JPS58128460A - デイ−ゼルエンジンの燃料噴射装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本孔＃４は、ディーゼルエンジンの燃料噴射装置におい
て、燃料噴射率を制御する装置に関するものである。

従来のディーゼルエンジン用燃料噴射装置は、燃料噴射
量を調整する為のアクセルレバ−開度及びエンジン回転
数により作動するガバナー、燃料噴射時期をコントロー
ルするタイマーとが一体となったものが一般的であり、
カムグロフィルカ一定のカムによって駆動されるグラン
ジャで圧送された燃料がデリパリパルッ、導管を通り燃
料噴射ノズルより噴射される構造となっている。前記構
造では、グランジャを駆動するカムの力五グＨ７４ルは
一定の為、ｆ２ンジャ１回尚りの送油量を一定とした場
合、エンジンの回転数の増加に伴い噴射弁よシ噴射され
る燃料の噴射率は急激に上昇することくなる。このよう
な噴射率のもとにおいて％にエンジン高回転、高負荷運
転域において燃焼型内に短期間に多量の燃料が噴射され
ることになる。このため局所的に非常に濃い燃料が供給
されることになり、燃焼室内の空気の利用率が低下し、
スモークの増加、出力の低下をきたしている。

またエンジン無負荷低回転時には噴射率が高すぎ短時間
に燃料が噴射される為、燃焼が急激となり、エンジン振
動、燃焼音増大の原因となっている。

さらに、ディーゼルエンジンを運転条件、積項条件に応
じてきめ細かく制御するためには電子制御が有効な方法
であるが、このためには噴射ポンｆＫ付設すべきタイマ
、ガバナ、調量２分配の機能をもった装置に対し、セン
サー、アクチェータが必要であり、このような装置を設
けた噴射ポンプは、従来のメカニカルな構成の利点であ
ったコストを高くするととくなり、それゆえ電子制御の
ための望ましい構造が必要になっている。

本発明は上記のようなディーぜルエンジンの燃料噴射装
置の問題点に鑑み案出されたもので、エンジンの運転条
件、環境条件に応じて燃料の噴射率をきめ細かく制御し
、エンジンの振動騒音を低下させ、出力増加を図るとと
もに、これを電子制御するのに適した構成のディーゼル
エンジンの燃料噴射装置を得ることを目的とするもので
ある。

そして、本発明は上記の目的を達成するよう、燃料噴射
タンクより燃料噴射ノズルに燃料を供給する管路途中に
噴射ポンプより燃料噴射ノズル罠圧送される燃料の一部
を逃すＩＪ　１７−７弁を設け、該リリーフ弁の開閉に
より燃料噴射率を制御するよう構成した第１の発明と、
前記第１発明のリリーフ弁と並列して燃料供給管路途中
に弁を設け、該弁の開閉により燃料噴射ノズルからの燃
料の噴射の開始と停止とを制御するよう構成した第２の
発明とさらに、前記第１の発明のリリーフ弁と直列に、
圧送される燃料の逃し通路を開閉するりリーフ弁を設け
、該リリーフ弁を燃料噴射ポンプの送油終了行程の少し
前に作動するよう構成した第３の発明とよりなるもので
ある。

本発明の実施例を図面にしたがって説明する。

第１図ないし第７図は本発明の嬉ｌの発明の実施例を示
すものである。第１ＷＪｅ第２図は同上第１発明（りＩ
！１１１！施例を示し、（１気筒の場合を示す）図中、
ｌは噴射＆ｙｙ”であり通常よく知られている麿式のも
のであり、２６はシリンダ、２７はグランジャである。

２は燃料タンクで導管３により導通している。噴射タン
クｌの吐出口には燃料噴射ノズル２２に噴射導管４が結
合されている。噴射導管４の途中にリリーフ弁上が導管
６により結合されている。このリリーフ弁５においてハ
ウジングｌＯにはスグール１１が図中左右に摺動自在に
嵌合されており、流入ロアには導管６が結合され、ハウ
ジング１０の内周の円筒＃Ｉ８に開口している。また流
出口１３には導管ｉ６が結合されており燃料タンク２に
導通している。ｆｌｔ出口１３はハウジング１０の内周
の円筒＃Ｉ９に開口している。

