JPS5812791B2 - レコ−ド盤の情報記録トラック変更装置 - Google Patents

レコ−ド盤の情報記録トラック変更装置

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JPS5812791B2
JPS5812791B2 JP50102519A JP10251975A JPS5812791B2 JP S5812791 B2 JPS5812791 B2 JP S5812791B2 JP 50102519 A JP50102519 A JP 50102519A JP 10251975 A JP10251975 A JP 10251975A JP S5812791 B2 JPS5812791 B2 JP S5812791B2
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record
pickup
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signal
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  • Moving Of Heads (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ビデオレコード盤に記録されている情報の
再生に用いられる装置に、特に、レコード盤の、情報の
記録されているトラックの一つの回旋(レコード盤の1
回転に相当する範囲のトラック円またはトラック螺旋巻
回)から、他の回旋へ信号を取り出すためのスタイラス
(針)を移し替える装置に関するものである。
ビデオレコード盤方式のあるものでは、レコード盤の表
面に設けられた情報記録トラック、たとえば滑かな螺旋
溝の底に形成された幾可学的(形状と寸法の)変化を利
用して、ビデオ情報が記録される。
このレコード盤の表面には、導電性材料から成る層を有
し、この導電性材料の層は、誘電性材料から成る薄い層
で覆われていることが好ましい。
ピックアップアームの一方の端に支持されたスタイラス
の先端が、螺旋溝の中に置かれる。
このスタイラスは、レコード盤の導電層と誘電層との間
にキャパシタンスを形成する導電電極を含んでいる。
レコード盤が回転するに伴なって、電極一円盤間キャパ
シタンスが、螺旋溝の底に形成されている幾可学的変化
にしたがって、変動する,このキャパシタンス変動は、
スタイラスの電極につながれている適当な信号処理回路
によって、電気的信号変動に変換される。
この信号処理回路の出力信号は、在来のテレビジョン受
像機に与えて、記録されているビデオ情報を再生させる
ことができる。
上で述べた型の方式は、1974年10月15日付で、
クレメンス(J.K.Clemens)氏に与えられた
米国特許第3,842,194号に詳しく述べられてい
る。
上述の型のビデオレコード方式では、一般に、2.54
cm(1インチ)当り4000から8000程度の螺旋
巻回密度で形成された溝を持つレコード盤が用いられる
このような型の代表的なビデオレコード盤は、3.5ミ
クロン程度の溝間隔を持つ。
この溝が、そのレコード盤の中心孔に対して偏心してい
る場合、すなわち、円盤の中心孔が正確にレコード盤の
中心位置とされていない場合においても、ピックアップ
・スタイラスとこれに組合わされた支持アームが、狭い
螺旋溝をたどっていくことができるようにされているこ
とが望ましい。
そこで、ピックアップ・スタイラスと支持アームは、螺
旋溝の位置に側方への偏移があってもこれについてゆく
ことを可能にするために、比較的に質量が小さくなるよ
うに作られることが望ましい。
しかし、レコード盤の比較的に狭い溝の側壁は、もろい
ために、ピックアップアーム構体の重量を、ピックアッ
プアーム回転軸を中心として回動させ、レコード盤の情
報の記録されている面全体を横切って引っ張ってゆくに
は、溝の側壁にあまり頼ることはできない。
また、可変キャパシタの考え方を利用するビデオレコー
ド盤方式では、記録されている信号の正確な再生のため
に、信号ピックアップ・スタイラス電極が、螺旋溝の中
にあって、事実上一定の姿勢を保つことが望ましい。
そこで、ピックアップ・スタイラスの先端が接触する点
における螺旋溝に対して、ピックアップアームの長手力
向の軸が、事実上の接線関係を絶えず保持するように、
螺旋溝と接触するピックアップ・スタイラスの半径方向
の運動に対して適切な時間関係を持って、ピックアップ
アームの回転支承されている端をレコード盤の半径方向
に横送りするための半径方向送り駆動機構が、ピックア
ップアーム支持装置に設けられる。
指示された半径方向の運動を与えるための適当な半径方
向送り駆動機構については、1975年3月11日付で
ステーブ(F.R.Stave)氏に与えられた米国特
許第3,870,835号を参照されたい。
さらに、上に述べた型のビデオレコード盤方式では、記
録されている信号を高忠実度で再生するために、レコー
ド盤とピックアップとの間の相対運動は、所定の速度と
、特定の許容限界(たとえば、450rpm,±0.0
