JPS5812472B2 - ナイネンキカンノセイギヨケイ ニ モチイル ソウチ - Google Patents
ナイネンキカンノセイギヨケイ ニ モチイル ソウチInfo
- Publication number
- JPS5812472B2 JPS5812472B2 JP47119450A JP11945072A JPS5812472B2 JP S5812472 B2 JPS5812472 B2 JP S5812472B2 JP 47119450 A JP47119450 A JP 47119450A JP 11945072 A JP11945072 A JP 11945072A JP S5812472 B2 JPS5812472 B2 JP S5812472B2
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- Japan
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- voltage
- resistor
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- speed
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
自動車の機関に依る大気汚染のかなりの部分は、自動車
の機関がアイドリンク、巡航、加速及び減速の動作モー
ド(modes)にあって、30マイル/時又はそれ以
下の速度にある時の不燃焼炭化水素及び一酸化炭素の形
をとる。
の機関がアイドリンク、巡航、加速及び減速の動作モー
ド(modes)にあって、30マイル/時又はそれ以
下の速度にある時の不燃焼炭化水素及び一酸化炭素の形
をとる。
更に、今述べた範囲内で運転されている時並びに高速度
の巡航モードにある時、窒素酸化物に依る大気汚染のか
なりの分が自動車の機関から発生されることが判った。
の巡航モードにある時、窒素酸化物に依る大気汚染のか
なりの分が自動車の機関から発生されることが判った。
自動車の機関から放出される汚染物は、機関の火花を遅
らせることに依って、即ち、製造業者が点火栓を点火す
る様に機関を設計した時点より(関連したピストンが上
死点にある時点に対し)各々の点火栓を遅く点火させる
ことに依り、減少させることが出来る。
らせることに依って、即ち、製造業者が点火栓を点火す
る様に機関を設計した時点より(関連したピストンが上
死点にある時点に対し)各々の点火栓を遅く点火させる
ことに依り、減少させることが出来る。
自動車の製造業者は機関から最大動力出力が得られる様
に設計する。
に設計する。
然し、この最大出力は過剰の放出物と云う犠牲を払って
得られるものである。
得られるものである。
単に火花を遅らせるだけでは問題の解決にならない。
単に火花を遅らせると、アイドリンク速度に於ける過熱
の惧れ、並びにそれより高い速度に於ける燃料経済のか
なりの損失と云う問題がある。
の惧れ、並びにそれより高い速度に於ける燃料経済のか
なりの損失と云う問題がある。
従って、燃料経済の著しい劣化を避けると共にアイドリ
ンク速度に於ける過熱を避けながら、排気放出物を最小
限に抑えるには、或る速度レベルに於てのみ火花を遅ら
せなければならない。
ンク速度に於ける過熱を避けながら、排気放出物を最小
限に抑えるには、或る速度レベルに於てのみ火花を遅ら
せなければならない。
自動車の機関の覆いの下にあるあらゆる装置が広い温度
範囲にわたって動作することが出来なければならないと
云う付加的な問題がある。
範囲にわたって動作することが出来なければならないと
云う付加的な問題がある。
経済的に実現出来る様にする為、火花を所望の時点で選
択的に遅らせると云う問題の他に、装置は製造費が安《
、然も広い範囲の自動車に応用出来るものでなければな
らない。
択的に遅らせると云う問題の他に、装置は製造費が安《
、然も広い範囲の自動車に応用出来るものでなければな
らない。
更に、装置はあまり訓練されていない人間でも正しく設
置することが出来、長期間にわたって適正に且つ確実に
作用することが出来なければならない。
置することが出来、長期間にわたって適正に且つ確実に
作用することが出来なければならない。
簡単に云うと、この発明の装置は、不良状態にある点火
栓の不点火がない様に保証する高電圧の容量性放電点火
装置を含むことが好ましい。
栓の不点火がない様に保証する高電圧の容量性放電点火
装置を含むことが好ましい。
この装置は、電子式遅れが入っている時、火花を選ばれ
た量だけ遅らせる様に容易に調節することが出来る電子
回路をも含む。
た量だけ遅らせる様に容易に調節することが出来る電子
回路をも含む。
火花が遅らされる量は特定の車輌に関係する。
2°と12°の間で2°ずつの増分で遅らせることが出
来れば、この発明の装置を使うことの出来る声なる車輌
を網羅するのに十分であることが判った。
来れば、この発明の装置を使うことの出来る声なる車輌
を網羅するのに十分であることが判った。
更に電子式遅れ装置は、この遅れが車輌の加速モードの
間、車輌が約35マイル/時の速度に達する迄作用する
様にすることが出来、この速度になると電子遅れを遮断
する。
間、車輌が約35マイル/時の速度に達する迄作用する
様にすることが出来、この速度になると電子遅れを遮断
する。
然もこの装置は、車輌が約15マイル/時に減速する迄
、遅れが入らない様にすることが出来る。
、遅れが入らない様にすることが出来る。
減速が35マイル/時より僅かに低い速度から行なわれ
る時、15マイル/時並びにそれ以下に減速する間、電
子式遅れが入ったままになっていることが望まれる。
る時、15マイル/時並びにそれ以下に減速する間、電
子式遅れが入ったままになっていることが望まれる。
この発明の装置には、車輌の機関の真空進角装置を選択
的に不作動にする制御装置も含まれる。
的に不作動にする制御装置も含まれる。
これは、気化器からの真空又は大気中の空気を配電器の
真空進角装置に選択的に接続するソレノイド作動3方弁
を使5ことに依って達成される。
真空進角装置に選択的に接続するソレノイド作動3方弁
を使5ことに依って達成される。
このソレノイド作動弁が車輌の速度に応答して作動され
、弁を制御する電子回路は、車輌が加速モードにある時
には、車輌が減速モードにある時とは異なる速度で真空
進角装置を作動し又は不作動にすることが出来る。
、弁を制御する電子回路は、車輌が加速モードにある時
には、車輌が減速モードにある時とは異なる速度で真空
進角装置を作動し又は不作動にすることが出来る。
これは、前に述べた様に、加速モードの際は、真空進角
装置の不作動をやめる約35マイル/時に車輌が達する
迄、火花を遅らせることが望まれ、且つ減速の際は、車
輌が約15マイル/時に減速する迄、真空進角装置が入
ったままになっていることが望まれるからである。
装置の不作動をやめる約35マイル/時に車輌が達する
迄、火花を遅らせることが望まれ、且つ減速の際は、車
輌が約15マイル/時に減速する迄、真空進角装置が入
ったままになっていることが望まれるからである。
この後、機関がアイドリンク回転数より少し上の速度に
更に減速する迄、真空進角装置は作動させない。
更に減速する迄、真空進角装置は作動させない。
アイドリンク回転数では真空進角装置が再び作動され、
こうして過熱を避ける。
こうして過熱を避ける。
換言すれば、この発明の装置の電子式遅れ部分並びにこ
の装置の真空進角制御部分は、夫々ヒステリシス作用を
持ち、減速モードの際、車輌が高い速度から減速する時
と、それより低い速度(35マイル/時より下)から車
輌が減速する時とで、放出物に違いがあることに対処す
ると云う望ましい特徴が得られる様にする。
の装置の真空進角制御部分は、夫々ヒステリシス作用を
持ち、減速モードの際、車輌が高い速度から減速する時
と、それより低い速度(35マイル/時より下)から車
輌が減速する時とで、放出物に違いがあることに対処す
ると云う望ましい特徴が得られる様にする。
主にこの発明の装置は旧式の車輌(1966年以前)に
設置される。
設置される。
従って、製造費並びに設置費及び設置後の信頼性が極め
て重要である。
て重要である。
この為、この発明の別の面として、この発明を用いた装
置は許容公差が比較的低い部品を用いて非常に低廉に構
成することが出来、装置は低廉な多重部品の集積回路を
取入れる様に容易に改変することが出来、こうして部品
の経費を下げると共に組立て費を下げる。
置は許容公差が比較的低い部品を用いて非常に低廉に構
成することが出来、装置は低廉な多重部品の集積回路を
取入れる様に容易に改変することが出来、こうして部品
の経費を下げると共に組立て費を下げる。
この発明の装置は機関室に設置される。
この区域にある時、装置には広い範囲の温度並びに(機
関が暑い日に長時間運転されてから停止した後等には屡
々300°までの)非常に高い温度がかかる。
関が暑い日に長時間運転されてから停止した後等には屡
々300°までの)非常に高い温度がかかる。
この為、広い範囲の動作温度であっても電子回路が確実
に動作すると云う特定の条件が加わる。
に動作すると云う特定の条件が加わる。
この発明の装置は、低廉の条件を充たしながらこの条件
を克服することが出来る。
を克服することが出来る。
これは一部は、温度上昇に依って或る部品の動作特性が
変わった時、最初に述べた部品の変化を埋合せる様に別
の部品を変える様に、回路を構成し且つ部品を選ぶこと
に依って達成される。
変わった時、最初に述べた部品の変化を埋合せる様に別
の部品を変える様に、回路を構成し且つ部品を選ぶこと
に依って達成される。
この発明の別の面は、この発明が手取り早《設置するの
に適しており、この為消費者の経費を少なくすることで
ある。
に適しており、この為消費者の経費を少なくすることで
ある。
電子回路及びソレノイド弁は全て単一のケース又はハウ
ジングに取付けることが出来、このハウジングが前輪ウ
エルの機関室側に取付けられる。
ジングに取付けることが出来、このハウジングが前輪ウ
エルの機関室側に取付けられる。
ケースからは3本の導線が伸びているだけであり、この
導線は点火コイル並びに接点の区域へ通じ、そこで点火
コイルの1次巻線の両側並びに接点の出力端子に手取り
早く接続することが出来る。
導線は点火コイル並びに接点の区域へ通じ、そこで点火
コイルの1次巻線の両側並びに接点の出力端子に手取り
早く接続することが出来る。
次に、気化器を真空進角装置へ接続しているゴムのホー
スを切断し、(この発明の装置に備えられたホースを用
いて)ハウジング内のソレノイド弁を作動位置に接続す
ることが出来る。
スを切断し、(この発明の装置に備えられたホースを用
いて)ハウジング内のソレノイド弁を作動位置に接続す
ることが出来る。
この手取り早い設置も、あまり訓練されていない人間に
依って行なうことが出来る。
依って行なうことが出来る。
前に述べた様に、車輌が約35マイル/時に達した時、
火花の遅れをなくすことが望まれる。
火花の遅れをなくすことが望まれる。
例えば速度計ケーブルから速度を取出す経費をかけない
様にする為、この発明の装置は、機関速度で動作するタ
コメータを有する。
様にする為、この発明の装置は、機関速度で動作するタ
コメータを有する。
このタコメータは、容易に作動される調節の特徴を持ち
、タコメータが機関速度を車輌の速度に自動的に相関さ
せることが出来る様になっている。
、タコメータが機関速度を車輌の速度に自動的に相関さ
せることが出来る様になっている。
特に重要なのは、アナログ出力を持つタコメータが、(
前述の温度変化があっても)正確な出力を発生するだけ
でなく,製造費が安いことである。
前述の温度変化があっても)正確な出力を発生するだけ
でなく,製造費が安いことである。
この発明の別の面として、電子回路は、短期間の間、接
点に大体丸1アンペアの電流が通され、次に電流がその
大きさの約l/10に減少する様になっていることであ
る。
点に大体丸1アンペアの電流が通され、次に電流がその
大きさの約l/10に減少する様になっていることであ
る。
短期間の間、丸1アンペアの電流を通すと、接点が開閉