スプール１１Ｆｉｆイド部１１亀と絞り部１２と閉弁ｌ
５ｌｌｂからなっており、円周溝８，９の導通又は液密
性をコント謂−ルしている。スプール１１の右端部には
スゲリンダ１４が付勢されており、スプール１１を図中
左方向に押し付けている。

またハウジング１００右− １５が設けてあり、導線１７を介してコンビ、−タ１８
に結合されている．コンＩ／．−夕１８Ｋ”はエンジン
回転と同期して回転する歯車１９よりビ、クア，グ２０
を介してエンジン回転数及びエンジン負荷検出器２１（
代表としてはアクセル開度検出器）の信号が入力してい
る。

なお、本実施例ではリリーフ弁としてスプール形のもの
を用いているが、高油圧にても作動可能であればどのよ
うな形式のリリーフ弁としてもよいことは明らかである
。

上記構成のｌＫ施例の作動を説明する。

燃料タンク２より導管３を通り燃料噴射−ングｌに供給
された燃料は、燃料噴射ポン７’ｌ内にてエンジン運転
状１１に応じてグランジャ２　７に！　Ｄ噴射導管４を
介して噴射ノズル２２に圧送される。

一方噴射導管４の途中に導管６を介して設けられたリリ
ーフ弁５は第１図の状態では電磁ソレノイドＩｓに通電
されていないためスプール１１はスゲリンダ１４により
図中左方に押し付けられている．そのため流入ロアに通
ずる円筒溝８と流出口１３に通ずる円筒溝９はスプール
１１の閉弁部１１ｂＫより閉じられており、噴射導管４
内の燃料は燃料噴射−ンｆｌ内のカムプロフィル（図示
しない）Ｋ応じて噴射ノズル２２より噴射される。

この状態において、エンジン回転数及びアクセル開度が
設定値内に入ると、コンビ、−声１８はリリーフ弁５の
電磁ソレノイド１５に通電する．するとスプール１１は
スプリング１４の押し付は力に打ち勝って図中右方向に
移動する。

この状態を第２図に示す．第２図の状態において、リリ
ーフ弁５の流入ロアが開口する円周溝８と流出口１３が
関口する円周溝９はスプール１１の絞り部１２とハウリ
ンダ内周面１０’により形成される絞りＫより導通する
．このため燃料噴射タンク１により圧送された燃料社導
管１６を通って燃料タンク２に戻されるが、この絞り面
積は十分に小さく形成されているため、燃料噴射ｆング
１により圧送され友燃料の一部のみがリリーフ弁且を介
して燃料タンク２に戻され残りは噴射ノズル２２より噴
出される．しかし、噴射期間中は常にリリーフ弁旦を介
して少量の燃料が流出するため、噴射ノズル２２より噴
射される燃料の噴射率は低くなる。

第１の発明の第２実施例を第３図に示す０本夾施例が第
１実施例と相違している点のみを説明すると、噴射導管
４とリリーフ弁１を導通させる導管６の途中に絞り２３
を設け、該絞り２３の開口面積をスプール１１の絞り部
１２と／ＳウジングｌＯの内周面１０’とで形成される
面積より十分小さくしたもので、リリーフ弁５により噴
射導管４から逃す燃料量を絞り２３により規定し九もの
である。

本実施例では絞り２３により逃し量を規定できるため、
絞り２３の加工精度のみ上げればよく加工が非常に楽に
なるという利点がある．なお図には示さないが、絞り２
３を導管１６の途中に設けても同様の効果を得ることが
できる。

第４図には前記第１実施例を多気筒エンジンに使用した
応用例を示しているが、同図において３０は分配装置で
燃料噴射−ソッと同期して回転駆動されるもので、燃料
噴射４ンｆ１で圧送された燃料をエンジンの着火順にし
たがって分配するものである．この応用例では燃料噴射
−ンｆ１と分配装置３００途中にリリーフ弁５を設ける
ことにより、一つのリリーフ弁５において多気筒のエン
シンに実施できるものである．なお燃料噴射エン７”ｌ
と分配装置３０が一体化された型式の燃料噴射−ングに
おいてもリリーフ弁５を分配装置の上流側に設ければよ
い仁とは明らかである。

