JPS58125071A - 静電記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、感度に関し、温度依存性を有する光導電性感
光体（以後感光体と略称する）を用いた、画像露光量の
温度補償制御機構を有する静電記録装置に関する。

電子写真複写機、レーザープリンター等の静電記録装置
に用いられる感光体は感度に関して温度依存性を有し、
感光体の温度が高温であるに従い均一に帯電させた感光
体の同一露光量部分の表面電位は低下の度合が大きく、
特に画像明部に於て著しい。従って高温にあっては画像
濃度の低下を来し１、低温においてはかぶりの発生を招
き易い。

更に都合の悪いことには感光体を高感度化することによ
って、前記傾向は増大する。

この難点を避けるために、特公昭５４−２２３０５号及
び特開昭５５−１２１４５３号に述べられたように１ｔ
ｒｅ　：）’ｅ体の温度を検知し、検知温度に基づいて
露光量を制御する方法が提案されている。

しかしながらこれら提案に沿った露光量制御方法におい
ては、温度の検知及び検知温度に基づいた露光手段の制
御が複写稼動中常時行われているため、温度を検知する
温度センサの鋭敏性、ノイズ等に基因する無用７２露光
強度の変動が起り、画面は反ってむらの多いものとなる
不都合があった。

本発明は上述したような過剰制御の弊を避け、実用的に
価値の多い、温度によって濃度変動のない、しかも均質
な画面の画像を与える静電記録装置を提供しようとする
ものである。

本発明の目的は、感光体の表面位置の温度を検知し、該
検知温度信号に基づいて画像露光手段を制御する静電記
録装置において、少くとも、実質的画像記録のための露
光工程中は、露光条件を一定に保つように露光手段を制
御する静電記録装置によって達することができる。

まづ本発明を原理的な面から説明すると、既に述べたよ
うに、感光体の実用稼動温度範囲に亘り第１図に示すよ
うに一定帯電電位Ｖｃを与え、夫々一定置光量の暗部及
び明部露光を与えると、表面電位は暗部−電位ＶＤ及び
明部電位ＶＬの如き高温側へ下降する温度匂配を示し、
明部電位ＶＬに於て著しい。複写装置を連続稼動する場
合等には感光体の温度が変動するから画像濃度に均一性
、再現性が損なわれる所以である。第１図に於て破線の
示したように所定温Ｆｉｋ範囲に亘り画像露光後の表面
電位をＶＤ’或はＶＬ’のように一定にするには、第２
図のように低温側に於て相対的に露光量を増加或は逆に
高温側に於て減少させればよい。

この点に着目して複写稼動中宮時即ち画像露光中にも感
光体の温度を検出し、その結果に応答し。

露光量の増減を追従させることが従来行われている０ 本発明に於ては、上記した従来行われている感光体の湿
度をアナログ的に検知し続け、且つこれに応答してアナ
ログ的に露ツｔｍの増減を続行することから起る前記し
た弊害を排し、新に画像露光される感光体表面の、露光
量制御に於て実効的な表面位置に於て代表的温度を検知
し、露光量を該代表的温度に対応する露光量に設定［１
、−貫して該露光量によって画像露光を遂行する温度検
知と露光量制御を行うものである。

光導電性感光体を用いた静電記録装置においては一般的
には帯電−露光一現像一転写一定着というプロセスを経
て、紙に画像記録が行われる。

本発明は前記したプロセスσ〕うち、露光プロセスにお
ける露光条件を該プロセスが実行される前に感ｙＣ体の
温度検知から得られた情報にもとづいて、予め設定し、
１サイクルの画像記録のために行われる露光工程：中は
露光条件を不変に保つようにしたものである。

露光条件を変える手段としては、原稿照明ランプへの供
給電力の調節、露光々路中に配置された絞りの調節、露
光々路中へのフィルターの出入、ＯＦＴ等の印字発光々
源の元ｆｆｌ調ＷＩ等種々の手段を挙げることができる
が、本発明ではこれらの任意の１つ又は２つ以上の露光
条件可変手段を画像記録のため９）ｉｓＪ元工程中初期
設定値に保つようにされる。