1%)内に維持されなければならないことが認められて
いる。
この所定の速度と特定の許容限界は、水平および垂直同
期情報を安定なものにし、かつ、テレビジョン受像機の
偏向回路のロックアップ範囲内に在るようにするために
も必要である。
さらに、記録されている情報が、変調された搬送波信号
として記録された色情報を持つカラーテレビジョン信号
である場合には、色位相歪みを小さくするために、取出
された信号が安定しており、かつその再生装置の色処理
回路のロックアップ範囲内になければならない。
レコード盤対信号ピックアップの相対速度は、所定速度
からの瞬時相対速度の偏移を打消すように、ピックアッ
プアームの長手軸に沿う周期的な並進運動をピックアッ
プアーム支持構体に与えることによって、この所定速度
と特定の許容限界内に保つことができる。
支持部材にこの並進運動を与える手段は、たとえば、1
973年1月16日付で、パーマ(R.C.Palme
r)氏に与えられた米国特許第3,711,641号に
開示されている型のものとすることができる。
加えて、上述の型のビデオレコード盤方式のための有利
なピックアップ構成として好ましいものでは、ピックア
ップアームは、導電性材料で作られ、導電性のケージ(
かご)に収められ、ピックアップアームとこれを囲むケ
ージが、伝送線の内側および外側導体として働くように
なされている。
この伝導線は、ピックアップアーム支持端において、空
気誘導体キャパシタと電圧可変キャパシタ(同調用)を
含むキャパシタンスの直列接続体によって容量性負荷で
終端されている。
この伝送線はまた、信号ピックアップ端において、信号
ピックアップ・スタイラス電極/レコード盤導電層の可
変キャパシタンスを含むキャパシタンスによって容量性
負荷終端されている。
この伝送線とこれに関連するキャパシタンスは、スタイ
ラス電極/レコード盤導電層で形成されるキャパシタン
スの変動に伴って変化する共振周波数を持つ同調回路を
形成する。
この同調回路は、■SM帯域内のある周波数(たとえば
915MHz)で動作する信号処理回路の固定周波数発
振器からのUHF発振信号をもって励振される。
この同調回路の共振周波数の変化に伴うUHF発振信号
の振幅の変化が信号処理回路の検出器によって検出され
て、レコード盤に記録されている情報が取出される。
伝送線共振回路とこれに組合される信号処理回路の適当
な構成の例が、1975年3月18日付で、カールソン
(D.J.Carlson)氏らに与えられた米国特許
第3,872,240号に開示されている。
さらに、上述の型のビデオレコード盤方式において、ピ
ックアツプアニムとピックアップ・スタイラスとは、取
扱いに便利な大きさの交換可能なユニットとし、スタイ
ラスが摩耗して、交換を必要とするとき、レコード盤プ
レーヤの使用者が、格別の機械取扱上の熟練と手の器用
さを要しないで、ピックアップアーム/スタイラス・ユ
ニットの取外しと交換を容易に行なえることが望ましい
いくつかの理由で、上述の型の交換可能なユニットとし
た構成が望ましい。
第1に、ピックアップアーム/スタイラス・ユニットの
交換は、スクイラス電極と導電性ピックアップアームと
の間の電気的導線の取外しと接続の作業を必要としない
第2に、再生位置におけるスタイラスの正しい姿勢が容
易に得られ、取替のさい、使用者の熟練と知識に委ねら
れない。
第3に、こわれやすくかつ小型のスタイラス(たとえば
、スタイラス幅2ミクロン、スタイラス深さ5ミクロン
、スタイラス電極深さ0.2ミクロン)の交換が実用的
なものにされる。
高い溝密度(たとえば、2.54cm(1インチ)当り
4,000から8,000巻回を持つレコード盤では、
偶発的なきずによって、螺旋溝が終りまで行かないで終
ってしまうことがある。
このような途中における終端(一般に、「固定された溝
」と呼はれる)によって、レコード盤の再生時に、特定
の溝部分(レコード盤の1回転に相当する巻回)が繰返
される望ましくない状態が生じる。
そこで、ビデオレコード盤プレーヤに、スタイラスを固
定された溝から取出すのに適する装置を組込むことが望
ましい。
ビデオレコード盤方式は、用途によって、再生表示され
る映像をそのまま停止させる機能を持つことが望ましい
場合がある。
すなわち、プレーヤに接続されたテレビジョン・モニタ
は、実質的に同一の再生映像を表わす出力信号を、反復
して供給する機能である。
このような映像停止機能は、特定の画面を、比較的長い
時間にわたって、観察することを可能にするために、望
ましいであろう。
また、教科書型の資料のフレームを記録することの望ま
れるようなデータ記憶方式では、特定の再生された映像
を長く保持して表示できる機能が特に重要なものである
ビデオレコード盤プレーヤに持たせることの望ましい機
能として、さらに、表示される映像の早送り動作あるい
は逆送り動作を行なう能力がある。
ビデオレコード盤に記録されている情報を急速に流し見
るために、早送り動作がことに役立つ。
また、逆送り機能は、データ検索を助けるのに利用でき
、教育機器として、レコード盤に記録されている一連の