する度にそれをきれいにする傾向を持つことに依り、接
点の寿命を長くする。
する度にそれをきれいにする傾向を持つことに依り、接
点の寿命を長くする。
然も、接点が閉じている中間接点に1アンペアを連続的
に通した場合の様な、過犬な電力消費がない。
に通した場合の様な、過犬な電力消費がない。
これに依って接点の寿命が伸びると共に、望ましくない
過剰の排気放出物の原因になる不点火の慣れを少なくす
る。
過剰の排気放出物の原因になる不点火の慣れを少なくす
る。
この発明の別の面として、ケースのハウジングの中に、
装置が動作している時に点灯する灯がある。
装置が動作している時に点灯する灯がある。
これは所有者が自分の装置が動作していると判断出来る
様にする為に、所有者にとって重要である。
様にする為に、所有者にとって重要である。
これは、ハイウエイ・パトロールマンが、装置が動作し
ているかどうかを素早《検査する為の容易な手段になる
と云う点で、更に重要である以上述べたことから、この
発明の主な目的は、改良された排気放出物制御装置を提
供することである。
ているかどうかを素早《検査する為の容易な手段になる
と云う点で、更に重要である以上述べたことから、この
発明の主な目的は、改良された排気放出物制御装置を提
供することである。
この発明の別の目的は、製造費が安く、然も装置に要求
される動作温度条件を充たすことの出来る排気放出物制
御装置を提供することである。
される動作温度条件を充たすことの出来る排気放出物制
御装置を提供することである。
この発明の別の目的は、改良された容量性放電回路を含
む排気放出物制御装置を提供することである。
む排気放出物制御装置を提供することである。
この発明の別の目的は、車輌が加速モードにある時には
車輌が減速モードにある時とは異なる速度で火花を選択
的に遅らせる電子式制御装置を持つ改良された排気放出
物制御装置を提供することである。
車輌が減速モードにある時とは異なる速度で火花を選択
的に遅らせる電子式制御装置を持つ改良された排気放出
物制御装置を提供することである。
この発明の別の目的は、広い範囲の車輌に変更を伴わず
に取付けることの出来る放出物制御装置を提供すること
である。
に取付けることの出来る放出物制御装置を提供すること
である。
この発明の別の目的は、自動車の点火装置の接点が汚れ
る傾向を少なくする手段を自動車に設けることである。
る傾向を少なくする手段を自動車に設けることである。
この発明の別の目的は、機関の真空進角装置を選択的に
不作動にすることが出来る装置を自動車用装置に設ける
ことである。
不作動にすることが出来る装置を自動車用装置に設ける
ことである。
この発明の別の目的は、機関が加速している時には或る
速度で、機関が減速している時には別の速度で、自動車
の機関の真空進角装置を選択的に不作動にすることが出
来る自動車用機関に対する装置を提供することである。
速度で、機関が減速している時には別の速度で、自動車
の機関の真空進角装置を選択的に不作動にすることが出
来る自動車用機関に対する装置を提供することである。
この発明の別の目的は、自動車の機関室内にあって通常
こうむる広い温度範囲にわたって正確に動作することが
出来る自動車用機関制御装置を提供することである。
こうむる広い温度範囲にわたって正確に動作することが
出来る自動車用機関制御装置を提供することである。
この発明の別の目的は、機関の広い温度範囲にわたって
使うのに適した改良されたタコメータを提供することで
ある。
使うのに適した改良されたタコメータを提供することで
ある。
この発明の別の目的は、動作速度の広い範囲にわたって
、クランク軸の所定角度数だけ火花を遅らせることが出
来る電子式火花遅れ装置を提供することである。
、クランク軸の所定角度数だけ火花を遅らせることが出
来る電子式火花遅れ装置を提供することである。
この発明の別の目的は、あまり訓練されていない作業員
に依り広範囲の自動車に手取り早く設置することが出来
る放出物制御装置を提供することである。
に依り広範囲の自動車に手取り早く設置することが出来
る放出物制御装置を提供することである。
この発明の別の目的は、装置が動作しているかどうかを
目で検査することが出来る様にした表示を持つ放出物制
御装置を提供することである。
目で検査することが出来る様にした表示を持つ放出物制
御装置を提供することである。
この発明のその他の目的は以下図面について詳し《説明
する所から明らかになろう。
する所から明らかになろう。
次に第1図についてこの発明を詳し《説明する。
この図には、装置の動作態様がブロック図で示されてい
る。
る。
装置が自動車の接点10に接続され、この接点の開閉に
依って、装置が所望の態様で動作する様に作用する。
依って、装置が所望の態様で動作する様に作用する。
接点10が電子式タイミング遅れ回路11に電気的に接
続され、この回路の出力が容量性放電点火装置12に接
続されている。
続され、この回路の出力が容量性放電点火装置12に接
続されている。
容量性放電点火装置12の出力が、後で詳しく説明する
様に、点火コイルの1次巻線13に接続される。
様に、点火コイルの1次巻線13に接続される。
接点10の出力がタコメータ14にも接続される。
後で説明する様に、タコメータは、機関の速度並びにタ
コメータ内部の調整の設定状態に応じたアナログ出力を
持つ。
コメータ内部の調整の設定状態に応じたアナログ出力を
持つ。
タコメータ14の出力が高回転数制御レベル検出器15
と低回転数制御レベル検出器16とに接続される。
と低回転数制御レベル検出器16とに接続される。
図から判る様に,高回転数制御レベル検出器15及び低
回転数制御レベル検出器16の出力がソレノイド制御論
理及び駆動装置17に接続され、これはソレノイド作動
の3方弁を持っている。
回転数制御レベル検出器16の出力がソレノイド制御論
理及び駆動装置17に接続され、これはソレノイド作動
の3方弁を持っている。
装置17の弁が配電器の真空進角装置を(ホース18を
介して)気化器の真空(ホース19を介して)又は開口
20を介して大気中の空気(この場合真空進角装置は外
される)に接続する。
介して)気化器の真空(ホース19を介して)又は開口
20を介して大気中の空気(この場合真空進角装置は外
される)に接続する。
この装置は、機関の速度と車輌の動作との間に単に一組
の関係を用いることは出来ない。
の関係を用いることは出来ない。
更に具体的に云うと、装置が或る速度で或ることをする
ことが望まれる。
ことが望まれる。
然し、全ての車が例えば35mphの同じ機関速度を持
つわけではない。
つわけではない。
これは変速装置(トランスミッション)に依る変速比(
用いる場合)並びに車輌の後部比(rear endr
atios)の為である。
用いる場合)並びに車輌の後部比(rear endr
atios)の為である。
更に、8気筒の車はクランク軸の1回転毎に4回接点を
開閉するが、6気筒の車はこの1回転の間に3回しか接
点を開閉しないと云う問題がある。
開閉するが、6気筒の車はこの1回転の間に3回しか接
点を開閉しないと云う問題がある。
この発明の装置では、変速比及び後部比が違うこと並び
に気簡の数が異なることの問題が、後で説明する様に、
電子回路に依って解決される。
に気簡の数が異なることの問題が、後で説明する様に、
電子回路に依って解決される。
ここでは、装置が容易に行なわれる調節を持っているこ
とを述べておけば十分である。
とを述べておけば十分である。
大体3つの動作範囲で、1955年乃至1965年の各
モデルの略全ての8気筒の自動車に対処することが出来
、3つの異なる動作範囲でこの年間の略全ての6気筒の
車に対処することが出来ることが判った。
モデルの略全ての8気筒の自動車に対処することが出来
、3つの異なる動作範囲でこの年間の略全ての6気筒の
車に対処することが出来ることが判った。
次に第2図について説明すると、装置が低速、中速及び
高速を持つことが判る。
高速を持つことが判る。
低速では、車輌が、中速の車輌の駆動歯車列又は高速の
駆動歯車列の場合より、自動車の機関が一層低い速度で
動作する様な選ばれた所望の運転速度に達する。
駆動歯車列の場合より、自動車の機関が一層低い速度で
動作する様な選ばれた所望の運転速度に達する。
これは例に依って説明するのが判り易い。
次に好ましい動作を説明するが、これは1例であって、
装置は他の機関速度に切換える様に、容易に動作の調節
をすることが出来ることを了解され度い。
装置は他の機関速度に切換える様に、容易に動作の調節
をすることが出来ることを了解され度い。
好ましくは、電子式遅れは車輌が約35マイル/時で走
る時(加速モードで)遮断することが望まれる。
る時(加速モードで)遮断することが望まれる。
次に車輌が35マイル/時より高い速度から減速してい
る時、電子式遅れを約15マイル/時で入れる様にする
ことが望まれる。
る時、電子式遅れを約15マイル/時で入れる様にする
ことが望まれる。
第2図には、低速車輌が約35マイル/時で走っている
時、その機関が約130Orpmで回転し、車が線22
で示す様に、その速度まで加速された時、電子式遅れが
不作動にされることが示されている。
時、その機関が約130Orpmで回転し、車が線22
で示す様に、その速度まで加速された時、電子式遅れが
不作動にされることが示されている。
車が更に加速される間、線23に沿って示される様に、
電子式遅れは不作動になったままである。
電子式遅れは不作動になったままである。
車が約35マイル/時より高い速度から減速する時、電
子式遅れは機関の回転数が約90Orpmに達する迄、
不作動のままでおり、この回転数になると電子式遅れが
線23aに依って示される様に再び作動される。
子式遅れは機関の回転数が約90Orpmに達する迄、
不作動のままでおり、この回転数になると電子式遅れが
線23aに依って示される様に再び作動される。
更に減速する間、電子式遅れは線24に依って示される
様に作動されたままでいる。
様に作動されたままでいる。
括弧25で示す様に、900rpm及び1300rpm
の間にヒステリシスがある。
の間にヒステリシスがある。
即ち、機関が約120Orpmで回転する速度に車輌が
加速されるだけで、その後減速されれば電子式遅れは不
作動にされない。
加速されるだけで、その後減速されれば電子式遅れは不
作動にされない。
逆に、車輌が35マイル/時より高い速度で走っていて
(電子式遅れが不作動にされていて)、この後約20マ
イル/時に減速され、次に再び加速される場合、電子式
遅れは不作動になったままである。
(電子式遅れが不作動にされていて)、この後約20マ
イル/時に減速され、次に再び加速される場合、電子式
遅れは不作動になったままである。
中速車輌では、機関が35マイル/時で約150Orp
mで回転し、15マイル/時で約1000rpmで回転
する。
mで回転し、15マイル/時で約1000rpmで回転
する。
この場合、加速モードの間、電子式遅れは破線26で示
す様に、1500rpmで不作動にされる。
す様に、1500rpmで不作動にされる。
35マイル/時より高い速度からの減速モードの間、電
子式遅れは破線27で示す様に、約100Orpmで再
び作動される。
子式遅れは破線27で示す様に、約100Orpmで再
び作動される。
高速車輌では、機関が35マイル/時で約170Orp
mで回転し、15マイル/時で100Orpmで回転す
る。
mで回転し、15マイル/時で100Orpmで回転す
る。
この場合、加速モードの間、電子式遅れは鎖線28で示
す様に、約170Orpmで不作動にされる。
す様に、約170Orpmで不作動にされる。
35マイル/時より高い速度からの減速の間、電子式遅
れは鎖線29に依って示す様に、約110Orpmで再
び作動される。
れは鎖線29に依って示す様に、約110Orpmで再
び作動される。
第2図には真空進角装置が作動され且つ不作動にされる
態様も示されている。
態様も示されている。
機関がアイドリンクの状態にある時、線33に依って示
される様に、真空進角装置が作動されている。
される様に、真空進角装置が作動されている。
低速車輌では、真空進角装置が線34及び矢印35に依
