JPS5813142Y2 - 電磁フアンクラツチ - Google Patents

電磁フアンクラツチ

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Publication number
JPS5813142Y2
JPS5813142Y2 JP1978068043U JP6804378U JPS5813142Y2 JP S5813142 Y2 JPS5813142 Y2 JP S5813142Y2 JP 1978068043 U JP1978068043 U JP 1978068043U JP 6804378 U JP6804378 U JP 6804378U JP S5813142 Y2 JPS5813142 Y2 JP S5813142Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
housing
boss
bearing device
armature disk
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978068043U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54169645U (ja
Inventor
小熊富雄
水谷研一郎
Original Assignee
アイシン精機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイシン精機株式会社 filed Critical アイシン精機株式会社
Priority to JP1978068043U priority Critical patent/JPS5813142Y2/ja
Publication of JPS54169645U publication Critical patent/JPS54169645U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5813142Y2 publication Critical patent/JPS5813142Y2/ja
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  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は防塵装置を備えた電磁ファンクラッチ、更に詳
しくは軸受部に対する粉塵の侵入防止作用を有効に行な
うカバ一部材を備えた電磁ファンクラッチに関するもの
である。
電磁ファンクラッチは、エンジンに同期して回転される
ロータをウォータポンプの駆動軸上に配設し、ウォータ
ポンプのハウジングにステータ、電磁コイルを装備し、
一方冷却フアンを取付けるハウジングにアーマチュアデ
スクを装備し、これ等を対向配設し、両者間をエンジン
の冷却水の温度に対応して電磁的に係脱可能としてあり
、これにより冷却ファンに対するエンジンからの回転動
力の伝達を継断制御し、エンジンの適切な冷却を行なう
ものである。
ところで電磁ファンクラッチは、ロータとファン取付は
ハウジングとが軸受装置を介して相対回転可能とされて
いる。
また、ウォータポンプの外周部にはステータおよび電磁
コイルを設け、これに対向してアーマチュアディスクを
配し、エンジンの冷却水温度に対応してアーマチュアデ
ィスクと前記ロータとを係脱せしめるように構成されて
いる。
しかして、前記アーマチュアディスクとロータからの摩
耗粉が、その内方に位置する軸受装置の内側より該装置
内に侵入し、軸受摺動作用を阻害するに至る。
そこで本考案は、前記軸受装置の内側端面全面を被覆し
、前記摩耗粉や外部粉塵の軸受装置への侵入を有効に阻
止する防塵カバーを具備した電磁ファンクラッチを提供
する。
以下本考案の実施例を図面によシ説明する。
1はウォータポンプのハウジングで、そのボス部11に
ウォータポンプ駆動軸2が回転可能に軸支されている。
駆動軸2のハウジング1よりも外方へ突出する部位21
の外周にはロータ3の小径部31が一軸的に嵌挿されて
いる。
前記ロータ3と駆動軸2とはボルト4により一体結合さ
れる。
ロータ3の大径部32の内側にはステータ34お・よび
冷却水等の温度感知装置(図示路)と電気的に接続され
た電磁コイル35が収納されステータ34はウォータポ
ンプ・・ウジング1に固定されている。
ロータ3の大径部32の外側にはV溝付のプーリ36が
一体連結してあり、該プーリはベルトラ介してエンジン
のクランクシャフトに回転連絡される。
ロータ3の垂直部37には前記ステータ34釦よびコイ
ル35に対向する位置に所定間隔を保持してアーマチュ
アディスク5が配設されている。
前記ロータ3、ステータ34、電磁コイル35、トよび
ディスク5は電磁ファンクラッチCを構成し、励磁によ
り起磁力を生じてディスク5をロータ3に吸引結合し、
消磁により結合を断つようにしである。
ロータ3のボス部39の外周には軸受装置たるボールベ
アリング6を配設してその外周に冷却ファンFの取付は
用ハウジングTのボス部75を相対回転可能に軸承して
いる。
取付はノ・ウジング7の垂直部71には前記ディスタ5
に一端をリベット結合した板ばねの他端を軸周りの数個
所にて連結具51により一体連結しである。
前記ロータ3のボス部39の外側端にはオネジが施して
あり、これにナツト8が螺合され、ボールベアリング6
の内側61とロータ3とが後記電磁クラッチの摩耗粉の
侵入を防止するための防塵カバー10を介して一体回転
可能に結合されている。
なむ、前記ボス部39とナツト8との間には外部よりの
水、塵等の侵入防止のための防塵カバー9が介在されて
いる。
ところで本装置における前記環状の防塵カバー10はそ
の中心孔によりロータ3のボス部39に嵌挿され、ロー
タ3の段部とボールベアリング6の内輪61との間に介
在して締付は固定されている。
取付はハウジング1のボス部75の端部はボールベアリ
ング6の外輪の端面にかしめられて該端面よりも突出し
てむり、カバー10は前記取付け・・ウジング7のボス
部15の端部と対向する外径部分が該端部との干渉を避
け、かつ該端部との間に細隙を形成すべく凹状となシ、
ボス部T5の上方でこれをおおい、かつボス部75との
間に細隙を形成する折曲面を形成しておシ、更にその先
端は取付はハウジング1の垂直部に沿って立上っている
