JPS5812268Y2 - 電磁カウンタ - Google Patents

電磁カウンタ

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JPS5812268Y2
JPS5812268Y2 JP17136380U JP17136380U JPS5812268Y2 JP S5812268 Y2 JPS5812268 Y2 JP S5812268Y2 JP 17136380 U JP17136380 U JP 17136380U JP 17136380 U JP17136380 U JP 17136380U JP S5812268 Y2 JPS5812268 Y2 JP S5812268Y2
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JP
Japan
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frame
counter
pole
electromagnet
armature
Prior art date
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Expired
Application number
JP17136380U
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English (en)
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JPS5795660U (ja
Inventor
佐藤敏郎
山元征夫
芝崎勉
菅野和之
Original Assignee
株式会社田村電機製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁カウンタの改良に関し、特にカウンタフレ
ーム内で揺動自在に支持されるポールの軸方向のずれを
防止するようにした電磁カウンタに関する。
従来この種の電磁カウンタにおいては、略コ字状を呈す
る金属製のカウンタフレームが用いられ、その対向する
側板間には多数の構成部品、たとえば数字車およびピニ
オンなどのほか、これを、駆動する電磁石、アーマチュ
アおよびポールが共ニ組込まれる。
したがって、このような電磁カウンタでは、その組立て
作業が面倒であり、これを解消し得る構成とすることが
望まれている。
たとえば、上述した部材のうち、ポールは最下位桁数字
車へ電、穆石の吸引によるアーマチュアの揺動運動を伝
達する重要な部材の一つで、これは一方の側板の内側面
に近接して回動自在に枢支されるが、従来は対向側板間
に支架されたシャフトに対し軸装する構成を採用してい
るため、その軸方向の位置を規制する部材、たとえば止
め輪やコイルスプリングなどが必要で、またその組立て
も面倒であるなどの問題が生じて(・る。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、カウ
ンタフレームを構成する対向側板のうち、電磁石の磁気
経路特性に影響を及ぼさない一方側板を合成樹脂材によ
り別フレームとして形成するとともに、その内側面にポ
ールを枢支する支軸を一体に突設し、さらにこれに枢支
されたポールの側面を他方フレームに組付けられた電磁
面におけるボビンのフランジの一部で係止すると(・う
簡単な構成により、従来に比べて部品点数を削減できる
ばかりか、その組立て作業も極めて簡単に行なえる安価
な電磁カウンタな提供するものである。
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳細に説明
する。
第1図ないし第4図A、Bは本考案に係る電磁カウンタ
の一実施例を示し、本実施例では、たとえば複写機など
において複写枚数表示用として用いもn、る積算式電磁
カウンタに適用した場合を示して(する。
これらの図において、符号1は全体が合成樹脂材により
一体に形成されカウンタフレームの一方側板を溝部する
第1のフレーム、2は金属板材により略り字状に折曲げ
形成され同じくカウンタフレームの他方側板および底板
を構成する第2のフレームで、これら第1および第2の
フレーム1゜2を組合わせて一体化することにより略コ
字状を呈するカウンタフレームが形成される。
すなわち、カウンタフレームを構成する対向側板のうち
、電磁石の磁気経路特性に影響を及ぼさない一方側板を
合成樹脂材で別フレームとして形成することにより、こ
れら側板間に配設される各構成部材の組立作業を簡単に
行なえるように構成して(・る。
その全体の構成を説明すると、まず、前記第1のフレー
ム1の内側には、数字車シャフト3およびピニオンシャ
フト4が一体に垂設され、一方、第2のフレーム2の側
板部2aにはこれら両シャフト3,4の他端を支持する