第１の発明の第３実施例を第５ＦｉＡに示す．リリーフ
弁１０５はリニヤソレノイドパルプである。

１０７は流入口でありハウジング１１０の内ｗ８面１１
０’に設けられた円筒溝１０８に開口している。

１１’ｌはスプールでハウジング１１０の内周面１１０
’に液密的にかつ図中左右に摺動自在に嵌合している。

スグール１１１の外周面には軸方向に細長イスリ、）１
１２が開口しており、スグール１１１の左右の動きにょ
シ円筒溝１０８との開口面積が変化する構成となってい
る。スリッ）　１１２は通路１３２に開口しており穴１
３１を介して円筒＃１１０９、流出０１１３に導通Ｌ　
テ’Ａ　ｂ　＊　１１４はスプリングで、スグールを図
中左方向に押しつけている。１１５はソレノイドでエン
ジン回転数、エンジン負荷に応じてコンビ、−夕１１ｇ
より信号が入力される。

上記構成の実施例の作動を説明する。

エンジン回転数、エンジン負荷に応じてフンピユータ１
１８からソレノイド１１５に信号が入力されるとスグー
ル１１１Ｆｉ図中右方向に吸引されスプリング１１４と
釣り合う位置に移動する。するとスリ、）１１２と円筒
溝１０８の開口面積が変化するので、このようにエンジ
ン運転状態に応じて開口面積を変化させることにより、
燃料噴射Ｉ７７’ｌＯ１のプランジャ１２７により噴射
導管１０４内に圧送され九燃料の一部は流入口１０７、
円筒溝１０８、スリット１１２、通路１３２、穴１３１
を通りスリット１１２の開口面積に応じた燃料量を逃す
ことができるため、エンジンの運転状態に応じて噴射ノ
ズル１２２からの燃料噴射率をフントロールすることが
できる。

第１の発明の第４実施例を第６図に示す。

前記の第３実施例（第５図）と相違する点は、直線リニ
ヤソレノイドパルプの代りに回転型りニャソレノイ・ド
パルｆ２０５を用いた点であって、ロータ２１１がハウ
ジング２１０内局面に回転自在に嵌合されている。ロー
タ２１１外局面にはスリッ）２１２が設けられており、
ロータ２１１の回転により穴２４６との開口面積が変化
するようになりている。ロータ２１１の軸心にはスゲリ
ンダ２４０が右端部２４５に固定されておりスゲリンダ
２４０の左端部２４４はハウジング２１０に固定されて
いる。ロータ２１１の右端部には永久磁石２４２が固定
されている。ハウジング２１０に設は念ルノイド２！５
と冒−り２４１　トｆｔ磁石を構成しており、ソレノイ
ド２１５に設定電流を流すことによりロータ２１１の永
久磁石に作用する電磁石による回転力とスゲリンダ２４
００弾性力が釣り合う位置にロータ２１１を回転させる
ことができる。

上記の構成の本実施例の作動を説明すると、噴射導管２
０４内に圧送され九燃料の一部はロータ２１１に設けら
れロータ２１１の回転角度により開口面積がコントロー
ルされるスリ、）２１２を通り逃すことができる。ま九
ロータ２１１０回転角度はエンジン回転数、エンシン負
荷に応じてコンビ、−夕２１８によりソレノイｌ’２１
５への電流量を制御することができるため、エンジン運
転状態に応じて噴射ノズル２２２からの燃料噴射率を制
御することができる。

第７図は前記第４実施例で用いる回転形リニアルノイド
パルブの断面図で、２１１はロータ、２１２はスリット
、２３１は逃し穴、２４０はスゲリンダである。

以上説明し良ように、第１発明によれば、リリーフ弁を
、設定したエンジン回転数、エンジン負荷によシ開閉す
ることにより圧送される燃料の一部を逃がして燃料噴射
率を低くする仁とができるので、エンジンの低負荷、低
回転時に燃焼室内での急激な燃焼を抑見エンジｙＯ振動
、騒音を低減させることができ、まえエンジンｏ１４回
転、高負荷においては燃料噴射率を低くする仁とにより
噴射された燃料噴霧が空気と接触する割合を増加させ燃
焼を改善し出力の増加を図ることができる。

さらにリリーフ弁の開口面積をエンジンの回転数、負荷
により制御することによＯＴｏらゆるエンジン運転条件
のもとにおいても自由に噴射率を制御することができる
という効果がある。