そしてカバー10はその上方のクラッチCのディスク5
とこれに対向するロータ3の垂直部37との摺接による
摩耗粉がボールベアリング6内に侵入してその機能が阻
害されるのを防止するものである。
筐た同時にディスク5とこれに対向する取付け・・ウジ
ング7との間隙からの外部粉塵がボールベアリング内へ
侵入するのを防止する。
従来のこの種カバーは一般に、取付け・・ウジング1の
ボス部15の一端(クラッチのディスク4AOに沿って
皿状の受は面を有する環状部材を取付けていた。
この場合には前記摩耗粉等が受は面にたまると外方に脱
落し、これがその下部にあるボールベアリング内に侵入
することになる。
また、摩耗粉等のすべてが受は面に受けとめられず、一
部は受は面をはずれてベアリング内に侵入する。
これに対し本考案の防塵カバー10は、ボールベアリン
グ6釦よびこれに支承される取付はハウジングのボス部
T5の電磁クラッチG側の端面全体を被覆し、かつカバ
ー10とボス部T5との対向間隙に特に狭小な二段の細
隙を設けたことによりボールベアリング6に対する防塵
作用は完全に行なわれ得るのである。
上記の如く本考案の電磁ファンクラッチにおける防塵カ
バーは、ボールベアリング訟よびこれに取付けたファン
取付け・・ウジングをロータに締付は固着するに際し同
時に装置することができて作業性が容易であり、かつボ
ールベアリング卦よび取付け・・ウジングの内端面に改
変を加えることなく防塵効果が極めて良好とすることが
でき、ボールベアリングの機能が長期にわたり良好に維
持されるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の電磁ファンクラッチ実施例の断面図であ
る。 1・・・・・・・・ウジング、2・・・・・・ロータ、
34・・・・・・ステータ、35・・・・・・電磁コイ
ル、5・・・・・・アーマチュアディスク、6・・・・
・・軸受装置、7・・・・・・冷却ファン取付はノ・ウ
ジング、 10・・・・・助産カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ウォータポンプの駆動軸上にエンジンに同期して回転す
    るロータを一体回転可能に配設し、ロータのボス部上に
    軸受装置を介して冷却ファン取付はハウジングのボス部
    を相対回転可能に軸支し、前記ウォータポンプのハウジ
    ングにステータ、電磁コイルを装備するとともに、前記
    取付はハウジングにアーマチュアディスクを装備し、ア
    ーマチュアディスクと前記ロータをエンジンの冷却水温
    度変化に対応して電磁的に係脱可能として冷却ファンに
    対するエンジンからの回転動力の伝達を継断制御せしめ
    て冷却ファンを作動、不作動とする電磁ファンクラッチ
    において、前記アーマチュアディスクとこれに摺接する
    ロータからの摩耗粉の落下位置にある前記軸受装置なら
    びに取付はハウジングの内側端面に沿い、中心孔により
    ロータのボス部まわジに嵌合した防塵カバーを配してこ
    れをロータのボス部に形成した段部と軸受装置の内輪の
    端部との間に挟着固定し、防塵カバーの外周部を、軸受
    装置の外輪端面よりも突出する取付はハウジングのボン
    部端面との干渉を避けかっ該端面との間に細隙を形成す
    る凹面に形成し、かつ防塵カバーの外周縁部を取付はハ
    ウジングの前記ボス部の端部外周をおおう方向に折曲延
    在せしめて該端部外局面との間に細隙を形成したことを
    特徴とする電磁ファンクラッチ。
JP1978068043U 1978-05-20 1978-05-20 電磁フアンクラツチ Expired JPS5813142Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978068043U JPS5813142Y2 (ja) 1978-05-20 1978-05-20 電磁フアンクラツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978068043U JPS5813142Y2 (ja) 1978-05-20 1978-05-20 電磁フアンクラツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54169645U JPS54169645U (ja) 1979-11-30
JPS5813142Y2 true JPS5813142Y2 (ja) 1983-03-14

Family

ID=28975557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978068043U Expired JPS5813142Y2 (ja) 1978-05-20 1978-05-20 電磁フアンクラツチ

Country Status (1)

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JP (1) JPS5813142Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10883552B2 (en) 2019-04-10 2021-01-05 Warner Electric Technology Llc Rotational coupling device with flux conducting bearing shield

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5025888U (ja) * 1973-06-30 1975-03-25

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49124451U (ja) * 1973-02-26 1974-10-24

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5025888U (ja) * 1973-06-30 1975-03-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54169645U (ja) 1979-11-30

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