孔部5,6が穿設されている。
なお第2のフレーム2の孔部5,6は必ずしも貫通孔で
ある必要はなく、単なる盲穴でもよく、要するに第1の
フレーム1と組合わされた際両ンヤフト3,4の他端を
支持し得る構成であればよ〜・。
そして、このような構成により、ば、複数個の数字車I
およびこれら数字車7間に介在して桁送り作用を行なう
ピニオン8の軸装作業が極めて簡単に行なえる。
すなわち、第1のフレーム1に垂設されたそれぞれのシ
ャフト3,4に対しその他端側から数字車Iおよびピニ
オン8を交互に嵌挿すればよい。
このとき、各数字車7の表示数字の位置合わせが必要と
あるが、従来のようにカウンタフレームノ対1’MO板
間で作業するのに比べて極めて容易に行なえることは明
らかであろう。
そして、これら数字車1およびピニオン8を軸装した後
、第1のフレーム1に対し第2のフレーム2を組合わせ
、それぞれのシャフト3.4の他端を支持させるとよい
なお、前記第1のフレーム1の上側縁および下側縁には
、第1図に示されるように、シャフト34と同方向に突
出する連結片9,10が一体に突設されている。
そして、これら連結片9 、1 n〕先端部に設げられ
た嵌合溝9at10a内に、前記第2のフレーム211
!の折曲片11,12を圧尺することによって両フレー
ム1,2は一体化すれる。
このとき、第2のフレーム2の底板部2bの側縁から突
出する突起13at13bが第1のフレーム1の側縁の
切欠溝14a 、14bに係合し、さらに第1のフレー
ム1の下部連結片10かも突出する突起15もまた、第
2のフレーム2の切欠溝16に係合される。
また、本実施例によれば、電磁カウンタを構成する各部
材が前記第1および第2のフレーム1゜2に対し適宜組
付けられてユニット化され、全体の組立てが簡単に行な
えるように配慮されている。
すなわち、前記第1のフレーム1の内側には、前記最下
位桁数字車1と一体のラチェット7aに噛合しこれを歩
進させる一対の爪部17at17bを有するポール17
を枢支する支軸1aが一体に突設されている。
そして、このポール17の基部側に形成された保合溝1
7cにアーマチュア18がその先端18aを係合させた
状態で組付けられる。
このとき、前記第1のフレーム1の内側にはアーマチュ
ア18の先端18aの先端18を予め嵌入させる仮止め
用の凹溝1bが形成され、これを利用して第4のフレー
ム1上に立設される。
そして、この第1のフレーム1に第2のフレーム2を組
合わせ、さらに後述する引張スプリングをこのアーマチ
ュア18と第2のフレーム2間に掛は渡たすことにより
第2のフレーム2に穿設さハた溝部19,19にその脚
部18b18bを嵌入さセタ状態で揺動自在に支持され
る。
これはアーマチュア18を第2のフレーム2側に組付け
ると、このアーマチュア18の先端18aをポール17
の係合溝17eK位置合わせする作業が面倒であるため
である。
一方、前記第2のフレーム2の底板部2bの内側には、
電磁石20がコア21と共に固設され、またこの電磁石
20を構成する合成樹脂製ボビン22の前部7ランジ2
2aにはこのボビン22vC巻回されたコイル23の両
端が接続された一対の端子24a 、24bが圧ん固定
されている。
この場合、これら端子24a 524bはその先端を二
叉状に形成され、後述する外部接続用リード線の剥離部
を挾持させた際簡単に外れないように構成されている。
また、前記ボビン22の前部フランジ22a前面の一部
には、第3図および第4図Bから明らかなように、突起
部22bが突設され、この突起部22bが前記第1およ
び第2のフレーム1,2を組合わせた際前記第1のフレ
ーム1側の支軸1aに枢支されたポール17のボス部1
7d−IQ面に当接し、その抜は防止を行なえるように
構成されている。
したがって、このような構成によれば、ポール17を支
軸1aに枢支し、かつこれにフランジ22aの突起部2
2bを当接するだけでよく、作業性の面で有利である。
なお、図中25はアーマチュア18復旧用の引張スプリ
ングで、アーマチュア18と第2のフレーム2内側面に
設けられた切起し片25at25b間に掛は渡たされる
また、前記第1のフレーム1の外側面後端側には、第2
図および第3図から明らかなように、前記電磁石20の
外部接続用リード線26a 、2″6’bを収納保持す
る凹陥部27が四段され、さらにこの凹陥部27内の前
記端子24at24biC対応する位置に貫通孔28a
t28bが穿設さ力、ている。
そして、前記第1および第2のフレーム1゜2の組合せ
時において、第1のフレーム1の凹陥部27に対応する
内側面に前記電磁石20におけるボビン22の前部フラ
ンジ22a側部が当接され、この部分に固定さ1fc一
対の端子24a、24bが前記貫通孔28 a s 2
8 bを介して凹陥部21内に突出する。
