JPH0968872A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0968872A JPH0968872A JP7226326A JP22632695A JPH0968872A JP H0968872 A JPH0968872 A JP H0968872A JP 7226326 A JP7226326 A JP 7226326A JP 22632695 A JP22632695 A JP 22632695A JP H0968872 A JPH0968872 A JP H0968872A
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- JP
- Japan
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- line width
- line
- fixing
- sensor
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 転写条件を制御することで所望の線幅になる
よう制御して安定した画像を形成することが可能な画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 所定の幅のラインを形成し、このライン
の線幅を検出して転写手段での転写条件を制御する画像
形成装置において、転写手段の前及び後に設けられた線
幅検出手段41,42と、これら線幅検出手段41,4
2で検出された線幅の変化分から転写条件を求め、この
転写条件により転写手段50を制御する制御手段1と、
を備えたことを特徴とする。
よう制御して安定した画像を形成することが可能な画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 所定の幅のラインを形成し、このライン
の線幅を検出して転写手段での転写条件を制御する画像
形成装置において、転写手段の前及び後に設けられた線
幅検出手段41,42と、これら線幅検出手段41,4
2で検出された線幅の変化分から転写条件を求め、この
転写条件により転写手段50を制御する制御手段1と、
を備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真プロセスに
より画像を形成する複写機やページプリンタ等の画像形
成装置に関し、特に、転写条件や定着条件を最適に制御
することで安定した画像を形成することが可能な画像形
成装置に関する。
より画像を形成する複写機やページプリンタ等の画像形
成装置に関し、特に、転写条件や定着条件を最適に制御
することで安定した画像を形成することが可能な画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式の画像形成装置に
おいては、原稿の画像情報(原画像)の濃度に応じた電
気信号(画像信号)に変換し、その画像信号に応じてレ
ーザ光などを用いて感光体ドラム上に静電潜像を形成す
る。そして、この静電潜像を現像によりトナー像として
から記録紙に転写し、記録紙上のトナー像を定着装置の
ヒータにより加熱して溶融定着させている。
おいては、原稿の画像情報(原画像)の濃度に応じた電
気信号(画像信号)に変換し、その画像信号に応じてレ
ーザ光などを用いて感光体ドラム上に静電潜像を形成す
る。そして、この静電潜像を現像によりトナー像として
から記録紙に転写し、記録紙上のトナー像を定着装置の
ヒータにより加熱して溶融定着させている。
【0003】図28は従来の一般的な画像形成装置の概
略構成を示す構成図である。この図28において、感光
体ドラム20は像担持体であり、レーザ光源やポリゴン
ミラーを具備した画像書き込み部10からのレーザ光が
感光体ドラム20に入射するようになっている。
略構成を示す構成図である。この図28において、感光
体ドラム20は像担持体であり、レーザ光源やポリゴン
ミラーを具備した画像書き込み部10からのレーザ光が
感光体ドラム20に入射するようになっている。
【0004】帯電極21は感光体ドラム20に電荷を一
様に帯電させるものである。従って、前記画像書き込み
部10からの光入射によって時計方向に回転する感光体
ドラム20上には、静電潜像が順次形成されることにな
る。
様に帯電させるものである。従って、前記画像書き込み
部10からの光入射によって時計方向に回転する感光体
ドラム20上には、静電潜像が順次形成されることにな
る。
【0005】現像装置22はこの感光体ドラム20上の
静電潜像を現像することにより可視像としてのトナー像
にするものである。一方、転写紙Pは、図示されない給
紙装置(給紙カセット,給紙ローラ,ガイド板など)か
ら送られて、感光体ドラム20と後述する転写極との間
を通過する。この場合、感光体ドラム20上の前記トナ
ー像の先端と、転写紙Pとの先端が一致するようなタイ
ミングで給紙される。
静電潜像を現像することにより可視像としてのトナー像
にするものである。一方、転写紙Pは、図示されない給
紙装置(給紙カセット,給紙ローラ,ガイド板など)か
ら送られて、感光体ドラム20と後述する転写極との間
を通過する。この場合、感光体ドラム20上の前記トナ
ー像の先端と、転写紙Pとの先端が一致するようなタイ
ミングで給紙される。
【0006】転写極23は、感光体ドラム20上のトナ
ー像を転写紙P上に転写し、分離極24は感光体ドラム
20上から転写紙Pを分離する。分離極24で分離され
た転写紙Pは、搬送装置を経て定着装置30へ送られ、
熱定着ローラ及び圧着ローラによって溶融定着された
後、排出されるようになっている。
ー像を転写紙P上に転写し、分離極24は感光体ドラム
20上から転写紙Pを分離する。分離極24で分離され
た転写紙Pは、搬送装置を経て定着装置30へ送られ、
熱定着ローラ及び圧着ローラによって溶融定着された
後、排出されるようになっている。
【0007】尚、転写工程終了後、前記感光体ドラム2
0は、ドラム表面に存在する残留トナーを除去するため
に、クリーニング装置25にかけられる。そして、表面
に存在する残留トナーはクリーニング装置25内のブレ
ードにより削りとられる。
0は、ドラム表面に存在する残留トナーを除去するため
に、クリーニング装置25にかけられる。そして、表面
に存在する残留トナーはクリーニング装置25内のブレ
ードにより削りとられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなプロセス
により、転写紙P上に画像が形成されるが、環境が変化
したり、転写極が劣化したりして、転写極における転写
条件によりラインの線幅が変化することがある。
により、転写紙P上に画像が形成されるが、環境が変化
したり、転写極が劣化したりして、転写極における転写
条件によりラインの線幅が変化することがある。
【0009】すなわち、転写効率(転写電流)が小さい
と転写紙上に十分なトナーがのらずラインが細くなり、
逆に転写効率が大き過ぎると転写紙上のトナーが散り、
ラインが太くなるかまたはラインの周囲がかぶることに
なる。
と転写紙上に十分なトナーがのらずラインが細くなり、
逆に転写効率が大き過ぎると転写紙上のトナーが散り、
ラインが太くなるかまたはラインの周囲がかぶることに
なる。
【0010】また、同様に線幅が変化する問題が定着装
置においても発生することがある。すなわち、転写紙P
の紙質や定着条件(定着温度,定着圧力,定着時間等)
の違いによって、線幅が細くなったり、逆に太くなった
り潰れたりすることがある。
置においても発生することがある。すなわち、転写紙P
の紙質や定着条件(定着温度,定着圧力,定着時間等)
の違いによって、線幅が細くなったり、逆に太くなった
り潰れたりすることがある。
【0011】本発明はこのような電子写真プロセスによ
る画像形成装置特有の問題点を解決するためになされた
ものであって、第1の目的は、転写条件を制御すること
で所望の線幅になるよう制御して安定した画像を形成す
ることが可能な画像形成装置を提供することである。
る画像形成装置特有の問題点を解決するためになされた
ものであって、第1の目的は、転写条件を制御すること
で所望の線幅になるよう制御して安定した画像を形成す
ることが可能な画像形成装置を提供することである。
