JPS58125725A - 履物底材用架橋発泡体の製造法 - Google Patents
履物底材用架橋発泡体の製造法Info
- Publication number
- JPS58125725A JPS58125725A JP729382A JP729382A JPS58125725A JP S58125725 A JPS58125725 A JP S58125725A JP 729382 A JP729382 A JP 729382A JP 729382 A JP729382 A JP 729382A JP S58125725 A JPS58125725 A JP S58125725A
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- Japan
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- vinyl acetate
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- resin
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
従来、サンダル、靴等の履物１（第１図）の底材２をな
す架橋発泡体には、エチレン酢酸ビニール共重合樹脂（
ＥＶＡ樹脂）で酢酸ビニール約１６％のものが多く使用
されるが、この底材はタイル張シの面（特に水に濡れた
場合）等の表面が滑らかなときは、滑り易いという大き
彦欠点がある。
す架橋発泡体には、エチレン酢酸ビニール共重合樹脂（
ＥＶＡ樹脂）で酢酸ビニール約１６％のものが多く使用
されるが、この底材はタイル張シの面（特に水に濡れた
場合）等の表面が滑らかなときは、滑り易いという大き
彦欠点がある。
との滑シを防止するために、底材主体Ａの接地部Ｂに、
凹凸を設けたり、天然ゴムや合成ゴムの底を貼着したシ
、ゴムの突起物を埋設したり等種々の工夫がなされたが
、貼着、埋設等に加工を要するし、取付部分が離脱する
し、天然ゴムは比重が大きく重くなるし、合成ゴムはオ
ゾン劣化を生ずるし、また合成ゴムはＥＶＡ樹脂と架橋
速度の相違から一体成型が困難である等の理由で、Ｅｖ
Ａ樹脂製履物底材の滑り止めには良好な対策がない現状
である。
凹凸を設けたり、天然ゴムや合成ゴムの底を貼着したシ
、ゴムの突起物を埋設したり等種々の工夫がなされたが
、貼着、埋設等に加工を要するし、取付部分が離脱する
し、天然ゴムは比重が大きく重くなるし、合成ゴムはオ
ゾン劣化を生ずるし、また合成ゴムはＥＶＡ樹脂と架橋
速度の相違から一体成型が困難である等の理由で、Ｅｖ
Ａ樹脂製履物底材の滑り止めには良好な対策がない現状
である。
本発明は、この問題を解決しようと研究してなったもの
である。
である。
履物底材２の主体Ａに接地部Ｂが一体化するのが堅牢の
点から望ましい。それには、主体と接地部とが金型で加
熱成型するとき、架橋速度が略一致し、相溶して一体化
するのを要し、しかも接地部が柔軟で、ノンスリップ性
であることを要する。
点から望ましい。それには、主体と接地部とが金型で加
熱成型するとき、架橋速度が略一致し、相溶して一体化
するのを要し、しかも接地部が柔軟で、ノンスリップ性
であることを要する。
従来の、ＥｖＡ樹脂を主とする履物底材の代表的配合例
を次に挙げる。
を次に挙げる。
ＥＶＡ樹脂として、ＥＶＡ４１Ｈ（三菱油化株式会社Ｍ
）３Ｋｇ 滑剤として工業用ステアリン酸 ２００
ｇ架橋剤としてＤＣＰ（ジクミルパーオキサイド）、
パークミルＤ（日本化薬株式会社製）
３００ｇ発泡剤としてアゾジ−カルボンアミド系、ＣＡ
Ｐ−１４９（三協化成株式会社製）２に４ 増１剤（フィラー）として軽質炭酸カルシウム １０
Ｋｇ着色剤として顔料
２Ｋｆ即ち、増量剤が主原料ＥＶＡ ４１ Ｈの６
９５％に対し２１％になるが、これは原価を安くシ、練
りと着色とを良くするためのもので、反面柔軟性を悪く
して、滑シ易くする欠点がある。
）３Ｋｇ 滑剤として工業用ステアリン酸 ２００
ｇ架橋剤としてＤＣＰ（ジクミルパーオキサイド）、
パークミルＤ（日本化薬株式会社製）
３００ｇ発泡剤としてアゾジ−カルボンアミド系、ＣＡ
