JPS5813033Y2 - 建設現場等に設置するシ−トゲ−ト - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建設現場等に張設する新規なシー１−ゲートに
関するものであって、両側の支柱１，１′・と同支柱１
，１′の頂端間に横架した梁２より構成された枠体イの
当該側支柱１，１′の脚部を予め地面に設置しておいた
スリーブ３，３′に差込み、同じく梁２の下面に予め同
部に固定した両側下面に鉤状部４′を有する下向きコ字
状の止金具４・・・・・・を以て下方間［−１状の案内
筐５を取付け、又これとは別個に多数の蝶番６・・・・
・・よりなり連続して蛇腹状を呈するヒンジプレート７
・・・・・・を縦方向に多数の通風口８′・・・・・・
を開設した防水布８の裏面に多段的に取付けて構成した
折畳スクリーン口の両側に側根９，９′を取付け、上端
にランナー１０を備えた吊杆１１・・・・・・を側根９
，９′の上辺及び最上段のヒンジブレー１・７を構成せ
る蝶番６・・・・・・の適宜個数の中央部に、また棒状
の案内杆１２・・・・・・を同蝶番６・・・・・・の残
余の適宜個数の中央部に夫々固定すると共に各吊杆１１
・・・・・・のランナー１０及び案内杆１２・・・・・
・の頭部を上記の案内筐５内に装入し、更に下端に環部
１３′を備えこの環部１３′に遊動環１４を回転並びに
揺動自在に継着した垂杆１３・・・・・・の上端を側根
９，９′の下端及び最下段のヒンジプレー ドアを構成
する蝶番６・・・・・・の適宜個数の中央部に固定し、
各支柱１，１′に於てその地面より僅かに高い個所間に
振れ止めワイヤー１５を緊く張設し、この振れ止めワイ
ヤー１５に上記の遊動環１４・・・・・・を緩く嵌合す
ることを要旨とするもので゛ある。

尚、図中１６は一方の側根９′を支柱１′との溶接部、
１７は他方の側根９に固定した差込金具、１８は支柱１
に固定した受金具、１９．１９’は両金具１７．１８に
設けた半円状の環部であって両金具１７．１８の嵌合時
にこれ等を相互に吻合させ両者を南京錠等を以て括止し
て側根９の支柱１よりの離開を不能とする、２０は吊杆
１１の下端を蝶番６・・・・・・に溶接する為に用いる
ボンデ部材、２１は案内杆１２の下端及び垂杆１３の上
端を蝶番６・・・・・・に溶接する為に用いるアングル
部材、２２は防水布８の裏面のＬ下端及び中央に縫着し
た力線テープであって、この力線テープ２２に通孔２３
を開設し同通孔２３を蝶番６・・・・・・に開設しであ
る通孔２４に針金２５を挿通しその両端を結着して防水
布８を蝶番６・・・・・・とを一体化する。

２６は防水布８に開設した鳩目穴であってこの鳩目穴２
６と蝶番６・・・・・・に開設しである通孔２４に針金
２５を挿通しその両端を結着して防水布８と蝶番とを一
体化する。

