JPS5812504Y2 - 多層シ−スケ−ブル用ストリッパ− - Google Patents
多層シ−スケ−ブル用ストリッパ−Info
- Publication number
- JPS5812504Y2 JPS5812504Y2 JP18231379U JP18231379U JPS5812504Y2 JP S5812504 Y2 JPS5812504 Y2 JP S5812504Y2 JP 18231379 U JP18231379 U JP 18231379U JP 18231379 U JP18231379 U JP 18231379U JP S5812504 Y2 JPS5812504 Y2 JP S5812504Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- sheath
- stripper
- pedestals
- cutting edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
- Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の目的
本考案は多層シースケーブルのシースを段々に剥ぎ取る
ことのできる多層シースケーブル用ストリッパーに関す
る。
ことのできる多層シースケーブル用ストリッパーに関す
る。
従来技術
従来多層シースケーブルのシースを剥ぎ取る適当な工具
はなく、一般のケーブルストリッパーやナイフ等が使用
されることが多かった。
はなく、一般のケーブルストリッパーやナイフ等が使用
されることが多かった。
しかしながら、一般のケーブルストリッパーやナイフを
使用して多層シースケーブルのシースを剥ぎ取ると、外
側のシースを剥ぎ取るときに内側のシースや芯線に傷付
ける不都合があった。
使用して多層シースケーブルのシースを剥ぎ取ると、外
側のシースを剥ぎ取るときに内側のシースや芯線に傷付
ける不都合があった。
又、米国特許第3914864号で公知のワイヤースト
リッパーは、第11図に示すように開閉自在に組付けら
れた上下一対のレバーR,Sのうち、下側のレバーRの
先端部上面にワイヤーWの径に対応する■溝Tを設け、
上側のレバーSの先端部側面に刃先Uを下向きにした刃
物■を上下方向へ位置調節自在に取付けたものである。
リッパーは、第11図に示すように開閉自在に組付けら
れた上下一対のレバーR,Sのうち、下側のレバーRの
先端部上面にワイヤーWの径に対応する■溝Tを設け、
上側のレバーSの先端部側面に刃先Uを下向きにした刃
物■を上下方向へ位置調節自在に取付けたものである。
このワイヤーストリッパーでは、刃物■が上側のレバー
Sの先端部にのみ取付けられているのでシースに切れ目
を入れる際にストリッパーをほぼ270°以上回転させ
なければならず、又切れ目を入れた後、そのシースを引
き千切るときに刃先がケーブル外周の上面のごく一部に
しか入り込んでおらず、引き千切る力が片利きしてうま
く引き千切ることができなかったり、ケーブルが折れ曲
がって芯線を傷付けるおそれがあった。
Sの先端部にのみ取付けられているのでシースに切れ目
を入れる際にストリッパーをほぼ270°以上回転させ
なければならず、又切れ目を入れた後、そのシースを引
き千切るときに刃先がケーブル外周の上面のごく一部に
しか入り込んでおらず、引き千切る力が片利きしてうま
く引き千切ることができなかったり、ケーブルが折れ曲
がって芯線を傷付けるおそれがあった。
さらに、このケーブルストリッパーで゛多層シースケー
ブルのシースを剥ぎ取る場合には各シースの肉厚に対応
させて刃物の位置調節をその都度行わなければならず、
非常に面倒で作業性が悪かった。
ブルのシースを剥ぎ取る場合には各シースの肉厚に対応
させて刃物の位置調節をその都度行わなければならず、
非常に面倒で作業性が悪かった。
考案の構成
本考案は鋭利な刃先を有する刃物を階段状に段差を設け
た台座に植設したストリッパーで、以下実施例について
説明する。
た台座に植設したストリッパーで、以下実施例について
説明する。
第1図ないし第5図において、弾撥的に開閉自在に組付
けられる上下一対のハンドル1とハンドル2とは一端で
ビン3により軸着され、コイルばね4によってハンドル
1とハンドル2とは開いた状態に保たれている。
けられる上下一対のハンドル1とハンドル2とは一端で
ビン3により軸着され、コイルばね4によってハンドル
1とハンドル2とは開いた状態に保たれている。
ハンドル1とハンドル2の自由端を夫々内側に向けて端
