JPS58120896A - 紙コ−テイング用活性エネルギ−線硬化型被覆用組成物 - Google Patents

紙コ−テイング用活性エネルギ−線硬化型被覆用組成物

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JPS58120896A
JPS58120896A JP307882A JP307882A JPS58120896A JP S58120896 A JPS58120896 A JP S58120896A JP 307882 A JP307882 A JP 307882A JP 307882 A JP307882 A JP 307882A JP S58120896 A JPS58120896 A JP S58120896A
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coating composition
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curable coating
composition
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敏一 青木
領家 英恭
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子線あるいは紫外線などの活性エネルギー線
の照射により、硬化する紙コーテイング用被覆組成物に
関する。
近年電子線あるいは紫外線などの活性エネルギー線の照
射により硬化する、いわゆる活性エネルギー線硬化型被
覆組成物は高固型分、省エネルギー、低温での高速硬化
等の種々の利点か近のエネルギー事情を考慮すると、今
まで以上に急速にその需要の伸びが期待される。紙コー
、ティングの分野においても例外ではなく、従来から行
なわれているニス引き、ビニール引き、あるいはラミネ
ート加工等の代りにo、p、ニスとして活性エネルギー
線硬化型被覆物が絵本の表紙や衣類、薬品、化粧品等の
パッケージに使用されているが、加工時の種々の要求性
能すなわち、レベリング性、耐ブロッキング性、スリッ
プ性、のりつけ性、ホットスタンプ適性等の要求性能を
充分に満たしていないのが現状である。
上記の要求性能を満たすには、滑剤の選択が重要である
が、従来より用いられている滑剤では上記の要求性能を
充分に満たすことが出来ない。
従来から用いられている滑剤としては例えばステアリン
酸などの脂肪酸及びそれらの金属石けん類、エステル類
、アマイド類やパラフィン類、ワックス類、シリコーン
系ワックス等、および酸化珪素等の無機質があげられる
しかしながらこれらの滑剤では種々の要求性能を充分に
満たすことが出来ない。例えば、ステアリン酸はブルー
ム及びプレートアウトを起こしやす(透明性が悪い、エ
ステル類、アマイ(設書こ類は滑性が不充分で、耐ブロ
ッキング性も悪・・  ) い、金属石けんはプレートアウトを起こしやすく、透明
性に問題がある、パラフィン類は一般に塗装作業性、耐
ブロッキング性が悪い、シリコン系ワックスではレベリ
ング性、のりつけ性、ポットスタンプ適性が悪いなどで
ある。
本発明者らは、かかる状況に鑑み、種々の要求性能すな
わち、レベリング性、耐ブロッキング性、スリップ性、
のりつけ性、ホットスタンプ適性等の要求性能を充分に
満たす、紙コーテイング用、活性エネルギー線硬化型被
覆組成物1)開開58(20!3:J6 (2)を得る
ために鋭意検討を重ねた結果、本発明に到達した。
本発明は分子量が1000以下の滑剤(ト)と分子量が
1000より大きい滑剤(B)とを重量比(A/B )
が1150〜50−/1 、好ましくは1/20〜20
/1  の割合で1つ両者の含有量の和が全体の05〜
20重量饅、好ましくは05〜10%となるように配合
したことを特徴とする紙コーテイング用活性エネルギー
線硬化型被覆用組成物・である。
本発明に用いられる分−1@1ooo以下の滑剤にはパ
ラフィンワックス、高級脂肪酸、脂肪族アルコール、脂
肪酸アマイド、金属石けん、脂肪酸エステル、マイクロ
クリスタリンワックス等があり好ましくは、分子量46
0〜1 ooo、粒子径30μ以下、融点97〜100
℃でトルエン、酢酸ブチル等の有機溶媒に分散したマイ
クロクリスタリンワックスを用いるのがよく、また分子
量が1000より大きい滑剤には、ポリエチレンワック
ス、4フツ化エチレン樹脂等があり、好ましくは、分子
量104〜3X105、粒子径2〜10μ、融点100
〜650℃の4フツ化エチレン樹脂を、好ましくは、適
当なアクリレートオリゴマーに分散混合した後、三本ロ
ール等で練合したものを用いるが、トルエン等の有機溶
媒に分散したものを用いることもできる。
本発明に用いられる組成物中の滑剤以外の成分は通常の
活性エネルギー線硬化型化合物すなわち、ラジカル架橋
型エチレン性不飽和二重結合を有するプレポリマー又は
これとモノマーとの混合物であり、プレポリマーとして
は、例えばエボギシ樹脂をアクリル酸又はメタクリル酸