【0012】また、第2の目的は、定着条件を制御する
ことで所望の線幅になるよう制御して安定した画像を形
成することが可能な画像形成装置を提供することであ
る。
ことで所望の線幅になるよう制御して安定した画像を形
成することが可能な画像形成装置を提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本件出願の発明者は、従
来提案されている電子写真による画像形成装置で線幅が
変化する各種の問題点を改良すべく鋭意研究を行った結
果、転写の前後若しくは定着の前後で線幅を監視して転
写や定着の制御を行なえば良いことを新たに見出し、本
発明を完成させた。
来提案されている電子写真による画像形成装置で線幅が
変化する各種の問題点を改良すべく鋭意研究を行った結
果、転写の前後若しくは定着の前後で線幅を監視して転
写や定着の制御を行なえば良いことを新たに見出し、本
発明を完成させた。
【0014】従って、以下に説明する画像形成装置によ
り、線幅を所望の値に保って安定した画像を形成するこ
とが可能になる。すなわち、上記の課題を解決する第1
の発明は、所定の幅のラインを形成し、このラインの線
幅を検出して転写手段での転写条件を制御する画像形成
装置において、転写手段の前及び後に設けられた線幅検
出手段と、これら線幅検出手段で検出された線幅の変化
分から転写条件を求め、この転写条件により転写手段を
制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形
成装置である。
り、線幅を所望の値に保って安定した画像を形成するこ
とが可能になる。すなわち、上記の課題を解決する第1
の発明は、所定の幅のラインを形成し、このラインの線
幅を検出して転写手段での転写条件を制御する画像形成
装置において、転写手段の前及び後に設けられた線幅検
出手段と、これら線幅検出手段で検出された線幅の変化
分から転写条件を求め、この転写条件により転写手段を
制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形
成装置である。
【0015】このような画像形成装置によれば、転写手
段により転写される前の線幅と転写された後の線幅とか
ら転写条件が求められ、この転写条件により制御された
転写装置で転写されることにより、所望の線幅になるよ
うな制御が行なわれ、安定した画像を形成することが可
能になる。
段により転写される前の線幅と転写された後の線幅とか
ら転写条件が求められ、この転写条件により制御された
転写装置で転写されることにより、所望の線幅になるよ
うな制御が行なわれ、安定した画像を形成することが可
能になる。
【0016】すなわち、転写の前後において線幅の変化
がなくなるように転写条件を設定することにより、転写
における文字のかすれ、文字周囲のかぶり等を防ぐこと
ができる。
がなくなるように転写条件を設定することにより、転写
における文字のかすれ、文字周囲のかぶり等を防ぐこと
ができる。
【0017】また、上記の課題を解決する第2の発明
は、所定の幅のラインを形成し、このラインの線幅を検
出して定着手段での定着条件を制御する画像形成装置に
おいて、定着手段の前及び後に設けられた線幅検出手段
と、これら線幅検出手段で検出された線幅の変化分から
定着条件を求め、この定着条件により定着手段を制御す
る制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置
である。
は、所定の幅のラインを形成し、このラインの線幅を検
出して定着手段での定着条件を制御する画像形成装置に
おいて、定着手段の前及び後に設けられた線幅検出手段
と、これら線幅検出手段で検出された線幅の変化分から
定着条件を求め、この定着条件により定着手段を制御す
る制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置
である。
【0018】このような画像形成装置によれば、定着手
段により定着される前の線幅と定着された後の線幅とか
ら定着条件が求められ、この定着条件により制御された
定着装置で定着されることにより、所望の線幅になるよ
うな制御が行なわれ、安定した画像を形成することが可
能になる。
段により定着される前の線幅と定着された後の線幅とか
ら定着条件が求められ、この定着条件により制御された
定着装置で定着されることにより、所望の線幅になるよ
うな制御が行なわれ、安定した画像を形成することが可
能になる。
【0019】すなわち、定着の前後において線幅の変化
がなくなるように定着条件を設定することにより、定着
における文字のかすれ、文字周囲のかぶり等を防ぐこと
ができる。
がなくなるように定着条件を設定することにより、定着
における文字のかすれ、文字周囲のかぶり等を防ぐこと
ができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。 <実施の形態1:転写制御>図1は本発明の実施の形態
の一般的な画像形成装置の機械的な概略構成を示す構成
図である。この図1において、感光体ドラム20は像担
持体であり、レーザ光源やポリゴンミラーを具備した画
像書き込み部10からのレーザ光が感光体ドラム20に
入射するようになっている。
細に説明する。 <実施の形態1:転写制御>図1は本発明の実施の形態
の一般的な画像形成装置の機械的な概略構成を示す構成
図である。この図1において、感光体ドラム20は像担
持体であり、レーザ光源やポリゴンミラーを具備した画
像書き込み部10からのレーザ光が感光体ドラム20に
入射するようになっている。
【0021】帯電極21は感光体ドラム20に電荷を一
様に帯電させるものである。従って、前記画像書き込み
部10からの光入射によって時計方向に回転する感光体
ドラム20上には、静電潜像が順次形成されることにな
る。
様に帯電させるものである。従って、前記画像書き込み
部10からの光入射によって時計方向に回転する感光体
ドラム20上には、静電潜像が順次形成されることにな
る。
【0022】現像装置22はこの感光体ドラム20上の
静電潜像を現像することにより可視像としてのトナー像
にするものである。一方、転写紙Pは、図示されない給
紙装置(給紙カセット,給紙ローラ,ガイド板など)か
ら送られて、感光体ドラム20と後述する転写極との間
を通過する。この場合、感光体ドラム20上の前記トナ
ー像の先端と、転写紙Pとの先端が一致するようなタイ
ミングで給紙される。
静電潜像を現像することにより可視像としてのトナー像
にするものである。一方、転写紙Pは、図示されない給
紙装置(給紙カセット,給紙ローラ,ガイド板など)か
ら送られて、感光体ドラム20と後述する転写極との間
を通過する。この場合、感光体ドラム20上の前記トナ
ー像の先端と、転写紙Pとの先端が一致するようなタイ
ミングで給紙される。
【0023】転写極23は、感光体ドラム20上のトナ
ー像を転写紙P上に転写し、分離極24は感光体ドラム
20上から転写紙Pを分離する。分離極24で分離され
た転写紙Pは、搬送装置を経て定着装置30へ送られ、
熱定着ローラ及び圧着ローラによって溶融定着された
後、排出されるようになっている。
ー像を転写紙P上に転写し、分離極24は感光体ドラム
20上から転写紙Pを分離する。分離極24で分離され
た転写紙Pは、搬送装置を経て定着装置30へ送られ、
熱定着ローラ及び圧着ローラによって溶融定着された
後、排出されるようになっている。
【0024】尚、転写工程終了後、前記感光体ドラム2
0は、ドラム表面に存在する残留トナーを除去するため
に、クリーニング装置25にかけられる。そして、表面
に存在する残留トナーはクリーニング装置25内のブレ
ードにより削りとられる。
0は、ドラム表面に存在する残留トナーを除去するため
に、クリーニング装置25にかけられる。そして、表面
に存在する残留トナーはクリーニング装置25内のブレ
ードにより削りとられる。
【0025】そして、転写前のトナー像から線幅を検出
するために、転写前の感光体ドラム20上のトナー像に
対して光照射及び受光を行うセンサ41が設けられてい
る。また、転写後の転写紙P上のトナー像から線幅を検
出するために、転写後の転写紙P上のトナー像に対して
光照射及び受光を行うセンサ42が設けられている。
するために、転写前の感光体ドラム20上のトナー像に