指導的画面を繰返して見るのに、ことに有用である。
この発明の原理によれば、信号ピックアップ・スタイラ
スを情報の記録されたトラックの設ケられたレコード盤
の、あるトラック回旋(レコード盤の1回転に相当する
範囲のトラック円またはトラック螺旋巻回)から他のト
ラック回旋へ移し変えるトラック変更(スキップ)装置
は、トラックに共働関係をもってスタイラスを位置付け
するための支持手段をもっている。
この支持手段は、ピックアップアームをレコード盤の再
生期間中その一端がレコード盤のトラックの上方にある
ようにその他端で可揺動的に支承している。
ピックアップアームの上記一端にはピエゾ材料より成る
バイモルフ素子が取付けられ、更にこのバイモルフ素子
の上記取付端と反対側の端部にはスクイラス保持手段が
固着されている。
バイモルフ素子は、通常は真直ぐな棒状をなしているが
、その付勢端子間に適当な付勢電圧を与えると両端間で
わん曲するものである。
このバイモルフ素子とスタイラス保持手段の質量はピッ
クアップアームの質量に比して小さく、従って上記わん
曲が生じたときバイモルフ素子のスタイラス保持手段側
端部がピックアップアーム側端部を中心として弧状変位
をするようになっている。
バイモルフ素子には制御手段から上記付勢電圧が選択的
に与えられるものでこの電圧の大きさは、上記素子に印
加したときスタイラスがトラックを横切って希望する新
なトラックへ移ることができるように上記素子のスタイ
ラス保持手段側端部を動力も得る大きさに選ばれる。
次に、図面を参照しつつこの発明を詳細に説明する。
第1図と第2図には、この発明に至る前段階の一例トラ
ック変更装置を有するプレーヤが示されており、バイモ
ルフ素子の設置場所とその作用を除いて、他の説明は後
述するこの発明に適用できる。
さて、同図にはターンテーブルを載せる合板10を持つ
ビデオレコード盤プレーヤが示されている。
ここに示されたプレーヤは米国特許第3,842,19
4号に開示されているようなビデオレコード盤方式で用
いるのに適する。
台板10上に、ターンテーブル11が回転可能に載せら
れている。
ターンテーブル11の上面は、ビデオレコード盤12を
載せるのに適するようにされている。
レコード盤12の基板14に設けられたトラック、すな
わち滑らかな螺旋溝13の底に形成される幾何学的変化
によって、ビデオ情報が記録されている。
レコード12の表面には、導電註材料からなる層15が
設けられている。
導電層15の上には、誘電性材料からなる薄い層16を
設けることが好ましい。
図を簡潔にするために、レコード12は、片面だけに記
録が行われているように示されているが、同じように両
面に記録できることが理解されよう。
導電性ピックアップアーム18に支持された信号ピック
アップ・スタイラス17の先端が、螺旋溝13の中に置
かれる。
スタイラス17は、導電性電極(図示されてない)を有
しており、これが、導電層15と誘電層16とともに、
一つのキャパシタを形成する。
スタイラス17とレコード12との間に相対運動が成立
すると、螺旋溝13中にあるスタイラスに含まれる電極
の縁が電極の下を通過する溝の底にある幾何学的変化の
ために容量が変化するキャパシタの一方の電極として働
く。
ピックアップアーム18の他端は、以下で述べるように
、ピックアップアーム支持構体21に支持された支持部
材20に、着脱可能に取付けられている。
ピックアップアーム支持構体21はスタイラスをトラッ
クと共働関係に位置付けするための支持手段であって、
これには、半径方向送り駆動機構23と並進運動付与手
段22が含まれている。
前に述べたように、半径方向送り駆動機構23は、ピッ
クアップアーム支持部材20を、螺旋溝13の中にある
スタイラス17の先端の半径方向の運動に対して適切な
時間関係をもって、レコード盤を横切る方向に移動させ
、これによって、ピックアップアームの縦軸が、スタイ
ラスのレコードとの接触点で、螺旋溝と事実上の接線関
係を絶えず保つようにする。
この適当な構成について、前記米国特許第3,870,
835号を参照されたい。
前述のように、並進運動付与手段(「アームストイツチ
ャー」とも言う)22は、ピックアップ・スタイラス1
7の位置を、レコードの螺旋溝13に沿って変化させる
これは、瞬時相対速度の所定速度からの偏差を相殺する
ように、支持部材20を介して、ピックアップアーム1
8に、その縦軸方向に、周期的な並進運動を与えること
によって行われる。
この並進運動付与手段は、たとえば、上述の米国特許第
3,711,641号に記載の型のものとすることがで
きる。
支持構体21には、箱状の導電性ケージ24(蓋を除去
して示してある)が取付けられており、導電性ピックア
ップアーム18が、このケージに収容されている。
レコードの再生時に、ピックアップアーム18は、ケー
ジの底板26の開口25を通りぬけて、スタイラス17
が螺旋溝13に乗ることができるようにする。
プレーヤを動作させない時は、可回転的に取付けられた
ブラケット27が、ピックアップアーム18の自由端を
もちあげて、スタイラス17を螺旋溝13から離脱させ
る。