でエステル化したもの、水酸基を有するアルギツド樹脂
をアクリル酸又はメタクリル酸でエステル化したもの、
アルキッド又はポリエステルとアクリル酸のポリオール
エステル化物をジイソシアネートで架橋したもの等があ
げられ、またモノマーとしては、アクリル酸メチル、2
エチルへキシルアクリレート、グリシジルアクリレート
、スチレン等のビニル単nt体、エチレングリコール、
ポリエチレングリコール、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリトール等ノ多価アルコールのアクリル酸エ
ステル、又はメタクリル酸エステル、フタル酸、マレイ
ン酸等の多価カルボン酸のアクリルエステル等があげら
れる。活性エネルギー線として紫外線を用いる場合には
、このほかに光重合開始剤、光増感剤、増感助剤等を用
いるが、光重合開始剤、光増感剤としては、一般的に知
られているベンゾインエチルエーテル、ベンゾイン−n
−ブチルエーテル、α−メチルベンゾイン等のベンゾイ
ン糸ノモノ、ベンゾフェノン、P−クロルベンゾフェノ
ン等のケトン系のものアントラキノン、フエナントラキ
ノン等キノン系のものがあげられ、増感助剤としてはジ
ェタノールアミン、トリエタノールアミン等のアミン類
があげられる。
本発明組成物には、必要に応じ保存時におけるゲル化防
止のための重合禁止剤を加えることができ、その例とし
ては、P−ベンゾキノン、ハイドロキノン、ハイドロキ
ノンモノメチルエーテル、モノーtert−ブチルハイ
ドロキノン等がある。
本発明組成物の着色剤としては通常の塗料又は印刷イン
キに使用されている顔料が使用でき、その例としてはシ
リカ、パライト、タルク、ケイ酸マグネシウム等の体質
顔料、部室、酸化チタン、ベンガラ、カーボン等の無機
顔料、ブリリアントカーミン6B、パーマネントレッド
R、ハンザイエロー等の有機顔料等が含まれ、ほかに種
々の染料も任意に使用する事が出来る。
本発明組成物には、その粘度調整のために1種又は2種
以上の不活性な揮発性有機溶媒を加えることが出来、そ
の例としてはメチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、メチルアルコール、フロビルアルコール、酢酸エ
チル、酢酸ブチル、キシレン等をあげることができる。
本発明組成物には、その物性改質等の目的で種々の樹脂
を混合することが出来、その例とし−Cは、アクリル樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン11 脂、ニトロセ
ルロース、アルキッド樹脂等を挙げることが出来る。
さらに本発明組成物には、必要に応じ連泡塗料あるいは
印刷インキに添加される消泡剤、紫外線吸収剤、沈澱防
止剤、顔料分散剤等の各種飽加剤及び添加助剤を加える
こともできる。
本発明の組成物を用いて被覆を行なう方法としては通常
の吹付け、カーテン塗り、ロール塗り等があげられる。
本発明の被覆組成物を硬化するにあたり、用いる活性エ
ネルギー線としては、電子線、α線、β線、γ線あるい
は、水銀アース中圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ等から
発生する紫外線を挙げることが出来る。
下記実施例中の部数はすべて重量基準である。
製造例1 UA−610540部 (三菱レイヨン■ エポキシアクリレート)UK−60
1220部 (三菱レイヨン■ ウレタンアクリレート)UA−41
01150部 (三菱レイヨン■ポリオールアクリレート)UK−40
0330部 (三菱レイヨン■ ポリエステルアクリレート)ベンゾ
フェノン          12部ジェタノールアミ
ン         6部上記組成物を均一になるよう
に混合攪拌し紫夕)線硬化型塗料用組成物(A)を得た
実施例1 紫外線硬化型塗料用組成物(ト)ioo部にマイクロク
リスタリンワックス15部、47ツ化工チレン樹脂15
部を加え均一になるように高速分散器で分赦し、グラビ
アコーターで10部程度eこなるようカルトン紙に塗布
し、高圧水銀灯(80w/2m )下15(1)、空気
中で05秒間照射し、塗膜を硬化させて試験用試料とし
た。
実施例2 紫外線硬化型塗料用組成物(A)100部にマイクロク
リスタリンワックス2部、47ツ化エチレン樹脂1.5
部を加え実施例1と同様の方法で試験用試別とした。
実施例ろ 紫外線硬化型塗料用組成物(A)100部にマイクロク
リスタリンワックス3部、47ツ化工チレン樹脂2部を
加え実施例1と同様の方法で試験用試別とした。
実施例4 紫外線硬化型塗料用組成物(A)100部にマイクロク
リスタリンワックス5部、47ツ化工チレン樹脂2部を
加え実施例1と同様の方法で試験用試別とした。
比較例1 紫外線硬化型塗料用組成物(A、) 100部にBYK
301(ビックマリンクロット社シリコン系ワックス)
を01部加え実施例1ど同様の方法で試験用試別とした
比較例2 紫外線硬化型塗料用組成物(A)100部モンタン酸ワ
ックス2部を加え実施例1と同様の方法で試験用試別と