対して光照射及び受光を行うセンサ41が設けられてい
る。また、転写後の転写紙P上のトナー像から線幅を検
出するために、転写後の転写紙P上のトナー像に対して
光照射及び受光を行うセンサ42が設けられている。
【0026】この図1におけるセンサ41及び42の構
成は、図2に示すようになっている。尚、ここではセン
サ41を例にして説明する。発光素子41bが被測定物
100(感光体ドラム20)に対して垂直に光を照射す
るように保持部材41aに保持されている。また、この
発光素子41bから発せられた光はピンホール等の絞り
41cで光束が絞られる。この絞り41cを通過した光
束はレンズ41dにより被測定物100に集光させら
れ、焦点を結ぶ。そして、被測定物100で反射,散乱
した光は受光素子41eで受けられるようになってい
る。
成は、図2に示すようになっている。尚、ここではセン
サ41を例にして説明する。発光素子41bが被測定物
100(感光体ドラム20)に対して垂直に光を照射す
るように保持部材41aに保持されている。また、この
発光素子41bから発せられた光はピンホール等の絞り
41cで光束が絞られる。この絞り41cを通過した光
束はレンズ41dにより被測定物100に集光させら
れ、焦点を結ぶ。そして、被測定物100で反射,散乱
した光は受光素子41eで受けられるようになってい
る。
【0027】尚、このセンサ41の発光及び受光の制御
並びに、受光結果に基づいた制御は後述する画像形成装
置の制御部1が行う。また、発光波長については、感光
体ドラム20の感光体に影響を及ぼさない波長であるこ
とが好ましい。
並びに、受光結果に基づいた制御は後述する画像形成装
置の制御部1が行う。また、発光波長については、感光
体ドラム20の感光体に影響を及ぼさない波長であるこ
とが好ましい。
【0028】発光素子41bとしてはLEDあるいはレ
ーザダイオードを用いると良い。また、受光素子41e
としてはフォト・トランジスタあるいはフォト・ダイオ
ードを用いると良い。
ーザダイオードを用いると良い。また、受光素子41e
としてはフォト・トランジスタあるいはフォト・ダイオ
ードを用いると良い。
【0029】レンズ41dとしては平凸あるいは凸凸な
ど入射光を集光させることができる形状のもの、若しく
は正のパワーを有するレンズを使用する。絞り41c
は、図3に示すLEDやレーザダイオードの光強度分布
の平坦な中心部分(中心から−a〜+a)を使用するた
めに入れ、穴の径はこの光強度分布により適当なものを
選べば良い。また、レンズの表面加工(例えば非球面レ
ンズ)などにより光強度分布が一定でない、分布の周囲
の部分が使用できる時には、ピンホールはなくとも良
い。
ど入射光を集光させることができる形状のもの、若しく
は正のパワーを有するレンズを使用する。絞り41c
は、図3に示すLEDやレーザダイオードの光強度分布
の平坦な中心部分(中心から−a〜+a)を使用するた
めに入れ、穴の径はこの光強度分布により適当なものを
選べば良い。また、レンズの表面加工(例えば非球面レ
ンズ)などにより光強度分布が一定でない、分布の周囲
の部分が使用できる時には、ピンホールはなくとも良
い。
【0030】尚、以上のようなセンサ41及び42につ
いての受発光の電気的構成の一例を図4に示す。発光素
子41bを構成するLED1については、半固定抵抗V
R1によりLED1の駆動電流が調整される。また、受
光素子41eを構成するフォとトランジスタPTの出力
はオペアンプ等のICにより増幅され、端子T2から出
力される。また、ICの利得については抵抗R5によっ
て決定される。
いての受発光の電気的構成の一例を図4に示す。発光素
子41bを構成するLED1については、半固定抵抗V
R1によりLED1の駆動電流が調整される。また、受
光素子41eを構成するフォとトランジスタPTの出力
はオペアンプ等のICにより増幅され、端子T2から出
力される。また、ICの利得については抵抗R5によっ
て決定される。
【0031】また、画像形成装置内のセンサ41,42
の位置は以下のように決定する。すなわち、転写ドラム
や転写ベルトといった中間転写体がない場合は、転写前
のセンサ41は感光体ドラム20の現像と転写の間の部
分において、感光体ドラム20上のラインを読める向き
に配置する。
の位置は以下のように決定する。すなわち、転写ドラム
や転写ベルトといった中間転写体がない場合は、転写前
のセンサ41は感光体ドラム20の現像と転写の間の部
分において、感光体ドラム20上のラインを読める向き
に配置する。
【0032】中間転写体がある時は、転写前のセンサ4
1は感光体ドラム20あるいは中間転写体上のどちらか
一方に取り付けるのみでも良いが、精度を上げるため、
感光体ドラム20と中間転写体の両方にセンサ41を取
り付け、感光体ドラム20と中間転写体との間で起きる
転写について、ラインの線幅制御も行うと良い。尚、中
間転写体上のセンサはどの位置に設置しても良い。
1は感光体ドラム20あるいは中間転写体上のどちらか
一方に取り付けるのみでも良いが、精度を上げるため、
感光体ドラム20と中間転写体の両方にセンサ41を取
り付け、感光体ドラム20と中間転写体との間で起きる
転写について、ラインの線幅制御も行うと良い。尚、中
間転写体上のセンサはどの位置に設置しても良い。
【0033】そして、転写後のセンサ42については、
転写・分離と定着の間の部分に転写紙P上のラインが読
める向きに配置する。中間転写体がある時は中間転写体
の転写紙Pへの転写・分離から定着の間の部分に転写紙
P上のラインが読める向きに転写後のセンサ42を配置
する。
転写・分離と定着の間の部分に転写紙P上のラインが読
める向きに配置する。中間転写体がある時は中間転写体
の転写紙Pへの転写・分離から定着の間の部分に転写紙
P上のラインが読める向きに転写後のセンサ42を配置
する。
【0034】図5は被測定物100(感光体ドラム20
又は転写紙P)上のトナー像のライン101とセンサ4
1(42)との移動方向の関係を示した説明図である。
スキャン時は図5のように、被測定物100上のライン
がセンサの前をA方向に動いても良く、また、センサ4
1が被測定物100上のラインの上をB方向に動いても
良い。あるいは、センサ41と被測定物100上のライ
ン101の両方が動いてそれぞれが通過し合っても良
い。いずれの場合であっても、その時のスキャンの線速
または相対線速が一定であって、後述する線幅検出手段
が線速を認識できれば良い。
又は転写紙P)上のトナー像のライン101とセンサ4
1(42)との移動方向の関係を示した説明図である。
スキャン時は図5のように、被測定物100上のライン
がセンサの前をA方向に動いても良く、また、センサ4
1が被測定物100上のラインの上をB方向に動いても
良い。あるいは、センサ41と被測定物100上のライ
ン101の両方が動いてそれぞれが通過し合っても良
い。いずれの場合であっても、その時のスキャンの線速
または相対線速が一定であって、後述する線幅検出手段
が線速を認識できれば良い。
【0035】こうしてラインを検出したセンサ41(4
2)の出力は図6のようになる。この図6では、横軸に
サンプリング時間t、縦軸にセンサ出力をとっている。
ここでは、センサ出力が低下した部分がトナー像として
のラインを検出した部分である。尚、スポット径とライ
ンの線幅の関係で、この特性は変化する。
2)の出力は図6のようになる。この図6では、横軸に
サンプリング時間t、縦軸にセンサ出力をとっている。
ここでは、センサ出力が低下した部分がトナー像として
のラインを検出した部分である。尚、スポット径とライ
ンの線幅の関係で、この特性は変化する。
【0036】このセンサ41(42)は被測定物100
上でスポット径よりも細い線幅のラインは正確に検出で
きない。これは図7(a)のようにスポット102の径
(以下、単にスポット径)がライン101の線幅より大
きいと、センサ41(42)はこのラインを判読できて
いないことからわかる。
上でスポット径よりも細い線幅のラインは正確に検出で
きない。これは図7(a)のようにスポット102の径
(以下、単にスポット径)がライン101の線幅より大
きいと、センサ41(42)はこのラインを判読できて
いないことからわかる。
【0037】スポット径を更に小さくし、図(b)のよ
うな状態にして初めてセンサ41(42)はライン10