交換可能なピックアップアーム・ユニットは、たとえば
、ピックアップアーム18の自由端に、可撓注の結合部
材31によって、可回転に取付けられた信号ピックアッ
プ・スタイラス・ホルダ32(スタイラス17を保持す
る)を含むものとすることができる。
この可撓性結合部材31は、ピックアップアーム18の
周期的な並進運動をピックアップ・スクイラス・ホルダ
32へ忠実に伝え、同時に、螺旋溝内のスタイラス17
の垂直と横方向への円弧状の運動を可能にする。
この可撓性結合部材31は、ピックアップ・スタイラス
17に隣接して置かれて、スタイラスの円弧状の運動に
追随しなければならないピックアップアーム・ユニット
の質量を減小させ、これによって、ピックアップアーム
・ユニットの追従性が高められる。
ピックアップアーム18の、スタイラス17と反対の端
に、可撓性結合部材29を介して、結合器28が取付け
られている。
この結合器28は、支持部材20に、着脱可能に取付け
られている。
この可撓性結合部材29も、結合器28の周期的な並進
運動をピックアップアーム18に忠実に伝え、かつ、結
合器(支持部材20と係合しているを、ビックアップア
ームの円弧状の運動から遮断する。
結合器28と支持部材20の間の着脱可能な結合につい
ては、1974年11月12日付のテイラ(B.K.T
aylor)氏その他の米国特許第522,822号を
参照されたい。
導電性ピックアップアームの、可撓性結合部材29と反
対の端は、適当な方法で、ピックアップスタイラスの電
極に接続されている。
この図では一本のリード線のそれぞれの端が、ピックア
ップアーム18の端と、スタイラス17の電極とにハン
ダ付けされている。
導電性ピックアップアームとこれを囲む導電性ケージは
、伝送線の内側と外側の導体として働く。
この伝送線は、両端において、容量性負荷で終端されて
いる。
すなわち、(1)スタイラス17側の端では、次の直列
の組合せに相当する可変キャパシタンスによって終端さ
れている。
(a)スタイラス電極とレコード盤の導電層15との間
に形成される可変キャパシタンス、および (b)導電注ケージ24の底とケージの投影されるレコ
ード盤部分の導電層との間の大きいキャパシタンス。
(2)ピックアップアーム支持部材20の側の端では、
次の二つの直列の組合せによって終端されている。
(a)空気誘電体キャパシタ30、および(b)電圧可
変キャパシタ(図示されてない)。
空気誘電体キャパシタ30は、ピックアップアーム18
から突出し、ケージの底面26に絶縁支柱36を介して
固着された1対の固定キャパシタ板(34と35)の間
の空気間隙内に受入れられた可動キャパシタ板33を備
えている。
この伝送線とこれに組合わされたキャパシタンスによっ
て、同調回路が形成され、その共振周波数は、スタイラ
ス電極/レコード盤導電層キャパシタンスの変化に伴っ
て、変化する。
この同調回路は、ケージの区劃37内に収められた信号
処理回路19の、■SMに割当てられた帯域内のある周
波数(たとえば、9.15MHz)で動作する固定周波
数発振器(図示されてない)からのUHF発振信号によ
って励振される。
同調回路の共振周波数の変化に伴って、これによる振幅
変化が、信号処理回路19の検出器によって検出され、
レコードに記録されている情報が取出される。
適当な伝送線回路構成とこれに組合わされる信号処理回
路については、前記の米国特許第3,872,240号
を参照されたい。
一方の端がa支持部材20に、また、他方の端が、b支
持構体21の並進運動付与手段22(これは、ピックア
ップアーム18の弧状運動の影響を受けない)に、それ
ぞれ固定された可撓手段として働くバイモルフ(bim
orph)素子38が設けられている。
このバイモルフ素子38は、ピエゾ材料より成るもので
ある。
第2図に示されるように、バイモルフ素子38は、制御
信号(たとえば第7b−7d図に示された型の信号)に
応じて、バイモルフ素子の第1の端部に取付けられた支
持部材20を偏位させて、ピックアップ・スタイラス1
7の半径方向の変移を生じさせる。
ある特定の質量、剛性および減衰特性を持つピックアッ
プアーム・ユニットとともに用いる、上述の型のレコー
ド盤溝スキツパ(飛越)装置のある使用例では、バイモ
ルフ素子にパルスが与えられると、ピックアップアーム
18が、その質量中心として回転させられることがわか
った。
言い換えると、ピックアップアームの支持されている端
とスタイラス側の端が、互いに逆の向きに移動する。
第2図に、このような動きが示されている。
別の値の質量、剛性および減衰特性を持つピックアップ
アーム・ユニットとともに用いる別の例では、ピックア
ップアームは、バイモルフ素子自体を回転の中心として
回転した、すなわち、この場合には、ピックアップアー
ム18の支持されている側の端とスタイラス側の端が、
同じ向きに動く。
したがって、特定の向きの溝飛越しを行なわせるための
制御パルスの極性は、ピックアップアームのパラメータ
を適切に考慮して選ぶ必要がある。
バイモルフ素子38を選択的に付勢するための制御信号
(たとえば、第7b図から第7d図までに示されている