って示す様に約15マイル/時で不作動にされる。
って示す様に約15マイル/時で不作動にされる。
車輌が更に加速される間、真空進角装置は、矢印36で
示される様に、車輌が約35マイル/時に達するまで不
作動のままでおり、約35マイル/時の速度になると、
真空進角装置が線37及び矢印38に依って示す様に再
び作動される。
示される様に、車輌が約35マイル/時に達するまで不
作動のままでおり、約35マイル/時の速度になると、
真空進角装置が線37及び矢印38に依って示す様に再
び作動される。
車輌が更に加速される間、真空進角装置は矢印3B&及
び線39に依って示す様に、作動されたままでいる。
び線39に依って示す様に、作動されたままでいる。
約35マイル/時より高い速度から減速する間、真空進
角装置は、車輌が約15マイル/時に達する迄、作動さ
れたままでいる。
角装置は、車輌が約15マイル/時に達する迄、作動さ
れたままでいる。
約15マイル/時になると、矢印40で示す様に、真空
進角装置が不作動にされる。
進角装置が不作動にされる。
この速度は真空進角装置が加速中に不作動にされる速度
と同様であることが好ましいが、同じではない。
と同様であることが好ましいが、同じではない。
矢印41で示す様に、更に減速された時、車輌が約60
Orpmの速度に達する迄、真空進角装置は不作動状態
に保たれる。
Orpmの速度に達する迄、真空進角装置は不作動状態
に保たれる。
この速度で、真空進角装置が線42及び矢印43に依っ
て示される様に再び作動される。
て示される様に再び作動される。
この後、機関速度が更に低下する間、真空進角装置は矢
印44に依って示される様に作動状態にとどまる。
印44に依って示される様に作動状態にとどまる。
この装置では、真空進角装置が加速の際に再び作動され
る速度と、真空進角装置が減速の際に不作動にされる速
度との間に、括弧45で示す様なヒステリシスがあるこ
とが判る。
る速度と、真空進角装置が減速の際に不作動にされる速
度との間に、括弧45で示す様なヒステリシスがあるこ
とが判る。
同様に、真空進角装置が加速の際に不作動にされる速度
と、真空進角装置が減速の際に再び作動される機関速度
との間に、括弧46に依って示されるヒステリシスがあ
る。
と、真空進角装置が減速の際に再び作動される機関速度
との間に、括弧46に依って示されるヒステリシスがあ
る。
低速車輌では、機関がアイドリンクしている時の過熱を
なくす為、四角及び円47aに依って示される駆動又は
中立の時の機関のアイドリングrpmは、夫々真空進角
装置が再び作動される機関速度より低い。
なくす為、四角及び円47aに依って示される駆動又は
中立の時の機関のアイドリングrpmは、夫々真空進角
装置が再び作動される機関速度より低い。
中速車輌では、加速モードの時、真空進角装置が破線3
4aで示す様に約100Orpmで不作動にされ、この
後破線37aに依って示される様に、約150Orpm
で再び作動される。
4aで示す様に約100Orpmで不作動にされ、この
後破線37aに依って示される様に、約150Orpm
で再び作動される。
次に35マイル/時より高い速度から減速する際、真空
進角装置は約100Orpmで不作動にされ、その後破
線42aに依って示される様に、約70Orpmで再び
作動される。
進角装置は約100Orpmで不作動にされ、その後破
線42aに依って示される様に、約70Orpmで再び
作動される。
四角及び円47aに依って示す様に、駆動及び中立の時
の機関のアイドリングrpmは夫々線42aに依って表
わされるrpmより低い。
の機関のアイドリングrpmは夫々線42aに依って表
わされるrpmより低い。
高速車輌では、加速モードの時、真空進角装置が鎖線3
4bに依って示される様に、約110Orpmで遮断さ
れ、この後鎖線37bに依って示される様に、約170
0rpmで再び作動される。
4bに依って示される様に、約110Orpmで遮断さ
れ、この後鎖線37bに依って示される様に、約170
0rpmで再び作動される。
次に35マイル/時より高い速度からの減速モードの間
、車輌が約15マイル/時(線34b参照)に達する迄
、真空進角装置は不作動にされない。
、車輌が約15マイル/時(線34b参照)に達する迄
、真空進角装置は不作動にされない。
更に減速されると、真空進角装置が鎖線42bに依って
示される様に、約800rpmで再び作動される。
示される様に、約800rpmで再び作動される。
この場合も、駆動又は中立の時の機関のアイドリングr
pmは、四角及び円47cに依って示される様に、真空
進角装置が再び作動される機関速度より低い。
pmは、四角及び円47cに依って示される様に、真空
進角装置が再び作動される機関速度より低い。
なお、特許請求の範囲に記載した予め定めた第1の機関
速度と云うのは、低、中、高速によってそれぞれ異なる
が、例えば低速時のそれはl300rpm1中速時は1
500rpm,高速時は1700rpmに相轟し、また
、予め定めた第2の機関速度と云うのは、例えば低速時
は900rpm,中速時は1000rpm,高速時は1
100rpmに相当するものである。
速度と云うのは、低、中、高速によってそれぞれ異なる
が、例えば低速時のそれはl300rpm1中速時は1
500rpm,高速時は1700rpmに相轟し、また
、予め定めた第2の機関速度と云うのは、例えば低速時
は900rpm,中速時は1000rpm,高速時は1
100rpmに相当するものである。
次に第3図乃至第7図について、この発明を用いた装置
の電子回路の好ましい実施例を説明する。
の電子回路の好ましい実施例を説明する。
第3図で、車の蓄電池48が大地及び点火スイッチ49
に接続されていることが判る。
に接続されていることが判る。
点火スイッチ49が安定抵抗50を介して点火コイルの
1次巻線130片側に接続される。
1次巻線130片側に接続される。
前に説明した様に、また後で説明するが、この装置は接
続点A及びBで示される点火コイルの1次巻線130両
側で機関に電気的に接続される。
続点A及びBで示される点火コイルの1次巻線130両
側で機関に電気的に接続される。
更に装置は接続点Cで示される液に、接点10の非接地
側に接続される。
側に接続される。
更に、装置は車輌の車体に接地される。
この為、並びに後で説明するその他の面の為、装置はあ
まり訓練されていない人間に依って手取り早く設置する
ことが出来る。
まり訓練されていない人間に依って手取り早く設置する
ことが出来る。
前に述べた様に、この装置は接点が閉じる時その間に一
時的に電流サージを通し、その後電流が非常に小さな値
に下がって、蓄電池48の消費電流を最小限に抑えると
云う利点を持っている。
時的に電流サージを通し、その後電流が非常に小さな値
に下がって、蓄電池48の消費電流を最小限に抑えると
云う利点を持っている。
その為抵抗R1及びコンデンサC1が設けられている。
これらの上側(第3図で見て)が電力線即ちB十線52
に接続され、この線は点火スイッチ49を閉じた時、蓄
電池48に接続される。
に接続され、この線は点火スイッチ49を閉じた時、蓄
電池48に接続される。
更に抵抗R1の抵抗値の約10%の値を持つ抵抗R2が
設けられる。
設けられる。
この装置では、接点10が開いている時、コンデンサC
1が放電する。
1が放電する。
次に、接点が閉じると、コンデンサC1が抵抗値の一層
小さい抵抗R2を介して充電されている間、大きな電流
サージがある。
小さい抵抗R2を介して充電されている間、大きな電流
サージがある。
コンデンサC1が充電された後その後の電流は抵抗R1
及びR2を通らなければならない。
及びR2を通らなければならない。
抵抗R1,R2及びコンデンサC1が後や説明する様な
値にあると、コンデンサC1が充電されている間、約1
アンペアの大きな電流が約22マイクロ秒の時定数を持
って0.1アンペアに減衰する。
値にあると、コンデンサC1が充電されている間、約1
アンペアの大きな電流が約22マイクロ秒の時定数を持
って0.1アンペアに減衰する。
以下説明する機能の為、電子式タイミング遅れ装置11
は、■端がB十線52に接続され且つ他端がずっと大き
な抵抗R4を介してNPN}ランジスタQ1のコレクタ
に接続された抵抗R3をも含む。
は、■端がB十線52に接続され且つ他端がずっと大き
な抵抗R4を介してNPN}ランジスタQ1のコレクタ
に接続された抵抗R3をも含む。
図から判る様にトランジスタQ1のエミツタが大地線5
3に接続されている。
3に接続されている。
トランジスタQ1のベースが直列接続された抵抗R5及
びR6の接続中点に接続されている。
びR6の接続中点に接続されている。
更に後で説明する目的の為、コンデンサC2が直列接続
された抵抗R3及びR4の接続中点と接点10との間に
接続される。
された抵抗R3及びR4の接続中点と接点10との間に
接続される。
いろいろな形式の機関で所要のタイミングの遅れが変わ
るので、それに対処する為、6つの位置を持つスイッチ
S1が設けられ、その各々の位置に抵抗R7乃至R12
が接続されている。
るので、それに対処する為、6つの位置を持つスイッチ
S1が設けられ、その各々の位置に抵抗R7乃至R12
が接続されている。
これらの抵抗の値は後で説明する。
然し、とこではスイッチS1を6つの位置の何処に切換
えるかに応じて、2°の遅れから12°の遅れまで2°
ずつの増分で電子式遅れの量を変えることが出来る様に
するのが好ましいと述べておけば十分である。
えるかに応じて、2°の遅れから12°の遅れまで2°
ずつの増分で電子式遅れの量を変えることが出来る様に
するのが好ましいと述べておけば十分である。
スイッチS1が、B十線52が小さい抵抗に接続される
様な位置にあると、遅れは小さく、スイッチS1が更に
大きい抵抗に接続されると、遅延が大きくなる。
様な位置にあると、遅れは小さく、スイッチS1が更に
大きい抵抗に接続されると、遅延が大きくなる。
抵抗R7乃至R12の下端がNPN}ランジスタQ2の
ベース及びコンデンサC3の片側に接続される。
ベース及びコンデンサC3の片側に接続される。
コンデンサC3の反対側はトランジスタQ1のコレクタ
に接続される。
に接続される。
トランジスタQ2はコレクタが抵抗R13を介してB十
線52に接続され、このトランジスタのエミツタは大地
線53に接続されている。
線52に接続され、このトランジスタのエミツタは大地
線53に接続されている。
図から判る様に、コンデンサC4の片側が抵抗R15及
びR16の接続中点に接続され、且つ反対側が大地に接
続されている。
びR16の接続中点に接続され、且つ反対側が大地に接
続されている。
トランジスタQ3のコレクタがNPN}ランジスタQ4
のベースに接続されている。
のベースに接続されている。
トランジスタQ4はコレクタが抵抗R17を介してB十
線52に接続され、そのエミツタが大地に直接的に接続
されている。
線52に接続され、そのエミツタが大地に直接的に接続
されている。
コンデンサC5の片側がトランジスタQ4のコレクタに
接続され、且つ反対側がトランジスタQ4のベース及び
トランジスタQ3のコレクタに接続されている。
接続され、且つ反対側がトランジスタQ4のベース及び
トランジスタQ3のコレクタに接続されている。
トランジスタQ4のコレクタが抵抗R1Bを介してNP
N}ランジスタQ5のベースに接続されている。
N}ランジスタQ5のベースに接続されている。
図から判る様に、トランジスタQ5はエミツタが大地に
直接に接続され、そのコレクタが抵抗R19を介してB
十線52に接続されている。
直接に接続され、そのコレクタが抵抗R19を介してB
十線52に接続されている。
トランジスタQ5のコレクタがシリコン制御整流器のゲ
ートにコンデンサC6を介して接続される。
ートにコンデンサC6を介して接続される。
整流器SCRの制御端子がコンデンサC7を介して大地
に接続されると共に、更に抵抗R2Gを介して大地に接
続されていることが認められよう。
に接続されると共に、更に抵抗R2Gを介して大地に接
続されていることが認められよう。
図では、整流器SCRは陽極がコンデンサC8を介して
点火コイルの1次巻線13の1端に接続されている。