1を判読できる。以降、スポット径が小さくなるにつれ
て更に精度を高く、ラインの線幅測定を行えるようにな
る。
うな状態にして初めてセンサ41(42)はライン10
1を判読できる。以降、スポット径が小さくなるにつれ
て更に精度を高く、ラインの線幅測定を行えるようにな
る。
【0038】図7(b)のライン101の太さ以上の線
幅のラインを、センサ41(42)が検出した時は、そ
のライン101の線幅Lは図8の特性図に示すように、
センサ出力をあるスレッショルド電圧VT で切った時に
挟まれた部分Δtと、前記スキャン時のスキャンの線速
あるいは相対線速Xをかけ合わせたもので求めることが
できる。
幅のラインを、センサ41(42)が検出した時は、そ
のライン101の線幅Lは図8の特性図に示すように、
センサ出力をあるスレッショルド電圧VT で切った時に
挟まれた部分Δtと、前記スキャン時のスキャンの線速
あるいは相対線速Xをかけ合わせたもので求めることが
できる。
【0039】すなわち、 L=X・Δt で表せる。
【0040】スレッショルド電圧はセンサ出力におい
て、ライン以外の部分(電圧が一定して高い状態になっ
ている領域)の出力から50%〜60%下がったところ
で切ることが適当であるが、センサや被測定物の特性に
よりこの限りではない。
て、ライン以外の部分(電圧が一定して高い状態になっ
ている領域)の出力から50%〜60%下がったところ
で切ることが適当であるが、センサや被測定物の特性に
よりこの限りではない。
【0041】また、Lが画像評価装置などで測定した線
幅とそぐわない時には、関数や数値をLにかけ合わせて
補正しても良い。また、ライン出力を正規化し、前記の
方法と同様にある設定したスレッショルドでライン出力
を切り、以下同様に行うことで、更に精度良く線幅の測
定を行える。
幅とそぐわない時には、関数や数値をLにかけ合わせて
補正しても良い。また、ライン出力を正規化し、前記の
方法と同様にある設定したスレッショルドでライン出力
を切り、以下同様に行うことで、更に精度良く線幅の測
定を行える。
【0042】また、ラインの線幅の変化の検出に、空間
周波数(MTF)を使用できる。すなわち、図9のよう
な被測定物100上に複数のラインで構成されたパター
ン103を作成する。この場合、パターンン103を拡
大した様子を図10に示している。ここでは、一例とし
て、線幅aと間隔bとをほぼスポット径と等しくなるよ
うにしている。
周波数(MTF)を使用できる。すなわち、図9のよう
な被測定物100上に複数のラインで構成されたパター
ン103を作成する。この場合、パターンン103を拡
大した様子を図10に示している。ここでは、一例とし
て、線幅aと間隔bとをほぼスポット径と等しくなるよ
うにしている。
【0043】この場合のパターンをセンサ41(42)
で読みとると図11のようなセンサ出力が得られる。こ
こでの検出結果において、最大電圧をVmax 、最小電圧
をVmin とした場合のMTFは、 MTF=(Vmax −Vmin )/(Vmax +Vmin ) で求められる。
で読みとると図11のようなセンサ出力が得られる。こ
こでの検出結果において、最大電圧をVmax 、最小電圧
をVmin とした場合のMTFは、 MTF=(Vmax −Vmin )/(Vmax +Vmin ) で求められる。
【0044】図9及び図10のパターンのラインの線幅
が、転写や定着などにより変化するとVmax 、Vmin が
変化してMTFが変化するので線幅の変化を確実に検出
できる。
が、転写や定着などにより変化するとVmax 、Vmin が
変化してMTFが変化するので線幅の変化を確実に検出
できる。
【0045】尚、センサ構成は既に説明した図2の構成
だけでなく、以下のような変形も可能であり、場合によ
っては有効である。例えば、図12に示すように、ライ
ンに対して2方向(発光素子41bと発光素子41f)
から光を照射しているので、ラインを形成するトナーの
盛りあがりによる影の影響を相殺でき、精度を向上させ
ることが可能である。ただし、被測定物上に2つの光学
系の焦点を重ね合わせることに相等の組立て精度が必要
となる。
だけでなく、以下のような変形も可能であり、場合によ
っては有効である。例えば、図12に示すように、ライ
ンに対して2方向(発光素子41bと発光素子41f)
から光を照射しているので、ラインを形成するトナーの
盛りあがりによる影の影響を相殺でき、精度を向上させ
ることが可能である。ただし、被測定物上に2つの光学
系の焦点を重ね合わせることに相等の組立て精度が必要
となる。
【0046】また、既に説明した図2や図12の構成の
センサでは反射光の散乱成分を受光している。これに対
し、被測定物100の表面が鏡面のようになっている
と、反射光を検出する場合のセンサ出力が大幅に減って
しまう問題がある。この時には図13のように発光素子
41bと受光素子41eの光軸を合わせ、鏡面反射を想
定した反射光の直接成分を受光するようにすると良い。
センサでは反射光の散乱成分を受光している。これに対
し、被測定物100の表面が鏡面のようになっている
と、反射光を検出する場合のセンサ出力が大幅に減って
しまう問題がある。この時には図13のように発光素子
41bと受光素子41eの光軸を合わせ、鏡面反射を想
定した反射光の直接成分を受光するようにすると良い。
【0047】また、レンズに関して図14(a)のよう
な平凸形状と図14(b)のような凸凸の形状では、そ
れぞれの焦点距離が同じであれば集光能力に差はほとん
どない。そして、それぞれでスポット径30μm程度
(発光素子にLED使用時)の焦点を結ぶことができた
のでどちらも使用可能である。
な平凸形状と図14(b)のような凸凸の形状では、そ
れぞれの焦点距離が同じであれば集光能力に差はほとん
どない。そして、それぞれでスポット径30μm程度
(発光素子にLED使用時)の焦点を結ぶことができた
のでどちらも使用可能である。
【0048】また、センサ41(42)の発光素子がレ
ーザダイオードの場合は光出力が非常に大きくなり、反
射率の低い被測定物でも測定を行えた。また、レーザダ
イオードはLEDよりも光強度の分布(図3参照)がさ
らに鋭いのでLED使用時よりも更に小さい焦点(スポ
ット径)を作ることができた。実験の結果、10μm程
度のスポット径を実現できた。
ーザダイオードの場合は光出力が非常に大きくなり、反
射率の低い被測定物でも測定を行えた。また、レーザダ
イオードはLEDよりも光強度の分布(図3参照)がさ
らに鋭いのでLED使用時よりも更に小さい焦点(スポ
ット径)を作ることができた。実験の結果、10μm程
度のスポット径を実現できた。
【0049】また、受光素子には感度を考えるとフォト
・トランジスタを使用することが好ましいが、フォト・
トランジスタの応答性がセンサと被測定物のスキャンの
速さに遅れ、十分なセンサ出力が得られないようなこと
も考えられる。そのような時には、フォト・ダイオード
を受光素子に使用することにより良い結果が得られる。
・トランジスタを使用することが好ましいが、フォト・
トランジスタの応答性がセンサと被測定物のスキャンの
速さに遅れ、十分なセンサ出力が得られないようなこと
も考えられる。そのような時には、フォト・ダイオード
を受光素子に使用することにより良い結果が得られる。
【0050】フォト・ダイオードの場合にはフォト・ト
ランジスタより約1000倍程度応答速度が速いので、
現在市場に出ているあらゆる複写機またはプリンターの
転写紙Pを送る速さに対応が可能である。ただし、フォ
ト・トランジスタ使用時よりノイズの出ない回路の設計
が必要である。
ランジスタより約1000倍程度応答速度が速いので、
現在市場に出ているあらゆる複写機またはプリンターの
転写紙Pを送る速さに対応が可能である。ただし、フォ
ト・トランジスタ使用時よりノイズの出ない回路の設計
が必要である。
【0051】また、ピンホール等の絞り41cは前述の
発光素子の光強度分布の一定のところを使うといった効
果の他に、発光素子の出射光をレンズの前にここで絞る
ことにより、被測定物上の焦点のスポット径を小さくす
るという効果がある。また、収差の大きいレンズを使用
する時に、収差の出やすいレンズの周辺部へ光が当るの
をカットするという効果もある。ピンホールの径が適当