型の制御信号)を発生する手段39が設けられている。
この制御信号発生手段39とバイモルフ素子38の間を
、1再生時のピックアップアーム18の弧状の運動と、
bピックアップ・スタイラスの摩耗によって交換が必要
になったときの、ピックアップアーム・ユニットの変換
とを妨げることなく、電気的に接続するための手段(4
0と41)が支持構体21に取付けられている。
制御信号をバイモルフ素子へ与えるのに、適当な手段を
利用することができる。
たとえば、1対の導線40,41の一端を、それぞれ、
制御信号発生手段39の端子(63と64)に固着し、
他端を、ピエゾ装置38の両側に取付けられた金属電極
(42と43)に固着する。
第3a図と第3b図は、この発明によるスキツパ装置の
実症例を示す。
ピックアップ・スタイラス17がホールダ32に固着さ
れている。
スタイラス17は、絶縁性材料たとえばサファイアに取
付けられた金属電極65を備えている。
第3a図および第3b図では、ホールダ32は、一端に
、スタイラス17を受入れるのに適する切込みを持つプ
ラスチックの角型断面を持つ部材からなっている。
スタイラス17をホールダ32に固着するために、エポ
キシセメントなどの適当な接着剤が利用できる。
スタイラス・ホルダ32の端に、可撓性結合部材31の
一端が取付けられている。
結合部材31は、ゴムなどの、適当な可撓姓材料で作る
ことができる。
結合部材31の他端には、ピエゾ型のバイモルフ素子3
8が固定されている。
バイモルフ素子38の両側に設けられた金属層に、この
素子に制御信号を与えるための導線40と41が接続さ
れている。
スタイラス・ポルダ32とバイモルフ素子38を結合部
材31の両端に取付けるためにエポキシ接着剤を用いる
ことができる。
バイモルフ素子38の他端と支承部材29に、ピックア
ップアーム18が固着されている。
この実施例では、ピックアップアーム18は、比較的に
軽い材料、たとえば薄肉のアルミニウム管で作られたも
のとすることができる。
ピックアップアーム18の質量に比べると、バイモルフ
素子38とスタイラス17の先端との間の部材の質量が
相対的に小さいことによって、素子38が急に屈曲させ
られても、スタイラス17も動くことができる。
第5図に示すように、ピエゾ型バイモルフ素子38は、
金属層とピエゾ材料の層を交互に積み重ねたものとする
ことができる。
第1の金属層42の次に、ピエゾ材料層44、第2の金
属層45、第2のピエゾ材料層46、次に最后の金属層
43が、置かれている。
ピエゾ材料層44と46を第5図に示されるような形態
で配置することにより、バイモルフ素子38を作ること
ができる。
バイモルフ素子(すなわち曲げモード素子)38は、第
5図に示された構造のものから、ピエゾ材料層44と4
6に適当な極性を与えることによって作られる。
層44と46に極性を与えるには、初めに、中央の金属
層45へ共通の電気的帰路接続を設けて、両側の金属層
42と43へ、同じ極性の電位を与える。
その後、このピエゾ材料層と金属層から成る構体を高温
内に置く。
バイモルフ構造を作るのに要する温度は、そのピエゾ材
料のキュリ一温度である。
ピエゾ構体を適切に冷却すると、ピエゾ層に極性が与え
られる。
それから、金属層42,45および43に与えられてい
た電圧を取除く。
これによって得られる極性は、層44の極性が外側金属
層42と43に対する層46の極註と反対になるような
ものである。
その後金属層42と43の両端間に、ある適当な電位を
与えると、一方のピエゾ層が収縮し、他方のピエゾ層が
伸長して、ピエゾ構体の全体が、与えられる電位の極性
の指示する向きに曲がる。
金属層42と43の両端間に所定極性特定の電圧を与え
ることにより、゛第2図と第4図に示したようなバイモ
ルフ素子38の曲がり運動が得られる。
バイモルフ素子38の曲がり運動を効果的に制御するた
めに、第6図に示される装置が用いられる。
第6図に、ビデオレコード盤プレーヤ47が示されてい
る。
このプレーヤ47は、既に情報の記録されているビデオ
レコード盤48をのせて回転するターンテーブルを備え
ている。
アーム用ケージ49は、溝50に沿って滑り、レコード
48上に位置することができるようにされている。
このケージ49の中に、第1図と第2図に示されたピッ
クアップアーム・ユニットが収められているレコード盤
48の導電層とピックアップ・スタイラス17の電極と
の間のキャパシタンス変動は、信号処理回路51に与え
られ、ここで復号されて、複合ビデオ信号が生成される
回路51で生成された信号は、ビデオ処理回路52と同
期分離器53に与えられる。
ビデオ処理回路52は、ビデオ信号の輝度成分と色成分
を、テレビジョン受像機54で表現するのに適する様式
(たとえば、NTSC様式)に再編成する。
この回路52で処理されたビデオ信号は、テレビジョン
受像機に送られ、ここで映像表示装置上に表示される。
また同期分離器53から与えられる同期信号は、同期カ
ウンタ55に供給される。
カウンタ55は、制御ユニツト56からの信号に応じて
、出力信号を供給する。
この出力信号は、与えられた垂直同期信号の周波数を、