面が対向する台座5及び台座6を階段状に段差を設けて
形成する。
面が対向する台座5及び台座6を階段状に段差を設けて
形成する。
この台座5及び治産6には夫々−縁に鋭利な刃先7を形
成した直線状の刃物8を植設するが、多層シースケーブ
ルAの各シースB、C,Dの肉厚に対応する高さだけ刃
先7を台座5及び台座6から突出させる。
成した直線状の刃物8を植設するが、多層シースケーブ
ルAの各シースB、C,Dの肉厚に対応する高さだけ刃
先7を台座5及び台座6から突出させる。
尚、丸ケーブルの場合には外皮切断時に横方向へ逃げる
ことがあるので、第8図及び第9図に示すようにケーブ
ルAの外径に対応する間隔でガイド9を台座5又は台座
6に突設するようにしてもよい。
ことがあるので、第8図及び第9図に示すようにケーブ
ルAの外径に対応する間隔でガイド9を台座5又は台座
6に突設するようにしてもよい。
又、この場合には第10図に示すように台座5,6にケ
ーブルAの外径に対応する半径で凹所10を形成しても
よい。
ーブルAの外径に対応する半径で凹所10を形成しても
よい。
考案の作用
本考案の多層シースケーブルストリッパーによりケーブ
ルAのシース剥ぎを行うには、第6図に示すように最外
周のシースBのみを剥ぎ取る場合には第3図及び第4図
に示すように刃物8の突出量の最も少ない左端において
ケーブルAを挾み付けてケーブルAの外周面が台座5と
台座6に密着するまでハンドル1とハンドル2とを閉じ
ると、刃先7が最外周のシースBにのみ食い込む。
ルAのシース剥ぎを行うには、第6図に示すように最外
周のシースBのみを剥ぎ取る場合には第3図及び第4図
に示すように刃物8の突出量の最も少ない左端において
ケーブルAを挾み付けてケーブルAの外周面が台座5と
台座6に密着するまでハンドル1とハンドル2とを閉じ
ると、刃先7が最外周のシースBにのみ食い込む。
この状態でケーブルストリッパーをケーブルAの回りに
回転させることによってシースBの全周に切れ目を入れ
、ケーフ゛ルストリ゛ンパーをケーフ゛ルAの軸方向へ
引張れば先端のシースBは引き千切られて内側のシース
Cが露出する。
回転させることによってシースBの全周に切れ目を入れ
、ケーフ゛ルストリ゛ンパーをケーフ゛ルAの軸方向へ
引張れば先端のシースBは引き千切られて内側のシース
Cが露出する。
このとき、第3図に示すように本願では上下の刃物8の
夫々の刃先7がシースBの切れ目に食い込んでいるから
、ケーブル先端部のシースBを剥ぎとる際にそのシース
Bは上下の刃物8で両側から均等に保持され、刃物が片
側のみに設けられた従来のストリッパーのように剥ぎ取
る力が片利きすることがない。
夫々の刃先7がシースBの切れ目に食い込んでいるから
、ケーブル先端部のシースBを剥ぎとる際にそのシース
Bは上下の刃物8で両側から均等に保持され、刃物が片
側のみに設けられた従来のストリッパーのように剥ぎ取
る力が片利きすることがない。
従ってシースBは−L下の刃物8に挾まれて円滑に剥ぎ
取られ、又ケーブルの折れ曲がりも防止される。
取られ、又ケーブルの折れ曲がりも防止される。
第7図に示すように三層のシースB、C,Dを同時に剥
ぎ取るには刃e78の高さの最も大きい右端において、
ケーブルAを挾み付けてケーブルAの外周面が台座5と
台座6に密着するまでハンドル1とハンドル2とを閉じ
ると、刃先7か゛三層のシースB、C,D全てに食い込
み、刃先7は芯線Eにほは゛接触した状態となる。
ぎ取るには刃e78の高さの最も大きい右端において、
ケーブルAを挾み付けてケーブルAの外周面が台座5と
台座6に密着するまでハンドル1とハンドル2とを閉じ
ると、刃先7か゛三層のシースB、C,D全てに食い込
み、刃先7は芯線Eにほは゛接触した状態となる。
この状態でケーブルストリッパーをケーブルAの回りに
回転させることによってシースB、C,Dの全周に切れ
目を入れ、ケーブルストリッパーをケーブルAの軸方向
へ引張ればシースB、C,Dの先端は引き千切られて芯
線Eが露出する。
回転させることによってシースB、C,Dの全周に切れ
目を入れ、ケーブルストリッパーをケーブルAの軸方向
へ引張ればシースB、C,Dの先端は引き千切られて芯
線Eが露出する。
考案の効果
本考案は直線状の刃先を有する刃物を階段状に段差を形
成した台座にシースの肉厚に対応するだけ突出させて植
設したハンドルを上下一対に組付けたケーブルストリッ
パーであるから、上下の刃物の間にケーブルを挿入して
ハンドルを挾みつけ、そのままハンドルをケーブルの軸
心の回りにほは゛90°回転させるだけでほは゛シース