点火コイルの1次巻線13の1端に接続されている。
整流器SCRの陰極がダイオードD1を介して大地に接
続されている。
続されている。
B十電圧が抵抗R21を介して整流器SCRの陰極側に
供給される。
供給される。
後で説明する目的の為、コンデンサC9の片側がコンデ
ンサC8の1次巻線13と接続された方の側に接続され
、且つその反対側が大地に接続されている。
ンサC8の1次巻線13と接続された方の側に接続され
、且つその反対側が大地に接続されている。
これから説明する飽和鉄心発振器から整流器SCRの陽
極側に高電圧が供給される。
極側に高電圧が供給される。
図に見られる様に、NPN}ランジスタQ6及びQ7の
エミツタが一緒に大地に接続されている。
エミツタが一緒に大地に接続されている。
これらのトランジスタQ6及びQ7の各々のエミツタが
夫夫ダイオードD2及びD3を介して夫々のトランジス
タのベースに接続されている。
夫夫ダイオードD2及びD3を介して夫々のトランジス
タのベースに接続されている。
発振器の1次巻線W1はその両端が夫々トランジスタQ
6及びQ7のコレクタに接続され、更にこの1次巻線は
中心タップを持ち(好ましくは両側に7ターンを持ち)
、B十線52に直線されると共に、コンデンサCIOを
介して大地に接続される。
6及びQ7のコレクタに接続され、更にこの1次巻線は
中心タップを持ち(好ましくは両側に7ターンを持ち)
、B十線52に直線されると共に、コンデンサCIOを
介して大地に接続される。
発振器を動作状態に保つ為、ベース巻線W2(例えば4
ターンを持つ)が設けられ、その片側が抵抗R22を介
してB十線52に接続される。
ターンを持つ)が設けられ、その片側が抵抗R22を介
してB十線52に接続される。
ベース巻線W2の両側が夫々抵抗R23及びR24を介
してトランジスタQ6及びQ7のベースに接続される。
してトランジスタQ6及びQ7のベースに接続される。
これらの抵抗は発振器のこの部分に流れる電流を制限す
る作用がある。
る作用がある。
図示の特定の装置では、整流器SCRの陽極側に約33
5ボルトを供給することが望まれる。
5ボルトを供給することが望まれる。
この為、発振器の2次巻線W3と1次巻線W1の各各の
半分との比は約28:1である。
半分との比は約28:1である。
例えば、1次巻線W1の各々の半分が7ターンを持って
いれば、2次巻線W3は196ターンを持つことになる
。
いれば、2次巻線W3は196ターンを持つことになる
。
2次巻線W3の高電圧交流出力が両波ブリッジ整流器R
1に依って整流され、約336ボルトの直流電力が整流
器SCRの陽極側に供給される。
1に依って整流され、約336ボルトの直流電力が整流
器SCRの陽極側に供給される。
図示の飽和鉄心発振器は、安くて頑丈であり、特に大抵
の車の覆いの下でぶつかる様な温度の変化に依って変化
を生じないと云う利点がある。
の車の覆いの下でぶつかる様な温度の変化に依って変化
を生じないと云う利点がある。
この発振器は約10000Hzで発振する。
次に第4図について、タコメータ14、高回転数制御レ
ベル検出器15及び低回転数制御レベル検出器16を詳
しく説明する。
ベル検出器15及び低回転数制御レベル検出器16を詳
しく説明する。
(好ましくは)約6.2ボルトの調整電圧を調整電圧線
56に発生する集積回路電圧調整器55が設けられる。
56に発生する集積回路電圧調整器55が設けられる。
集積回路調整器55は線.57を介して大地に接続され
ると共に、線59を介して饋還線58にも接続される。
ると共に、線59を介して饋還線58にも接続される。
図から判る様に、饋還線58は抵抗R28に依り大地よ
り高いレベルにバイアスされている。
り高いレベルにバイアスされている。
線56が抵抗R27を介して饋還線58に接続されてい
ることも認められよう,サージをr波する為、線56は
コンデンサC11に依って大地にも接続されている。
ることも認められよう,サージをr波する為、線56は
コンデンサC11に依って大地にも接続されている。
電圧調整器55は普通のものであって、これについては
詳しく説明しない。
詳しく説明しない。
機関の接点からの信号が制限抵抗R29を介してタコメ
ータ14(送り込まれる。
ータ14(送り込まれる。
この信号の使い方は後で説明する。
抵抗R29(第4図に示す)の下側が抵抗R30を介し
て大地に接続されると共に、NPN}ランジスタQ8の
ベースに接続されていることが認められよう。
て大地に接続されると共に、NPN}ランジスタQ8の
ベースに接続されていることが認められよう。
F波コンデンサC12が抵抗R30の両端の間、並びに
トランジスタQ8のベースと大地との間に接続されて、
雑音をP波する。
トランジスタQ8のベースと大地との間に接続されて、
雑音をP波する。
これは、トランジスタQ8の温度が上昇すると、このト
ランジスタが一層たやすくオンに転ずるので、重要なこ
とである。
ランジスタが一層たやすくオンに転ずるので、重要なこ
とである。
トランジスタQ8のコレクタが抵抗R31を介して調整
電圧線56に接続され、トランジスタQ8のエミッタが
大地に接続されていることも認められよう。
電圧線56に接続され、トランジスタQ8のエミッタが
大地に接続されていることも認められよう。
前に述べた様に、装置は6気筒の機関並びに8気筒の機
関を取扱うことが出来ることが望まれる。
関を取扱うことが出来ることが望まれる。
更に装置が低速、中速及び高速の各種類の機関に対し夫
々低速、中速及び高速の能力を持つ必要がある。
々低速、中速及び高速の能力を持つ必要がある。
この為、NPN}ランジスタQ9が設けられ、そのベー
スが主抵抗R32を介してスイッチS2に接続される。
スが主抵抗R32を介してスイッチS2に接続される。
調整電圧を抵抗R32(並びにそこからトランジスタQ
9へ)に直接に又は5つの調節抵抗R33乃至R37の
内の任意の1つを通して接続する為、スイッチS2は6
つの位置の内の任意の1つに位置ぎめすることか出来る
。
9へ)に直接に又は5つの調節抵抗R33乃至R37の
内の任意の1つを通して接続する為、スイッチS2は6
つの位置の内の任意の1つに位置ぎめすることか出来る
。
第4図では、スイッチS2の切換えアームが1例として
接点61に接続されている。
接点61に接続されている。
コンデンサC13がトランジスタQ8のコレクタとトラ
ンジスタQ9のベースとの間に接続されるが、その目的
は後で説明する。
ンジスタQ9のベースとの間に接続されるが、その目的
は後で説明する。
調整電圧が線56から抵抗R3B及びダイオードD4を
介してトランジスタQ9のコレクタに供給される。
介してトランジスタQ9のコレクタに供給される。
トランジスタQ9のコレクタは、抵抗R39及び抵抗R
29を介して、接点10からの信号にも接続されている
。
29を介して、接点10からの信号にも接続されている
。
更に図から判る様に、トランジスタQ9のコレクタが、
(ダイオードD4がある為に1方向にだけ)抵抗R40
を介してNPN}ランジスタQIOのベースに接続され
る。
(ダイオードD4がある為に1方向にだけ)抵抗R40
を介してNPN}ランジスタQIOのベースに接続され
る。
トランジスタQ10のベースは積分コンデンサC14を
介して大地にも接続されている。
介して大地にも接続されている。
トランジスタQIGのコレクタが制御抵抗R41を介し
て調整電圧線に接続され、そのエミツタが抵抗R42を
介して大地に接続される。
て調整電圧線に接続され、そのエミツタが抵抗R42を
介して大地に接続される。
タコメータ14の動作は後で詳しく説明する。
ここでは、タコメータ14の出力がタコメータからタコ
メータ出力線63を介して高回転数制御レベル検出器1
5及び低回転数制御レベル検出器16に供給されること
を述べておけば十分である。
メータ出力線63を介して高回転数制御レベル検出器1
5及び低回転数制御レベル検出器16に供給されること
を述べておけば十分である。
高回転数制御レベル検出器15はPNP}ランジスタQ
11を含み、そのベースが抵抗R43を介して調整電圧
線56に接続されると共に、抵抗R44を介してタコメ
ータ出力線63に接続される。
11を含み、そのベースが抵抗R43を介して調整電圧
線56に接続されると共に、抵抗R44を介してタコメ
ータ出力線63に接続される。
トランジスタQ11のベースは制限抵抗R45を介して
高回転数制御レベル検出器出力線65にも接続される。
高回転数制御レベル検出器出力線65にも接続される。
NPN}ランジスタQ12のベースもコンデンサC15
を介して高回転数制御レベル検出器出力線65に接続さ
れ、更に抵抗R46を介して大地に接続されると共に、
抵抗R47を介してトランジスタQllのコレクタに接
続される。
を介して高回転数制御レベル検出器出力線65に接続さ
れ、更に抵抗R46を介して大地に接続されると共に、
抵抗R47を介してトランジスタQllのコレクタに接
続される。
トランジスタQ12のコレクタが高回転数制御レベル検
出器出力線65に接続され、そこから抵抗R4Bを介し
て調整電圧線56に接続されることも認められよう。
出器出力線65に接続され、そこから抵抗R4Bを介し
て調整電圧線56に接続されることも認められよう。
高回転数制御レベル検出器の動作態様は後で詳しく説明
するが、ここでは線21が出力線65に接続されて、車
輌の動作中の所望の選ばれた時点に、選ばれた信号を電
子式遅れ装置11に供給することを述べておく6低回転
数制御レベル検出器16はNPN}ランジスタQ13を
含む。
するが、ここでは線21が出力線65に接続されて、車
輌の動作中の所望の選ばれた時点に、選ばれた信号を電
子式遅れ装置11に供給することを述べておく6低回転
数制御レベル検出器16はNPN}ランジスタQ13を
含む。
そのベースは抵抗R49を用いて調整電圧線56からバ
イアスされている。
イアスされている。
トランジスタQ13のベースが抵抗R50を介してタコ
メータ出力線63にも接続され、そこから抵抗R42を
介して大地に接続される。
メータ出力線63にも接続され、そこから抵抗R42を
介して大地に接続される。
トランジスタQ13のベースは抵抗R51、コンデンサ
C16及び抵抗R52を直列に通って太地にも接続され
ている。
C16及び抵抗R52を直列に通って太地にも接続され
ている。
トランジスタQ13のコレクタが抵抗R53を介してN
PN}ランジスタQ14のベースに接続される。
PN}ランジスタQ14のベースに接続される。
トランジスタQ14はエミツタが太地に接続されている
。
。
図から判る様に、コンデンサC16と抵抗R52との接
続中点がトランジスタQ14のベースにやはり接続され
ている。
続中点がトランジスタQ14のベースにやはり接続され
ている。
トランジスタQ14のコレクタは抵抗R54を介して調
整電圧に接続されると共に、抵抗R55を介してNPN
}ランジスタQ15のベースに接続される。
整電圧に接続されると共に、抵抗R55を介してNPN
}ランジスタQ15のベースに接続される。
トランジスタQ15はコレクタが制限抵抗R56を介し
て調整電圧線56に接続され、エミツタが太地に直接に
接続される。
て調整電圧線56に接続され、エミツタが太地に直接に
接続される。
図から判る様に、低回転数制御レベル検出器出力線66
もトランジスタQ15のコレクタに接続されている。
もトランジスタQ15のコレクタに接続されている。
次に、所望の時点で真空進角装置を作動し且つ不作動に
するソレノイド制御論理及び駆動装置17を説明する。
するソレノイド制御論理及び駆動装置17を説明する。
図から判る様に、ソレノイド制御論理及び駆動装置17
はNPN}ランジスタQ16を含む。
はNPN}ランジスタQ16を含む。
このベースが制限抵抗R57を介して高回転数制御レベ
ル検出器出力線65に接続されると共に、制限抵抗R5
Bを介して低回転数制御レベル検出器出力線66に接続
されている。
ル検出器出力線65に接続されると共に、制限抵抗R5
Bを介して低回転数制御レベル検出器出力線66に接続
されている。
トランジスタQ16のエミソタが太地に直接に接続され
る。
る。
