JPS58125554A - ロールに巻き取られているウェブを切断する方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はロール交換装置、更に詳細にいえば、運動中の
ウェブを切断してウェブの運動を停止させずに新たなウ
ェブをコアに移送する手段に係るものである。

連続的に運動しているウェブを切断して切断したウェブ
の先縁部を新たなコアに移送する目的で両面巻取りに中
心の巻取機用に使用する種々のロール交換装置が当業界
にある。そのような装置が、たとえば、米国特許第４，
０５８，２６７号、第３，８７１，５９５号、第３，７
３４，４２３号および第３．ろ８ろ、０６２号に例示し
である。これら装置のいづれにおいても、ウェブを切断
するため切断刃なウェブ中に駆動する。しかしながら、
近代の昏取機ではウェブをこのように切断することがい
くつかの理由で望ましくなくなっている。

近代の巻取機ではフェノは以前の巻取機におけるよりも
可成り高速度で運動し、今日巻き取られているウェブ物
質はこれまでの巻取機で巻かれていたウェブ物質よりも
弾性が高くナイフ刃上で伸びる傾向がある。ウェブの速
度が増すに従い、ウェブを正確な位置で切断するにはナ
イフがウェブを貫通して運動する速度もまた増大する必
要がある。ウェブを正しい位置で切断しないとウェブの
先縁部が好ましくない程に長くなり、このように長い先
縁部は新たなコアのまわりに巻き始める時折たたまり好
ましくない。同様に、弾性の高い物質は切断中にナイフ
上で伸びる傾向がありまたロール上で折ったたまる好ま
しくない程に長い先縁部な形成するので正確な位置で切
断することは容易でない。

多くの従来技術のロール交換装置により生じるこの好ま
しくない折りたたまりを克服するため提案された１つの
方法が１９８０年７月２日付で出願した米国特許出願第
１６５．３０１号に記載されている。この米国特許出願
の装置と方法とでは、ナイフ刃をウェブ付近の位置に運
動させウェブ切断作業中この静止位置にとどまる。次い
で、ウェブなナイフ刃にまで移動してナイフはウェブの
先縁部を新たなコアに移送する際にほとんどが全（折り
たたみが生じないようウェブを所望の正確な位置で切断
する。本発明は装置の必要部品の数を減らし折たたみを
生じることなくロールを交換すると（・う望ましい結果
を達成するのにいくぷで異なる方法を利用する点で今述
べた米国特許出願の装置の改良である。

本発明は連続的に運動しているウェブを切断し移送中に
先縁部が折だたまることも巻取機での連続作業を中断す
ることもなくウェブを新たなコアに移送する手段を設け
ることにより従来技術の装置６に伴う前記した困難と欠
点とを克服するものである。

本発明においては、接着前のストリップをウェブをまわ
りに巻く新たなコアの長さに沿いコアの外面に付着させ
る。次いで、コアをそれに移送される運動中のウェブの
付近であるがそれと接触しないよう位置決めする。次い
で、切断刃をコアとウェブどの付近であるがウェブと係
合しない静止位置に移動する。次いで、ウェブをコアに
係合させて接着剤のストリップがウェブの表面にその幅
にわたり係合しそれに接着しウェブを刃に係合させ切断
縁部が接着剤ストリップに接着したままでコアのまわり
に巻かれるよう接着剤ストリップの付近で切断される。

１つの好ましい型式では、ウェブを新たなコアに係合さ
せるのに加圧ローラを使用する。この加圧ローラは通常
では新たなコアの表面から離れた位置に保持されウェブ
を新たなコアの表面に圧接させる直前に待機位置に移動
し１０次いで、加圧ローラを待機位置から移送位置に敏
速に移動し移送位置ではウェブはコアの表面に係合せし
められる。

切断刃は関節式アームに装着するのが好ましく、このア
ームは刃が新たなコアの付近の切断位置とコアが切断刃
かその支持部材の干渉を受けずにコアがその表面に自由
にウェブを集積させる遠隔位置との間を運動せしめられ
るようにする。