Ｐ−１４９（三協化成株式会社製）２に４ 増１剤（フィラー）として軽質炭酸カルシウム １０
Ｋｇ着色剤として顔料
２Ｋｆ即ち、増量剤が主原料ＥＶＡ ４１ Ｈの６
９５％に対し２１％になるが、これは原価を安くシ、練
りと着色とを良くするためのもので、反面柔軟性を悪く
して、滑シ易くする欠点がある。
それで、接地部Ｂの配合を変え、先ず主原料をＥＶＡ４
１Ｈ（酢酸ビニール１５〜１６％）よシ酢酸ビニールを
多く含有して柔軟性の優る ＥＶＡ５０Ｍ （酢酸ビ
ニール２０％、三菱油化製）とし、さらに増量剤を排し
て、柔軟性を与える合成ゴムに着目し、そのうちＥＶＡ
樹脂と架橋速度が略一致し、相溶して一体化すべきもの
として、ポリオレフィン系樹脂であるＥＶＡ樹脂との相
溶性が優れている、エチレンプロピレンを基本構造とす
るエチレンプロピレン共重合樹脂（ＥＰＭ又はＥＰＲ）
、若しくはエチレンプロピレン非共役ジエン三元共重合
樹脂（ＥＰＤＭ又はＥＰＴ ）のＥＰ系合成ゴムをブレ
ンドするが、その−例を次に示す。
１Ｈ（酢酸ビニール１５〜１６％）よシ酢酸ビニールを
多く含有して柔軟性の優る ＥＶＡ５０Ｍ （酢酸ビ
ニール２０％、三菱油化製）とし、さらに増量剤を排し
て、柔軟性を与える合成ゴムに着目し、そのうちＥＶＡ
樹脂と架橋速度が略一致し、相溶して一体化すべきもの
として、ポリオレフィン系樹脂であるＥＶＡ樹脂との相
溶性が優れている、エチレンプロピレンを基本構造とす
るエチレンプロピレン共重合樹脂（ＥＰＭ又はＥＰＲ）
、若しくはエチレンプロピレン非共役ジエン三元共重合
樹脂（ＥＰＤＭ又はＥＰＴ ）のＥＰ系合成ゴムをブレ
ンドするが、その−例を次に示す。
主原料としてＥＶＡ５０Ｍ
３５ＫｇＥＰ系合成ゴム、ＥＰＯ２ＰＸ（三菱油化製）
１６Ｋｑ滑剤として工業用ステアリン酸
４５０ｇ架橋剤としてパークミルＤ
５２０ ｇ発泡剤としてＣＡＰ１
４９ ２，９００ ｇ着色剤と
して顔料 １，５００ｇ
上記の主体及び接地部の配合原料を次のように練成する
。
３５ＫｇＥＰ系合成ゴム、ＥＰＯ２ＰＸ（三菱油化製）
１６Ｋｑ滑剤として工業用ステアリン酸
４５０ｇ架橋剤としてパークミルＤ
５２０ ｇ発泡剤としてＣＡＰ１
４９ ２，９００ ｇ着色剤と
して顔料 １，５００ｇ
上記の主体及び接地部の配合原料を次のように練成する
。
主体Ａについて
１ バンバリーミキサ−でＥＶＡ４１Ｈ，増量剤及び滑
剤を内部温度約８０℃で約５分間混練する。
剤を内部温度約８０℃で約５分間混練する。
２、 練り上ったものに架橋剤２発泡剤及び着色剤を入
れ、ミキシングロール機によシ表面温度約８５℃で約９
分間混練する。
れ、ミキシングロール機によシ表面温度約８５℃で約９
分間混練する。
五 練り上ったものをカレンダーロールによシ約８分間
で厚さ約α５１１１１１１のシートＡ′にする。
で厚さ約α５１１１１１１のシートＡ′にする。
接地部Ｂについて
１、 ミキシングロール機により ＥＰＯ２ＰＸ、！：
清色剤とを表面温度約４０℃で約５分間混線する。
清色剤とを表面温度約４０℃で約５分間混線する。
２、 ロール温度を約７０℃に上げて、ＥＶＡ５０Ｍと
滑剤とを約５分間混練する。
滑剤とを約５分間混練する。
五 ２の混練品に１の混練品をブレンドし、架橋剤と発
泡剤とを入れ、該ロール機によシ同じく表面温度約７０
℃で約１２分間混練する。
泡剤とを入れ、該ロール機によシ同じく表面温度約７０
℃で約１２分間混練する。
４、 練υ上ったものをカレンダーロールによ勺約５分
間で厚さ約１．２籠のシー１−Ｂ’にする。 ・次い
で、第２図で示すように、金型３内の所定の位置に接地
部Ｂを構成すべきシートＢ′（１，２５０ｇ ） １枚
を置き、その上に主体Ａを構成すべきシートＡ’（４５
０ｇ）１６枚を重ね、さらにその上にシー）Ｂ’ （１
，２５０ｇ ）を置いてから、金型を密閉して架橋プレ
ス機に取付け、油圧１５０Ｋｆ／−の圧力下で、約１７
０℃に約１５分間加熱して架橋発泡させると、主体Ａと
接地部Ｂとが一体的に相溶した第３図のよう々架橋発泡
体が得られ、両者の境目は肉眼で全く判らない。この発
泡体を半裁し、かつ成形して２個の底材２とする。
間で厚さ約１．２籠のシー１−Ｂ’にする。 ・次い
で、第２図で示すように、金型３内の所定の位置に接地