トランジスタQ16のコレクタが制限抵抗R59を介し
てB十線52に接続されると共に、制限抵抗R60を介
してNPN}ランジスタQ17のベースに接続される。
てB十線52に接続されると共に、制限抵抗R60を介
してNPN}ランジスタQ17のベースに接続される。
トランジスタQ17のエミツタが太地に接続され、その
コレクタが制御抵抗R61及びソレノイド作動3方弁の
ソレノイド・コイル70を介してB十線52に接続され
る。
コレクタが制御抵抗R61及びソレノイド作動3方弁の
ソレノイド・コイル70を介してB十線52に接続され
る。
ダイオードD5がアーク抑制作用をする。
ハイウエイ・パトロールマンが、装置が接続され且つ動
作しているかどうかを容易に判断出来ることが望まれる
。
作しているかどうかを容易に判断出来ることが望まれる
。
この為、B十線52と大地との間に小さなラング72が
接続される。
接続される。
この為、装置が動作している時には、何時でもこのラン
プが点灯する。
プが点灯する。
下記の値(オーム単位)を持つ抵抗が満足し得ることが
判った。
判った。
下記の値(特に記さない限りはマイクロファラツド単位
)を持つコンデンサが満足し得ることが判った。
)を持つコンデンサが満足し得ることが判った。
次に第4図、第5図及び第6図について、タコメータ1
4の動作を詳しく説明する。
4の動作を詳しく説明する。
第6図に線73で示す線に、タコメータ出力線63には
、機関の回転数の函数であるアナログ電圧出力が出る,
この発明の装置は、400rpmと200orpm以上
との間で略線形の函数を持つ。
、機関の回転数の函数であるアナログ電圧出力が出る,
この発明の装置は、400rpmと200orpm以上
との間で略線形の函数を持つ。
実際には、線形函数の出力がずっと高いrpm迄存在す
る。
る。
然し、この装置にとって主に問題になる範囲は、約20
00rpm迄だけである。
00rpm迄だけである。
第5図には、タコメータ14内の種々の点に於ける電圧
の変化及び状態を示す一連の線80乃至85が示されて
いる。
の変化及び状態を示す一連の線80乃至85が示されて
いる。
第4図及び第5図の比較から判る様に、線80はトラン
ジスタQ8のベースに於ける点80の電圧であり、線8
1はコンデンサC130入力側に於けるトランジスタQ
8のコレクタの点81に於ける電圧であり、線82はト
ランジスタQ9のベース(従ってコンデンサC13の右
側)の点82に於ける電圧であり、線83はトランジス
タQ9のコレクタの点83に於ける電圧であり、線84
はトランジスタQIOのベースの点84に於ける電圧で
あり、線85はトランジスタQ10のエミッタ(従って
出力線63;の点85に於ける電圧である。
ジスタQ8のベースに於ける点80の電圧であり、線8
1はコンデンサC130入力側に於けるトランジスタQ
8のコレクタの点81に於ける電圧であり、線82はト
ランジスタQ9のベース(従ってコンデンサC13の右
側)の点82に於ける電圧であり、線83はトランジス
タQ9のコレクタの点83に於ける電圧であり、線84
はトランジスタQIOのベースの点84に於ける電圧で
あり、線85はトランジスタQ10のエミッタ(従って
出力線63;の点85に於ける電圧である。
第5図では、約150Orpmで回転する典型的な8気
筒の機関を用いて曲線を描いた。
筒の機関を用いて曲線を描いた。
以下の説明で、動作中の回路の種々の点に於ける電圧の
値を述べるが、これらの点に於ける値は異なる動作状態
、例えば異なる動作温度では変わることを了解され度い
。
値を述べるが、これらの点に於ける値は異なる動作状態
、例えば異なる動作温度では変わることを了解され度い
。
従って、これらの値は公称平均動作温度に対する近似値
にすぎず、回路が動作する態様を理解し易くさせる為に
使われるだけであって、これが絶対に正しいものと解釈
されるべきではない。
にすぎず、回路が動作する態様を理解し易くさせる為に
使われるだけであって、これが絶対に正しいものと解釈
されるべきではない。
第5図で、線80は、接点が夫々閉じた時及び開いた時
、トランジスタQ8のベースの電圧が約0ボルトから0
.7ボルト迄の間を変化する様子を示している。
、トランジスタQ8のベースの電圧が約0ボルトから0
.7ボルト迄の間を変化する様子を示している。
接点10が閉じると、トランジスタQ8がオフであり、
トランジスタQ9は、スイッチS2の特定の枝路及び抵
抗R32を介してそのベースに順バイアスを受取る為、
オンである。
トランジスタQ9は、スイッチS2の特定の枝路及び抵
抗R32を介してそのベースに順バイアスを受取る為、
オンである。
この時、トランジスタQ9のコレクタの点83は約0.
3ボルト即ちこのトランジスタが飽和している時のその
コレクタとエミツタとの間の通常の電圧降下に依る電圧
である。
3ボルト即ちこのトランジスタが飽和している時のその
コレクタとエミツタとの間の通常の電圧降下に依る電圧
である。
接点10が開くと、B十線52の電圧がトランジスタQ
8を順バイアスし、このトランジスタをオンに転じて飽
和させる。
8を順バイアスし、このトランジスタをオンに転じて飽
和させる。
トランジスタQ8が飽和すると、これに依って点81(
従ってコンデンサC13の入力側)が約0.3ボルトに
下がる。
従ってコンデンサC13の入力側)が約0.3ボルトに
下がる。
線82に依って示す様に、これに依ってコンデンサC1
3の右側及びトランジスタQ9のベースが約5.2ボル
トに下がる。
3の右側及びトランジスタQ9のベースが約5.2ボル
トに下がる。
この時、線82に依って示す様に、スイッチS2及び抵
抗R32を通る電流がコンデンサC13の出力側を放電
させる。
抗R32を通る電流がコンデンサC13の出力側を放電
させる。
スイッチS2及び抵抗R32の回路にある抵抗の大きさ
に依って、点82がその0.7ボルトのレベルに戻るの
に要する時間が決まることは云う迄もない。
に依って、点82がその0.7ボルトのレベルに戻るの
に要する時間が決まることは云う迄もない。
このレベルに戻ると、トランジスタQ9は再びいっぱい
に飽和する。
に飽和する。
線83に依って示される様に、トランジスタQ9のコレ
クタは、このトランジスタがオンに転ずる迄、調整電圧
にある。
クタは、このトランジスタがオンに転ずる迄、調整電圧
にある。
トランジスタQ9のコレクタが抵抗R39を介してトラ
ンジスタQ8のベースに接続されていることに注意する
ことが重要である。
ンジスタQ8のベースに接続されていることに注意する
ことが重要である。
これはタコメータに余分の範囲を持たせる為である。
更に具体的に云うと、機関の速度が非常に速くて、トラ
ンジスタQ9が再びオンになる前に接点10が開いて閉
じる場合、トランジスタQ9のコレクタの電圧がトラン
ジスタQ8のベースを順バイアス状態に保ち、この為、
コンデンサC13並びに抵抗R32及びスイッチS2を
通る特定の抵抗の組合せに依って定められる時定数に依
って決められるトランジスタQ9がオンになる時迄、ト
ランジスタQ8がオンにとどまる。
ンジスタQ9が再びオンになる前に接点10が開いて閉
じる場合、トランジスタQ9のコレクタの電圧がトラン
ジスタQ8のベースを順バイアス状態に保ち、この為、
コンデンサC13並びに抵抗R32及びスイッチS2を
通る特定の抵抗の組合せに依って定められる時定数に依
って決められるトランジスタQ9がオンになる時迄、ト
ランジスタQ8がオンにとどまる。
ダイオードD4はその両端で約0.4ボルトの電圧降下
を持つ。
を持つ。
この為、ダイオードD4の陽極側の電圧は、トランジス
タQ9がオン及びオフに転じた時、約0.7ボルト及び
6.2ボルトの間で変化する。
タQ9がオン及びオフに転じた時、約0.7ボルト及び
6.2ボルトの間で変化する。
抵抗R40及びコンデンサC14に依り、この信号が点
84で積分され、第5図に線84で示す様に、約2.0
5ボルト(今の例では)の平均電圧を生ずる。
84で積分され、第5図に線84で示す様に、約2.0
5ボルト(今の例では)の平均電圧を生ずる。
回路の出力インピーダンスを下げる為、出力線63がト
ランジスタのエミッタに接続されてエミッタ・フオロア
回路にする。
ランジスタのエミッタに接続されてエミッタ・フオロア
回路にする。
トランジスタQIOのベースとエミッタの間の接合の両
端で約0.7ボルトの電圧降下がある。
端で約0.7ボルトの電圧降下がある。
この為、線85は約1.35ボルトとして示されている
。
。
今説明した回路から判る様に、接点が開く度に、トラン
ジスタQIOのベースに或る電荷が加えられる。
ジスタQIOのベースに或る電荷が加えられる。
この為、点84に於ける積分値は機関の速度が上昇する
と増大し、従って点85に機関速度の函数であるアナロ
グ出力を生ずる。
と増大し、従って点85に機関速度の函数であるアナロ
グ出力を生ずる。
8気筒機関と車輪との間の比が高い場合、8気筒機関と
後輪との間の比が一層低い場合よりも、特定の路上速度
(即ち20mph)に対し接点の毎分の開閉回数は一層
多くなろう。
後輪との間の比が一層低い場合よりも、特定の路上速度
(即ち20mph)に対し接点の毎分の開閉回数は一層
多くなろう。
前に述べた様に、これは車に用いる機関の種類及び比に
従ってスイッチS2を位置ぎめすることに依って対処す
ることが出来る。
従ってスイッチS2を位置ぎめすることに依って対処す
ることが出来る。
スイッチS2は装置を車に設置する時に設定する。
例えば、装置が高い比を持つ8気筒機関に使われる場合
、スイッチS2は、ベース抵抗R32以外は回路に抵抗
が入らない接点に接続される。
、スイッチS2は、ベース抵抗R32以外は回路に抵抗
が入らない接点に接続される。
こうすると充電時間が最小限になり、点83のパルスの
幅が短くなる。
幅が短くなる。
線83に示されるパルスの幅が短くなることは、タコメ
ータ出力線63のアナログ電圧出力を減少させる効果を
持つ。
ータ出力線63のアナログ電圧出力を減少させる効果を
持つ。
然し、これは所定速度に対するパルス数が増えたことに
依って埋合される。
依って埋合される。
これに対して、装置を低い比を持つ6気筒の車に使う場
合、スイッチS2はトランジスタQ9のベースが抵抗R
37及び抵抗R32を介して充電しなければならない様
に切換える。
合、スイッチS2はトランジスタQ9のベースが抵抗R
37及び抵抗R32を介して充電しなければならない様
に切換える。
こうすると再び充電される時間の長さが長くなり、従っ
て線83に示されるパルスの幅が広くなる。
て線83に示されるパルスの幅が広くなる。
気簡の特定の数及び比に対してスイッチS2を適正に調
節することに依り、線63のアナログ出力は、どんな種
類の機関及び比を用いても、20mphでは同じになる
様にすることが出来る。
節することに依り、線63のアナログ出力は、どんな種
類の機関及び比を用いても、20mphでは同じになる
様にすることが出来る。
前に述べた様に、この装置は誤差を生ぜずに広い温度範
囲にわたって動作しなければならない。
囲にわたって動作しなければならない。
この為、雑音を沢波する為に、トランジスタQ8のベー
スと大地との間に抵抗R30及びコンデンサC12が接
続される。
スと大地との間に抵抗R30及びコンデンサC12が接
続される。
温度が上がると、トランジスタQ8は一層容易にオンに
転ずる傾向を持つ。
転ずる傾向を持つ。
即ち、温度が上昇すると、このトランジスタをオンに転
ずるには、エミツタに対するベースの順バイアスが一層
少なくてよい。
ずるには、エミツタに対するベースの順バイアスが一層
少なくてよい。
この為、正しくない時に擬似信号がトランジスタをオン
に転ずる慣れが大きくなる。
に転ずる慣れが大きくなる。
温度が上がると、トランジスタQ9のベースとエミツタ
の間の電圧降下も減少する。
の間の電圧降下も減少する。
これは第5図の線84に較べて、線850レベルを上げ
る効果を持つ。
る効果を持つ。
従って、温度が上がると、所定の機関速度に於て線63
のアナログ電圧出力が増加する傾向を持つ。
のアナログ電圧出力が増加する傾向を持つ。
然し、図示のタコメータ14は、温度上昇に依るこの変