つぎに本発明の第２発明につｈで説勇する。

第５ｖＡａ同上第２発明〇一実施例を示す、主要な部分
は、燃料タンク３０１．フィードｌフグ３０２、屓射ｌ
ン７’３０３、ｆｊＩｉ１リリーフ弁３０５、第２すシ
ー７弁３０４、噴射／Ｊｅｋ３０６、制御回路３０７よ
り構成されている。

燃料タンク３０１よｐ　７４−　ＰＩ！：／ｆ　３０２
は燃料を予圧し噴射エンｆ３０３に供給する。こＯ噴射
／７７’３０３はエンジンの一回転に同期して、燃料を
毎回一定量吐出し、多気筒エンジンに分配する機能を有
する構成でよく知られたがツ４のＶｌｉ：／ンｌの調量
、タイｉ、ガバナ機構を取り除いたものである。圧縮１
１３１０は第２リリーフ弁３０４と連絡／　−）　３４
０により導通している。

第２リリーフ弁３０４ａ弁体４１Ｇ、スゲリンダ４２０
、がディ４３０．ソレノイド４４０、リリーフ＄−）４
５０．カウンタブレラシャ／−）４６０より構成されて
おり、弁体４１０はがディ４３０に設けられた弁座４７
０にスゲリンダ４２０の膨張力により当接しかつ一ディ
４３０に設けられたシリンダ４８０に嵌合している。Ｉ
ディ内空間は、シリンダ４８０と弁体４１０とにより二
分割され液密か保持できる構成となっている。スプリン
グ４２０のある空間スプリング１１４９０とリリーフ？
−）４５Ｇとは導通している。

さもＫはディ内空間の他の区分はカウンタブレラシャ／
　−）　４６０に導通しておｐ、カウンタプレ、シャ１
１４９１を構成している。このカウンタプレツＶヤ／　
−）　４６　Ｇは、圧縮室３１０に導通している。ソレ
ノイドコイル４４０はカウンターグレＩＶヤ室４９１Ｃ
）外周に配設してあり中心部に弁体４１０の一端と鉄芯
４９２とを配し一般によく知られたりエアソレノイドを
構成している。

すなわちソレノイド４４０に通電した電流の大小によ艶
弁体４１Ｇの移動する位置が決まる６通電しない状態で
は弁体４１０＃ｉ弁座４７０に当接し完全に連絡−−）
３４Ｇとリリーフ／　−）　４５　Ｇとは遮断されてい
る。連絡−−）３４Ｇは分配ｆ−）３：２０より小さい
通路面積に構成している。

圧縮室３１０と噴射ノズル３０６とは、また、第１Ｏリ
リーフ弁３０５を介して導通している。

こＩＤＩＩＥＩＯリリーフｆＦ３０５の構成は前記した
第２のリリーフ弁３０４と同様な構成である。弁体５１
Ｇ％、Ｘグリンダｓｚｏ、＊ｒ４ｓｓｏ、ソレノ（）’
３４０．リリーフ１−ト５ＫＯ力ｆ）ｙｌｆしνシャー
−）５１６Ｇ！シ構成されており、弁体５１　ｏａ−ｒ
４５３０に設けられた弁ＪＩｉ５７０にスゲリンダ５２
０　（ＤＩＩＩＨ力Ｋ　ｘ　Ｄ　ＭｋＩＩ　Ｌ％　ｙｙ
−’：＞ｚｒイ５３０に設けられたシリンダ５８０に嵌
合している。？ディ内空開拡シリンダ５８０と弁体５１
０とにより二分割され液密か保持できる構成となりてい
る。スゲリンダのある空間スプリング室５９０とリリー
フ／　−）　５５０と祉導通している。さらに−ディ内
空間の他の区分はカクンタグレ、シャ／　−）　５６０
に導通しておりカウンタプレ、クヤ１ｉ５９１を構成し
ている。！たこのカクンタグレ、シャ１ｉｔ−）５６０
＃ｉ分配−−）３２０に導通している。ソレノイド５４
０はカクンタグレ、シャ室５９１の外周に配設してＴｏ
り中心部に弁体５１０の一端と鉄芯５９２とを配すゐと
とにより電磁石を形成している。ソレノイド５４０に通
電すると弁体５１０は図中上方向に上り、通電しない状
態では弁体５ＩＯは弁座５７０に轟接し完全に分配／　
−）　３２　Ｇとリリーフ１−）５５Ｇと＃ｉ遮断され
ている。