所定の整数で割った周波数で、繰返して現われる。
鋸歯状波発生器57は、カウンク55と制御ユニット5
6の双方から信号を受取り、これらに応じて、鋸歯状制
御信号を発生する。
これらの鋸歯状制御信号は、導線40と41(第1図と
第3図を参照)を介して、バイモルフ素子38に供給さ
れ、バイモルフ素子の曲がり運動を制御する。
上述の回路の動作によって、表示される映像を効果的に
、停止させ、急速に前進させあるいは逆方向に動かすこ
とができる。
再生中のビデオレコン・フレームのために再生された情
報を反復して再生する必要がある。
いくつかのフレームを反復して再再生することによって
も、見かけ上の停止画面が得られる。
ある型のビデオレコード盤録画では、ビデオレコード盤
の1回転分の螺旋溝の中に、4フレーム分が記録される
この型のレコード盤を用いて再現される映像の効果的な
停止画面を得るために、レコードの1回転が完了するこ
とに、スタイラス17を、くりかえして、外側の隣の溝
へ移し替えればよい。
換言すると、レコードの1回転ごとに1回、同じ位置で
、スタイラス17を外側の隣りの溝へ移らせる(スキツ
プさせる)ことによって、4フレーム分のビデオ情報を
連続的に反復させることができる。
ビデオレコード盤の画面の早送りは、スタイラスの乗っ
ている位置で、内側の隣りの溝へ(レコードの中心に向
かって)スタイラス17を移らせることによって、得ら
れる。
たとえば、ビデオレコード盤の半回転ごとに、スタイラ
ス17を、内側の隣りの溝へ移す。
レコード盤の半回転ごとに溝を変えることによって、2
フレームの再生後、それに続く4フレームを飛ばして、
次の2フレームが再生されることになる。
このように、記録されているフレームを飛ばして得られ
る映像は、速さを増した連続した映像として現われる。
同様に、画面の逆送りは、スタイラス17を、レコード
盤の外側に向けて、溝をまたいで移す、たとえばレコー
ド盤の半回転ごとに1回移すことで得られる。
スタイラス17がレコード盤の外側に向って、ゆっくり
と移動することになる。
換言すれば、ビデオレコード盤プレーヤ47は、順方向
に2フレーム分を再生し、次に4フレーム分戻り、再び
、さらに2フレーム分順方向に再生し、これを繰返して
、レコード盤の始端に向って進むことになる。
まず、再生映像画面を停止させるには、制御ユニット5
6の停止ボタン58を押す。
停止ボタン58は、同期カウンタ55の「8で割る」部
分につながり、さらに、鋸歯状信号発生器57の出力信
号の極性をセットする。
カウンタ55は、各テレビジョン・フィールドの垂直帰
線期間に、同期分離器53から垂直同期パルスを受け取
る。
ビデオレコード盤の1回転ごとに、4つのテレピジョン
・フレームに相当する8つのテレビジョン・フイールド
がある。
第7a図には、垂直同期パルスに相当する垂直タイミン
グ信号が示されている。
8コの垂直同期信号が同期カウンタ55に送りこまれる
と、1コの出力信号が鋸歯状波発生器57に与えられる
この鋸歯状波発生器57は、鋸歯状制御信号(第7b図
参照)を発生する。
この信号は、カウンタ55から与えられる入力信号の始
めに対応して、比較的鋭い立上り時間を持つ。
この電圧の比較的に鋭い立上り(第7b図では誇張され
ているが)によって、支持構体21に取付けられている
バイモルフ素子38が、急速に動作して、第2図のピッ
クアップアーム位置61で示されるように、ピックアン
プ・スタイラス17を、ビデオレコード盤の外側に向け
て、隣の溝へ移らせる。
その後、この鋸歯状制御信号の振幅は、休止値に向って
漸減し、ピックアップアーム18の新しい溝位置へゆっ
くり移ることを可能にする(第2図と第4図を参照)。
レコード盤の1回転ごとに1回、特に、垂直帰線期間に
、鋸歯状制御信号(第7b図)をバイモルク素子38に
与えることにより、表示される映像を乱すことなく、ス
タイラス17は、特定の1回転分の溝部分にある信号情
報を連続的に読出すことができる。
1回転分の溝から繰返して読出すことによって、その溝
部分に記録されている4フレーム分のビデオ情報を連続
的に再生できることになる。
この1回転分の4フレーム中の信号情報が実質的に同一
で、動きを持たなければ、テレビジョン・モニタには、
読出された信号が静止画面として現われる。
しかし、反復される溝部分の4フレーム中の信号情報が
、動きを持つ影像のものであれば、4フレームの反復再
生によって、この4フレーム中の動作が連続反復として
表示される。
この型の動作表示は、指導的情報たとえばテニスあるい
はゴルフのレッスンのような、特定の、たとえば、テニ
スまたはゴルフのスイングのような動作を示すことの望
ましい情報が録画されている場合に特に役立つ。
画面停止、早送りまたは逆送りが行なわれる間、テレビ
ジョン受像機54のオーディオ信号出力を選択的に消去
させるために、制御ユニット56に、オーディオ消去装
置(図示されてない)を組込んでもよい。
次に、早送りボタン59を押すと、このボタンは、同期
カウンタ55の「4で割る」部分につながり、これを押
すことによって、カウンタから4コごとの垂直同期パル
