JPS5812494Y2 - 電線外皮の割線用刃物を備えた電工ナイフ - Google Patents
電線外皮の割線用刃物を備えた電工ナイフInfo
- Publication number
- JPS5812494Y2 JPS5812494Y2 JP5264879U JP5264879U JPS5812494Y2 JP S5812494 Y2 JPS5812494 Y2 JP S5812494Y2 JP 5264879 U JP5264879 U JP 5264879U JP 5264879 U JP5264879 U JP 5264879U JP S5812494 Y2 JPS5812494 Y2 JP S5812494Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- knife
- insertion hole
- handle
- wire insertion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の目的
本考案は電線外皮の割線用刃物を備えた電工ナイフに関
するもので、その目的は電気工事における配線作業時に
特別の工具を必要とすることなく素人にも簡単、かつ安
全に使用でき基ナイフを提供することにある。
するもので、その目的は電気工事における配線作業時に
特別の工具を必要とすることなく素人にも簡単、かつ安
全に使用でき基ナイフを提供することにある。
従来技術
ＶＶＦケーブル、ＶＶＲ等の多芯電線による配線作業に
おいては被覆線を露出させるために外皮を一部剥ぎ取ら
なければならないが、従来はナイフを電線の端面に当て
て外皮に食い込ませ、外皮を所要長さ縦方向に裂いてニ
ッパ−等で切断していた。
おいては被覆線を露出させるために外皮を一部剥ぎ取ら
なければならないが、従来はナイフを電線の端面に当て
て外皮に食い込ませ、外皮を所要長さ縦方向に裂いてニ
ッパ−等で切断していた。
ナイフにより外皮を裂く作業は簡単でなく、手元が滑る
とナイフで手指を径孔する欠点があった。
とナイフで手指を径孔する欠点があった。
考案の構成
本考案は上述の欠点を解消するため、電工ナイフの柄に
ＶＶＦケーブル、ＶＶＲ等の電線に対応する電線挿通孔
を設けるとともに、鋭利な刃先を有する割線用刃物を電
線挿通孔に一部露出させて柄に埋設したもので、以下実
施例について説明する。
ＶＶＦケーブル、ＶＶＲ等の電線に対応する電線挿通孔
を設けるとともに、鋭利な刃先を有する割線用刃物を電
線挿通孔に一部露出させて柄に埋設したもので、以下実
施例について説明する。
第１図ないし第３図において、ナイフ１の刀身２の下縁
に鋭利な切れ刃３を形成し、刀身２を延長した茎４の端
部から鋭利な刃先５を有する割線用刃物６を若干傾斜さ
せて突設する。
に鋭利な切れ刃３を形成し、刀身２を延長した茎４の端
部から鋭利な刃先５を有する割線用刃物６を若干傾斜さ
せて突設する。
茎４をプラスチックス製の柄７内に埋設するに際して、
ＶｖＦケーブル、ＶＶＲ等の多芯の電線Ａに対応するほ
ぼ楕円形状の電線挿通孔８と、この電線挿通孔８よりも
若干大きい逃し孔９とを同心で柄７の端部に貫通させて
設け、割線用刃物６が電線挿通孔８と逃し孔９との境付
近に位置し、かつ刃先５が電線挿通孔８側となるように
して電線挿通孔８に割線用刃物６を一部露出させ、茎４
を柄７で嵌着する。
ＶｖＦケーブル、ＶＶＲ等の多芯の電線Ａに対応するほ
ぼ楕円形状の電線挿通孔８と、この電線挿通孔８よりも
若干大きい逃し孔９とを同心で柄７の端部に貫通させて
設け、割線用刃物６が電線挿通孔８と逃し孔９との境付
近に位置し、かつ刃先５が電線挿通孔８側となるように
して電線挿通孔８に割線用刃物６を一部露出させ、茎４
を柄７で嵌着する。
割線用刃物６は電線挿通孔８に対して長軸方向に所要量
偏心させる。
偏心させる。
考案の作用
本考案の作用を説明すれば、第３図に示すように電線Ａ
を電線挿通孔８の側壁８ａを案内にして電線挿通孔８へ
挿入し、３水平行に並んだ被覆線Ｂの外接部付近に位置
するよう電線Ａの端面に刃先５を強く押し当てると、鋭
利な刃先５が外皮Ｃに食い込んで第４図および第５図に
示すように電線Ａの外皮Ｃに縦方向の切れ目が入り、外
皮Ｃが二股に裂ける。
を電線挿通孔８の側壁８ａを案内にして電線挿通孔８へ
挿入し、３水平行に並んだ被覆線Ｂの外接部付近に位置
するよう電線Ａの端面に刃先５を強く押し当てると、鋭
利な刃先５が外皮Ｃに食い込んで第４図および第５図に
示すように電線Ａの外皮Ｃに縦方向の切れ目が入り、外
皮Ｃが二股に裂ける。
外皮Ｃを所要位置まで割線した後、電線Ａを電線挿通孔
８から引抜いて割線が入った部分の外皮Ｃ／、Ｃ／／を
ニッパ−等で切断し、被覆線Ｂを露出させる。
８から引抜いて割線が入った部分の外皮Ｃ／、Ｃ／／を