の全周に切れ目が入り、そのシースを簡単に剥ぎとるこ
とができる。
成した台座にシースの肉厚に対応するだけ突出させて植
設したハンドルを上下一対に組付けたケーブルストリッ
パーであるから、上下の刃物の間にケーブルを挿入して
ハンドルを挾みつけ、そのままハンドルをケーブルの軸
心の回りにほは゛90°回転させるだけでほは゛シース
の全周に切れ目が入り、そのシースを簡単に剥ぎとるこ
とができる。
その際シー又は上下の刃物により挾まれて剥ぎ取られる
からナイフやワイヤースI・リッパ−のように片側のみ
に刃物が設けられた工具のように剥ぎ取る際の力が片利
きすることがない。
からナイフやワイヤースI・リッパ−のように片側のみ
に刃物が設けられた工具のように剥ぎ取る際の力が片利
きすることがない。
従って内側のシースや芯線を傷付けることなく多層シー
スケーブルのシース剥ぎが容易に実施される。
スケーブルのシース剥ぎが容易に実施される。
又、一層のみのシースの剥ぎ取り、二層、三層のシース
の剥ぎ取りが自由に選択できる。
の剥ぎ取りが自由に選択できる。
さらに、上下に対称の刃物が設けられているから、スト
リッパーをケーブルの回りに回転させる角度が少なくて
よく、作業性に優れる。
リッパーをケーブルの回りに回転させる角度が少なくて
よく、作業性に優れる。
第1図は本考案実施例の一部破断した側面図、第2図は
正面図、第3図は使用状態を示す一部破断した側面図、
第4図及び第5図は使用状態を示す正面図、第6図及び
第7図はシースが剥ぎ取られたケーブルの断面図、第8
図は別の実施例の一部破断した側面図、第9図は正面図
、第10図はさらに別の実施例の正面図、第11図は従
来技術の斜視図である。 主要部分の符号の説明 1,2・・・・・・ハンドル、
5゜6・・・・・・台座、7・・・・・・刃先、8・・
・・・・刃物。
正面図、第3図は使用状態を示す一部破断した側面図、
第4図及び第5図は使用状態を示す正面図、第6図及び
第7図はシースが剥ぎ取られたケーブルの断面図、第8
図は別の実施例の一部破断した側面図、第9図は正面図
、第10図はさらに別の実施例の正面図、第11図は従
来技術の斜視図である。 主要部分の符号の説明 1,2・・・・・・ハンドル、
5゜6・・・・・・台座、7・・・・・・刃先、8・・
・・・・刃物。
Claims (1)
- 一端を軸着して弾撥的に開閉自在に組付けた一対のハン
ドル1,2の自由端に内向きに対向させて、かつ多層シ
ースの肉厚に対応して階段状に段差を設けた台座5,6
を形成し、シースの肉厚に対応する高さだけ刃先7を突
出させて刃物8を台座5.6に夫々平行に植設したこと
を特徴とする多層シースケーブル用ストリッパー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18231379U JPS5812504Y2 (ja) | 1979-12-27 | 1979-12-27 | 多層シ−スケ−ブル用ストリッパ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18231379U JPS5812504Y2 (ja) | 1979-12-27 | 1979-12-27 | 多層シ−スケ−ブル用ストリッパ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56100021U JPS56100021U (ja) | 1981-08-06 |
JPS5812504Y2 true JPS5812504Y2 (ja) | 1983-03-10 |
Family
ID=29692643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18231379U Expired JPS5812504Y2 (ja) | 1979-12-27 | 1979-12-27 | 多層シ−スケ−ブル用ストリッパ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812504Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-27 JP JP18231379U patent/JPS5812504Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56100021U (ja) | 1981-08-06 |
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