部Ｂを構成すべきシートＢ′（１，２５０ｇ ） １枚
を置き、その上に主体Ａを構成すべきシートＡ’（４５
０ｇ）１６枚を重ね、さらにその上にシー）Ｂ’ （１
，２５０ｇ ）を置いてから、金型を密閉して架橋プレ
ス機に取付け、油圧１５０Ｋｆ／−の圧力下で、約１７
０℃に約１５分間加熱して架橋発泡させると、主体Ａと
接地部Ｂとが一体的に相溶した第３図のよう々架橋発泡
体が得られ、両者の境目は肉眼で全く判らない。この発
泡体を半裁し、かつ成形して２個の底材２とする。
そして、この本発明による履物底材と前記の主体Ａだけ
の従来品との物性を対比すると次の如くである。
の従来品との物性を対比すると次の如くである。
本発明による品 従来品
接地部硬度 ４５０６００比重
０．２０ ０．１４ 伸び ２５０ １８０ 摩耗量（ｍＬ／ＨＰ−ｈ） ４８８ １１
７１摩擦係数 ０．８１
０．４８床すベシ抵抗係数 ０．５１
０．３８このように、本発明により得られた履物底
材は、接地部が従来品に比し柔軟で床すベシに対する抵
抗が著しく大きく、これは主原料に酢酸ビニールの多い
ＥＶＡ５０Ｍを使用すると共に、増量剤を排して柔軟々
合成ゴムを入れたにもよるが、他の物性においても優れ
ているのは、主原料のＥＶＡ５０Ｍと架橋速度が略一致
し相溶性の優れたエチレンプロピレンを基本構造とする
ＥＰ系合成ゴムをブレンドして、主体と接地部とを一体
化させたによるものである。
０．２０ ０．１４ 伸び ２５０ １８０ 摩耗量（ｍＬ／ＨＰ−ｈ） ４８８ １１
７１摩擦係数 ０．８１
０．４８床すベシ抵抗係数 ０．５１
０．３８このように、本発明により得られた履物底
材は、接地部が従来品に比し柔軟で床すベシに対する抵
抗が著しく大きく、これは主原料に酢酸ビニールの多い
ＥＶＡ５０Ｍを使用すると共に、増量剤を排して柔軟々
合成ゴムを入れたにもよるが、他の物性においても優れ
ているのは、主原料のＥＶＡ５０Ｍと架橋速度が略一致
し相溶性の優れたエチレンプロピレンを基本構造とする
ＥＰ系合成ゴムをブレンドして、主体と接地部とを一体
化させたによるものである。
第１図は本発明により得た架橋発泡体を底材とする履物
の側面図、第２図は練成した原料シートを積層した金型
の一部の断面図、また第３図は金型で成型した架橋発泡
体の一部の断面図である。 １・・・履物、２・・・底材、Ａ・・・主体、Ｂ・・・
接地部、３・・・金型、Ａ′・・・主体原料シート、Ｂ
′・・・接地部原料シート。 旧”９ 同 旦 範 之 −一′ご
□１− °、−・ｊ７ （７） １７５−
の側面図、第２図は練成した原料シートを積層した金型
の一部の断面図、また第３図は金型で成型した架橋発泡
体の一部の断面図である。 １・・・履物、２・・・底材、Ａ・・・主体、Ｂ・・・
接地部、３・・・金型、Ａ′・・・主体原料シート、Ｂ
′・・・接地部原料シート。 旧”９ 同 旦 範 之 −一′ご
□１− °、−・ｊ７ （７） １７５−
Claims (1)
- 履物底材用架橋発泡体の主体の主原料をエチレン酢酸ビ
ニール共重合樹脂（ＥＶＡ樹脂）で酢酸ビニール約１６
％のものに、架橋剤及び発泡剤を添加したものとし、該
主体の接地部の主原料を、前記主体主原料中、ＥＶＡ樹
脂を酢酸ビニールの多いものとし、さらにＥＶＡ樹脂と
架橋速度が略一致して相溶すべき合成ゴムをブレンドし
てなり、これら主体及び接地部の各原料をそれぞれ混練
してシート状と表し、これらを金型内に積層して加熱成
型することを特徴とする履物底材用架橋発泡体の製造法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP729382A JPS58125725A (ja) | 1982-01-19 | 1982-01-19 | 履物底材用架橋発泡体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP729382A JPS58125725A (ja) | 1982-01-19 | 1982-01-19 | 履物底材用架橋発泡体の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58125725A true JPS58125725A (ja) | 1983-07-26 |