化を下記の様にして部分的に補償する。
化を下記の様にして部分的に補償する。
ダイオードD4が回路に入っている。ダイオードD40
両端の電圧降下は電圧が増加すると下がる傾向がある。
両端の電圧降下は電圧が増加すると下がる傾向がある。
更に、温度が上昇すると、トランジスタQ9がオンに転
ずる時のその両端の電圧が低下する。
ずる時のその両端の電圧が低下する。
抵抗R30もトランジスタQ8のベースに対する電流の
一部分を喰い、飽和エミツタ・ベース間電圧がずっと低
《なる高い温度に於て、トランジスタQ8を擬似的にオ
ンに転ずる程、ベースが変化しない様に保証する。
一部分を喰い、飽和エミツタ・ベース間電圧がずっと低
《なる高い温度に於て、トランジスタQ8を擬似的にオ
ンに転ずる程、ベースが変化しない様に保証する。
タコメータ14の出力がトランジスタQ11のベースに
送られる。
送られる。
低い速度では、トランジスタQ11がオンであり、トラ
ンジスタQ12がオンである。
ンジスタQ12がオンである。
次に線63のアナログ電圧が十分増大すると、これがト
ランジスタQ11をオフに転じ、これに依ってトランジ
スタQ12をオフに転ずる。
ランジスタQ11をオフに転じ、これに依ってトランジ
スタQ12をオフに転ずる。
トランジスタQ12がオフに転ずると、高回転数制御レ
ベル検出器出力線65が約6.2ボルトの調整電圧線の
電圧になり、これが電子式遅れ回路11及びソレノイド
制御論理及び駆動装置17に供給され、前に述べた様に
また後で説明する様に動作させる。
ベル検出器出力線65が約6.2ボルトの調整電圧線の
電圧になり、これが電子式遅れ回路11及びソレノイド
制御論理及び駆動装置17に供給され、前に述べた様に
また後で説明する様に動作させる。
前に述べた様に、高回転数制御レベル検出器の動作にヒ
ステリシスがあることが望まれる。
ステリシスがあることが望まれる。
これは抵抗R45を介してトランジスタQ11のベース
に饋還がある為である。
に饋還がある為である。
車輌の加速の際、トランジスタQ11及びQ12は前に
述べた様にオンである。
述べた様にオンである。
この為、トランジスタQ11のベースから電流が抵抗R
45及びトランジスタQ12を介して大地へ引出される
。
45及びトランジスタQ12を介して大地へ引出される
。
この状態にある時の出力線65は、トランジスタQ13
0両端の飽和電圧である約0.3ボルトである。
0両端の飽和電圧である約0.3ボルトである。
然し、一旦トランジスタQ11及びQ12が(車輌の速
度に依ってタコメータ出力線63の電圧が十分高くなっ
たことに依り)オフに転ずると、出力線65が約0.3
ボルトから約6.2ボルトに移り、トランジスタQ11
を更にオフにする様にバイアスする傾向を持つ。
度に依ってタコメータ出力線63の電圧が十分高くなっ
たことに依り)オフに転ずると、出力線65が約0.3
ボルトから約6.2ボルトに移り、トランジスタQ11
を更にオフにする様にバイアスする傾向を持つ。
この為、タコメータ出力線63の電圧が若干一層低くな
らなければ、トランジスタQ11はオンに戻ることが出
来ない。
らなければ、トランジスタQ11はオンに戻ることが出
来ない。
線63の電圧がトランジスタQ11(並びにそれを通じ
てトランジスタQ12)をオンに転ずる位に低くなると
、トランジスタQ12のコレクタの電圧が約6.2ボル
トから0.3ボルトに下がったことが、トランジスタQ
llをオンに転ずるのを助ける傾向があり(正饋還)、
こうして所望のヒステリシス作用を生ずると共に、スイ
ッチングの閾値の不確定性を小さくすることに依り、回
路に安定性を持たせる。
てトランジスタQ12)をオンに転ずる位に低くなると
、トランジスタQ12のコレクタの電圧が約6.2ボル
トから0.3ボルトに下がったことが、トランジスタQ
llをオンに転ずるのを助ける傾向があり(正饋還)、
こうして所望のヒステリシス作用を生ずると共に、スイ
ッチングの閾値の不確定性を小さくすることに依り、回
路に安定性を持たせる。
前に述べた様に、ダイオードD4及びトランジスタQ9
に対する温度上昇の効果に依り、トランジスタQ10に
対する温度上昇の効果が部分的に埋合される。
に対する温度上昇の効果に依り、トランジスタQ10に
対する温度上昇の効果が部分的に埋合される。
トランジスタQ10のベース・エミツタ間接合の両端に
於ける電圧降下のこの減少が、トランジスタQ11の配
置に依って更に埋合される。
於ける電圧降下のこの減少が、トランジスタQ11の配
置に依って更に埋合される。
更に具体的に説明すると、トランジスタQ11はPNP
型に選んである。
型に選んである。
トランジスタQ11の回路接続の仕方に依り、このトラ
ンジスタの温度が上昇した時、こΩトランジスタをオフ
に転ずるには、そのベースの電位はエミツタ電位に対し
て一層高くしなければならない。
ンジスタの温度が上昇した時、こΩトランジスタをオフ
に転ずるには、そのベースの電位はエミツタ電位に対し
て一層高くしなければならない。
この為、所定の速度に於けるタコメータ出力線63の電
位が温度と共に増大することは、温度が上昇した時、ト
ランジスタQ11のベースの電位は、トランジスタをオ
フに転ずるには幾分一層高くしなければならないことに
依って、更に埋合される。
位が温度と共に増大することは、温度が上昇した時、ト
ランジスタQ11のベースの電位は、トランジスタをオ
フに転ずるには幾分一層高くしなければならないことに
依って、更に埋合される。
トランジスタQ12が、このトランジスタのベースに対
するあらゆる擬似的なスパイクを帳消しにするコンデン
サC15によるr波器を持っていることが認められよう
。
するあらゆる擬似的なスパイクを帳消しにするコンデン
サC15によるr波器を持っていることが認められよう
。
例えば、トランジスタQ12のベースに一時的な正の雑
音スパイクが印加され、これがオンに転じたとすると、
コレクタの電位が下がり、このコレクタ電位の低下がト
ランジスタのベースに饋還されて、トランジスタを再び
オフに転ずる。
音スパイクが印加され、これがオンに転じたとすると、
コレクタの電位が下がり、このコレクタ電位の低下がト
ランジスタのベースに饋還されて、トランジスタを再び
オフに転ずる。
タコメータ出力線63は低回転数制御レベル検出器16
のトランジスタQ13のベースにも送られる。
のトランジスタQ13のベースにも送られる。
トランジスタQ13及びQ14はオンである。
真空進角装置を遮断すべき速度に車輌が達した時、出力
線63の電圧がトランジスタQ13をオフに転じ、これ
に依ってトランジスタQ14がオフに転ずる。
線63の電圧がトランジスタQ13をオフに転じ、これ
に依ってトランジスタQ14がオフに転ずる。
トランジ7タQ14がオフに転ずるとトランジスタQ1
5のベースの電位が上昇し、これがオンに転ずる。
5のベースの電位が上昇し、これがオンに転ずる。
トランジスタQ15がオンに転ずると、出力線66の電
圧が約6.2ボルトから約0.3ボルトに下がる。
圧が約6.2ボルトから約0.3ボルトに下がる。
この後、トランジスタQ15が再びオンに転ずると、線
66は約0.3ボルトに再び下がる。
66は約0.3ボルトに再び下がる。
線66の出力をソレノイド制御論理及び駆動装置17で
使う態様を次に詳しく説明する。
使う態様を次に詳しく説明する。
高回転数制御レベル検出器15の場合と同じ《、低回転
数制御レベル検出器16もヒステリシスを持っている。
数制御レベル検出器16もヒステリシスを持っている。
これは抵抗R51(これは高回転数制御レベル検出器1
5の抵抗R45に相当する)に依る饋還に依って行なわ
れる。
5の抵抗R45に相当する)に依る饋還に依って行なわ
れる。
負のヒステリシスは前に述べた様に約30Orpmであ
る。
る。
トランジスタQ14のベースとコレクタとに接続される
ことに依って、雑音P波器として作用するコンデンサC
16が設けられていることも認められよう。
ことに依って、雑音P波器として作用するコンデンサC
16が設けられていることも認められよう。
トランジスタQ13が、前に説明したトランジスタQ1
1と同じ様に、温度変化を補償することが認められよう
。
1と同じ様に、温度変化を補償することが認められよう
。
更に、コンデンサC16は、擬似的なスパイクの悪影響
を取除く為、トランジスタQ14のコレクタとベースと
の間に饋還ループを形成している。
を取除く為、トランジスタQ14のコレクタとベースと
の間に饋還ループを形成している。
ソレノイド制御論理及び駆動装置17には、B十線52
と大地との間に接続された2つのトランジスタQ16及
びQ17が設けられている。
と大地との間に接続された2つのトランジスタQ16及
びQ17が設けられている。
トランジスタQ16がオンであると、トランジスタQ1
7がオフである。
7がオフである。
この状態にある時、弁のコイル70が作動されず、真空
進角装置が入っている、即ち作動している。
進角装置が入っている、即ち作動している。
トランジスタQ16がオフに転ずると、トランジスタQ
17がオンに転じ、コイル70が弁を作動して真空進角
装置を大気中の空気に接続し、こうして実効的に真空進
角装置を不作動にする。
17がオンに転じ、コイル70が弁を作動して真空進角
装置を大気中の空気に接続し、こうして実効的に真空進
角装置を不作動にする。
アイドリンク速度では、トランジスタQ15がオフであ
る。
る。
この為、トランジスタQ16がオンであり、トランジス
タQ17がオフである(従って、真空進角装置が入って
いる)。
タQ17がオフである(従って、真空進角装置が入って
いる)。
機関速度が上がると、トランジスタQ13及びQ14が
オフに転ずることに依り、トランジスタQ15がオンに
転じ、こうしてトランジスタQ16をオフに転じ、それ
に依ってトランジスタQ17をオンに転ずることに依り
、ソレノイド弁が作動される。
オフに転ずることに依り、トランジスタQ15がオンに
転じ、こうしてトランジスタQ16をオフに転じ、それ
に依ってトランジスタQ17をオンに転ずることに依り
、ソレノイド弁が作動される。
機関の回転数が引続いて増加すると仮定すると、適当な
回転数に達した時、トランジスタQ11及びQ12が約
6.2ボルトを線65を介してトランジスタQ16のベ
ースに供給する。
回転数に達した時、トランジスタQ11及びQ12が約
6.2ボルトを線65を介してトランジスタQ16のベ
ースに供給する。
この電圧は十分高く、トランジスタQ15がオンに転じ
られたことを実効的に無効にする。
られたことを実効的に無効にする。
トランジスタQ16がオンに転ずると、前に述べた様に
トランジスタQ17がオフに転ずる。
トランジスタQ17がオフに転ずる。
この為真空進角装置が前に述べた様に、一層高い速度で
は、自動車の機関に再び入れられる。
は、自動車の機関に再び入れられる。
次に特に第3図及び第7図について、電子式タイミング
遅れ装置11を詳しく説明する。
遅れ装置11を詳しく説明する。
第7図で、線87は、接点10が開く時及び接点が閉じ
る時の点87(第3図)に於ける電圧を示す。
る時の点87(第3図)に於ける電圧を示す。
図から判る様に、点87は接点10が開いている時、蓄
電池電圧の約12ボルトにあり、接点が閉じる時、ゼロ
に下がる。
電池電圧の約12ボルトにあり、接点が閉じる時、ゼロ
に下がる。
前に述べた様に、この装置は、1アンペア程度の初期電
流サージが短時間接点を通り、その後電流がその大きさ
の約1/1lに下がると云う利点がある。
流サージが短時間接点を通り、その後電流がその大きさ
の約1/1lに下がると云う利点がある。
更に具体的に云うと、接点が開いている間、コンデンサ
C1が放電してその両側が蓄電池電圧になる。
C1が放電してその両側が蓄電池電圧になる。
この後、接点が再び閉じると、コンデンサC1が抵抗R
2(10オーム)を介して充電され、その後の電流は抵
抗Rl(Zooオーム)及び抵抗R2の両方を通るので
、以後の電流は、12ボルトの蓄電池48を用いた時に
は、約0.1アンペアにすぎない。
2(10オーム)を介して充電され、その後の電流は抵
抗Rl(Zooオーム)及び抵抗R2の両方を通るので