第１図に示しであるように、本発明に係るロ−ル交換装
憤１０は米国特許出願部　　　　　　号（Ｄｏｃｌｚ、
ｅｔＡ　　ＢＫＤ　　０７５　　Ｐ２　）に詳細に記載
した型式のターレット型巻取機１０の付近に位置決ｙ）
さｆｌている。ターレット型巻取機の詳細な構造しでつ
℃・てはこの米国特許出願を参照されたい。ターレット
型巻取機１２の詳細は本発明が種々の巻取機と併用でき
るので本発明には関連がないが、この巻取機は大体にお
いて各端部において巻き取ったウェブのロールを支持で
きるロール支持アーム１４かも成り、このアーム１４は
一端部に十分に巻き取ったロールを有し他端部には新た
なコア１８を有して示してあり、この新たなコアには後
記に説明するがロール交換装置１０の作動の結果として
ウェブが移送される。ターレット型巻取機１０はまた加
圧ローラ２０も含み、この加圧ローラのまわりを運動中
のウェブＷが通過し加圧ローラ２０がウェブをロールの
表面と接触状態に保持して形成中のロールの表面に置か
れる。

再びロール交換装置１０について説明すると、第１図に
示した如く、ロール交換装置１０はウェブＷを切断しそ
れを新たなコア１８に移送する位置にある。ウェブＷは
ロール交換装置１０の上部にある一連のローラ２２を通
過し次いで加圧ローラ２０のまわりをまわり次の補助的
ローラ２４に至る。ウェブＷの切断と移送とは新たなコ
ア１８および加圧ローラ２０の付近で行われる。ロール
１６の形成中加圧ローラ２０は通常では新たなコア１８
の表面から離れた位置に保持される。ウェブＷを新たな
コアに移送する直前に、加圧ローラ２０はコアの付近の
待機位置に移動される。好ましい具体例では、このこと
はすべての場合に位置決めについての限定と考えるべき
ではないが、待機位置では加圧ローラ２０を新たなコア
の表面から約１／２“ないし３／４“離すことが望まし
い。その理由はもし加圧ローラをそれ以上大なる距離か
ら新たなコア１８に向は降下させるとその速度により加
圧ローラを新たなコア上にはねさせこのことは好ましく
なくウェブな適当に移送しないことになる。更にまた、
ウェブを切断刃に接触させる手段として加圧ローラを使
用すると例示したが他（））手段も使用できる。たとえ
ば、プランまたはエアジェツトも同様に使用できる。

また移送を行う以前に、切断刃２６を新たなコア１Ｂと
ウェブＷとの付近の位置に移動しこの位置において月は
切断および移送中断たなコアに静上状態に保持される。

刃２６は第３図に示した如くのこ歯状にすることが好ま
しくロール交換装置υ）それぞれの側に１つづつ設けた
１対の弧状のアム２８（唯１つしか示してない）により
支持され、これらアーム２８は１対のアーム３２　（唯
１つしか示してない）に回転可能に支持されたヒ０ボッ
トビン３０に固定され、これらアーム３２もまたロール
交換装置１０のそれぞれの側に１つづつ配置されている
。各ピボットピンろ０の他端部には第１の歯車ろ４が支
持され、この歯車には各アーム３２の端部に回転するよ
う装着されたピボット軸６８（唯１つしか示してない）
に支持された第２の歯車３６がかみ合う。ピボット軸ろ
８にはレバーアーム４０（唯１つしか示してない）が固
着され、これらレバーアームは両端部がアーム６２の延
長部４４に支持されている複動液圧シリンダモータ４２
（唯１つしか示してない）のピストン棒に枢着されてい
る。液圧シリンダモータ４２を作動させると、レバーア
ーム４０はピボット運動せしめられ歯車３６を回転させ
これら歯車は歯車３４とピボットピ／３０とを回転させ
歯車３４とピン３０とが回転するとアーム２８をピ、１
セット運動させて切断刃２６をその切断位置にするため
その位置から遠ざかるよう回転させる。

アーム３２は更にまたアーム２８を支持している端部と
は反対の端部４６がロール交換装置１０・の側部構造体
５０に回転可能に支持されたピボットピン４８により枢
着されている。更にレバーアーム５２（唯１つしか示し
てない）が一端部でヒ。

ボットピン４８に固着され他端部はロール交換装置１０
の側部構造体５０に支持されている複動液圧シリンダモ
ータ５４（唯１つしか示してない）に枢着されている。

液圧シリンダモータ５４が作動するとレバーアーム５２
をピボット運動させピボットピン４８を回転させピボッ
トピン４８はア−ムろ２をヒ０ボット運動させ刃２６と
支持アーム２８とを新たなコア１８から遠ざける。刃２
６と支持アーム２８とをこのようにコアから遠ざけると
ウェブＷが新たなコア１８に移送された後ロールが直径
を増大する余地を生じ、従って、巻取り作業は切断刃と
前記したその支持構造体とに干渉されない。

