JPS5813143B2 - カミマキタバコセイゾウキカイヨウホツパ− - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は紙巻煙草製造用機械ホツパーに係る。

紙巻煙草製造機械のホツパーは、機械が間歇的に受取る
煙草の計量された流れを形成するために用用いれる。

計量された流れは機械の他の部分で紙巻煙草の詰物の流
れに転化され、これが包紙に囲われて紙巻煙草の棒を形
成する。

本文においては、用語“煙草”は煙草代替物を含むもの
であって、用語“紙巻煙草”は喫煙用の他の類似の棒状
物、例えば紙巻煙草と同様に作られる小型葉巻を含むも
のである。

本発明には別個にまたは組合わせとして使用できる種々
の面がある。

本発明によれば、送給路に沿い、特に内部に煙草を堆積
させて比較的狭い煙草の柱を形成するようになった通溝
へ向けて煙草を送給する装置を備えている紙巻煙草製造
機械用水ツパーにおいて、前記送給路に隣接しかつ該送
給路からわずかに隔てられた位置に装架された釘付コン
ベヤーを有し、この釘付コンベヤーが、ばらばらになっ
た煙草の微片を、前記送給路に沿いかつ該釘付コンベヤ
ーを通過させるように搬送する一方、煙草の塊を捨上げ
るように構成されており、かつ、前記釘付コンベヤーに
よって捨上げられた煙草の塊を展開するための装置が設
けられていることを特徴とする紙巻煙草製造機械用ホツ
パーが提供される。

この配置は煙草が下方に延びる通溝内に送られ、その中
で煙草が煙草の柱を形成するように作上げられ、煙草が
絶えず通溝の下端から紙記煙草の詰物の流れを形成する
装置の方へ送給されるような機械には特に有利である。

前記送給路が傾斜路を含むようにし、その傾斜路が通溝
の上端まで延びてはらはらになった煙草の微片若しくは
細片を該傾斜路から直接通溝中に滑込ませるように構成
するのが好ましい。

この場合に、釘付コンベヤーによって開かれた煙草は、
傾斜路上に送られてはらはらの細片と結合するようにさ
れるか、または直接通溝中に送られる。

紙巻煙草製造機械用ホツパーの各例を添付図面に示す。

第１図に示したホツパーは、縦形前部および後部の壁４
と６の間に形成された煙草空間２をもつ，壁４と６の間
の距離は例えば約１５０ミリメートルでよい。

煙草空間２の下方には、図示のように反対方向に回転し
て、空間２からの煙草を二つの流れとして送給する二つ
の平行の釘付送給ローラー８と１０があり、二つの流れ
はローラー８と１０の外側に沿い、すなわちローラーと
、壁４と６の下方延長部の間を通過する。

ローラー８と１０の釘８Ａと１ＯＡが通る区域は重なり
合う点に注意すべきである。

更にローラーの各々の釘の先端は、他のローラーの本体
に接近して通過することも注意すべきである。

送給ローラー８と１０の下方には、反対方向にローラー
８と１０の速度より大きい速度で回転する二つの追加釘
付ローラー１２と１４がある。

ローラー１２さ１４の釘が通過する区域は重り合う反面
、ローラー１２と１４の通る区域はまた、それぞれロー
ラー８と１０の釘が通る区域と重なり合う。

このためローラー１２と１４はローラー８と１０上に留
まる煙草を除去して下方へ向わせる助けをする。

ローラー８と１０は、それらの釘が相互に打合わないよ
うに、また煙草を円滑に取扱うように時間が一致させら
れ、更に、または他の場合には、釘が軸方向に間隔を置
いた群を成し、各群がＯ−ラーの回りに釘の輪を含み、
二つのローラー上の群が相互に食違うように軸方向に互
い違いに配置されることが認められるであろう。

ローラー１２と１４上の釘は同様に配置されるが、しか
し更にローラー８と１０の釘間を通るように配置され、
ローラー１２と１４上の釘は、歯の形状、例えば大体螺
旋状の幾分歯車歯に似た形状でよい。