した。
比較例3 紫外線硬化型塗料用組成物(A)100部にパラフィン
ワックス2部を加え実施例1と同様の方法で試験用試料
とした。
比較例4 紫外線硬化型塗料用組成物(A) 1 o o t!+
Sにステアリン酸アマイド2部を加え実施例1と同様の
方法で試験用試料とした。
製造例2 UA−610560部 ネオペンチルグリコールジメタクリレート    10
0部カルピト−ルアクリレート           
40部上記組成物を均一になるように混合攪拌し、電子
線硬化型塗料用組成物の)を得た。
実施例5 電子線硬化型塗料用組成物(B) 100部にマイクロ
クリスタリンワックス15部、47ツ化工チレン樹脂1
5部を加え均一になるように高速分散器で分散し、ロー
ルコータ−で6μ程度になるようカルトン紙に塗布し、
窒素雰囲気中で加速電圧300KV、ビーム電流25 
m Aの電子線加速器を用い、I Mrad/秒なる条
件で電子線を照射して塗膜を硬化させ試験用試料とした
実施例6 電子線硬化型塗料用組成物(B) 100部にマイクロ
クリスタリンワックス2部、47ツ化工チレン樹脂15
部を加え実施例5と同様の方法で試験用試料とした。
以上の実施例、比較例の試料に関し下記の試験方法によ
り評価を行なった。
試験結果を表−1に示す。
(1)付着性 試験用試料にセロハンテープを密着させ、勢よくF方に
はがし、塗膜の付着性を次の4段階に分類した。(◎非
常に良好、○良好、△悪い、×非常に悪い) (2)耐ブロッキング性 塗布面が対向するように重ねあわせたものに荷重500
 f /cm’を加え、温度60℃、湿度80チで24
時間放置後、引張試験機により剥離させ、次の4段階の
分類より耐ブロッキング性を評価t〜だ。(◎剥離の際
に殆んど抵抗なし、○剥離の際僅かに抵抗あり、Δ剥離
の際に抵抗あり、X剥離の際に強い抵抗あつ  ) (3)  スリップ性 塗布面と非塗布面とを重ね合わせたものを、室温(20
℃)で24時間保存後、すべり角〜40°、×41°以
上) (4)光沢 塗布面の光沢をクロスメーター(スガ試験機■)で測定
し、光沢を次の4段階に分類した。(◎光沢度91以上
、081〜90、Δ71〜80、×70以下) (5)  レベリング性 塗布面を目視により次の4段階に分類した。
(◎非常に良好、○良好、△やや悪い、×非常に悪い) (6)のりつけ性 塗布面と紙面に酢酸ビニル、アクリルエマルジョン糸を
塗布し、24時間放置後、付着性を次の4段階により分
類した。(◎非常に良好、○良好、△や〜悪い、×非常
に悪い)表  −1 注)セロハンテープが付着しなかった。
1紹肛g58−120396 (5)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 分子量が1000以下の滑剤(ト)と分子量が1
    000より大きい滑剤0)とを重量比(A/B )11
    50〜50/1の割合で、且つ、両者の含有量の和が全
    体の0,5〜20重量%となるように配合したことを特
    徴とする紙コーテイング用活性エネルギー線硬化型被覆
    用組成物。 2、分子量が1000以下の滑剤がマイクロクリスタリ
    ンワックスであり、分子量が1000より大きい滑剤が
    4フツ化エチレン樹脂であることを特徴とする特許請求
    範囲第1項記載の被覆組成物。
JP307882A 1982-01-12 1982-01-12 紙コ−テイング用活性エネルギ−線硬化型被覆用組成物 Granted JPS58120896A (ja)

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JPH0135117B2 JPH0135117B2 (ja) 1989-07-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4857578A (en) * 1988-07-29 1989-08-15 Rust-Oleum Corporation Wood coating composition from alkyd resin, PTFE and microcrystalline wax

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51145533A (en) * 1975-05-07 1976-12-14 Dennison Mfg Co Radioactive ray hardening coating
JPS55135853A (en) * 1979-04-10 1980-10-23 Fuji Xerox Co Ltd Transfer paper for electrophotography

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JPH0135117B2 (ja) 1989-07-24

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