ス、すなわち、ビデオレコード盤の半回転ごとに対応し
て、1コの出力信号が供給される。
早送りボタン59はさらに、鋸歯状波発生器57を働か
せて、前詠の画面停止動作あるいは逆送りに用いられる
ものと逆極性の制御信号(第7d図参照)を発生させる
そこで、早送りボタン59を押すと、ビデオレコード盤
の半回転ごとに、垂直帰線期間内で、一つの鋸歯状制御
信号が発生され、バイモルフ素子38が動いて、ピック
アップ・スタイラス17が、レコード盤の中心に近い側
の隣の溝へ移らされる(第2図のピックアップアーム位
置62を参照)。
レコード盤の半回転ごとに、レコード盤の中心に向けて
、スタイラス17を移す動作によって、スタイラス17
は、連続する2フレームを再生し、その次の連続する4
フレームを飛越して、次の2フレームを再生するという
動作を行う。
この4フレームの飛越動作によって、再生される影像の
早送り動作が行なわれる。
第3に、同じように、逆モーション・ボタン60を押す
ことによって、逆モーションの画面が得られる。
ボタン60が押されると、カウンタ55は、前述の早送
りの場合と同様に、「4で割る」モードで動作する。
鋸図状波発生器57は、画面停止動作の場合と同じ極性
を持つ鋸歯状パルス(第7c図を参照)を発生する。
そこで、一連の鋸歯状制御パルスによって、バイモルフ
素子38は、ピックアンプ・スクイラス17を、つぎつ
ぎと、外側の隣の溝へ移し替えるように働く(第2図の
ピックアップアーム位置61を参照)。
これらの鋸歯状制御パルスは、レコード盤の半回転が終
るたびに発生される。
その結果、レコードの1回転分の溝に記録されている4
フレーム分の中の連続2フレーム分が再生され、これに
続いて、その直前の連続2フレームが再生され、以下こ
れが反覆される。
このような順序でのビデオ再生によって、表示される画
面の逆モーションが得られる。
第4に、このレコード盤溝スキツパ装置の別の用途とし
て、ピックアップ・スタイラスを前に述べた「固定され
た溝」から取り出すことがある。
固定された溝というのは、前に述べたように、スタイラ
ス17が、同じ溝部分(溝の同じ巻回)をくり返して再
生するようにしてしまうものである。
レコード盤に疵があるために、固定された溝がある場合
には、スタイラス17をその固定された溝から出して、
次の溝部分へ移し替えることが望ましい。
スタイラス17を固定された溝から取出すことは、早送
りボタン59を一時的に働かせて、スタイラスをレコー
ドの中心に近い溝へ移させることで容易に行える。
また、固定された溝の存在を感知して、スタイラスを固
定された溝から自動的に移し替えるためのシステムを、
溝スキツパ装置に組込むこともできる。
適当な固定された溝の感知装置と、これに応動する制御
信号発生回路については、1974年11月12日付の
、バラス(T.W.Burrus)氏の米国特許出願第
522,817号を参照されたい。
この米国特許出願では、この発明の溝スキツパ装置の動
作に適切な制御信号波形がさらに詳しく考察されている
固定された溝からスタイラスを取出すためには、バイモ
ルフ素子の軸をレコード盤の面に対して、ある角度で反
らせて、バイモルフ素子の偏移が、ピックアップ・スタ
イラスの半径方向の内側向きの変位にだけ有効に働くよ
うにすることができる。
第3図に示したこの発明の装置のある実施例では、高さ
約2.3mm(約90ミル)、幅約0.13mm(約5
ミル)および深さ約0.38mm(約15ミル)のサフ
ァイア製スタイラスが用いられた。
このスタイラスの重量は、約0.3ミリグラムであった
このスタイラス17をゴム製の結合部材31に取付ける
のに用いられたスタイラスホルダ32は約21/2ミリ
グラムの重さを持ち、プラスチック材料で作られた。
ブチルゴム製の結合部材31法約40のジュロメーター
硬度を持ち、所望の程度の可撓性と減衰特性を示した。
この結合部材は、直径が約1.6mm(約1/16イン
チ)で、長さが約3.2mm(約1/8インチ)であっ
た。
また、第1図と第3図に示される装置でのバイモルフ素
子は、各辺が約0.6mm(約25ミル)の正方形断面
を持ち、長さが約19mm(約3/4インチ)であった
このバイモルフ素子は、PZT−5で作られ、完成され
たユニットとして、アメリカ合衆国オハイオ州ベッドフ
オードのクレバイト・コーポレーション(Cleve−
ite Corporation)から入手したもので
ある。
約0.13mm(約5ミル)の動きをスタイラスに与え
るのに、100ボルトのピーク・ピーク電圧を持つ鋸歯
状波が用いられた。
上記の如きピエゾ材料を使用したバイモルフ素子は、電
磁石利用装置などに比べて可成り小型軽量でありまた微
細な制御が可能であるから特にトラック幅および間隔が
極めて小さなレコード盤用のプレーヤに好適する。
以上では、容量感知型スタイラスを持つ装置について述
べてきたが、他の型のピックアップ装置たとえばピエゾ
材料が組込まれたものにも利用可能であることは言うま
でもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、レコード盤溝スキツパ装置を組込んだビデオ