釘付ローラーによって下方に送給された煙草の二つの流
れは二つの通溝１６と１８中に入る。

これらは壁４と６の下方延長部４Ａと６Ａにより、また
軸２２により水平軸線の回りに回動される中心片２０に
より形成される。

その片は煙草が通溝１８を１方に通り、通溝１６を通る
煙草の流れを制止するような位置に実線で示されている
。

逆の場合その片が破線で示された位置にある時にも当て
はまる。

通溝１６と１８の各々は、片２０が煙草をその通溝を通
して下方に送るため必要な位置にある時、僅かに下方へ
向けて広がっている方がよい。

例えば各通溝はその上端の５２ｍｍから下端の５５ｍｍ
へ幅が増加する方がよい。

このように煙草の流れは、通溝１６と１８から交互に引
出され肋状ローラー２４により］方に送られる。

次いで煙草は、更に時計方向に回転する釘付ドラム２６
の表面上に運ばれる。

清掃ローラー２８が、ドラム２６上の煙草の偶性的な塊
を取除く役をし、捨上げローラー３０が煙草をドラム２
６から引剥がし、それを下方の井戸３２中に突込む。

この井戸は固定壁３４と、小型釘付ドラム３６との間に
形成されるもので、このドラムは煙草運送能力をもって
いて、煙草が井戸３２に達するとすぐにその煙草を井土
３２から運ぶのに十分高い一定速度で回転する。

換言すれば井戸３２内には煙草の著しい堆積はない。

次いで第２の捨上げローラー３８が煙草をドラム３６か
ら除去しそれを下方の狭い通溝４０中へ突込む。

通溝４０は、下方へ向けて僅かに広がっている前壁４２
と後壁４４によって限定される。

例えば、壁４２と４４にそれらの上端で１７ｍｍの距離
だけ間隔を置かれ、またそれらの下端で２０ｍｍの距離
だけ間隔を置かれる。

壁４２と４４の一方は種々異る煙草の特徴を考慮して、
通溝４０の厚さが変化するように僅かに調整できるよう
にしてある。

例えば通溝の厚さは通溝の底端において一定煙草密度（
例えは１２０■／ｃｃ）を生ずるように調整される。

更に壁４２は、日本特許出願昭４８−１２８，７１３号
（および対応ドイツ特許明細書第２３５７１３２号）に
記載されたように、通溝４０を通る煙草の送給を容易に
するため壁４２を振動させることができるものである。

通溝４０内に堆積する煙草は“カーペット”と名付けら
れるものを形成する。

このカーペットは別の釘付ドラム４６により通溝４０の
下端から送られ、次いで煙草はこのドラムから除かれて
捨上げローラー５０によりバンド４８上に送られる。

通溝４０内の煙草の高さは光電性または他の高度監視装
置５２と５４によって上下限間に保たれる。

この目的のため、煙草が通溝４０中に送られる比率を可
変的にしてある。

例えばドラム２６と送給ローラー８と１０は、またドラ
ム３６も、二組の速度をもち、上下両速度は必要の時に
監視装置５２と５４に応答して作動させられる。

この点についてその配置は前記特許出願の記載と似てい
る。

種々のローラーとドラムの軸線に沿って測定されたホツ
パーの全部分の幅は、全体としてドラム４６によって送
られるカーベットの幅に等しい。

他の場合頂部のホツパーの幅はカーペットの幅より僅か
に小さくてよく、また煙草に使用される幅はホツパーの
頂部から底部まで漸次増大して、煙草のポアツソン効果
から生ずる悪影響を防止または減少するようにしてある
。