ニッパ−等で切断し、被覆線Ｂを露出させる。
尚、上記実施例ではナイフ１の茎４から割線用刃物６を
一体に突出させたが、ナイフ１とは別個に割線用刃物６
を作り、柄７内に埋設してもよいことは勿論である。
一体に突出させたが、ナイフ１とは別個に割線用刃物６
を作り、柄７内に埋設してもよいことは勿論である。
又、茎４と割線用刃物６とを別個に作る場合、第６図に
示すように柄７に凹溝１０を設け、この凹溝１０に割線
用刃物６を嵌入して使用し、割線用刃物６の切れ味が悪
くなったとき割線用刃物６を凹溝１０から抜き取り、新
しい割線用刃物６に取換えられるようにすることも自在
で゛ある。
示すように柄７に凹溝１０を設け、この凹溝１０に割線
用刃物６を嵌入して使用し、割線用刃物６の切れ味が悪
くなったとき割線用刃物６を凹溝１０から抜き取り、新
しい割線用刃物６に取換えられるようにすることも自在
で゛ある。
考案の効果
本考案はナイフの柄に電線挿通孔を設け、この電線挿通
孔に一部露出するように鋭利な刃先を有する断面が楔状
の割線用刃物を埋設したので、電線挿通孔から電線を挿
入して端面を刃先に強く当てるだけで外皮の割線が可能
となり、割線刃物は柄内に埋設されて手指が触れないよ
うになっているので径孔をすることがなく素人でも簡単
、かつ安全に作業できる。
孔に一部露出するように鋭利な刃先を有する断面が楔状
の割線用刃物を埋設したので、電線挿通孔から電線を挿
入して端面を刃先に強く当てるだけで外皮の割線が可能
となり、割線刃物は柄内に埋設されて手指が触れないよ
うになっているので径孔をすることがなく素人でも簡単
、かつ安全に作業できる。
従って従来のナイフの機能に加え割線機能が加わった多
用途に利用できる付加価値の高い電工ナイフが得られる
。
用途に利用できる付加価値の高い電工ナイフが得られる
。
第１図は本考案−実施例の正面図、第２図は主要部分の
斜視図、第３図は第１図のＸ−Ｘ線矢視拡大断面図、第
４図は使用状態を示す拡大断面図、第５図は第４図のＹ
−Ｙ線矢視断面図、第６図は別の実施例の断面図である
。 主要部分の符号の説明 １・・・・・・ナイフ、５・・
・・・・刃先、６・・・・・・割線用刃物、７・・・・
・・柄、８・・・・・・電線挿通孔。
斜視図、第３図は第１図のＸ−Ｘ線矢視拡大断面図、第
４図は使用状態を示す拡大断面図、第５図は第４図のＹ
−Ｙ線矢視断面図、第６図は別の実施例の断面図である
。 主要部分の符号の説明 １・・・・・・ナイフ、５・・
・・・・刃先、６・・・・・・割線用刃物、７・・・・
・・柄、８・・・・・・電線挿通孔。
Claims (1)
- ナイフの柄７に電線挿通孔８を設けるとともに、鋭利な
刃先５を有する割線用刃物６を電線挿通孔８に直交させ
、かつ電線挿通孔８に一部露出させて柄７内に埋設又は
嵌入したことを特徴とする電線外皮の割線用刃物を備え
た電工ナイフ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5264879U JPS5812494Y2 (ja) | 1979-04-19 | 1979-04-19 | 電線外皮の割線用刃物を備えた電工ナイフ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5264879U JPS5812494Y2 (ja) | 1979-04-19 | 1979-04-19 | 電線外皮の割線用刃物を備えた電工ナイフ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55153821U JPS55153821U (ja) | 1980-11-06 |
| JPS5812494Y2 true JPS5812494Y2 (ja) | 1983-03-10 |
Family
ID=28944226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5264879U Expired JPS5812494Y2 (ja) | 1979-04-19 | 1979-04-19 | 電線外皮の割線用刃物を備えた電工ナイフ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5812494Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-19 JP JP5264879U patent/JPS5812494Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55153821U (ja) | 1980-11-06 |
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