なものより大きいと、被測定物上のスポット径は収差の
大きいレンズ、あるいは前記の非球面レンズでない、普
通の球面レンズ使用時には飛躍的に大きくなってしま
う。
発光素子の光強度分布の一定のところを使うといった効
果の他に、発光素子の出射光をレンズの前にここで絞る
ことにより、被測定物上の焦点のスポット径を小さくす
るという効果がある。また、収差の大きいレンズを使用
する時に、収差の出やすいレンズの周辺部へ光が当るの
をカットするという効果もある。ピンホールの径が適当
なものより大きいと、被測定物上のスポット径は収差の
大きいレンズ、あるいは前記の非球面レンズでない、普
通の球面レンズ使用時には飛躍的に大きくなってしま
う。
【0052】ところで、ここまでの線幅測定用ライン
は、被測定物100の動き方向に対し垂直な横ラインを
説明してきた。すなわち、横ラインの線幅の変化を検出
している。これを縦ライン(被測定物の動き方向と平
行)104で測定を行うためには、図15に示すように
センサ41(42)を動かすことで、縦ライン104上
を横切らせれば良い。これにより縦ラインの線幅の変化
も検出でき、精度を向上させることが可能になる。
は、被測定物100の動き方向に対し垂直な横ラインを
説明してきた。すなわち、横ラインの線幅の変化を検出
している。これを縦ライン(被測定物の動き方向と平
行)104で測定を行うためには、図15に示すように
センサ41(42)を動かすことで、縦ライン104上
を横切らせれば良い。これにより縦ラインの線幅の変化
も検出でき、精度を向上させることが可能になる。
【0053】また、被測定物100上に角度を設定した
斜めライン105を引き、その線幅の変化を検出し、そ
の横成分を計算することにより縦ラインの線幅の変化を
得られる。図16(a)は転写紙P等の被測定物100
に斜めラインを引いた状態を示し、図16(b)は中間
転写体等の被測定物100に斜めラインを引いた状態を
示している。
斜めライン105を引き、その線幅の変化を検出し、そ
の横成分を計算することにより縦ラインの線幅の変化を
得られる。図16(a)は転写紙P等の被測定物100
に斜めラインを引いた状態を示し、図16(b)は中間
転写体等の被測定物100に斜めラインを引いた状態を
示している。
【0054】この斜めラインにより縦ラインの線幅の変
化を計算するには、図16(c)に示すように斜めライ
ンと被測定物移動方向とのなす角をθ、斜めラインの被
測定物移動方向に変化した線幅をΔF(太る:+ΔF,
やせる:−ΔF)とすると、このΔFを縦方向と横方向
に分解することにより、縦ラインと横ラインの線幅の変
化を求めることができる。ここで縦ラインの線幅の変化
した分をΔDとした場合、これはΔFの横方向の成分で
あるから、 ΔD=ΔF・tan θ と近似することができる。尚、このΔFより横ラインの
線幅の変化ΔD′を求めるとすると、これはΔFの縦方
向の成分であるから ΔD′=ΔF となる。
化を計算するには、図16(c)に示すように斜めライ
ンと被測定物移動方向とのなす角をθ、斜めラインの被
測定物移動方向に変化した線幅をΔF(太る:+ΔF,
やせる:−ΔF)とすると、このΔFを縦方向と横方向
に分解することにより、縦ラインと横ラインの線幅の変
化を求めることができる。ここで縦ラインの線幅の変化
した分をΔDとした場合、これはΔFの横方向の成分で
あるから、 ΔD=ΔF・tan θ と近似することができる。尚、このΔFより横ラインの
線幅の変化ΔD′を求めるとすると、これはΔFの縦方
向の成分であるから ΔD′=ΔF となる。
【0055】そして、以上のように構成したセンサ41
及び42を転写の前後に配置し、転写の前後の同一ライ
ンの線幅を測定し、その変化分により転写条件(転写電
流)を制御する。
及び42を転写の前後に配置し、転写の前後の同一ライ
ンの線幅を測定し、その変化分により転写条件(転写電
流)を制御する。
【0056】この場合にラインの線幅の転写条件変更に
よる挙動は実験により図17の様になることを、発明者
は見出している。従って、線幅が転写前後で太くなって
いれば転写電流を小さくするように、逆に線幅が転写前
後で細くなっていれば転写電流を大きくするように、制
御を行なえば良い。また、転写と続いて行なわれる分離
(感光体ドラム20と転写紙Pとが離れるようにする)
工程でトナーが散りラインが太くなることもあり、分離
条件でも線幅を制御できる。
よる挙動は実験により図17の様になることを、発明者
は見出している。従って、線幅が転写前後で太くなって
いれば転写電流を小さくするように、逆に線幅が転写前
後で細くなっていれば転写電流を大きくするように、制
御を行なえば良い。また、転写と続いて行なわれる分離
(感光体ドラム20と転写紙Pとが離れるようにする)
工程でトナーが散りラインが太くなることもあり、分離
条件でも線幅を制御できる。
【0057】このような線幅による転写条件の制御を行
う装置の電気的構成を示す構成ブロック図を図18に示
す。この図18において、センサ41で検出された転写
前のラインの検出結果及びセンサ42での転写紙P上の
ラインの検出結果に基づいて、検出時間及び被測定物1
00の移動速度から線幅検出手段43が線幅を検出す
る。制御部1は画像形成装置全体について各種制御を行
うと共に、検出された線幅に基づいて転写装置50に対
して転写条件を指示する。尚、駆動機構40は感光体ド
ラム20や搬送装置等の各種駆動部分についての機構部
分である。
う装置の電気的構成を示す構成ブロック図を図18に示
す。この図18において、センサ41で検出された転写
前のラインの検出結果及びセンサ42での転写紙P上の
ラインの検出結果に基づいて、検出時間及び被測定物1
00の移動速度から線幅検出手段43が線幅を検出す
る。制御部1は画像形成装置全体について各種制御を行
うと共に、検出された線幅に基づいて転写装置50に対
して転写条件を指示する。尚、駆動機構40は感光体ド
ラム20や搬送装置等の各種駆動部分についての機構部
分である。
【0058】このような装置により、転写の前後で線幅
が等しくなる方向(図16参照)に転写電流を制御する
ような調整を制御部1が行う。このような転写制御を行
なった場合の実験例については後述する。
が等しくなる方向(図16参照)に転写電流を制御する
ような調整を制御部1が行う。このような転写制御を行
なった場合の実験例については後述する。
【0059】<実施の形態2:定着制御>次に本発明の
実施の形態の他の例として定着制御について説明する。
図19は定着の制御を行う画像形成装置の機械的な概略
構成を示す構成図である。この図19において、既に説
明した図1と同一物に対しては同一番号を付してあり、
重複した説明を省略する。
実施の形態の他の例として定着制御について説明する。
図19は定着の制御を行う画像形成装置の機械的な概略
構成を示す構成図である。この図19において、既に説
明した図1と同一物に対しては同一番号を付してあり、
重複した説明を省略する。
【0060】この場合、定着のための制御を行うための
線幅測定として、センサ42を転写〜定着の間に配置
し、また、センサ44を定着の後に配置している。これ
により、未定着状態のトナー像のラインの線幅測定と、
定着後のトナー像の線幅測定とが行なえる。この場合
の、センサの構成及びラインのパターンについては、前
述した転写制御の場合と同一なものを使用することがで
きる。
線幅測定として、センサ42を転写〜定着の間に配置
し、また、センサ44を定着の後に配置している。これ
により、未定着状態のトナー像のラインの線幅測定と、
定着後のトナー像の線幅測定とが行なえる。この場合
の、センサの構成及びラインのパターンについては、前
述した転写制御の場合と同一なものを使用することがで
きる。
【0061】この場合、定着装置30の特性と定着後の
線幅との関係は図20のようになることを発明者は実験
により確認している。従って、定着前後で線幅が一定に
なるような制御について、いずれか若しくは幾つかのパ
ラメータを用いて定着制御を行うことが可能である。
線幅との関係は図20のようになることを発明者は実験
により確認している。従って、定着前後で線幅が一定に
なるような制御について、いずれか若しくは幾つかのパ
ラメータを用いて定着制御を行うことが可能である。
【0062】このような線幅による定着条件の制御を行