前記したコア交換装置の運転）ｊ法を第２図ないＩ−第
８図に示した段階順序に関連して詳細に説明する。先づ
第２図を参照すると、前記した如く、新たなコア１８へ
のウェブＷの移送が切迫していないと、加圧ローラ２０
は新たなコア１８の表面から離れたその通常の位置にと
どまる。ウェブＷを新たなコア１８に移送する直前に、
加圧ローラ２０は新たなごア１８から罎んの僅か離れた
待機位置（第２図に中間位置で示しである）に移動せし
められる。移送が所望の際に、加圧ローラは新たなコア
１８に向は運動せしめられてウェブＷを新たなコア１８
の表面と接触させる。

加圧ローラを待機位置に移動する以前に、新たなコアが
第４図に示した如くターレット型巻取機１２のアーム１
４に装着された後接着剤ス）　ＩＪツブ５６をコア１８
の外面にそのほぼ全長にわたり付着させその間断たなコ
ア１８を静止位置に保持する。もちろん、接着剤ストリ
ップ５６は、もし所望ならば、新たなコア１８を巻取機
に装荷する以前にコアに付着することもできる。ウェブ
の材質と接着剤ス）　ＩＪツブ５６の接着特性との如何
により接着剤ストリップの幅は３／４“ないし１／２　
／／の範囲であることが好ましいと判った。多くのウェ
ブ材質に対し有効であると判った影着剤の好ま。

しい種類はミネソタ・マイニング・アンド・マニュファ
クチャリング・カンパニイ社（ＭｉｎｎｅｓｏｔａＭｉ
ｎｉｎｇ　ａｎｄ　Ｍａｎｕｆａｃｔｕｒｉｎｇ″Ｃｏ
ｍｐａｎｙ）が販売しているシリーズ・エイニス・ヴエ
リーストレイト（５ｅｒｉｅｓ　Ａｓ　ｖｅｒｉ−ｓｔ
ｒａｉｇｈｔ　）８０５６である。このストリップの厚
味は約１１１Ｉｌ＋である。

接着剤５６を付着させた後、新たなコア１８を第６図に
示した如く回転させる。次いで、加圧ロー２２０を待機
位置から第７図に示した移送位置に移動する。この際に
、ウェブＷの表面に接触するＬう回転せしめられつつ接
着剤ストリップ５６はウェブに接着してウェブを第８図
に示した如く切断’Ｆ）２６に引き寄せる。ウェブは新
たなコア１８のまわりにまとい続けてウゴプが刃２６を
通り移動する際に切断される。

刃が接着剤ストリップのほぼ先縁部でウェブをＬＪＪ断
するので、先縁が折りたたまる恐れはなく、従−）で、
先縁部は第９図に示した如く新たなコアのまわりにまと
う際にコアの表面に圧接した状態に保持される。第１０
図は第８図の拡大図で、この第１０図ではナイフ刃２６
から接着剤ストリップの縁部までの距離はウェブがナイ
フ刃に引き込まれる効果を示すためいくぶん拡大しであ
る。

ナイフ刃２６は切断後に折りたたむことのあるゆるむウ
ェブの量を極減するためウェブの先縁部から接着剤スｌ
−ＩＪツブの先縁部までの距離を極減するようナイフ刃
２６を位置決めする必要がある。

第１０図に示した如くウェブと切断刃２６との間の角度
Ａは移送中にウェブを適当に切断するのに重要であると
判った。試験した多くの材質の好ましい角度は約３０°
であるが、多くのウェブ材質を切断するのに６０°ない
し６０°の範囲が好ましいと判った。ある材質にはこの
範囲の上限より大きいが下限よりも小さい角度も使用で
き従って、すべての材質をこの角度範囲に限定するもの
と解釈すべきでないと信じる。特定のウェブ材質が刃の
角度を適当な角度で切断できるかどうかを判定するのに
簡単な試験を行える。

前にも述べたように、刃は加圧ローラと新仁なコアとの
間に形成される挟持部にできるだけ接近。

させることが望ましい。好ましい具体例では、この距離
は一般に挟持部から５／８“ないし３／４”の範囲であ
る。しかしながら、この距離は他の装置では非常に異な
るもので本発明を限定するものと考えるべきではないが
、いづれの場合にも先に巻き取ったロールにより生じた
ウェブの張力に抗らいウェブが接着剤ストリップに接着
したままとどまらないこともあるので距離は大きすぎて
はならない。