リリーフ１１２−）５５０は、ｔた、燃料タンク３０１
に導通している。

上記構成の実施例の作動を８１９図にしたがって説明す
る。

ム紘噴射４ング３０３の分配４−）３２０からの送油量
を示すものでエンシン１１１転に１回、クツｙり角で約
４ｆ間送油される。

１はＩＩｌのリリーフ弁３０８への通電パターンで常時
通電しており、噴射するとき通電を停止している。との
結果ＤＯ〆イヤグツムが示すように弁体５１Ｇは全開か
ら全閉へ、と移動し一ングからの送油が逃されなくなる
と、噴射鋼管内の圧力は上昇し開弁圧に達し噴射ノズル
３０６から噴射開始が起きる。

つｒＫＳＣＫ示すように第２のリリーフ弁３０４に通電
されると、それｔで全閉でありたリリーフ弁＄０４は開
き始める。この結果燃料の一部は第２のリリーフ弁３０
４のリリーフ／−）４５０から燃料タンク３０１へ逃さ
れる。そのため噴射ノズルからの噴射率は小さくなる。

第２のリリーフ弁３０４０通電が停止されると、ｔ１１
ｉ２０９リーフ弁３０４紘再び全閉と碌り、燃料の逃し
作用は停止される。噴射鋼管内は再び圧力上昇し噴射ノ
ズルからの噴射率は上昇する。

つぎに第１のりリーフ弁３０５に通電を開始すると再び
第１のリリーフ弁３０ｇは開きリリーフ／　−）　５５
　Ｇより燃料が逃され噴射鋼管内圧力は降下し噴射が停
止される。

それ以後、噴射Ｉンｆ３０３から燃料が送油されても第
１のリリーフ弁３０！のリリーフ／−）５５０より燃料
タンク３０１に送油されるので噴射鋼管内圧力は上昇す
ることはない・ なお、高圧の燃料圧を開閉する九めのリリーフ弁のソレ
ノイドは通常のソレノイド弁ではスプリングのセット荷
重を大きくする必要から巨大なソレノイドコイルが必要
になり、さらＫこれを駆動するためＫは高い電圧が必要
になっている。しかし実施例で使用しているリリーフ弁
３０４．３０５は弁体４１０，５１Ｇにカウンタプレッ
シャをｎ用しているのでスゲリンダ４２０．５２００−
ｋｌト荷重を大きくする必要がない。この結果ソレノイ
ド４４０，５４０も本発明者の集験によれば大なりてい
る。

なお、上記実施例では第２のりリーフ弁３０４にリニア
ソレノイド４４０を用いているが、リニアでな（単にオ
ンオフするソレノイドを用いても本発明を実施すること
がで曹る。

重危同実施例では＠２０リリーフ弁３０４と圧Ｊｌｌｉ
！３１０を連絡する通路を小さい通路面積で構成してい
るが、通路の一箇所にオリアイスを用−てｔよい。

以上説明したように、第意発＠によれば第２のリリーフ
弁への通電時期、期間、通電電圧を制御することにより
エンジン運転条件に応じた望ましい噴射率−ターンが実
現でき、低速、低負荷およびアイドル時の騒音低減と、
走行時の燃費率確保とを両立させることができるととも
に、さらに、第１のリリーフ弁への通電停止時期を制御
して噴射開始時期の制御を、通電開始時期を制御して噴
射停止時期の制御を、それぞれ行うことができ、そのた
めタイマ、ｆ／＃す、調量機能を電子制御するに適した
ものとなるという効果を貴するものである。