レコード盤プレーヤの、一部を切り取った斜視図、第2
図は、第1図の装置の一部の上面の拡大図であって、ピ
ックアップアームが収められている導電性ケージの一部
を除去し、ピックアップアームの移動を示す図、第3a
図と第3b図は、この発明のスキツパ装置の実施例を示
す上面図と側面図、第4図は、第3a図と第3b図のピ
ックアップ構体とレコード盤との動作関係を示す拡大上
面図、第5図は、第1図から第4図までに示される装置
に利用可能なピエゾ型のバイモルフ素子の斜視図、第6
図は、ビデオレコード盤プレーヤと、第1図から第4図
までの装置を働かせる回路のブロック図、第7a図から
第7d図までは、第1図から第6図までの装置の制御に
用いられるタイミング信号と鋸歯状信号とを示す図であ
る。 第1図と第6図において、17・・・・・・信号ピック
アップ・スタイラス、18・・・・・・ピックアップア
ーム、21・・・・・・ピックアップアーム支持装置、
12・・・・・・レコード盤、13・・・・・・レコー
ド盤の螺旋状溝、38・・・・・・バイモルフ素子(可
撓手段)、53・・・・・・同期分離器、55・・・・
・・同期カウンタ、56・・・・・・制御ユニット、5
7・・・・・・鋸歯状波発生器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 信号ピックアップ・スタイラスが回転するレコード
    盤の情報記録トラックと共働してそこに記録されている
    時間的に変化する信号成分と規則的に発生する成分とを
    含む情報を再生するようなプレーヤ装置において、上記
    信号ピックアップ・スタイラスが追随する情報記録トラ
    ック回旋を選択的に変更するためのレコード盤の情報記
    録トラック変更装置であって: 上記情報の再生期間中一端がレコード盤の情報記録トラ
    ックのある表面の上に在るように他端で可揺動的に支承
    されたピックアップアームと、ピエゾ材料より成り第1
    の端部と第2の端部および1対の付勢端子を有し、上記
    両端部間は正常時は真直ぐであるが上記端子間に付勢電
    圧が印加されるとわん曲するものであり、上記第1の端
    部が上記ピックアップアームの上記一端に保持されてい
    るバイモルフ素子と、 上記パイモルフ素子の第2の端部に支持されているスタ
    イラス保持手段であって、上記スタイラスと上記第2の
    端部に支持されたスタイラス保持手段の質量が、上記バ
    イモルフ素子がわん曲したとき上記第2の端部が第1の
    端部を中心として確実に動き得るように、上記第1の端
    部に固着されている上記ピックアップアームの質量より
    も充分に小さく設定されているものと、 上記付勢電圧を上記バイモルフ素子の1対の付勢端子間
    に選択的に印加する制御手段と、を具備し、 上記選択的に印加される付勢電圧の大きさと上記バイモ
    ルフ素子の向きは、上記わん曲による上記第2の端部の
    動きにより上記スタイラスに、上記情報記録トラックを
    横切る方向に希望するトラックへ移るに充分な大きさの
    運動を与えるように設定されている、レコード盤の情報
    記録トラック変更装置。
JP50102519A 1974-08-22 1975-08-22 レコ−ド盤の情報記録トラック変更装置 Expired JPS5812791B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US05/522,818 US3963861A (en) 1974-11-12 1974-11-12 Disc record groove skipper apparatus

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Publication Number Publication Date
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JPS5812791B2 true JPS5812791B2 (ja) 1983-03-10

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ID=27053179

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Country Link
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AU (1) AU500871B2 (ja)
DE (1) DE2537530A1 (ja)
FR (1) FR2282693A1 (ja)
GB (1) GB1519974A (ja)
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NL (1) NL7509919A (ja)
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