送給ローラー８と１０の速度または平均速度は、例えば
４．５４ｋｇ／ｍｉｎ（１０ｌｂｓ／ｍｉｎ）の煙草を
送給するため１分当り約６回転でよい。

もしより大量の煙草、例えば６．８１ｋｇ／ｍｉｎ（１
５ｌｂｓ／ｍｉｎ）を送る必要がある場合は、速度はそ
れに比例して増加される。

釘付ローラー１２と１４は１分轟り約５２回転の速度を
もつ。

釘付ローラー１２と１４はある場合には省略してもよい
。

片２０は（特に煙草が余りもつれ合ったり密着していな
い時）省略することができるが、この場合には送給ロー
ラー１２と１４使用し、僅かに高い速度、例えば１分当
り６０回転で回転せるのがよい。

その場合には、肋状ローラー２４は送給口−ラーから交
互の流れを受取らない。

その代りに、送給ローラー８と１０および釘付ローラー
１２と１４は、主として煙草を引伸ばして、それが比較
的ばらばらの状態で、またかなり一定比率で、毛羽立て
したドラム２６上に振り掛けるように加速して送る役を
する。

片２０の位置は、便宜的な機械的装置、例えば片が枢支
載置された軸２２によって運ばれた従車腕−ヒで作動す
るカムによって制御される。

下記の変形が可能である。

ドラム３６と捨上げローラー３８は省略され、通溝４０
が捨上げローラー３０の下方に置かれて煙草を直接毛羽
立てドラム２６から受取るようにされる。

その場合通溝４０の厚さを例えは２５ｍｍ以上に増さな
けれはならない。

第２図は第１図のホツパーの一部の変形を示す。

ドラム２６は不変であるが、捨上げローラー３０は、図
示の中心体部の両側から突出する４組の可撓片をもち、
各組が、ドラム２６の釘の間を通る数個の軸方向間置き
片部分を含む四角断面中心体から成るフラツパーローラ
ーによって取替られる。

ドラム３６は、ドラム２６に近いドラム３６′によって
取替られるので、ドラム２６の釘はドラム３６′によっ
て運ばれる煙草の塊を引伸ばす作用をすることができる
。

その目的のためドラム３６はドラム２６の速度より高い
周速度で回転する。

また壁３４はその下端が部片３４Ａで終っていて、その
部片がドラム３６′に対して実質的に放射方向を取る反
面水平に傾いていることを注意すべきである。

バンド４８は、第１図に示したものより下方に置いて、
捨上げローラーによって送られた煙草のシャワーがバン
ドに沿って水平に拡がるようにした方がよい。

第３図は、片の無い４個ローラー送給を用いる異ったホ
ツパー配置を示す。

煙草は下方の縦形壁５６と５８の間の送給ローラー５２
と５４の方へ送られる。

ローラー５２と５４は煙草流を二つの流れに分け、一方
の流れはローラー５２と曲壁６０との間を通り、他の流
れはローラー５４と曲壁６２との間を通る。

ローラー６４と６８は煙草を釘付ローラー５２と５４か
ら除去する助けをし、その後煙草は下方へ毛羽立てドラ
ム７２の上方の井戸内へ落ちる。

ドラム７２上のどれほど大きい煙草の塊も、ドラム７２
上に煙草の比較的平均したカーペットを生ずるように拒
否ローラー７４によって引伸ばされる。

このカーペットは次いで煙草を壁７８と８０によって限
定された下方に延びる通溝中に突込む捨上げローラー７
６によって除去される。

通溝への入口にあるローラー８２は、煙草が入口の所で
詰込まれるのを防ぐ助けをする。

煙草は下記の送給装置を経て壁５６と５８間の空間９４
中に送られる。

煙草はバイプ８３を介して空気流中で運ばれ、パイプか
ら空気分離機８４に入る。

空気は篩出口８６を通って分離機８４の外に出るが、煙
草は出口６８を通って下方に通り、次いで出口８８を通
る空気の少量の流れでも阻む密封片ローラー９０によっ
て下方に送られる。