慢性ロール１６により出て行くウェブに生じた張力によ
り切断が行われ、従って、この移送方法ではウェブの張
力は問題がない。更にまた、この配置にすると新たなコ
アに移送される到来するウェブにおける所望の張力に問
題を生じず多（の場合に多（の従来技術のウェノ′切断
装置では非常な問題を生じる比較的に低い張力があり、
その理由は従来技術の切断装置が切断を行うのに通常の
ウェブ張力を利用するからである。

以上説明した方法とこの方法な実施する装置とは本発明
の好ましい具体例を構成するものであるが、本発明がこ
の方法と装置とに厳密に限定されるものでなく加圧手段
がターレットの軸線を中心として割出しコアが形成する
弧の外部にある一層便利な構造にした装置も含むことと
特許請求の範囲に限定した範囲を逸脱することなく多く
の変更を加えることのできることとは理解する必要があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はロール交換を行うためターレット型巻取機に沿
い位置決めされた本発明に係るロール交換装置の側面図
、第２図は切断を行う以前における新たなコアとウェブ
との付近に位置決めされた切断刃を示す第１図の装置の
一部分の拡大図、第６図は接着剤ストリップが付着され
ウェブを新たなコアに移送する以前に切断刃、ウェブお
よび加圧ロールの付近に位置決めされた新たなコアの絵
画図、第４図は切断以前の位置にした切断刃の略図、第
５図は切断以前の位置にした新たなコアに付着した接着
剤ストリップと切断刃とを示す略図、第６図は切断以前
の位置において回転せしめられている新たなコアと切断
刃とを示す略図、第７図は切断位置において新たなコア
に接着せしめられているウェブと切断刃とを示す略図、
第８図は新たなコアに付着した接着剤ストリップに付着
し切断刃と接触するよう回転せしめられたウェブな示す
略図、第９図は切断され新たなコアに取り付けられその
まわりを回転し続けるウェブな示す略図、第１０図はウ
ェブが刃に回転せしめられる際に刃がウェブに接触する
方法を示す第８図の拡大略図である。 １０・・・ロール交換装置、　１６・・・ロール、１８
・・・コア、２０・・・ウェブ押し部材、　２６・・・
ナイフ、５６・・・ストリップ、Ｗ・・・ウェブ。 蛎許出願人　　ザ・ブラック・クローンン・カンパニー
（外４名）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）巻取機でロールに巻き取られているシート状物質
   を切断する方法であり、該方法が まわりにウェブが巻かれる新たなコアの外面にそのほぼ
   全長に沿って延びる接着剤ストリップを付着することと
   、 前記性たなコアをウェブの自由に走行している区間の付
   近であるが該ウェブに係合しないで位置決めすることと
   、 前記コアを回転させることと、 切断刃を前記コアの付近且つ前記ウェブの付近であるが
   該ウェブに係合することなく、回転中のコアの下手側位
   置に位置決めすることと、接着剤ストリップがウェブの
   表面に係合しそれに付着１〜ウエブが偏向され切断刃に
   係合してそれにより切断されるようにする一方切断され
   たウェブの先縁部が前記接着剤ストリップに付着したま
   までウェブが回転中のコアに巻き取られるようにしてウ
   ェブを回転中のコアに係合せしめることから成ることを
   特徴とする方法。
2. （２）巻取機でシート状物質をロールに巻き取る装置で
   あり、該装置が コアと、 該コアの外面にコアの軸線方向に延びて付着された接着
   剤ストリップと、 前記コアをウェブの運動中の自由区間付近で支持し回転
   させるアームと、 前記コアと前記つ、ニブとの付近であるがウェブに係合
   しないようにして位置決め可能なナイフと、 前記接着剤ストリップがウェブの外面に係合し該ウェブ
   が偏向されナイフに係合せしめられ該ナイフにより切断
   されるようにする一方切断されたウェブの先縁部が前記
   接着剤ストリップに付着してウェブがコアに巻き取られ
   るようになし該ウェブを回転中のコアの表面に接触させ
   ろようウェブを移動せしめるウェノ押し部材とから成る
   ことを特徴とするシート状物質をロールに巻き取る装置
   。