つぎに本発明の第３尭別について説明する。

第１１図は同上第３発明の一実施例を示す０図中第２発
明の実施例（第８図）と同じ部分は同一符号を用いてい
るので、これらについては説明を省略する。

噴射／ｙｆ３０３からの送油管６００の途中に第１のリ
リーフ弁６１Ｇと第２のリリーフ弁７１０とを直列に設
ける。第１のリリーフ弁６１０はリリーフ圧の設定機能
を有するものであって、弁体６１１ａ送油管６００と、
送油圧が設定圧より低い時には洩れなく閉じるように設
置している。弁体６１１の上部は、要求設定圧を作り得
る圧縮コイルスゲリンダ６１２を介してリリーフ圧設定
棒６１３によりてｆりなく固定されている。リリーフ圧
設定棒６１３は上部端をリリーフ圧設定用フェイスカ五
６１４と隙間なくかつフェイスカム６１４の動きに清ら
かに追従するよう設置されている。フ、イスカＡ６１１
Ｄｉ１転中心軸は／辛ルスモータなどの電動機６１５０
回転軸と弛みなく固定されている。電動機６１５は電動
機駆動回路を内蔵したコンビ、−夕３０８の信号を受は
回転角を変える。

＠２リリーフ弁７１０においては、その弁体７１１が、
噴射ノズル３０６かもの燃料噴射を終了させよう七すゐ
時以外は圧縮コイルスゲリンダ７１２によりて送油管６
００の開口部に押し付けられて燃料の逃し通路７１５を
遮断するように設置されており、ソレノイド７１３に通
電された時にのみ図中上方に引き上げられ、燃料の逃し
通路７１５を送油管６００と導通するようになってｉる
。ソレノイド７１３Ｆｉｆｙｓ’、−夕３０　Ｂカらの
信号により磁界を発生し弁体７１１を上方へ引きつける
。バランス通路７１４＃ｉ弁体７１１の弁部と反対１１
に送油圧をかけ、必要以外の透しを防止している。噴射
４ｙｆＳＯ３は一定量の加圧送油機能と送油時期を決定
する機能をもりている。

また噴射ノズル３０６は一定開弁圧になると噴射するｔ
のである。＝ｙｙｆ、−声３０ｇは燃料量と電動機６１
５の回転角との関係を制御する機能と第２のリリーフ弁
７１０の開弁時期を制御する機能をもっている。

上記構成の実施例の作動を説明する。

第１の１７１７−フ弁６１０は設定噴射量を得るために
弁体６１１にかかる圧縮コイルスゲリング６１２の設定
荷重を変えて弁体６１１の着座圧を変え、弁体６１１の
上昇により燃料の一部を逃し通路６１６を通して噴射−
ング３０３に戻し、送油圧を低下させて送油量を減らす
、たとえば圧縮コイルスゲリング６１２を自然長に設定
し九時は弁体６１１の着座圧が噴射ノズル３０６の開弁
圧よりわずかに大きいならば、送油圧はすぐに着座圧に
達し、燃料の大部分が逃されるので、噴射ノズル３０６
へ圧送される燃料は少量となる。逆に電動機６１５が第
１０図において反時計方向に何度かの角度だけ回転した
時にはリリーフ圧設定棒６１３を介して圧縮コイルスゲ
リング６１２が圧縮され、弁体６１１の着座圧を増大さ
せる。そのため送油圧は着座圧を超えることが困難とな
り、大部分の燃料は噴射ノズル３０６へ圧送される。

仁のようにしてエンジンの回転数や、負荷の状況に応じ
てそれに適したリリーフ圧を設定するととにより、低速
、低負荷時には燃料の噴射率を小さくすることができる
。そしてこの制御は予め噴射量と７．イスカム６１４の
位相とを調査してコンビ、−夕３０８に内蔵することに
よりこれを行うことができる。

第２０リリーフ弁７１０は、噴射Ｉング３０３に自薦さ
れた！シンジャの圧送行程終了前に弁体７１１を上方に
引き上げるようソレノイド７１３に通電し送油圧をい−
ｙきよに低下させ、噴射ノズル３０６からの噴射を停止
させる。この時期は、燃料噴射時期とプランジャストー
ーりによって決定されるから、コンビ１−夕３０８に記
憶させて駆動させる。

本実施例による送油Δターン社第１１図に示すとおりで
ある。

なお、上記実施例の他に、リリーフ圧設定装置としてリ
ニヤソレノイド弁を用いて、弁開口面積とリリーフ圧を
関係づけ、リニヤソレノイドのストロークで制御するこ
ともできる。

リリーフ弁の駆動を噴射ｆｉｙｆ内のグ２ンゾヤストロ
ーク位置を検出するセンナを用いることで直結駆動する
こともできる。さらに、リリーフ弁を燃料力、ト機能と
して使用することもでき、油温、水温、始動時などの補
正条件をコンビ、−タに加えて制御することもできる。