次に図面を用いて本発明を更に具体的に説明する。

第３図は本発明の要点を描いた１ａ要図である。

同図に於て、１に感光体であってセレン或は酸化亜鉛そ
の他の半導体から構成される。２は温度センサであって
接触型或は非接触型の温度センサ、例えば熱電対、サー
ミスタ、半導体温度センサ、発振器温度センサ、熱セン
サ或は光子センサ等が使用可能であって、その設置数及
び設置位置は任意に定めつる。３は帯電器であって、コ
ロナ放電器例えばコロトロン、シードコロトロン或はス
コロトロン等が便利に使用される。４　Ｇ：１画像露光
器であって、原稿を照明する光源には電圧安定器を　５
− 付設した螢光可成！−ｔ　ＣＶＲを付帯したハロゲンラ
ンプ等が使用に便である。５は制御装置であって、抜写
稼動開始信号ＳｏＫ基づいて温度センサ２、帯電器３及
び画像露光４の作動のタイミングを定め、また温度セン
サ２がらの検知温度信号Ｓｔを入れ、感光体への露光量
を制御する制御信号ｓｃを発信する。

露光量制御の合目的的な達成は、温度検知した感光体表
面に、該検知温度に対応して設定される露光量を与える
ことに掛っているので、制御装置５に感光体表面の移動
速度を記憶させ、温度検知した感光体表面と受光表面と
が整合するようにタイミングを合せる。

この際、温度検知点から画像露光点に移動する間の感光
体表面の温度変化による露光！１ｍを極力避け、制御の
冥効性を保つには、温度検知点、帯電位置及び画像露光
点は、時間的にも距離的にも近接していることが好まし
い。上記した観点がらすれば前記した代表的な温度を検
知する感光体の表面位置として、新に画像露光を受ける
移動す　６− る感光体表面に於て、画像露光の画像先端部が選ばれる
。

一方、新に画像露光を受ける移動する或は静止した感光
体表面を平均的に捉え、平均温度を以てｎ光量制御の代
表的な温度とする時には、画像露光の画像先端部、中央
部及び末端ｆ！！Ｉ等の散在した点の温度を検知するこ
とになる。

前記先端部温度を採るか平均的温度を採るかは、この制
御機構を装着する一複写装置の特性によって定めればよ
い。従って温度センサの設置数及び位置は上記形態に応
じ定めればよい。

温度検知と露光をタイムチャートに表せば、第４図に示
すような作動となり、温度検知が先行し、感光体のｆＭ
度検知表面と露光表面の位置整合の間を置いて、検知温
度に基づいて制御されて駁゛定された鱈光敏条件の露光
が接続し、該露ｙ６量条件は温度検知と露光の整合表面
の露ツＣが終るまで変わることはない。

露光世の制御は、光源からの光強度を、電圧、電流等を
制御するか或は光学フィルタによって制御することがで
きる。或は光源から感光体表面に到る光路中にスリット
、絞りを設けてもよいし、屈折、反射によって光量を取
分けてもよい。

以上述べた本発明によって、本発明の目的は完全に達成
することができ、また特に感光体の温度が上昇しまた変
動し易い中間転写体を用いる複写装置に於て卓効を奏し
た。

次に本発明の一実施例を第５図に示す。感ｙｃ体にセレ
ンドラムを用いた中間転写方式の複写装置である。

１はセレンドラム、２は温度センサであってサーミスタ
を使用した。３はコロナ放電器、４Ｇ′１ｎｆｆ像露光
器である。画像露光器４は、透明原稿台４１、ハロケン
ランフ４２、光源制御回路４２１、レンズ材＼ミラー４
３及び４５等から構成される。５は制御装置であって、
サーミスタ２によってセレンドラム１の温度を検知し、
複写始動の信号を基準にして、温度検知、帯電及び露光
のタイミングを取り、またハロゲンランプ４２からの光
強度を制御して調整する。６は現像器、７はクリーナー
で、８は中間転写機構である。

【図面の簡単な説明】

第１図は感光体の表面電位と温度の関係を承部のタイム
チャートである。第５図は本発明の実施例の概要図であ
る。 ｖＣ°°°帯電電位、　Ｖｏ・・・暗部表面電位、ＶＬ
・・・明部表面電位、　１．・・・感光体・２・・・温
度センサ、　３・・・帯電器、４・・・画像露光器、　
５・・・制御装置。 代理人　　桑　原　義　美 　９− 第１図 第２図 □′／Ｈ度−一ン 第６図 も４図 雷光　０″ ＦＦ 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光導電性感光体を用い、該ツ０導電性感光体の表面又は
   その近傍の温度を検知し、該検知温度信号に基づいて画
   像露光手段を制御する静電ε針装置において、少くとも
   実質的画像形成のための露光工程中は露光条件を一定に
   保つように露光手段を制御することを特徴とする静電記
   録装置。