う装置の電気的構成を示す構成ブロック図を図21に示
す。この図21において、センサ42で検出された定着
前のラインの検出結果及びセンサ44での定着後のライ
ンの検出結果に基づいて、検出時間及び転写紙Pの移動
速度から線幅検出手段43が線幅を検出する。制御部1
は画像形成装置全体について各種制御を行うと共に、検
出された線幅に基づいて定着装置30に対して定着条件
の各種パラメータを指示する。尚、駆動機構40は感光
体ドラム20や搬送装置等の各種駆動部分についての機
構部分である。
う装置の電気的構成を示す構成ブロック図を図21に示
す。この図21において、センサ42で検出された定着
前のラインの検出結果及びセンサ44での定着後のライ
ンの検出結果に基づいて、検出時間及び転写紙Pの移動
速度から線幅検出手段43が線幅を検出する。制御部1
は画像形成装置全体について各種制御を行うと共に、検
出された線幅に基づいて定着装置30に対して定着条件
の各種パラメータを指示する。尚、駆動機構40は感光
体ドラム20や搬送装置等の各種駆動部分についての機
構部分である。
【0063】このような装置により、定着の前後で線幅
が等しくなる方向に定着のパラメータを制御するような
調整を制御部1が行う。このような定着制御を行なった
場合の実験例については後述する。
が等しくなる方向に定着のパラメータを制御するような
調整を制御部1が行う。このような定着制御を行なった
場合の実験例については後述する。
【0064】
<実施例1:転写>ここで、転写条件の制御についての
実験結果を示す。
実験結果を示す。
【0065】ここでは、下記の条件でラインの線幅の転
写制御を行った。 ・像担持体線速 280mm/s ・像担持体径 80mm ・コロナ転写方式(コロトロン) ・転写電流 初期設定160μA(ドラムへの
流れ込み電流) ・反転現像方式(磁気ブラシ) ・像担持体帯電電位 −750V ・トナー粒径 8.5μm ・現像バイアス −600V ・使用センサ 線幅制御用センサ(図2) 発光素子 :LN66(波長950nm) 受光素子 :PN101(フォト・トランジスタ) 共に鹿児島松下株式会社製 レンズ :T170 コニカ株式会社製 ピンホール: 0.5mm LN66とPN101の間の角度40゜ 被測定物上のスポット径:10μm 配置場所 :図1の通り、現像〜転写の間と、転写〜定
着の間 ・実験手順 画像形成装置により像担持体(感光体ドラム20)上
に200μm の幅のラインを形成する(常温常湿20゜
C、50%RH)。
写制御を行った。 ・像担持体線速 280mm/s ・像担持体径 80mm ・コロナ転写方式(コロトロン) ・転写電流 初期設定160μA(ドラムへの
流れ込み電流) ・反転現像方式(磁気ブラシ) ・像担持体帯電電位 −750V ・トナー粒径 8.5μm ・現像バイアス −600V ・使用センサ 線幅制御用センサ(図2) 発光素子 :LN66(波長950nm) 受光素子 :PN101(フォト・トランジスタ) 共に鹿児島松下株式会社製 レンズ :T170 コニカ株式会社製 ピンホール: 0.5mm LN66とPN101の間の角度40゜ 被測定物上のスポット径:10μm 配置場所 :図1の通り、現像〜転写の間と、転写〜定
着の間 ・実験手順 画像形成装置により像担持体(感光体ドラム20)上
に200μm の幅のラインを形成する(常温常湿20゜
C、50%RH)。
【0066】上記のラインの線幅を転写前にセンサ
41で測定する。 上記のラインを前記の初期設定の転写電流で転写紙
P上に転写させる。 上記の転写紙P上のラインの線幅を転写後にセンサ
42で測定する。但し未定着状態で行う。
41で測定する。 上記のラインを前記の初期設定の転写電流で転写紙
P上に転写させる。 上記の転写紙P上のラインの線幅を転写後にセンサ
42で測定する。但し未定着状態で行う。
【0067】上記のラインの線幅とのラインの線
幅とを比較し、図22の転写電流による線幅変換テーブ
ルを用いて、転写前のラインの線幅と転写後のラインの
線幅が同じになるような転写電流を制御部1が求め、こ
の条件で転写装置50を制御する。
幅とを比較し、図22の転写電流による線幅変換テーブ
ルを用いて、転写前のラインの線幅と転写後のラインの
線幅が同じになるような転写電流を制御部1が求め、こ
の条件で転写装置50を制御する。
【0068】尚、図22の変換テーブルは本実施例の条
件におけるものであり、転写装置のワイヤーの材質、ワ
イヤー径あるいはコロナ転写でなくベルト転写を用いた
りすると、変換テーブルの内容も変わる。従って、転写
装置の材質、方式、設定条件に合わせたテーブルを予め
用意して使用することが必要である。 ・結果 初期設定条件に設定した転写装置50で、像担持体上で
のあるラインの線幅を転写前センサ41で測定したとこ
ろ、200μm であった。これを転写紙Pに転写装置5
0で転写し、転写後センサ42でそのラインの線幅を測
定したところ、20μm 太って220μm となった。そ
こで図22の転写電流による線幅変換テーブルを用いる
と、図22よりラインが20μm 太った時は転写電流を
160μAから144μAに変更する。そこで転写電流
を144μAに設定したところ転写後のラインの線幅は
200μm となった。
件におけるものであり、転写装置のワイヤーの材質、ワ
イヤー径あるいはコロナ転写でなくベルト転写を用いた
りすると、変換テーブルの内容も変わる。従って、転写
装置の材質、方式、設定条件に合わせたテーブルを予め
用意して使用することが必要である。 ・結果 初期設定条件に設定した転写装置50で、像担持体上で
のあるラインの線幅を転写前センサ41で測定したとこ
ろ、200μm であった。これを転写紙Pに転写装置5
0で転写し、転写後センサ42でそのラインの線幅を測
定したところ、20μm 太って220μm となった。そ
こで図22の転写電流による線幅変換テーブルを用いる
と、図22よりラインが20μm 太った時は転写電流を
160μAから144μAに変更する。そこで転写電流
を144μAに設定したところ転写後のラインの線幅は
200μm となった。
【0069】また、制御を行った後のコピー画像は転写
ヌケやトナー散り等もなく、良好なコピーが得られた。 ・まとめ 転写の前後においてラインの線幅の変化がなくなるよう
に転写条件も設定することにより、転写における文字の
かすれ、文字周囲のかぶり等を防ぐことが可能であるこ
とを確認した。
ヌケやトナー散り等もなく、良好なコピーが得られた。 ・まとめ 転写の前後においてラインの線幅の変化がなくなるよう
に転写条件も設定することにより、転写における文字の
かすれ、文字周囲のかぶり等を防ぐことが可能であるこ
とを確認した。
【0070】<実施例2:定着>ここで、定着条件の制
御についての実験結果を示す。ここでは、下記の条件で
ラインの線幅の転写制御を行った。尚、この場合の様子
を図23にも示す。 ・定着ローラ線速 280mm/s (初期設定) ・定着ローラ直径 50mm(上・下) ・定着ローラ材質(上) ヒータ内蔵アルミ芯+PFA
コート(30μm ) ・定着ローラ材質(下) シリコンゴム+PFAチュー
ブ(10μm ) ・ヒートロール定着方式 ・トナー粒径 8.5μm ・定着上ローラ温度 200°C(初期設定) ・定着圧力 3kg/cm2 ・使用センサ 線幅制御用センサ(図2) 発光素子 :LN66(波長950nm) 受光素子 :PN101(フォト・トランジスタ) 共に鹿児島松下株式会社製 レンズ :T170 コニカ株式会社製 ピンホール: 0.5mm LN66とPN101の間の角度40゜ 被測定物上のスポット径:10μm 配置場所 :図19の通り、転写〜定着の間と、定着後 ・実験手順 画像形成装置により転写紙Pに200μm の幅のライ
ンを形成する(常温常湿20゜C、50%RH)。
御についての実験結果を示す。ここでは、下記の条件で
ラインの線幅の転写制御を行った。尚、この場合の様子
を図23にも示す。 ・定着ローラ線速 280mm/s (初期設定) ・定着ローラ直径 50mm(上・下) ・定着ローラ材質(上) ヒータ内蔵アルミ芯+PFA
コート(30μm ) ・定着ローラ材質(下) シリコンゴム+PFAチュー