本考案は成上の如き構成になるので建設現場等の出入口
に設置し、ゲートを閉鎖する場合は折畳スクリーン口を
横方向に伸展すればよく、又ゲートを開設する場合には
折畳スクリーン口の一端の側根９を他方の側根９′方向
に向って押送しスクリーン口をゲートの一方側に押付け
ればよいのであって、即ちゲートの開閉操作を著しく簡
易に為し得る利点かあるは勿論であるが、特に本考案に
於て梁２の下面に案内環５を取付けるについては、梁２
の下面に予め両側下面に鉤状部４′を右する下向きコ字
状の止金具４を固定しておき、この梁２を支柱１，１′
の頂端に定業した後に案内環５にその側端より吊杆１１
のランナー１０及び案内杆１２の頭部を挿入し、然るの
ち同案内渡５の両側壁及び下面両側を止金具４・・・・
・・の両側及び下面の鉤状部４′を以て抱持して梁２の
下面に固定するを得るものであって梁２に案内環５が予
め固定されている形式に於ては案内環５と梁２を同時に
支えて上記の操作を為す必要があるに比して同案内渡５
への上記ランナー１０等の装入を極めて容易に為し得る
利点があり、加うるに本考案に於ては上端にランナー１
０を備えた吊杆１１・・・・・・を最上段のヒンジプレ
ート７を構成する蝶番６の適宜個数の中央部に、また棒
状の案内杆１２を同蝶番６・・・・・・の残余の適宜個
数の中央部に夫々固定するようにしたので、折畳スクリ
ーン口の上縁にランナー１０を備えた吊杆１１・・・・
・・のみを取付ける形式に比して構成が簡単であって且
つこれ等に較べて機能上付等遜色のない利点があり、ま
た本考案に於ては側根９゜９′の上辺にも上端にランナ
ー１０を備えた吊杆１１・・・・・・を固定するように
したので゛これによって同側根９，９′の移行ひいては
この側根９，９′を両端に備えた折畳スクリーン口の移
行をもこれを著しく軽快に為し得る利点があり、更に本
考案に於ては下端に環部１３′を備えこの環部１３′に
遊動環１４を回転並びに揺動自在に継着した垂杆１３・
・・・・・の上端を側根９，９′の下端及び最下段のヒ
ンジプレー１−７を構成する蝶番６・・・・・・の適宜
個数の中央部に固定し、この遊動環１４・・・・・・に
地面より僅かに高い個所に張設した振れ止めワイヤー１
５に挿通するようにしたので振れ止めワイヤー１５に挿
通した遊動環１４は自画な遊びをすることができ、従っ
て垂杆１３の下端の環部１３′に直接、振れ止めワイヤ
ー１５を挿通する形式のものが折畳スクリーン口の移行
の際にその下端の環部１３′が不用意に地面の凸部等に
衝突して折畳スクリーン口に衝撃を与えることがあるの
に対し斯る虞れ全くなく、これによって折畳スクリーン
口の下辺の同振れ止めワ、イヤー１５に沿う移行を極め
て円滑に為すを得る卓効があり、更にまた上記の振れ止
めワイヤー１５は支柱１．１′間に張設されているので
同振れ止めワイヤー１５が側根９，９′間に張設され従
って折畳スクリーン口をゲートの一方寄りに押付けた場
合に上記の振れ止めワイヤー１５が相互に近接した側根
９，９′間にあって顕著に弛む形式のものに比して折畳
スクリーン口の開閉の際にその下辺の案内を極めて整然
且つ確実に為すを得る等の諸効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は本考案建設現場等に設置するシー１〜ゲートの実施
例を示すものであって、第１図は全体の正面図、第２図
は折畳スクリーンの平面略図、第３図はヒンジプレート
、側根及び支柱の相対関係を示す平面図、第４図は第１
図Ａ−Ａ線に沿う断面図、第５図は梁と案内環との関係
を示す斜・視図、第６図は蝶番に固定するランナー付吊
杆の正面図、第７図は側筐に固定するランナー付吊杆の
正面図、第８図は蝶番に固定する案内杆の正面図、第９
図は遊動環を取付けた垂杆の正面図、第１０図は防止布
の背面図、第１１図は折畳スクリーンの背面図、第１２
図は第１１図に於けるＡ−Ａ線に沿う断面図、第１３図
は同じ＜Ａ’−Ａ’線に沿う断面図である。 １．１′・・・・・・支柱、２・・・・・・梁、３，３
′・・・・・・スリーブ、４・・・・・・止金具、４′
・・・・・・鉤状部、５・・・・・・案内環、６・・・
・・・蝶番、７・・・・・・ヒンジプレート、８・・・
・・・防水布、８′・・・・・・通風口、９．９’・・
・・・・側根、１０・・・・・・ランナー、１１・・・
・・・吊杆、１２・・・・・・案内杆、１３・・・・・
・垂杆、１３′・・・・・・環部、１４・・・・・・遊
動環、１５・・・・・・振れ止めワイヤー、１６・・・
・・・溶接部、１７・・・・・・差込金具、１８・・・
・・・受金具、１９．１９’・・・・・・環部、２０・
・・・・・ポンチ゛一部材、２１・・・・・・アングル
部材、２２・・・・・・力線テープ、２３・・・・・・
通孔、２４・・・・・・通孔、２５・・・・・・針金、
２６・・・・・・鳩目穴、イ・・・・・・枠体、口・・
・・・・折畳スクノ一一

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 両側の支柱１，１′と同支柱１，１′の頂端間に横架し
   た梁２より構成される枠体イの当該側支柱１，１′の脚
   部を予め地面に設置しておいたスリーブ３，３′に差込
   み、同じく梁２の下面に予め同部に固定した両側下面に
   鉤状部４′を有する下向きコ字状の止金具４・・・・・
   ・を以て下方開口状の案内筐５を取付け、又これとは別
   個に多数の蝶番６・・・・・・よりなり連続して蛇腹状
   を呈するヒンジプレート７・・・・・・を縦方向に多数
   の通風［コ８′・・・・・・を開設した防水布８の裏面
   に多段的に取付けて構成した折畳スクリーン口の両側に
   側根９，９′を取付け、上端にランナー１０を備えた吊
   杆１１・・・・・・を側根９，９′の上辺に最上段のヒ
   ンジプレート７を構成する蝶番６・・・・・・の適宜個
   数の中央部に、また棒状の案内杆１２・・・・・・を残
   余の適宜個数の中央部に夫々固定すると共に各吊杆１１
   ・・・・・・のランナー１０及び案内杆１２・・・・・
   ・の頭部を上記の案内筐５内に装入し、更に下端に環部
   １３′を備えこの環部１３′に遊動環１４を回転並びに
   揺動自在に継着した垂杆１３・・・・・・の上端を側根
   ９，９′下端及び最下段のヒンジプレート７を構成する
   蝶番６・・・・・・の適宜個数の中央部に固定し、各支
   柱１，１′に於てその地面より僅かに高い個所間に振れ
   止めワイヤー１５を緊く張設し、この振れ止めワイヤー
   １５に上記の遊動環１４・・・・・・を緩く嵌合して成
   る建設現場に設置するシー１−ゲート。