光電性または他の装置９２が空間９４内の煙草の高さを
監視し、煙草の表面が装置９２の下方に落ちる時はいつ
でも“要求”の信号を発する。

そこには第１図を参照して記載された装置５２と５４の
様に作動する二つの光電装置９２がある。

第５図と６図は、ローラー５２，５４，６４および６８
によって形成される煙草送給をより詳細に示す。

特に第５図と第６図は、ローラー５２と５４上のビン状
釘５２Ａと５４Ａ１およびそれぞれローラー６４と６８
上の三角平面釘６４Ａと６８Ａとの間の関係を明示して
いる。

第６図に示すように、二つの上部ローラー上の釘５２Ａ
と５４Ａは、下部ローラー上の釘６４Ａと６８Ａと同様
に相互に互違いになっている。

このため種々の釘間に干渉の危険がない。

第４図はローラー５２．５４．６０および６２を使用す
る異った配置を示す。

この例では、煙草は著しい緩衝能力をもつ配置によって
ローラー上方の空間９４に送られ、下記の通りに送給さ
れる，煙草は排出装置９６のパイプ９６Ａを介して空気
作動で送られる。

排出装置は必要な時パイプ９６Ａから煙草を受取り、空
間９６Ｂ内に煙草を堆積し、その空間から煙草は必要な
時枢支片扉９６Ｃを回動して開くことによって解放され
る。

次いで煙草は低摩擦材料の傾斜路９８に沿って下方に通
り、曲折部１００を廻わり、かなり厚いカーペット１１
２として、同じく低摩擦材料のコンベヤーバンド１０２
上に連続する。

バンド１０２は連続的に駆動され、空間９４への煙草の
送給は（光電性その他の装置１０４によって要求された
時）捻りローラー１０６が回転された時に起る。

バンド１０２上の大量の煙草から煙草を除くことは、回
転ドツファ−１０８と１１０に助けられて行われる。

これらのドソファーは捻りローラー１０６と共に停止お
よび始動するか、連続的に回転する。

煙草が空間９４中に送入されていない間は、煙草１１２
のカーペットは停止したままでバンド１０２はそれに対
して滑動する。

カーペット１１２は錘付片１１２Ａによって軽く押下げ
られる。

傾斜路９８は、板上の煙草の下方運動を助けるため、そ
の平面内で前後に揺動される板を含む。

例えば各揺動サイクルは遅い前方運動（すなわち煙草が
輸送される方向に）と次いで急速な戻りストロークを含
んでいる。

ローラー５２．５４．６０および６２から受取られた煙
草は、傾斜路１１４を突出口−ラー１１６に向って滑り
落ち、ローラーはその煙草を比較的高速で大体矢印１１
８の方向に突出される。

重い細片、塊または異物は傾斜路１２０の上縁を通る一
方、より軽い煙草の細片または塊は弾道上を動き、煙草
を傾斜路１２０と接触させる。

紙巻煙草の詰物の流れの形成中に用いられるより軽い細
片および塊は傾斜路１２０を滑り下る。

煙草のばらばらの細片は、傾斜路１２０と釘付ドラム１
２２の間を通る。

しかし煙草のどんな塊でもドラム１２２によって捨上げ
られ、拒否ローラー１２４によって引伸ばされ、次いで
高速捨上げローラー１２６によってドラム１２２から除
去される。

捨上げローラーは、煙草を壁１２８と１３０によって限
定された下方に延びる通溝の上端に突込むものである。

傾斜路１２０を全体にわたって滑り落ちる煙草のばらば
らの細片もまた通溝に入る。

第４図の配置は以下のような変形が可能である。

煙草を空間９４中に送給するバンド１０２および関連部
分は、空間９４を通り、縦軸線の回りに９０°回転させ
られる。

その場合バンド２０２は、水平にされ長く延ばされ、例
えば完成紙巻煙草棒の方向に測った紙巻煙草製造機械の
全長にほとんどまたは実質的に沿って延びるようにされ
る（これに関連して図面のすべての図は、完成紙巻煙草
棒の運動の方向に対して直角の平面内の断面図であるこ
とを理解すべきである）、また排出装置９６は、煙草を
直接バンド１０２の上流端上に送給する。