ブ(10μm ) ・ヒートロール定着方式 ・トナー粒径 8.5μm ・定着上ローラ温度 200°C(初期設定) ・定着圧力 3kg/cm2 ・使用センサ 線幅制御用センサ(図2) 発光素子 :LN66(波長950nm) 受光素子 :PN101(フォト・トランジスタ) 共に鹿児島松下株式会社製 レンズ :T170 コニカ株式会社製 ピンホール: 0.5mm LN66とPN101の間の角度40゜ 被測定物上のスポット径:10μm 配置場所 :図19の通り、転写〜定着の間と、定着後 ・実験手順 画像形成装置により転写紙Pに200μm の幅のライ
ンを形成する(常温常湿20゜C、50%RH)。
【0071】上記のラインの線幅を定着前にセンサ
42で測定する。 上記のラインを前記の初期設定の定着条件で転写紙
P上に定着させる。 上記の転写紙P上のラインの線幅を定着後にセンサ
44で測定する。
42で測定する。 上記のラインを前記の初期設定の定着条件で転写紙
P上に定着させる。 上記の転写紙P上のラインの線幅を定着後にセンサ
44で測定する。
【0072】上記のラインの線幅とのラインの線
幅とを比較し、図24〜図26以降に示す定着条件によ
る線幅変換テーブルを用いて、定着前のラインの線幅と
定着後のラインの線幅が同じになるような定着条件を制
御部1が求め、この条件で定着装置30を制御する。こ
こで、図24は線幅変化と定着温度との関係を示し、図
25は線幅変化と定着圧力との関係を示し、図26は線
幅変化と定着ローラ線速との関係を示している。
幅とを比較し、図24〜図26以降に示す定着条件によ
る線幅変換テーブルを用いて、定着前のラインの線幅と
定着後のラインの線幅が同じになるような定着条件を制
御部1が求め、この条件で定着装置30を制御する。こ
こで、図24は線幅変化と定着温度との関係を示し、図
25は線幅変化と定着圧力との関係を示し、図26は線
幅変化と定着ローラ線速との関係を示している。
【0073】尚、図24〜図26の変換テーブルは本実
施例の条件におけるものであり、定着装置の材質や設定
条件により、変換テーブルの内容も変わる。従って、定
着装置の材質、方式、設定条件に合わせたテーブルを予
め用意して使用することが必要である。 ・結果 初期設定条件に設定した定着装置30で、転写紙P上の
未定着ラインの線幅をセンサ42で測定したところ、2
00μm であった。これを転写紙P上で定着装置30で
定着し、定着後センサ44でそのラインの線幅を測定し
たところ、20μm 太って220μm となった。そこで
図24〜図26の線幅変換テーブルを用いて、以下のよ
うな定着制御を行なった。
施例の条件におけるものであり、定着装置の材質や設定
条件により、変換テーブルの内容も変わる。従って、定
着装置の材質、方式、設定条件に合わせたテーブルを予
め用意して使用することが必要である。 ・結果 初期設定条件に設定した定着装置30で、転写紙P上の
未定着ラインの線幅をセンサ42で測定したところ、2
00μm であった。これを転写紙P上で定着装置30で
定着し、定着後センサ44でそのラインの線幅を測定し
たところ、20μm 太って220μm となった。そこで
図24〜図26の線幅変換テーブルを用いて、以下のよ
うな定着制御を行なった。
【0074】(イ)定着温度による線幅制御:図24よ
りラインが20μm 太った時は、定着温度を200°C
から192°Cに変更する。そこで定着温度を192°
Cに設定したところ定着後のラインの線幅は202μm
となった。
りラインが20μm 太った時は、定着温度を200°C
から192°Cに変更する。そこで定着温度を192°
Cに設定したところ定着後のラインの線幅は202μm
となった。
【0075】(ロ)定着圧力による線幅制御:図25よ
りラインが20μm 太った時は、定着圧力を3kg/cm
2 から2.8kg/cm2 に変更する。そこで定着圧力を
2.8kg/cm2 に設定したところ定着後のラインの線
幅は199μm となった。
りラインが20μm 太った時は、定着圧力を3kg/cm
2 から2.8kg/cm2 に変更する。そこで定着圧力を
2.8kg/cm2 に設定したところ定着後のラインの線
幅は199μm となった。
【0076】(ハ)定着時間による線幅制御:図26よ
りラインが20μm 太った時は、定着ローラ線速を28
0mm/sから284mm/sに変更する。そこで線速を2
84mm/sに設定したところ定着後のラインの線幅は2
01μm となった。 ・まとめ 定着の前後においてラインの線幅の変化がなくなるよう
に定着条件も設定することにより、定着によるラインの
線幅の変化を無くし、定着における文字のつぶれ,かす
れ等を防ぐことが可能であることを確認した。また、以
上の(イ),(ロ),(ハ)の制御による線幅の結果を
示すと図27のようになる。横軸は各制御を示し、縦軸
が制御後の線幅である。
りラインが20μm 太った時は、定着ローラ線速を28
0mm/sから284mm/sに変更する。そこで線速を2
84mm/sに設定したところ定着後のラインの線幅は2
01μm となった。 ・まとめ 定着の前後においてラインの線幅の変化がなくなるよう
に定着条件も設定することにより、定着によるラインの
線幅の変化を無くし、定着における文字のつぶれ,かす
れ等を防ぐことが可能であることを確認した。また、以
上の(イ),(ロ),(ハ)の制御による線幅の結果を
示すと図27のようになる。横軸は各制御を示し、縦軸
が制御後の線幅である。
【0077】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、所定の幅の
ラインを形成し、このラインの線幅を検出して転写手段
での転写条件を制御する画像形成装置において、転写手
段の前及び後に設けられた線幅検出手段と、これら線幅
検出手段で検出された線幅の変化分から転写条件を求
め、この転写条件により転写手段を制御する制御手段
と、を備えた画像形成装置の発明によれば、転写手段に
より転写される前の線幅と転写された後の線幅とから転
写条件が求められ、この転写条件により制御された転写
装置で転写されることにより、所望の線幅になるような
制御が行なわれ、安定した画像を形成することが可能に
なる。
ラインを形成し、このラインの線幅を検出して転写手段
での転写条件を制御する画像形成装置において、転写手
段の前及び後に設けられた線幅検出手段と、これら線幅
検出手段で検出された線幅の変化分から転写条件を求
め、この転写条件により転写手段を制御する制御手段
と、を備えた画像形成装置の発明によれば、転写手段に
より転写される前の線幅と転写された後の線幅とから転
写条件が求められ、この転写条件により制御された転写
装置で転写されることにより、所望の線幅になるような
制御が行なわれ、安定した画像を形成することが可能に
なる。
【0078】すなわち、転写の前後において線幅の変化
がなくなるように転写条件を設定することにより、転写
における文字のかすれ、文字周囲のかぶり等を防ぐこと
ができる。
がなくなるように転写条件を設定することにより、転写
における文字のかすれ、文字周囲のかぶり等を防ぐこと
ができる。
【0079】また、所定の幅のラインを形成し、このラ
インの線幅を検出して定着手段での定着条件を制御する
画像形成装置において、定着手段の前及び後に設けられ
た線幅検出手段と、これら線幅検出手段で検出された線
幅の変化分から定着条件を求め、この定着条件により定
着手段を制御する制御手段と、を備えた画像形成装置の
発明によれば、定着手段により定着される前の線幅と定
着された後の線幅とから定着条件が求められ、この定着
条件により制御された定着装置で定着されることによ
り、所望の線幅になるような制御が行なわれ、安定した
画像を形成することが可能になる。
インの線幅を検出して定着手段での定着条件を制御する
画像形成装置において、定着手段の前及び後に設けられ
た線幅検出手段と、これら線幅検出手段で検出された線
幅の変化分から定着条件を求め、この定着条件により定
着手段を制御する制御手段と、を備えた画像形成装置の
発明によれば、定着手段により定着される前の線幅と定
着された後の線幅とから定着条件が求められ、この定着
条件により制御された定着装置で定着されることによ
り、所望の線幅になるような制御が行なわれ、安定した
画像を形成することが可能になる。
【0080】すなわち、定着の前後において線幅の変化
がなくなるように定着条件を設定することにより、定着
における文字のかすれ、文字周囲のつぶれ等を防ぐこと