したがって、このような構成によれば、前記リード線2
6a、26bの端子24a。
24bへの接続作業が組立て後において最終工程として
フレーム側板の外方から行なえるためその作業性が著し
く向上する。
また、前記リード線26a*26bは上述した凹陥部2
7内において蛇行され、かつ内部に突設された突起27
aおよびその出口部を形成する一対の突出部29a、2
9bを介してカウンタ外方に引出され、外部からの引張
力による断線などを防ぎ、強固に収納保持できるように
構成されている。
したがって、このような構成では、リード線26a、2
6bと端子24at24bとの接続部の半田付は作業を
省略し、作業性をより向上させることが可能となる。
さらに、本実施例では、上述したリー日腺26a。
26bを、第1のフレーム1の後端部に設げた切欠30
a、30bを介して第2のフレーム2の底板部2b内側
に沿って導びき、かつこの第2のフレーム2の折曲部に
設けた切欠31 a t 31 bを介してカウンタ後
方に引出す構成を採っており、より強固にリード線26
a、26bを保持することカテキる。
そして、このような構成によれば、リード線26 a
* 26 bが、組立て後にカウンタフレーム外方に被
せられるカウンタ表示窓(図示せず)を有する筐体状カ
バー32の邪魔になると〜・つた問題がム<、しかも体
裁めよい電磁カウンタを得ることが可能となる。
以上説明したように、本考案に係る電磁カウンタ外方レ
ば、カウンタフレームを構成する対向側板の一方な合成
樹脂材により別フレームとして形成し、かつこれに数字
車を歩進するポール枢支用の支軸を一体に突設するとと
もに、この支軸に組付けられたポールの一側を他方フレ
ームに固設されり電磁石におけるボビンの7ランジの一
部で係止するようにしたので、構造が簡単で、部品点数
を削減できるばかりか、その組立て時の作業性も著しく
向上し、コスト的にも安価である等、その実用上の効果
は犬である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る電磁カウンタの一実施例を示し、第1
図は全体の概略構成を示す分解斜視図、第2図は組立て
状態を示す要部斜視図、第3図はカウンタフレームのみ
を断面した平面図、第4図At Bは側面図および側断
面図である。 1・・・・・・第1のフレーム、1a・・・・・・支軸
、2・・・・・・第2のフレーム、3・・・・・・数字
車シャフト、4・・・・・・ビニオンシャフト、7・・
・・・・数字車、8・・・・・・ピニオン、17・・・
・・・ポール、17d・・・・・・ボス部、18・・・
・・・アーマチュア、20・・・・・・電磁石、21・
・・・・・コア、22・・・・・・ボビン、22a・・
・・・・前部フランジ、22b・・・・・・突起部、2
4a 、24b・・・・・・端子、26a。 26b・・・・・・リード線、27・・・・・・凹陥部
、28a。 28b・・・・・・貫通溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コ字状をなすカウンタフレームと、このカウンタフレー
    ムの両側板間に支架したシャフトに軸装された複数個の
    数字車と、これら数字車間に介在して桁送り作用を行な
    うピニオンと、前記カウンタフレーム上に揺動自在に支
    持され前記数字車を歩進するポールと、このポールに係
    合するアーマチュアと、このアーマテアを吸引するよう
    に前記カウンタフレームの底板に固設された電磁石とを
    備えた電磁カウンタにおいて、前記カウンタフレームを
    構成する一方の側板を合成樹脂材により形成するととも
    に、その内側面に前記ポールを枢支する支軸を一体に突
    設し、かつこのポールの内側面に前記電磁石のスプール
    のフランジ部の一部を当接させてその軸方向の移動を規
    制するように構成したことを特徴とする電磁カウンタ。
JP17136380U 1980-11-29 1980-11-29 電磁カウンタ Expired JPS5812268Y2 (ja)

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JP17136380U JPS5812268Y2 (ja) 1980-11-29 1980-11-29 電磁カウンタ

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Publication Number Publication Date
JPS5795660U JPS5795660U (ja) 1982-06-12
JPS5812268Y2 true JPS5812268Y2 (ja) 1983-03-09

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