、以後の電流は、12ボルトの蓄電池48を用いた時に
は、約0.1アンペアにすぎない。
第7図で、線88は第3図の点88の電圧を示す。
第7図で、線89は第3図の点89の電圧を示す。
点87がコンデンサC2に依って点89に接続されてい
るので、点89は、接点10が開いた時約24ボルトに
瞬間的に上昇する。
るので、点89は、接点10が開いた時約24ボルトに
瞬間的に上昇する。
この後、コンデンサC2は(抵抗R3及びコンデンサC
2の時定数に依って決まる速度で)抵抗R3を介して蓄
電池電圧まで放電する。
2の時定数に依って決まる速度で)抵抗R3を介して蓄
電池電圧まで放電する。
その後、接点が閉じた瞬間に、点89は、(コンデンサ
C2の為)12ボルトの公称レベルからOボルト迄瞬間
的に12ボルト下がる。
C2の為)12ボルトの公称レベルからOボルト迄瞬間
的に12ボルト下がる。
その公称レベルへ放電に依って戻る回復速度はやはり抵
抗R3及びコンデンサC2の時定数に依って決められる
。
抗R3及びコンデンサC2の時定数に依って決められる
。
接点10が閉じると、トランジスタQ1がオフである(
但し後で説明する一層高い速度の場合を除く)。
但し後で説明する一層高い速度の場合を除く)。
点890曲線が微分曲線であり、且つ抵抗R4及びコン
デンサC3が積分回路であるから、コンデンサC3が充
電する間、点90の電圧波形は第7図に線90に依って
示される様に、直線である。
デンサC3が積分回路であるから、コンデンサC3が充
電する間、点90の電圧波形は第7図に線90に依って
示される様に、直線である。
換言すれば、積分器の充電電圧が接点電圧の微分信号で
あることに依り、定電圧源から抵抗を介してコンデンサ
を充電する場合に通常発生する特性的な指数函数的波形
ではな《、コンデンサC2を充電する傾斜電圧が発生さ
れる。
あることに依り、定電圧源から抵抗を介してコンデンサ
を充電する場合に通常発生する特性的な指数函数的波形
ではな《、コンデンサC2を充電する傾斜電圧が発生さ
れる。
傾斜電圧特性に依り、機関の種々の速度範囲にわたり、
クランク軸の回転度数で一定の遅れレベルを保つ手段が
得られる。
クランク軸の回転度数で一定の遅れレベルを保つ手段が
得られる。
傾斜電圧は接点の停留時間の間に発生される。
接点の開放時間の間、トランジスタQ1が飽和し、約0
.3ボルトにとどまる為、コンデンサC3の入力電圧が
大地に分路される。
.3ボルトにとどまる為、コンデンサC3の入力電圧が
大地に分路される。
接点10が開いて、点90が飽和トランジスタQ1の両
端の電圧に下がると、コンデンサC3の出力側の点91
が点90の降下に等しい分だけ下がり、トランジスタQ
2をオフに転ずる。
端の電圧に下がると、コンデンサC3の出力側の点91
が点90の降下に等しい分だけ下がり、トランジスタQ
2をオフに転ずる。
この後点91の電圧は、トランジスタQ2がオンに転じ
て飽和する時のトランジスタQ2のベースとエミツタの
間の電圧である約0.7ボルトに戻る。
て飽和する時のトランジスタQ2のベースとエミツタの
間の電圧である約0.7ボルトに戻る。
トランジスタQ2がオフである時間の長さは2つのこと
に関係する。
に関係する。
第一に、これはスイッチS1の位置に関係する。
スイッチS1が例えば抵抗R7に接続されていると、再
充電は、スイッチS1が例えば抵抗R10に接続されて
いる場合より、相当速く行なわれる。
充電は、スイッチS1が例えば抵抗R10に接続されて
いる場合より、相当速く行なわれる。
前に述べた様に、図示の装置では、スイッチS1が抵抗
R7に接続されていると、2°の遅れが生じ、スイッチ
S1が抵抗R8に接続されていると、4°の遅れが生じ
、スイッチが抵抗R8から抵抗R9へ、抵抗RIOへ、
抵抗R11へ、そして抵抗R12へ切換えられる度に、
遅れが更に2°ずつ増加する。
R7に接続されていると、2°の遅れが生じ、スイッチ
S1が抵抗R8に接続されていると、4°の遅れが生じ
、スイッチが抵抗R8から抵抗R9へ、抵抗RIOへ、
抵抗R11へ、そして抵抗R12へ切換えられる度に、
遅れが更に2°ずつ増加する。
トランジスタQ2がオフである時間の長さは、接点10
が開く時の点90に於ける係斜電圧の高さにも関係する
。
が開く時の点90に於ける係斜電圧の高さにも関係する
。
傾斜電圧の勾配は抵抗R3,R4(及びコンデンサC2
)に依って定められるから、機関が一層速く動作してい
る場合、接点10が開いた時の点90に於ける電圧降下
は一層少なくなる。
)に依って定められるから、機関が一層速く動作してい
る場合、接点10が開いた時の点90に於ける電圧降下
は一層少なくなる。
従って、この様な場合、点91に於ける初期の電圧降下
が接点10が開く時の点90に於ける電圧降下に等しい
ので、点91をトランジスタQ2がオンに転じられる様
な所まで持って来るのに要する時間は少なくなる。
が接点10が開く時の点90に於ける電圧降下に等しい
ので、点91をトランジスタQ2がオンに転じられる様
な所まで持って来るのに要する時間は少なくなる。
この為、機関の速度が異なることに依って、機関の度数
で測った火花の遅れの大きさに対する影響は最小限にな
る。
で測った火花の遅れの大きさに対する影響は最小限にな
る。
線92は、第3図でトランジスタQ2のコレクタの点9
2に於ける電圧を示している。
2に於ける電圧を示している。
線92に依って示される様に、点92は蓄電池電圧と、
トランジスタQ2が飽和している時のその両端の電圧、
例えば0.3ボルトとの間を変化する。
トランジスタQ2が飽和している時のその両端の電圧、
例えば0.3ボルトとの間を変化する。
第7図の線93は第3図のトランジスタQ3のコレクタ
の点93に於ける電圧を示す。
の点93に於ける電圧を示す。
トランジスタQ3は接点10が開いている時にオンに転
じ、トランジスタQ2がオンに転ずる迄オンにとどまっ
ていなければならない。
じ、トランジスタQ2がオンに転ずる迄オンにとどまっ
ていなければならない。
トランジスタQ2がオンに転ずると、トランジスタQ3
がオフに転ずる。
がオフに転ずる。
図から判る様に、トランジスタQ4のベースが抵抗R1
5及びR16を介して接点10に接続されている。
5及びR16を介して接点10に接続されている。
接点10が開かれると、トランジスタQ4のベース及び
点93が上昇する。
点93が上昇する。
然し、トランジスタQ1及びQ2がトランジスタQ3を
オンを転ずる為、点93の電圧は約0.3ボルトより高
くなることは出来ない。
オンを転ずる為、点93の電圧は約0.3ボルトより高
くなることは出来ない。
これはトランジスタQ4をオンに転ずるには不十分であ
る。
る。
この後トランジスタQ2がオンに転ぜられる時、トラン
ジスタQ3がオフに転じ、点93の電圧が、トランジス
タQ4がオンに転ずる時のその両端のベース・エミツタ
間電圧降下である0.7ボルト迄上昇することが出来る
様にする。
ジスタQ3がオフに転じ、点93の電圧が、トランジス
タQ4がオンに転ずる時のその両端のベース・エミツタ
間電圧降下である0.7ボルト迄上昇することが出来る
様にする。
この遅延の大きさが第7図の線93の側に示した括弧9
4で示されている。
4で示されている。
この遅延点火信号がトランジスタQ4に依って反転され
、このトランジスタのコレクタとベースの間に接続され
たコンデンサC5に依ってブートストラップ沢波作用が
行なわれる。
、このトランジスタのコレクタとベースの間に接続され
たコンデンサC5に依ってブートストラップ沢波作用が
行なわれる。
コンデンサC5は、例えばコンデンサC16と同様なブ
ートストラップ雑音r波器である。
ートストラップ雑音r波器である。
この場合、これは接点信号が点93に最初に到着した場
合、遅延回路信号が到達する後まで、トランジスタQ4
のペースの変化を遅延させる様に作用するo この後、トランジスタQ5がトランジスタQ4からの信
号を再び反転し、トランジスタQ3に依って発生された
と同じ波形を発生するが、一層低い源インピーダンスか
らであり、これを使ってシリコン制御整流器SCRを駆
動することが出来る,接点10が毎回閉じる時、接点は
はね返る傾向があるので、途中まで再び開く傾向がある
。
合、遅延回路信号が到達する後まで、トランジスタQ4
のペースの変化を遅延させる様に作用するo この後、トランジスタQ5がトランジスタQ4からの信
号を再び反転し、トランジスタQ3に依って発生された
と同じ波形を発生するが、一層低い源インピーダンスか
らであり、これを使ってシリコン制御整流器SCRを駆
動することが出来る,接点10が毎回閉じる時、接点は
はね返る傾向があるので、途中まで再び開く傾向がある
。
この為、何も防止手段を取らないと、持続時間が数ミリ
秒の4乃至5ボルトのスパイクがトランジスタQ4のベ
ースに現われると云う問題がある。
秒の4乃至5ボルトのスパイクがトランジスタQ4のベ
ースに現われると云う問題がある。
これを防ぐ為、コンデンサC4を設ける。
コンデンサC4はこの様なあらゆる擬似スパイクを太地
へ沢波する。
へ沢波する。
コンデンサC4を使うことに依り、擬似スパイクは、線
93に小さなスパイク96で示す様に、最小限の大きさ
に減少させられる。
93に小さなスパイク96で示す様に、最小限の大きさ
に減少させられる。
この擬似スパイクはトランジスタQ4をオンに転ずるに
は不十分である。
は不十分である。
装置は、トランジスタQ4のベースとコレクタとの間に
接続されたコンデンサC5に依り、点93の擬似スパイ
クから更に保護される。
接続されたコンデンサC5に依り、点93の擬似スパイ
クから更に保護される。
擬似スパイクがトランジスタQ4のベースに現われてこ
のトランジスタをオンに転ずると、これがトランジスタ
Q4のコレクタの電位を下げる様に作用する。
のトランジスタをオンに転ずると、これがトランジスタ
Q4のコレクタの電位を下げる様に作用する。
このことに依り、コンデンサC5を介して、トランジス
タQ4のベースの増加した電圧が下げられ、こうしてト
ランジスタQ4を一層オフの状態へ復帰させる。
タQ4のベースの増加した電圧が下げられ、こうしてト
ランジスタQ4を一層オフの状態へ復帰させる。
前に述べた様に、車輌が約35mphに達した後、電子
式遅れ装置を不作動にすることが望まれる。
式遅れ装置を不作動にすることが望まれる。
やはり前に述べた様に、高回転数制御レベル検出器15
は、車輌が約35mphで走る様な所望のrpmに達し
た時、線21に約6.2ボルトの電圧を供給する。
は、車輌が約35mphで走る様な所望のrpmに達し
た時、線21に約6.2ボルトの電圧を供給する。
この電圧が線21に印加されると、トランジスタQ1が
オンに転じ、接点10の開閉に関係なく、オフに転ずる
ことが出来なくなる。
オンに転じ、接点10の開閉に関係なく、オフに転ずる
ことが出来なくなる。
トランジスタQ1をオフに転ずることが出来ないので、
点90は電位が上昇出来ない、即ち傾斜電圧を発生する
ことが出来ない。
点90は電位が上昇出来ない、即ち傾斜電圧を発生する
ことが出来ない。
この為、トランジスタQ2を一時的にオフに転ずるのに
役立つ様な負のパルスが点91に出ない。
役立つ様な負のパルスが点91に出ない。
トランジスタQ2がオフに転ずることが出来ないので、
トランジスタQ3は常時オフにとどまる。
トランジスタQ3は常時オフにとどまる。
この状態では、点Cからの信号に依って点93が直ちに
蓄電池電圧まで上昇し、トランジスタQ4をオンに転じ
、トランジスタQ5をオフに転じ、整流器SCRを点弧
する。
蓄電池電圧まで上昇し、トランジスタQ4をオンに転じ
、トランジスタQ5をオフに転じ、整流器SCRを点弧
する。
温度変化を補償する為、トランジスタQ1のベースを太
地に接続する抵抗R6が設けられている。
地に接続する抵抗R6が設けられている。
これに依って、トランジスタを擬似的にオンに転ずる可
能性をなくす為に、定常的な電流消費が得られる。
能性をなくす為に、定常的な電流消費が得られる。
前に述べた様に、飽和鉄心発振器は(2次巻線W3から
ブリッジ整流器B1を介して)約336ボルトを供給し