ができる。
がなくなるように定着条件を設定することにより、定着
における文字のかすれ、文字周囲のつぶれ等を防ぐこと
ができる。
【図1】本発明の実施の形態の一例の画像形成装置の構
成を示す構成図である。
成を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態で使用するセンサの断面構
成を示す構成図である。
成を示す構成図である。
【図3】本発明の実施の形態で使用するセンサの光照射
特性を示す特性図である。
特性を示す特性図である。
【図4】本発明の実施の形態で使用するセンサの受発光
のための電気的構成の一例を示す回路図である。
のための電気的構成の一例を示す回路図である。
【図5】本発明の実施の形態でのセンサとラインとの移
動方向を示す説明図である。
動方向を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態で使用するセンサの検出特
性を示す特性図である。
性を示す特性図である。
【図7】本発明の実施の形態でのセンサとスポットとの
関係を示す説明図である。
関係を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態で使用するセンサの検出特
性とスレッショルド電圧との関係を示す特性図である。
性とスレッショルド電圧との関係を示す特性図である。
【図9】本発明の実施の形態でのセンサとライン(複数
ライン)との移動方向を示す説明図である。
ライン)との移動方向を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態でのライン(複数ライ
ン)の詳細を示す説明図である。
ン)の詳細を示す説明図である。
【図11】本発明の実施の形態で複数ラインの検出を行
なった場合のセンサの検出特性を示す特性図である。
なった場合のセンサの検出特性を示す特性図である。
【図12】本発明の実施の形態で使用するセンサの他の
例について断面構成を示す構成図である。
例について断面構成を示す構成図である。
【図13】本発明の実施の形態で使用するセンサの更に
他の例について断面構成を示す構成図である。
他の例について断面構成を示す構成図である。
【図14】本発明の実施の形態で使用するセンサのレン
ズの例について断面構成を示す構成図である。
ズの例について断面構成を示す構成図である。
【図15】本発明の実施の形態でのセンサとラインとの
移動方向の他の例を示す説明図である。
移動方向の他の例を示す説明図である。
【図16】本発明の実施の形態でのセンサとラインとの
移動方向についての他の例を示す説明図である。
移動方向についての他の例を示す説明図である。
【図17】本発明の実施の形態での転写電流と線幅変化
の様子を示す説明図である。
の様子を示す説明図である。
【図18】本発明の実施の形態で転写条件の制御を行う
装置の電気的構成を示す構成ブロック図である。
装置の電気的構成を示す構成ブロック図である。
【図19】本発明の実施の形態の画像形成装置の他の例
の構成を示す構成図である。
の構成を示す構成図である。
【図20】本発明の実施の形態での定着条件と線幅変化
の様子を示す説明図である。
の様子を示す説明図である。
【図21】本発明の実施の形態で定着条件の制御を行う
装置の電気的構成を示す構成ブロック図である。
装置の電気的構成を示す構成ブロック図である。
【図22】本発明の第1の実施例で線幅変化と転写電流
の特性を示す特性図である。
の特性を示す特性図である。
【図23】本発明の第2の実施例で定着制御のための構
成を示す構成図である。
成を示す構成図である。
【図24】本発明の第2の実施例で線幅変化と定着条件
(定着温度)の関係を示す特性図である。
(定着温度)の関係を示す特性図である。
【図25】本発明の第2の実施例で線幅変化と定着条件
(定着圧力)の関係を示す特性図である。
(定着圧力)の関係を示す特性図である。
【図26】本発明の第2の実施例で線幅変化と定着条件
(定着ローラ線速)の関係を示す特性図である。
(定着ローラ線速)の関係を示す特性図である。
【図27】定着制御と制御後の線幅の特性を示す特性図
である。
である。
【図28】従来の画像形成装置の主要部の構成を示す構
成図である。
成図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 所定の幅のラインを形成し、このライン
の線幅を検出して転写手段での転写条件を制御する画像
形成装置において、 転写手段の前及び後に設けられた線幅検出手段と、 これら線幅検出手段で検出された線幅の変化分から転写
条件を求め、この転写条件により転写手段を制御する制
御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 所定の幅のラインを形成し、このライン
の線幅を検出して定着手段での定着条件を制御する画像
形成装置において、 定着手段の前及び後に設けられた線幅検出手段と、 これら線幅検出手段で検出された線幅の変化分から定着
条件を求め、この定着条件により定着手段を制御する制
御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7226326A JPH0968872A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7226326A JPH0968872A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0968872A true JPH0968872A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16843435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7226326A Pending JPH0968872A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0968872A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004053944A (ja) * | 2001-11-22 | 2004-02-19 | Ricoh Co Ltd | 画質検出装置、画像形成装置、画質制御装置及び画質制御方法 |
JP2005084395A (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-31 | Ricoh Co Ltd | 画質検出装置、画像形成装置、画質検出方法、コンピュータプログラム及び記録媒体 |
US6975338B2 (en) | 2002-05-31 | 2005-12-13 | Ricoh Company, Ltd. | Image quality detecting apparatus, image forming apparatus and method, and image quality controlling apparatus and method |
JP2009139575A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-06-25 | Ricoh Co Ltd | 光量検出装置、色ずれ量検出装置、及び画像濃度検出装置 |
JP2011022318A (ja) * | 2009-07-15 | 2011-02-03 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2015004702A (ja) * | 2013-06-19 | 2015-01-08 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成システム |
Citations (4)
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-
1995
- 1995-09-04 JP JP7226326A patent/JPH0968872A/ja active Pending
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