このバンドは普通完成紙巻煙草が送給される機械の端部
にある。

煙草を空間９４中に送入するための第３図と４図に示さ
れた配置は、相互交換できるものである。

第７図は、その下部が同一符号を使用して示された第４
図に示したものと相似のホツパーを示す。

しかし煙草は、この例では、低摩擦材料のコンベヤーバ
ンド１３６および固定壁１３８との間の通溝１３４を介
して下方に送られる薄いカーペットの形状で、煙草を受
取る釘付ローラー１３２により、ローラー１１６の方へ
送給される。

煙草は、入口パイプ１４２を介して空気流内の煙草を受
取る空気分離機１４０から通溝１３４に入る。

煙草は空気分離機への空気の流入を阻止する密封を形成
するように通溝１３４内に築き上げられ、一方空気は篩
出口１４４を介して空気分離機から出る。

この空気使用煙草送給用配置は一般に本出願人の英国特
許明細書第１，１９２，１７７号（対応日本特許無し）
中に記載されている。

煙草は、空間１３４内の煙草の柱の高さを監視する光電
性または他の監視装置１４６に応答して、必要な時にバ
イプ１４２がら空気分離機１４０中に送られる蕊 第８図は第１図に示した通溝４０のような通溝の下端か
ら煙草を送給するための他の配置を示す。

この例では、通溝１５０は、縦に下方に延びて、第１図
の壁４２と４４の代りに壁１５２と１５４で限定された
ものが設けられている。

通溝は通溝４０より広く、約３４ｍｍの壁１５２と１５
４間の幅をもっている。

上端における通溝の幅は例えば２８ｍｍより僅かに小さ
い。

第１図におけるように、単一釘付ローラーにより通溝１
５０の下端から送られる煙草のカーペットの代りに、カ
ーペットを二つの流れまたはカーペットとして、一方の
カーペットがローラー１５６と固定壁１６０との間を通
り、他のカーペットがローラー１５８と固定壁１６２と
の間を通るように分けるため反対方向に回転する二つの
釘付ローラー１５６と１５８がある。

二つのカーペットは、釘付ローラー１６４と１６６によ
りそれぞれローラー１５６さ１５８から除かれる。

次いで捨上げローラー１６８と１７０が煙草カーペット
を、口−ラー１６４と１６６から除き、煙草を下方にバ
ンド１７２上に散布する。

散布された煙草はバンドに沿って拡がるように散布され
る。

【図面の簡単な説明】 第１図は一つのホツパーの縦面における断面略図。 第２図は第１図に示したホツパーの一部の変形図。 第３図、４図、および７図は第１図に似た他の異るホツ
パーの図。 第５図は第３図の一部の拡大図。 第６図は第５図に示した装置の平面図。第８図は他の異
るホツパーの一部の断面図。 図面中、符号２は煙草空間、４，６は固定壁、８，１０
は釘付送給ローラー、１２．１４は追加釘付ローラー、
１６．１８は通溝をそれぞれ示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 送給路に沿い、特に内部に煙草を堆積させて比較的
   狭い煙草の柱を形成するようになった通溝へ向けて煙草
   を送給する装置を備えている紙巻煙草製造機械用ホッパ
   ーにおいて、前記送給路に隣接しかつ該送給路からわず
   かに隔てられた位置に装架された釘付コンベヤー１２２
   を有し、この釘付コンベヤーが、ばらばらになった煙草
   の微片を、前記送給路に沿いかつ該釘付コンベヤーを通
   過させるように搬送する一方、煙草の塊を捨上げるよう
   に構成されており、かつ、前記釘付コンベヤーによって
   捨上げられた煙草の塊を展開するための装置１２４，１
   ２６が設けられていることを特徴とする紙巻煙草製造機
   械用ホツパー。