、これが整流器SCRの陽極側に供給される。
ブリッジ整流器B1を介して)約336ボルトを供給し
、これが整流器SCRの陽極側に供給される。
トランジスタQ5からの出力信号(供ち遅延点火信号)
の立上り縁で、整流器SCRがオンに転じ、電源をダイ
オードD1を介して大地に短絡する。
の立上り縁で、整流器SCRがオンに転じ、電源をダイ
オードD1を介して大地に短絡する。
SCRの陽極の電圧は約250+1秒以内に殆んどゼロ
になる。
になる。
点Bの電圧は通常は、点火スイッチから得られる誘導コ
イル電圧の12ボルトである。
イル電圧の12ボルトである。
整流器SCRがオンに転ずると、点Bのこの電圧が殆ん
ど瞬間的に、約−324ボルトに下がる。
ど瞬間的に、約−324ボルトに下がる。
抵抗R20がコンデンサC7を充電するので、整流器S
CRのゲートがオフに転ずる。
CRのゲートがオフに転ずる。
これに依って、車輌の点火コイルのインダクタンス及び
抵抗とコンデンサC8とに依って得られる時定数に依り
、+336ボルトが整流器SCRの陽極に復元する。
抵抗とコンデンサC8とに依って得られる時定数に依り
、+336ボルトが整流器SCRの陽極に復元する。
この現象に伴5B点の電圧の特性が第7図に線95に依
って示されている。
って示されている。
標準の点火コイルは2次側と1次側との間で約ioo:
iの逓昇を行なうので、約32600ボルトが機関へ点
火栓を点火する為の2次電圧として利用し得る。
iの逓昇を行なうので、約32600ボルトが機関へ点
火栓を点火する為の2次電圧として利用し得る。
この発明にとって最も重要なことは、それを非常に手取
り早く設置することが出来ることである。
り早く設置することが出来ることである。
最初に、車を製造業者の仕様に合せて調節する。
第8図に見られる様に、装置は両端に突片98を持つハ
ウジング97内にはまる。
ウジング97内にはまる。
この為ハウジング97を前輪ウエルの内側に手取り早く
取付け、ハウジングを自動車に設置することが出来る。
取付け、ハウジングを自動車に設置することが出来る。
電子回路もハウジング97に接地される。
図から判る様に、真空進角装置に通ずるホース18及び
気化器からの真空に接続されるホース19が単にハウジ
ング97から出ている。
気化器からの真空に接続されるホース19が単にハウジ
ング97から出ている。
次に3本の導線100,101.102を持つワイヤ9
9が設けられる。
9が設けられる。
ハウジング97を所定位置に取付けた後、3本の導線1
00,101,102を機関の1次コイルの両側及び接
点10の非接地側に接続する。
00,101,102を機関の1次コイルの両側及び接
点10の非接地側に接続する。
1次コイルの接続部は夫々直立のボルトを持ち、これが
接続線に対するナットを受入れる。
接続線に対するナットを受入れる。
この為、各々の導線100及び101の端にリングを設
けることに依り、設置者は夫々のナットを外し、線線を
はめ、ナットを元通りに取付ければよい。
けることに依り、設置者は夫々のナットを外し、線線を
はめ、ナットを元通りに取付ければよい。
集成体には、配電器からの接点導線に接続する為のナッ
ト及びボルトが設けられている。
ト及びボルトが設けられている。
この装置に於ける主な電気パルスは負の極性であるから
、接点が閉じる時に1次コイルに正の極四の電荷が送ら
れる様に設計された車に対しては、設置する際に1次コ
イル13に対して導線を逆にすることが必要である。
、接点が閉じる時に1次コイルに正の極四の電荷が送ら
れる様に設計された車に対しては、設置する際に1次コ
イル13に対して導線を逆にすることが必要である。
これは、設置者が、本来は接点に接続される1次コイル
の端を安定抵抗(並びに電源としてのこの装置)に接続
するだけでよい。
の端を安定抵抗(並びに電源としてのこの装置)に接続
するだけでよい。
1次コイルの他端はこの装置の容量性放電点火部分に接
続される。
続される。
この発明の若干の実施例を図示し且つ詳しく説明したが
、当業者であれば、これが単に例示にすぎず、この発明
の範囲内で種々の変更が出来ることは明らかであろう。
、当業者であれば、これが単に例示にすぎず、この発明
の範囲内で種々の変更が出来ることは明らかであろう。
例えば、スイッチS1及びS2を設ける代りに、回路内
の各々の点に1対のジャックを設け、各々の対の1つが
抵抗からの導線を受入れ且つ摩擦で保持する様にすれば
よい。
の各々の点に1対のジャックを設け、各々の対の1つが
抵抗からの導線を受入れ且つ摩擦で保持する様にすれば
よい。
そして設置する時、所望の抵抗(又は抵抗を入れたくな
ければ、単に導線)を各々の対のジャックの間に夫々挿
入する。
ければ、単に導線)を各々の対のジャックの間に夫々挿
入する。
従って、この発明は特許請求の範囲の記載のみに依って
制約されるものである。
制約されるものである。
第1図はこの発明を用いた好ましい装置のブロック図、
第2図は加速並びに減速動作様式の際、電子式遅れ装置
及び真空進角装置が作動及び不作動である時を表わす1
対の曲線を示す図、第3図はこの発明の好ましい実施例
の電子回路の二部分の回路図、第4図は第3図の装置の
電子回路の別の部分の回路図、第5図は装置のタコメー
タ内の種々の点に於ける電圧を示す一組の曲線を表わす
グラフ、第6図は装置のタコメータのアナログ出力を示
す曲線を表わすグラフ、第7図は電子式遅れ装置の動作
を示す為、電子式遅れ装置及び容量憔放電装置の種々の
点に於ける電圧を示す一組の5曲線を表わすグラフ、第
8図はこの発明の好ましい機械的実施例の斜視図である
。 主な符号の説明、10:点火接点、11:電子式タイミ
ング遅れ装置、12:容量性放電点火装置、13:点火
コイル、14:タコメータ、15:高回転数制御レベル
検出器、16:低回転数制御レベル検出器、17:ソレ
ノイド制御論理及び駆動装置、48:蓄電池、C1:コ
ンデンサ(接点閉路の電流供給手段)、R1,R2:抵
抗、W1,W2,W3:飽和鉄心発振器の巻線、SCR
:シリコン制御整流器(スイッチ手段)、D1:ダイオ
ード、C8:コンデンサ、Q8,Q9,Q10,Q11
,Q12,Q13,Q14,Q15:}ランジスタ、D
4:ダイオード。
第2図は加速並びに減速動作様式の際、電子式遅れ装置
及び真空進角装置が作動及び不作動である時を表わす1
対の曲線を示す図、第3図はこの発明の好ましい実施例
の電子回路の二部分の回路図、第4図は第3図の装置の
電子回路の別の部分の回路図、第5図は装置のタコメー
タ内の種々の点に於ける電圧を示す一組の曲線を表わす
グラフ、第6図は装置のタコメータのアナログ出力を示
す曲線を表わすグラフ、第7図は電子式遅れ装置の動作
を示す為、電子式遅れ装置及び容量憔放電装置の種々の
点に於ける電圧を示す一組の5曲線を表わすグラフ、第
8図はこの発明の好ましい機械的実施例の斜視図である
。 主な符号の説明、10:点火接点、11:電子式タイミ
ング遅れ装置、12:容量性放電点火装置、13:点火
コイル、14:タコメータ、15:高回転数制御レベル
検出器、16:低回転数制御レベル検出器、17:ソレ
ノイド制御論理及び駆動装置、48:蓄電池、C1:コ
ンデンサ(接点閉路の電流供給手段)、R1,R2:抵
抗、W1,W2,W3:飽和鉄心発振器の巻線、SCR
:シリコン制御整流器(スイッチ手段)、D1:ダイオ
ード、C8:コンデンサ、Q8,Q9,Q10,Q11
,Q12,Q13,Q14,Q15:}ランジスタ、D
4:ダイオード。
Claims (1)
- 1 回転出力軸と、点火接点10、点火コイル13及び
電圧源を含む火花点火装置12と、機関の配電器と機関
の気化器との間に接続された真空進角装置を持つ内燃機
関の制御系に用いる装置において、作動時に出力軸の予
じめ定めた回転角度だけ機関の点火を選択的に遅延させ
る電子式点火遅れ装置11と、該遅れ装置11及び前記
真空進角装置を選択的に作動及び不作動にする制御手段
を有し、前記遅れ装置110制御手段は車輌が予じめ定
めた第1の機関速度に加速された時前記遅れ手段を不作
動にし、かつ車輌が前記第1の機関速度より低い予じめ
定めた第2の機関速度に減速された時前記遅れ手段を作
動させるようになっており、さらに前記真空進角装置の
制御手段は車輌が前記第1の機関速度に加速された時前
記真空進角装置を作動し、かつ車輌の減速時、車輌が前
記第1の機関速度より低い前記第2の機関速度に達する
まで前記真空進角装置を作動状態に保つと共に、その後
車輌速度が前記第2の機関速度に達した時に真空進角装
置を不作動にする様になっていることを特徴とする内燃
機関の制御系に用いる装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US20412871A | 1971-12-02 | 1971-12-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS4864339A JPS4864339A (ja) | 1973-09-06 |
JPS5812472B2 true JPS5812472B2 (ja) | 1983-03-08 |
Family
ID=22756756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP47119450A Expired JPS5812472B2 (ja) | 1971-12-02 | 1972-11-30 | ナイネンキカンノセイギヨケイ ニ モチイル ソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812472B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0541863U (ja) * | 1991-11-15 | 1993-06-08 | 株式会社タイヨー | 写真帳用紙 |
JPH05201188A (ja) * | 1992-01-23 | 1993-08-10 | Kokuyo Co Ltd | アルバム用台紙 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5273248A (en) * | 1975-12-16 | 1977-06-18 | Mitsubishi Motors Corp | Ignition timing adjustor |
JPS5279148A (en) * | 1975-12-26 | 1977-07-04 | Toyota Motor Corp | Engine fuel-consumption reduction device |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4534007Y1 (ja) * | 1968-03-11 | 1970-12-25 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS485120U (ja) * | 1971-06-01 | 1973-01-20 |
-
1972
- 1972-11-30 JP JP47119450A patent/JPS5812472B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4534007Y1 (ja) * | 1968-03-11 | 1970-12-25 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0541863U (ja) * | 1991-11-15 | 1993-06-08 | 株式会社タイヨー | 写真帳用紙 |
JPH05201188A (ja) * | 1992-01-23 | 1993-08-10 | Kokuyo Co Ltd | アルバム用台紙 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS4864339A (ja) | 1973-09-06 |
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