・・・インナーチューブ、14・・・・・・
ワッシャー 15・・・・・・アジャスター、16・・
・・・・バルブストッパー 17・・・・・・バルブ、
18・・・・・・ピストン、20・・・・・・筒部、2
1・・・・・・鍔部、22・・・・・・コンスタントオ
リフィス、23・・・・・・連通孔、26・・・・・・
オリフィス、27・・・・・・調整孔、28・・・・・
・位置決めピン。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) ピストンロンドあるいはインナーチューブに
    がん着したピストンと、このピストン上面に設けたバル
    ブをピストンとの間で挾持するバルブストンパーと、こ
    のバルブストンパー上に設けたアジャスターとを備え、
    このアジャスターには、径を異にした複数のオリフィス
    を形成するとともに、これらオリフィスのうち所要のオ
    リフィスをピストンロンドあるいはインナーチューブに
    形成したコンスタントオリフィスにア致させ、所望の減
    衰力を得るようにした緩衝器の減衰力調整機構において
    、前記バルブストッパーを筒状に形成し、その筒部所要
    位置に鍔部及び前記コンスタントオリフィスに一致する
    連通孔を形成する一方、前記ピストンロンドあるいはイ
    ンナーチューブの所要位置にワンシャーを掛止し、この
    ワンシャーにバルブストッパーの上端を当接させるとと
    もに、ワンシャー及び上記鍔部間に前記アジャスターを
    かん合してなる緩衝器における減衰力調整機構。
  2. (2)前記アジャスターに、調整孔を形成し、組立時に
    おいて前記コンスタントオリフィスぽ連通孔及び調整孔
    に位置決めピンを挿入しうる構成にした前記請求の範囲
    第(1)項記載の緩衝器の減衰力調整機構。
JP14835178U 1978-10-30 1978-10-30 緩衝器の減衰力調整機構 Expired JPS5813163Y2 (ja)

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JP14835178U JPS5813163Y2 (ja) 1978-10-30 1978-10-30 緩衝器の減衰力調整機構

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JP14835178U JPS5813163Y2 (ja) 1978-10-30 1978-10-30 緩衝器の減衰力調整機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5564541U JPS5564541U (ja) 1980-05-02
JPS5813163Y2 true JPS5813163Y2 (ja) 1983-03-14

Family

ID=29130667

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JP14835178U Expired JPS5813163Y2 (ja) 1978-10-30 1978-10-30 緩衝器の減衰力調整機構

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JPS5564541U (ja) 1980-05-02

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