| JPS618683B2 JPS618683B2 (ja) | 1986-03-17 |
Family
ID=11661979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP729382A Granted JPS58125725A (ja) | 1982-01-19 | 1982-01-19 | 履物底材用架橋発泡体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58125725A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6272731A (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-03 | Daiichi Kagaku:Kk | エチレン、酢酸ビニル共重合樹脂発泡体をエラストマ−化せしめる製造方法 |
| JP2002177125A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-06-25 | Hitachi Chem Co Ltd | 滑り止め材 |
| KR100381653B1 (ko) * | 2000-12-20 | 2003-04-26 | 박희대 | 외부 이형제를 사용하지 않고 신발용 아웃솔을 제조할 수 있도록 하는 조성물 및 상기 조성물이 배합된 아웃솔, 그리고 상기 아웃솔을 제조하는 방법. |
| CN102113736A (zh) * | 2010-01-01 | 2011-07-06 | 新协志(福建)有限公司 | 一种电动震动按摩鞋底 |
| CN107997296A (zh) * | 2017-12-22 | 2018-05-08 | 中央军委后勤保障部军需装备研究所 | 一种多密度耐用弹性减震发泡中底及配方 |
| JP2023509346A (ja) * | 2019-12-11 | 2023-03-08 | ハンファ ソリューションズ コーポレーション | 高機能性発泡用樹脂組成物及びその製造方法 |
-
1982
- 1982-01-19 JP JP729382A patent/JPS58125725A/ja active Granted
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6272731A (ja) * | 1985-09-25 | 1987-04-03 | Daiichi Kagaku:Kk | エチレン、酢酸ビニル共重合樹脂発泡体をエラストマ−化せしめる製造方法 |
| JP2002177125A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-06-25 | Hitachi Chem Co Ltd | 滑り止め材 |
| KR100381653B1 (ko) * | 2000-12-20 | 2003-04-26 | 박희대 | 외부 이형제를 사용하지 않고 신발용 아웃솔을 제조할 수 있도록 하는 조성물 및 상기 조성물이 배합된 아웃솔, 그리고 상기 아웃솔을 제조하는 방법. |
| CN102113736A (zh) * | 2010-01-01 | 2011-07-06 | 新协志(福建)有限公司 | 一种电动震动按摩鞋底 |
| CN107997296A (zh) * | 2017-12-22 | 2018-05-08 | 中央军委后勤保障部军需装备研究所 | 一种多密度耐用弹性减震发泡中底及配方 |
| JP2023509346A (ja) * | 2019-12-11 | 2023-03-08 | ハンファ ソリューションズ コーポレーション | 高機能性発泡用樹脂組成物及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS618683B2 (ja) | 1986-03-17 |
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