また、多気筒エンシンの場合でありて、噴射ポンダが分
配型である場合には、実施例における第１のリリーフ弁
６１０を噴射１ｙｆにおける分配前の高圧部に設けた方
がよい。

以上説明したように、第３発明によれば第１のリリーフ
弁の設定圧を適宜制御することＫよりエンジンの運転条
件に応じた望ましい噴射率Δターンが実現でき、低速、
低負荷およびアイドル時の騒音低減と走行時の燃費率確
保とを両立させることができるとともに、第２のリリー
フ弁によって燃料噴射／ｙｆの送油終了行程の少し前に
噴射停止を行なうものであるから噴射量にをかわらす一
定期間の噴射と切れＯよい噴射を行なうととができ、噴
射終了を極めて早く行なうため、エミ、７１ンの悪化が
なく、ｌＩ燃えも少ないという効果がある。

また、従来の複雑な調費用ガΔす機構を要せず調量でき
、噴射期間を燃料量に関係なく一定とすることもできる
ので噴射時期制御も正確であり、電子制御するに適した
燃料噴射装置が得られるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の第１発明の第１集施例を示す
構成図、 第３図は同上発明の第２実施例を示す構成図、第４図は
同上発明の第１実施例の使用例を示す構成図、 第５図は同上発明の第３実施例を示す構成図、第６図は
同上発＃４の第４夾施例を示す構成図、第７図は同上第
４夾施例で用いる回転盤す品アソレノイどパルｆｏｗｓ
面図、 第８図線本発明（Ｄ＠２発Ｆ１４ｏ−実施例を示す構成
図、 第９図は同上実施例の作動説明図、 第１０図は本発明の第３発明の一実施例を示す構成図、 第１１図は同上実施例の送油ノｆターン図である。 ｌ・・・噴射ポンプ、２−・・燃料タンク、４・・・噴
射導管、互・・・リリーフ弁、ｌｏ・・・ハウジング、
１１・・・スプール、１２−・・絞り部、１４・・・ス
ゲリンダ、１５・・・ソレノイド、１８−・・コンビ、
−タ、２１・・・エンジン負荷検出器、２２・・・噴射
ノズル、２３・・・絞り、Ｌ立１・・・リリーフ弁、１
１１・・・スプール、１１２・・・スリット、１３１−
・・穴、１３２・・・通路、１１８・・・コンぜ、−タ
、１２１…エンジン負荷検出器、１２２・・・噴射ノズ
ル、Ｌ立」・・・リリーフ弁、２１１・・・ロータ、２
１２・・・スリｙ）、２４Ｇ＝スプリング、２４２・・
・永久磁石、３０１・・・燃料タンク、３０３−・・噴
射Ｉング、３０４・・・第２リリーフ弁、３０５−・・
第１リリーフ弁、３０６−・・噴射ノズル、ａ　０７−
ｆｌＪ御１１路、３０ｇ−５ｙ／、−／、３１０−・・
圧縮室、３２０−・・分配＄−）、４１Ｇ・・・弁体、
４２０−・・スゲリンダ、４４０・・・ソレノイド、４
５　Ｇ−・・リリーフ／−）、４６０−１り７ｆｉグレ
ッシャ１１−）、５１０−弁体、５２０−・・スゲリン
ダ、５４０−／Ｌ／ノイド、５５０−リリーフ／−）、
５６０−−・カクンタグレ、Ｖヤ／−）、６００−・送
油管、６１０　””第１リリーフ弁、６１１・・・弁体
、６１２−・メグリング、６１３−・リリーフ圧設定棒
、６１４−・・フェイスカム、６１５・・・電動機、６
１　ｇ−・逃し通路、７１Ｇ−・第２リリーフ弁、７１
１−・弁体、７１２−・スプリング、７１３・・・ソレ
ノイド、７１Ｊ５−・・逃し通路。 特許出願人 株式会社日本自動車部品総合研究所 特許出願代理人 弁理士實木　朗 弁理士　西　舘　和　之 弁珊土中山恭介 弁理士　山　口　昭　之 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 第１１国 （０）最大噴射量時 （ｂ）　　部分負荷時 Ａ 第１頁の続き 内 ０発　明　者　猪頭敏彦 内 ０発　明　者　田中猛 内 ０発　明　者　吉永融 内 ０発　明　者　関口清則 西尾市下羽角町岩谷１４番地株式 ％式％ 西尾市下羽角町岩谷１４番地株式 会社日本自動車部品総合研究所 内 手続補正書（方式） ％式％ １、事件の表示 昭和５７年　特許順　　第１０８５５号２、発明の名称 ディーゼルエンジンの燃料噴射装置 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 名　称　（４６９）株式会社日本自動車部品総合研究所
４、代理人 ＆補正命令の日付 昭和５７年５月２５日（発送日） 徴　補正の対象 図面（第１１１り ７、補正の内容 嬉１１図を別紙のとおｐ補正する。 ＆　添付書類のｉｌ鍮 補正１１１Ｎ（第１１図）　　　　　１通ＭＰ１１１回 （Ｑ） （ｂ） Ａ 手続補正書（自発） 昭和５７年６月ｌ〆日 特許庁長官　若杉和夫　殿 １、事件の表示 昭和５７年　特許願　　第１０８５５号２、発明の名称 ディーゼルエンジンの燃料噴射装置 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 名　称　（４６９）株式会社日本自動車部品総合研究所
４、代理人 ＆　補正の対象 明細書の「図面の簡単な説明」の欄 ａ　補正の内容 明細書画２７頁菖５行の「菖１１図は同上実施例の送油
パターン図である。」を、「ｊＩｌ１図は同上実施例の
送油パターン図であって、（ａ）は最大噴射量時を、（
ｂ）は部分負荷時をそれぞれ示す。」に補正する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、燃料噴射４７グより燃料噴射ノズルに燃料を供給す
   る管路途中に噴射−ングより燃料噴射ノズルに圧送され
   る燃料の一部を逃すリリーフ弁を設け、該リリーフ弁の
   開閉により燃料噴射率を制御するよう構成したディーセ
   ルエンジンの燃料噴射装置。 ２　前記リリーフ弁の開閉をエンジン回転数、エンジン
   負荷により制御するよう構成した特許請求の範囲＄１項
   記載のディーゼルエンジンの燃料噴射装置。 １　前記リリーフ弁として絞り弁を用い燃料の逃し量を
   規定するよう構成した特許請求の範囲第１項記載のディ
   ーゼルエンジンの燃料噴射装置。 ４、前記リリーフ弁の上流側又は下流側の一方に絞りを
   設置し、燃料の逃し量を規定するよう構成した特許請求
   の範囲第１項記載のディーゼルエンジンの燃料噴射装置
   。 五　前記リリーフ弁の絞り面積を可変としその絞り面積
   をエンシン回転数、エンジン負荷により制御するよう構
   成した特許請求の範囲第１項記載のティーぜルエンジン
   の一燃料噴射装置。 ＆　燃料噴射−ングより燃料噴射ノズルに燃料を供給す
   る管路途中に燃料噴射ｌングより燃料墳射ノズルに圧送
   される燃料の一部を逃すＩＪ　１７−フ弁を設け、該リ
   リーフ弁開閉により燃料の噴射率を制御するとともに、
   前記リリーフ弁と並列して前記燃料供給管路途中に弁を
   設け、咳弁の開閉により燃料噴射ノズルからの燃料の噴
   射の開始と停止とを制御するよう構成したディーゼルエ
   ンジンの燃料噴射装置。 Ｌ　燃料噴射ポンプより燃料噴射ノズルに燃料を供給す
   る管路の途中に燃料噴射ポンダより燃料噴射ノズルに圧
   送される燃料の一部を逃すリリーフ弁を設け、骸リリー
   フ弁の開閉により燃料噴射率を制御ブるとともに、前記
   リリーフ弁と直列に前記圧送される燃料の逃し通路を開
   閉するＩＪ　ＩＪ−７弁を設け、該リリーフ弁を燃料噴
   射／ｙｆの送油終了行程の少し前に作動するよう構成し
   たディーゼルエンジンの燃料噴射装置。 ＆　前記燃料噴射率を制御するリリーフ弁のリリーフ圧
   を制御することにより燃料噴射量を調整するよう構成し
   た特許請求の範囲第７項記載のディーゼルエンジンの燃
   料噴射装置。